JP4329117B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば車両に搭載され、少なくとも2つの表示器を設け、透過反射部材にて、各表示器からの表示像を透過と反射によって合成して表示する表示装置に関する。
従来、この種の表示装置は、ハーフミラー等の透過反射部材を用いて実像と虚像を組み合わせることによって表示に立体感及び奥行き感を持たせており、例えば、ハーフミラーの後方に第1の表示器である計器の発光指針を配置し、ハーフミラーの前方に第2の表示器である表示器を配置して、前記計器の発光指針の表示像を前記ハーフミラーに透過させるとともに、前記表示器の表示像を前記ハーフミラーに反射させることによって、前記各表示像を前記ハーフミラーにて合成表示するものであった。そして、前記表示器の周囲に周壁を設けることによって、前記表示器の表示面の周囲に立体感及び奥行き感を与えてデザイン性の向上を図っていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−273945号公報(第1図)
しかしながら、前記従来の表示装置では、前記表示面の周囲に立体感を与えるものであり、表示像そのものに関しては平面に過ぎず、立体感及び奥行き感に乏しいものであった。また、立体感及び奥行き感を得るために、第1の表示器の表示像の広い範囲に第2の表示器の表示像を合成表示させようとすると、ハーフミラーの傾斜や第2の表示器の大型化(光源の数の増加など)が必要となり、表示装置の大型化やコストの増大が懸念された。そこで、本発明は前記課題についてなされたもので、その主な目的は、小型で表示像に立体感及び奥行き感を与えてデザイン性の向上を図ることが可能な表示装置を提供するものである。
本発明は前記目的を達成するため、第1の表示像を形成する第1の表示器と、第2の表示像を形成する第2の表示器と、これら第1,第2の表示器の間に配置され、前記第1の表示像を観察者側に透過し前記第2の表示像を観察者側に反射することにより前記第1,第2の表示像を合成表示する透過反射部材と、この透過反射部材の前記観察者側に設けられる表カバーとを備えた表示装置において、前記透過反射部材は前記第2の表示器からの第2の表示像を前記観察者側に直接反射するとともに前記表カバーで反射した前記第2の表示器からの第2の表示像を前記観察者側に反射するよう前記表カバーに対向配置され 前記透過反射部材に前記第2の表示像を直接前記観察者側に反射する第1の反射面と、前 記表カバーで反射した前記第2の表示像を前記観察者側に反射する第2の反射面とを設け 、前記第1の反射面で反射される前記第2の表示像と前記第2の反射面で反射される前記 第2の表示像とが互いに接するように表示するべく前記第1の反射面と前記第2の反射面 とを異なる角度の平面とするものである。
また、前記第2の表示器からの前記第2の表示像を背景像としたものである。
また、前記第2の表示器からの前記第2の表示像を立体像としたものである。
本発明の表示装置は、小型で表示像に立体感及び奥行き感を与えてデザイン性の向上を図ることが可能な表示装置を提供することができる。
本発明による表示装置は、第1の表示像41,51,91aを形成する第1の表示器4,5,9と、第2の表示像d1,d2を形成する第2の表示器12と、これら第1,第2の表示器4,5,9,12の間に配置され、第1の表示像41,51,91aを観察者ob側に透過し第2の表示像d2を観察者側に反射することにより第1,第2の表示像41,51,91a,d1,d2を合成表示する透過反射部材13と、この透過反射部材13の観察者ob側に設けられる表カバー14とを備えた表示装置において、透過反射部材13は第2の表示器12からの第2の表示像d1を観察者ob側に直接反射するとともに、表カバー14で反射した第2の表示器12からの第2の表示像d2を観察者ob側に反射するよう表カバー14に対向配置されるものである。このように構成したことにより、小型で表示像に立体感及び奥行き感を与えてデザイン性の向上を図ることが可能な表示装置を提供することができる。
また、第2の表示器12からの第2の表示像d1,d2を背景像としたものである。このように構成したことにより、小型で表示像に立体感及び奥行き感を与えてデザイン性の向上を図ることが可能な表示装置を提供することができる。
また、第2の表示器12からの第2の表示像d1,d2を立体像としたものである。このように構成したことにより、小型で表示像に立体感及び奥行き感を与えてデザイン性の向上を図ることが可能な表示装置を提供することができる。
