JP2003344118A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP2003344118A
JP2003344118A JP2002159449A JP2002159449A JP2003344118A JP 2003344118 A JP2003344118 A JP 2003344118A JP 2002159449 A JP2002159449 A JP 2002159449A JP 2002159449 A JP2002159449 A JP 2002159449A JP 2003344118 A JP2003344118 A JP 2003344118A
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JP2002159449A
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Inventor
Koya Toyama
耕冶 遠山
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Nippon Seiki Co Ltd
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Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストダウンを達成しつつ、液晶表示素子の
バックライト照明輝度を高めることが可能な照明装置を
提供する。 【解決手段】 回路基板1と、この回路基板1に配置さ
れ回転軸2が前方に延びる駆動装置3と、回転軸2の先
端側に装着される指針4と、この指針4が指示する指標
部16を有する表示板5と、この表示板5の前方に配置
される表示器9と、この表示器9の周囲に形成される発
光表示部10とを備え、表示器9は所定情報を表示する
表示素子21と、この表示素子21を照明する素子用光
源22とを有し、発光表示部10はパネル35に形成さ
れた意匠部39と、この意匠部39を照明する表示用光
源36と、この表示用光源36が配置される照明用基板
37とを有し、素子用光源22を照明用基板37に配置
すると共に照明用基板37を回路基板1よりも表示素子
21に近い位置に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車等の
車両用メータに搭載される指針や表示板、表示ユニット
を照明する照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、指針の前方に配置される液晶表示
器を備えたタイプの照明装置として例えば特開2002
−39807号公報や特開平7−257234号公報に
開示されているものが知られている。
【0003】これら照明装置は回路基板と、この回路基
板に配置され回転軸が前方に延びる駆動装置と、回転軸
の先端側に装着される指針と、この指針が指示する指標
部を有する表示板と、指針の前方側、この場合、指針の
回転中心領域を隠蔽し指針の先端側と指標部とを観察者
側に露出するように指針の前方に配置される液晶表示器
とを備えている。
【0004】液晶表示器は、例えば走行距離等や警告マ
ークからなる所定情報を表示する液晶表示素子と、この
液晶表示素子をバックライト照明する光源と、光源から
液晶表示素子に至る照明経路中に配置される導光部材と
を有し、光源の点灯時には光源からの光が導光部材に供
給され、この導光部材に供給された光が液晶表示素子を
透過することにより前記所定情報がバックライト照明さ
れるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者公
報のように光源が液晶表示素子と離間するように回路基
板上に配置されている構成にあっては、液晶表示素子の
板面と直交する方向に対する導光部材の一部を光源の発
光面近傍まで延長する必要があり、これにより光源から
液晶表示素子までの導光経路が長くなって光量のロスが
生じ、液晶表示素子の所定情報をバックライト照明する
際に十分な輝度が得られないという問題を有していた。
【0006】また、後者公報のように液晶表示素子の所
定情報をバックライト照明するにあたって、液晶表示素
子駆動用の駆動用基板にバックライト光源を配置するこ
とで光量のロスは抑制できるが、バックライト照明用の
専用基板が別途必要となり、これにより照明装置を構成
する部品点数が多くなるため組付費や部品費が嵩み、コ
ストアップの原因となっていた。
【0007】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、その主な目的は、コストダウンを達成しつつ、液晶
表示素子のバックライト照明輝度を高めることが可能な
照明装置を提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、回路基板と、この回路基板に配置され回転軸
