JPH09204967A - ランプ装置および照明装置 - Google Patents

ランプ装置および照明装置

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JPH09204967A
JPH09204967A JP8010513A JP1051396A JPH09204967A JP H09204967 A JPH09204967 A JP H09204967A JP 8010513 A JP8010513 A JP 8010513A JP 1051396 A JP1051396 A JP 1051396A JP H09204967 A JPH09204967 A JP H09204967A
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JP
Japan
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lamp
holder
lamp device
lead wire
terminal fitting
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JP8010513A
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Inventor
Masaharu Baba
正治 馬場
Toshiyuki Arai
敏之 新井
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板への装着が容易で電気的な接続を確実に
できるランプ装置および照明装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 電気絶縁性材料で形成したランプ装着孔
22を有する有底筒状のホルダ2と、このホルダ2の底
壁に形成された一対のリード線挿通孔23,23と、上
記ホルダ2の対向する外側面に設けられた一対の端子金
具3,3と、上記ホルダ2のランプ装着孔22内にバル
ブ41が装着されるとともにバルブ41から導出したリ
ード線42,42を上記リード線挿通孔23,23を経
て上記端子金具3,3に接続してなる無口金ランプ4と
を備えたランプ装置1および基板5にこのランプ装置1
を取り付けた照明装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電気絶縁材料で形
成したホルダに小形の無口金電球などのランプを装着し
てなるランプ装置およびこのランプ装置を使用した照明
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車やAV機器などのメータには表示
用や照明用として、たとえば小形電球が数多く使われて
いる。これらの使われ方としては回路装置の一部として
プリント配線基板に組み付けられるが、口金付電球であ
るとソケットを利用するため、十分なスペースがなけれ
ば取り付けが非常に困難である。
【0003】このようなことから、口金付電球に代えて
無口金電球を装着したホルダをプリント配線基板に取付
けたものがある。この無口金電球を用いた電球装置とし
ては、従来から種々のものが知られている。たとえば特
公昭62−17833号公報にみられる電球装置は、電
球の装着孔を有するホルダ本体の底部に円形のつば部を
設け、このつば部と離間して設けた係止用突片との間で
プリント配線基板を挟持するようにしている。そして、
本体底面の挿通孔から導出された電球のリード線をこの
つば部に形成した溝に巻回して係止させるとともにつば
部上に延在するリード線を端子としてプリント配線基板
の導電部と電気的接続をなすようにしている。
【0004】また、実公昭58−5324号公報にはホ
ルダ本体をゴムなどの弾性部材で形成し、電球装着孔お
よびリード線挿通孔を設けこのリード線挿通孔を給電端
子に差し込み本体の保持と電気的接続をなすようにして
いる。
【0005】さらに、実公平7−35297号公報には
ホルダ本体を樹脂などの絶縁性部材で形成し、このホル
ダ本体に電球装着孔、リード線孔および端子孔を設け、
端子孔内に導電性部材で形成した端子を挿入してこの端
子に電球のリード線を接続した電球装置が開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記前者の電
球装置は導出されたリード線をつば部の溝に係止するの
に巻回などの複雑な作業を要し自動化が難しく、装置の
コスト低減がはかりにくかった。また、プリント配線基
板に複数個の電球装置を隣接して装着する場合、ホルダ
