JP5218199B2 - 計器装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光源装置等の電気部品が実装された基板を備えた計器装置に関し、特に車両に搭載される計器装置として好適である。
従来の計器装置は、車両のダッシュボードに設けられ、各計器の駆動回路、回路素子等がその両面に実装されて高密度回路を形成するプリント基板を備えたものが知られている(例えば特許文献1参照)。この従来の計器装置によれば、その奥行きすなわちダッシュボード内への占有幅を小さくすることができ、薄型の配設良好な計器装置を提供する。
特開平7−113663号公報
上記特許文献1に記載の計器装置において、視認者側(計器の前面側)と反視認者側(計器の背面側)の両方に照明を行う場合には、プリント基板の両面に発光ダイオードを実装する必要があり、プリント基板の両面から発光ダイオードが突出することになる。したがって、両面から突出する発光ダイオードの高さ分、プリント基板に実装される部品の奥行き方向の占有空間が必要になり、計器装置の奥行き方向長さが大きくなるという問題がある。また、両面のプリント基板を使用することによる基板コストの増加という問題もある。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、視認者に向かう視認者方向、および視認者方向と反対の方向に照明する構成を有し、奥行き方向長さを抑えた計器装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明は、表示部と、表示部に向けて光を照射する複数個の発光ダイオードと、複数個の発光ダイオードが実装される基板と、を備える計器装置に係る発明であって、
基板には、複数個の発光ダイオードを実装可能な導体パターンが片面側だけに形成され、
複数個の発光ダイオードは、表示部を視認する視認者に向かう方向である視認者方向に光を照射する第1の発光ダイオードと、視認者方向と反対の方向に光を照射する第2の発光ダイオードと、を含んでおり、
複数個の発光ダイオードのそれぞれは、光が放射される発光部と、発光部に電気接続される端子部と、を備え、
端子部は、発光部に近い側の第1の面部と、第1の面部の反対側に位置する第2の面部と、を備えており、
第1の発光ダイオードは、第1の面部または第2の面部の一方の面部と導体パターンとが電気接続されて基板の片面側に実装され、
第2の発光ダイオードは、上記一方の面部とは異なる他方の面部と導体パターンとが電気接続されて基板の片面側に実装されることを特徴とする。
この発明によれば、端子部の2つの面部の両方において導体パターンとの接続を可能にしたリバーシブルタイプの発光ダイオードを採用することにより、第1の発光ダイオードについては第1の面部または第2の面部の一方の面部と導体パターンとを電気接続することにより基板の片面に実装し、第2の発光ダイオードについては上記一方の面部とは異なる他方の面部と導体パターンとを電気接続することにより基板の片面側に実装する。このため、導体パターンが片面側だけに形成された基板に対して、同じ構成を有する複数個の発光ダイオードを互いに反対の発光方向となるように配置することができる。したがって、視認者に向かう視認者方向、および視認者方向と反対の方向に照明する機能を有する計器装置を提供する場合に、片面導体パターンの基板を使用することによる基板コストの低減、基板の片面側だけに発光ダイオードを配置することによる基板周辺の奥行き方向長さの抑制効果等が図れる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、基板には厚み方向に貫通する開口が設けられており、
基板の片面側のうち、開口を挟んで互いに対向する位置には、導電パターンが設けられ、
当該導電パターンに第2の発光ダイオードの他方の面部が電気接続されており、
第2の発光ダイオードは、上記開口を通して視認者方向と反対の方向に光を照射することを特徴とする。
この発明によれば、視認者方向と反対の方向に照射される光の通り道を、基板を貫通する開口によって確保するため、当該光の通り道を確保するための切り欠き部分等を基板に形成する必要がなく単に当該開口を形成すればよい。これにより、当該光の通り道の場所を選ばずに、基板上の任意の場所に設けることができる。また、当該光の通り道は基板上の任意の場所に設けることができるため、基板に貫通する開口の位置を必要な光の照射箇所に対応して設定すれば、広範囲な光の照射範囲を実現できる。また、基板の厚み方向に貫通する当該開口は、基板に形成された小孔だけでなく、基板の周縁部に位置する切り欠き部分や細長い間隙部分等を含むものとする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、第2の発光ダイオードは、少なくともボディの一部が上記開口に挿入された状態で基板の片面側に実装されることを特徴とする。この発明によれば、第2の発光ダイオードの少なくとも一部は、基板に形成した開口に挿入されるため、当該開口に挿入されている部分の大きさの分、第2の発光ダイオードの基板からの突出量を抑えることができる。したがって、基板周辺の奥行き方向長さをさらに低減することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明において、表示部は、第1の表示部と、第1の表示部よりも視認者方向と反対の方向に配置された第2の表示部と、を有し、基板は、第1の表示部と第2の表示部との間に配置されていることを特徴とする。
