JP6536489B2 - 表示装置 - Google Patents

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本発明は、車両に関連する情報を表示する車両用表示装置に適用して好適な表示装置に関するものである。
従来の表示装置として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の表示装置(計器装置)は、文字板(表示板)と、文字板の一部領域で視認可能に配置された液晶表示器と、液晶表示器の背面側に配置されて、液晶表示器と電気的に接続された回路基板と、文字板および回路基板の間に配置されるケース体と、を備えている。
そして、特許文献1では、静電気による液晶表示器への悪影響(表示の乱れ等)を防止するために、文字板と回路基板との間に導電プレート(アース体)が設けられている。具体的には、導電プレートは、文字板と回路基板とによって挟まれた空間内に配置されて、導電プレートの本体部(胴部)は、ケース体に形成された差し込み部に差し込み固定されており、また、導電プレートの両端部は、文字板および回路基板にそれぞれ接触している。導電プレートは、文字板に帯電される静電気を、回路基板に流し、回路基板のアース端子からグランドへ逃がすようにしている。
特開2010−127800号公報
上記特許文献1の表示装置においては、導電プレートは、文字板と回路基板とによって挟まれた空間内に配置されるので、文字板、液晶表示器、回路基板、ケース体、および導電プレートを組付けた状態で、導電プレートの両端部が文字板、および回路基板のそれぞれに適切に接触しているか否かを目視で確認することができない。
よって、文字板、液晶表示器、および回路基板を仮組付けした状態の組立体の外側から、断面コの字状に形成した導電プレートの開口側両端部を組立体にはめ込んで、文字板、および回路基板に対して開口側両端部をそれぞれビス等のねじ部材で締め付けしたものが考えられる。
しかしながら、この場合では、文字板側のビス、および回路基板側のビスの組付け方向が逆向きとなるので、組付け性がよくないという問題が生ずる。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、静電気防止用の導電プレートの組付け性に優れる表示装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
本発明では、文字板(120)と、
文字板の裏面側に配置されて、文字板に設けられた第1の開口部(121)から画像表示するディスプレイ部(140)と、
ディスプレイ部の背面側に配置されて、ディスプレイ部と電気的に接続される回路基板(150)と、
文字板と回路基板とを電気的に接続する導電プレート(190)と、を備える表示装置において、
導電プレートは、本体部(191)と、本体部の一端側で一方向に折り曲げられた第1接触部(1921)と、本体部の他端側で一方向とは反対方向に折り曲げられた第2接触部(1922)とを有し、全体の断面形状がクランク状に形成されており、
文字板には、第2の開口部(122)が設けられ、本体部および第2接触部が第2の開口部から挿通されており、第1接触部が文字板の視認側の面に接触し、また、第2接触部が回路基板の文字板側の面に接触しており、
文字板と第1接触部、および回路基板と第2接触部は、共に視認側から締め付けされたねじ部材(194)によって固定されていることを特徴としている。
この発明によれば、導電プレート(190)の第1接触部(1921)が文字板(120)に固定され、また、第2接触部(1922)が回路基板(150)に固定されて、文字板と回路基板とが電気的に接続されている。よって、文字板に静電気が帯電した場合でも、静電気がディスプレイ部には流れないようにして、且つ、回路基板側に直接的に流すことができ、静電気によるディスプレイ部の表示にかかる悪影響をなくすことができる。
そして、導電プレートを、断面形状がクランク状になるように形成して、文字板に第2の開口部(122)を設け、本体部が第2の開口部に挿通されて、文字板と第1接触部、および回路基板と第2接触部が、共に視認側から締め付けされたねじ部材(194)によって固定されるようにしている。
よって、文字板、ディスプレイ部、および回路基板を仮組付けした状態で、外側から導電プレートの文字板、および回路基板に対する接触状態を目視確認可能としつつ、固定用のねじ部材の締め付け方向を同一とすることができ、組み付け性を向上させることができる。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態における車両用表示装置を示す正面図である。 図1におけるII−II部を示す断面図である。 導電プレートの組付け状態を示す斜視図である。 図3のIV−IV部を示す断面図である。 図3のV−V部を示す断面図である。 導電プレートを示す斜視図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について、図1〜図6を用いて説明する。第1実施形態の表示装置は、車両用表示装置100に適用されたものである。図1、図2に示すように、車両用表示装置100は、車両に関連する所定情報をユーザ(視認者)に表示するものとなっている。車両用表示装置100は、車両のインストルメントパネル10のユーザ(運転者)と対向する位置に設けられており、ケース110、文字板120、メータ部130A、130B、ディスプレイ部140、回路基板150、壁部160、見返し板170、カバー部180、および導電プレート190等を備えている。
