JP2011246082A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、スペースをコンパクトにしつつ、均一的な照明を可能とする表示装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】 インジケータ表示部22の裏面側に配置される平板状の導光体80と、インジケータ表示部22の各意匠表示部21にそれぞれ対応して配置されるインジケータ用光源90と、導光体80の端部に設けられた受光部81に光を入射可能に配置される導光体用光源91と、インジケータ表示部22の各部を表示するための仕切り壁部44,44aを有し導光体80および表示板20を載置可能に配設するケース体40と、を備え、ケース体40には、導光体用光源91からの光が導光体80の光路中に進入することを防ぐ遮光壁部45を仕切り壁部44aと一体的に形成してなることを特徴とする表示装置。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば自動車やオートバイ、建設機械、農耕機械などの車両に搭載される計器装置などにおけるギアポジションなどを表示する表示装置に関する。
従来の車両などに搭載される計器装置として、速度計や回転計などの指針式の指示計器の前面側に配置される表示板(表示パネル)と、前記指示計器を実装する硬質材料からなる回路基板と、この回路基板の前面側に配置され、前記表示板(表示パネル)を載置する樹脂材料からなる枠状のケース体と、このケース体の前面側に配置され、少なくとも前記表示板(表示パネル)の表示領域となる前面が透視可能な樹脂材料からなる前面透視カバーパネル部材と表示板(表示パネル)の表示領域を仕切る見返しパネル部材とからなる上ケース(前面側ケース)と、前記ケース体と前記回路基板とを覆う樹脂材料からなる下ケース(背後側ケース)と、を備えてなる計器装置を構成している。
また、このような計器装置には、特許文献1や特許文献2などに示すように、車両などのギアシフト位置を知らせるための表示装置が表示板(表示パネル)上に設けられている。この際、夜間などにおいては、ギアポジション(P・R・N・D・1・2)などの表示部の全体が読み取れるように、表示部が施された表示板の背後に導光体を配置し、この導光体に、光源からの光を受け入れて表示部をそれぞれ透過照明するようにしている。
またギアシフト位置(ギアポジション位置)に合わせて、その表示部箇所のそれぞれの背後には、光源が設けられ、これらの光源からの光が互いに影響しないように、それぞれを仕切り壁部によって略筒状に覆うように設けている。そして、ギアシフト操作による変速機の選択操作に伴い、そのギアポジション位置に該当する光源(例えばランプやLEDなど)が点灯して、選択したシフト位置の表示部箇所のみが明るく点灯表示される。
特開平8−160890号公報 特開2004−106662号公報
ところで、前述した特許文献1や特許文献2などにおける表示装置においては、ギアポジション(P・R・N・D・1・2)位置の全体を照明表示する場合、仕切り壁によって筒状に覆われて列状に配置したギアポジション位置の左右側方に位置した箇所に光源などを設置し、導光体の両側端部に設けた各反射面を介して表示板面上の表示部を照らし出すように構成しているが、枠状に仕切られた表示装置の壁部の外側においては、照明用の光源を含む表示装置の占有する照明用としてのスペースを確保する必要がある。このため、計器装置をコンパクトにまとめあげようとすると、表示装置の専有面積が広くなってしまうという問題点がある。
この点を考慮するものとして、列状に配置したギアポジション表示の列方向の両端部箇所に光源を設置することにより、表示装置のスリム化を図ることができ、これにより表示装置の小型化をねらいにすることが考えられる。
しかしながら、小型化が可能となるにしても、列状に配置したギアポジションの列方向端部(片側もしくは両側の端部)に光源を設置する構成を採用するため、光源に近い箇所の表示部箇所は明るくなりやすく、光源から離れた箇所では導光体内にて照射導光する光線が反射を繰り返して表示部箇所を照らし出すようにしているために、光源に近い箇所に比べて明るさが落ちてしまいやすく、結果として表示板の全体の明るさを均一的には照明することができないことがある。