この発明によれば、視認者からの距離が異なる2つの表示部を照明して視認者に対して斬新な見栄えを提供する計器装置の場合に、基板の片面側に発光ダイオードを配置することにより、基板周辺のスペースを小さくすることができるため、装置の小型化が図れるともに、デザイン性を重視した表示部の位置を設定しやすくなる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、第2の表示部は、回転位置によって視認者に対して現在の状態を示す指針を含んでおり、
指針は、回転中心に配置されるボス部を備え、
ボス部は、入射された光を反射する反射面を備え、
第2の発光ダイオードは、反射面に対して光を照射することを特徴とする。
この発明によれば、第2の発光ダイオードからの光をボス部に設けた反射面によって拡散させることにより、光の拡散性および照射効率を向上させることができる。この向上により、第2発光ダイオードの個数の低減、電力の低減、導体パターンの簡素化等が図れる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の計器装置は、自動車の運転状態を示す計器装置に用いられ、発光ダイオードは、運転中の自動車の燃費に応じて異なる色の光を照射することを特徴とする。
この発明によれば、発光ダイオードのアンビエント照明効果により、視認者は燃費状態を容易に認識することができ、計器装置に製品性を高めることができる。
本発明の一実施形態である計器装置の一例であるタコメータ1の正面図である。 第1実施形態に係るタコメータ1の構成を説明するための模式的な断面図である。 発光ダイオード10,11が基板に実装された状態を示した拡大断面図である。 視認者側に発光する発光ダイオード10が基板に実装された状態を視認者側から見たときの平面図である。 視認者方向と反対の方向に発光する発光ダイオード11が基板に実装された状態を視認者側から見たときの平面図である。 発光ダイオード10,11が基板に実装された状態を視認者の反対側から見たときの平面図である。 発光ダイオードの第2の例を示した側面図である。 発光ダイオードの第3の例を示した側面図である。 発光ダイオードの第4の例を示した側面図である。 第2実施形態に係るタコメータ1Aの構成を説明するための模式的な断面図である。 第3実施形態に係るタコメータ1Bの構成を説明するための模式的な断面図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
本発明に係る計器装置は、基板に実装された複数個の光源装置を有し、この光源装置によって、表示部を視認する視認者に向かう視認者方向と、視認者方向と反対の方向と、に向けて照明する機能を有する装置である。換言すれば、光源装置は、異なる2方向に向けて照明し、計器を視認する者に対して両方向に存在する表示部を見せることができる。第1実施形態では、この機能を車両用の計器装置に適用した例について、特に自動車に搭載されるコンビネーションメータを採用し、図面に基づいて説明する。図1は、計器装置の一例であるタコメータ1の正面図である。図2は、図1のII−II切断面において矢印方向に見たときの断面図であり、タコメータ1の構成を説明するための模式的な断面図である。なお、視認者方向は、図1においては紙面手前側であり、図2においては左方向である。以下、タコメータ1の各部において、視認者方向を前面側と表現し、視認者方向と反対の方向を背面側と表現することもある。
コンビネーションメータは、自動車の運転席前方のインストルメントパネル内に配置されて自動車に関する各種車両情報を表示する。図1に示すタコメータ1は、コンビネーションメータの一部であり、自動車のエンジンの回転速度を指示する計器である。タコメータ1は、視認者側(すなわち乗員側)である前面側から、視認者方向と反対の方向である背面側に向けて、計器の表示部としての、中央表示部2の液晶表示部20、指針3、文字板4等が配置されている。
液晶表示部20は、指針3および文字板4よりも視認者側に突出した位置で、タコメータ1の中央部に設けられる中央表示部2の一部である。中央表示部2は、主に、液晶表示部20と、液晶表示部20の周囲に配置され自動車が燃費の良いエコ運転状態であるときに「ECO」と表示されるECO運転表示部21と、液晶表示部20を透過照明する光源が実装される第1の基板22と、を含み、これらが一体に組み立てられたサブアッシィを構成している。液晶表示部20とECO運転表示部21を含む液晶表示部20の周囲部分とは、ケースによって第1の基板22から視認者側に離間して配置されている。また、液晶表示部20には、自動車の累積走行距離を指示するオドメータ、区間走行距離を指示するトリップメータ等が表示される。「ECO」の文字は、ECO運転表示部21の表面に施された印刷または成形によって形成される。