が前方に延びる駆動装置と、前記回転軸の先端側に装着
される指針と、この指針が指示する指標部を有する表示
板と、この表示板の前方に配置される表示器と、この表
示器の周囲に形成される発光表示部とを備え、前記表示
器は所定情報を表示する表示素子と、この表示素子を照
明する素子用光源とを有し、前記発光表示部はパネルに
形成された意匠部と、この意匠部を照明する表示用光源
と、この表示用光源が配置される照明用基板とを有し、
前記素子用光源を前記照明用基板に配置すると共に前記
照明用基板を前記回路基板よりも前記表示素子に近い位
置に配置したことを特徴とする。
【0009】また本発明は、前記表示器が前記指針の回
転中心領域を隠蔽し前記指針の先端側と前記指標部とを
観察者側に露出するように前記指針の前方に配置される
ことを特徴とする。
【0010】また本発明は、前記素子用光源から前記表
示素子に至る照明経路中に導光部材を設けたことを特徴
とする。
【0011】また本発明は、前記照明用基板に前記表示
素子を駆動する駆動回路を搭載したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1から図3は本発明の第1実施
形態を示すもので、以下、これらに基づいて本発明の第
1実施形態を例えば自動車に搭載されるメータに適用し
た場合について説明する。なお、図1は本発明の第1実
施形態による照明装置の正面図、図2は図1のA−A断
面図、図3は図1のB−B断面図である。
【0013】図1,図2において、本実施形態による照
明装置は、回路基板1と、この回路基板1に導通装着さ
れ回転軸2が前方に延びる駆動装置3と、回転軸2にて
回転駆動される指針4と、この指針4の背後に位置して
回路基板1上に配置される表示板5と、指針4を照明す
る指針用光源6と、表示板5を照明する指標用光源7
と、回路基板1と表示板5との間に配置されるケース体
8と、表示板5の前方側であって指針4の前方に配置さ
れる表示器9と、この表示器9の周囲に形成される発光
表示部10と、指針4や表示板5、表示器9、発光表示
部10を露出させるための見返し部材11と、この見返
し部材11の前方側に配置される透視パネル12とから
構成される。
【0014】回路基板1は、例えばガラスエポキシ系基
材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板か
らなり、指針用光源6と、指標用光源7と、例えば駆動
装置3の駆動・制御を行う駆動手段(図示せず)や例え
ば抵抗、コンデンサ等の各種回路部品(図示せず)が前
記配線パターンに導通接続されている。
【0015】駆動装置3は、可動磁石式計器またはステ
ッピングモータからなり、回転軸2が回路基板1を貫通
するように、その主要部が回路基板1の背後に装着さ
れ、且つ半田付け等の適宜導通手段により前記配線パタ
ーン(前記駆動手段)に電気接続される。
【0016】指針4は、透光性合成樹脂からなり、線状
に延びる指示部13と、この指示部13回転中心部外周
を覆う遮光性合成樹脂からなるキャップ14とを備えて
おり、指示部13はその回転中心領域が表示器9により
隠蔽されると共に、その先端側が表示器9の後述する前
面フレームから露出して表示板5の後述する指標部を指
示している。また、指示部13の前記回転中心部には、
背後に配置された指針用光源6から発せられる光を受光
しその光を指示部13の先端側に反射導光する受光部1
5が形成されている。
【0017】表示板5は、指針4の回転軌道に沿った円
弧状の配列形状を有し指針4の指示部13の指示対象と
なる目盛16a,数字16bからなる指標部16と、こ
の指標部16の背景を形成する背景部17とを有してい
る。これら指標部16、背景部17は透光性合成樹脂か
らなる薄板状の基材18の前面に形成された印刷層から
なり、指標部16は白色系の透光性インクにより形成さ
れ、背景部17は黒色系の遮光性インクにより形成され
ている。なお、これら指標部16、背景部17の各印刷
層はスクリーン印刷等の手段を用いて印刷形成されてい
る。
【0018】指針用光源6は、例えば赤色光を発するチ
ップ型発光ダイオードからなり、指針4の回転中心近傍
に複数個配置され、受光部15を通じて指針4の指示部
13を赤色に発光させる発光体である。
【0019】指標用光源7は、例えば白色光を発するチ
ップ型発光ダイオードからなり、ケース体8内に配置さ
れ、指標部16を白色に発光させる発光体である。
【0020】ケース体8は、例えば白色系の合成樹脂か
らなり、表示板5を保持する保持部材としての機能、指
針用光源6や指標用光源7を収納するハウジングとして
の機能、指針用光源6や指標用光源7の光を前方側に反
射する反射部材としての機能を有している。
【0021】表示器9は回路基板1の前方側に配置さ
れ、その一部が指針4のキャップ14や指示部13の回
転中心近傍を覆うように表示板5の前方に延びている。
この表示器9は表示素子等の内機部品19と、この内機
