JP2003014505A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2003014505A
JP2003014505A JP2001197758A JP2001197758A JP2003014505A JP 2003014505 A JP2003014505 A JP 2003014505A JP 2001197758 A JP2001197758 A JP 2001197758A JP 2001197758 A JP2001197758 A JP 2001197758A JP 2003014505 A JP2003014505 A JP 2003014505A
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JP2001197758A
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Hideki Igarashi
秀樹 五十嵐
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光表示部の表示スペースを低減し得る表示
装置を提供する。 【解決手段】 目盛や文字等の表示部(固定情報表示
部)55を表示する目盛板(第1の表示パネル)5と、
この目盛板5に形成した窓部57に臨むように配置され
電気信号に応じて例えば走行距離からなる可変情報をデ
ジタル表示する有機電界発光表示素子(第2の表示パネ
ル)7とを備えており、有機電界発光表示素子7は、窓
部57に対応した目盛板5の背後位置で目盛板5の表示
面に対して所定角度傾けて配置され、目盛板5の背後で
あって窓部57を外れた位置には、有機電界発光表示素
子7に向けてインジケータ表示部53の発光表示像を照
射し、この発光表示像を有機電界発光表示素子7に投影
表示させる発光表示手段8を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車、オ
ートバイ、船舶、農建機、航空機に代表される各種乗物
に搭載される表示装置に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】自動車やオートバイ等からなる車両に
は、計器からなる表示装置が搭載されており、それが指
針式の計器であった場合、駆動装置の回転軸によって回
転駆動される指針(指示体)と、この指針の背後に配置
され指針の指示対象となる目盛や文字等の表示部(固定
情報表示部)が形成された目盛板(第1の表示パネル)
とを有し、指針が目盛板の表示部を指示することにより
計測値を表示するものである。
【0003】目盛板には、例えば特開2000−272
376号公報に示されているように、電気信号に応じて
可変情報をデジタル表示する表示パネル(第2の表示パ
ネル)や車両の運転状態を表示するためのインジケータ
表示部が組み込まれている。
【0004】多くの場合、可変情報を表示する表示パネ
ルは、目盛板に設けた窓部に臨むよう配置された液晶表
示素子からなり、時刻や車両の走行距離等の可変情報を
表示するパネルが使用される。またインジケータ表示部
は、目盛板それ自体または専用の表示板に設けた表示マ
ークからなり、目盛板または専用の表示板の背後に配置
した光源により表示マークが発光表示されるもので、表
示マークには多くの種類があるが、代表的なものとして
燃料警報マーク、シートベルト警報マーク、サイドブレ
ーキ警報マーク等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら近年、こ
の種の表示装置にあっては、インジケータ表示部により
表示すべき情報量が増加しており、これに伴ってインジ
ケータ表示部の数も増える傾向にある。このため、例え
ば目盛板内にインジケータ表示部を設ける表示装置にあ
っては、可変情報表示用のスペースに加え、インジケー
タ表示を行うための広いスペースが必要となり、指針動
作に応じて配列される目盛や文字等の表示部の意匠が制
約を受け、表示部の配列範囲や指針動作範囲の縮小を余
儀なくされることがある。また目盛板内に設けられるイ
ンジケータ表示部が増加することにより、目盛板全体の
見栄えに雑多な印象を与えてしまうことが懸念され、目
盛板全体の表示品質に与える悪影響も無視できない。本
発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、その主
な目的は、インジケータ表示部のごとき発光表示部の表
示スペースを低減し得る表示装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、固定情報を表示する第1の表示パネルと、こ
の第1の表示パネルに形成した窓部に臨むように配置さ
れ電気信号に応じて可変情報を表示する第2の表示パネ