液晶表示部20は、たとえばドットマトリクス型のものが用いられる。液晶表示部20は矩形状に形成されている。液晶表示部20には、背面側(すなわち視認者方向と反対の方向)に配置される第1の基板22上の制御回路に接続するためのリード線が接続されている。
第1の基板22は、たとえばガラスエポキシ基板等からなり、タコメータ1の電気回路部を形成している。第1の基板22は、視認者側(計器装置の前面側)の面である前面に回路素子等が実装されるパターンが形成され、その背面には導体パターンが形成されていない片面導体パターンの基板である。つまり、第1の基板22には、発光ダイオード等の回路素子を実装可能な導体パターンが片面側だけに形成されている。第1の基板22に実装されている複数個の発光ダイオードには、視認者方向に光を照射する第1の発光ダイオードと、視認者方向と反対の方向に光を照射する第2の発光ダイオードと、が含まれている。
液晶表示部20の背面側に位置する第1の基板22には、光源としての複数個の発光ダイオード12が所定の位置に実装されている。発光ダイオード12は、視認者側(計器装置の前面側)に向けて照明する光源装置としての第1の発光ダイオードであり、第1の基板の前面22cに設置されている。また、液晶表示部20の背面側には、図示しない導光板を密着させて配置している。この導光板は、透光性材質、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から成型加工により作られている。導光板は、発光ダイオード12が発する光を液晶表示部20の裏面に導き、液晶表示部20を透過照明する。
さらに第1の基板の前面22cには、光源としてECO運転表示部21の背面に対して発光する発光ダイオード10が所定の位置に実装されている。発光ダイオード10は、視認者側(計器装置の前面側)に向けて照明する光源装置としての第1の発光ダイオードであり、第1の基板の前面22cに設置されている。
さらに第1の基板の前面22cには、第1の基板の背面22d側に配置される指針3等に向けて発光する複数個の発光ダイオード11が所定の位置に実装されている。発光ダイオード11は、視認者に向かう視認者方向と反対の方向(計器装置の背面側)に向けて照明する光源装置としての第1の発光ダイオードである。発光ダイオード11は、第1の基板の前面22cから背面22dに貫通するように形成された貫通孔22aにその発光部11aが挿入されて発光部11aが背面22dに面する空間に臨むように、第1の基板の前面22cに設置されている。発光ダイオード11から放射される光は、厚み方向に貫通する開口である貫通孔22aを通して第1の基板の背面22d側に存在する指針3および文字板4等に達する。
文字板4には、指標部としての文字4a(数字も含む)および目盛4bが設けられている。文字4aおよび目盛4bは、文字4aおよび目盛4bの表面(図2において左側の面)あるいは裏面(図2において右側の面)に印刷あるいはホットスタンプ等を施すことにより、所定の色(たとえば白色)に着色されている。文字4aおよび目盛4b以外の文字板4の部分は、透明層または半透光性の着色層に形成される。これにより、文字板4が透過照明されると、文字4aおよび目盛4b以外の文字板4の部分が発光表示され、文字4aおよび目盛4bは所定の色で表示される。
文字板4の背面側には、導光板40が配置されている。導光板40は、透光性材質、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から成型加工により作られている。導光板40は、第2の基板41の前面に実装されている発光ダイオード13が発する光を文字板4の背面に導き、文字板4を透過照明する。導光板40は、その前面形状が文字板4の背面形状に沿うように形成されている。
導光板40の背面側には、第2の基板41が配置されている。第2の基板41は、第1の基板22と同様に、たとえばガラスエポキシ基板等からなり、タコメータ1の電気回路部を形成している。第2の基板41は、第1の基板22と同様に、前面に回路素子等が実装されるパターンが形成され、背面にはパターンが形成されていない片面パターンの基板である。また第2の基板41の前面には、視認者側に向けて発光する発光ダイオード14が実装されている。
第2の基板41には、指針3を回動させるためのムーブメント5が実装されている。ムーブメント5は、ステッピングモータ、あるいは交差コイル式回転機等の電気アクチュエータからなり、外部からの電気信号、すなわちタコメータ1においてはエンジンの回転速度信号に基づいて駆動信号が印加される。これにより、ムーブメント5は、シャフトを回転させて現在の回転速度を指針3によって示す。ムーブメント5は、シャフトを文字板4の中心と一致させるように配置される。ムーブメント5のシャフトの先端には、指針3が固定されている。
