JP2005156268A - 計器装置 - Google Patents

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Norihiro Tamura
則広 田村
Takeshi Izumida
剛 泉田
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Abstract

【課題】指針周辺の表示板箇所の浮き上がりを防ぐリング部材の誤組みを、単純な方法で防止することのできる計器装置を提供する。
【解決手段】複数の計器本体6,6Aと、指針7,7Aと、表示板用貫通穴19,19Aを有する表示板8,8Aと、表示板用貫通穴19,19Aの周縁部25,25Aが載置される載置部26,26Aと支持部材用貫通穴29,29Aとを有する支持部材9と、周縁部25,25Aを挟持するフランジ部34,34Aを有するリング部材10,10Aとを備えた計器装置において、支持部材用貫通穴29,29Aは第1の貫通穴290と、この第1の貫通穴290より径小である第2の貫通穴290Aとからなり、リング部材10,10Aは第1の貫通穴290と第2の貫通穴290Aに対応した第1のリング部材100と第2のリング部材100Aとからなり、この第2のリング部材100Aのフランジ部34Aに貫通孔37を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、指針を備えた例えば車両用の計器装置に関し、特に指針周辺部の表示板の浮き上がりを防止するリング部材を用いた計器装置に関するものである。
リング部材を用いた計器装置は例えば下記特許文献1にて知られている。図6はこの様な計器装置の一例を示すもので、速度計1,燃料計2,温度計3を備えた計器装置の正面図であり、図7は、図6に於けるX−X断面である。図8は、速度計1用のリング部材の正面図であり、図9は、図8に於けるY−Y断面である。なお、燃料計2と温度計3は類似しているため、共通する箇所には同一符号を付し、図6以外の温度計3に関する記載は省略してある。
特開平9−43002号公報
計器装置は、硬質な回路基板4と、この回路基板4の裏面側に回路基板4と導通状態で装着され、回路基板4を貫通して前方に延びる回動軸5を有する速度計1用の計器本体6および燃料計2用の計器本体6Aと、回動軸5の先端側に固着された速度計1用と燃料計2用,温度計3用の指針7,7Aと、この指針7,7Aの後方に配置された速度計1用,燃料計2用,温度計3用の表示板8,8A,8Bと、表示板8,8A,8Bと回路基板4との間に配置され表示板8,8A,8Bを支持する支持部材9と、この支持部材9との間で指針7,7A周辺の表示板8,8A箇所を挟持するリング部材10,10Aを備えている。
また、回路基板4の裏面側を覆う合成樹脂製のカバー11と、各表示板8,8A,8Bの周縁に沿った前方側に配置され表示板8,8A,8Bの可視領域を定める開口部12を有する例えば黒色の見返し板13と、表示板8,8A,8Bや見返し板13などの前方側を被う無色透明な透視板14を備えている。
指針7,7Aは、無色透明な合成樹脂からなる指示部15,15Aと、指針軸16,16Aと、指示部15,15Aの基部周囲(指針軸16,16Aの上方)を覆う遮光部材としての黒色の指針キャップ17,17Aを備えている。この指針7,7A,は指針軸16,16Aを計器本体6,6Aの回動軸5の先端側に圧入することによって計器本体6,6Aに固着されている。また、指示部15,15Aの裏面には白色の箔18がホットスタンプされており、通常(周囲が明るい時)は白色で視認される。
速度計1用の表示板8は、指針7の指針軸16または計器本体6の回動軸5が貫通する表示板用貫通穴19を有する無色透明な基板の表面側に、車両の速度を現す目盛,数字などの例えば白色の表示部20と、この表示部20を除いて例えば黒色の地部21が印刷によって設けてある。同様に、燃料計2用の表示板8Aも表示板用貫通穴19Aと、燃料残量を現す目盛,文字などの表示部20Aおよび地部21Aが設けてある。20Bと21Bは、温度計3用の表示板8Bに設けられた表示部および地部である。なお、図6に於いては、表示部20,20A,20Bを黒色で、地部21,21A,21Bを無色で示す。また、表示部20,20A,20Bは光を透過する様になっている。
回路基板4には、速度計1や燃料計2の計器本体6,6Aを駆動する図示しない電子部品や回動軸5周囲に配置され指針7,7Aを照明する光源としての発光ダイオード22や表示板8,8Aの表示部20,20Aを背後から透過照明する光源としての発光ダイオード23などが実装されている。