ケース110は、例えば、正面形状が横長の長円形であり、有底の筒状を成す樹脂製の容器となっており、開口側がユーザ側(視認側)を向き、底部側がユーザとは反対側を向くように配置されている。以下、ユーザとは反対側を反ユーザ側(反視認側)と呼ぶことにする。ケース110の外周部は、周壁部111となっており、また、ケース110の底の部分は、底部112となっている。
文字板120は、例えば、透光性材(例えば、透明なポリカーボネート樹脂等)から形成された横長の長円形の薄い板部材であり、ケース110のユーザ側に配置されて、周壁部111の先端側の内周面に固定されている。ユーザ側から見たときの文字板120の左右の領域は、円形のメータ部130A、130Bが配置される領域となっており、また文字板120の中央の領域は、四角形のディスプレイ部140が配置される領域となっている。文字板120のディスプレイ部140が配置される領域には、ディスプレイ部140の外形形状に対応する大きさの開口部121が設けられている。開口部121は、本発明の第1の開口部に対応する。
また、文字板120において、例えば、開口部121の下側で、見返し板170の外側となる領域(ユーザに視認されない領域)には、後述する導電プレート190用の開口部122が設けられている。開口部122は、対向する開口部121側が半円形を成し、反対側が四角形を成している。開口部122は、本発明の第2の開口部に対応する。
また、文字板120において、メータ部130A、130Bの外周部に対応する領域には、車速、エンジン回転速度を示すための透光性の目盛部と数字部とが形成されている。メータ部130Aに対応する数字部は、車速値を示す数字部となっている。また、メータ部130Bに対応する数字部は、エンジン回転速度値を示す数字部となっている。
そして、文字板120において、目盛部、および数字部を除く領域のユーザ側の面、および反ユーザ側の面は、遮光性の印刷塗装(例えば黒色塗装)が施されている。つまり、目盛部、および数字部は、上記遮光性の印刷塗装が実施されないことで、透光性を維持した部位となっている。そして、目盛部、および数字部は、回路基板150に設けられた図示しない光源部が点灯されることで、発光されるようになっている。
メータ部130Aは、例えば、車速を表示するアナログ式の円形のメータであり、文字板120のユーザ側で、左側の領域に設けられている。同様に、メータ部130Bは、例えば、エンジン回転速度を表示するアナログ式の円形のメータであり、文字板120のユーザ側で、右側の領域に設けられている。メータ部130Aは、指針1311、回動軸部132、およびモータ133等を備えている。また、同様に、メータ部130Bは、指針1312、回動軸部、およびモータ等を備えている。
指針1311、1312は、透光性材(例えば、透明なポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂等)から形成されており、文字板120のユーザ側に配置されている。指針1311、1312の一端側には、直交する方向に延びる回動軸部132が設けられており、この回動軸部132は、文字板120、および回路基板150を貫通するようにして、モータ133のシャフトに接続されている。指針1311、1312は、回路基板150に設けられた図示しない光源部が点灯されることで、発光されるようになっている。
モータ133は、指針1311、1312を回動させる指針用の駆動部であり、回路基板150において反ユーザ側の面に配置されている。モータ133は、例えば、パルス電力に同期して動作する同期電動機としてのステッパモータが使用されている。モータ133の作動は、図示しない制御部によって制御されるようになっている。
ディスプレイ部140は、車両の所定情報を画像表示する画像表示部であり、例えば、偏光フィルタ、ガラス基板、液晶、バックライト等で構成される液晶ディスプレイが使用されている。ディスプレイ部140の表示状態(表示内容)は、図示しない制御部によって制御されるようになっている。