指針3は、透光性材料、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等により成型加工して形成されている。指針3は、ムーブメント5のシャフトに固定されるボス部3aと、ボス部3aから文字板4の外周側へ向けて延びる腕部3bと、を備えている。また、指針3のボス部3aを挟んで腕部の反対側には、カウンタウェイトを備えるようにしてもよい。このカウンタウェイトは、指針3におけるシャフト回りの不釣合いモーメントの大きさをできるだけ小さくして指針3の回転を滑らかにすることができる。またボス部3aには、キャップをかぶせるようにしてもよい。
指針3は、第1の基板22の発光ダイオード11から背面側に照射される光により発光表示される。発光ダイオード11が発する光が腕部3b付近から指針3内および文字板4の前面に入射し、反射しながら進行することにより、指針3および文字板4は発光表示される。
第2の基板41は、基板上の回路素子等に接続されるコネクタ42と第1の基板22の回路素子等に接続されるコネクタ24とをリード線23を介して接続することにより、第1の基板22に電気的に接続されている。第2の基板41には、液晶表示部20の表示駆動制御、各発光ダイオード10,11,12,13,14の点灯・消灯制御、ムーブメント5の駆動制御等を行なう制御回路が実装されている。また、液晶表示部20の表示駆動制御および各発光ダイオード10,11,12の点灯・消灯制御は、第2の基板41に設けた制御回路によって行うようにしてもよい。
制御回路には、バッテリから電力が常時供給されている。制御回路には、イグニッションスイッチがその操作状態(ONまたはOFF)を検出可能に接続されている。さらに、制御回路には、自動車のエンジン回転速度を検出する回転センサ、自動車の走行距離を検出する距離センサが、検出信号を入力可能に接続されている。
中央表示部2、指針3、文字板4、第2の基板41等は、樹脂材料から成形され一体に組み立てられた、ケーシング6、フレーム7および背面側カバー8内に収容されている。ケーシング6の前面側の端部には、図示しない透明な前面側カバーが装着されている。この前面側カバーは、透明な樹脂の薄板またはガラス等から形成されている。ケーシング6および前面側カバーは、計器装置の見映えを整えるとともに、内部への埃、水分等の侵入を防止している。
次に、発光ダイオード10,11を第1の基板22に実装する構造について図3から図6に基づいて説明する。図3は、発光ダイオード10,11が基板に実装された状態を示した拡大断面図である。図4は、発光ダイオード10が基板に実装された状態を視認者側から見たときの平面図である。図5は、発光ダイオード11が基板に実装された状態を視認者側から見たときの平面図である。図6は、発光ダイオード10,11が基板に実装された状態を視認者側と反対の側(車両前方側)から見たときの平面図である。
図3に示すように、各発光ダイオード10,11は、光を発光する発光部10a,11aと、発光部10a,11aを支え第1の基板22に固定されるベース部10b,11bと、を備え、これらが一体になって構成されている。ベース部10b,11bおよび発光部10a,11aはエポキシ樹脂等で形成されている。各発光ダイオード10,11は、半導体を用いたPN接合と呼ばれる構造を有し、PN接合の構造をLEDチップとして収納している。このLEDチップに通電がなされ、N型が有するマイナスの電荷をもった自由電子と、P型が有するプラスの電荷をもった自由ホールとが合体するとエネルギーが発生し、このエネルギーがPN接合面で光に変わって発光し、発光部10a,11aから所定の方向に光が放射される。
ベース部10b,11bには、その裏面と発光部10a,11aが突出している端面とに亘って通電部分が露出する端子部50が設けられている。端子部50は、1つの発光ダイオードについて2個設けられており、一方が正極端子、他方が負極端子となる。この端子部50に通電が行われると、順方向電圧が加わり、ダイオードの中を電子と正孔が移動してLEDチップに電流が流れるようになる。
各端子部50は、導電性物質でできており、ベース部10b,11bの裏面に沿うように密着する底面部51と、ベース部10b,11bの頂面に沿うように密着する上面部52と、底面部51と上面部52とを連結する連結部と、を備え、これらの部分が発光ダイオードから露出している。発光ダイオードから露出している端子部の部分は、コの字状を呈している。端子部50のコの字状の部分は、コの字状の上下方向に延びる連結部がベース部10b,11bの側面に密着し、ベース部10b,11bの側部を抱えるように設けられる。また、1個のベース部10b,11bは、2個の端子部50のコの字状部分によって、その両方の側部が抱えられるように、2個の端子部50と一体になっている。上面部52は、発光部10a,11aに近い側の第1の面部である。底面部51は、第1の面部の反対側に位置する第2の面部である。2個の端子部50は、ベース部10b,11bの両方の側部において、インサート成形等によってベース部10b,11bと一体になって配置されている。
上記構成により、各発光ダイオード10,11は、第1の基板22に形成された片面の導体パターン(第1の基板の前面22c)に対して、発光ダイオード10のように底面部51をランド22bと接合して配置すること、および発光ダイオード11のように上面部52をランド22bと接合して配置することの両方が可能となる。