ルとを備え、前記第2の表示パネルを前記第1の表示パ
ネルに対して傾けて配置し、前記第1の表示パネルの背
後であって前記窓部を外れた位置に、第2の表示パネル
に向けて発光表示像を照射し、この発光表示像を前記第
2の表示パネルに投影表示させる発光表示手段を設けた
ことを特徴とする。
【0007】前記第1の表示パネルを背後から支持する
枠体を有し、この枠体に前記第2の表示パネルを装着し
たことを特徴とする。
【0008】前記第1の表示パネルの背後に回路基板が
配置され、この回路基板に前記第2の表示パネルと前記
発光表示手段とを電気接続したことを特徴とする。
【0009】前記第1の表示パネルが所定の駆動装置に
よって回転駆動される指示体の背後に配置され、前記第
1の表示パネルには前記指示体に対応する固定情報表示
部が設けられることを特徴とする。
【0010】前記第2の表示パネルに表示される前記可
変情報が少なくとも移動体の走行距離であることを特徴
とする。
【0011】前記前記発光表示像が移動体の運転状態情
報であることを特徴とする。
【0012】前記第2の表示パネルに前記発光表示像を
投影表示するときに、前記第2の表示パネルに表示され
ている前記可変情報のうち少なくとも一部が表示されな
いように前記第2の表示パネルへの前記電気信号供給を
制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0013】前記第2の表示パネルが有機電界発光表示
素子からなることを特徴とする。
【0014】前記発光表示手段が光源とこの光源の光が
透過することにより前記発光表示像を形成する表示板と
からなることを特徴とする。
【0015】前記第1の表示パネルを背後から支持する
枠体を有し、この枠体に前記光源を収容すると共に前記
第2の表示パネル側に開口部を有する照明室を形成し、
前記開口部と前記第2の表示パネルとの間に前記表示板
を配置したことを特徴とする置。
【0016】前記照明室の前記光源に対向する箇所に前
記光源かの光を前記開口部側に反射する反射部を設けた
ことを特徴とする。
【0017】前記第1の表示パネルの背後に回路基板が
配置され、この回路基板に前記光源と前記第1の表示パ
ネルを照明するパネル用光源とが搭載されることを特徴
とする。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明による表示装置は、例えば
目盛や文字等の表示部(固定情報表示部)を表示する目
盛板(第1の表示パネル)と、この目盛板に形成した窓
部に臨むように配置され電気信号に応じて例えば走行距
離からなる可変情報をデジタル表示する有機電界発光表
示素子(第2の表示パネル)とを備えており、有機電界
発光表示素子は、窓部に対応した目盛板の背後位置で目
盛板の表示面に対して所定角度傾けて配置され、目盛板
の背後であって窓部を外れた位置には、有機電界発光表
示素子に向けて例えばインジケータ表示部の表示マーク
のごとき発光表示部を形成する発光表示像を照射し、こ
の発光表示像を有機電界発光表示素子に投影表示させる
発光表示手段を設けたものである。このように構成した
ことにより、可変情報を表示する有機電界発光表示素子
を、発光表示部の表示スペースとして利用できるため、
専用の表示スペースが不要となり、発光表示部の表示ス
ペースを低減することができ、これにより目盛板におけ
る表示部意匠の制約や見栄えに与える悪影響を低減でき
る。
【0019】目盛板を背後から支持する枠体を有する場
合、枠体に有機電界発光表示素子を装着すると、専用の
装着部品が不要となり、部品点数を削減でき、コストダ
ウンに有効である。
【0020】目盛板の背後に回路基板が配置される場
合、同一の回路基板に有機電界発光表示素子と発光表示
手段とを電気接続すれば、回路基板の数を削減でき、コ
ストダウンに有効である。
【0021】有機電界発光表示素子に発光表示像を投影
表示する際、有機電界発光表示素子に表示されている可
変情報のうち少なくとも一部が表示されないように有機
電界発光表示素子に供給される電気信号を制御する制御
手段を設けると、有機電界発光表示素子をコンパクトに
できる。
【0022】第2の表示パネルは、ガラス基板上に透明
電極、有機発光層、金属電極の順に積層して封止ガラス
で封止してなり、透明電極と金属電極との間に電圧(電
気信号)を加えることで、透明電極と金属電極の間に挟
まれた有機発光層部分が発光することにより、所定の可
変情報を発光表示する有機電界発光表示素子を採用する
ことができ、この場合、発光表示手段から有機電界発光
表示素子に向けて放射され、発光表示像を形成する光
は、封止ガラスを通じて金属電極で反射し、これが投影
像として観察者に視認される。有機電界発光表示素子は
バックライトが不要であることや、消費電力が低いこと
