JP5003861B2 - 計器装置 - Google Patents

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Description

本発明は、指針を備えた例えば車両用の計器装置に関し、特に指針周辺部の表示板の浮き上がりを防止するリング部材を用いた計器装置に関するものである。
従来、リング部材を用いた計器装置として、例えば特許文献1や特許文献2などにおいて提案されている。
実公平3−53134号公報 特許第2927214号公報
また、自動車などの計器装置として、光源からの照射光線で表示板や指針を照明表示する指示計器、特に、照明表示の際に指針の指示状態を見やすくするために光源による照射光線によって指針を透過照明(発光照明)する発光指針タイプによる計器装置が知られている。
このような指針を照明表示する計器装置の一般的な構成としては、従来および本発明に適用される計器装置を示す図4と従来例による断面図からなる図5に示すように、計器本体1の指針軸2の先端側に固着され、指針軸2を中心に回転する指針3と、この指針3の背面側に位置し透過照明される目盛や数字や記号などからなる指標部4が施された表示板5と、この表示板5の背面側に位置する硬質の回路基板6と、この回路基板6上に設けられ、それぞれ指針3と表示板5とを照明する光源である発光ダイオード7,8と、指針3を照明するための発光ダイオード7と表示板5を透過照明するための発光ダイオード8との照明領域を区画する合成樹脂製の枠体からなる計器ハウジング9と、この計器ハウジング9に設けられた円筒形(筒状)の仕切壁9Aと、によってそれぞれ照明する区域に区画して構成している。なお、回路基板6の背後には前記指針軸2を回動する計器本体1が取付固定されている。
また、指針3周辺部の表示板5の浮き上がりを防止する目的として、フランジ部10Aを設けた筒状からなるリング部材10が指針3に対応する部分に設けられた表示板5の挿通孔部5Aを介して挿入され、計器ハウジング9に設けられた円筒形の仕切壁9Aに係合保持されるように構成している。従って、表示板5は計器ハウジング9の仕切壁9Aの上端面部分に載置された状態にてリング部材10のフランジ部10Aによって表示板5の表面側が押さえられるため、表示板5が仕切壁9A位置から浮き上がることなく保持されるように構成されている。
発光照明(透過照明)される指針3としては、指示部3Aと指針軸2側に固定される回転中心領域となる指針本体3Bが透明な合成樹脂、例えばアクリル樹脂などによって一体に形成されており、指針本体3Bは遮光性の合成樹脂からなる逆カップ状の指針キャップ11で覆われている。指示部3Aは発光ダイオード7の光を受けて発光するものである。
表示板5は透明な合成樹脂からなる平板状の基板からなり、前述したように表示板5には指針本体3Aに対応する部分に挿通孔部5Aが設けられている。また表示板5の表面(図中上側の面)には、目盛や数字あるいは記号などの指標部4箇所に例えば白色の半透過性表示層4Aが形成され、その指標部4箇所を除いて表示板5の表面全体に遮光性の黒色の地色層(遮光層)4Bが施されている。
また指針発光用としての発光ダイオード7は円筒形の仕切壁9Aの内側に位置し、指針軸2の近傍に指針軸2を中心として円形状に取り巻いて複数設けられ、この発光ダイオード7の照射光線を指針3側へと導くように構成している。また、表示板5の指標部4を透過照明する発光ダイオード8は円筒形の仕切壁9Aの外側を円形状に取り巻いて複数設けられ、この発光ダイオード8からの照射光線を表示板5の指標部4側へと導くようにハウジング9と一体に形成されたライトケース9Bを介して反射導光して照明するように構成している。
このように構成することにより、従来の指示計器にあっては、表示板5の表面側において指標部4である文字,数字,目盛あるいは記号などが背面側から光源(発光ダイオード8)により透過照明されるものであり、あるいは図示しないが指標部である文字,数字,目盛,記号などと表示板の背景部分である表示板の全面を表示板の前面側に設けた光源によって直接的に照明したり、または間接光により表示板が透過照明されたり、これらの照明方式を組み合わせたものなど様々な照明手段を用いて表示板が照明表示される。また、他の照明手段として発光する指針3の指示状態を見やすくするために光源(発光ダイオード7)と指針3との間に導光体を介在して指針3が透過照明されたり、表示板5の指標部4と光源(発光ダイオード8)との間に導光体を介在することによって指標部4が透過照明される。
また、透過照明される指針3により指針の指示状態が良好に判別できて見やすいという効果に加えて前記リング部材10のフランジ部10Aによって表示板5が仕切壁9A位置から浮き上がることを抑制するとともに、リング部材10を遮光性の樹脂材料によって形成することにより、リング部材10のフランジ部10Aによって指針キャップ11と表示板5との間から発生する光洩れを押さえることができるという効果がある。
