JP6036462B2 - 計器装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車やオートバイ、建設機械、農耕機械などの車両に搭載される計器装置に関する。
従来の車両などに搭載される計器装置として、速度計や回転計などの指針式の指示計器の前面側に配置される表示板(表示パネル)と、前記指示計器を実装する硬質材料からなる回路基板と、この回路基板の前面側に配置され、前記表示板(表示パネル)を載置する樹脂材料からなる枠状のケース体と、このケース体の前面側に配置され、少なくとも前記表示板(表示パネル)の表示領域となる前面が透視可能な樹脂材料からなる透視カバーパネル部材と表示板(表示パネル)の表示領域を仕切る見返しパネル部材とからなる上ケース(前面側ケース)と、前記ケース体と前記回路基板とを覆う樹脂材料からなる下ケース(背後側ケース)と、を備えてなる計器装置が知られている(特許文献1等参照)。
また、このような計器装置として、光源からの照射光線を表示板に導き入れやすくするために導光板を用いたものも特許文献2などによって知られている。
特開2008−75696号公報 特開2007−33390号公報
ところで、前述した特許文献2などにおける計器装置においては、導光体を用いることにより明るく表示板上の指標部たとえば目盛や文字、数字などが照らし出されるという利点がある。しかしながら、この種の計器装置においては、仕向地によっては速度計の速度表示として、「キロ表示」であったり、「マイル表示」であったりすることがあり、ケースの形状は同じであっても、表示板の指標部の印刷(「キロ表示」、「マイル表示」)をそれぞれ仕向地である機種毎に合わせて形成する必要がある。そのため、指標部の印刷による目盛や数字などの配置などは仕向地(機種毎)によって異なるため、これにあわせて導光体に光の透過量を調整する調光印刷層を導光体の裏面や表面部分に印刷することによって指標部の透過量が均一となるようにしている。
従って、表示板と導光体とをそれぞれ仕向地(機種毎)に合わせてセットする必要があるものの、導光体の形状は「キロ表示」仕様と、「マイル表示」仕様との形状が同一のため、誤って他の仕様の導光体をケース上にセットしてしまうことがある。
そこで本発明は、前述の問題点に着目し、形状が同じ部材であったとしても、その仕様に満足する組み付け部品を誤りなく組み付けることができる計器装置を提供することを目的とする。
本発明は前述した課題を解決するため、請求項1では、合成樹脂製のケース体と、このケース体の前面に配置され光源からの照射光線を導光案内する導光体と、この導光体に案内された照射光線によって背面側から指標部を透過照明可能な表示板と、前記表示板の前面側に配置され、少なくとも前面が透視可能な樹脂材料からなる上ケース(上側ケース)と、前記光源を実装する回路基板と、を備えてなる計器装置において、前記導光体には機種毎に定められたマークを所定の箇所に設けるとともに、このマークに合わせて前記表示板にはその表示板の機種毎に定められた位置に誤組防止用のマーク表示窓部を施し、前記導光体と前記光源との間に調光用の拡散板を配置するとともに、その拡散板には機種毎に定められた誤組防止用マークを所定の箇所に設けるとともに、この誤組防止用マークに合わせて前記表示板には表示板の機種毎に定められた位置に誤組防止用のマーク表示窓部を施し、前記誤組防止用のマーク表示窓部内に前記マークと前記誤組防止用マークとを隣接して配置してなることを特徴とする計器装置である。
このように構成することにより、機種毎に定められた位置に設けられた表示板のマーク表示窓部から導光体に機種毎に定められた箇所に施されたマークとが一致するかどうかを判別することにより、簡単に誤組みであるかどうかを判断することができ、単一のケース内に、複数の導光体と表示板とを組み合わせてセット(組み付けること)する場合であっても、誤組みで組み付けられている箇所を即座に判別することができる。また、導光体に加えて導光体の背後に配置した拡散板をも簡単に誤組であるか否かを即座に判断することができる。さらに、一つの誤組防止用のマーク表示窓部内において、導光体に設けたマークと拡散板に設けた誤組防止用マークとを読み取ることができ、これにより導光体と拡散板の組み付けが機種毎に合わせて適正であるかどうかを即座に判別することができる。