が主な利点としてあげられる。なお第2の表示パネルと
しては、電気信号供給により所定の可変情報表示を行う
ことができれば、有機電界発光表示素子の他、任意の表
示パネルを採用でき、例えば無機電界発光表示素子や液
晶表示素子、蛍光表示管を用い、これらの表示パネルを
採用する場合、その表面にハーフミラーを構成するシー
ト材やパネル材を設ければよい。また無機電界発光表示
素子や蛍光表示管の場合は、有機電界発光表示素子と同
様、バックライトが不要であるが、液晶表示素子の場合
は、バックライトの使用が好ましい。
【0023】発光表示手段としては、発光表示像を形成
することができれば任意であり、第2の表示パネルと同
様の電気信号駆動式の素子を用いることができるが、例
えば発光表示手段を光源とこの光源の光が透過すること
により発光表示像を形成する表示板とから形成すれば、
コスト安である。
【0024】また目盛板を支持する枠体を有する場合
は、この枠体に光源を収容すると共に有機電界発光表示
素子側に開口部を有する照明室を形成し、開口部と有機
電界発光表示素子との間に表示板を配置するよう構成す
ると、枠体の一部を照明室として利用でき、専用部品が
不要となる。この際、照明室の光源に対向する箇所に光
源かの光を開口部側に反射する反射部を設けると有利で
ある。
【0025】また有機電界発光表示素子の背後に回路基
板が配置される場合、同一の回路基板に光源と目盛板を
照明するパネル用光源とを搭載すれば、専用の回路基板
を設ける必要がなく、コストダウンを達成できる。
【0026】
【実施例】以下、添付図面に基づき、本発明による表示
装置を自動車用の指針式計器に適用した場合を例に実施
例を説明する。
【0027】図1は本発明の実施例による表示装置の平
面図、図2は図1のA−A線に沿った断面図、図3は図
2中、矢印B領域を目盛板を除いて示す要部斜視図、図
4は有機電界発光表示素子の断面図、図5は本実施例に
よる表示装置の電気的構成を示すブロック図、図6,図
7はそれぞれ有機電界発光表示素子による表示例を示す
正面図である。
【0028】図1,図2において、本実施例による表示
装置は、回路基板1、駆動装置2、枠体3、指針4、目
盛板(第1の表示パネル)5、パネル用光源6、有機電
界発光表示素子(第2の表示パネル)7、発光表示手段
8を備えている。
【0029】回路基板1は、紙フェノール系またはガラ
スエポキシ系の単一の硬質回路基板からなり、その前方
側には所定の銅箔材料からなる複数の配線パターン(図
示しない)が形成され、この配線パターンに計器本体
(所定の駆動装置)2、パネル用光源6、有機電界発光
表示素子7の図示しない接続部、発光表示手段8の後述
する光源が搭載され、導通固定されている。
【0030】計器本体2は、回路基板1の背面側に装着
されており、例えばエンジン回転数からなる計測量に応
じて回転する駆動軸21と図示しない端子とが回路基板
1を貫通して前方側に突出し、前記端子が前記配線パタ
ーンに半田付け接続されている。
【0031】枠体3は、光反射率の高い例えば白色の合
成樹脂からなり、回路基板1と目盛板5との間に位置
し、目盛板5に対して所定の空間部を隔てて配置される
反射壁部31と、有機電界発光表示素子7が装着支持さ
れる支持部32と、発光表示装置8の後述する照明室を
形成するハウジング部33とを連続して有する単一の枠
体からなる。
【0032】反射壁部31は、パネル用光源6からの光
を目盛板5側に反射し、後述する表示部をバックライト
照明するものである。またパネル用光源6から放射され
た光により指針4を線状に発光させることができるよう
になっている。
【0033】支持部32は、目盛板5の後述する窓部に
対応する位置で、且つ目盛板5の表示面に対し所定角度
傾いて延びており、この支持部32に沿わせて有機電界
発光表示素子7を装着することにより、有機電界発光表
示素子7の表示面は、目盛板5の表示面に対し所定角度
傾いて配置される。
【0034】ハウジング部33は、回路基板1側が解放
し、且つ有機電界発光表示素子7に対応する箇所に開口
部34を有するボックス型に形成され、内部に発光表示
手段8の後述する光源を収容している。
【0035】ハウジング部33の内部には、その内壁面
にて発光表示手段8の後述する光源に対向する反射部3
5が形成され、さらに図3に詳しく示すように、この場
合、複数個配置される前記光源に応じて、内部を区画す
る仕切壁36が形成されている。
【0036】指針4は、透明な合成樹脂にて線状に形成
され、その回転中心部よりパネル用光源6の光を受け線
状に光輝する発光指針からなる。
【0037】目盛板5は、枠体3によって支持される板
材またはシート材であり、透明な合成樹脂からなる基板
51と、この基板51の前面側に印刷形成された透過性
着色層52と、この透過性着色層52の前面側に印刷形
成された遮光性着色部53とからなる。
