JP2008147077A - 車載電子装置 - Google Patents

車載電子装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008147077A
JP2008147077A JP2006334505A JP2006334505A JP2008147077A JP 2008147077 A JP2008147077 A JP 2008147077A JP 2006334505 A JP2006334505 A JP 2006334505A JP 2006334505 A JP2006334505 A JP 2006334505A JP 2008147077 A JP2008147077 A JP 2008147077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
usb connector
illumination light
electronic device
led
vehicle electronic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006334505A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Aikawa
悦則 相川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2006334505A priority Critical patent/JP2008147077A/ja
Publication of JP2008147077A publication Critical patent/JP2008147077A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】USBコネクタの操作性を向上でき、さらに照明用のスペースを削減できる車載電子装置を提供する。
【解決手段】USBコネクタ21は、車室内を接続口23が向くように配置されている。LED27が、USBコネクタ21の内部を照明する。コネクタ内部で部品が中央から偏って配置されているので、コネクタ21の内部を照明すると、照明の明るさ分布も偏り、USBコネクタ21の位置だけでなく向きも容易に認識可能になる。LED27はUSBコネクタ21と同じ基板25に実装されてよい。また、USBコネクタ21の固定部品が反射部品として機能し、LED27から、USBコネクタ21の背面穴部へと照明光を導く。
【選択図】 図2

Description

本発明は、USB(Universal Serial Bus)コネクタを備えた車載電子装置に関し、特に、USBコネクタを照明する技術に関する。
従来、カーオーディオ、ナビゲーション装置、カーエアコン等の車載電子装置には、暗い車室内でも十分に操作が容易であることが求められる。このような操作性の要求に応えるため、従来は操作部材に照明装置が設けられている。
操作部材用の照明装置の典型的な例としては、ボタン等に備えられるインジケータが挙げられる。この種の照明装置は、照明光を透過させる半透明樹脂の導光部品を備えており、導光部品は、機器内のLED(Light emitting diode)等から機器表面へと照明光を導き、これにより適度な明るさで操作部材が照明され、操作部材の位置をユーザに容易に認識させることができる。例えば、操作部材がボタンの場合、照明装置がボタン表面またはボタン周囲のパネル表面に設けられている。
ところで、コンピュータなどにおけるUSB技術の発展に伴い、USBコネクタを備えた車載電子装置も提案されている(例えば特許文献1参照)。
このような車載電子装置では、暗い車室内でもUSB機器をUSBコネクタへ容易に接続可能として、操作性を確保することが求められる。
特開2003−263252号公報
しかしながら、従来の車載電子装置で使われている照明装置を用いたのでは、USBコネクタの位置と向きをユーザが容易に認識できず、そのために操作性が低くなるいう問題がある。この問題について以下にてさらに説明する。
USBコネクタの形状は規格で決められており、接続口の形状は単純な長方形である。しかしながら、コネクタ内部の部品配置が対称でないので、任意の向きで相手側コネクタをUSBコネクタに接続できるわけではなく、接続方向が決まっている。したがって、操作性の観点からは、USBコネクタの位置だけでなく向きもユーザが一目で認識できることが望まれる。
しかしながら、従来の照明装置を用いた場合、その配置は、導光部品を備えられる場所であるコネクタ周囲に限られる。そのため、照明光によってコネクタ位置を認識することはできたとしても、接続口の向きまでも認識することは容易でない。
このように、従来の照明装置を用いたのでは、暗い車室内でUSBコネクタの位置と向きを一目で認識することが容易でなく、そのために操作性が低くなるという問題がある。