本体の周囲にはホルダ本体より大径なつば部があって、
装着間隔に制約をうけ機器類の小形化が困難であった。
また、ホルダのプリント配線基板への着脱にドライバー
などの治工具を用いてねじ込みや取り外しを必要とする
場合やプリント配線基板の裏側に空間がない場合は着脱
作業がやり難いという不具合があった。
【0007】また、上記中者の電球装置は植立している
給電端子が必要で、プリント配線基板などに取着する場
合は基板に突出した端子を設けることを要し、プリント
配線基板の貯蔵や運搬時にその嵩が大きくなる不具合が
あった。
【0008】さらに、上記後者の電球装置は端子をプリ
ント配線基板のパッドにハンダ付けする形式のもので、
その取り付けに熱的作業を必要とし交換などの場合に手
間を要する不具合が生じる虞がある。
【0009】本発明は上記問題点を除去し、ランプから
導出しているリード線の配線処理や装着作業が容易であ
るとともに、その取付けスペースをさらに小さくするこ
とが可能なランプ装置および照明装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のランプ装置は、電気絶縁性材料で形成したランプ装着
孔を有する有底筒状のホルダと、このホルダの底壁に形
成された一対のリード線挿通孔と、上記ホルダの対向す
る外側面に設けられた一対の端子金具と、上記ホルダの
ランプ装着孔内にバルブが装着されるとともにバルブか
ら導出したリード線を上記リード線挿通孔を経て上記端
子金具に接続してなる無口金ランプとを具備したことを
特徴としている。
【0011】ホルダ外周が基板の切欠部内に入れられて
取り付けされ、外側面の対向する面に設けられた一対の
端子金具が受電端子として基板の配線導体から給電を受
け、この端子金具に接続したリード線を介してランプに
給電され、ランプは発光する。
【0012】本発明の請求項2に記載のランプ装置は、
電気絶縁性材料で形成したランプ装着孔を有する有底筒
状のホルダと、このホルダの底壁に形成された一対のリ
ード線挿通孔と、上記ホルダ内にその一部が埋設される
とともにホルダ外にランプ軸に沿って導出した一対の端
子金具と、上記ホルダのランプ装着孔内にバルブが装着
されるとともにバルブから導出したリード線を上記リー
ド線挿通孔を経て上記端子金具に接続してなる無口金ラ
ンプとを具備したことを特徴としている。
【0013】ホルダから突出した端子金具が基板の切欠
孔内に挿入して取り付けされ、この端子金具が受電端子
として基板の配線導体から給電を受け、この端子金具に
接続したリード線を介してランプに給電され、ランプは
発光する。
【0014】本発明の請求項3に記載のランプ装置は、
端子金具のホルダの外側面に位置する部分には、弾性が
付与されていることを特徴としている。
【0015】配線導体と当接する端子金具の接触部が湾
曲面、波状面やく字状面をなし、端子金具が受電端子と
して基板の配線導体から給電を受けるときに、強い力で
の接触がはかれ電気的な接続を確実にできる。
【0016】本発明の請求項4に記載のランプ装置は、
端子金具に係止用突片が形成されていることを特徴とし
ている。
【0017】係止用突片がストッパーとなり他方の突片
と協同して基板を上下から挟圧した状態で挟み、ランプ
装置の強固な支持と確実な電気的な接続をなす。また、
この端子金具は、基板の上下面に配線導体が配設してあ
れば、この部分からも電気的な接続がなされる。
【0018】本発明の請求項5に記載のランプ装置は、
ホルダに係止用突片が形成されていることを特徴として
いる。
【0019】係止用突片がストッパーとなり他方の突片
と協同して基板を上下から挟圧した状態で挟み、ランプ
装置の強固な支持と確実な電気的な接続をなす。
【0020】本発明の請求項6に記載のランプ装置は、
ランプが白熱電球、放電ランプまたは発光ダイオードの
いずれかであることを特徴としている。
【0021】白熱電球、放電ランプまたは発光ダイオー
ドランプを取り付けて所定の発光をなさしめることがで
きる。
【0022】本発明の請求項7に記載の照明装置は、電
気絶縁性材料で形成した基板と、この基板に形成された
切欠部と、この切欠部の壁面に設けられた配線導体と、
上記切欠部に装着されるとともにこの切欠部の壁面に形
成された配線導体に端子金具が接触して電気的な接続が
なされる請求項1ないし請求項6の一に記載のランプ装
置とを具備したことを特徴としている照明装置。
【0023】ランプ装置を基板に形成した切欠孔や切欠
からなる切欠部に押し込む一方向の動作で、ランプ装置
を基板に支持させるとともに端子金具と配線導体との広
い面積での電気的な接続がはかれるような構成で、ラン