また請求項2では、合成樹脂製のケース体と、このケース体の前面に配置され光源からの照射光線を導光案内する導光体と、この導光体に案内された照射光線によって背面側から指標部を透過照明可能な表示板と、前記表示板の前面側に配置され、少なくとも前面が透視可能な樹脂材料からなる上ケース(上側ケース)と、前記光源を実装する回路基板と、を備えてなる計器装置において、前記導光体には機種毎に定められたマークを所定の箇所に設けるとともに、このマークに合わせて前記表示板にはその表示板の機種毎に定められた位置に誤組防止用のマーク表示窓部を施し、前記導光体と前記光源との間に調光用の拡散板を配置するとともに、その拡散板には機種毎に定められた誤組防止用マークを所定の箇所に設けるとともに、この誤組防止用マークに合わせて前記表示板には表示板の機種毎に定められた位置に誤組防止用のマーク表示窓部を施し、前記誤組防止用のマーク表示窓部内から前記誤組防止用マークの一部が視認可能に前記誤組防止用のマーク表示窓部内に前記マークと前記誤組防止用マークとを重ね合わせて配置してなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、機種毎に定められた位置に設けられた表示板のマーク表示窓部から導光体に機種毎に定められた箇所に施されたマークとが一致するかどうかを判別することにより、簡単に誤組みであるかどうかを判断することができ、単一のケース内に、複数の導光体と表示板とを組み合わせてセット(組み付けること)する場合であっても、誤組みで組み付けられている箇所を即座に判別することができる。また、導光体に加えて導光体の背後に配置した拡散板をも簡単に誤組であるか否かを即座に判断することができる。さらに、一つの誤組防止用のマーク表示窓部内において、拡散板に設けた誤組防止用マークの上に導光体に設けたマークが重なった状態で読み取ることができ、これにより導光体と拡散板の組み付けが機種毎に合わせて適正であるかどうかを即座に判別することができる。
また請求項3では、請求項2に記載の計器装置において、前記誤組防止用マークに対して前記マークの大きさを小さく設定してなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、一つの誤組防止用のマーク表示窓部内において、拡散板に設けた大きな面積からなる誤組防止用マークの上に導光体に設けた小さな面積からなるマークが重なった状態で読み取ることができ、これにより導光体と拡散板の組み付けが機種毎に合わせて適正であるかどうかを即座に判別することができる。
また請求項4では、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の計器装置において、前記上ケースには、前記表示板に施された前記誤組防止用のマーク表示窓部に対向する箇所を覆う見返しパネルを配置してなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、表示板の前面側から表示板に設けた誤組防止用のマーク表示窓部や導光体に設けた誤組防止用のマーク、拡散板に設けた誤組防止用マークなどを目隠しすることができ、見栄えも良好とすることのできる計器装置を提供することができる。
また請求項5では、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の計器装置において、前記誤組防止用のマーク表示窓部の大きさに対し、前記マークおよび前記誤組防止用マークの大きさを小さく設定してなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、誤組防止用のマーク表示窓部の輪郭の中にマークや誤組防止用マークが配置されるため、表示板の前面側から簡単に判別することができる。
本発明による計器装置においては、合成樹脂製のケース体と、このケース体の前面に配置され光源からの照射光線を導光案内する導光体と、この導光体に案内された照射光線によって背面側から指標部を透過照明可能な表示板と、前記表示板の前面側に配置され、少なくとも前面が透視可能な樹脂材料からなる上ケース(上側ケース)と、前記光源を実装する回路基板と、を備えてなる計器装置において、前記導光体には機種毎に定められたマークを所定の箇所に設けるとともに、このマークに合わせて前記表示板にはその表示板の機種毎に定められた位置に誤組防止用のマーク表示窓部を施してなることを特徴とする計器装置であり、機種毎に定められた位置に設けられた表示板のマーク表示窓部から導光体に機種毎に定められた箇所に施されたマークとが一致するかどうかを判別することにより、簡単に誤組みであるかどうかを判断することができ、単一のケース内に、複数の導光体と表示板とを組み合わせてセット(組み付けること)する場合であっても、誤組みで組み付けられている箇所を即座に判別することができるものであり、所期の目的を達成することができる。