視認者側に発光する発光ダイオード10の第1の基板22への実装について説明する。発光ダイオード10は、図3および図4に示すように、第1の基板の前面22cにおける所定の位置に形成されたランド22bと、端子部50の底面部51とを接触させ、両者を半田付け等によって接合することにより、第1の基板22の片面導体パターンに通電可能に固定される。このようにして発光ダイオード10は、発光部10aから放射される光が視認者側のECO運転表示部21等に対して照射可能なように設置される。
視認者方向と反対の方向に発光する発光ダイオード11の第1の基板22への実装について説明する。発光ダイオード11は、図3および図5に示すように、第1の基板の前面22cにおける所定の位置に形成されたランド22bと、端子部50の上面部52とを接触させ、貫通孔22aに発光部11aを挿入した状態で、両者を半田付け等によって接合することにより、第1の基板22の片面導体パターンに通電可能に固定される。このとき、発光部11aを貫通孔22aに挿入することにより、発光ダイオード11の第1の基板22に対する位置決めが容易に行われる。これにより、発光ダイオード11は、図6に示すように、発光部11aが貫通孔22aと同心状に配され、第1の基板の背面22dに面する空間に対して光を広範囲に照射可能なように設置される。
このように、視認者方向に光を照射する発光ダイオード10(第1の発光ダイオード)は、第の面部である底面部51(一方の面部)と導体パターンとが電気接続されて第1の基板の前面22c側(片面側)に実装される。視認者方向と反対の方向に光を照射する発光ダイオード11(第2の発光ダイオード)は、第の面部(一方の面部)とは異なる第の面部である上面部52(他方の面部)と導体パターンとが電気接続されて第1の基板の前面22c側(片面側)に実装される。
また、上記の発光ダイオード12,13,14についても、発光ダイオード10,11と同様に、底面および頂面の両面における設置が可能な発光ダイオードを用いてもよい。
次に、発光ダイオードに適用可能な端子部の構造について、他の形態を図7から図9にしたがって説明する。図7は、発光ダイオードの第2の例を示した側面図である。図8は、発光ダイオードの第3の例を示した側面図である。図9は、発光ダイオードの第4の例を示した側面図である。
図7に示すように、第2の例の発光ダイオード10Aは、上記の発光ダイオード10に対して、端子部50Aがベース部10bの底面に沿うようにベース部10bの外方に延びる薄板状部を有することが特徴である。すなわち、発光ダイオード10Aの端子部50Aは、端子部50のように高さ方向に離間する底面部51と上面部52ではなく、ベース部10bの底面とほぼ同じ高さにある薄板状部の両面である底面部51Aと上面部52Aを備える。上面部52Aは、発光部10aに近い側の第1の面部である。底面部51Aは、第1の面部の反対側に位置する第2の面部である。
これにより、視認者側に発光する発光ダイオード10Aを第1の基板22に実装する場合には、発光ダイオード10Aは、第1の基板の前面22cのランド22bと、底面部51Aとを接触させ、両者を半田付け等によって接合することにより、第1の基板22に通電可能に固定される。また、視認者方向と反対の方向に発光する発光ダイオード10Aを第1の基板22に実装する場合には、発光ダイオード10Aは、第1の基板の前面22cのランド22bと、上面部52Aとを接触させ、貫通孔22aに発光部10aおよびベース部10bを完全に挿入した状態で、両者を半田付け等によって接合することにより、第1の基板22に通電可能に固定される。このとき、ベース部10bの底面と第1の基板の前面22cとがほぼ面一になるため、発光ダイオード10Aを第1の基板の前面22cから突出させないように設置することができる。また、第1の基板の背面22dからの発光ダイオード10Aの突出量を、第1の基板22の厚みを利用して抑制することができる。
次に、図8に示すように、第3の例の発光ダイオード10Bは、上記の発光ダイオード10A対して、発光部10aの高さを小さくしたことが特徴である。これにより、視認者側に発光する発光ダイオード10Bを第1の基板22に実装する場合には、上記の発光ダイオード10Aと同様に実装されるが、このとき、第1の基板の前面22cからの発光ダイオード10Bの突出量を発光ダイオード10Aの場合に比べて低減することができる。また、視認者方向と反対の方向に発光する発光ダイオード10Bを第1の基板22に実装する場合には、上記の発光ダイオード10Aと同様に実装されるが、このとき、第1の基板の背面22dからの発光ダイオード10Bの突出量を発光ダイオード10Aの場合に比べて低減することができる。
