JP4737494B2 - 計器装置 - Google Patents

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    • G01D7/04Indicating value of two or more variables simultaneously using a separate indicating element for each variable
    • G01D7/06Luminous indications projected on a common screen
    • B60K2360/27

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車等に搭載される発光型表示部を有する計器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の計器装置は駆動装置の回転軸によって軸回り回転する指針と、この指針が指示する指標部を有する表示板と、指針の回転中心側を隠蔽し指針の先端側と表示板の指標部とを観察者側に露出するように指針の前方に配置される表示器とを備えている。
【0003】
表示器は例えば走行距離や警告マークからなる所定情報を表示する液晶表示素子からなる表示部と、この表示部をバックライト照明する光源と、表示部と光源との間に配置され光源からの光を液晶表示素子にバランスよく導入するための導光手段(プリズム)とを有している。そして、光源の点灯時には光源からの光がプリズムに供給され、このプリズムに供給された光が表示部を透過して前記所定情報がバックライト照明されるものであった(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−39807号公報(図1,図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の計器装置の場合、表示板の前面に、指針の回転中心側に表示部を備えており、この表示部周囲を覆うカバーが必要となり、このカバーやその周囲部分を表示や意匠等として使えず、デザイン的に制約を受けてしまっていた。
【0006】
本発明は、この点に鑑みてなされたもので、その主な目的は、表示板の前面に設けた表示部のカバーやその周囲部分を生かした新規な見栄えを実現し得る計器装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、指針と、この指針が指示する指標部を有する表示板と、前記指針の前方に配置される発光型表示部と、この発光型表示部の周囲を覆うカバーと、発光表示像をなす発光表示器と、前記発光型表示部と前記発光表示器の間に配置され、前記発光型表示部の表示像を観察者側に透過し前記発光表示器の発光表示像を観察者側に反射することにより前記発光型表示部の表示像と前記発光表示器の反射した発光表示像とを合成表示する半透過反射部材とを備え、前記カバーを前記表示板と前記半透過反射部材との間に配置し、前記カバーに前記表示板方向に延長形成するとともに前記発光型表示部方向に傾けた側壁を設け、前記カバー及び・或いはその周囲部分に前記発光表示像を合成表示したものである。
【0010】
また、本発明は、前記発光表示像の照明色が変化するものである。
【0011】
また、本発明は、前記発光表示像の点灯状態が変化するものである。
【0012】
また、本発明は、前記発光表示器が最初に発光表示像を点灯表示するものである。
【0013】
また、本発明は、前記発光表示器が最後に発光表示像を消灯するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の計器装置は、指針4と、この指針4が指示する指標部51を有する表示板5と、指針4の前方に配置される発光型表示部91と、この発光型表示部91の周囲を覆うカバー102と、発光表示像dをなす発光表示器12と、発光型表示部91と発光表示器12の間に配置され、発光型表示部91の表示像91aを観察者ob側に透過し発光表示器12の発光表示像dを観察者ob側に反射することにより発光型表示部91の表示像91aと発光表示器12の反射した発光表示像dとを合成表示する半透過反射部材13とを備え、カバー102を表示板5と半透過反射部材13との間に配置し、カバー102に表示板5方向に延長形成するとともに発光型表示部91方向に傾けた側壁104を設け、カバー102及び・或いはその周囲部分に発光表示像dを合成表示したものである。このように構成したことにより、表示板5の前面に設けた発光型表示部91のカバー102やその周囲部分を生かした新規な見栄えを実現し得る計器装置を提供することができる。また、カバー102の側面104が指標部51の光によって照明されても、側壁104で反射した光を観察者ob側へ反射することを防止するので、合成表示される発光表示像dと重なって表示されることがなく、見栄えのよい計器装置を提供することができる。