さらに、従来の照明装置を用いた場合、導光部品を備えるためのスペースがコネクタ周辺に必要であり、このようなスペースは極力削減することが、小型化などの観点から求められる。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、その目的は、適切な照明を行うことによってUSBコネクタの操作性を向上でき、さらに照明用のスペースを削減できる車載電子装置を提供することにある。
本発明の車載電子装置は、接続口が車室内を向くように配置されたUSBコネクタと、前記USBコネクタの内部を照明する照明手段とを備えている。
この構成により、USBコネクタの内部が照明される。USBコネクタの内部には部品が非対称に配置されているので、コネクタ内部を照明すると、接続口の外側から見たコネクタ内部の明るさの分布も非対称になり、この非対称分布からコネクタの向きを認識できる。このように、本発明は、USBコネクタの内部を照明することによって、USBコネクタの非対称な内部構造をコネクタ向きの指標として機能させ、これにより、USBコネクタの位置だけでなく向きもユーザが容易に認識可能にして、操作性を向上することができる。また、コネクタ内部を照明するので、コネクタ周辺に照明を設けなくてよくなり、照明用のスペースを削減することができる。
本発明の車載電子装置において、前記USBコネクタは、前記接続口を有するシェルと、前記シェルに組み付けられるボディとを備え、前記ボディは、前記シェルの内部空間で中央から偏った場所に配置されておりコンタクト端子を支持するコンタクト支持板と、前記コンタクト端子が通り抜ける背面穴部とを有し、前記照明手段は、前記USBコネクタの背後から、前記ボディの前記背面穴部を通して、前記シェルの内部空間を照明する。
この構成により、USBコネクタのボディ背面に設けられた貫通穴を利用して、コネクタ背後からコネクタ内部を照明するので、簡単な構成でコネクタ内部を照明することができる。
本発明の車載電子装置では、前記USBコネクタが基板に取り付けられており、前記照明手段は、前記基板上であって前記USBコネクタの背後に取り付けられたLEDを含んでいる。この構成により、USBコネクタが搭載される基板に照明のためのLEDも搭載することで、簡単な構成と小さなスペースで本発明の照明装置を実現できる。
本発明の車載電子装置は、前記LEDが発する照明光を前記背面穴部へ向けて案内する照明光案内部品を備えている。この構成により、LEDが基板上で上向きに発する照明光を前方のUSBコネクタへ導いてコネクタ内部を照明することができる。照明方向が上向きの一般的なLEDを使用でき、横方向を照明するように構成された特殊なLEDを使う必要が無く、これにより簡単な構成で本発明の照明装置を実現できる。
本発明の車載電子装置は、前記USBコネクタを前記基板に固定する固定部品を有し、前記固定部品が前記照明光案内部品としても機能する。この構成により、USBコネクタの固定部品が、LEDからUSBコネクタへ照明光を導く部品としても機能する。したがって、部品数が少ない簡単な構成でもって、照明光をUSBコネクタへ導くことができ、本発明の車載電子装置を実現できる。
本発明の車載電子装置において、前記固定部品は、前記USBコネクタの背後であって前記LEDの上方に傾斜壁を有し、前記傾斜壁で前記照明光を反射することによって前記照明光案内部品として機能するように構成されている。この構成により、固定部品を照明光案内部品として好適に機能させることができる。
本発明の車載電子装置において、前記固定部品は、前記USBコネクタの背後に、前記照明光を透過させて前記LEDから前記背面穴部へ導く透過誘導部を有し、前記透過誘導部にて前記照明光を誘導することによって前記照明光案内部品として機能するように構成されている。この構成により、固定部品を照明光案内部品として好適に機能させることができる。
本発明の車載電子装置において、前記固定部品は、前記LEDを覆って前記照明光を遮蔽する。この構成により、基板上のLEDがUSBコネクタの固定部品により覆われて、照明光が遮蔽される。LEDからの光漏れも固定部品によって防ぐことができるので、部品数が少ない簡単な構成でもって本発明の車載電子装置を好適に実現できる。
本発明は、USBコネクタ内部を照明する照明手段を設けることにより、USBコネクタの操作性を向上でき、さらに照明用のスペースを削減できるという効果を有する車載電子装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態の車載電子装置について、図面を用いて説明する。
本発明の実施の形態に係る車載電子装置を図1〜図3に示す。
図1は、車載電子装置1の外観の一部を示している。本実施の形態の例では、車載電子装置1がカーオーディオである。しかし、本発明はカーオーディオに限定されず、例えば、本発明の車載電子装置はナビゲーション装置またはエアコン装置でもよい。
図1において、車載電子装置1は、シャーシ3と、シャーシ3の前面に取り付けられた操作パネル5とを有する。操作パネル5には、ディスプレイ7、各種ボタン9およびダイアル11と共に、USBコネクタ21が備えられている。車載電子装置1は、シャーシ3が隠れ、操作パネル5が車室内に露出するようにコンソールボックスに取り付けられている。これにより、USBコネクタ21の接続口23も車室内を向いている。