【0038】遮光性着色層53は、透過性着色層52の
一部を露出するように一様に連続形成されて地色部54
を形成し、遮光性着色部53から部分的に表面側に露出
する透過性着色部52領域にて文字や目盛等の表示部
(固定情報表示部)55が形成され、本例では遮光性着
色層53が黒色インク、透過性着色層52が白色インク
を用いて印刷されている。また回転軸21に対応する目
盛板5箇所には、軸孔56が形成され、有機電界発光表
示素子7に対応する箇所には、貫通孔状の窓部57が形
成され、窓部57を通じて有機電界発光表示素子7を視
認できるようになっている。なお窓部57は本例のよう
に貫通孔状に設けてもよいが、有機電界発光表示素子7
を視認できれば、貫通孔状でなくとも良く、例えば有機
電界発光表示素子7を露出させる切り欠きや基板51の
露出部(透明部)であっても良い。
【0039】パネル用光源6は、例えば表面実装型の発
光ダイオード(発光ダイオードチップ)からなり、駆動
軸21の周囲に複数個、駆動軸21を中心とした同心円
状に配置されている。
【0040】有機電界発光表示素子7は、図4に詳しく
示すように、ガラス基板71と、このガラス基板71上
に順次積層される絶縁層72、透明電極73、有機発光
層74、金属電極75と、封止ガラス76とを主たる構
成要素とし、透明電極73と金属電極75との間に電圧
(電気信号)を加えることで、透明電極73と金属電極
75との間に挟まれた有機発光層74部分が発光し、こ
の光が絶縁層72のない透過領域とガラス基板71を通
って外部に放射され、これにより発光するセグメントS
G(図6,図7参照)が形成される。
【0041】そして本例の場合、各セグメント(発光
部)SGは、所謂「日」の字形に組み合わされて2列に
配置され、図6に示すように車両の全走行距離値(オド
データ)と観察者がリセット可能な走行距離値(トリッ
プデータ)とでなる第1,第2の可変情報表示部77,
78を形成する。また金属電極75は、有機発光層74
の全域を覆うように連続的に設けられており、有機電界
発光表示素子7を観察者側(図4中、アイポイントP参
照)からみたとき、金属電極75の表面は、ガラス基板
71、絶縁層72、透明電極73、有機発光層74を通
して鏡面として視認され、発光表示手段8にて形成され
る後述する発光表示像が金属電極74で反射し、それが
観察者に対し投影表示されるようになっている。
【0042】発光表示手段8は、この場合、枠体3の一
部を利用して形成されたハウジング部33と、このハウ
ジング部33内に収容される表面実装型発光ダイオード
からなる光源81と、このハウジング部33の開口部3
4と有機電界発光表示素子7との間に配置された表示板
82とから構成されている。
【0043】表示板82は、車両の運転状態を表示する
ための表示マークからなるインジケータ表示部(発光表
示部)83が形成されており、このインジケータ表示部
83は、図3に示すように、例えば燃料警報マーク83
a、シートベルト警報マーク83b、サイドブレーキ警
報マーク83cからり、これらインジケータ表示部83
のみが光透過性に形成され、それ以外は遮光性を有する
ように印刷形成されている。
【0044】そして光源81が点灯する(すべての光源
81が点灯する)と、燃料警報マーク83a、シートベ
ルト警報マーク83b、サイドブレーキ警報マーク83
cの透過像である発光表示像が有機電界発光表示素子7
に向けて照射され、この発光表示像を形成する光が有機
電界発光表示素子7の金属電極75で反射されることに
より、観察者に燃料警報マーク83a、シートベルト警
報マーク83b、サイドブレーキ警報マーク83cから
なるインジケータ表示部(発光表示部)83が投影表示
される。
【0045】次に本実施例による表示装置の電気的構成
を図5に基づいて説明する。図5において、10は走行
距離センサ、燃料センサ、シートベルトセンサ、サイド
ブレーキセンサを含むセンサ部、11はセンサ部10か
らの入力信号に応じて有機電界発光表示素子7及び光源
81の動作を制御するマイクロコンピュータ(制御手
段)、12はマイクロコンピュータ11からの出力信号
に応じて有機電界発光表示素子7に電気信号を供給し有
機発光層73をセグメントSG単位で発光させるドライ
バであり、マイクロコンピュータ11は、センサ部10
に含まれる走行距離センサからの入力信号に応じて有機
電界発光表示素子7に表示させる走行距離値を求め、こ
の走行距離値に応じて有機電界発光表示素子7の各セグ
メントSGを発光させるための制御信号をドライバ12
に出力し、ドライバ12はその制御信号に応じて所要の
セグメントSGに電圧(電気信号)を供給し、図6に示
すように走行距離値(第1,第2の可変情報部77,7
8)を発光表示させる。
【0046】またマイクロコンピュータ11は、センサ