ところで、特許文献1や特許文献2あるいは従来例からなる計器装置にあっては、表示板5の浮き上がりを押さえるために表示板5の挿通孔部5Aに挿入され挿通孔部5Aの周縁部にて係止されるフランジ部10Aの外径寸法は、挿通孔部5Aの寸法より径大に形成する必要がある。このため、一般的にリング部材10に設けられたフランジ部10Aの外形寸法は、指針3に設けられた指針本体3Bを覆う指針キャップ11の外形寸法と同径寸法(指針キャップ11の外形寸法に対しフランジ部10Aの外形寸法が幾分小さめの場合も含む)あるいは若干径大な寸法に設定されている。
従って、リング部材10は、表示板5が仕切壁9A位置から浮き上がることなく保持されるように計器ハウジング9側に設けられた筒状の仕切壁9Aと同軸上に位置決めして固定保持するようにしている。これに対して計器本体1の指針軸2の先端側に固着される指針3は、計器本体1が回路基板6に組み付けられているため指針3とリング部材10との位置関係は、計器ハウジング9や回路基板6のそれぞれの寸法のバラツキあるいはその組み付け精度などによって影響を受けてしまう。これにより指針3に設けられた指針キャップ11とリング部材10との位置関係(同軸度)のバラツキが発生することがある。
このため、計器装置の前面側から指示計器を見た場合、図5の拡大された断面図にて一点鎖線で示しているように、指針キャップ11とリング部材10との位置関係において、指針軸2を基準として同軸上に配置される指針キャップ11の外径位置に対してリング部材10の外径位置とのセンターがずれてしまい、特に指針キャップ11の下端側外周面箇所(外径箇所)と隣接する箇所に位置した筒状のリング部材10に設けられたフランジ部10Aの上端側外周面角部(エッジ部)とのズレが目立ってしまうという問題がある。この際、前述したように指針キャップ11の外形寸法に対しフランジ部10Aの外形寸法幾分小さめに設定したとしても、部品寸法のバラツキあるいはその組み付け精度などによって計器装置の前面側から指示計器を覗き込んだ場合、円形状からなる指針キャップ11の下端側エッジ部分とリング部材10のフランジ部10Aの上端側エッジ部分とが見えることがあり、この結果、前述したようにそれぞれのエッジ部分が同心円状にない場合にその位置ズレが目立ってしまうという問題がある。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、指針周辺部の表示板の浮き上がりを防止するリング部材の形状に工夫を凝らすことにより、見栄えを良好とし得る計器装置を提供することを目的とする。
本発明は、前述した課題を解決するため、請求項1では、指針軸を有する計器本体と、前記指針軸の先端側に固着される回動中心領域となる指針本体とその指針本体を覆う逆カップ状からなる指針キャップとを備える指針と、この指針の背後に所定距離を隔てて配置されるとともに、前記指針軸と同軸上にして前記指針に対応する部分に円形状の挿通孔部を有する表示板と、この表示板の背後に配置され前記表示板の前記挿通孔部の周縁部が載置される載置部と前記指針に対応する部分に前記指針軸側が貫通可能な貫通孔部とを有する計器ハウジングと、前記指針と前記表示板の間に位置して前記表示板の前記挿通孔部および前記計器ハウジングの前記貫通孔部に挿入され前記表示板の前記挿通孔部の周縁部にて係止されるフランジ部を有するリング部材とを備えた計器装置において、前記リング部材には前記計器ハウジングの前記貫通孔部に抜け止め係止される係合部と、前記指針キャップの下端側外周面箇所(下端側外径エッジ部箇所)と隣接する箇所に位置し前記挿通孔部の周縁部にて係止される前記フランジ部の上端側外周角部に面取り部を施してなることを特徴とする計器装置である。
また請求項2では、指針軸を有する計器本体と、回動中心領域に光導入部を有する透光性の指針本体と前記回動中心領域を覆う逆カップ状の指針キャップとを備える指針と、この指針の背後に所定距離を隔てて配置されるとともに、前記指針軸と同軸上にして前記指針に対応する部分に円形状の挿通孔部を有する表示板と、この表示板の背後に配置され前記表示板の前記挿通孔部を通じて前記指針の光導入部に照明光を供給することにより前記指針を光輝させる光源と、前記指針と前記表示板の間に位置して前記表示板の前記挿通孔部に挿入され前記挿通孔部の周縁部にて係止されるフランジ部を有する遮光性のリング部材とを備えた計器装置において、前記リング部材に設けられた前記フランジ部の外形寸法は前記指針キャップの外形寸法と同径寸法あるいは若干径大寸法に形成されるとともに、前記指針キャップの下端側外周面箇所(下端側外径エッジ部箇所)と隣接する箇所に位置し前記挿通孔部の周縁部にて係止される前記フランジ部の上端側外周角部に面取り部を施してなることを特徴とする計器装置である。