図2は、USBコネクタ21を通る断面図である。図2は、USBコネクタ21とそれに関連する主な部品のみを示し、その他の部品は省略されている。また、図3は、図2に示されたUSBコネクタ21および関連部品の分解斜視図である。
以下の説明では、USBコネクタ21の接続口23の側を「前」といい、USBコネクタ21の挿入方向に沿った奥の側を「後」という。すなわち、図2の右方向が前であり、左方向が後である。また、図2の配置において、基板25の面を水平にした場合における上下方向をそれぞれ上および下という。
図2および図3に示されるように、USBコネクタ21は、機器内部に備えられた基板25に実装されている。基板25上にあってUSBコネクタ21の後ろ、すなわち、USBコネクタ21の背後にはさらにLED27が実装されている。LED27は、USBコネクタ21の後側の面、すなわちUSBコネクタ21の背面の近傍に配置されており、本発明の照明手段の光源として機能する。また、基板25には、USBコネクタ21を固定する固定部品29が取り付けられている。
USBコネクタ21は、シェル31と、シェル31に組み付けられるボディ33と、ボディ33に支持される複数本のコンタクト端子35とで構成されている。
シェル31は金属製の筒型の部品であり、シェル31の内部がUSBコネクタ21の内部空間に相当する。シェル31の前端はUSBコネクタ21の接続口23に相当する。シェル31の断面形状は長方形であり、接続口23の形状も長方形である。シェル31の左右の側面からは脚部41が下方に延びており、脚部41は基板25の取付穴43を通り抜けており、脚部41によりシェル31が基板25に取り付けられている。
ボディ33は樹脂製の部品であり、背面壁部51と、背面壁部51から前方に延びるコンタクト支持板53とを有する。背面壁部51は、シェル31の後端に位置している。コンタクト支持板53は、シェル31の内部を前後方向に延びており、複数本のコンタクト端子35がコンタクト支持板53に係合し、支持されている。
コンタクト端子35は、背面壁部51の背面穴部55を通り抜けている。背面壁部51には、4本のコンタクト端子35に対応して、4つの背面穴部55が貫通している。コンタクト端子35は、背面穴部55の後側で下方に曲がり、基板25の下まで突き出している。そして、コンタクト端子35は、基板25上の配線に電気的に接続されている。
コンタクト支持板53は、シェル31に接触しないように配置されており、これにより、コンタクト端子35もシェル31に接触せずに支持されている。また、コンタクト支持板53の配置は、シェル31の内部空間の中央より上側に偏っている。したがって、USBコネクタ21の内部には部品が非対称に配置されている。
図4は、USBコネクタ21を前方から見た図である。この図は、コンタクト支持板53の偏った配置と、それによるシェル31の内部の非対称な部品配置をより明瞭に示している。このように部品配置が非対称なので、接続口23が単純な長方形であるにも拘わらず、接続方向が決まっており、反対向きで相手方コネクタを挿入しても接続はできない。
次に、固定部品29について説明する。固定部品29は板金部品である。固定部品29は、上壁61、左右の側壁63および後方の傾斜壁65を有している。
左右の側壁63は、下端に脚部67を有している。脚部67が、基板25の取付穴69に係合し、これにより固定部品29が基板25に取り付けられる。固定部品29は、シェル31を覆い、当接するように構成されており、これにより固定部品29はUSBコネクタ21を基板25に固定する。
傾斜壁65は、後方へ向けて傾斜している。より詳細には、傾斜壁65は、上壁61の後端から始まり、後ろ斜め下方に延び、基板25に達している。傾斜壁65の前端はUSBコネクタ21の後端付近であり、傾斜壁65の後端はLED27より後方である。これにより、傾斜壁65は、USBコネクタ21の後方であって、LED27の上方に位置している。
傾斜壁65は、図2に矢印Aで示されるように、LED27が上方向に発した照明光を前方に向けて反射させる。反射した照射光は、前方へ進み、USBコネクタ21の背面壁部51へ達し、背面壁部51の背面穴部55を通り抜けてコネクタ内部へ進む。このようにして、固定部品29は、本発明の照明光案内部品として機能し、LED27の発する照明光を背面穴部55へ向けて案内する。
本実施の形態では、上記のようにLEDが基板上で上向きに発する照明光を前方のUSBコネクタへ導く。このことは、照明方向が上向きの一般的なLEDを使用でき、横方向を照明するように構成された特殊なLEDを使う必要が無いことを意味する。特殊なLEDを使わなくてよいので構成を簡単にすることができる。
また、固定部品29において、左右の側壁63は、傾斜壁65の後端まで達するように後方に延びている。これにより、固定部品29は、USBコネクタ21だけでなく、その背後のLED27も覆っている。固定部品29は、LED27を覆うことにより、照明光を遮蔽し、LED27から機器内部空間への光漏れを防止している。