そこで本発明は、前述の問題点に着目し、表示装置のスペースをコンパクトにしつつ、均一的な照明を可能とする照明装置を提供することを目的とするものである。
本発明は前述した課題を解決するため、請求項1では、文字・記号などの表示意匠部が列状に並んだインジケータ表示部を有した表示板と、前記インジケータ表示部の裏面側に配置される透過性材料で形成される平板状の導光体と、前記インジケータ表示部の前記各意匠表示部にそれぞれ対応し、前記導光体の背後に配置されるインジケータ用光源と、前記導光体の受光部に光を入射可能に配置される導光体用光源と、前記インジケータ用光源と前記導光体用光源とを隔離し、かつ前記インジケータ表示部の各部を表示するための仕切り壁部を有し前記導光体および前記表示板を載置可能に配設するケース体と、を備え、前記導光体用光源からの光を前記導光体内に導いて前記インジケータ表示部を透過照明する車両用表示装置において、前記インジケータ表示部の少なくとも一方の列方向の端部側において、前記受光部の直下に前記導光体用光源を配置し、前記ケース体には、前記導光体用光源から発光される光が前記導光体の光路中に進入することを防ぐ遮光壁部を前記インジケータ用光源と前記導光体用光源とを隔離する前記仕切り壁部に設けてなることを特徴とする表示装置である。
このように構成することにより、導光体の受光部に隣接するケース体には、文字・記号などの表示意匠部が列状に並んだインジケータ表示部の少なくとも一方の列方向の端部側に設けられた仕切り壁部と一体に遮光壁部を形成してなることにより、導光体用光源からの照射光線が遮光壁部にて遮られるために、インジケータ表示部の輝度ムラの発生を抑制することができ、均一的な照明効果を得ることができるものであり、また表示意匠部が列状に並んだインジケータ表示部の列方向の端部側に設けられたケース体の仕切り壁部と一体に遮光壁部を形成してなることにより、表示装置のスペースをコンパクトにしつつ、部品点数を追加することなく光量を制御する遮光壁部を設けることができ、コストを抑えながら組み付け作業性も良好に行うことができる。
また請求項2では、請求項1に記載の表示装置において、前記遮光壁部は、前記導光体の前記受光部に向けて突出するように設けてなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、受光部に近接して設けられた遮光壁部によって光線が遮られるため、導光体用光源からの光線は受光部を主体にして導光体内に導き入れることが可能となり、導光体用光源側に近い箇所に設けられた表示意匠部箇所が明るくなりすぎることを未然に防ぐことができる。
また請求項3では、請求項1または請求項2に記載の表示装置において、前記遮光部と前記導光体との間に、透き間を設けてなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、導光体の受光部から入光した光線が遮光壁部と対向する導光体との間に透き間が設けられることによって遮光壁部の内面部分にて表示板側に反射導光する光量が抑えられるため、表示板に設けた表示意匠部が部分的に明るくなりすぎることを未然に解消することができる。
また請求項4では、請求項1から請求項3のいずれかに記載の表示装置において、前記ケース体には、前記表示板を載置する載置面部が設けられるとともに、前記導光体を前記ケース体上に載置するため前記載置面部より前記導光体の肉厚寸法の厚み分を凹ませてなる凹設部が設けられていることを特徴とするものである。
このように構成することにより、ケース体に設けた凹設部に導光体を簡単にセットすることができるとともに、表示板とケース体との間に導光体を挟着保持することができる。
また請求項5では、請求項4に記載の表示装置において、前記導光体には、導光体の周縁箇所の適所に前記ケース体側に位置決め保持する位置決め部を設け、前記ケース体には、前記位置決め部に対応する前記凹設部箇所に位置合わせ部を設けてなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、ケース体の凹設部箇所に設けられた位置合わせ部に、導光体の位置決め部を位置合わせしつつ組み付け保持することにより、組み付けの向きも適正な状態にてセットすることが可能となり、簡単に所定の位置に組み付け保持することができる。