支持部材9は、遮光性のある白色の合成樹脂からなり、回動軸5の周囲に配置された指針7,7A照明用の発光ダイオード22を囲むように立設した円筒形の筒部24,24Aと、この筒部24,24A先端側に設けられ表示板用貫通穴19,19Aの周縁部25,25Aが載置(支持)される載置部26,26Aと、表示板8,8Aの外周縁が載置(支持)される外周載置部27,27Aと、外周壁28などを有している。また、載置部26,26Aには、指針7,7Aの指針軸16,16Aまたは計器本体6,6Aの回動軸5が貫通する支持部材用貫通穴29,29Aが設けてある。
また、速度計1に対応した筒部24の周囲には、発光ダイオード23からの光を周囲に反射する第1の反射部30と、発光ダイオード23周辺から筒部24を取り巻くように表示板8の周囲側に向かって傾斜して形成された第2の反射部31を有している。また、燃料計2用の表示板8Aの周縁に対応した周囲箇所には仕切壁32が設けてある。
リング部材10,10Aは、黒色の合成樹脂からなり、表示板8,8Aの表示板用貫通穴19,19Aおよび支持部材9の支持部材用貫通穴29,29Aに挿入される円筒部33,33Aと、支持部材9の載置部26,26Aとの間で表示板用貫通穴19,19Aの周縁部25,25Aを挟持するフランジ部34,34Aと、このフランジ部34,34A上から指針キャップ17,17A側に延びる円筒状の遮光壁35,35Aを有している。36は、リング部材10,10Aを支持部材9の載置部26,26Aに止着するために設けられた複数個の係止部である。
リング部材10,10Aの組み付けは、支持部材9に表示板8,8Aを載置した後、表示板8,8A側からリング部材10,10Aを表示板用貫通穴19,19Aおよび支持部材用貫通穴29,29Aに挿入する。すると、表示板用貫通穴19,19Aの周縁部25,25Aがフランジ部34,34Aと載置部26,26Aとの間で挟持された状態で、係止部36が載置部26,26Aの裏面側に係止される(所謂フック止めされる)。この様にして、表示板用貫通穴19,19Aの周縁部25,25Aが載置部26,26Aから浮き上がるのが防止される。なお、リング部材10,10Aを載置部26,26Aに止着する方法はフック止めに限らず、例えば支持部材用貫通穴29,29Aの切り口面に圧入するようにしても良い。
この様に構成された計器装置において、夜間など周囲が暗い時に、指針7,7A照明用の例えば赤色で発光する発光ダイオード22が点灯すると、指針7,7Aの基部に入射した光で指示部15,15Aが赤色で光輝するようになっている。この際、リング部材10,10Aに遮光壁35,35Aが設けてあるため、発光ダイオード22の光が指針キャップ17,17Aと表示板8,8Aとの隙間から指針キャップ17,17A周囲に漏れにくいようになっている。この様に、リング部材10,10Aは表示板8,8Aの周縁部25,25Aの浮き上がりを防ぐと共に、漏光を抑制する部材としての役目も果たしている。
また、表示板8照明用の例えば白色で発光する発光ダイオード23が点灯すると、速度計1用の表示部20は、第1の反射部30に反射した後第2の反射部31に反射した光や表示板8の裏面を直射した光などによって白色で透過照明(透過表示)される様になっている。同様に、燃料計2に対応した表示板8A照明用の例えば白色で発光する発光ダイオード23が点灯すると、燃料計2用の表示部20Aは、表示板8Aの裏面を直射した光や仕切壁32に反射した光などによって白色で透過照明される。この様に、支持部材9は表示板8,8Aを支持するとともに、反射部材としての役目も果たしている。
ここで、速度計1用のリング部材10の円筒部33の径DX(図9参照)は、燃料計2用の円筒部33Aの径(符号は付与せず)より僅かに大きくしてある。また、円筒部33の径DXを大きくしたことに伴い、速度計1用の表示板用貫通穴19および支持部材用貫通穴29の径も燃料計2用より大きくしてある。これは、速度計1用の指針7の指示部15の長さが燃料計2用の指示部15Aに比べて長く、この指示部15を燃料計2用の短い指示部15Aと同等の明るさで光輝させるには指示部15の基部周囲(指針軸16の上方)に発光ダイオード22の光を多く照射してやる必要がある。そのために、円筒部33の径DXを大きくして(内径DYも大きくなる)指針軸16との隙間を燃料計2用箇所より少し広くしたものである。なお、速度計1用と燃料計2用とで円筒部の径を異ならせる理由としては、上述した以外の場合もある。