以上に、本発明の実施の形態に係る車載電子装置1の構成について説明した。次に、車載電子装置1の組立方法の例を説明する。ここでは、本実施の形態に特徴的な図2の構成に関する組立方法を説明する。
組立方法としては、まず、USBコネクタ21とLED27が基板25に実装される。この際、予め図2の状態に組み立てられたUSBコネクタ21が用意される。USBコネクタ21のシェル31の脚部41を基板25の取付穴43に挿入することにより、USBコネクタ21が基板25に取り付けられる。また、USBコネクタ21のコンタクト端子35が基板25上の配線に接続される。LED27の端子も基板25上の配線に接続される。こうしてUSBコネクタ21とLED27が基板25に実装される。
次に、固定部品29が基板25に取り付けられる。このとき、固定部品29の脚部67が基板25の取付穴69に挿入され、固定部品29が後方にスライドされる。これにより、固定部品29がUSBコネクタ21を覆い、基板25に固定する。同時に、LED27の上方には固定部品29の傾斜壁65が位置し、これによりLED27も固定部品29に覆われる。
次に、車載電子装置1の動作を説明する。ここでも、本実施の形態に特徴的な図2の構成に関する動作を説明する。
LED27は、夜間走行のために車両のヘッドランプが点灯しているときのみ点灯してもよい。あるいは、LED27は、車載電子装置1の使用中は常時点灯してもよい。
LED27が照明光を発すると、上方に照射された照明光が、図2に示す矢印Aに示すように、固定部品29の傾斜壁65で反射する。傾斜壁65が傾斜しているので、照明光は前方向に反射する。そして、照明光は、USBコネクタ21のボディ33の背面壁部51へ達し、背面壁部51の背面穴部55を通り抜けてシェル31の内部空間へ進む。これにより、コネクタ内部が照明される。
図5は、上記のようにして内部が照明されたUSBコネクタ21を接続口23の外側から見た図である。図では、照明された領域が斜線で示されている。既に説明したようにコンタクト支持板53はシェル31の中央から偏って配置されているので、図5に示すように接続口23の外から見たときもコンタクト支持板53が中央から偏っており、より詳細にはコンタクト支持板53の位置が接続口23の長手方向の中心線CLに対してずれている。
この非対称な配置により、接続口23の外から見たコネクタ内部の明るさの分布も非対称になる。具体的には、コンタクト支持板53が位置する側よりも、コンタクト支持板53が位置しない側の方が明るくなる。図5では、右半部より左半部が明るくなる(図2の配置を基準に説明すると、コネクタ内部空間の上半部より下半部が明るくなる)。そして、非対称な明るさ分布を見て、ユーザはコネクタの向きを容易に認識できる。
上記の動作では、コネクタ内部が照明されることにより、USBコネクタの非対称な内部構造がコネクタの向きの指標として機能している。この機能を活用し、内部構造の非対称性を上手く利用して、USBコネクタの位置だけでなく向きもユーザに一目で認識させることを可能としている。
次に、本実施の形態の応用例および変形例について説明する。本実施の形態では、固定部品29が金属製であった。しかし、固定部品29は樹脂製であってもよい。照明光を反射できる白色等の樹脂が用いられる。
また、本実施の形態では、固定部品29が、傾斜壁65を有し、反射によって照明光を案内した。これに対して、固定部品29が照明光案内部品としても機能するものとして、固定部品29が、照明光を透過させることによってLED27から背面穴部55へ導くものとしてもよい。この場合、固定部品29は、透明または半透明の樹脂からなる透過誘導部を備える。透過誘導部は、LED27の近傍から、USBコネクタ21の背面穴部55の近傍まで達するように設けられる。照明光は、透過誘導部を通ってLED27から背面穴部55へ導かれ、コネクタ内部へ到達できる。
さらに、固定部品29が、金属部品と樹脂部品の結合体であってよい。例えば、上板61および側壁63が金属製であり、傾斜壁65が樹脂製でよい。金属部品と樹脂部品が接着等により一体化されて、照明光案内部品としても機能する一つの固定部品として機能する。
また、固定部品29はさらに他の機能を有してもよい。例えば、固定部品29の上板61が、さらに後方に延長される。延長部分は、静電気破壊防止の機能を果たす。この場合に、上述の例で示したように金属製の上板と樹脂製の傾斜壁を結合して一つの固定部品として機能させることが好適である。
その他、USBコネクタ21のボディ33の樹脂としては、白色、黒色等の樹脂が一般的である。しかし、透明または半透明の樹脂が用いられてもよい。これにより、接続口23がさらに見やすくなり、コネクタ向きの認識が容易になる。