次に、図9に示すように、第4の例の発光ダイオード10Cは、上記の発光ダイオード10Bに対して、ベース部10bの外方に延びる端子部50Cの高さ方向長さが、発光部10aとベース部10bとを合わせた高さ方向長さとほぼ同じに構成されていることに特徴がある。すなわち、発光ダイオード10Cの端子部50Cは、ベース部10bの底面とほぼ同じ高さ位置にある底面部51Cと、発光部10aの頂面とほぼ同じ高さ位置にある上面部52Cと、を備える。すなわち、底面部51Cは発光ダイオード10Cの底面とほぼ同じ高さに位置し、上面部52Cは発光ダイオード10Cの頂面とほぼ同じ高さ位置している。上面部52Cは、発光部10aに近い側の第1の面部である。底面部51Cは、第1の面部の反対側に位置する第2の面部である。
これにより、視認者側に発光する発光ダイオード10Cを第1の基板22に実装する場合には、発光ダイオード10Cは、第1の基板の前面22cのランド22bと、底面部51Cとを接触させ、両者を半田付け等によって接合することにより、第1の基板22に通電可能に固定される。このとき、第1の基板の前面22cからの発光ダイオード10Cの突出量を発光ダイオード10Bの場合と同等にすることができる。また、視認者方向と反対の方向に発光する発光ダイオード10Cを第1の基板22に実装する場合には、発光ダイオード10Cは、第1の基板の前面22cのランド22bと、上面部52Cとを接触させて両者を半田付け等によって接合することにより、第1の基板22に通電可能に固定される。これにより、発光ダイオード10Cは第1の基板の前面22cから、その高さ方向寸法だけ突出するようになる。
本実施形態の計器装置がもたらす作用効果について述べる。タコメータ1は、文字板4等の表示部と、表示部に向かって光を照射する複数個の発光ダイオード10,11と、複数個の発光ダイオード10,11が実装される第1の基板22と、を備えている。第1の基板22には、複数個の発光ダイオード10,11を実装可能な導体パターンが片面側だけに形成されている。複数個の発光ダイオード10,11には、視認者方向に光を照射する発光ダイオード10(第1の発光ダイオード)と、視認者方向と前記反対の方向に光を照射する発光ダイオード11(第2の発光ダイオード)と、が含まれている。各発光ダイオード10,11は、光が放射される発光部10a,11aと、発光部10a,11aと電気接続されている端子部50と、を備えている。端子部50は、発光部10a,11aに近い側の第1の面部である上面部52と、第1の面部の反対側に位置する第2の面部である底面部51と、を備えている。
第1の発光ダイオードは、第1の面部または第2の面部の一方の面部(図3の例では底面部51)と導体パターンとが電気接続されて第1の基板22の片面側に実装される。第2の発光ダイオードは、上記一方の面部と異なる他方の面部(図3の例では上面部52)と導体パターンとが電気接続されて第1の基板22の片面側に実装される。
この構成によれば、端子部の互いに反対側に位置する2つの面部のいずれかに導体パターンを接続することにより、リバーシブルタイプの複数個の発光ダイオードを実現する。これにより、同一の構成の複数個の発光ダイオードを、片面側だけに導体パターンが形成された第1の基板22に対して、視認方向に発光する発光ダイオードとその反対方向に発光する発光ダイオードとに使い分けて実装することができる。したがって、使用する発光ダイオードの共通化が図れ、基板の片面側に発光ダイオードを配置することによって基板周辺の奥行き方向長さを抑えた製品を提供できる。
また、片面に導体パターンを形成した片面基板と、視認者側と反視認者側の両方に照明することができる発光ダイオードとを採用することにより、基板に要するコストを抑えるとともに、照明効果が高く、視認者に対して見やすく斬新な見栄えを与える計器装置を提供できる。
また、第1の基板22には厚み方向に貫通する開口である貫通孔22aが設けられている。第2の発光ダイオードは、貫通孔22aを通して視認者方向と反対の方向に光を照射するようになっている。
この構成によれば、視認者方向と反対の方向に照射される光の通り道を、第1の基板22を貫通する開口によって確保することができる。このため、当該光の通り道として、基板の周縁部に形成した切り欠き部分等を採用しなくてもよく、当該光の通り道を第1の基板22上の必要な箇所に自由に設定することが可能になる。また、当該光の通り道は、光が通るだけの貫通孔22aによって実現できるため、第1の基板22のスペースを有効に活用でき、基板の小型化に寄与する。また、貫通孔22aは、基板上の任意の場所に容易に設けることができるため、貫通孔22aの位置を光の照射箇所に対応して設定すれば、広範囲な光の照射範囲をもつ製品を提供できる。
第2の発光ダイオード(発光ダイオード11)は、少なくともボディの一部(発光部11a)が第1の基板22の厚み方向に貫通する上記開口(貫通孔22a)に挿入された状態で基板の片面側(第1の基板の前面22c)に実装される。
この構成によれば、第2の発光ダイオードの少なくとも一部は、上記開口に挿入されるため、第2の発光ダイオードの基板からの突出量が上記開口に挿入されている大きさの分抑えることができる。したがって、さらに基板周辺の奥行き方向長さを抑えた製品を提供できる。特に、第1の基板22から、視認者方向に存在する中央表示部2(第1表示部)の前面部までの距離を短くすることができ、さらにこれによって、第2表示部である文字板4から中央表示部2(第1表示部)の前面部までの距離も短くすることができる。これらの距離が短くなることにより、視認者に対する表示部の見易さや見栄えに貢献できる。