しかしながら、前記従来例においては、速度計1用のリング部材10と、燃料計2用および温度計3用のリング部材10Aとが酷似しているために、リング部材10Aを誤って組み付けてしまう虞があった。すなわち、円筒部33Aの径が小さい燃料計2用および温度計3用のリング部材10Aを速度計1用の支持部材用貫通穴29に組み付ける虞が有る。なお、速度計1用のリング部材10は、円筒部33の径DXが大きいため燃料計2用や温度計3用の表示板用貫通穴19Aおよび支持部材用貫通穴29Aには入らないようになっている。
本発明はこの様な点に鑑みなされたもので、指針周辺の表示板箇所の浮き上がりを防ぐリング部材の誤組みを、単純な方法で防止することのできる計器装置を提供することを目的とする。
本発明は前記目的を達成するため、回動軸を有する複数の計器本体と、前記回動軸の先端側に固着される指針軸とこの指針軸の前方側を覆う指針キャップとを有する指針と、この指針の後方に配置され前記回動軸または前記指針軸が貫通する表示板用貫通穴を有する表示板と、この表示板の後方に配置され前記表示板用貫通穴の周縁部が載置される載置部と前記回動軸または前記指針軸が貫通する支持部材用貫通穴とを有する支持部材と、前記表示板用貫通穴および前記支持部材用貫通穴に挿入され前記周縁部を挟持するフランジ部を有するリング部材とを備えた計器装置において、前記支持部材用貫通穴は前記複数の計器本体のうち特定の計器本体に対応する第1の貫通穴と、この第1の貫通穴より径小で前記特定の計器本体とは異なる計器本体に対応する第2の貫通穴とからなり、前記リング部材は前記第1の貫通穴と前記第2の貫通穴に対応した第1のリング部材と第2のリング部材とからなり、この第2のリング部材の前記フランジ部に貫通孔あるいは切り欠きを設けたものである。
また、前記第1のリング部材が挿入される前記表示板用貫通穴は、前記第1の貫通穴より径大であり、かつ前記フランジ部より径小であるものである。
また、前記第1のリング部材が挿入される前記表示板用貫通穴は、前記第1の貫通穴とほぼ同径であり、前記フランジ部より径小である透視部を有しているものである。
また、前記フランジ部は前記指針キャップより径小であるものである。
指針周辺の表示板箇所の浮き上がりを防ぐリング部材の誤組みを、単純な方法で防止することが可能な計器装置を得ることができる。
本発明を、車両用の計器装置を実施形態として説明するが、従来例と基本的な構成は同じため、同一または相当箇所には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。図1〜図3に本発明の第1実施形態を示す。図1は計器装置の部分断面図である(図6のX−X断面に相当)。図2は、燃料計2用のリング部材の正面図であり、図3は、図2に於けるA−A断面である。なお、計器装置の正面図は図6と同じである。また、従来例と同様に燃料計2と温度計3は類似しているため、共通する箇所には同一符号を付し、温度計3に関する記載は省略してある。
計器装置は、従来例と同様に、硬質な回路基板4と、回動軸5を有する速度計1用の計器本体6および燃料計2用の計器本体6Aと、回動軸5の先端側に固着された速度計1用と燃料計2用,温度計3用の指針7,7Aと、速度計1用,燃料計2用,温度計3用の表示板8,8A,8Bと、表示板8,8A,8Bを支持する支持部材9と、この支持部材9との間で指針7,7A周辺の表示板8,8A箇所(表示板用貫通穴19,19Aの周縁部25,25A)を挟持するリング部材10,10Aを備えている。なお、速度計1用,燃料計2用,温度計3用の表示板は一体でも良い。
リング部材10,10Aは、黒色の合成樹脂からなり、円筒部33,33Aと、フランジ部34,34Aと、円筒状の遮光壁35,35Aと、複数個の係止部36を有している。そして、速度計1用の円筒部33の径DXは燃料計2用の円筒部33Aの径D1より僅かに大きくしてある。すなわち、速度計1用のリング部材10は従来例と同様であり、燃料計2用の円筒部33Aの径D1(図3参照)は従来例と同じである(D2も同様)。
燃料計2用のリング部材10Aのフランジ部34Aには2個の貫通孔37が設けてある。なお、貫通孔37は1個でも複数個(2個に限定されない)でも良い。また、上述した様に燃料計2用の円筒部33Aの径D1は速度計1用の円筒部33の径DXより僅かに小さくしてある。ここで、円筒部33の径DXが大きい速度計1用のリング部材10を第1のリング部材100とし、円筒部33Aの径D1が小さい燃料計2用のリング部材10Aを第2のリング部材100Aとする。