また請求項3では、指針軸を有する計器本体と、この計器本体が組み付けられる回路基板と、回動中心領域に光導入部を有する透光性の指針本体と前記回動中心領域を覆う逆カップ状の指針キャップとを備える指針と、この指針の背後に所定距離を隔てて配置されるとともに、前記指針軸と同軸上にして前記指針に対応する部分に円形状の挿通孔部を有する表示板と、この表示板の背後に配置され前記表示板の前記挿通孔部を通じて前記指針の前光導入部に照明光を供給することにより前記指針を光輝させる光源と、前記指針と前記表示板の間に位置して前記表示板の前記挿通孔部に挿入され前記挿通孔部の周縁部にて係止されるフランジ部を有する遮光性のリング部材とを備えた計器装置において、前記リング部材に設けられた前記フランジ部の外形寸法は前記指針キャップの外形寸法と同径寸法あるいは若干径大寸法に形成されるとともに、前記指針キャップの下端側外周面箇所(下端側外径エッジ部箇所)と隣接する箇所に位置し前記挿通孔部の周縁部にて係止される前記フランジ部の上端側外周角部に面取り部を施してなることを特徴とする計器装置である。
また請求項4では、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の計器装置において、前記面取り部は、傾斜面からなることを特徴とするものである。
また請求項5では、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の計器装置において、前記面取り部は、円弧状壁面からなることを特徴とするものである。
また請求項6では、請求項2または請求項3に記載の計器装置において、前記透光性の指針本体と前記光源との間に導光体を配設してなることを特徴とするものである。
また請求項7では、請求項3に記載の計器装置において、前記透光性の指針本体と前記光源との間に導光体を配設するとともに、この導光体を前記回路基板に位置決め保持してなることを特徴とするものである。
また請求項8では、請求項6または請求項7に記載の計器装置において、前記リング部材には、前記導光体に対して抜け止め係止される係合部を設けてなることを特徴とするものである。
また請求項9では、請求項2または請求項3に記載の計器装置において、前記リング部材には、前記指針キャップの内面側にて前記フランジ部の上方へと延びる筒状の遮光壁部を一体に設けてなることを特徴とするものである。
本発明では、指針周辺部の表示板の浮き上がりを防止するリング部材を用いた計器装置において、指針の指針軸と同軸上に指針キャップとリング部材が配置され、指針キャップの下端側外周面箇所と隣接する箇所に位置したリング部材に設けられたフランジ部の上端側外周角部に面取り部を施してなることを特徴とする計器装置であるため、指針に設けられた指針キャップの下端側外周面箇所(下端側外径エッジ部箇所)と隣接する箇所に位置したフランジ部の上端側外周面箇所に設けた面取り部によって、リング部材に設けられたフランジ部の上端側外周面に角部が存在しなくたるために位置ずれが目立たなくなるものであり、計器装置の見栄えが良好となり、これにより所期の目的を達成することができる。
本発明の請求項1では、指針軸を有する計器本体と、前記指針軸の先端側に固着される回動中心領域となる指針本体とその指針本体を覆う逆カップ状からなる指針キャップとを備える指針と、この指針の背後に所定距離を隔てて配置されるとともに、前記指針軸と同軸上にして前記指針に対応する部分に円形状の挿通孔部を有する表示板と、この表示板の背後に配置され前記表示板の前記挿通孔部の周縁部が載置される載置部と前記指針に対応する部分に前記指針軸側が貫通可能な貫通孔部とを有する計器ハウジングと、前記指針と前記表示板の間に位置して前記表示板の前記挿通孔部および前記計器ハウジングの前記貫通孔部に挿入され前記表示板の前記挿通孔部の周縁部にて係止されるフランジ部を有するリング部材とを備えた計器装置において、前記リング部材には前記計器ハウジングの前記貫通孔部に抜け止め係止される係合部と、前記指針キャップの下端側外周面箇所と隣接する箇所に位置し前記挿通孔部の周縁部にて係止される前記フランジ部の上端側外周角部に面取り部を施してなることを特徴とする計器装置であるため、指針の指針軸と同軸上に指針キャップとリング部材が配置されることとなり、リング部材によって表示板の浮き上がりを防ぎながらリング部材を計器ハウジング側に良好に保持しつつ、しかも指針に設けられた指針キャップの下端側外周面箇所(下端側外径エッジ部箇所)と隣接する箇所に位置したリング部材に設けられたフランジ部の上端側外周面箇所に設けた面取り部によって、フランジ部の上端側外周面に角部が存在しなくたるために位置ずれを目立たなくすることが可能となる。
