JP2009198461A - 車両用メータの照明構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】指針や表示部の照明機能を低下させずに車両用メータの奥行を短くすることができる車両用メータの照明構造を提供する。
【解決手段】車両用メータ1において、フロントカバー6は、各点光源9から発せられた光Lを、下端部61の先端面61aから内部に入れて、表面6aおよび裏面6bから放出する。フロントカバー6の裏面6bから放出された光Lは、ロアハウジング4の指針収容部41の内底面4aによって反射されて、指針5と表示部10を照らす。ここで、指針5と表示部10は黒色であることから、指針5と表示部10は浮かびあがるように表示される。これにより、運転者は、指針5と表示部10を視認する。
【選択図】図3
【解決手段】車両用メータ1において、フロントカバー6は、各点光源9から発せられた光Lを、下端部61の先端面61aから内部に入れて、表面6aおよび裏面6bから放出する。フロントカバー6の裏面6bから放出された光Lは、ロアハウジング4の指針収容部41の内底面4aによって反射されて、指針5と表示部10を照らす。ここで、指針5と表示部10は黒色であることから、指針5と表示部10は浮かびあがるように表示される。これにより、運転者は、指針5と表示部10を視認する。
【選択図】図3
Description
本件発明は、車両用メータの照明構造に関する。
従来の車両用メータの照明構造としては、特許文献1に記載された照明構造が提案されている。この照明構造では、光源60から発せられた光を、拡散板40とリフレクタ50とを用いて、表示部11〜14と指針90〜92に照らしている。しかし、この照明構造では、表示部11〜14と指針90〜92を照らすために部材が二つ必要となっている。そこで、部材点数を減らすために、図5に示すような車両用メータ101の照明構造が提案されている。
この照明構造では、前述の二つの部材40、50の代わりに、白色のロアハウジング102を使用している。このロアハウジング102は、基板103を覆うように形成されている。この基板103の表面には、複数の光源104が設けられている。また、ロアハウジング102の表面には表示部105が設けられている。これにより、この照明構造では、各光源104から発せられた光がロアハウジング102によって拡散されて表示部105と指針106を照らすように構成されている。
特開2002−13954号公報
しかしながら、上記の照明構造では、各光源104から発せられた光を十分に拡散させるために、ロアハウジング102内にある程度の空間が必要となる。このため、メータ101の奥行きが長くなる。
本件発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、指針および表示部の照明機能を低下させずに車両用メータの奥行を短くすることができる車両用メータの照明構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本件発明の請求項1に記載の車両用メータの照明構造は、基板と、この基板の表面側に配置されたロアハウジングと、このロアハウジングの表面側に配置されたフロントカバーとを備え、このフロントカバーと前記ロアハウジングとの間には指針が配置され、前記フロントカバーの裏面には前記指針で示される表示部が設けられている車両用メータの照明構造であって、前記基板の表面の下部には光源が設けられ、前記ロアハウジングの内底面の下部には前記光源と対向して貫通孔が設けられている一方、前記フロントカバーは透明であって、その下端部が裏面側へ屈曲されて前記ロアハウジングの貫通孔を通って先端面が前記光源に近接し、前記光源から発せられた光を当該下端部の先端面から内部に入れて表裏面から放出するように構成され、前記ロアハウジングの内底面は、前記フロントカバーの裏面から放出された光を反射するように構成され、前記表示部および前記指針は、前記ロアハウジングの内底面から反射した光で照らされることにより、前記フロントカバーの外側から視認されるように構成されていることを特徴としている。