指針7,7Aは、無色透明な合成樹脂からなる指示部15,15Aと、指針軸16,16Aと、指示部15,15Aの基部周囲(指針軸16,16Aの上方)を覆う遮光部材としての黒色の指針キャップ17,17Aと、指示部15,15Aの裏面にホットスタンプされた白色の箔18を備えている。ここで、指針キャップ17,17Aの径は各々に対応するリング部材10,10Aのフランジ部34,34Aの径より大きくしてある。
支持部材9は、遮光性のある白色の合成樹脂からなり、円筒形の筒部24,24Aと、載置部26,26Aと、この載置部26,26Aに設けられた支持部材用貫通穴29,29Aと、外周載置部27,27Aと、外周壁28などを有している。そして、速度計1用の支持部材用貫通穴29の径は、速度計1用のリング部材10の円筒部33の径DXに合わせて燃料計2用の支持部材用貫通穴29Aの径より僅かに大きくしてある。ここで、支持部材用貫通穴の径が大きい速度計1用の支持部材用貫通穴29を第1の貫通穴290とし、支持部材用貫通穴の径が小さい燃料計2用の支持部材用貫通穴29Aを第2の貫通穴290Aとする。
表示板8,8Aは、表示板用貫通穴19,19Aを有する無色透明な基板の表面側に、例えば白色の表示部20,20Aと、この表示部20,20Aを除いて例えば黒色の地部21,21Aが印刷によって設けてある。表示板用貫通穴19,19Aは、各々に対応する第1の貫通穴290および第2の貫通穴290Aより径が大きく、かつフランジ部34,34Aの径より小さくしてある。図2に於いて、破線箇所が燃料計2用の表示板用貫通穴19Aを示すが、この燃料計2用の表示板用貫通穴19Aの径は、必ずしも第2の貫通穴290Aの径より大きくする必要はなく、ほぼ同径でも良い。
この様に、円筒部33Aの径D1が小さい燃料計2用のリング部材10A(第2のリング部材100A)のフランジ部34Aにのみ貫通孔37を設けておくことにより、燃料計2用のリング部材10Aを誤って速度計1用箇所に組み付けた際(あるいは組み付けようとした際)に、形状の異なる貫通孔37の有るリング部材10Aであることに気づき、誤組みが防げる。なお、速度計1用のリング部材10は、従来例で述べた様に、円筒部33の径DXが大きいため燃料計2用の表示板用貫通穴19Aおよび支持部材用貫通穴29Aには入らないようになっている。
また、速度計1用の表示板用貫通穴19を支持部材用貫通穴29より大きくしておくことにより、燃料計2用のリング部材10Aを誤って速度計1用箇所に組み付けた際に、貫通孔37を通して支持部材9の載置部26が白色で視認される。この様に、黒色のフランジ部34A中に明らかに色調の異なる白色部が現れることによって、誤組みであることを容易に気づく。また、燃料計2用のリング部材10Aのフランジ部34Aの径が燃料計2用の指針7Aの指針キャップ17Aの径より径小であることにより、燃料計2用箇所に組み付けられたリング部材10Aの貫通孔37が指針キャップ17Aに隠れてしまうため、外観上見苦しいということがない。
図4および図5に本発明の第2実施形態を示す。図4は燃料計2用のリング部材10A(第2のリング部材100A)の正面図であり、図5は速度計1用の表示板8の表示板用貫通穴19周辺を示す部分正面図である。
本実施形態に於ける燃料計2用のリング部材10A(第2のリング部材100A)は、フランジ部34Aに切り欠き38を設けたものである。また、速度計1用の表示板8は、表示板用貫通穴19を支持部材9の支持部材用貫通穴29(第1の貫通穴290)とほぼ同径とし、図5に示す様に、表示板用貫通穴19周縁部を黒色の地部21を印刷することなく透視部39を設ける様にしたものである。この透視部39はリング部材10,10Aのフランジ部34,34Aの径より小さくしてある。
この様に構成したことにより、前記第1実施形態と同様に、燃料計2用のリング部材10Aを誤って速度計1用箇所に組み付けた際(あるいは組み付けようとした際)の誤組みに気づく。また、表示板8の透視部39を透して支持部材9の白色の載置部26が認識できることにより、フランジ部34Aに設けてある切り欠き38を通して白色が視認されるため、誤組みであることを容易に気づくことができる。また、燃料計2用箇所に組み付けられたリング部材10Aの切り欠き38は指針キャップ17Aに隠れてしまう。この場合、切り欠き38がフランジ部34Aの縁から切り欠かれているため、指針キャップ17Aの径を大きめにしておいて、少し斜めから見ても切り欠き38が見えることの無い様にしておくことが望ましい。
また、リング部材10Aのフランジ部34Aには、単に貫通孔37(第1実施形態)あるいは切り欠き38(第2実施形態)を設けるだけで良いため、リング部材10Aを組み付ける際にリング部材10Aの方向性が無く、組み付け作業性が良い(一方の部材に凹部を設け他方の部材に凸部を設けて凹凸嵌合とした場合は、方向性が発生して組み付け作業性が低下する)。