本発明の請求項2では、指針軸を有する計器本体と、回動中心領域に光導入部を有する透光性の指針本体と前記回動中心領域を覆う逆カップ状の指針キャップとを備える指針と、この指針の背後に所定距離を隔てて配置されるとともに、前記指針軸と同軸上にして前記指針に対応する部分に円形状の挿通孔部を有する表示板と、この表示板の背後に配置され前記表示板の前記挿通孔部を通じて前記指針の光導入部に照明光を供給することにより前記指針を光輝させる光源と、前記指針と前記表示板の間に位置して前記表示板の前記挿通孔部に挿入され前記挿通孔部の周縁部にて係止されるフランジ部を有する遮光性のリング部材とを備えた計器装置において、前記リング部材に設けられた前記フランジ部の外形寸法は前記指針キャップの外形寸法と同径寸法あるいは若干径大寸法に形成されるとともに、前記指針キャップの下端側外周面箇所(下端側外径エッジ部箇所)と隣接する箇所に位置し前記挿通孔部の周縁部にて係止される前記フランジ部の上端側外周角部に面取り部を施してなることを特徴とする計器装置であるため、指針の指針軸と同軸上に指針キャップとリング部材が配置されることとなり、リング部材によって表示板の浮き上がりを防ぎながらリング部材を遮光性材料により形成することにより、リング部材のフランジ部によって指針キャップと表示板との間から発生する光洩れを抑制することができるという効果がある。加えて、リング部材に設けられたフランジ部の上端側外周面箇所に設けた面取り部によって、フランジ部の上端側外周面に角部が存在しなくたるために位置ずれを目立たなくすることが可能となる。
本発明の請求項3では、指針軸を有する計器本体と、この計器本体が組み付けられる回路基板と、回動中心領域に光導入部を有する透光性の指針本体と前記回動中心領域を覆う逆カップ状の指針キャップとを備える指針と、この指針の背後に所定距離を隔てて配置されるとともに、前記指針軸と同軸上にして前記指針に対応する部分に円形状の挿通孔部を有する表示板と、この表示板の背後に配置され前記表示板の前記挿通孔部を通じて前記指針の前記光導入部に照明光を供給することにより前記指針を光輝させる光源と、前記指針と前記表示板の間に位置して前記表示板の前記挿通孔部に挿入され前記挿通孔部の周縁部にて係止されるフランジ部を有する遮光性のリング部材とを備えた計器装置において、前記リング部材に設けられた前記フランジ部の外形寸法は前記指針キャップの外形寸法と同径寸法あるいは若干径大寸法に形成されるとともに、前記指針キャップの下端側外周面箇所(下端側外径エッジ部箇所)と隣接する箇所に位置し前記挿通孔部の周縁部にて係止される前記フランジ部の上端側外周角部に面取り部を施してなることを特徴とする計器装置であるため、指針の指針軸と同軸上に指針キャップとリング部材が配置されることとなり、指針キャップの下端側外周面箇所(外径箇所)と隣接する箇所に位置したリング部材の上端側外周面箇所に角部が存在しなくなるために位置ずれを目立たなくすることが可能となる。
また、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の計器装置において、前記面取り部は、傾斜面からなることにより、計器装置の前面側から指示計器を見た場合、指針キャップとリング部材との位置関係において、指針キャップの下端側外周面箇所(外径箇所)と隣接する箇所に位置したリング部材に設けられたフランジ部の上端側外周面箇所に傾斜面を施すことによって角部が存在しなくなるため、位置ずれを目立たなくすることが可能となる。(請求項4)
また、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の計器装置において、前記面取り部は、円弧状壁面からなることにより、計器装置の前面側から指示計器を見た場合、指針キャップとリング部材との位置関係において、指針キャップの下端側外周面箇所(外径箇所)と隣接する箇所に位置したリング部材に設けられたフランジ部の上端側外周面箇所に円弧状壁面を施すことによって角部が存在しなくなるため、位置ずれを目立たなくすることが可能となる。(請求項5)
また、請求項2または請求項3に記載の計器装置において、前記透光性の指針本体と前記光源との間に導光体を配設してなることにより、指針の照明効果を良好に保つことができる。(請求項6)
また、請求項3に記載の計器装置において、前記透光性の指針本体と前記光源との間に導光体を配設するとともに、この導光体を前記回路基板に位置決め保持してなることにより、指針の照明効果を良好に保つことができるとともに、導光体を所定の組み付け位置に固定保持することができる。(請求項7)
また、請求項6または請求項7に記載の計器装置において、前記リング部材には、前記導光体に対して抜け止め係止される係合部を設けてなることにより、回路基板を基準として計器本体および導光体が組み付け保持されるものであり、これにより指針側に設けられた指針キャップと導光体に抜け止め係止したリング部材とは同軸上に組み付けることが可能となり、これにより指針に設けられた指針キャップとリング部材との位置関係(同軸度)のバラツキを防ぎながら、しかもリング部材に設けられたフランジ部の上端側外周面に角部が存在しなくたるために位置ずれをも目立たなくすることが可能となる。(請求項8)
また、請求項2または請求項3に記載の計器装置において、前記リング部材には、前記指針キャップの内面側にて前記フランジ部の上方へと延びる筒状の遮光壁部を一体に設けてなることにより、フランジ部の表面上に設けた筒状の遮光壁部によって指針キャップと表示板との間から発生する光洩れをさらに抑制することができるという効果がある。(請求項9)
以下、添付図面に基づいて、本発明を車両用の計器計器に適用した実施例に基づいて説明する。なお、前述した従来例と同一あるいは均等箇所には同一符号を用いて説明する。