本発明による表示装置においては、文字・記号などの表示意匠部が列状に並んだインジケータ表示部を有した表示板と、前記インジケータ表示部の裏面側に配置される透過性材料で形成される平板状の導光体と、前記インジケータ表示部の前記各意匠表示部にそれぞれ対応し、前記導光体の背後に配置されるインジケータ用光源と、前記導光体の受光部に光を入射可能に配置される光源と、前記インジケータ用光源と前記光源とを隔離し前記インジケータ表示部の各部を表示するための仕切り壁部を有し前記導光体および前記表示板を載置可能に配設するケース体と、を備え、前記光源からの光を前記導光体内に導いて前記インジケータ表示部を透過照明する表示装置において、前記インジケータ表示部の少なくとも一方の列方向の端部側において、前記受光部の直下に前記光源を配置し、前記ケース体には、前記導光体用光源から発光される光が前記導光体の光路中に進入することを防ぐ遮光壁部を前記インジケータ用光源と前記導光体用光源とを隔離する前記仕切り壁部に設けてなることを特徴とする表示装置であるため、導光体の受光部に隣接するケース体には、文字・記号などの表示意匠部が列状に並んだインジケータ表示部の少なくとも一方の列方向の端部側に設けられた前記仕切り壁部と一体に遮光壁部を形成してなることにより、光源からの照射光線が遮光壁部にて遮られるために、インジケータ表示部の輝度ムラの発生を抑制することができ、均一的な照明効果を得ることができるものであり、また表示意匠部が列状に並んだインジケータ表示部の列方向の端部側に、ケース体の仕切り壁部と一体に遮光壁部を形成することができるため、表示装置のスペースをコンパクトにしつつ、部品点数を追加することなく光量を制御する遮光壁部を設けることができ、コストを抑えながら組み付け作業性も良好に行うことができるものであり、初期の目的を達成することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態である計器装置における表示装置を示す正面図である。 図2は、図1のA−A線箇所の要部を示す断面図である。 図3は、図1のB−B線箇所の要部を示す断面図である。 図4は、本発明の第1の実施形態である表示装置の要部を示す分解斜視図である。 図5は、本発明の第2の実施形態である表示装置を示す断面図である。 図6は、本発明の第2の実施形態である表示装置の要部を示す分解斜視図である。
図1から図4は本発明の第1の実施形態を示すもので、以下、これらに基づいて本発明の実施形態をたとえば自動車に搭載される計器装置におけるギアポジションなどを表示する表示装置を例にして説明する。
同図において、本実施形態による自動車に搭載される計器装置としては、速度計、回転計、燃料計、水温計などの指針式の指示計器10の前面側に配置される表示板20と、指示計器20の計器本体11を実装する硬質材料からなる回路基板30、この回路基板30の前面側に配置され、表示板20を載置する樹脂材料からなる枠状のケース体40と、このケース体40の前面側に配置され、少なくとも前面が透視可能な樹脂材料からなる透視カバーパネル部材51と表示板20の表示領域を仕切る見返しパネル部材52とからなる前面側ケースである上ケース50と、ケース体40と回路基板30とを覆う樹脂材料からなる下ケース60(背後側ケース)と、を備えて全体の計器装置を構成している。
この場合、速度計や回転計、燃料計、水温計などの各種情報を表示する各指示計器10にあっては、回路基板30の背後側に各指示計器10の一部を構成する計器本体11、例えば可動磁石式計器またはステッピングモータなどからなる計器本体11がそれぞれ組み付け固定されており、この各計器本体11に設けられた指針軸12の先端側に、指針軸12を軸芯として回転する指針13がそれぞれ圧入固定されている。
また本実施形態にあっては、車両に搭載される計器装置などにおけるギアポジションを表示する表示装置70が表示板20(表示パネル)上に設けられている。