なお、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、例えば第1実施形態におけるリング部材10Aと第2実施形態における表示板8との組み合わせであっても良く、あるいは第2実施形態におけるリング部材10Aと第1実施形態における表示板8との組み合わせであっても良い。
また、前記各実施形態において表示板8,8A,8Bの地部21,21A,21Bを黒色としたが、表示部20,20A,20Bが黒色で地部21,21A,21Bを例えば白色系としても良く、その場合は表示板用貫通穴19,19Aを第1の貫通穴290や第2の貫通穴290Aの径より大きくしたり、あるいは透視部39を設けるなどしなくとも良い(貫通孔37や切り欠き38を通して表示板8の地部21が白色系で視認されるため、誤組みが容易に防がれる)。
また、リング部材10,10Aを例えば白色あるいは灰色としても良く、その場合、表示板8,8A,8Bの地部21,21A,21Bは黒色とし、表示板用貫通穴19,19Aを第1の貫通穴290や第2の貫通穴290Aの径より大きくしたり、あるいは透視部39を設けるなどしなくとも良い。
本発明の第1実施形態を示す計器装置の部分断面図。 同実施形態を示す燃料計用のリング部材の正面図。 同実施形態を示す燃料計用のリング部材の断面図(図2に於けるA−A断面)。 本発明の第2実施形態を示す燃料計用のリング部材の正面図。 同実施形態を示す速度計用表示板の表示板用貫通穴周辺を示す部分正面図。 計器装置の正面図。 従来例を示す計器装置の部分断面図(図6に於けるX−X断面)。 同従来例を示す速度計用のリング部材の正面図。 同従来例を示す速度計用のリング部材の断面図(図8に於けるY−Y断面)。
符号の説明
1 速度計
2 燃料計
3 温度計
5 回動軸
6,6A 計器本体
7,7A 指針
8,8A,8B 表示板
9 支持部材
10,10A リング部材
16,16A 指針軸
17,17A 指針キャップ
19,19A 表示板用貫通穴
25,25A 周縁部
26,26A 載置部
29,29A 支持部材用貫通穴
34,34A フランジ部
37 貫通孔
100 第1のリング部材
100A 第2のリング部材
290 第1の貫通穴
290A 第2の貫通穴
38 切り欠き
39 透視部

Claims (4)

  1. 回動軸を有する複数の計器本体と、前記回動軸の先端側に固着される指針軸とこの指針軸の前方側を覆う指針キャップとを有する指針と、この指針の後方に配置され前記回動軸または前記指針軸が貫通する表示板用貫通穴を有する表示板と、この表示板の後方に配置され前記表示板用貫通穴の周縁部が載置される載置部と前記回動軸または前記指針軸が貫通する支持部材用貫通穴とを有する支持部材と、前記表示板用貫通穴および前記支持部材用貫通穴に挿入され前記周縁部を挟持するフランジ部を有するリング部材とを備えた計器装置において、前記支持部材用貫通穴は前記複数の計器本体のうち特定の計器本体に対応する第1の貫通穴と、この第1の貫通穴より径小で前記特定の計器本体とは異なる計器本体に対応する第2の貫通穴とからなり、前記リング部材は前記第1の貫通穴と前記第2の貫通穴に対応した第1のリング部材と第2のリング部材とからなり、この第2のリング部材の前記フランジ部に貫通孔あるいは切り欠きを設けたことを特徴とする計器装置。
  2. 前記第1のリング部材が挿入される前記表示板用貫通穴は、前記第1の貫通穴より径大であり、かつ前記フランジ部より径小であることを特徴とする請求項1に記載の計器装置。
  3. 前記第1のリング部材が挿入される前記表示板用貫通穴は、前記第1の貫通穴とほぼ同径であり、前記フランジ部より径小である透視部を有していることを特徴とする請求項1に記載の計器装置。
  4. 前記フランジ部は前記指針キャップより径小であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の計器装置。
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JP2014085260A (ja) * 2012-10-25 2014-05-12 Nippon Seiki Co Ltd 指針式計器
JP7492668B2 (ja) 2020-09-29 2024-05-30 日本精機株式会社 表示装置

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