本発明の第1実施例を、前述した図4と第1実施例からなる計器装置の断面図である図1とを用いて説明する。この種の計器装置としては、従来例とほぼ同様にして、計器本体1の指針軸2の先端側に固着され、指針軸2を中心に回転する指針3と、この指針3の背面側に位置し透過照明される目盛や数字や記号などからなる指標部4が施された表示板5と、この表示板5の背面側に位置する硬質の回路基板6と、この回路基板6上に設けられ、それぞれ指針3と表示板5とを照明する光源である発光ダイオード7,8と、指針3を照明するための発光ダイオード7と表示板5を透過照明するための発光ダイオード8との照明領域を区画する合成樹脂製の枠体からなる計器ハウジング9と、この計器ハウジング9に設けられた円筒形の仕切壁9Aと、によってそれぞれ照明する区域に区画して構成している。なお、回路基板6の背後には前記指針軸2を回動する計器本体1が取付固定されている。
また、指針3周辺部の表示板5の浮き上がりを防止する目的として、フランジ部10Aを設けた筒状のリング部材10が指針3に対応する部分に設けられた表示板5の挿通孔部5Aを介して挿入され、計器ハウジング9側に係合保持されるように構成している。
この第1実施例では、筒状からなるリング部材10には、フランジ部10Aの上端側外周角部に面取り部10Bが施されている。ここでは、傾斜面からなる面取り部10Bを形成している。また、筒状のリング部材10の下端側には係合部となる弾性を有する係合爪10Cが設けられ、計器ハウジング9側と係合保持されるように形成されている。
また、発光照明される指針3としては、従来例と同様にして指示部3Aと指針軸2側に固定される回転中心領域となる指針本体3Bが透明な合成樹脂、例えばアクリル樹脂などによって一体に形成されており、指針本体3Bは遮光性の合成樹脂からなる逆円筒状の指針キャップ11で覆われている。
また、指針発光用としての発光ダイオード7は円筒形の仕切壁9Aの内側に位置し、指針軸2の近傍に指針軸2を中心として円形状に取り巻いて複数設けられ、この発光ダイオード7の照射光線を指針3側へと導くように構成している。また、表示板5の指標部4を透過照明する発光ダイオード8は円筒形の仕切壁9Aの外側を円形状に取り巻いて複数設けられ、この発光ダイオード8からの照射光線を表示板5の指標部4側へと導くようにハウジング9と一体に形成されたライトケース9Bを介して反射導光して照明するように構成されている。
また、計器ハウジング9に設けた筒状の仕切壁9Aの上端側には、表示板5の挿通孔部5Aの周縁部が載置される載置部9Cと指針本体3Bに対応する部分に指針軸2側が貫通可能な貫通孔部9Dとが形成され、前述した筒状のリング部材10の下端側に設けられた弾性を有する係合爪10Cが表示板5の挿通孔部5Aおよび計器ハウジング9の貫通孔部9Dを介して挿入されて貫通孔部9Dの周縁部において抜け止め状態にて係合保持されるように形成されている。
上記構成からなる第1実施例における計器装置にあっては、表示板発光用としての発光ダイオード8から照射される光線は、ライトケース9Bの内面側にて光線が反射され、表示板5の指標部4へと案内され、指標部4の半透過性表示層4Aが照射光線によって明るく透過照明される。
また指針発光用としての発光ダイオード7から照射される光線は、計器ハウジング9に設けた筒状の仕切壁9Aの内部側にて導光案内され指針3に設けられた指針本体3Bへと入光し、指示部3Aへと導かれて指針3の指示部3Aが光輝する。
ところで、指針周辺部の表示板5の浮き上がりを防止するための筒状からなるリング部材10には、計器ハウジング9の貫通孔部9Dに抜け止め係止される係合部である弾性を有する係合爪10Cが貫通孔部9Dの周縁部に抜け止め状態にて係合保持される。従って、表示板5は計器ハウジング9の仕切壁9Aの上端面部分に載置された状態にてリング部材10のフランジ部10Aによって表示板5の表面側が押さえられるため、表示板5が仕切壁9A位置から浮き上がることなく保持される。また、指針3に設けられた指針キャップ11の下端側外周面箇所(下端側外径エッジ部箇所)と隣接する箇所に位置したリング部材10に設けられたフランジ部10Aの上端側外周角部に施された傾斜面からなる面取り部10Bによって、リング部材10に設けられたフランジ部10Aの上端側外周面に角部が存在しなくたるため、結果として位置ずれを目立たなくすることが可能となる。