また、透過反射部材13に第2の表示像d1を直接観察者ob側に反射する第1の反射面131と、表カバー14で反射した第2の表示像d2を観察者ob側に反射する第2の反射面132とを設け、第1の反射面131と第2の反射面132とが異なる角度の平面としたものである。このように構成したことにより、小型で表示像に立体感及び奥行き感を与えてデザイン性の向上を図ることが可能な表示装置を提供することができる。
図1から図3は本発明の第1実施例を示すもので、以下、本発明の表示装置を例えば自動車に搭載される計器装置に適用した場合について説明する。
本実施例による計器装置Mは複数の計器を備えており、本実施例では、図1の左から、エンジン回転計M1、速度計M2そして、冷却水温計、燃料計の2つからなる計器M3が配置されている。本実施例では中央に配置される速度計M2を例にとって説明する。この速度計M2は、図2で示すように、回路基板1と、この回路基板1に導通装着され回転軸2が前方に延びる駆動装置3と、回転軸2にて回転駆動され第1の表示器の一つである指針4と、この指針4の背後に位置して回路基板1上に配置される第1の表示器の一つである表示板5と、指針4を照明する指針用光源6と、表示板5を照明する表示板用光源7と、回路基板1と表示板5との間に配置されるケース体8と、回路基板1に導通装着され指針4の前方に配置される第1の表示器の一つである発光表示ユニット9と、指針4や表示板5、発光表示ユニット9を露出させるための見返し部材10と、この見返し部材10の前方上側に設けられるバイザー11と、このバイザー11に固定される第2の表示器である発光表示器12と、見返し部材10の前方で、発光表示ユニット9と発光表示器12の間に配置される透過反射部材13と、この透過反射部材13の前方側に設けられる表カバー14とから構成される。なお、obは前記自動車などを運転し、計器装置Mを視認する運転者(観察者)である。eeは観察者obの身長の違いなどの身体的差異、あるいは、車両であれば、座席の位置によって決められる観察者obの眼球位置を定めた領域(眼球領域)である。
回路基板1は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板からなり、指針用光源6と表示板用光源7と駆動装置3の駆動・制御を行う駆動手段(図示せず)や例えば抵抗、コンデンサ等の各種回路部品(図示せず)が前記配線パターンに導通接続されている。
駆動装置3は、可動磁石式計器またはステッピングモータからなり、回転軸2が回路基板1を貫通するように、その主要部が回路基板1の背後に装着され、且つ半田付け等の適宜導通手段により前記配線パターン(前記駆動手段)に電気接続される。
指針4は透光性合成樹脂からなり、線状に延びる指示部41と、この指示部41の回転中心部外周を覆う遮光性合成樹脂からなるキャップ42とを備えており、指示部41はその回転中心側が発光表示ユニット9(見返し部材10)により隠蔽されると共に、その先端側が発光表示ユニット9(見返し部材10)から露出して表示板5の後述する指標部を指示している。また、指示部41の前記回転中心部に受光部44を備えており、この受光部44にて、その背後に配置された指針用光源6から発せられる光を受光し、その光を指示部41側に反射導光する反射部43が形成されており、指針用光源6にて指針4の指示部41が発光し、第1の表示像を形成する。
表示板5は第1の表示像を形成する指標部51を備えている。この指標部51は指針4の回転軌道に沿った円弧状の配列形状を有し指針4の指示部41の指示対象となる目盛51a,数字51bから構成されている。また、この指標部51の背景を形成する背景部52とを有している。これら指標部51、背景部52は透光性合成樹脂からなる薄板状の基材53の前面に形成された印刷層からなり、指標部51は白色系の透光性インクにより形成され、背景部52は黒色系の遮光性インクにより形成されている。なお、これら指標部51、背景部52の各印刷層はスクリーン印刷等の手段を用いて印刷形成されている。
指針用光源6は、例えば赤色光を発するチップ型発光ダイオードからなり、指針4の回転中心近傍に複数個配置され、受光部44を通じて指針4の指示部41を赤色に発光させる発光体である。
表示板用光源7は、例えば白色光を発するチップ型発光ダイオードからなり、ケース体8内に複数個配置され、表示板5の指標部51を白色に発光させる発光体である。