プ装置の強固な支持と確実な接続をなす。
【0024】本発明の請求項8に記載の照明装置は、配
線導体がフレキシブルプリント配線板であることを特徴
としている。
【0025】プリント板を上下から挟むのではなく、フ
レキシブルプリント配線板を基板に形成した切欠部内に
折り込みランプ装置の端子金具と接触させるようにした
ので、端子金具の側面部と配線導体との電気的な接続が
確実になる。また、この場合、ランプ装置の取り付け方
向はプリント配線板のある側からの方がプリント配線板
に波皺が寄らず好ましいが、プリント配線板が切欠部の
壁面に固着されているときなどには基板の上面側からラ
ンプ装置を取り付けてもよい。
【0026】本発明の請求項9に記載の照明装置は、切
欠部の壁面に設けられた配線導体に、ランプ端子金具の
側面部が接触して電気的な接続がなされていることを特
徴としている。
【0027】フレキシブルプリント配線板などの配線板
を用いることなく、基板に設けた切欠部の壁面に直接に
導電体を塗布や貼付して配線導体を形成したものであっ
ても電気的な接続が確実に行える。この場合、ランプ装
置の取り付け方向は、基板の上下どちらの面からも容易
に行うことができる。
【0028】本発明の請求項10に記載の照明装置は、
基板の上下面に、ホルダまたは端子金具に形成した係止
用突片が係止されていることを特徴としている。
【0029】係止用突片がストッパーとして基板を上下
から挟圧した状態で挟み、ランプ装置の強固な支持と確
実な電気的な接続をなす。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一の実施の形態
を図1ないし図3を参照して説明する。図1は自動車な
どのメータの基板に取り付けられ表示用や照明用に使わ
れるランプ装置1の斜視図、図2はランプ装置1を基板
5に取り付ける過程の斜視図、図3は基板5に取り付け
られたランプ装置1の正面断面図を示す。
【0031】図においてランプ装置1は、ナイロン66
などの合成樹脂やシリコンゴムなどの電気絶縁性材料か
らなる有底筒状をなす長四角形状のホルダ2、端子金具
3および無口金形のランプ4を主体としたものからな
る。このホルダ2は基体21の上方側中央部にランプ装
着孔22が形成され、このランプ装着孔22と底面との
間には一対のリード線挿通孔23,23が、また、基体
21の底面側にはこの基体21より突出した一対の係止
用突片24,24が、この係止用突片24,24間には
隔壁25を隔ててリード線案内溝26,26が形成され
ている。また、基体21の上下面にはそれぞれ凹部2
7,27および28,28が形成されている。この上下
の凹部27および28は連通されていてもよい。
【0032】また、一対の端子金具3,3は上記ホルダ
2の基体21の対向する外側面に沿う接触部31を有す
るとともにその上下の各端部を折曲げて形成した係止部
32および33を上記凹部27および28に係止するこ
とによって基体21に取付けられている。なお、34は
外方に突出した係止用突片である。
【0033】また、無口金形のランプ4はたとえば小型
の白熱電球で、上記基体21のランプ装着孔22内にラ
ンプ4のバルブ41部分の封着部側が装着され、バルブ
41端部から導出された一対の外部リード線42,42
は上記リード線挿通孔23,23を抜けリード線案内溝
25,25内を通って、その先端は折返されて上記凹部
28,28へと案内され端子金具3,3の係止部33と
電気的な接続がなされている。
【0034】また、5はたとえばポリプロピレンからな
る合成樹脂などの電気絶縁性材料で形成された基板で、
51は基板5を切欠して形成したランプ装置1を取り付
ける切欠孔、6はポリエステルなどからなるフレキシブ
ルプリント配線板で、このフレキシブルプリント配線板
6,6には配線導体61,62が付設してある。
【0035】そして、上記ランプ装置1の組立ては、白
熱電球4の一対の外部リード線42,42を伸ばしほぼ
並行に延在させて、それぞれの先端をホルダ21のリー
ド線挿通孔23、23に挿入するとともにバルブ41部
分をランプ装着孔22内に押し込む。つぎに、それぞれ
の外部リード線42、42をリード線案内溝26に沿っ
て添わせその先端部を折曲げて基体21下面の凹部28
内に挿入する。つぎに、端子金具3の係止部33側を基
体21下面の凹部28内に押し込め、さらに端子金具3
の上方側の係止部32を基体21上面の凹部27内に押
し込めれば、端子金具3がホルダ2に取付けられランプ
装置1が完成する。
【0036】なお、このような構成のランプ装置1にお
いて、下面側の凹部28の幅を小さめ目にしておけば、