【0017】
また、本発明は、前記発光表示像の照明色が変化するものである。このように構成したことにより、表示板5の前面に設けた発光型表示部91のカバー102やその周囲部分を生かした新規な見栄えを実現し得る計器装置を提供することができる。また、計器装置の表示情報などが警告する状態となった時に、観察者obに注意を促すことが可能な計器装置を提供することができる。
【0018】
また、本発明は、前記発光表示像の点灯状態が変化するものである。このように構成したことにより、表示板5の前面に設けた発光型表示部91のカバー102やその周囲部分を生かした新規な見栄えを実現し得る計器装置を提供することができる。また、計器装置の表示情報などが警告する状態となった時に、観察者obに注意を促すことが可能な計器装置を提供することができる。
【0019】
また、本発明は、発光表示器12が最初に発光表示像dを点灯表示するものである。このように構成したことにより、表示板5の前面に設けた発光型表示部91のカバー102やその周囲部分を生かした新規な見栄えを実現し得る計器装置を提供することができる。計器装置Mの点灯時においても、見栄えのよい計器装置を提供することができる。
【0020】
また、本発明は、発光表示器12が最後に発光表示像dを消灯するものである。このように構成したことにより、表示板5の前面に設けた発光型表示部91のカバー102やその周囲部分を生かした新規な見栄えを実現し得る計器装置を提供することができる。計器装置Mの消灯時においても、見栄えのよい計器装置を提供することができる。
【0021】
【実施例】
図1から図4は本発明の一実施例を示すもので、以下、本発明を例えば自動車に搭載される計器に適用した場合について説明する。
【0022】
本実施例による計器装置Mは、回路基板1と、この回路基板1に導通装着され回転軸2が前方に延びる駆動装置3と、回転軸2にて回転駆動される指針4と、この指針4の背後に位置して回路基板1上に配置される表示板5と、指針4を照明する指針用光源6と、表示板5を照明する表示板用光源7と、回路基板1と表示板5との間に配置されるケース体8と、回路基板1に導通装着され指針4の前方に配置される発光表示ユニット9と、指針4や表示板5、発光表示ユニット9を露出させるための見返し部材10と、この見返し部材10の前方上側に設けられるバイザー11と、このバイザー11に固定される発光表示器12と、見返し部材10の前方で、発光表示ユニット9と発光表示器12の間に配置される半透過反射部材13とから構成される。なお、obは前記自動車などを運転する運転者であり、計器装置Mを視認する観察者である。
【0023】
回路基板1は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板からなり、指針用光源6と、表示板用光源7と、例えば駆動装置3の駆動・制御を行う駆動手段(図示せず)や例えば抵抗、コンデンサ等の各種回路部品(図示せず)が前記配線パターンに導通接続されている。
【0024】
駆動装置3は、可動磁石式計器またはステッピングモータからなり、回転軸2が回路基板1を貫通するように、その主要部が回路基板1の背後に装着され、且つ半田付け等の適宜導通手段により前記配線パターン(前記駆動手段)に電気接続される。
【0025】
指針4は、透光性合成樹脂からなり、線状に延びる指示部41と、この指示部41の回転中心部外周を覆う遮光性合成樹脂からなるキャップ42とを備えており、指示部41はその回転中心側が発光表示ユニット9や見返し部材10により隠蔽されると共に、その先端側が見返し部材10の後述する延長部から露出して表示板5の後述する指標部を指示している。また、指示部41の前記回転中心部には、背後に配置された指針用光源6から発せられる光を受光しその光を指示部41の先端側に反射導光する反射部43が形成されている。
【0026】
表示板5は、指針4の回転軌道に沿った円弧状の配列形状を有し指針4の指示部41の指示対象となる目盛51a,数字51bからなる指標部51と、この指標部51の背景を形成する背景部52とを有している。これら指標部51、背景部52は透光性合成樹脂からなる薄板状の基材53の前面に形成された印刷層からなり、指標部51は白色系の透光性インクにより形成され、背景部52は黒色系の遮光性インクにより形成されている。なお、これら指標部51、背景部52の各印刷層はスクリーン印刷等の手段を用いて印刷形成されている。