図1は、本発明の実施形態で「キロ表示」仕様による表示板を現した計器装置を示す正面図。 図2は、本発明の実施形態で「マイル表示」仕様による表示板を現した計器装置を示す正面図。 図3は、本発明の第1の実施形態を示すもので、図1における上ケースを取り除いた状態の正面図。 図4は、図3の表示板を取り除いた状態を示す正面図。 図5は、図1のA−A線箇所を示す計器装置の断面図。 図6は、図3のB−B線箇所を示す要部の断面図。 図7は、本発明の第2の実施形態を示すもので、図2におけるC−C線箇所の断面図。 図8は、本発明の第2の実施形態を示すもので、図2における上ケースを取り除いた状態の正面図。 図9は、図8のD−D線箇所を示す要部の断面図。 図10は、本発明の誤組防止用のマーク表示窓部とマークおよび誤組防止用マークの実施態様例(変形例)を示す上ケースを取り除いた状態の正面図。 図11は、図10のE−E線箇所を示す要部の断面図。 図12は、本発明の誤組防止用のマーク表示窓部とマークおよび誤組防止用マークの更なる実施態様例(変形例)を示す上ケースを取り除いた状態の正面図。 図13は、図12のF−F線箇所を示す要部の断面図である。
図1から図6は本発明の第1の実施形態を示すもので、以下、これらに基づいて本発明の実施形態をたとえば自動車に搭載される計器装置を例にして説明する。
同図において、本実施形態による計器装置においては、速度計、燃料計、水温計などの指針式の指示計器10の前面側に配置される表示板20と、指示計器10の計器本体11を実装する硬質材料からなる回路基板30と、この回路基板30上に実装される光源40,41と、この光源40,41と表示板20との間に介在される導光体50と、回路基板30の前面側に配置され、表示板20および導光体50を載置する樹脂材料からなる枠状のケース体60と、このケース体60の前面側に配置され、少なくとも前面が透視可能な樹脂材料からなる透視カバーパネル部材71と表示板20の表示領域を仕切る見返しパネル部材72とからなる前面側ケースである上ケース70と、ケース体60と回路基板30とを覆う樹脂材料からなる下ケース80(背後側ケース)と、を備えて構成している。
この場合、速度計や燃料計、水温計などの各種情報を表示する各指示計器10にあっては、回路基板30の背後側に各指示計器10の一部を構成する計器本体11がそれぞれ組み付け固定されており、この各計器本体11に設けられた指針軸12の先端側に、指針軸12を軸芯として回転する指針13がそれぞれ圧入固定されている。この実施形態における指針構造としては、透明な合成樹脂たとえばポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂などにて形成された発光指針13を用いている。
この実施形態にあっては、計器本体11は、可動磁石式計器またはステッピングモータからなり、この例では指針軸12が回路基板30に形成した軸孔31を貫通するように、回路基板30の背後に装着され、且つ半田付け等の適宜導通手段により配線パターンに電気接続されている。
また指針13の背後側に位置したケース体60の前面側に配置される表示板20自体は、0.5ミリ程度の合成樹脂製からなるシート状の基板、例えばポリカーボネート樹脂の基板からなり、このシート状の樹脂基板からなる表示板20には、目盛や数字や記号などからなる指標部(表示部)21が施されている。
この場合、速度計の速度表示として、図1と図2に示すように、表示板20の指標部21の印刷をそれぞれ仕向地である機種毎に合わせて「キロ表示」仕様と「マイル表示」仕様として表示板20を形成している。
また、表示板20には、指針軸12に対応した位置に挿通孔22が設けられ、この挿通孔22を通じて指針軸12と指針13とが連結できるようになっている。