外部リード線42が係止部33によって凹部28壁へ押
圧されて係止部33と接触し、確実な電気的接続と強固
な抜け止めがはかれる。また、上面側の凹部27の幅を
大き目にしておき、端子金具3の係止部32との間に隙
間があれば後述するように、基板5に対してランプ装置
1の着脱が容易となる。
【0037】このランプ装置1の基板5への取り付け
は、まず、図2に示すようなフレキシブルプリント配線
板6が切欠孔51内にまで延出している基板5を用意す
る。そして、この基板5の切欠孔51にランプ4側を向
けたランプ装置1を、切欠孔51内に押し込む。この押
し込みによって、ホルダ2の対向する外側面に設けられ
た端子金具3の係止用突片34が切欠孔51内にまで延
出しているフレキシブルプリント配線板6,6を押上げ
る。さらにホルダ2、端子金具3、基板5、フレキシブ
ルプリント配線板6などの弾性力に抗しての押し込みに
よって、ホルダ2の上面側が基板5の挿入面と反対側の
面に露出し、端子金具3の係止用突片34が突出するこ
とによって行われる。
【0038】そして、このときランプ装置1のホルダ2
の対向した外側面に設けられたそれぞれの端子金具3の
接触部31は、基板5の切欠孔51に端子金具3によっ
て押し込まれたフレキシブルプリント配線板6,6の配
線導体61,62と当接して電気的な接続がなされる。
また、ランプ装置1の底部側の係止用突片24と端子金
具3の係止用突片34とが基板5の上下面に突出して基
板5を挟む状態でストッパーとして作用し、ランプ装置
1が基板5の切欠孔51から抜け出て脱落するのを防い
でいる。なお、このとき外方へ弾性が付与されている係
止用突片34が、上述したように上面側の凹部27の幅
が大き目であったり、ホルダ2外側面と端子金具3との
間に隙間(遊び)があって、この隙間内を内方に移動で
きれば、その取り付けが容易にできる。
【0039】このようにして基板5へ取り付けられたラ
ンプ装置1は、フレキシブルプリント配線板6,6の各
配線導体61,62から、端子金具3,3、外部リード
線42,42を通じフィラメント(図示しない。)など
の発光源に給電されて、配線導体61,62と接続した
電源(図示しない。)のスィッチ(図示しない。)の開
閉によってランプ4の所定の点滅が行われる。
【0040】そして、重要なのはフレキシブルプリント
配線板6を使用して、フレキシブルプリント配線板6の
配線導体61,62のランプ装置1の挿入方向に面状に
延在する部位においてランプ装置1の端子金具3側面部
の接触部31と面接触させ接触面積を大きくして電気的
な接続を確実にできることである。また、取り付けに際
し、ランプ装置1を回動して配線導体と接続させること
が必要ないので、取り付けが容易であるとともに接続ミ
ス発生の虞もない。
【0041】また、ランプ4の交換などの場合このラン
プ装置1の基板5からの取り外しは、ランプ装置1を切
欠孔51から強く引き抜くことにより行われ、このとき
端子金具3の係止用突片34や係止部32が隙間内を移
動したり撓むことによって容易に行われる。
【0042】そして、このランプ装置1は、従来の無口
金電球装置と異なってつば部下部のつまみ部が不要のた
め小形化が可能となり、この装置を取り付けた基板5が
実装されるメーターなどの機器は薄形となって小形化で
きる。
【0043】また、図4および図5は本発明のランプ装
置1の他の実施の形態を示し、図中第一の実施の形態と
同一部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
【0044】図4は第二の実施の形態を示し第一の実施
の形態に対し、端子金具および係止用突片の構成を変え
たものである。この第二の実施の形態の端子金具3,3
は接触面31の下方側に内方に折り曲げた係止部(第一
の実施の形態と同じで図示しない。)を有するとともに
この係止部の左右両側に反対方向(外方)に折り曲げた
係止用突片35,35が形成してある。また、上方側の
係止用突片29,29はホルダ2の中央部の上面寄りに
一対突出して形成してある。
【0045】この第二の実施の形態のランプ装置1の基
板5への取り付けは、上述したと同様に、基板5の切欠
孔51にランプ4側を向けたランプ装置1を、切欠孔5
1内に押し込むことによって行われる。この場合は、端
子金具3の上方面が切欠孔51内にまで延出しているフ
レキシブルプリント配線板6,6を押上げることによっ
てなされ、ホルダ2の係止用突片29,29が基板5の
挿入面と反対側の面に突出し、端子金具3,3下方側の
突出した係止用突片35,35,…が基板5の下面側や
配線板6に当接することによって固定が行なわれる。