以上に本発明の実施の形態に係る車載電子装置1について説明した。本実施の形態によれば、USBコネクタ21の内部が照明される。USBコネクタ21の内部には部品が非対称に配置されているので、コネクタ内部を照明すると、接続口23の外側から見たコネクタ内部の明るさの分布も非対称になり、この非対称分布からコネクタ向きを認識できる。このように、本発明は、USBコネクタ21の内部を照明することによって、USBコネクタ21の非対称な内部構造をコネクタ向きの指標として機能させ、これにより、USBコネクタ21の位置だけでなく向きもユーザが容易に認識可能にして、操作性を向上することができる。また、コネクタ内部を照明するので、コネクタ周辺に照明を設けなくてよくなり、照明用のスペースを削減することができる。
また、本実施の形態によれば、USBコネクタ21は、接続口23を有するシェル31と、シェル31に組み付けられるボディ33とを備え、ボディ33は、シェル31の内部空間で中央から偏った場所に配置されておりコンタクト端子35を支持するコンタクト支持板53と、コンタクト端子35が通り抜ける背面穴部55とを有する。そして、USBコネクタ21の背後から、ボディ33の背面穴部55を通して、シェル31の内部空間が照明される。このように、USBコネクタ21のボディ背面に設けられた貫通穴を利用して、コネクタ背後からコネクタ内部を照明するので、簡単な構成でコネクタ内部を照明することができる。
また、本実施の形態によれば、LED27が、USBコネクタ21を搭載する基板25上であって、USBコネクタ21の背後に取り付けられている。この構成により、基板23にUSBコネクタ21に加えてLED27も搭載することで、簡単な構成と小さなスペースで本発明の照明装置を実現できる。
また、本実施の形態によれば、LED27が発する照明光を背面穴部55へ向けて案内する照明光案内部品が備えられている。この構成により、LED27が基板25上で上向きに発する照明光を前方のUSBコネクタ21へ導いてコネクタ内部を照明することができる。照明方向が上向きの一般的なLEDを使用でき、横方向を照明するように構成された特殊なLEDを使う必要が無く、これにより簡単な構成で本発明の照明装置を実現できる。
また、本実施の形態によれば、USBコネクタ21を基板25に固定する固定部品が、照明光案内部品としても機能するように構成されている。これにより、案内用の別部品が不要になり、部品数が少ない簡単な構成でもって、照明光をUSBコネクタ21へ導くことができ、本発明の車載電子装置を実現できる。
また、本実施の形態によれば、固定部品29は、USBコネクタ21の背後であってLED27の上方に傾斜壁65を有し、傾斜壁65で照明光を反射することによって照明光案内部品として機能する。これにより、固定部品を照明光案内部品として好適に機能させることができる。
また、本実施の形態の応用例によれば、固定部品は、USBコネクタの背後に、照明光を透過させてLEDから背面穴部へ導く透過誘導部を有し、透過誘導部にて前記照明光を誘導することによって照明光案内部品として機能するように構成されている。これにより、固定部品を照明光案内部品として好適に機能させることができる。
また、本実施の形態によれば、固定部品29は、LED27を覆って照明光を遮蔽するように備えられている。これにより、基板25上のLED27がUSBコネクタ21の固定部品29により覆われて、照明光が遮蔽される。LED27からの光漏れも固定部品29によって防ぐことができるので、部品数が少ない簡単な構成でもって本発明の車載電子装置を好適に実現できる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明した。しかし、本発明は上述の実施の形態に限定されず、当業者が本発明の範囲内で上述の実施の形態を変形可能なことはもちろんである。
以上のように、本発明にかかる車載電子装置は、USBコネクタの操作性を向上でき、さらに照明用のスペースを削減できるという効果を有し、カーオーディオ等として有用である。
本発明の実施の形態における車載電子装置の斜視図 本発明の実施の形態における車載電子装置の断面図 本発明の実施の形態における車載電子装置の分解斜視図 USBコネクタを接続口の側から見た図 USBコネクタが照明された状態の接続口を示す図
符号の説明
1 車載電子装置
5 操作パネル
21 USBコネクタ
23 接続口
25 基板
27 LED
29 固定部品
31 シェル
33 ボディ
35 コンタクト端子
51 背面壁部
53 コンタクト支持板
55 背面穴部
61 上壁
63 側壁
65 傾斜壁

Claims (8)

  1. 接続口が車室内を向くように配置されたUSBコネクタと、
    前記USBコネクタの内部を照明する照明手段と、
    を備えたことを特徴とする車載電子装置。
  2. 前記USBコネクタは、前記接続口を有するシェルと、前記シェルに組み付けられるボディとを備え、前記ボディは、前記シェルの内部空間で中央から偏った場所に配置されておりコンタクト端子を支持するコンタクト支持板と、前記コンタクト端子が通り抜ける背面穴部とを有し、
    前記照明手段は、前記USBコネクタの背後から、前記ボディの前記背面穴部を通して、前記シェルの内部空間を照明することを特徴とする請求項1に記載の車載電子装置。