また回路基板30は、たとえばガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板からなり、計器本体11の駆動・制御を行う駆動手段(図示せず)や、たとえば抵抗、コンデンサ等の各種電子部品(図示せず)が前記配線パターンに導通接続されている。
この回路基板30上には、枠状のケース体60内に臨んで表示板20の目盛部や数字などの指標部21を透過照明するための光源40(発光ダイオード)と、指針13を発光照明するための指針照明用の光源41(発光ダイオード)とが実装されている。
導光体50は、光源40からの光線を受け入れやすくするために、たとえば透明なアクリル樹脂による平板状の基材により形成されている。
また導光体50には、表示板20の指標部21の印刷(「キロ表示」、「マイル表示」)をそれぞれ仕向地である機種毎に合わせて形成しているため、指標部21の印刷による目盛や数字などの配置などは仕向地(機種毎)によって異なるため、これに合わせて導光体50の背面側に光の透過量を調整する調光印刷層51を印刷することによって指標部21の透過量が均一となるようにしている。
またケース体60は、白色系の合成樹脂材料によって速度計、液面計、水温計などの指示計器10を支持するために全体が略枠状の側壁部61と、この側壁部61の上端側をそれぞれ繋ぐように水平壁部62が設けられ、この水平壁部62から一体に窪み部からなる反射壁部63が設けられるとともに、この反射壁部63から一体にそれぞれの指示計器10の指針軸12を取り巻くように円筒部64が形成され、この円筒部64の底部に位置した回路基板30の表面側に前述した指針照明用の光源41が配置されている。この場合、前記水平壁部62は表示板20の一部を載置する載置面部として形成している。
また、ケース体60に設けられた反射壁部63から導光体50側に向けて臨むように前述したように目盛や数字などからなる指標部21を透過照明するための照明用の光源40が配置されている。この際、光源40からの光線は直接的に導光体50へと導き入れる光線と、光源40からの光を反射壁部63を介して反射導光し、この反射導光した光をさらに導光体50を介して表示板20の指標部21側へと反射導光するように設けられている。
また上ケース70の一部を構成する透視カバーパネル部材71は、例えば透明な合成樹脂からなり、表示板20上の指標部21領域が透視できるように設けられている。
また上ケース70の一部を構成する見返しパネル部材72は、例えば黒色の合成樹脂からなり、表示板20上の指標部21領域を視認可能となるように枠状に仕切るように設けられている。
また下ケース80は、例えば合成樹脂からなり、回路基板30の背後とケース体60の外周面側を覆うように有底枠状に形成されている。
ところで、本実施形態における計器装置としては、前述したように表示板20の指標部21の印刷をそれぞれ仕向地である機種毎に合わせて「キロ表示」仕様と「マイル表示」仕様として表示板20をそれぞれ形成している。そのため、「キロ表示」仕様による表示板20および導光体50を例にして説明する。
「キロ表示」仕様による表示板20にあっては、その表示板20の基板の表面に、目盛や数字あるいは記号などの指標部21箇所に例えば白色の半透過性表示層210を形成し、その指標部21箇所を除いて表示板20の表面全体に遮光性の黒色の地色層211が施されている。
また、本実施形態では、表示板20の指標部21の一部を形成する目盛箇所と隣接した上側箇所(100キロ表示箇所と120キロ箇所の間)に、四角形状からなる誤組防止用のマーク表示窓部23が地色層211を抜き印刷することによって透視可能に設けられている。なお、本実施形態では抜き印刷による誤組防止用のマーク表示窓部23を形成していたが、表示板20自体に開口孔による誤組防止用のマーク表示窓部を形成するようにしても良い。
また表示板20の背後に配置される導光体50には、光源40からの照射光線を受け入れ、表示板20の指標部21を透過照明する箇所に光の透過量を調整する調光印刷層51(白色の印刷層)を導光体50の裏面や表面部分に印刷することによって指標部21の透過量が均一となるようにしている。
また、導光体50には、表示板20の機種毎に定められた位置に設けられた誤組防止用のマーク表示窓部23の位置に合わせて丸形状からなるマークMが印刷形成されている。この場合、マークMは表示板20の地色層211と同色に形成しても良いものであり、場合によっては反対色(補色関係にある色)による印刷層にてマークMを形成しても良い。