部品19を収納するフレーム体20とを備えている。
【0022】内機部品19はフレーム体20の後述する
開口部に臨む表示素子21と、この表示素子21をバッ
クライト照明する素子用光源22と、この素子用光源2
2から表示素子21に至る照明経路中に配置される導光
部材23とを有している。
【0023】表示素子21は例えば液晶表示素子からな
り、図示しない各種センサ等の検出信号(電気信号)に
基づいて、車両の走行距離や燃料消費、外気温、時刻等
の所定情報を複数個からなる透過型の表示セグメント2
1aにより情報表示するものである。
【0024】素子用光源22は例えば青色光を発するチ
ップ型発光ダイオードからなり、導光部材23の後述す
る入光部と対向するように配置され導光部材23内に光
供給する発光体である。
【0025】導光部材23は、透光性のアクリル樹脂に
よって断面略「L」字状に形成され、表示素子21の背
面に沿って板状に形成される基部24と、この基部24
の板面と直交する方向に延び素子用光源22からの光を
受光する入光部25とを有している。
【0026】なお、26は入光部25から取り入れた素
子用光源22の光を基部24側に反射導光させるための
反射部であり、27は基部24の背面に形成され受光部
26から離間するに従って表示素子21側に傾斜して延
びる傾斜部であり、この傾斜部27は基部24に反射導
光された光を表示素子21にバランスよく供給するため
の反射面としての機能を有している。
【0027】フレーム体20は合成樹脂からなり、箱形
形状に成形され、本実施形態の場合、前面フレーム28
と背面フレーム29とに分割形成されている。
【0028】前面フレーム28には表示素子21の周囲
に延在する略半円形状からなる平板部30が形成されて
おり、この平板部30に表示素子21が臨む開口部31
が設けられている。なお本実施形態の場合、前面フレー
ム28は平板部30から発光表示部10側に延長され、
平板部30は発光表示部10の後述する意匠部を臨ませ
るための開口孔32を有する延長部33と一体に成形さ
れている。そして、この延長部33は平板部30の前方
(透視パネル12側)に突出するように形成されてい
る。
【0029】背面フレーム29は断面略「L」字状に成
形され、導光部材23を保持する保持部34を有してお
り、この保持部34は導光部材23の傾斜部27に供給
される素子用光源22の光を効率的に表示素子21側に
反射させるための反射板としての機能を有している。
【0030】発光表示部10は、図3に示すように後述
する意匠部を有するパネル35と、前記意匠部を照明表
示する表示用光源36と、この表示用光源36に点灯用
電力を供給するための照明用基板37と、パネル35と
照明用基板37との間に配置され表示用光源36を収納
する枠体38とを有している。
【0031】パネル35は、表示素子21及び表示板5
の下方(図1中、下側)に沿って帯状に延びており、自
動車の運転状態を報知するハイビーム表示等からなる意
匠部39と、この意匠部39の背景を形成する地色部4
0とを有している(図1参照)。
【0032】また本実施形態の場合、意匠部39の非形
成領域に相当するパネル35(地色部40)の中央部領
域41の背後には表示素子21を駆動・点灯させるため
の表示器9の構成部品である導光部材23(入光部2
5)や素子用光源22、後述する第1のフレキシブルプ
リント基板等が配置されている。従って、パネル35の
中央部領域41背後には表示器9の前記構成部品が配置
され、発光表示部10の構成部品である表示用光源36
を配置することができないため発光表示部10(意匠部
39)は中央部領域41の外側に位置するパネル35の
両端近傍に形成されている。
【0033】なお意匠部39、地色部40は透光性合成
樹脂からなる薄板状の基板42の前面に形成された印刷
層からなり、意匠部39は暗色系の透光性インクにより
形成され、地色部40は黒色系の遮光性インクにより形
成されている。また、これら意匠部39、地色部40の
各印刷層はスクリーン印刷等の手段を用いて印刷形成さ
れている。
【0034】表示用光源36は、例えば赤色光や青色
光、黄色光を発するチップ型発光ダイオードからなり、
枠体38内に配置され、意匠部39を所定色に発光させ
る発光体である。
【0035】照明用基板37は、例えばガラスエポキシ
系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基
板からなり、回路基板1とパネル35(表示素子21)
との間に配置され、表示用光源36や例えば抵抗、コン
デンサ等の各種回路部品(図示せず)が前記配線パター
ンに導通接続されている。
【0036】また本実施形態では、この照明用基板37
は照明用光源36に点灯用電力を供給するための発光表
示部10の構成部品であると共に、表示素子21に駆動
用電力を供給し、素子用光源22に点灯用電力を供給す
るための表示器9の構成部品でもある。