  3. 前記USBコネクタが基板に取り付けられており、
    前記照明手段は、前記基板上であって前記USBコネクタの背後に取り付けられたLEDを含むことを特徴とする請求項2に記載の車載電子装置。
  4. 前記LEDが発する照明光を前記背面穴部へ向けて案内する照明光案内部品を備えたことを特徴とする請求項3に記載の車載電子装置。
  5. 前記USBコネクタを前記基板に固定する固定部品を有し、前記固定部品が前記照明光案内部品としても機能することを特徴とする請求項4に記載の車載電子装置。
  6. 前記固定部品は、前記USBコネクタの背後であって前記LEDの上方に傾斜壁を有し、前記傾斜壁で前記照明光を反射することによって前記照明光案内部品として機能することを特徴とする請求項5に記載の車載電子装置。
  7. 前記固定部品は、前記USBコネクタの背後に、前記照明光を透過させて前記LEDから前記背面穴部へ導く透過誘導部を有し、前記透過誘導部にて前記照明光を誘導することによって前記照明光案内部品として機能することを特徴とする請求項5に記載の車載電子装置。
  8. 前記固定部品は、前記LEDを覆って前記照明光を遮蔽することを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の車載電子装置。
JP2006334505A 2006-12-12 2006-12-12 車載電子装置 Pending JP2008147077A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006334505A JP2008147077A (ja) 2006-12-12 2006-12-12 車載電子装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006334505A JP2008147077A (ja) 2006-12-12 2006-12-12 車載電子装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008147077A true JP2008147077A (ja) 2008-06-26

Family

ID=39607000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006334505A Pending JP2008147077A (ja) 2006-12-12 2006-12-12 車載電子装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008147077A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010050110A (ja) * 2009-12-01 2010-03-04 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コネクタ
KR101461176B1 (ko) * 2013-07-12 2014-11-18 주식회사 코리아하이텍 외부 단자 접속 장치
KR101488689B1 (ko) 2013-07-12 2015-02-04 주식회사 코리아하이텍 광원 모듈을 구비한 단자 접속 장치
KR20160001062U (ko) * 2014-09-23 2016-03-31 한국단자공업 주식회사 커넥터 모듈
KR200488388Y1 (ko) * 2018-05-21 2019-01-23 비클시스템주식회사 광 가이드 커버를 포함하는 usb 커넥터 소켓 구조
KR20190021085A (ko) 2017-08-22 2019-03-05 한국단자공업 주식회사 커넥터를 구비한 조립체
EP3462820A2 (en) 2017-09-29 2019-04-03 Hosiden Corporation Connector box and method of its assembly
KR101972358B1 (ko) 2017-12-28 2019-08-16 지엔에스티 주식회사 차량용 유에스비 설치부의 조명 장치

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0375539U (ja) * 1989-11-28 1991-07-29
JPH1131558A (ja) * 1997-04-30 1999-02-02 Berg Technol Inc レセプタクル
JPH1140268A (ja) * 1997-07-17 1999-02-12 Japan Aviation Electron Ind Ltd コネクタ
JP2002525828A (ja) * 1998-09-24 2002-08-13 ジルコム,インコーポレーテッド 電子デバイス用のステータス表示装置
JP2003263252A (ja) * 2002-03-07 2003-09-19 Car Mate Mfg Co Ltd 車載usbハブ