また本実施形態においては、表示板20に設けた誤組防止用のマーク表示窓部23の大きさに対し、導光体50に設けたマークMの大きさを小さく設定してなることにより、誤組防止用のマーク表示窓部23の輪郭の中にマークMが配置され、表示板20の前面側から簡単に判別することができるように構成している。
このように構成された本実施形態における計器装置においては、ケース体60を基準としてその前面側に導光体50をセットし、次いで表示板20を導光体50の上にセットした際に、表示板20を正面視した場合、機種毎に定められた位置に設けられた表示板20のマーク表示窓部23から導光体50に機種毎に定められた箇所に施されたマークMとが一致しているか否かを容易に判別することができ、これにより簡単に誤組みであるかどうかを判断することができる。また単一のケース体60内に、複数の導光体50と表示板20とを組み合わせてセット(組み付けること)する場合であっても、誤組みで組み付けられている箇所を即座に判別することができる。すなわち、機種毎に定められた表示板20と導光体50との組み合わせの場合では、表示板20のマーク表示窓部23の位置にマークMが合致するため、正常にセットされていることが解るものであり、もし表示板20と導光体50との組み合わせが間違って配置されていた場合(例えばマイル表示用の導光体が背後に配置されていた場合)にあっては、表示板20のマーク表示窓部23の位置に導光体50に設けたマークMが見えないため、即座に誤組であることを判別することができる。
またケース体60に対して導光体50と表示板20をセットした後、表示板20の前面側に上ケース70を載せて組み付けることにより、上ケース70の一部を構成する見返しパネル部材72によって表示板20の前面側から誤組防止用のマーク表示窓部23や誤組防止用のマークMなどを目隠しすることができ、見栄えも良好とすることができる。
また、図2および図7から図9は、本発明の第2の実施形態を示すものであり、前述した図1から図6に示す第1の実施形態とほぼ同様に形成されている。この第2の実施形態にあっては、導光体50の背後に乳白色からなる合成樹脂の拡散板500を配置している。この実施形態では、拡散板500の表面あるいは裏面に、光源40からの照射光線を受け入れ、表示板20の指標部21を透過照明する箇所に光の透過量を調整する調光印刷層510(白色の印刷層)を印刷することによって指標部21の透過量が均一となるようにしている。
また拡散板500には、機種毎に定められた誤組防止用マークmを所定の箇所に設けるとともに、この誤組防止用マークmに合わせて表示板20には表示板20の機種毎に定められた位置に誤組防止用のマーク表示窓部23aが施されている。なお、本実施形態におけるマークmとしては、丸形形状により拡散板500の表面側に印刷形成している。
また導光体50には、機種毎に定められた誤組防止用のマークM1が施されており、このマークM1の位置に合わせて表示板20に誤組防止用のマーク表示窓部23が施されている。
このように構成された本実施形態における計器装置においては、ケース体60を基準としてその前面側に最初に拡散板500をセットし、次いで導光体50をセットし、さらに表示板20を導光体50の上にセットした際に、表示板20を正面視した場合、機種毎に定められた位置に設けられた表示板20のマーク表示窓部23から導光体50に機種毎に定められた箇所に施された誤組防止用のマークM1とが一致しているか否かを容易に判別することができるとともに、表示板20の誤組防止用のマーク表示窓部23aから拡散板500に設けた誤組防止用マークmとが一致しているか否かを導光体50を介して判別することができ、これにより簡単に誤組みであるかどうかを判断することができる。
従って、機種毎に定められた表示板20を基準として、導光体50と拡散板500が重ね合わされて配置された場合、表示板20のマーク表示窓部23の位置に導光体50のマークM1が合致し、表示板20のマーク表示窓部23aの位置に拡散板500の誤組防止用マークmが合致していることが確認できた場合、正常にセットされていることが解るものであり、もし表示板20と導光体50と拡散板500の組み合わせが間違って配置されていた場合にあっては、表示板20のマーク表示窓部23とマーク表示窓部23aとの位置に導光体50に設けた誤組防止用のマークM1や拡散板500に設けた誤組防止用マークmが見えないため、即座に誤組であることを判別することができる。