第1の基板22は、視認者方向に配置された第1の表示部(中央表示部2)と、視認者方向と反対の方向に配置された第2の表示部(文字板4、指針3等)との間に配置されている。
この構成によれば、視認者からの距離が異なる2つの表示部を照明して視認者に対して斬新な見栄えを提供するタコメータ1において、第1の基板の前面22c側(片面側)に発光ダイオード10,11,12を配置することにより、第1の基板22と他の部品との距離を小さくすることができるため、装置の小型化が図れる。さらに、デザイン性を重視した表示部の位置の設定にも貢献できる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態のタコメータ1の他の形態について図10を用いて説明する。図10はタコメータ1Aの構成を説明するための模式的な断面図である。図10において前述の第1実施形態で説明した図面中と同一符号を付した構成部品は、同様の構成部品であり、同様の作用効果を奏するものである。
図10に示すように、タコメータ1Aは、文字板4等への照射効率を改善するために、指針3Aのボス部を光の反射率に優れた光反射性部材で構成し、この光反射性部材に向けて発光するように発光ダイオード11を配置したことを特徴とする。中央表示部2Aに含まれる第1の基板22Aには、指針3Aのボス部に対向する位置に貫通孔22aが形成されている。すなわち、発光ダイオード11の発光部11aは、指針3Aのボス部に対向するように配置されている。
光反射性部材の一例として、所定の反射率を有するキャップ60をボス部に装着することにより実施してもよい。このキャップ60は、その視認者側の前部が円錐形状である反射面を備える。キャップ60の反射面は、その表面が光沢のある色、たとえば白色であり、素材は樹脂、金属等で構成されている。
発光ダイオード11から反射面に入射した光は、反射面を構成する斜面で反射することによって、その方向を指針3の回転軸方向から文字板4側かつその外周側の方向に変更されて、文字板4および指針3を広範囲に照射するようになる。
また、反射面の角度、反射面の範囲、表面の色等は、文字板4等への照射光の光量、照射範囲に応じて調整するものとする。これにより、容易に表示部の見栄え、視認性等を調整可能な計器装置を提供できる。
本実施形態の計器装置がもたらす作用効果について述べる。タコメータ1Aによれば、回転位置によって視認者に対して現在の状態を示す指針3Aを、第1の基板22よりも、視認者方向と反対の方向に配置している。指針3Aの回転中心に配置されるボス部には、入射された光を反射する反射面(キャップ60)が設けられている。発光ダイオード11(第2の発光ダイオード)は、この反射面に対して光を照射するようになっている。
この構成によれば、円錐形状である反射面を有する光反射性部材としてのキャップ60を指針3Aのボス部に対応する位置に設け、この光反射性部材に向かって発光するように発光ダイオード11を配置することにより、文字板4等への照射効率や光の拡散性をさらに向上することができる。また、照射効率等が向上することにより、文字板4等を照射するために必要な発光ダイオードの個数、部品点数および組立工数、消費電力等を低減することができる。これにより、導体パターンの簡素化、コストの低減等が図れる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、第1実施形態のタコメータ1の他の形態について図11を用いて説明する。図11はタコメータ1Bの構成を説明するための模式的な断面図である。図11において前述の第1実施形態および第2実施形態で説明した図面中と同一符号を付した構成部品は、同様の構成部品であり、同様の作用効果を奏するものである。
図11に示すように、タコメータ1Bは、第2実施形態のタコメータ1Aに対して、文字板4Aを印刷またはホットスタンプにより、光透過性の低いまたは不透光性の着色層で形成するとともに、導光板40および発光ダイオード13,14を廃止したことを特徴とする。この構成により、文字板4は発光によって表示されず、予め着色された所定色で表示されるようになる。さらに、発光ダイオード11からキャップ60の反射面に入射した光は、反射面の斜面で反射することによって指針3および文字板4側を照射し、文字板4の照らす通常照明の機能をするようになる。この通常照明は、たとえば、夜間等の周囲が暗いときに文字板4の視認性を向上させるために有用である。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
上記実施形態においては、図2および図3に示すように、発光ダイオード10,11,12を第1の基板の前面22c側に配置しているが、第1の基板の背面22d側に配置するようにしてもよい。この場合には、視認者方向に光を照射する第1の発光ダイオードは、第の面部である上面部52(一方の面部)と導体パターンとが電気接続されて第1の基板の背面22d側(片面側)に実装され、視認者方向と反対の方向に光を照射する第2の発光ダイオードは、第の面部(一方の面部)とは異なる第の面部である底面部51(他方の面部)と導体パターンとが電気接続されて第1の基板の背面22d側(片面側)に実装されることとなる。