【0046】そして、この場合も上述した第一の実施の
形態のランプ装置1とほぼ同様の作用効果を奏する。
【0047】なお、上記の第一および第二の実施の形態
のランプ装置1において示された係止用突片を任意に組
み合わせ、例えば端子金具3の上下に係止用突片34,
35を設けたり、ホルダ2の上下に係止用突片14,1
9を設けても差支えない。
【0048】また、第三の実施の形態を示す図5のラン
プ装置1は、ランプ4の装着方向と同方向にホルダ2か
ら一対の端子金具3,3が突出しているもので、この端
子金具3,3はホルダ2に埋め込まれ一体的に形成して
あっても、凹部28,28内に後から挿入したものであ
っても差支えない。
【0049】図5において36は端子金具3の埋設部、
37,…,38,…は抜止め用の突起をそれぞれ示し、
外部リード線案内溝26内を案内された外部リード線4
2の先端部は凹部28内に挿入され端子金具3と接触し
て電気的な接続がなされている。
【0050】そして、基板5(図示しない。)へのこの
ランプ装置1の取り付けは、フレキシブルプリント配線
板が付設され、所定の間隔でもって端子金具3の厚さと
ほぼ同じ幅と長さの一対の細長い切欠孔が形成された基
板5を用意し、上記切欠孔にランプ装置1の端子金具
3,3を差し込むことによって行われる。すなわち、基
板5の切欠孔内に基板5厚さとほぼ同等長さの配線導体
を入れたのち、この切欠孔内に端子金具3,3を差し込
む。この差し込みは端子金具3の側面部31が配線導体
を擦りながら行われ、突起38,38,…が基板5から
突出した時点で押し込むのを止める。そして、位置決め
された後も端子金具3の側面部31と配線導体とは強く
接触していて確実な電気的接続をなす。
【0051】また、一旦挿入された端子金具3は、突起
38,38,…が逆方向への移動を阻止するストッパー
として作用するとともに本体21の下面との間で基板5
を挟持しているので、ランプ装置1を容易に脱落するこ
となく強固に保持できる。また、基板5からランプ装置
1を取り外す際は、ランプ装置1を取り付けとは反対方
向に強く引き抜くことによって行えばよい。
【0052】そして、上記第一ないし第三の実施の形態
のランプ装置を取り付けた基板は、色彩、文字、数字、
絵図の入った透光板や光拡散板あるいは液晶板などの表
示板の背面に配設されて表示や装飾用あるいは照明用な
どの照明装置として使用される。
【0053】また、上記実施の形態では無口金ランプと
して白熱電球を装着したランプ装置について述べたが、
白熱電球に限らず、放電ランプや発光ダイオードランプ
などを装着したランプ装置であってもよい。
【0054】また、ホルダの外観は長四角形状に限ら
ず、正四角形状や円筒形状などであってもよく、ホルダ
の対向する外側面に沿ってあるいはホルダの底面から突
出して端子金具が設けてあればよい。
【0055】
【発明の効果】請求項1および請求項2の発明によれ
ば、配線板の取り付け用の切欠孔などに単に挿入するこ
とによって装着でき、その着脱が容易であるとともに、
端子金具と配線導体との接触面積が大きくとれるので電
気的な接続を確実にできる。
【0056】また、このランプ装置は、ホルダ外周のつ
まみ部(突部)が不要で、メータ内などの基板へ実装す
る場合に軽量小形化できる。
【0057】請求項3の発明によれば、端子金具と配線
導体とが、強い力での接触がはかれ電気的な接続を確実
にできる。
【0058】請求項4および請求項5の発明によれば、
係止用突片がストッパーとして基板を上下から挟圧した
状態で挟み、ランプ装置の強固な支持と確実な電気的な
接続ができる。
【0059】請求項6の発明によれば、発光源として白
熱電球、放電ランプまたは発光ダイオードランプを使用
できる利点がある。
【0060】請求項7の発明によれば、ランプ装置を基
板に形成した切欠切欠部に容易に取り付け支持させるこ
とができるとともに端子金具と配線導体とが広い面積で
の電気的な接続がはかれるような構成で、ランプ装置の
強固な支持と確実な接続がなされる。
【0061】また、基板からランプ部分が大きく突出す
ることなく各種部品を取り付けた後の基板を薄形化で
き、この基板を実装する表示用や照明用の機器類を小形
化できる利点がある。
【0062】請求項8の発明によれば、プリント配線板
を上下から挟むのではなく、フレキシブルプリント配線
板を基板に形成した切欠部内に折り込みランプ装置の端
子金具と接触させるようにしたので、端子金具の側面部
と配線導体とが広い面積での電気的な接続がはかれる。
【0063】請求項9の発明によれば、基板に設けた切
欠部の壁面に直接に導電体を塗布や貼付して配線導体を
形成したものであっても電気的な接続が確実に行え、ま