また、本件発明の請求項2に記載の車両用メータの照明構造は、基板と、この基板の表面側に配置されたロアハウジングと、このロアハウジングの表面側に配置されたフロントカバーとを備え、このフロントカバーと前記ロアハウジングとの間には指針が配置され、前記ロアハウジングの内底面には前記指針で示される表示部が設けられている車両用メータの照明構造であって、前記基板の表面の下部には光源が設けられ、前記ロアハウジングの内底面の下部には前記光源と対向して貫通孔が設けられている一方、前記フロントカバーは透明であって、その下端部が裏面側へ屈曲されて前記ロアハウジングの貫通孔を通って先端面が前記光源に近接し、前記光源から発せられた光を当該下端部の先端面から内部に入れて表裏面から放出するように構成され、前記ロアハウジングの内底面は、前記フロントカバーの裏面から放出された光を吸収するように構成され、前記表示部および前記指針は、前記フロントカバーの裏面から放出された光を反射させることにより、当該フロントカバーの外側から視認されるように構成されていることを特徴としている。
かかる構成において、請求項1または請求項2に記載の車両用メータの照明構造は、フロントカバーが光源の拡散機能を有しているため、ロアハウジング内に拡散機能を持たせる空間を形成する必要がない。
また、本件発明の請求項3に記載の車両用メータの照明構造は、請求項1または請求項2に記載の車両用メータの照明構造において、前記光源が複数の点光源である場合には、この複数の点光源を、前記フロントカバーの下端部の先端面の左右方向に沿って配置したことを特徴としている。
かかる構成において、請求項3に記載の車両用メータの照明構造は、フロントカバーの表裏面から光を均一に放出することが可能になる。
また、請求項4に記載のメータの照明構造は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両用メータの照明構造において、前記フロントカバーの表面に、無反射コーティングを施したことを特徴としている。
かかる構成において、請求項4に記載のメータの照明構造では、フロントカバーの表面に周囲の物や光が映りこむのを防ぐことができる。
本件発明の請求項1または請求項2に記載の車両用メータの照明構造では、フロントカバーが光源の拡散機能を有しているため、ロアハウジング内に拡散機能を持たせる空間を形成する必要がない。よって、請求項1または請求項2に記載の車両用メータの照明構造は、指針および表示部の照明機能を低下させずに車両用メータの奥行を短くすることができる。その結果、車両のインストルメントパネルの限られたスペースの中で、メータをより運転者から離れた奥のほうに配置でき、運転者は、前方の風景と車両用メータとを交互に見たときの視差が小さくなるので、従来に比べて疲労感が軽減される。
また、本件発明の請求項3に記載の車両用メータの照明構造では、光源が複数の点光源である場合には、この複数の点光源を、フロントカバーの下端部の先端面の左右方向に沿って配置した。これにより、請求項3に記載の車両用メータの照明構造は、フロントカバーの表裏面から光を均一に放出することが可能になる。よって、請求項3に記載の車両用メータの照明構造では、指針と表示部に対する照明ムラを少なくできるとともに、光源をフロントカバーの下端部の先端面に集中したことにより、フロントカバー周辺の造形上の自由度が向上し、デザイン及びレイアウトの面で大幅な改善が図れる。
また、本件発明の請求項4に記載の車両用メータの照明構造では、フロントカバーの表面に無反射コーティングを施した。これにより、請求項4に記載の車両用メータの照明構造は、フロントカバーの表面に周囲の物や光が映りこむのを防ぐことができる。よって、請求項4に記載の車両用メータの照明構造は、指針と表示部の視認性を高めることができる。
以下、本件発明の実施の形態を図にしたがって説明する。
第1の実施の形態:
図1は、本件発明の第1の実施の形態を示す車両用メータ1の正面図であり、図2は、車両用メータ1の分解斜視図である。この車両用メータ1は、インストルメントパネル(図示せず)に設置されている。また、この車両用メータ1は、メータカバー2と、基板3と、ロアハウジング4と、3本の指針5と、フロントカバー6と、アッパーハウジング7とを備えている。本実施の形態の車両用メータ1の照明構造は、基板3と、ロアハウジング4と、フロントカバー6とから構成されている。
図1は、本件発明の第1の実施の形態を示す車両用メータ1の正面図であり、図2は、車両用メータ1の分解斜視図である。この車両用メータ1は、インストルメントパネル(図示せず)に設置されている。また、この車両用メータ1は、メータカバー2と、基板3と、ロアハウジング4と、3本の指針5と、フロントカバー6と、アッパーハウジング7とを備えている。本実施の形態の車両用メータ1の照明構造は、基板3と、ロアハウジング4と、フロントカバー6とから構成されている。