ディスプレイ部140は、ユーザ側から見た外形形状が四角形を成しており、メータ部130Aとメータ部130Bとの間に配置されて、文字板120の反ユーザ側(裏面側)の面に固定されている。ディスプレイ部140は、文字板120の開口部121から表示面(表示画像)が視認されるようになっている。ディスプレイ部140には、車両の所定情報として、例えば、ユーザによって選択されたシフト位置(ギヤ位置)、走行距離、燃費、航続可能距離、外気温度等が表示されるようになっている。
回路基板150は、例えば、ガラスエポキシ基板等から成り、車両用表示装置100の電気回路部を形成しており、ディスプレイ部140と電気的に接続されている。回路基板150は、横長の長円形を成してディスプレイ部140の反ユーザ側(背面側)に配置されて、例えば、周壁部111の内周面に固定されている。回路基板150には、アース端子部が設けられており、このアース端子部は、車両のグランドに接続されるようになっている。また、回路基板150には、上記したモータ133、図示しない光源部等が設けられている。
壁部160は、文字板120と回路基板150との間に配置されて、回路基板150に設けられた図示しない光源部からの光を、発光部位(例えばメータ部130A、130B)に導くためのリフレクターの一部を活用して形成された壁となっている。壁部160は、樹脂材から形成されており、文字板120と回路基板150との間で、文字板120の裏面側における開口部122の周囲から回路基板150に延びて、後述する導電プレート190を収容可能とする筒状の壁となっている。壁部160の断面形状は、開口部122と同様に、半円形と四角形とを組み合わせたものとなっている。壁部160は、傾斜壁部161、および垂直壁部162を有している。
傾斜壁部161は、文字板120側から、文字板120と回路基板150との中間位置に向けて、壁部160の断面積が徐々に小さく成るように傾斜した壁となっている。つまり、傾斜壁部161は、回路基板150側に向けてつぼまるような壁となっている。また、垂直壁部162は、壁部160の中間位置から回路基板150に向けて垂直に立てられた壁となっている。
見返し板170は、樹脂材から形成されており、文字板120の所定領域、つまり、車両の所定情報を表示するメータ部130A、130B、およびディスプレイ部140等がユーザに視認されるようにする筒状の部材となっている。換言すると、車両の所定情報を表示しない文字板120の外周部の一部(特に下側外周部)をユーザに視認されないようにする部材となっている。見返し板170は、ケース110のユーザ側端部に固定されて、筒状の壁がユーザ側に延びるように形成されている。ユーザ側に延びる壁の長さは、図2に示すように、上側に対して、下側が長く設定されており、上側と下側の間は、上側から下側に向けて徐々に長くなるように設定されている。
カバー部180は、透明あるいは半透明(スモーク調)の樹脂製の板部材であり、見返し板170のユーザ側端部に固定されている。
導電プレート190は、文字板120と回路基板150とを電気的に接続する金属製のプレート部材である。導電プレート190は、図6に示すように、本体部191、第1接触部1921、および第2接触部1922を有している。
本体部191は、文字板120から回路基板150に向けて細長に延びる板状の部位である。
第1接触部1921は、本体部191の一端側(文字板120側)で、一方向に90度程度に折り曲げられた板状の部位であり、折曲げ方向の面が文字板120のユーザ側の面に接触するようになっている。第1接触部1921は、先端側が四角形を成しており、第1接触部1921の中心部には、スクリュ194が挿通される孔部193が設けられている。
第2接触部1922は、本体部191の他端側(回路基板150側)で、上記の一方向とは反対方向に90度程度に折り曲げられた板状の部位であり、折曲げ方向とは反対側の面が、回路基板150の文字板120側の面に接触するようになっている。第2接触部1922は、先端側が半円形を成しており、第2接触部1922の中心部には、スクリュ194が挿通される孔部193が設けられている。
導電プレート190は、本体部191、第1接触部1921、および第2接触部1922によって、全体の断面形状がクランク状に形成されている。
また、導電プレート190は、例えば、金属板部材からプレス加工によって形成されており、打ち抜き加工時の外形ライン、および孔部193の周囲におけるバリ方向は、図5、図6中の上側、つまり、回路基板150側から、文字板120側に向かう方向となっている。
導電プレート190は、開口部122において、文字板120と回路基板150とに固定されている。即ち、図2〜図5に示すように、本体部191および第2接触部1922は、文字板120の開口部122から回路基板150側に挿通されており、第1接触部1921が文字板120の視認側の面に接触し、また、第2接触部1922が回路基板150の文字板120側の面に接触している。このとき、第2接触部1922は、回路基板150のアース端子に接触するようになっている。そして、文字板120と第1接触部1921、および回路基板150と第2接触部1922が、共にユーザ側から締め付けされたスクリュ(ねじ部材)194によって固定されている。