ギアポジションを表示する表示装置70としては、文字・記号などの表示意匠部21が列状に並んだインジケータ表示部22を有した表示板20と、この表示板20の背後に配置され、透過性材料で形成された平板状の導光体80と、その導光体80の背後に配置され、インジケータ表示部22の各表示意匠部21にそれぞれ対応して設けられたインジケータ用光源90と、導光体80の端部に設けられた受光部81に光を入射可能とする導光体用光源91と、から構成されている。
表示板20自体は、0.5ミリ程度の合成樹脂製からなるシート状の基板、例えばポリカーボネート樹脂の基板からなり、このシート状の樹脂基板からなる表示板20には、上述したようにギアポジションなどを表示する文字・記号などの表示意匠部21が印刷などの手段によって形成されている。また、表示板20上には、計器装置10の指針13の指示と対比判読するための目盛や数字や記号などからなる表示部(指標部)23が印刷などの手段によって形成されている。
また回路基板30は、たとえばガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板からなり、計器本体11の駆動・制御を行う駆動手段(図示せず)や、たとえば抵抗、コンデンサ等の各種電子部品が前記配線パターンに導通接続されているとともに、ギアポジションなどを表示する表示装置70の表示板20上に設けられた表示意匠部21を透過照明する発光ダイオードからなるインジケータ用光源90と導光体用光源91とが実装されている。なお、回路基板30上には、枠状のケース体40内に臨んで表示板20上に指示計器10の目盛部や数字などの表示部23を透過照明するための光源92と、指針13を発光照明するための指針用光源93とが実装されている。
またケース体40は、全体が略枠状に形成され、白色系の合成樹脂材料によって例えば速度計、液面計、水温計などの指示計器10を構成する部品を支持したり、表示装置70を構成する部品を支持するために枠状の側壁部41と、この側壁部41の中程をそれぞれ繋ぐように設けられた水平壁部42によって全体が枠状に形成され、その枠状に形成されたケース体40の水平壁部42は表示板20を載置する載置面部として形成されている。
またケース体40には、ケース体40の載置面部、すなわち水平壁部42を基準として表示装置70の部品の一部を構成する導光体80の形状に倣って載置面部である水平壁部42より導光体80の肉厚寸法の厚み分を凹ませてなる凹設部43が形成されている。
凹設部43箇所の背面側には、それぞれのインジケータ用光源90と導光体用光源91とを隔離し、かつ表示意匠部21が列状に並んだインジケータ表示部22の各部を表示するために四角形状からなる筒状に仕切られた仕切り壁部44によってインジケータ用光源90から発せられる光が他の表示意匠部21側へと洩れないように形成されている。
また表示板20上の表示意匠部21が列状に並んだインジケータ表示部22の背後側には、平板状の合成樹脂材料からなる導光体80が配置されており、この導光体80の端部側に設けられた受光部81箇所の上面側に傾斜面からなる反射部82が形成され、受光部81の真下に位置した回路基板30上には導光体用光源91が半田付けなどの手段によって実装されている。
またケース体40には、導光体用光源91から発光される光が導光体80の光路中に進入することを防ぐ遮光壁部45がインジケータ用光源90と導光体用光源91とを隔離する仕切り壁部44aから一体に導光体80の受光部81方向に向けて水平方向に延びるように形成されている。この際、遮光壁部45の上面側と導光体80の背面側との間には、透き間Sが設けられている。
また本実施形態においては、導光体80には、導光体80の周縁箇所の適所にケース体40側に位置決め保持する位置決め部83が突き出し形成され、ケース体40には、導光体80の位置決め部83に対応する凹設部43箇所に位置合わせ部46が設けられている。
また導光体80の表面側には、少なくとも表示板20の表示意匠部21箇所に合わせて光が拡散可能な細かい凹凸部84が設けられている。
なお、上ケース50の一部を構成する透視カバーパネル部材51は、例えば透明な合成樹脂からなり、表示板20上の表示部21領域が透視できるように設けられている。
また上ケース50の一部を構成する見返しパネル部材52は、例えば黒色の合成樹脂からなり、表示板20上の表示部21領域を視認可能となるように枠状に仕切るように設けられている。