また、指針3の回転中心領域となる指針本体3B箇所は指針照明用としての光源である発光ダイオード7からの光量を受け入れやすくするために大きく形成することで照明輝度を高めることが考えられるが、実際指針本体3Bを径大に形成してしまうと指針キャップ11の外形寸法も自ずと径大となってしまい、指針3の指示部3A側の長さも短くなってしまって指針全体のバランスも悪く、視認性の点においても、意匠的な観点からも良好とはいえない状態となるため、一般的に指針本体3Bを径小に形成するようにしている。このため、指針キャップ11の外形寸法に対しリング部材10に設けられたフランジ部10Aの外形寸法とがほぼ等しいか、あるいはフランジ部10Aの外形寸法が若干径大な寸法に設定されていることが一般的に行われている。しかしながら、リング部材10に設けられたフランジ部10Aの外形寸法が指針キャップ11の外形寸法と同径寸法あるいは若干径大寸法に形成されていたために指針キャップ11の下端側外周面箇所(外径箇所)と隣接する箇所に位置したリング部材10の上端側外周面角部(エッジ部)とのズレが目立ってしまうという問題があったが、そのフランジ部10Aの上端側外周角部に面取り部10Bを施してなることにより、目だってしまいやすいリング部材10設けられたフランジ部10Aの上端側外周面に角部が存在しなくなるため従来の不具合点が改善され位置ずれを目立たなくすることが可能となり、計器装置の見栄えを良好に保つことができる。
また、リング部材10によって表示板5の浮き上がりを防ぐことができるとともに、リング部材10を遮光性材料、例えば黒色の合成樹脂材料により形成することにより、リング部材10のフランジ部10Aによって指針キャップ11と表示板5との間から発生する光洩れを抑制することができるという効果がある。この場合、指針キャップ11もリング部材10と同一色に形成することが望ましい。
図2および図3は本発明の第2実施例を示すもので、前述して第1実施例と同一部分、均等箇所については同一符号を付して説明する。
同図において、第1実施例と同様にして計器本体1の指針軸2の先端側に固着され、指針軸2を中心に回転する指針3と、この指針3の背面側に位置し透過照明される目盛や数字や記号などからなる指標部4が施された表示板5と、この表示板5の背面側に位置するガラスエポキシ樹脂からなる硬質の回路基板6と、この回路基板6上に設けられ、それぞれ指針3と表示板5を照明する光源である発光ダイオード7,8と、それぞれの計器本体1や表示機器などを区画するとともに、指針3を照明するための発光ダイオード7と表示板5側を照明するための照明領域を区画する合成樹脂製の枠体からなる計器ハウジング9と、この計器ハウジング9に設けられた円筒形(筒状)の仕切壁9Aと、によってそれぞれ照明する区域に区画して構成している。
この際、指針発光用としての発光ダイオード7は円筒形の仕切壁9Aの内側に位置し、指針軸2の近傍に指針軸2を中心として同心円状に取り巻いて複数設けられ、この発光ダイオード7の照射光線を透光性の材料からなる指針3の指針本体3B側へと導くための導光体20が前記円筒形の仕切壁9Aの内側に配設されている。また、表示板5の指標部4を透過照明する発光ダイオード8は円筒形の仕切壁9Aの外側に位置して指針軸2を中心として円形状に取り巻いて複数設けられ、この発光ダイオード8からの照射光線を表示板5の指標部4側へと導くための導光体21が配設され、この導光体21によって表示板5の裏面側へと照射光線を導き、表示板5の指標部4を透過照明するように構成している。また前記導光体21は前記枠体からなる計器ハウジング9と一体に形成されたライトケース9Bに支持されている。また前記指針照明用の導光体20は回路基板6上に導光体20に設けた位置決めピン20Aを介して位置決め保持されている。
また、計器ハウジング9に設けた筒状の仕切壁9Aの上端側には、表示板5の挿通孔部5Aの周縁部が載置される載置部9Cが形成されている。
また、発光照明される指針3としては、従来例および第1実施例と同様にして指示部3Aと指針軸2側に固定される回転中心領域となる指針本体3Bが透明な合成樹脂、例えばアクリル樹脂などによって一体に形成されており、指針本体3Bは遮光性の合成樹脂からなる指針キャップ11で覆われている。
この第2実施例では、筒状からなるリング部材10には、フランジ部10Aの上端側外周角部に面取り部10Dが施されている。ここでは、円弧状壁面からなる面取り部10Dを形成している。また、筒状のリング部材10の下端側には弾性を有する係合片10Eが設けられ、計器ハウジング9の仕切壁9Aの内部側に配設された導光体20と係合保持されるように形成されている。この実施例においては導光体20の外面側に抜け止め用の係止爪20Bが設けられ、リング部材10に設けられた係合片10Eと係合保持するように構成している。また、リング部材10には、指針キャップ11の側周面である内面側にてフランジ部10Aの上方へと延びる筒状の遮光壁部10Fが一体に設けられている。
上記構成からなる第2実施例における計器装置にあっては、表示板発光用としての発光ダイオード8から照射される光線は、導光体21を介してライトケース9Bへと光線が射出され、射出された光線は、ライトケース9Bの内面側に設けられた湾曲部分にて反射され、表示板5の指標部4へと案内され、指標部4の半透過性表示層4Aが照射光線によって明るく透過照明されるものであり、また指針発光用としての発光ダイオード7から照射される光線は、導光体20を介して指針3に設けられた指針本体3Bへと導光案内され、指針本体3Bから発光指針3の指示部3Aへと導光して光輝させることができる。