ここで、導電プレート190は、文字板120、ディスプレイ部140、および回路基板150が仮組付けされた状態で、開口部122から第2接触部1922および本体部191が回路基板150側に挿通される。このとき、第2接触部1922は、開口部122と繋がる壁部160の傾斜壁部161にガイドされるようにして挿入される。また、第2接触部1922の半円形の領域は、回路基板150上において垂直壁部162の半円形の領域に沿うように配置されると共に、第2接触部1922の外周部は、垂直壁部162の内周面によって位置規制(位置決め)されるようになっている。
更に、文字板120に接触する第1接触部1921のバリ、および回路基板150に接触する第2接触部1922のバリは、共に、回路基板150側から文字板120側を向いている。即ち、第1接触部1921のバリは、文字板120とは反対側を向き、同様に、第2接触部1922のバリは、回路基板150とは反対側を向いている。
本実施形態の車両用表示装置100の構成は以上のようになっており、次に、車両用表示装置100の作動について説明する。
ユーザによって、車両のイグニッションスイッチが投入されると、車両用表示装置100は、作動状態となる。そして、ユーザの操作によって図示しない光源部が点灯されると、メータ部130A、130Bの目盛部、数字部、および指針1311、1312等が発光される。
そして、メータ部130Aにおいては、図示しない車速センサからの車速信号に基づいて、モータ133が駆動され、これに伴って、指針1311はメータ部130Aの中心位置を回動中心として回動されて、指針1311の先端部が車速信号に応じた数字部、および目盛部を指し示すことで車速(km/h)が表示される。
また、メータ部130Bにおいては、図示しないエンジン回転速度センサからの回転速度信号に基づいて、モータ133が駆動され、これに伴って、指針1312はメータ部130Bの中心位置を回動中心として回動されて、指針1312の先端部が回転速度信号に応じた数字部、および目盛部を指し示すことでエンジン回転速度(rpm)が表示される。
更に、ディスプレイ部140においては、上記で説明した各種車両情報(所定情報)の画像が表示される。
本実施形態においては、導電プレート190の第1接触部1921が文字板120に固定され、また、第2接触部1922が回路基板150(アース端子)に固定されて、文字板120と回路基板150とが電気的に接続されている。よって、文字板120に静電気が帯電した場合でも、静電気がディスプレイ部140には流れないようにして、且つ、回路基板150(アース端子)側に直接的に流すことができ、静電気によるディスプレイ部140の表示にかかる悪影響をなくすことができる。
そして、導電プレート190を、断面形状がクランク状になるように形成して、文字板に開口部122を設け、本体部191および第2接触部1922が開口部122に挿通されて、文字板120と第1接触部1921、および回路基板150と第2接触部1922が、共にユーザ側から締め付けされたスクリュ194によって固定されるようにしている。
よって、文字板120、ディスプレイ部140、および回路基板150を仮組付けした状態で、外側から導電プレート190の文字板120、および回路基板150に対する接触状態を目視確認可能としつつ、固定用のスクリュ194の締め付け方向を同一とすることができ、組み付け性を向上させることができる。
また、文字板120と回路基板150との間に壁部160を設け、壁部160は、傾斜壁部161と垂直壁部162とを有するようにしている。傾斜壁部161は、回路基板150側に向けてつぼまるような傾斜面を有しているので、導電プレート190を、文字板120の開口部122から回路基板150側に挿入する際に、挿入ガイドの役割を果たす。
また、第2接触部1922の外周部は、垂直壁部162の内周面によって位置規制されるようにしている。これにより、目視等による位置合わせを不要として、第2接触部1922の位置決めが容易になる。
また、第1接触部1921の先端側は四角形に形成され、第2接触部1922の先端側は半円形に形成されている。そして、垂直壁部162の第2接触部1922の先端側に対応する領域は、文字板120側から見たときに、半円形に形成されており、第2接触部1922の半円形の領域は、垂直壁部162の半円形の領域に沿うように配置されている。これにより、第1接触部1921は、垂直壁部162の半円形の領域には、干渉して組付けができない形となるので、文字板120、および回路基板150に対する導電プレート190の組付けの向きを一定にすることができる。
そして、第1接触部1921、および第2接触部1922のバリは、回路基板150側から文字板120側を向くように形成されている。これにより、バリによる文字板120、回路基板150の傷付きを無くすことができる。また、バリ側が文字板120や回路基板150の表面側を向くように設けられた場合であると、バリの粉砕片が発生して、回路基板150にショート等の悪影響を与える可能性が考えられるが、そのような心配をなくすことができる。