また、ケース体60は上ケース70に設けられた見返しパネル部材72によって覆われるため、表示板20に設けられた指標部21(目盛や文字、数字)を含む表示領域以外の外周部分となる領域を目隠しすることができるため、指標部21箇所の表示領域を見やすくすることができるとともに、表示板20の前面側から誤組防止用のマーク表示窓部23,23aや誤組防止用のマークM1、mなどを目隠しすることができ、見栄えも良好とすることができる。
また図10と図11は、第2の実施形態の誤組防止用のマーク表示窓部とマークおよび誤組防止用マークの実施態様例(変形例)を示すものであり、前述した各実施形態と同様にして、表示板20の指標部21の一部を形成する目盛箇所と隣接した上側箇所に、四角形状からなる誤組防止用のマーク表示窓部230が地色層211を抜き印刷することによって透視可能に設けられている。
表示板20のマーク表示窓部230位置に合わせて拡散板500には、機種毎に定められた半円形状からなる誤組防止用マークm1が配置されるように設けられている。
また導光体50には、機種毎に定められた半円形状からなる誤組防止用のマークM2が施されており、拡散板500に導光体50を重ね合わせた際に、導光体50の半円形状からなる誤組防止用のマークM2と、拡散板500に設けられた半円状からなる誤組防止用マークm1とによってほぼ円形となるように設けられており、表示板20のマーク表示窓部230内に配置されるように設けられている。
このように構成された誤組防止用のマーク表示窓部230とマークM2および誤組防止用マークm1の実施態様例においては、ケース体60を基準としてその前面側に最初に拡散板500をセットし、次いで導光体50をセットし、さらに表示板20を導光体50の上にセットした際に、表示板20を正面視した場合、機種毎に定められた位置に設けられた表示板20のマーク表示窓部230内において導光体50に機種毎に定められた箇所に施された半円状の誤組防止用のマークM2が配置されているか否かを容易に判別することができるとともに、表示板20の誤組防止用のマーク表示窓部230内において拡散板500に設けた半円状の誤組防止用マークm1が配置されているか否かを導光体50を介して判別することができるものであり、正常な組み合わせであった場合においては、導光体50の半円形状からなる誤組防止用のマークM2と、拡散板500に設けられた半円状からなる誤組防止用マークm1とによってほぼ円形となるようにマーク表示窓部230内にて判別することができ、これにより簡単に誤組みであるかどうかを判断することができる。
また図12と図13は、第2の実施形態の誤組防止用のマーク表示窓部とマークおよび誤組防止用マークの更なる実施態様例(変形例)を示すものであり、前述した各実施形態と同様にして、表示板20の指標部21の一部を形成する目盛箇所と隣接した上側箇所に、四角形状からなる誤組防止用のマーク表示窓部230aが地色層211を抜き印刷することによって透視可能に設けられている。
この実施態様例にあっては、表示板20のマーク表示窓部230a位置に合わせて拡散板500には、機種毎に定められた比較的に大きな円形状からなる誤組防止用マークm2が配置されるように設けられている。
また導光体50には、機種毎に定められた円形状からなる誤組防止用のマークM3が施されており、拡散板500に導光体50を重ね合わせた際に、拡散板500に設けられた円形状からなる誤組防止用マークm2に対して導光体50の円形状からなる誤組防止用のマークM3の大きさを小さく設定している。
このように構成された計器装置においては、ケース体60を基準としてその前面側に最初に拡散板500をセットし、次いで導光体50をセットし、さらに表示板20を導光体50の上にセットした際に、表示板20を正面視した場合、一つの誤組防止用のマーク表示窓部230a内において、拡散板500に設けた大きな面積からなる誤組防止用マークm2の上に導光体50に設けた小さな面積からなるマークM3が重なった状態で読み取ることができ、これにより導光体と拡散板の組み付けが機種毎に合わせて適正であるかどうかを即座に判別することができる。
また、前述した各実施形態においては「キロ表示」仕様による表示板20を例にして説明していたが。「マイル表示」仕様による表示板20においても同様な効果を得ることができる。