た、ランプ装置の取り付け方向は、基板の上下どちらの
面からも容易に行うことができる。
【0064】請求項10の発明によれば、係止用突片が
ストッパーとして基板を上下から挟圧した状態で挟み、
ランプ装置の強固な支持と確実な電気的接続がなされ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ランプ装置の第一の実施の形態を示す斜
視図である。
【図2】基板に図1のランプ装置を取り付ける過程の斜
視図である。
【図3】基板に取り付けられた図1のランプ装置を示す
正面断面図図である。
【図4】本発明ランプ装置の第二の実施の形態を示す斜
視図である。
【図5】本発明ランプ装置の第三の実施の形態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1:ランプ装置 2:ホルダ 21:基体 22:ランプ装着孔 23:リード線挿通孔 24:係止用突片 3:端子金具 31:接触部 34,35:係止用突片 4:ランプ 41:バルブ 42:外部リード線 5:プリント配線基板 51:切欠部 6:フレキシブルプリント配線板 61,62:配線導体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気絶縁性材料で形成したランプ装着孔
    を有する有底筒状のホルダと;このホルダの底壁に形成
    された一対のリード線挿通孔と;上記ホルダの対向する
    外側面に設けられた一対の端子金具と;上記ホルダのラ
    ンプ装着孔内にバルブが装着されるとともにバルブから
    導出したリード線を上記リード線挿通孔を経て上記端子
    金具に接続してなる無口金ランプと;を具備したことを
    特徴とするランプ装置。
  2. 【請求項2】 電気絶縁性材料で形成したランプ装着孔
    を有する有底筒状のホルダと;このホルダの底壁に形成
    された一対のリード線挿通孔と;上記ホルダ内にその一
    部が埋設されるとともにホルダ外にランプ軸に沿って導
    出した一対の端子金具と;上記ホルダのランプ装着孔内
    にバルブが装着されるとともにバルブから導出したリー
    ド線を上記リード線挿通孔を経て上記端子金具に接続し
    てなる無口金ランプと;を具備したことを特徴とするラ
    ンプ装置。
  3. 【請求項3】 端子金具のホルダの外側面に位置する部
    分には、弾性が付与されていることを特徴とする請求項
    1に記載のランプ装置。
  4. 【請求項4】 端子金具に係止用突片が形成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のラン
    プ装置。
  5. 【請求項5】 ホルダに係止用突片が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のランプ
    装置。
  6. 【請求項6】 ランプが白熱電球、放電ランプまたは発
    光ダイオードのいずれかであることを特徴とする請求項
    1ないし請求項5の一に記載のランプ装置。
  7. 【請求項7】 電気絶縁性材料で形成した基板と;この
    基板に形成された切欠部と;この切欠部の壁面に設けら
    れた配線導体と;上記切欠部に装着されるとともにこの
    切欠部の壁面に形成された配線導体に端子金具が接触し
    て電気的な接続がなされる請求項1ないし請求項6の一
    に記載のランプ装置と;を具備したことを特徴とする照
    明装置。
  8. 【請求項8】 配線導体がフレキシブルプリント配線板
    であることを特徴とする請求項7に記載の照明装置。
  9. 【請求項9】 切欠部の壁面に設けられた配線導体に、
    ランプ端子金具の側面部が接触して電気的な接続がなさ
    れていることを特徴とする請求項7に記載の照明装置。
  10. 【請求項10】 基板の上下面に、ホルダまたは端子金
    具に形成した係止用突片が係止されていることを特徴と
    する請求項7に記載の照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009533805A (ja) * 2006-04-14 2009-09-17 インティアー オートモーティヴ インコーポレイテッド 照明器
JP2010230327A (ja) * 2009-03-25 2010-10-14 Denso Corp 計器装置

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