ケース体8は、例えば白色系の合成樹脂からなり、表示板5を保持する保持部材としての機能、指針用光源6や表示板用光源7を収納するハウジングとしての機能、指針用光源6の光を指針4に導いたり、表示板用光源7の光を指標部51に導くために反射する反射部材としての機能を有している。
発光表示ユニット9は見返し部材10の後述する開口孔103に臨む発光型表示部91と、この発光型表示部91を駆動する駆動用基板92と、発光型表示部91と駆動用基板92の背面に沿って配置される抑え部材93とを有している。
発光型表示部91は、本実施例の場合、一対の電極間に挟んだ有機発光層をさらに一対のガラス基板で封止し、前記電極間に直流を供給することで前記有機発光層が発光する電界発光素子(有機EL)パネルからなる。
そして、この発光型表示部91は、本実施例の場合、前記有機発光層が発光することにより、図1に示すように車両の走行距離や図示していない燃料消費、外気温、時刻等の所定情報からなる表示像91aを発光表示し、第1の表示像を形成するものである。この表示像91aは、透過反射部材13、表カバー14を通じて観察者obに視認される。なお、表示像91aの発光色は例えば青緑色からなり、前記有機発光層自体の発光色に依存する。
駆動用基板92は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板からなり、回路基板1と発光型表示部91との間に配置され発光型表示部91の板面方向(回路基板1の板面方向)と直交する方向に延びている。また、駆動用基板92は発光型表示部91の駆動・制御を行う駆動手段(図示せず)や、例えば抵抗、コンデンサ等の各種回路部品(図示せず)が前記配線パターンに導通接続されている。
抑え部材93は薄板状の金属材料からなり、断面略「L」字状にプレス形成され、発光型表示部91と駆動用基板92を保持する保持部材としての機能を有している。
94は発光型表示部91と駆動用基板92とを電気的に接続するための第1のフレキシブルプリント基板であり、この第1のフレキシブルプリント基板94の一端が発光型表示部91の前記電極に電気接続され、他端が駆動用基板92の前記配線パターンに電気接続されている。なお、95は回路基板1と駆動用基板92とを電気的に接続するための第2のフレキシブルプリント基板である。
見返し部材10は黒色系の合成樹脂からなり、指針4や表示板5が露出する馬蹄形の開口部101を備えている。また、102は見返し部材10の下側から上方向へ一体に延長形成されたカバーであり、このカバー102は発光型表示部91の周囲を覆う略半円形状である。このカバー102に発光型表示部91が臨む開口孔103が設けられている。この場合、カバー102が発光型表示部91の前面を抑えつつ、発光型表示部91は抑え部材93によって保持されているため発光型表示部91はカバー102と抑え部材93との間で安定的に保持されている。
カバー102の周辺部で、指標部51に対向する部分には、表示板5方向に延長形成した側壁104が設けられている。この側壁104は、カバー102と表示板5との間から指針4の回転中心部分を視認できないように設けたものである。また、この側壁104は、発光型表示部91方向(すなわち、本実施例では指針4の回転中心方向)に向かって傾いている。
バイザー11は、見返し部材10と同様に黒色系の合成樹脂からなり、図3で示すように、発光表示器12が露出する「C」の字状の開口111を備えている。
発光表示器12は、複数の光源121を備えた回路基板122と、第1、第2、二つの反射面123、124を備えた反射体125によって構成されている。この反射体125は、開口111と同様に、「C」の字状である。
図3で示すように、光源121は、例えば青色光を発するチップ型発光ダイオードからなり、バイザー11の開口111に沿って複数個配置されており、回路基板122は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板からなる。反射体125は白色の合成樹脂からなり、前述したように第1、第2の反射面123、124を備えている。第1の反射面123は円錐形状であり、光源121からの光を第2の反射面124に反射するものであり、第2の反射面124はすり鉢形状であり、第1の反射面123からの光を透過反射部材13に反射するものである。そして、発光表示器12の第2の反射面124から出た光が、図2の発光する表示像d1,d2として透過反射部材13にて視認することができる。なお、この発光表示像d1は、表示板5の目盛51aの内側に位置するものであり、指標部5に対して背景像となるものである。この背景像は、反射を繰り返す発光表示像d2を前提としているので、上下左右対象の意匠を備えている必要があり、文字などの上下左右反転すると表示が変化するものは適していない。