なお本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能であり、例えば各実施形態においては、「キロ表示」仕様と「マイル表示」仕様とによる機種別の異なる表示板20を例にして説明したが、ケース体は共通であったとしても、指示計器の配置例えば補助計器である燃料計と水温計の配置が変更となる仕様の場合においても、同様な効果を得ることが可能である。
また、前述した実施形態において詳述したように、車両用の計器装置を例にして説明したが、車両用の計器装置に限らず船舶用計器あるいは農業用機械や建設機械などの特殊車両の計器装置などにおいても適用することが可能である。
M,M1,M2,M3 マーク
m,m1,m2 誤組防止用マーク
10 指示計器
11 計器本体
12 指針軸
13 指針
20 表示板
21 指標部(表示部)
22 挿通孔
23,23a,230,230a マーク表示窓部
30 回路基板
40,41 光源(発光ダイオード)
50 導光体
51,510 調光印刷層
60 ケース体
61 側壁部
62 水平壁部(載置面部)
63 反射壁部
64 円筒部
70 上ケース
71 透視カバーパネル部材
72 見返しパネル部材
80 下ケース
210 半透過性表示層
211 地色層
500 拡散板

Claims (5)

  1. 合成樹脂製のケース体と、このケース体の前面に配置され光源からの照射光線を導光案内する導光体と、この導光体に案内された照射光線によって背面側から指標部を透過照明可能な表示板と、前記表示板の前面側に配置され、少なくとも前面が透視可能な樹脂材料からなる上ケースと、前記光源を実装する回路基板と、を備えてなる計器装置において、前記導光体には機種毎に定められたマークを所定の箇所に設けるとともに、このマークに合わせて前記表示板にはその表示板の機種毎に定められた位置に誤組防止用のマーク表示窓部を施し
    前記導光体と前記光源との間に調光用の拡散板を配置するとともに、その拡散板には機種毎に定められた誤組防止用マークを所定の箇所に設けるとともに、この誤組防止用マークに合わせて前記表示板には表示板の機種毎に定められた位置に誤組防止用のマーク表示窓部を施し、
    前記誤組防止用のマーク表示窓部内に前記マークと前記誤組防止用マークとを隣接して配置してなる
    ことを特徴とする計器装置。
  2. 合成樹脂製のケース体と、このケース体の前面に配置され光源からの照射光線を導光案内する導光体と、この導光体に案内された照射光線によって背面側から指標部を透過照明可能な表示板と、前記表示板の前面側に配置され、少なくとも前面が透視可能な樹脂材料からなる上ケースと、前記光源を実装する回路基板と、を備えてなる計器装置において、前記導光体には機種毎に定められたマークを所定の箇所に設けるとともに、このマークに合わせて前記表示板にはその表示板の機種毎に定められた位置に誤組防止用のマーク表示窓部を施し、
    前記導光体と前記光源との間に調光用の拡散板を配置するとともに、その拡散板には機種毎に定められた誤組防止用マークを所定の箇所に設けるとともに、この誤組防止用マークに合わせて前記表示板には表示板の機種毎に定められた位置に誤組防止用のマーク表示窓部を施し
    前記誤組防止用のマーク表示窓部内から前記誤組防止用マークの一部が視認可能に前記誤組防止用のマーク表示窓部内に前記マークと前記誤組防止用マークとを重ね合わせて配置してなる
    ことを特徴とする計器装置。
  3. 記誤組防止用マークに対して前記マークの大きさを小さく設定してなることを特徴とする請求項2に記載の計器装置。
  4. 前記上ケースには、前記表示板に施された前記誤組防止用のマーク表示窓部に対向する箇所を覆う見返しパネルを配置してなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の計器装置。
  5. 前記誤組防止用のマーク表示窓部の大きさに対し、前記マークおよび前記誤組防止用マークの大きさを小さく設定してなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の計器装置。
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