JP3601057B2 - 表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両用の表示装置に関し、特にパイロット表示部を備えた表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば車両用の表示装置は、通常、速度や燃料残量などを表示する表示器と、ターンシグナル,ハイビームおよび各種ウォーニングなどを表示するパイロット表示部を備えている。この様な表示装置の一例として、特開平8−327408号公報に示された計器がある。
【0003】
前記計器は車両の燃料計及び水温計を複合した計器ユニットを構成する表示板7の一箇所に、警告用光源9により照明される特定指標(パイロット表示部)12を設けてなるものであり、警告用光源9の光を特定指標12に導くために合成樹脂製の案内筒10を表示板7の裏面とプリント基板2との間に配置し、この案内筒10の上端側は係止部13によって取付部材4に取付固定され、同様に下端側は係止爪17によってプリント基板2に取付固定されている。そして、警告用光源9の点灯により案内筒10内を導かれた照明光で特定指標12を透過表示するようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来例においては案内筒10の上下に係止部13および係止爪17をそれぞれ設けなければならず、案内筒10の形状が複雑になるとともに、前述した如く、取り付けも上下である。また、取付部材4およびプリント基板2に係止部13および係止爪17が挿入される穴を設ける必要がある。さらに、取付部材4,プリント基板2および案内筒10が共に剛性のある部材であるため、各部材の寸法バラツキによっては、各部材間に隙間が生じて振動が加わった際に異音や擦れ粉が発生したり、逆に、例えば案内筒10の高さが規定寸法以上になると組み付け後の取付部材4あるいは表示板7に変形が生じる虞がある。
【0005】
本発明はこの様な点に鑑みなされたもので、品質を満足し、コスト的に安価な表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、回路基板に取り付けられた光源と、この光源の前方に配置された光透過性の導光体と、この導光体の前面側に載置され、前記光源の点灯によって透過表示される表示部を有する表示板と、前記光源を囲み前記導光体を貫通して、前記回路基板と前記表示板との間に配置された柔軟性を有する合成ゴムからなる遮光性の筒体とを備え、前記筒体は、前記表示板と前記導光体とで挟持される鍔部を有しているものである。
【0007】
また、前記筒体を白系統の色としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明を車両に用いられる表示装置を実施形態として説明する。本実施形態による表示装置は、前面が開口された合成樹脂製のケース1と、このケース1内に収納された回路基板2と、この回路基板2上に回路基板2と導通状態で装着され、前方に延びる回動軸3を有する速度計用の計器本体4と、回動軸3の先端側に固着される指針5と、この指針5の後方に配置され指針5の動作に対応する指示部6やターンシグナル,ハイビームおよび各種ウォーニングなどを表示するパイロット表示部7を有する表示板8と、この表示板8の裏面側に配置される導光体9を備えている。なお、10はケース1の前面開口側を覆う無色透明な合成樹脂からなる透視板である。
【0009】
表示板8は、無色透明な基板11の表面に、指針5の指示対象となる車両の速度を現す目盛,数字などの指示部6となる白色の透過性着色層12を設け、指示部6以外は黒色の地色層13を印刷によって設ける。また、パイロット表示部7は基板11の表面に薄黒色の半透過層14を設け、この半透過層14上に、例えばターンシグナル記号を黒色で印刷する。そして表示領域Aを除いた箇所には前記と同一の黒色の地色層13を設ける。なお、ターンシグナル記号と地色層13は同一工程で印刷可能である。
【0010】
回路基板2は硬質基板からなり、回路基板2には計器本体4を駆動する電子部品(図示せず)とともに、指針5や指示部6を照明する光源としての発光ダイオード15、及びパイロット表示部7を照明する表示部用発光ダイオード16などが搭載されている。
【0011】
導光体9は光透過性の合成樹脂からなり、発光ダイオード15からの光を導いて指針5や速度計用の指示部6を照明するものである。指示部6は導光体9を透過した光や導光体9の受光部17から平面部18に入射した光で透過照明され、指針5は平面部18の周囲に突設した立ち上がり壁19の反射面20に受光部17から平面部18に入射した光を導き、この反射面20で反射させた光で指針5を照明している。
【0012】
また、平面部18の裏面側には、表示板8を取付固定する円柱状の取付部21と、ケース1の底壁22に取付固定される固定部23がそれぞれ複数設けてある。この固定部23は回路基板2を貫通して先端側がケース1の底壁22に形成した台座24の凹部内に挿入されてケース1との位置決めがなされている。また、導光体9には先端側に係止爪25を有する弾性変形可能な係止片26が回路基板2側に突設してあり、回路基板2に設けた係止孔(図示せず)に係止爪25が挿入されて回路基板2の裏面に係止するように構成してある。