部10に含まれる燃料センサ、シートベルトセンサ、サ
イドブレーキセンサのうち、例えば燃料センサからの信
号入力があったとき、第1の可変情報部77の表示を中
止(第1の可変情報部77を構成するセグメントへの電
気信号供給を停止)させると共に、発光表示手段8にお
いて燃料警報マーク83aの光源81を点灯させ、それ
まで第1の可変情報表示部77が表示されていた有機電
界発光表示素子7の領域(金属電極75面)に燃料警報
マーク83aの発光表示像を投影表示させる(図7参
照)ようにプログラムされている。
【0047】以上のように、本実施例では、目盛や文字
等の表示部(固定情報表示部)55を表示する目盛板
(第1の表示パネル)5と、この目盛板5に形成した窓
部57に臨むように配置され電気信号に応じて例えば走
行距離からなる可変情報をデジタル表示する有機電界発
光表示素子(第2の表示パネル)7とを備えており、有
機電界発光表示素子7は、窓部57に対応した目盛板5
の背後位置で目盛板5の表示面に対して所定角度傾けて
配置され、目盛板5の背後であって窓部57を外れた位
置には、有機電界発光表示素子7に向けてインジケータ
表示部53の発光表示像を照射し、この発光表示像を有
機電界発光表示素子7に投影表示させる発光表示手段8
を設けたことにより、有機電界発光表示素子7を、イン
ジケータ表示部53の表示スペースとして利用できるた
め、専用の表示スペースが不要となり、インジケータ表
示部53の表示スペースを低減することができ、これに
より目盛板5における表示部55意匠の制約や見栄えに
与える悪影響を低減できる。
【0048】また本実施例によれば、表示装置が目盛板
5を背後から支持する枠体3を有し、枠体3に有機電界
発光表示素子7を装着したことにより、専用の装着部品
が不要となり、部品点数を削減でき、コストダウンを達
成することができる。
【0049】また本実施例によれば、表示装置が目盛板
5の背後に単一の回路基板1を有し、この回路基板1に
有機電界発光表示素子7と発光表示手段8とを電気接続
したことにより、回路基板1を有機電界発光表示素子7
と発光表示手段8とに応じて複数設ける必要がなく、コ
ストダウンを達成することができる。
【0050】また本実施例によれば、有機電界発光表示
素子7にインジケータ表示部83の発光表示像が投影表
示される際、有機電界発光表示素子7に表示されている
第1の可変情報表示部77が表示されないように有機電
界発光表示素子7に供給される電気信号を制御するマイ
クロコンピュータ11からなる制御手段を設けたことに
より、有機電界発光表示素子7をコンパクトにできる。
【0051】また本実施例によれば、第2の表示パネル
として、有機電界発光表示素子を用いたことにより、バ
ックライトが不要であり、しかも消費電力を低減するこ
とができる。
【0052】また本実施例によれば、発光表示手段8を
光源81とこの光源82の光が透過することによりイン
ジケータ表示部83の発光表示像を形成する表示板82
とから形成したことにより、コストダウンを達成でき
る。
【0053】また本実施例では、目盛板5を支持する枠
体3に光源81を収容すると共に有機電界発光表示素子
7側に開口部34を有するハウジング部(照明室)33
を形成し、開口部34と有機電界発光表示素子7との間
に表示板82を配置したことにより、枠体3の一部を照
明室として利用でき、専用部品を不要にできる。
【0054】また有機電界発光表示素子7の背後に配置
される単一の回路基板1に光源81と目盛板5を照明す
るパネル用光源6とを搭載したことにより、専用の回路
基板を設ける必要がなく、コストダウンを達成できる。
【0055】
【発明の効果】本発明は前記目的を達成するため、固定
情報を表示する第1の表示パネルと、この第1の表示パ
ネルに形成した窓部に臨むように配置され電気信号に応
じて可変情報を表示する第2の表示パネルとを備え、前
記第2の表示パネルを前記第1の表示パネルに対して傾
けて配置し、前記第1の表示パネルの背後であって前記
窓部を外れた位置に、第2の表示パネルに向けて発光表
示像を照射し、この発光表示像を前記第2の表示パネル
に投影表示させる発光表示手段を設けたことにより、発
光表示部の表示スペースを低減し得る表示装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例による表示装置の平面
図。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図。
【図3】図2中、矢印B領域を目盛板を除いて示す要部
斜視図。
【図4】同上実施例による有機電界発光表示素子の断面
図。
【図5】同上実施例による表示装置の電気的構成を示す
ブロック図。
【図6】同上実施例による有機電界発光表示素子による
表示例を示す正面図。
【図7】同上実施例による有機電界発光表示素子による