また、導電プレート190は、見返し板170によってユーザに視認されない領域に配置されているので、ユーザに導電プレート190を見えないようにすることができる。
(その他の実施形態)
上記第1実施形態では、文字板120と回路基板150との間に壁部160を設けるものとしたが、導電プレート190の組付け性に支障がなければ、廃止したものとしてもよい。また、壁部160は、傾斜壁部161と垂直壁部162とを備えるものとして説明したが、断面形状がストレートなものとしてもよい。
また、垂直壁部162による第2接触部1922の位置規制は、組付け性に支障がなければ、廃止したものとしてもよい。
また、導電プレート190のバリによる影響が無視されるレベルであれば、垂直壁部162の内周面の形状と第2接触部1922の先端形状とを活用した、組付け方向性の規制は、廃止してもよい。
また、導電プレート190は、見返し板170によってユーザに視認される領域内に設けるようにしてもよい。
また、車両用表示装置100において、メータ部130A、130Bを備えるものとして説明したが、メータ部130A、130Bの形態はこれに限定されるものではない。
100 車両用表示装置
120 文字板
121 開口部(第1の開口部)
122 開口部(第2の開口部)
140 ディスプレイ部
150 回路基板
160 壁部
161 傾斜壁部
162 垂直壁部
170 見返し板
190 導電プレート
191 本体部
1921 第1接触部
1922 第2接触部
194 スクリュ(ねじ部材)

Claims (6)

  1. 文字板(120)と、
    前記文字板の裏面側に配置されて、前記文字板に設けられた第1の開口部(121)から画像表示するディスプレイ部(140)と、
    前記ディスプレイ部の背面側に配置されて、前記ディスプレイ部と電気的に接続される回路基板(150)と、
    前記文字板と前記回路基板とを電気的に接続する導電プレート(190)と、を備える表示装置において、
    前記導電プレートは、本体部(191)と、前記本体部の一端側で一方向に折り曲げられた第1接触部(1921)と、前記本体部の他端側で前記一方向とは反対方向に折り曲げられた第2接触部(1922)とを有し、全体の断面形状がクランク状に形成されており、
    前記文字板には、第2の開口部(122)が設けられ、前記本体部および前記第2接触部が前記第2の開口部から挿通されており、前記第1接触部が前記文字板の視認側の面に接触し、また、前記第2接触部が前記回路基板の前記文字板側の面に接触しており、
    前記文字板と前記第1接触部、および前記回路基板と前記第2接触部は、共に視認側から締め付けされたねじ部材(194)によって固定されている表示装置。
  2. 前記文字板と前記回路基板との間には、前記文字板の裏面側における前記第2の開口部の周囲から前記回路基板に延びて、前記本体部および前記第2接触部を収容する筒状の壁部(160)が設けられており、
    前記壁部は、前記文字板側から、前記文字板と前記回路基板との中間位置に向けて、前記壁部の断面積が徐々に小さく成るように傾斜した傾斜壁部(161)と、
    前記中間位置から前記回路基板に向けて垂直に立てられた垂直壁部(162)と、を有する請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第2接触部の外周部は、前記垂直壁部の内周面によって位置規制されている請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第1接触部の先端側は四角形に形成され、また、前記第2接触部の先端側は半円形に形成されており、
    前記垂直壁部の前記第2接触部の先端側に対応する領域は、前記文字板側から見たときに、半円形に形成されており、
    前記第2接触部の半円形の領域は、前記垂直壁部の半円形の領域に沿うように配置されている請求項2または請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記第1接触部、および前記第2接触部のバリは、前記回路基板側から前記文字板側を向くように形成された請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の表示装置。
  6. 前記文字板の所定領域が視認者に視認されるようにする見返し板(170)が設けられており、
    前記導電プレートは、前記見返し板によって視認者に視認されない領域に配置されている請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の表示装置。
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