また、上述の実施形態において、文字板4の前面を照射する複数個の発光ダイオード11を車両の運転状態によって異なる色で発光するようにしてもよい。これによれば、たとえば、運転状態に基づく燃費によって文字板4の表示色を変えることができ、運転者に対して燃費向上を促すアンビエント効果を提供できる。
また、タコメータ1に含まれる発光ダイオード10〜14について、すべて発光ダイオード10,11と同様の基板への両面設置が可能なリバーシブルタイプの発光ダイオードを使用するようにしてもよい。これによれば、タコメータ1に含まれるすべての発光ダイオードが当該リバーシブルタイプの発光ダイオードに統一されるため、コスト低減が図れる。
また、上記実施形態では、第2発光ダイオードから発光される光の通り道であって、第1に基板22の厚み方向に貫通するように形成された開口として、貫通孔22aを採用しているが、当該開口は、第1の基板22に形成される小孔だけでなく、第1の基板22の周縁部に位置する様々の形状の切り欠き部分や細長い間隙部分(スリット)等であってもよい。
また、上記実施形態において、中央表示部2に液晶表示部20を設けているが、この液晶表示部20は、他の種類の表示装置、たとえば蛍光表示管等であってもよい。
3…指針(第2の表示部)
3a…ボス部
4…表示板(表示部、第2の表示部)
10…発光ダイオード(第1の発光ダイオード)
10a,11a…発光部
10b,11b…ベース部
11…発光ダイオード(第2の発光ダイオード)
12…発光ダイオード(第1の発光ダイオード)
20…液晶表示部(表示部、第1の表示部)
21…ECO運転表示部(表示部)
22…第1の基板(基板)
22a…貫通孔(開口)
22c…第1の基板の前面(片面)
50…端子部
51…底面部(第の面部)
52…上面部(第の面部)
60…キャップ(反射面)

Claims (6)

  1. 表示部と、前記表示部に向けて光を照射する複数個の発光ダイオードと、前記複数個の発光ダイオードが実装される基板と、を備える計器装置であって、
    前記基板には、前記複数個の発光ダイオードを実装可能な導体パターンが片面側だけに形成され、
    前記複数個の発光ダイオードは、前記表示部を視認する視認者に向かう方向である視認者方向に光を照射する第1の発光ダイオードと、前記視認者方向と反対の方向に光を照射する第2の発光ダイオードと、を含んでおり、
    前記複数個の発光ダイオードのそれぞれは、光が放射される発光部と、前記発光部に電気接続される端子部と、を備え、
    前記端子部は、前記発光部に近い側の第1の面部と、前記第1の面部の反対側に位置する第2の面部と、を備えており、
    前記第1の発光ダイオードは、前記第1の面部または前記第2の面部の一方の面部と前記導体パターンとが電気接続されて前記基板の前記片面側に実装され、
    前記第2の発光ダイオードは、前記一方の面部とは異なる他方の面部と前記導体パターンとが電気接続されて前記基板の前記片面側に実装されることを特徴とする計器装置。
  2. 前記基板には、厚み方向に貫通する開口が設けられており、
    前記基板の前記片面側のうち、前記開口を挟んで互いに対向する位置には、前記導電パターンが設けられ、
    当該導電パターンに前記第2の発光ダイオードの前記他方の面部が電気接続されており、
    前記第2の発光ダイオードは、前記開口を通して前記視認者方向と前記反対の方向に光を照射することを特徴とする請求項1に記載の計器装置。
  3. 前記第2の発光ダイオードは、少なくともボディの一部が前記開口に挿入された状態で前記基板の前記片面側に実装されることを特徴とする請求項2に記載の計器装置。
  4. 前記表示部は、第1の表示部と、前記第1の表示部よりも前記視認者方向と前記反対の方向に配置された第2の表示部と、を有し、
    前記基板は、前記第1の表示部と前記第2の表示部との間に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の計器装置。
  5. 前記第2の表示部は、回転位置によって前記視認者に対して現在の状態を示す指針を含んでおり、
    前記指針は、回転中心に配置されるボス部を備え、
    前記ボス部は、入射された光を反射する反射面を備え、
    前記第2の発光ダイオードは、前記反射面に対して光を照射することを特徴とする請求項4に記載の計器装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の計器装置は、自動車の運転状態を示す計器装置に用いられ、
    前記発光ダイオードは、運転中の前記自動車の燃費に応じて異なる色の光を照射することを特徴とする計器装置。
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