JPH0328463Y2 - - Google Patents

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JPH0328463Y2
JPH0328463Y2 JP1984200277U JP20027784U JPH0328463Y2 JP H0328463 Y2 JPH0328463 Y2 JP H0328463Y2 JP 1984200277 U JP1984200277 U JP 1984200277U JP 20027784 U JP20027784 U JP 20027784U JP H0328463 Y2 JPH0328463 Y2 JP H0328463Y2
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JP1984200277U
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  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車輌や船舶等用計器類の集中表示装置
に適用される表示板に関するものである。
〔従来の技術及びその問題点〕
車輌において、各種センサにより例えばオーバ
ーヒートやハイビーム等を運転者に報知せしめる
集中警報表示やギアポジシヨン表示のように、計
器類のある部分に集中して表示をする構成の表示
装置が汎用されている。このような構成が実開昭
55−130376号、同55−167271号、同55−144123号
の各公報等、多くの文献に示されており、この場
合の表示板は、一枚の透光性基板に集中表示する
べき表示項目の数の凸部を設け、この凸部の表面
に項目内容を表す表示部を設け、前記凸部を見返
し板の抜き孔に嵌入し、視認箇所となる前記表示
部を前方から視認可能にしている。
ところで、近年はセンサ及び表示項目の増加に
より、例えば車輌であれば、車種によつては同一
形状の表示板でも集中表示の項目が異なつたり、
表示する項目の内容が異なつたり、各表示項目の
位置が異なつているため、表示板の表面に印刷等
によつて設けられる表示表象や表示文字が各表示
板の種類毎に異なつていることが少なくない。
従つて、異なつた種類の計器類に組み付けられ
る表示板が同一形状であれば、同じ金型によりい
くつかの計器の表示板を形成できる利点がある反
面、計器組み付けにおいて誤つて他の車種の表示
板を組み付けてしまうことがあつた。また、作業
者が誤組立てを防ぐために表示の配置の違いによ
つて判別しようとしても、表示項目が多くかつ幾
種類もあつたのでは判別だけでも多くの時間が必
要となつてしまう。
また、このような不具合を解消するために、表
示板の適所、例えば周縁近傍に車種を表す記号等
をマーキングすることが提案されている。
しかしながら、表示板にマーキングするための
特別な作業工程を要するため、組立工数が増加し
てしまうという問題を有していた。特に、前面側
に凸部を設けた表示板では、凸部の表面に表示部
を印刷することは可能であるが、凸部の立ち上が
り基準面となる平板部分には記号や表象を印刷す
ることは不可能であるため、マーキングを行う場
合でも作業者の手による等限られた方法を採用し
なければならず、どうしても特別にマーキングの
ための工程が必要であつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記に鑑みなされたもので、同一形状
もしくは似ている形状の表示板でも、組立作業性
を向上させながら、しかも適用装置以外に誤つて
組み付けられることを防止し得る表示板を提供す
るものである。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は、前記目的を達成するため、前方の隠
蔽部材により非視認箇所が覆われるとともに視認
箇所の前面側に凸部を設け、この凸部表面に表示
部を有する透光性の集中表示装置用表示板におい
て、前記隠蔽部材の背後に前記凸部表面と同じ高
さの識別部を一体形成し、この識別部表面に前記
表示部と同一手段にて識別表示を設け、この識別
表示と前記表示部とを視認可能に露出する板状部
材の裏面に重合配設したものである。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図はその要部の斜視図、第3図は要部の断面図で
ある。
図中、1は車輌用計器であつて、回転計2、速
度計3、冷却水温計4、残燃料計5等とともに、
ギアポジシヨン表示部6及び集中警報表示部7と
が装備されている。この集中警報表示部7は第2
図、第3図に示されているように、透光性の表示
板8を光源9の点灯による光が透過することによ
り表示表象10を運転者が視認できるよう構成し
ている。さらに詳しく説明すると、表示板8は凸
部11を有しており、この凸部11の表面が運転
者からの視認箇所になり、この表面に印刷やホツ
トスタンプ等により表示部として表示表象10が
設けられる。12は見返し板であつて、上記回転
計2や速度計3等の文字板部分及び表示板8の凸
部11対応部分に形成された抜き孔を通してこれ
らの文字板や凸部11の表面の表示表象10が視
認できるようにして、表示板8の凸部11の立ち
上がり基準面となる平板部分上に重合配設してい
る。なお、この抜き孔のかわりに、透明部とし、
他の部分を遮光部としてもよい。13は識別部で
あつて、上記表示板8の周囲部に、上記凸部と同
様同じ高さに形成されたものであつて、その表面
には識別表示としてこの場合文字「H」が印刷や
ホツトスタンプ等によつて形成されている。この
識別部13は、見返し板12の周端部外側に露出
され、表示表象10と同様に識別表示を視認可能
にするとともに、表示板8周囲部の、計器完成時
には外部から見えない非視認箇所に設けられてお
り、この場合には表示板8の前方に配設されるバ
イザ14によつて外部からは見えない位置となる
よう構成されている。従つて、バイザ14は、識