まず、ロアハウジング4の構造について説明する。図2に示すように、ロアハウジング4の表面側には、上から順に、指針収容部41と、二つの溝42、43とが設けられている。
指針収容部41は、上面が開口されている。指針収容部41の内底面4aの下端部には、三つの取付孔41aが左右に並んで設けられている。また、指針収容部41の内面41iは、艶消しの白で塗装されている。
一方、二つの溝42、43は、上面が開口されている。また、上側の溝42の内底面4aには、図3に示すように貫通孔42aが設けられている。この貫通孔42aは、内底面4aの左右方向に長く形成されている。
さらに、図3に示すように、ロアハウジング4の裏面側の下部には、基板収容部44が設けられている。この基板収容部44は、指針収容部41および二つの溝42、43と対向するように配置されている。また、この基板収容部44は、下面が開口されている。
次に、基板3について説明する。基板3は、ロアハウジング4の基板収容部44内に収容されている。この基板3の裏面3bには、3個のモータ8が左右に並んで固定されている。なお、図3では、中央に配置されているモータ8を示す。各モータ8は、ロアハウジング4の各取付孔41aと対向して配置されている。さらに、各モータ8の軸8aは、基板3を貫通して、さらに、ロアハウジング4の取付孔41aを貫通して配置されている。
また、基板3の表面3aには、複数の点光源9が設けられている。この複数の光源9は、ロアハウジング4の貫通孔42aに沿って一列に配置されている。点光源9としては、例えばLEDが挙げられる。なお、光源としては、点光源9の他に線光源を使用することも可能である。さらに、この基板3には、各モータ8や各点光源9を駆動する回路等が実装されている。
次に、フロントカバー6について説明する。フロントカバー6は、図3に示すように、透明材で形成されている。このフロントカバー6は、ロアハウジング4の表面側に配置されている。具体的には、このフロントカバー6は、ロアハウジング4の指針収容部41の外端面41bに載置されている。
また、フロントカバー6の下端部61は、裏面6b側へ屈曲されている。さらに、下端部61は、ロアハウジング4の貫通孔42aを通って、その先端面61aが複数の点光源9に近接している。
また、フロントカバー6の表面6aには、無反射コーティング(図示せず)が施されている。さらに、フロントカバー6の裏面6bには、図1や図2にも示すように、表示部10が黒色で印刷されている。この表示部10は、速度や燃料状態を示す文字と目盛りとから構成されている。
一方、3本の指針5は、図3に示すように、フロントカバー6とロアハウジング4との間に配置されている。各指針5の表面には、黒色の塗装が施されている。また、各指針5の下端部の裏面側には、突出部51が形成されている。この突出部51は、モータ8の軸8aに結合している。
また、メータカバー2は、基板3の裏面3b側に配置されている。このメータカバー2は、ロアハウジング4の基板収容部44を覆うようにして組み付けられている。また、アッパーハウジング7は、フロントカバー6の表面6a側に配置されている。このアッパーハウジング7は、フロントカバー6の外周縁部に当接してロアハウジング4に組み付けられている。
次に、車両用メータ1の機能を説明する。車両用メータ1は、各モータ8が駆動することにより各指針5が駆動し、各指針5は目盛りの領域を指し示す。
また、車両用メータ1は、各点光源9から光Lが発せられる。フロントカバー6は、各点光源9から発せられた光Lを、下端部61の先端面61aから内部に入れて、表面6aおよび裏面6bから放出する。裏面6bから放出された光Lは、ロアハウジング4の指針収容部41の内底面4aによって反射されて指針5と表示部10を照らす。ここで、指針5の表面と表示部10の表面は黒色である。このため、指針5と表示部10は、内底面4aから反射された光Lで照らされた際に、この光Lを通さないので浮かびあがるように表示される。これにより、運転者は、指針5と表示部10を視認して、速度や燃料状態の内容を確認する。
このように、本実施の形態の車両用メータ1の照明構造では、フロントカバー6は、面発光することによって光源の拡散機能を有している。このため、従来の照明構造(図5参照)のように、ロアハウジング4内に拡散機能を持たせる空間を形成する必要がない。よって、本実施の形態の車両用メータ1の照明構造は、指針7と表示部10の照明機能を低下させずに車両用メータ1の奥行を短くすることができる。その結果、車両のインストルメントパネルの限られたスペースの中で、メータをより運転者から離れた奥のほうに配置でき、運転者は、前方の風景とメータ1とを交互に見たときの視差が小さくなるので、従来に比べて疲労感が軽減される。