【0037】具体的には、パネル35の中央部領域41
に対応する照明用基板37箇所には表示素子21の駆動
・制御を行う駆動回路(図示せず)と、表示素子21の
表示セグメント21aをバックライト照明する素子用光
源22とが前記配線パターンに導通接続されている。こ
れにより前記駆動回路と素子用光源22とが照明用基板
37上に搭載されることで、表示器9の構成部品として
従来は必要であった表示器駆動用(バックライト照明
用)の専用基板が別途不要となるため、部品点数が削減
可能となりコストダウンを達成することができる。
【0038】この際、照明用基板37と表示素子21
(パネル35)との間隔は回路基板1と表示素子21
(パネル35)との間隔に対して短くなるように設定さ
れており、しかもパネル35の意匠部39に対応する照
明用基板37箇所には表示用光源36が配置されると共
にパネル35の中央部領域41に対応する照明用基板3
7箇所には表示素子21をバックライト照明する素子用
光源22が配置されている。
【0039】そして、この素子用光源22が照明用基板
37上に搭載されることにより、導光部材23の入光部
25の形成位置を従来のように回路基板1の板面近傍ま
で延長する必要がなく入光部25を小型化することがで
きる。この入光部25の小型化に応じて素子用光源22
から表示素子21に至る照明経路が短縮され、光量のロ
ス(損失)を抑制することができる。
【0040】さらに、表示素子21の背面側に到達した
光が表示素子21内に供給される際には前記光量の損失
が抑制された光、つまり表示素子21をバックライト照
明するのに十分な光量が供給され、これによりバックラ
イト照明するのに十分な光量が表示素子21内を透過す
ることにより表示セグメント21aのバックライト照明
輝度を高めることができる。
【0041】なお、43は表示素子21と照明用基板3
7とを電気的に接続するための第1のフレキシブルプリ
ント基板であり、44は回路基板1と照明用基板37と
を電気的に接続するための第2のフレキシブルプリント
基板である。
【0042】枠体38は例えば白色系の合成樹脂からな
り、パネル35を保持する保持部材としての機能、表示
用光源36を収納するハウジングとしての機能を有して
いる。
【0043】見返し部材11は黒色系の合成樹脂からな
り、略半円環状に成形され、指針4や表示板5、表示器
9、発光表示部10が露出する開口部11aを備えてい
る。
【0044】12は透明または半透明の透視パネルであ
り、見返し部材11の前方と周囲を覆う被覆部材として
の機能を有している。
【0045】以上のように本実施形態では、回路基板1
と、この回路基板1に配置され回転軸2が前方に延びる
駆動装置3と、回転軸2の先端側に装着される指針4
と、この指針4が指示する指標部16を有する表示板5
と、この表示板5の前方に配置される表示器9と、この
表示器9の周囲に形成される発光表示部10とを備え、
表示器9は所定情報を表示する表示素子21と、この表
示素子21を照明する素子用光源22とを有し、発光表
示部10はパネル35に形成された意匠部39と、この
意匠部39を照明する表示用光源36と、この表示用光
源36が配置される照明用基板37とを有し、素子用光
源22を照明用基板37に配置すると共に照明用基板3
7を回路基板1よりも表示素子21に近い位置に配置し
たことにより、表示器9の構成部品として従来は必要で
あったバックライト照明用の専用基板が別途不要となる
ためコストダウンを達成することができると共に、バッ
クライト照明するのに十分な光量を確保し表示セグメン
ト21aのバックライト照明輝度を高めることができ
る。
【0046】また本実施形態では、表示器9が指針4の
回転中心領域を隠蔽し指針4の先端側と指標部16とを
観察者側に露出するように指針4の前方に配置されるこ
とにより、観察者に対して表示器9の表示内容(前記所
定情報)を見やすい位置にレイアウトすることができ
る。
【0047】また本実施形態では、素子用光源22から
表示素子21に至る照明経路中に導光部材23を設けた
ことにより、表示素子21をバックライト照明するため
の素子用光源22の個数を必要以上に設けることが不要
となり、これにより素子用光源22の個数が削減されコ
ストダウンを達成することができると共に、素子用光源
22の光を表示素子21に効率よく供給することができ
表示器9の照明品質を向上させることができる。
【0048】また本実施形態では、照明用基板37に表
示素子21を駆動する前記駆動回路を搭載したことによ
り、駆動回路を搭載するための専用基板が別途不要とな
るためコストダウンを達成することができる。
【0049】図4は本発明の第2実施形態を示してお
り、本実施形態では導光部材23の入光部25,反射部
26を廃止し素子用光源45の光を導光部材23の基部
24に直接取り入れて、この基部24に供給された光に
より表示セグメント21aをバックライト照明する構成
を示している。