WO2006072585A1 (de) * 2005-01-07 2006-07-13 Casco Schoeller Gmbh Fahrzeug

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0375539U (ja) * 1989-11-28 1991-07-29
JPH1131558A (ja) * 1997-04-30 1999-02-02 Berg Technol Inc レセプタクル
JPH1140268A (ja) * 1997-07-17 1999-02-12 Japan Aviation Electron Ind Ltd コネクタ
JP2002525828A (ja) * 1998-09-24 2002-08-13 ジルコム,インコーポレーテッド 電子デバイス用のステータス表示装置
JP2003263252A (ja) * 2002-03-07 2003-09-19 Car Mate Mfg Co Ltd 車載usbハブ
WO2006072585A1 (de) * 2005-01-07 2006-07-13 Casco Schoeller Gmbh Fahrzeug

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010050110A (ja) * 2009-12-01 2010-03-04 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コネクタ
KR101461176B1 (ko) * 2013-07-12 2014-11-18 주식회사 코리아하이텍 외부 단자 접속 장치
KR101488689B1 (ko) 2013-07-12 2015-02-04 주식회사 코리아하이텍 광원 모듈을 구비한 단자 접속 장치
KR20160001062U (ko) * 2014-09-23 2016-03-31 한국단자공업 주식회사 커넥터 모듈
KR200488138Y1 (ko) 2014-09-23 2018-12-18 한국단자공업 주식회사 커넥터 모듈
KR20190021085A (ko) 2017-08-22 2019-03-05 한국단자공업 주식회사 커넥터를 구비한 조립체
EP3462820A2 (en) 2017-09-29 2019-04-03 Hosiden Corporation Connector box and method of its assembly
US10811805B2 (en) 2017-09-29 2020-10-20 Hosiden Corporation Connector box and method of its assembly
KR101972358B1 (ko) 2017-12-28 2019-08-16 지엔에스티 주식회사 차량용 유에스비 설치부의 조명 장치
KR200488388Y1 (ko) * 2018-05-21 2019-01-23 비클시스템주식회사 광 가이드 커버를 포함하는 usb 커넥터 소켓 구조

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008147077A (ja) 車載電子装置
JP4563895B2 (ja) バックライト機能を備えたプッシュ式スイッチ
JP5370658B2 (ja) 計器照明装置
JP4977413B2 (ja) 指針装置
JP2010276498A5 (ja)
WO2018066581A1 (ja) 導光部品、プラグ、及びアダプター
JP2008501577A (ja) ディスプレイを差し込むためのハウジングを備える計器パネルおよび計器パネル用のディスプレイ
JP2008501577A5 (ja)
JP5322601B2 (ja) 自動車用計器のインジケータ照明構造
JP2018054291A (ja) 車両用計器
JP2010107463A (ja) 照明装置
JP2008032455A (ja) 指針式計器
JP2011246082A (ja) 表示装置
JP2006078778A (ja) 表示装置
JP2003344118A (ja) 照明装置
JP5338070B2 (ja) 計器装置
JP2020082895A (ja) 表示装置
JP6634756B2 (ja) 表示装置
JP2020021645A (ja) 照明装置及びドアトリム
JP7070027B2 (ja) 表示装置
KR101930318B1 (ko) 광원을 구비한 단자 조립체
JP2009198461A (ja) 車両用メータの照明構造
JP2006092844A (ja) 表示装置
JP2024084271A (ja) 表示装置
JP2023023085A (ja) コネクタユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110809

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120327