また、本実施の形態の車両用メータ1の照明構造では、複数の点光源9を、フロントカバー6の下端部61の先端面61aの左右方向に沿って配置した。これにより、この照明構造は、フロントカバー6の表裏面6a、6bから光Lを均一に放出することが可能になるので、指針7と表示部10に対する照明ムラを少なくできるとともに、フロントカバー6周辺の造形上の自由度が向上し、デザイン及びレイアウトの面で大幅な改善が図れる。
また、本実施の形態の車両用メータ1の照明構造では、フロントカバー6の表面6aに、無反射コーティングを施した。これにより、この照明構造では、フロントカバー6の表面6aに周囲の物や光が映りこむのを防ぐので、指針7と表示部10の視認性を高めることができる。
なお、本実施の形態では、指針収容部41の内面41iを艶消しの白で塗装した。しかし、少なくとも指針収容部41の内底面4aが、フロントカバー6の裏面6bから放出された光Lを反射するように構成すれば、本実施の形態のような構成に限定する必要はない。
また、本実施の形態では、各指針5の表面および表示部10を黒色にした。しかし、各指針5および表示部10は、指針収容部41の内底面4aから反射された光Lで照らされた際に、フロントカバー6の外側から視認されれば、本実施の形態のような構成に限定する必要はない。
第2の実施の形態:
図4は、本件発明の第2の実施の形態を示す車両用メータ50の縦断面図である。なお、この車両用メータ50において、第1の実施の形態で説明した車両用メータ1と同じ部分には同じ符号を付し、異なる部分を中心にして説明する。
図4は、本件発明の第2の実施の形態を示す車両用メータ50の縦断面図である。なお、この車両用メータ50において、第1の実施の形態で説明した車両用メータ1と同じ部分には同じ符号を付し、異なる部分を中心にして説明する。
本実施の形態の車両用メータ50では、指針51が、第1の実施の形態の指針5と同様にフロントカバー6とロアハウジング4との間に配置されている。また、指針51は、第1の実施の形態の指針5と異なり、白色の塗装が施されている。また、ロアハウジング4の指針収容部41の内面41iは、艶消しの黒で塗装されている。さらに、指針収容部41の内底面4aには、表示部52が白色で印刷されている。
次に、車両用メータ50の照明機能を説明する。フロントカバー6は、各点光源9から発せられた光Lを、下端部61の先端面61aから内部に入れて、表面6aおよび裏面6bから放出する。裏面6bから放出された光Lは、ロアハウジング4の指針収容部41の内底面4aに吸収される。ここで、指針51と表示部52は白色であるため、裏面6b全体から放出された光Lを反射する。これにより、運転者は、指針51と表示部52を視認して、速度や燃料状態の内容を確認する。
したがって、本実施の形態の車両用メータ50の照明構造では、第1の実施の形態の車両用メータ1の照明構造と同様に、フロントカバー6は、面発光することによって光源の拡散機能を有している。このため、従来の照明構造(図5参照)のように、ロアハウジング4内に拡散機能を持たせる空間を形成する必要がない。よって、本実施の形態の車両用メータ50の照明構造は、指針51と表示部52の照明機能を低下させずに車両用メータ50の奥行を短くすることができる。その結果、車両のインストルメントパネルの限られたスペースの中で、メータをより運転者から離れた奥のほうに配置でき、運転者は、前方の風景とメータ50とを交互に見たときの視差が小さくなるので、従来に比べて疲労感が軽減される。
なお、本実施の形態では、指針収容部41の内面41iを艶消しの黒で塗装した。しかし、少なくとも指針収容部41の内底面4aが、フロントカバー6の裏面6bから放出された光Lを吸収するように構成すれば、本実施の形態のような構成に限定する必要はない。例えば、指針収容部41の内面41iに黒色の植毛を貼り付ける方法が挙げられる。
また、本実施の形態では、指針51の表面および表示部52を白色にした。しかし、指針51および表示部52は、指針収容部41の内底面4aから反射された光Lを反射させてフロントカバー6の外側から視認されれば、本実施の形態のような構成に限定する必要はない。