また、指針3に設けられた指針キャップ11の下端側外周面箇所(下端側外径エッジ部箇所)と隣接する箇所に位置したリング部材10に設けられたフランジ部10Aの上端側外周角部に施された円弧状壁面からなる面取り部10Dによって、リング部材10に設けられたフランジ部10Aの上端側外周面に角部が存在しなくたるため、結果として位置ずれを目立たなくすることが可能となり、計器装置の見栄えを良好に保つことができる。
また、表示板5は計器ハウジング9の仕切壁9Aの上端面部分に載置された状態にてリング部材10のフランジ部10Aによって表示板5の表面側が押さえられるため、表示板5が仕切壁9A位置から浮き上がることなく保持される。すなわち、フランジ部10Aを設けた筒状からなるリング部材10が指針3に対応する部分に設けられた表示板5の挿通孔部5Aを介して挿入され、筒状のリング部材10の下端側に設けられた係合片10Eが導光体20の外面側に設けられた抜け止め用の係止爪20Bと係合保持されるため、表示板5は計器ハウジング9の仕切壁9Aの上端面部分に載置された状態にてリング部材10のフランジ部10Aによって表示板5の表面側が押さえられ、これにより表示板5が仕切壁9A位置から浮き上がることなく保持される。
また、リング部材10には、指針の回動中心領域を覆う指針キャップ11の側周面である内面側にてフランジ部10Aの上方へと延びる筒状の遮光壁部10Fが一体に設けられているため、筒状の遮光壁部10Fと指針キャップ11の側周面とによって迷路状となるために、指針3と表示板5との間からの光洩れを抑制することができる。
また、透光性の指針本体3Bと光源7との間に配設された導光体20は、導光体20に設けた位置決めピン20Aを介して回路基板6に位置決め保持してなることにより、導光体を所定の組み付け位置に固定保持することができる。この際、回路基板6を基準として計器本体1および前記導光体20とをそれぞれ所定の位置に組み付け保持することにより、指針3側に設けられた指針キャップ11と導光体20に抜け止め係止したリング部材10とを同軸上に組み付けることが可能となり、これにより指針3に設けられた指針キャップ11とリング部材10との位置関係(同軸度)のバラツキを防ぎながら、しかもリング部材10に設けられたフランジ部10Aの上端側外周面に角部が存在しなくたるために位置ずれをも目立たなくすることが可能となる。
なお本発明は、前述した実施例に限定されるものではなく本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。たとえば、実施例においては、発光指針タイプの計器装置を例にして説明していたが、発光指針に限らずリング部材によって表示板の浮き上がりを押さえる構造を主体にした計器装置の構造であっても良いものであり、またリング部材に設けられたフランジ部の上端側外周角部に施される面取り部として、実施例では傾斜面や円弧状壁面などの形状にて説明していたが円弧面と傾斜面との組み合わせや凹面形状からなる円弧面であっても良い。また、指針キャップ11の外形寸法に対してリング部材10に設けられたフランジ部10Aの外形寸法は、計器装置の前面側から指示計器を視認しようとしたときに指針キャップ11の外形寸法からフランジ部10Aの上端側外周角部が見える程度であればフランジ部10Aの外形寸法が指針キャップ11の外形寸法より幾分小さめに設定されていたとしても同径寸法の範疇に入るものであり、この幾分小さめに設定されたフランジ部10Aの上端側外周角部に面取り部を施すことにより計器装置の前面側から覗き込んだとしても面取り部によってリング部材10に設けられたフランジ部10Aの上端側外周面に角部が存在しなくたるために位置ずれが目立たなくなるものである。
また、指針発光用の導光体20と表示板照明用としての導光体21を分離して設けていたが、例えば連結部を介して一体的に形成し、回路基板6上に位置決め保持するようにしても良いものである。また、光源である発光ダイオードの照明色について指定はしなかったが、発光指針の色合いや指標部の内容に合わせて適宜照明色を青、緑、青、白など適宜設定して透過照明するようにしても良いものであり、また光源である発光ダイオード自体を3原色の発光が可能な光源を用いることによって照明色を切り換えることも可能であり、また光源の色合いを白色とし、たとえば表示板の裏面にカラーフィルタやカラー印刷により照明色を設定するようにしても良いものである。
また、前述した実施例などにおいて詳述したように、自動車などの車両用の計器装置を例にして説明したが、車両用計器に限らず船舶用計器あるいは農業用機械や建設機械などの特殊車輌の計器装置などにおいても適用することが可能である。
図1は、本発明の第1実施例における計器装置を示す断面図およびリング部材の組み付け状態の要部を示す拡大断面図。 図2は、本発明の第2実施例を示す計器装置の断面図 図3は、図2のリング部材の組み付け状態である要部を示す拡大断面図。 は、従来および本発明に適用される計器装置を示す正面図。 は、従来の計器装置を示す断面図およびリング部材の組み付け状態の要部を示す拡大断面図。
1 計器本体
2 指針軸
3 指針
3A 指示部
3B 指針本体