また、本実施例では、発光表示器12の第2の反射面124がすり鉢形状であるため、その反射された発光表示像d1,d2も立体像となり、奥行き感を与えることとなり、より新規な見栄えを実現することができる。また、発光表示像d1,d2は、その中央部は光が強いため青く明るく光り、周囲に行くに従って暗くなっていくものである。
透過反射部材13はアクリルなどの合成樹脂からなり、その表面には、主に発光表示器12の発光表示像d1を良好に反射することができるように反射膜が形成されている。この透過反射部材13は、表カバー14に対向配置され、平面からなる反射面130を備えている。この反射面130は、指示部41や指標部51及び発光型表示部91の表示像91aなどを観察者ob側に透過し、発光表示器12の発光表示像d1を観察者ob側に反射することにより、指示部41や指標部51及び発光型表示部91の表示像91aなどと発光表示器12の反射した発光表示像d1とを合成表示するものである。本実施例では、図1に示すように、発光表示像d1がカバー102の一部に重なるとともに、カバー102の周囲部分に合成表示され、指針4や指標部51や表示像91a及び発光表示像d1は、図2で示すように、各表示が異なる位置に配置されたように、観察者obに視認されるので、奥行き感を与えることができる。また、この反射面130は、発光表示器12からの発光表示像d2が表カバー14の内面で反射した表示像d2を観察者ob側に反射させるものであり、本実施例では、観察者obの眼球領域eeに反射させるものである(図2中のL1参照)。このように構成したことにより、観察者obは発光表示器12の発光表示像d2を発光表示像d1とともに視認することとなる。この発光表示像d2が発光表示像d1とともに表示されることにより、第2の表示である発光表示器12を大型化することなく、あるいは、発光表示器12とは異なる表示器を新たに設けることなく、小型で表示像が立体感及び奥行き感を与えてデザイン性の向上を図ることが可能な計器装置Mを提供することができる。特に、発光表示像d2が、発光表示像d1の下側に位置し、奥から前方に向かって連続しているので、より一層、立体感及び奥行き感を強調する表示像となり、デザイン性の向上を図ることができる。
表カバー14はアクリルなどの合成樹脂からなり、透過反射部材13側に可能な限り近接して設けてある。本実施例においては、暗色で光の透過率を低く抑えたものである。よって、発光した指針4の指示部41や表示板5の指標部51及び発光型表示部91の表示像91a及び、発光表示器12の発光表示像d1,d2のみを視認することができる。また、観察者obに外光が反射しないように、曲面を有しているので、表カバー14での外光の反射を抑え、視認性がよい。
なお、本実施例では、反射面130は平面であったが、前記実施例に限定されるものではなく、例えば、反射面130は観察者ob側に凹んだ曲面で構成しても良い。このように構成することにより、第2の表示器である発光表示器12の表示像に光学的な作用を及ぼし、さらなる視覚的効果を与えることができる。
なお、透過反射部材13の反射膜を設けなくとも視認性の低下を招かない場合に、反射膜を設けなくともよく、この場合コストを削減することができる。
また、本実施例では、発光型表示部91が電界発光素子であったが、前記有機発光層を有する電界発光素子パネルからなる例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、任意の発光型表示部を適用することができ、例えば無機発光層を有する電界発光素子パネルやバックライトを備えた液晶表示素子及び冷陰極管などの表示素子を用いたものでも良い。
また、本実施例では、表示像91aが車両の走行距離や燃料消費、外気温、時刻等の所定情報を発光表示する例について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば文字、記号、目盛、警報マーク等の任意の表示像を発光表示してもよい。
次に本発明の第2実施例を図4,5を用いて説明する。なお、第1実施例と同一及び相当箇所には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