以上、本件発明にかかる実施の形態を例示したが、これらの実施の形態は本件発明の内容を限定するものではない。また、本件発明の請求項の範囲を逸脱しない範囲であれば、各種の変更等は可能である。
以上説明したように本件発明の車両用メータの照明構造は、指針や表示部の照明機能を低下させずに車両用メータの奥行を短くすることができる。したがって、本件発明の車両用メータの照明構造を、車両用メータの照明構造の技術分野で十分に利用できる。
1 車両用メータ
3 基板
3a 表面
3b 裏面
4 ロアハウジング
4a 内底面
5 指針
6 フロントカバー
9 点光源(光源)
10 表示部
42a 貫通孔
50 車両用メータ
51 指針
52 表示部
61 下端部
61a 先端面
3 基板
3a 表面
3b 裏面
4 ロアハウジング
4a 内底面
5 指針
6 フロントカバー
9 点光源(光源)
10 表示部
42a 貫通孔
50 車両用メータ
51 指針
52 表示部
61 下端部
61a 先端面
Claims (4)
- 基板と、この基板の表面側に配置されたロアハウジングと、このロアハウジングの表面側に配置されたフロントカバーとを備え、このフロントカバーと前記ロアハウジングとの間には指針が配置され、前記フロントカバーの裏面には前記指針で示される表示部が設けられている車両用メータの照明構造であって、
前記基板の表面の下部には光源が設けられ、前記ロアハウジングの内底面の下部には前記光源と対向して貫通孔が設けられている一方、
前記フロントカバーは透明であって、その下端部が裏面側へ屈曲されて前記ロアハウジングの貫通孔を通って先端面が前記光源に近接し、前記光源から発せられた光を当該下端部の先端面から内部に入れて表裏面から放出するように構成され、
前記ロアハウジングの内底面は、前記フロントカバーの裏面から放出された光を反射するように構成され、
前記表示部および前記指針は、前記ロアハウジングの内底面から反射した光で照らされることにより、前記フロントカバーの外側から視認されるように構成されていることを特徴とする車両用メータの照明構造。 - 基板と、この基板の表面側に配置されたロアハウジングと、このロアハウジングの表面側に配置されたフロントカバーとを備え、このフロントカバーと前記ロアハウジングとの間には指針が配置され、前記ロアハウジングの内底面には前記指針で示される表示部が設けられている車両用メータの照明構造であって、
前記基板の表面の下部には光源が設けられ、前記ロアハウジングの内底面の下部には前記光源と対向して貫通孔が設けられている一方、
前記フロントカバーは透明であって、その下端部が裏面側へ屈曲されて前記ロアハウジングの貫通孔を通って先端面が前記光源に近接し、前記光源から発せられた光を当該下端部の先端面から内部に入れて表裏面から放出するように構成され、
前記ロアハウジングの内底面は、前記フロントカバーの裏面から放出された光を吸収するように構成され、
前記表示部および前記指針は、前記フロントカバーの裏面から放出された光を反射させることにより、当該フロントカバーの外側から視認されるように構成されていることを特徴とする車両用メータの照明構造。 - 前記光源が複数の点光源である場合には、この複数の点光源を、前記フロントカバーの下端部の先端面の左右方向に沿って配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用メータの照明構造。
- 前記フロントカバーの表面に、無反射コーティングを施したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両用メータの照明構造。
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DE102011083022A1 (de) | 2011-09-20 | 2013-03-21 | Robert Bosch Gmbh | Gehäuse mit einem darin aufgenommenen Displaymodul |
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DE102011083022A1 (de) | 2011-09-20 | 2013-03-21 | Robert Bosch Gmbh | Gehäuse mit einem darin aufgenommenen Displaymodul |
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