【0027】
指針用光源6は、例えば赤色光を発するチップ型発光ダイオードからなり、指針4の回転中心近傍に複数個配置され、受光部43を通じて指針4の指示部41を赤色に発光させる発光体である。
【0028】
表示板用光源7は、例えば白色光を発するチップ型発光ダイオードからなり、ケース体8内に配置され、指標部51を白色に発光させる発光体である。
【0029】
ケース体8は、例えば白色系の合成樹脂からなり、表示板5を保持する保持部材としての機能、指針用光源6や表示板用光源7を収納するハウジングとしての機能、指針用光源6の光を指針4に導いたり、表示板用光源7の光を指標部51に導くために反射する反射部材としての機能を有している。
【0030】
発光表示ユニット9は見返し部材10の後述する開口孔103に臨む発光型表示部91と、この発光型表示部91を駆動する駆動用基板92と、発光型表示部91と駆動用基板92の背面に沿って配置される抑え部材93とを有している。
【0031】
発光型表示部91は、本実施例の場合、一対の電極間に挟んだ有機発光層をさらに一対のガラス基板で封止し、前記電極間に直流を供給することで前記有機発光層が発光する電界発光素子(有機EL)パネルからなる。
【0032】
そして、この発光型表示部91は、本実施例の場合、前記有機発光層が発光することにより、図1に示すように車両の走行距離や図示していない燃料消費、外気温、時刻等の所定情報からなる表示像91aを発光表示するものである。この表示像91aは、透視パネル11を通じて観察者ob側に視認される。なお、表示像91aの発光色は例えば青緑色からなり、前記有機発光層自体の発光色に依存する。
【0033】
駆動用基板92は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板からなり、回路基板1と発光型表示部91との間に配置され発光型表示部91の板面方向(回路基板1の板面方向)と直交する方向に板状に延びている。また、駆動用基板92は発光型表示部91の駆動・制御を行う駆動手段(図示せず)や、例えば抵抗、コンデンサ等の各種回路部品(図示せず)が前記配線パターンに導通接続されている。
【0034】
なお本実施例では、駆動用基板92は回路基板1の板面方向と直交する方向に延びているが、駆動用基板92の配置方法は任意であり、例えば回路基板1の板面方向に対して傾斜するように配置してもよい。
【0035】
抑え部材93は薄板状の金属材料からなり、断面略「L」字状にプレス形成され、発光型表示部91と駆動用基板92を保持する保持部材としての機能を有している。
【0036】
94は発光型表示部91と駆動用基板92とを電気的に接続するための第1のフレキシブルプリント基板であり、この第1のフレキシブルプリント基板94の一端が発光型表示部91の前記電極に電気接続され、他端が駆動用基板92の前記配線パターンに電気接続されている。なお、95は回路基板1と駆動用基板92とを電気的に接続するための第2のフレキシブルプリント基板である。
【0037】
見返し部材10は黒色系の合成樹脂からなり、略半円環状に成形され、指針4や表示板5が露出する開口部101を備えている。また、102は見返し部材10の下側から上方向へ一体に延長形成されたカバーであり、このカバー102は発光型表示部91の周囲を覆う略半円形状である。このカバー102に発光型表示部91が臨む開口孔103が設けられている。この場合、カバー102が発光型表示部91の前面を抑えつつ、発光型表示部91は抑え部材93によって保持されているため発光型表示部91はカバー102と抑え部材93との間で安定的に保持されている。
【0038】
カバー102の周辺部で、指標部51に対向する部分には、表示板5方向に延長形成した側壁104が設けられている。この側壁104は、カバー102と表示板5との間から指針4の回転中心部分を視認できないように設けたものである。また、この側壁104は、発光型表示部91方向(すなわち、本実施例では指針4の回転中心方向)に向かって傾いている。
【0039】
バイザー11は、見返し部材10と同様に黒色系の合成樹脂からなり、図4で示すように、発光表示器12が露出する「C」の字状の開口111を備えている。
【0040】
発光表示器12は、光源121を備えた回路基板122と、第1、第2、二つの反射面123、124を備えた反射体125によって構成されている。
【0041】