別部13を覆う隠蔽部材としての機能を果たす。
15は上記光源9を個別に仕切る仕切り壁であ
つて、その上端は表示板8裏面に接着されたスポ
ンジ16に当接しており、この仕切り壁15によ
り導光空間17が形成されている。
以上の構成によつて、燃料残量不足やハイビー
ム等の表示を、表示すべき表示表象10の下方の
光源9の発光により行うとともに、同一形状で表
示項目の配置が異なる表示板を、識別部13によ
つて見分けることができ、誤つて取り付けるべき
でない計器類に取り付けることを防止することが
できる。また、この識別部13表面の印刷やホツ
トスタンプは、表示板8の凸部11の表示表象1
0と同一手段にて同時に行なえるから、マーキン
グのための特別な組立工程を必要とせずに済み、
工程数も増やさないで済む。また、識別表示部1
3は、識別表示を表示表象10と同様に見返し板
12と表示板8とを重合した後にもなお判別可能
に視認させるので、組付作業時におる誤組付けを
より一層確実に防止することができる。
なお、本実施例では表示板8の凸部11表面に
は表示表象10を形成したが、文字であつてもよ
いことはもちろん、識別表示も文字でなく表象と
してもよい。また本実施例では車輌用集中警報表
示に本考案を適用したが、他の表示にも適用する
ことができる。
第4図は本考案の他の実施例を示す断面図であ
る。図中、21は表示板であつて、前面側の凸部
22を有する平板形状であつて、暗色透明の、い
わゆるスモータ板としてある。23は見返し板で
あつて、上記凸部22対応部分を抜き孔に形成し
て表示板21前面側に重合配設されている。この
見返し板23のかわりに、文字を表面に印刷した
文字板としてもよい。24は仕切り壁であつて、
上記表示板21下方に導光空間25を形成するも
ので、この導光空間25内に図示しない計器ケー
ス底壁に取り付けられる光源26が配設されてい
る。仕切り壁24の上端には着色透光性の着色レ
ンズ27が圧入により配設されている。28は識
別部であつて、表示板21の端部を前面側にL字
形状に折曲して上記凸部22表面とこの識別部2
8の表面が同じ高さとなるよう形成したものであ
る。表示板21の凸部22表面には表示項目に応
じた表示部としての文字や表象が印刷形成されて
おり、この印刷を行うときに識別部表面には識別
表示をも同時に行つている。そして、識別部28
は、凸部22と同じように見返し板23の抜き孔
を介して前方から視認可能に設けられ、かつ計器
類の隠蔽部材であるバイザやケース部分等の部材
29により、計器類完成後には外部からは見えな
いようにしている。
以上の本実施例によつても、上記実施例と同様
の作用効果を得ることができる。
なお、以上の二つの実施例では表示装置が計器
類に組み付けられていたものとしたが、表示装置
単品としたものにも本考案を適用できることは言
うまでもない。また、表示板の形状は同一でなく
とも、似ている形状で間違え易いものには本考案
を適用すれば、組立工程を増加せずに誤つた組み
付けを防止することができる。さらに、上記二実
施例では見返し板を表示板に重合配設したが、見
返し板と同様の作用、即ち表示板の凸部および識
別部の表示部および識別表示対応部分に嵌合可能
な抜き孔、透明部もしくは周端部外側が位置する
形状の板状部材であればよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、形状が同一もしくは似ている
表示板があるときに、表示板単品ではもちろん板
状部材に重合配設した後でも誤つた組み付けを識
別部によつて防止することができ、また識別部の
識別表示は表示板の表示表象や表示文字を印刷や
ホツトスタンプで設けるときに同時に行えるた
め、工数が増えることもないという、実用上極め
て有用な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示
し、第1図は正面図で第2図は要部の斜視図、第
3図は要部の断面図であり、第4図は本考案の他
の実施例を示す断面図である。 7…表示部、8,21…表示板、9,26…光
源、10…表示表象(表示部)11,22…凸
部、12,23…見返し板、13,28…識別
部、14,29…バイザ、15,24…仕切り
壁、17,25…導光空間、27…着色レンズ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前方の隠蔽部材により非視認箇所が覆われると
    ともに視認箇所の前面側に凸部を設け、この凸部
    表面に表示部を有する透光性の集中表示装置用表
    示板において、前記隠蔽部材の背後に前記凸部表
    面と同じ高さの識別部を一体形成し、この識別部
    表面に前記表示部と同一手段にて識別表示を設
    け、この識別表示と前記表示部とを視認可能に露
    出する板状部材の裏面に重合配設したことを特徴
    とする集中表示装置用表示板。
JP1984200277U 1984-12-26 1984-12-26 Expired JPH0328463Y2 (ja)

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JP1984200277U JPH0328463Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

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JP1984200277U JPH0328463Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

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JPS61112390U JPS61112390U (ja) 1986-07-16
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