また下ケース60は、例えば合成樹脂からなり、回路基板30の背後とケース体40の外周面側を覆うように有底枠状に形成されている。
このように構成された第1の実施形態おける表示装置については、以下のように組み付けが行われる。
まず最初に電機部品などが組み付け実装された回路基板30を下ケース60を基準にしてセットする。
次いで、ケース体40の前面側の載置面部となる水平壁部42から導光体80の肉厚寸法の厚み分を凹ませて設けた凹設部43によって、ケース体40に設けた凹設部43に導光体80を簡単にセットすることができるものであり、また表示板20をケース体40の載置面部となる水平壁部42にセットすると同時に、表示板20とケース体40との間に導光体80を簡単に挟着保持することができる。
この際、ケース体40の凹設部43箇所に設けられた位置合わせ部46に、導光体80の位置決め部83を位置合わせしつつ組み付け保持することにより、組み付けの向きも誤ることなく適正な状態にてセットすることが可能となり、簡単に所定の位置に組み付け保持することができる。
また、夜間などの照明時においては、導光体用光源91が点灯すると、文字・記号などの表示意匠部21が列状に並んだインジケータ表示部22の端部側に設けられた仕切り壁部44aと一体に遮光壁部45を形成してなることにより、導光体用光源91からの照射光線が遮光壁部45にて遮られるために、インジケータ表示部22の輝度ムラの発生を抑制することができ、均一的な照明効果を得ることができる。
また表示意匠部21が列状に並んだインジケータ表示部22の両側の端部側に設けられたケース体40の仕切り壁部44aと一体に遮光壁部45を形成することにより、表示装置70を正面視したときに投影面積が従来に比べて狭いスペースにて設定することが可能となり、これにより表示装置70のスペースをコンパクトに抑えつつ、個別に部品点数を追加することなく光量を制御する遮光壁部(遮光部材)を設けることができ、コストを抑えながら組み付け作業性も良好に行うことができる。
また、本実施形態にあっては、導光体80の受光部81から入光した光線が遮光壁部45と対向する導光体80との間に透き間Sが設けられることによって遮光壁部45の内面部分にて表示板20側に反射導光する光量が抑えられるため、表示板20に設けた表示意匠部21が部分的に明るくなりすぎることを未然に解消することができ、均一的に照明表示することができる。この際、導光体80内に案内されてきた光線は、導光体80の表面に形成された細かい凹凸部84によって拡散されながら表示板20の表示意匠部21箇所へと照射することとなり、表示意匠部21箇所を均一的に照らし出すことができる。
また、導光体用光源91の点灯によって列状に並んだ表示意匠部21全体(インジケータ表示部22)が照らし出されると同時に、ギアシフト操作による変速機の選択操作に伴い、そのギアポジション位置に該当するインジケータ用光源90が点灯して、選択したシフト位置の表示部箇所(表示意匠部21)のみが明るく点灯表示される。
なお、夜間などの照明時においては、指針13を発光照明するための指針照明用の光源93が発光すると、その照明光は表示板20の貫通孔を通じて指針13の基部側へと導光案内され、次いでその基部側から指示部へと導かれることにより、指針13の指示部が照明される。
また、指針13の照明と同時に、表示部照明用の光源92が発光すると、その照明光はケース体40に設けられた反射壁部47などによって反射され、この反射された光が表示板20の表示部23箇所へと導かれることにより、表示板20の表示部23が明るく透過照明される。
また、図5および図6は、本発明の第2の実施形態を示すものであり、前述した図1から図4に示す第1の実施形態とほぼ同様に形成されている。この第2の実施形態にあっては、前述した第1の実施形態と同様にして、ギアポジションを表示する表示装置70として、文字・記号などの表示意匠部21が列状に並んだインジケータ表示部22を有した表示板20が設けられている。
またケース体40には、ケース体40の載置面部、すなわち水平壁部42を基準として表示装置70の部品の一部を構成する導光体80aの形状に倣って載置面部である水平壁部42より導光体80aの肉厚寸法の厚み分を凹ませてなる凹設部43が形成されている。