【0013】
表示板8に設けられたパイロット表示部7を照明する表示部用発光ダイオード16の光が周囲に洩れて、他のパイロット表示部(図示せず)や速度計用の指示部6に悪影響を与えることのないように、円形の遮光性の筒体27が表示板8の裏面と回路基板2との間の表示部用発光ダイオード16の周囲に配置してある。この筒体27が配置される導光体9の平面部18箇所には貫通穴28が設けられ、貫通穴28の周囲には回路基板2側に突出するリブ29が設けてある。このリブ29で囲まれた中に筒体27が配置された状態となっている。
【0014】
筒体27は柔軟性のある白色の合成ゴムからなり、表示板8側の端縁全周には鍔部30を有しており、鍔部30が表示板8と導光体9の平面部18とで挟持された状態となっている。なお、鍔部30は全周に設けてあるが部分的でも良い。また、筒体27は白色に限らず白っぽい灰色や白っぽい黄色などの白系統の色であれば良い。
【0015】
次に、本実施形態における表示装置の組み付け方法について説明する。まず、計器本体4が装着された回路基板2の係止孔(図示せず)に導光体9に設けた係止爪25を挿入させることによって、係止爪25が回路基板2の裏面に係止されて導光体9が回路基板2に組み付けられる。次に、筒体27を導光体9に設けた貫通穴28に挿入する。その後、表示板8を導光体9の平面部18および計器本体4上に載置し、ビス31を用いて導光体9の取付部21にねじ締めする。この表示板8を導光体9に組み付け固定することによって、筒体27の鍔部30が表示板8と導光体9の平面部18との間で挟持される。その後、指針5の指針座32を計器本体4の回動軸3に圧入することによって指針5を固着して計器ユニットを完成させる。
【0016】
そして、上記計器ユニットをケース1内に収納して、底壁22の裏面側からビス31Aを用いて導光体9に設けた固定部23にねじ締め後、ケース1の前面開口側を透視板10で覆って表示装置が組み立てられる。
【0017】
この様な表示装置においては、指針5や速度計用の指示部6は前述した如く、発光ダイオード15の点灯によって照明され、パイロット表示部7は、通常は薄黒色の半透過層14で覆われていて認識し難いが、表示部用発光ダイオード16が例えば緑色で点灯した際、表示領域Aが緑色で透過照明し、その中にターンシグナル記号が黒色で視認される。
【0018】
この様に、鍔部30を有する筒体27を導光体9に設けた貫通穴28に挿入した後、表示板8を組み付けるだけで筒体27が取り付け固定されるため、組み付け作業性が良い。さらに、筒体27の形状も単純であり、従ってコスト的に安価となる。また、筒体27が柔軟性のある合成ゴムからなるため、剛性のある部材に比べて寸法バラツキを吸収でき、異音や擦れ粉が発生したり、変形が生じる虞がない。
【0019】
また、筒体27に鍔部30が設けてあり、この鍔部30が柔軟性を有するため、鍔部30が筒体27を取り付け固定するための箇所としての機能だけでなく、仮に表示板8が振れた場合の緩衝材としての効果もある。また、前述したように計器ユニット化した状態でケース1に組み付けることができるため、表示装置の組み付け作業性も良い。
【0020】
また、筒体27を白色としたことにより、表示部用発光ダイオード16からの光の反射率が高まる。それにより、パイロット表示部7の表示領域Aがより明るく透過照明されて、パイロット表示部7の視認性がより向上する。
【0021】
なお、本実施形態においては光源として発光ダイオード15,16を用いたが、これに限定するものではない。また、表示板8を導光体9にねじ締めしたが、両面接着テープを用いて表示板8を導光体9に貼り付け固定しても良い。あるいはビス31と両面接着テープを併用しても良く、他の方法でも良い。また、パイロット表示部7はターンシグナル記号が黒色で視認されるようにしたが、ターンシグナル記号が緑色で透過照明する様に構成しても良く、ターンシグナル記号および半透過層14は基板11の裏面側に設けても良い。
【0022】
【発明の効果】
請求項1に記載の効果としては、品質を満足し、コスト的に安価な表示装置を提供できる。
【0023】
請求項2に記載の効果としては、請求項1の効果に加えて、表示部の視認性をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を適用した表示装置の断面図。
【図2】同表示装置の要部断面図。
【符号の説明】
2 回路基板
7 パイロット表示部(表示部)
8 表示板
9 導光体
16 表示部用発光ダイオード(光源)
18 平面部
27 筒体
30 鍔部
Claims (2)
- 回路基板に取り付けられた光源と、この光源の前方に配置された光透過性の導光体と、この導光体の前面側に載置され、前記光源の点灯によって透過表示される表示部を有する表示板と、前記光源を囲み前記導光体を貫通して、前記回路基板と前記表示板との間に配置された柔軟性を有する合成ゴムからなる遮光性の筒体とを備え、前記筒体は、前記表示板と前記導光体とで挟持される鍔部を有していることを特徴とする表示装置。
- 前記筒体が白系統の色であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
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