4 指標部(目盛,数値)
5 表示板
5A 挿通孔部
6 回路基板
7 発光ダイオード(指針発光用の光源)
8 発光ダイオード(表示板発光用の光源)
9 計器ハウジング
9A 仕切壁
9B ライトケース
9C 載置部
9D 貫通孔部
10 リング部材
10A フランジ部
10B 面取り部
10C 係合爪(係合部)
10D 面取り部
10E 係合片
10F 遮光壁部
11 指針キャップ
20 導光体
20A 位置決めピン
20B 係止爪
21 導光体

Claims (9)

  1. 指針軸を有する計器本体と、前記指針軸の先端側に固着される回動中心領域となる指針本体とその指針本体を覆う逆カップ状からなる指針キャップとを備える指針と、この指針の背後に所定距離を隔てて配置されるとともに、前記指針軸と同軸上にして前記指針に対応する部分に円形状の挿通孔部を有する表示板と、この表示板の背後に配置され前記表示板の前記挿通孔部の周縁部が載置される載置部と前記指針に対応する部分に前記指針軸側が貫通可能な貫通孔部とを有する計器ハウジングと、前記指針と前記表示板の間に位置して前記表示板の前記挿通孔部および前記計器ハウジングの前記貫通孔部に挿入され前記表示板の前記挿通孔部の周縁部にて係止されるフランジ部を有するリング部材とを備えた計器装置において、前記リング部材には前記計器ハウジングの前記貫通孔部に抜け止め係止される係合部と、前記指針キャップの下端側外周面箇所と隣接する箇所に位置し前記挿通孔部の周縁部にて係止される前記フランジ部の上端側外周角部に面取り部を施してなることを特徴とする計器装置。
  2. 指針軸を有する計器本体と、回動中心領域に光導入部を有する透光性の指針本体と前記回動中心領域を覆う逆カップ状の指針キャップとを備える指針と、この指針の背後に所定距離を隔てて配置されるとともに、前記指針軸と同軸上にして前記指針に対応する部分に円形状の挿通孔部を有する表示板と、この表示板の背後に配置され前記表示板の前記挿通孔部を通じて前記指針の光導入部に照明光を供給することにより前記指針を光輝させる光源と、前記指針と前記表示板の間に位置して前記表示板の前記挿通孔部に挿入され前記挿通孔部の周縁部にて係止されるフランジ部を有する遮光性のリング部材とを備えた計器装置において、前記リング部材に設けられた前記フランジ部の外形寸法は前記指針キャップの外形寸法と同径寸法あるいは若干径大寸法に形成されるとともに、前記指針キャップの下端側外周面箇所と隣接する箇所に位置し前記挿通孔部の周縁部にて係止される前記フランジ部の上端側外周角部に面取り部を施してなることを特徴とする計器装置。
  3. 指針軸を有する計器本体と、この計器本体が組み付けられる回路基板と、回動中心領域に光導入部を有する透光性の指針本体と前記回動中心領域を覆う逆カップ状の指針キャップとを備える指針と、この指針の背後に所定距離を隔てて配置されるとともに、前記指針軸と同軸上にして前記指針に対応する部分に円形状の挿通孔部を有する表示板と、この表示板の背後に配置され前記表示板の前記挿通孔部を通じて前記指針の前記光導入部に照明光を供給することにより前記指針を光輝させる光源と、前記指針と前記表示板の間に位置して前記表示板の前記挿通孔部に挿入され前記挿通孔部の周縁部にて係止されるフランジ部を有する遮光性のリング部材とを備えた計器装置において、前記リング部材に設けられた前記フランジ部の外形寸法は前記指針キャップの外形寸法と同径寸法あるいは若干径大寸法に形成されるとともに、前記指針キャップの下端側外周面箇所と隣接する箇所に位置し前記挿通孔部の周縁部にて係止される前記フランジ部の上端側外周角部に面取り部を施してなることを特徴とする計器装置。
  4. 前記面取り部は、傾斜面からなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の計器装置。
  5. 前記面取り部は、円弧状壁面からなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の計器装置。
  6. 前記透光性の指針本体と前記光源との間に導光体を配設してなることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の計器装置。
  7. 前記透光性の指針本体と前記光源との間に導光体を配設するとともに、この導光体を前記回路基板に位置決め保持してなることを特徴とする請求項3に記載の計器装置。
  8. 前記リング部材には、前記導光体に対して抜け止め係止される係合部を設けてなることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の計器装置。
  9. 前記リング部材には、前記指針キャップの内面側にて前記フランジ部の上方へと延びる筒状の遮光壁部を一体に設けてなることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の計器装置。
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