凹設部43箇所の背面側には、それぞれのインジケータ用光源90と導光体用光源91とを隔離し、かつ表示意匠部21が列状に並んだインジケータ表示部22の各部を表示するために四角形状からなる筒状に仕切られた仕切り壁部44,44aによってインジケータ用光源90から発せられる光が他の表示意匠部21側へと洩れないように形成されている。
また表示板20上の表示意匠部21が列状に並んだインジケータ表示部22の背後側には、略平板状の導光体80aが配置されており、この導光体80aの両側の端部側に導光体用光源91側に向けて垂れ下がり形成された受光部81aが導光体80aから一体に形成され、この受光部81a箇所の上面側に傾斜面からなる反射部82aが形成されている。
またケース体40には、導光体用光源91から発光される光が導光体80aの光路中に進入することを防ぐ遮光壁部45がインジケータ用光源90と導光体用光源91とを隔離する仕切り壁部44aから一体に導光体80の受光部81方向に向けて水平方向に延びるように形成されている。この際、遮光壁部45の上面側と導光体80aの背面側との間には、透き間S1が設けられている。この実施形態における透き間S1としては表示板20の表示意匠部21側へと反射導光する光線をさらに抑えるために、表示板20の背面と遮光壁部45の表面側との距離が漸次変化するように透き間S1の間隔を徐々に広がるように設定している。
また本実施形態においては、導光体80aには、導光体80aの周縁箇所の適所にケース体40側に位置決め保持する位置決め凹部83aが2箇所設けられ、ケース体40には、導光体80aの位置決め凹部83aに対応する凹設部43箇所に凸状の位置合わせ部46aが設けられている。
また導光体80aの表面側には、少なくとも表示板20の表示意匠部21箇所に合わせて細かい凹凸部84aが設けられている。
このように構成された第2の実施形態おける表示装置については、前述した第1の実施形態とほぼ同様にして組み付けが行われる。
また本実施形態にあっては、ケース体40の凹設部43箇所に設けられた凸状の位置合わせ部46aに、導光体80aに設けた位置決め凹部83aを位置合わせしつつ組み付け保持することにより、組み付けの向きも誤ることなく適正な状態にてセットすることが可能となり、簡単に所定の位置に組み付け保持することができる。
夜間などの照明時においては、導光体用光源91が点灯すると、導光体80aの端部側に垂れ下がり形成された受光部81aを介して光が導光案内されるため、照明光線を導光体80a内に効率よく案内することが可能となり、反射部82aを介して略平板状の導光体80aが比較的に明るく照らし出され表示板20の背面から表示意匠部21箇所を透過照明することができるものであり、また導光体用光源91側に近い表示意匠部21箇所においては、表示意匠部21が列状に並んだインジケータ表示部22の端部側に設けられた仕切り壁部44aと一体に遮光壁部45を形成してなることにより、導光体用光源91からの照射光線が遮光壁部45にて遮られるために、インジケータ表示部21の輝度ムラの発生を抑制することができ、均一的な照明効果を得ることができる。
また遮光壁部45と導光体80aとの間には、透き間S1が設けられており、この実施形態における透き間S1としては表示板20の表示意匠部21側へと反射導光する光線をさらに抑えるために、表示板20の背面と遮光壁部45の表面側との距離が漸次変化するように透き間S1の間隔を徐々に広がるように設定している。このため、透き間S1の間隔が広がることによって表示板20の表示意匠部21側への反射光線がさらに抑制され、部分的に明るくなりやすい箇所を抑えることができ、均一的な照明を行うことができる。
また表示意匠部21が列状に並んだインジケータ表示部22の両側の端部側に設けられたケース体40の仕切り壁部44aと一体に遮光壁部45を形成することにより、前述した第1の実施形態と同様にして、表示装置70を正面視したときに投影面積が従来に比べて狭いスペースにて設定することが可能となり、これにより表示装置70のスペースをコンパクトに抑えつつ、個別に部品点数を追加することなく光量を制御する遮光壁部(遮光部材)を設けることができ、コストを抑えながら組み付け作業性も良好に行うことができる。