光源121は、例えば青色光を発するチップ型発光ダイオードからなり、バイザー11の開口11に沿って複数個配置されており、回路基板122は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板からなる。反射対125は白色の合成樹脂からなり、前述したように第1、第2の反射面123、124を備えている。第1の反射面123は円錐形状であり、光源121からの光を第2の反射面124に反射するものであり、第2の反射面124はすり鉢形状であり、第1の反射面123からの光を半透過反射部材13に反射するものである。そして、発光表示器12の第2の反射面124から出た光が、図2の発光表示像dとして半透過反射部材13にて視認することができる。
【0042】
半透過反射部材13はアクリルなどの合成樹脂からなり、見返し部材10の前方と周囲を覆う被覆部材としての機能を有している。なお、本実施例においては、半透過反射部材13は暗色で光の透過を低く抑えるものである。また、その表面には、発光表示器12の発光表示像dを良好に反射することができるように反射膜が形成されている。よって、半透過反射部材13は、発光型表示部91の表示像91aなどを観察者ob側に透過し、発光表示器12の発光表示像dを観察者ob側に反射することにより発光型表示部91の表示像91aなどと発光表示器12の反射した発光表示像dとを合成表示するものである。本実施例では、図1に示すように、発光表示像dがカバー102の一部に重なるとともに、その周囲部分に合成表示される。
【0043】
表示像91aや指針4や指標部51及び発光表示像dは、図3で示すように、各表示が異なる位置に配置されたように、観察者obに視認されるので、奥行き感を与えることができる。
【0044】
以上のように構成したことによって、発光表示像dが合成表示され、表示板5の前面に設けた発光型表示部91のカバー102やその周囲部分を生かした新規な見栄えを実現し得る計器装置を提供することができる。
【0045】
また、本実施例では、発光表示器12の第2の反射面124がすり鉢形状であるため、その反射された発光表示像dも立体的な像となり、奥行き感を与えることとなり、より新規な見栄えを実現することができる。また、発光表示像dは、その中央部は光が強いため青く明るく光り、周囲に行くに従って暗くなっていくが、これは、半透過反射部材13が透過率を抑えた暗色透過部材を兼ねていることによって、より強調される。
【0046】
また、本実施例においては、発光表示像dは青色であるが、この青色に限定されるものではなく、任意の色を選択して良い。
【0047】
また、発光表示像dは、指針4の指示値や発光表示ユニット9の表示情報などが警告する状態となった時に、照明色が青色から黄色や赤色が変化するようにしても良い。また、照明色の変化に限らず、点滅などの点灯状態が変化するようにしても良い。以上のように構成することによって、観察者obに注意を促すことができる。
【0048】
なお、本実施例では、発光表示像dがカバー102の一部に重なるとともに、その周囲部分に合成表示されていたが、前記実施例に限定されるものではなく、カバー102に重ならず、その周囲部分に合成表示するものであっても良い。
【0049】
また、カバー102に表示板5方向に延長形成した側壁104を発光型表示部91方向に傾けたことにより、カバー102の側面104が指標部51の光によって照明されても、側壁104で反射した光を観察者ob側へ反射することを防止するので、発光型表示部91のカバー102を目立たなくすることができ、合成表示される発光表示像dと重なって表示されることがなく、見栄えのよい計器装置を提供することができる。
【0050】
また、カバー102の側壁104が指標部51の光を反射させないようにする変形例として、図5で示すように、カバー102に表示板5方向に延長形成した側壁104を設け、カバー102と側壁104との接続部分、すなわちカバー102の周辺に鍔部105を設けたものである。このように構成したことによって、鍔部105が側壁104を反射した光を鍔部105で遮断するので、表示板5の前面に設けた発光型表示部91のカバー102を目立たなくすることができ、合成表示される発光表示像dと重なって表示されることがなく、見栄えのよい計器装置を提供することができる。
【0051】
この計器装置Mの点灯順序は、図示しないイグニッションスイッチがオンされてから、第1に、発光表示器12が点灯して発光表示像dが表示される。ついで、指標部51、指針4そして発光表示部91の順番で点灯し、あたかも、計器装置Mの奥から観察者ob側に向かって各表示が近づくように表示される。このように、発光表示像dが第1に点灯することによって、計器装置Mの点灯時においても、他の表示によってカバー102を目立たつことがなく、見栄えのよい計器装置を提供することができる。なお、少なくとも発光表示像dが第1に点灯すればよいので、指標部51、指針4そして発光表示部91の点灯順序は、前記順番に限定されるものではなく任意に設定可能である。