本発明の第2実施例では、透過反射部材13は表カバー14に対向配置さて、第1の反射面131と第2の反射面132とを備えている。この第1、第2の反射面131,132は、それぞれ平面であり、また、第2の反射面132は、透過反射部材13の中間より下側に設けられ、第1の反射面131とは角度が異なるもので、本実施例では、第2の反射面132は、観察者ob側に折れ曲がっている。
このように構成することにより、第1の反射面131は、指示部41や指標部51及び発光型表示部91の表示像91aなどを観察者ob側に透過し、発光表示器12の発光表示像d1を観察者ob側に反射することにより発光型表示部91の表示像91aなどと発光表示器12の反射した発光表示像d1とを合成表示し、図5で示すように、各表示が異なる位置に配置されたように、観察者obに視認されるので、奥行き感を与えることができ、また、第2の反射面132は、発光表示器12からの発光表示像が表カバー14の内面で反射した発光表示像d2を観察者ob側に反射させるものであり、本実施例では、観察者obの眼球領域eeに反射させるものである(図5中のL2参照)。このように構成したことにより、観察者obは発光表示器12の発光表示像d2を視認することができる。そして、本実施例では、第1反射面131と第2の反射面132とを異なる角度としたことにより、図4で示すように、発光表示像d1と発光表示像d2とを接するように表示することにより、発光表示像d2の表示像が立体感及び奥行き感を与えてデザイン性の向上を図るとともに、発光表示像d2が発光表示像d1に接し、一体となった表示を行うことによって、奥から前方に向かって連続しているので、より一層、立体感及び奥行き感を強調する表示像となり、デザイン性の向上を図ることができる。
なお、前記各実施例では、表カバー14は透過率の低い暗色であったために、各表示像は発光したものでないと、視認することができなかったが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、表カバー14は透過率の高いものであってもよい。この場合、表示板5などは、指標部51だけでなく、背景部52も視認することができるので、背景部52の部分に着色を施してデザイン的な効果を得ることができる。
本発明の第1実施例の正面図。 図1中A−A線の断面図。 同実施例の発光表示器の正面図。 本発明の第2実施例の正面図。 図4中B−B線の断面図。
符号の説明
4 指針(第1の表示器)
5 表示板(第1の表示器)
9 発光表示ユニット(第1の表示器)
12 発光表示器(第2の表示器)
13 透過反射部材
14 表カバー
41 指示部(第1の表示像)
51 指標部(第1の表示像)
91a 表示像(第1の表示像)
130 反射面
131 第1の反射面
132 第2の反射面
d1,d2 表示像
ee 眼球領域
M 計器装置
M2 速度計
ob 観察者

Claims (3)

  1. 第1の表示像を形成する第1の表示器と、第2の表示像を形成する第2の表示器と、これら第1,第2の表示器の間に配置され、前記第1の表示像を観察者側に透過し前記第2の表示像を観察者側に反射することにより前記第1,第2の表示像を合成表示する透過反射部材と、この透過反射部材の前記観察者側に設けられる表カバーとを備えた表示装置において、前記透過反射部材は前記第2の表示器からの第2の表示像を前記観察者側に直接反射するとともに前記表カバーで反射した前記第2の表示器からの第2の表示像を前記観察者側に反射するよう前記表カバーに対向配置され、前記透過反射部材に前記第2の表示像 を直接前記観察者側に反射する第1の反射面と、前記表カバーで反射した前記第2の表示 像を前記観察者側に反射する第2の反射面とを設け、前記第1の反射面で反射される前記 第2の表示像と前記第2の反射面で反射される前記第2の表示像とが互いに接するように 表示するべく前記第1の反射面と前記第2の反射面とを異なる角度の平面とすることを特徴とする表示装置。
  2. 前記第2の表示器からの前記第2の表示像を背景像としたことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記第2の表示器からの前記第2の表示像を立体像としたことを特徴とする請求項1また 請求項2記載の表示装置。
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