【0050】この場合、素子用光源45はその発光面4
6が基部24の一側面47と対向するように中央部領域
41の背後に位置する照明用基板37上に搭載されてお
り、素子用光源45の光は照明用基板37の板面方向に
照射されるようになっている。
【0051】そして、素子用光源45の発光面46から
発せられた光は照明用基板37(基部24)の板面方向
に照射され、基部24(導光部材23)の一側面47に
入光する。一側面47に入光した光は基部24に供給さ
れ、この基部24内に供給された光は傾斜部27によっ
て表示素子21側に反射され、この反射光が表示素子2
1を透過することにより表示セグメント21aをバック
ライト照明するものである。
【0052】なお本実施形態では、発光表示部10(意
匠部39)を発光表示させるための表示用光源36が枠
体48内に収納され、しかも表示用光源36が素子用光
源45に隣接するように中央部領域41の背後に位置す
る照明用基板37上に搭載されている。
【0053】従って、この場合にはパネル35の中央部
領域41にも意匠部39からなる発光表示部10を形成
することができるため、発光表示部10をパネル35の
任意の位置に形成することが可能となる。なお、意匠部
39は中央部領域41に集中配置してもよいし、中央部
領域41を含むパネル35全体に渡って設けてもよい。
【0054】かかる実施形態においても、素子用光源4
5が照明用基板37上に搭載されることで表示器バック
ライト照明用の専用基板が別途不要となるためコストダ
ウンを達成することができると共に、照明用基板37に
搭載される素子用光源45の光を入光部25の廃止によ
ってさらに小型化された導光部材23(基部24)に直
接取り入れることで素子用光源45から表示素子21に
至る照明経路を短縮することができ、これにより基部2
4(傾斜部27)内壁面を反射することによる光量のロ
ス(損失)が抑制され、表示セグメント21aのバック
ライト照明輝度をより高めることができる。
【0055】また本実施形態では、意匠部39(発光表
示部10)が自動車の運転状態を報知するハイビーム表
示等の所定情報を発光表示する例について説明したが、
本発明はこれに限定されることはなく、例えば文字、記
号、目盛等の任意の表示部を意匠部39により発光表示
してもよい。
【0056】
【発明の効果】以上、本発明によれば、初期の目的を達
成することができ、コストダウンを達成しつつ、液晶表
示素子のバックライト照明輝度を高めることが可能な照
明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による照明装置の正面
図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1のB−B断面図。
【図4】本発明の第2実施形態による照明装置の断面
図。
【符号の説明】
1 回路基板 2 回転軸 3 駆動装置 4 指針 5 表示板 9 表示器 10 発光表示部 13 指示部 16 指標部 21 表示素子 22,45 素子用光源 23 導光部材 25 入光部 35 パネル 36 表示用光源 37 照明用基板 39 意匠部 41 中央部領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板と、この回路基板に配置され回
    転軸が前方に延びる駆動装置と、前記回転軸の先端側に
    装着される指針と、この指針が指示する指標部を有する
    表示板と、この表示板の前方に配置される表示器と、こ
    の表示器の周囲に形成される発光表示部とを備え、前記
    表示器は所定情報を表示する表示素子と、この表示素子
    を照明する素子用光源とを有し、前記発光表示部はパネ
    ルに形成された意匠部と、この意匠部を照明する表示用
    光源と、この表示用光源が配置される照明用基板とを有
    し、前記素子用光源を前記照明用基板に配置すると共に
    前記照明用基板を前記回路基板よりも前記表示素子に近
    い位置に配置したことを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 前記表示器が前記指針の回転中心領域を
    隠蔽し前記指針の先端側と前記指標部とを観察者側に露
    出するように前記指針の前方に配置されることを特徴と
    する請求項1記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 前記素子用光源から前記表示素子に至る
    照明経路中に導光部材を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 前記照明用基板に前記表示素子を駆動す
    る駆動回路を搭載したことを特徴とする請求項1から請
    求項3のうちいずれか1つに記載の照明装置。
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