【0052】
また、この計器装置Mの消灯順序は、図示しないイグニッションスイッチがオフされて、発光表示部91、指標部51、指針4そして最後に、発光表示器12が消灯し、あたかも、計器装置Mの観察者obの手前から奥に向かって消灯していく。この消灯時の電力は、前記イグニッションスイッチがオフしているので、バッテリからは供給されないので、図示しないコンデンサなどによって蓄えられた電力によって賄われる。このように、発光表示像dが最後に消灯することによって、計器装置Mの消灯時においても、他の表示によってカバー102を目立たつことがなく、見栄えのよい計器装置を提供することができる。なお、少なくとも発光表示像dが最後に消灯すればよいので、指標部51、指針4そして発光表示部91の消灯順序は、前記順番に限定されるものではなく任意に設定可能である。
【0053】
なお、半透過反射部材13は透過率を抑えた暗色透過部材を兼ねているが、暗色透過部材を別部材として設けても良い。また、反射膜は、設けないことによって、コストを削減することができる。
【0054】
また、本実施例では、発光型表示部91が電界発光素子であったが、前記有機発光層を有する電界発光素子パネルからなる例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、任意の発光型表示部を適用することができ、例えば無機発光層を有する電界発光素子パネルやバックライトを備えた液晶表示素子及び冷陰極管などの表示素子を用いたものでも良い。
【0055】
また、本実施例では、表示像91aが車両の走行距離や燃料消費、外気温、時刻等の所定情報を発光表示する例について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば文字、記号、目盛、警報マーク等の任意の表示像を発光表示してもよい。
【0056】
また、本実施例では、カバー102が見返し部材10に一体形成された構成を適用したが、カバー102は見返し部材10と別部材により形成してもよい。
【0057】
また、本実施例では、発光型表示部91を備えた発光表示ユニット9は、指針4の回転中心側を隠蔽するように配置されているが、前記実施例に限定されるものではなく、指針の前方側に配置されるものであれば、任意の位置に設けてあってもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、所期の目的を達成することができ、表示板の前面に設けた表示部のカバーやその周囲部分を生かした新規な見栄えを実現し得る計器装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の計器装置の正面図である。
【図2】図1中のA−A線の断面図である。
【図3】同実施例の各表示像の位置関係を示す図である。
【図4】同実施例の発光表示器の正面図である。
【図5】本発明の変形例の断面図である。
【符号の説明】
4 指針
5 表示板
9 発光表示ユニット
10 見返し部材
11 バイザー
12 発光表示器
13 半透過反射部材
41 指示部
51 指標部
91 発光型表示部
91a 表示像
102 カバー
103 開口孔
104 側壁
105 鍔部
121 光源
122 回路基板
123 第1の反射面
124 第2の反射面
125 反射体
d 発光表示像
M 計器装置
ob 観察者

Claims (5)

  1. 指針と、この指針が指示する指標部を有する表示板と、前記指針の前方に配置される発光型表示部と、この発光型表示部の周囲を覆うカバーと、発光表示像をなす発光表示器と、前記発光型表示部と前記発光表示器の間に配置され、前記発光型表示部の表示像を観察者側に透過し前記発光表示器の発光表示像を観察者側に反射することにより前記発光型表示部の表示像と前記発光表示器の反射した発光表示像とを合成表示する半透過反射部材とを備え、前記カバーを前記表示板と前記半透過反射部材との間に配置し、前記カバーに前記表示板方向に延長形成するとともに前記発光型表示部方向に傾けた側壁を設け、前記カバー及び・或いはその周囲部分に前記発光表示像を合成表示したことを特徴とする計器装置。
  2. 前記発光表示像の照明色が変化することを特徴とする請求項1記載の計器装置。
  3. 前記発光表示像の点灯状態が変化することを特徴とする請求項1記載の計器装置。
  4. 前記発光表示器が最初に発光表示像を点灯表示することを特徴とする請求項1記載の計器装置。
  5. 前記発光表示器が最後に発光表示像を消灯することを特徴とする請求項1記載の計器装置。
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