なお本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能であり、例えば各実施形態においては、表示装置としてギアポジションを表示するインジケータ表示部を例にして説明していたが、例えば集中警報表示パネルによる表示装置において、種々の表示意匠部を列状に配してなるインジケータ表示部であっても良いものであり、また、インジケータ表示部の背後に配置される導光体としては無色透明な合成樹脂材料にて成形していたが、場合によっては、着色成形するようにしても良い。またケース体の仕切り壁部から一体に設けられる遮光壁部の張り出し寸法や配置する位置などは、仕切り壁部の形状や大きさなどに合わせて設定すれば良いものであり、加えて導光体の背面箇所と遮光壁部との間の透き間の間隔なども導光体用光源の設定位置や導光体用光源の光量などの条件に合わせて設定すれば良いものである。
また、前述した実施形態において詳述したように、自動車における表示装置を例にして説明したが、車両用に限らず船舶用計器あるいは農業用機械や建設機械などの表示装置などにおいても適用することが可能であり、同様な効果を得ることができる。
10 指示計器
11 計器本体
12 指針軸
13 指針
20 表示板
21 表示意匠部
22 インジケータ表示部
23 表示部(指標部)
30 回路基板
40 ケース体
41 側壁部
42 水平壁部(載置面部)
43 凹設部
44,44a 仕切り壁部
45 遮光壁部
46,46a 位置合わせ部
50 上ケース
51 透視カバーパネル部材
52 見返しパネル部材
60 下ケース
70 表示装置
80,80a 導光体
81,81a 受光部
82,82a 反射部
83 位置決め部
83a 位置決め凹部
84,84a 凹凸部
90 インジケータ用光源
91 導光体用光源
S,S1 透き間

Claims (5)

  1. 文字・記号などの表示意匠部が列状に並んだインジケータ表示部を有した表示板と、前記インジケータ表示部の裏面側に配置され、透過性材料で形成された平板状の導光体と、前記インジケータ表示部の前記各意匠表示部にそれぞれ対応し、前記導光体の背後に配置されるインジケータ用光源と、前記導光体の端部に設けられた受光部に光を入射可能に配置される導光体用光源と、前記インジケータ用光源と前記導光体用光源とを隔離し、かつ前記インジケータ表示部の各部を表示するための仕切り壁部を有し前記導光体および前記表示板を載置可能に配設するケース体と、を備え、前記導光体用光源からの光を前記導光体内に導いて前記インジケータ表示部を透過照明する表示装置において、
    前記表示意匠部が列状に並んだ前記インジケータ表示部の少なくとも一方の列方向の端部側において、前記受光部の直下に前記導光体用光源を配置し、前記ケース体には、前記導光体用光源から発光される光が前記導光体の光路中に進入することを防ぐ遮光壁部を前記インジケータ用光源と前記導光体用光源とを隔離する前記仕切り壁部に設けてなることを特徴とする表示装置。
  2. 前記遮光壁部は、前記導光体の前記受光部に向けて突出するように設けてなることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記遮光壁部と前記導光体との間に、透き間を設けてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記ケース体には、前記表示板を載置する載置面部が設けられるとともに、前記導光体を前記ケース体上に載置するため前記載置面部より前記導光体の肉厚寸法の厚み分を凹ませてなる凹設部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記導光体には、導光体の周縁箇所の適所に前記ケース体側に位置決め保持する位置決め部を設け、前記ケース体には、前記位置決め部に対応する前記凹設部箇所に位置合わせ部を設けてなることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
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