表示例を示す正面図。
【符号の説明】
1 回路基板 2 計器本体 3 枠体 4 指針 5 目盛板 6 光源 7 有機電界発光表示素子 8 発光表示手段 21 回転軸 31 反射壁部 32 支持部 33 ハウジング部 34 開口部 35 反射部 36 仕切部 51 基板 52 透過性着色層 53 遮光性着色層 54 地色部 55 表示部(固定情報表示部) 56 軸孔 57 窓部 71 ガラス基板 72 透明電極 73 有機発光層 74 金属電極 75 封止ガラス 81 光源 82 表示板 83 インジケータ表示部(発光表示部) 83a 燃料警報マーク 83b シートベルト警報マーク 83c サイドブレーキ警報マーク P アイポイント SG セグメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 33/14 H05B 33/14 A

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定情報を表示する第1の表示パネル
    と、この第1の表示パネルに形成した窓部に臨むように
    配置され電気信号に応じて可変情報を表示する第2の表
    示パネルとを備え、前記第2の表示パネルを前記第1の
    表示パネルに対して傾けて配置し、前記第1の表示パネ
    ルの背後であって前記窓部を外れた位置に、第2の表示
    パネルに向けて所定の発光表示像を照射し、この発光表
    示像を前記第2の表示パネルに投影表示させる発光表示
    手段を設けたことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の表示パネルを背後から支持す
    る枠体を有し、この枠体に前記第2の表示パネルを装着
    したことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の表示パネルの背後に回路基板
    が配置され、この回路基板に前記第2の表示パネルと前
    記発光表示手段とを電気接続したことを特徴とする請求
    項1記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の表示パネルが所定の駆動装置
    によって回転駆動される指示体の背後に配置され、前記
    第1の表示パネルには前記指示体に対応する固定情報表
    示部が設けられることを特徴とする請求項1記載の表示
    装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の表示パネルに表示される前記
    可変情報が少なくとも移動体の走行距離であることを特
    徴とする請求項1記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記発光表示像が移動体の運転状態情報
    であることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の表示パネルに前記発光表示像
    を投影表示するときに、前記第2の表示パネルに表示さ
    れている前記可変情報のうち少なくとも一部が表示され
    ないように前記第2の表示パネルへの前記電気信号供給
    を制御する制御手段を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の表示パネルが有機電界発光表
    示素子からなることを特徴とする請求項1記載の表示装
    置。
  9. 【請求項9】 前記発光表示手段が光源とこの光源の光
    が透過することにより前記発光表示像を形成する表示板
    とからなることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の表示パネルを背後から支持
    する枠体を有し、この枠体に前記光源を収容すると共に
    前記第2の表示パネル側に開口部を有する照明室を形成
    し、前記開口部と前記第2の表示パネルとの間に前記表
    示板を配置したことを特徴とする請求項9記載の表示装
    置。
  11. 【請求項11】 前記照明室の前記光源に対向する箇所
    に前記光源かの光を前記開口部側に反射する反射部を設
    けたことを特徴とする請求項10記載の表示装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の表示パネルの背後に回路基
    板が配置され、この回路基板に前記光源と前記第1の表
    示パネルを照明するパネル用光源とが搭載されることを
    特徴とする請求項9記載の表示装置。
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