JP3467357B2 - 無口金電球用ソケットおよび無口金電球装置ならびにこれを用いた照明装置 - Google Patents
無口金電球用ソケットおよび無口金電球装置ならびにこれを用いた照明装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板やフ
レキシブル基板などのような回路基板に取り付けるのに
好適な無口金電球用ソケット、およびこのソケットと無
口金電球を組み合わせてなる無口金電球装置、ならびに
この無口金電球装置を回路基板に取り付けれて構成した
照明装置に関する。
レキシブル基板などのような回路基板に取り付けるのに
好適な無口金電球用ソケット、およびこのソケットと無
口金電球を組み合わせてなる無口金電球装置、ならびに
この無口金電球装置を回路基板に取り付けれて構成した
照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車における運転席の計器盤などを照
明する、または表示するための表示用ランプとして無口
金電球が使用されており、この種の無口金電球は専用の
ソケットを用いて計器盤に取付けられる。
明する、または表示するための表示用ランプとして無口
金電球が使用されており、この種の無口金電球は専用の
ソケットを用いて計器盤に取付けられる。
【0003】上記無口金電球用ソケットは、計器盤の裏
側に配置されたプリント回路基板に取付けられるように
なっており、このため従来のソケットは、実公平1−1
9839号公報に記載されている通り、円筒形のソケッ
ト本体を有し、このソケット本体の一端に上記無口金電
球の封止部が挿入されるランプ挿入孔が形成されてい
る。ソケット本体の他端には、その外周にフランジ部が
形成されており、このフランジ部に対し円筒部の外周に
は一対の係止突起が形成されている。これらフランジ部
と係止突起との間で上記回路基板を挾持するようになっ
ている。
側に配置されたプリント回路基板に取付けられるように
なっており、このため従来のソケットは、実公平1−1
9839号公報に記載されている通り、円筒形のソケッ
ト本体を有し、このソケット本体の一端に上記無口金電
球の封止部が挿入されるランプ挿入孔が形成されてい
る。ソケット本体の他端には、その外周にフランジ部が
形成されており、このフランジ部に対し円筒部の外周に
は一対の係止突起が形成されている。これらフランジ部
と係止突起との間で上記回路基板を挾持するようになっ
ている。
【0004】ランプ挿入孔には一対の電気接触片が収容
されており、これら電気接触片はランプ挿入孔に挿入さ
れた無口金電球の封止部を挾持するようになっている。
電気接触片は、上記無口金電球の封止部に添設されたリ
ード線と電気的に接触するようになっているとともに、
上記フランジ部の上面に延びる接続舌片を有している。
上記フランジ部と係止突起とで上記回路基板を挾持した
場合、フランジ部の上面に延びている上記接続舌片が回
路基板の下面に形成した給電端子に接触するようになっ
ている。
されており、これら電気接触片はランプ挿入孔に挿入さ
れた無口金電球の封止部を挾持するようになっている。
電気接触片は、上記無口金電球の封止部に添設されたリ
ード線と電気的に接触するようになっているとともに、
上記フランジ部の上面に延びる接続舌片を有している。
上記フランジ部と係止突起とで上記回路基板を挾持した
場合、フランジ部の上面に延びている上記接続舌片が回
路基板の下面に形成した給電端子に接触するようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造の無口金電球用ソケットは、フランジ部の上面
に延びている接続舌片が回路基板の下面に形成された給
電端子と接触する構造であるため、フランジ部を回路基
板の下面に強く押し付けないと接続舌片と給電端子の接
触圧が不足して安定な通電状態を維持することができな
くなる。このためソケット本体に形成したフランジ部
と、円筒部の外周に形成した一対の係止突起との間で回
路基板を挾持するようになっている。この挾持に際して
は、ソケット本体を回路基板に形成したソケット取付け
孔に差し込み、このとき同時に上記一対の係止突起をソ
ケット取付け孔の内面に形成した逃がし溝を挿通させ、
この状態でソケットを回路基板に対して回動させること
により、上記フランジ部と、上記一対の係止突起との間
で回路基板を機械的に挾持するようになっている。
うな構造の無口金電球用ソケットは、フランジ部の上面
に延びている接続舌片が回路基板の下面に形成された給
電端子と接触する構造であるため、フランジ部を回路基
板の下面に強く押し付けないと接続舌片と給電端子の接
触圧が不足して安定な通電状態を維持することができな
くなる。このためソケット本体に形成したフランジ部
と、円筒部の外周に形成した一対の係止突起との間で回
路基板を挾持するようになっている。この挾持に際して
は、ソケット本体を回路基板に形成したソケット取付け
孔に差し込み、このとき同時に上記一対の係止突起をソ
ケット取付け孔の内面に形成した逃がし溝を挿通させ、
この状態でソケットを回路基板に対して回動させること
により、上記フランジ部と、上記一対の係止突起との間
で回路基板を機械的に挾持するようになっている。
【0006】したがって、このような取付け構造は、ソ
ケットの差込み操作と回動操作を伴うため操作回数が多
く、ソケットの脱着操作が面倒である。そして、この場
合、回動量が不足するとフランジ部と係止突起との間で
回路基板を挾持する姿勢が不安定になり、振動などが加
わるとソケットが離脱し易くなるばかりでなく、接続舌
片と給電端子の接触不良を招く。
ケットの差込み操作と回動操作を伴うため操作回数が多
く、ソケットの脱着操作が面倒である。そして、この場
合、回動量が不足するとフランジ部と係止突起との間で
回路基板を挾持する姿勢が不安定になり、振動などが加
わるとソケットが離脱し易くなるばかりでなく、接続舌
片と給電端子の接触不良を招く。
【0007】さらに、このような構成は、回路基板の下
面にソケット取付け孔の周囲に位置して給電端子を形成
する必要があり、ソケット取付け孔を囲む回路基板の下
面に大きなスペースが必要になる。また、上記のように
ソケットを回動操作するときは、回路基板の取付け部の
周囲に回動を許すためのスペースが必要になる。
面にソケット取付け孔の周囲に位置して給電端子を形成
する必要があり、ソケット取付け孔を囲む回路基板の下
面に大きなスペースが必要になる。また、上記のように
ソケットを回動操作するときは、回路基板の取付け部の
周囲に回動を許すためのスペースが必要になる。
【0008】よって、複数のソケットを近接して配置す
る場合、隣接するソケットや給電端子相互が干渉する心
配があり、これを避けるために隣接するソケットの間隔
を大きく確保しなければならず、設置スペースが大きく
なるという問題もある。
る場合、隣接するソケットや給電端子相互が干渉する心
配があり、これを避けるために隣接するソケットの間隔
を大きく確保しなければならず、設置スペースが大きく
なるという問題もある。
【0009】そこで、ソケットを回動操作することな
く、単にソケット取付け孔に直線的に差し込むだけでこ
のソケットを回路基板に装着することのできるソケット
構造が検討されている。また、同時に回路基板側にはソ
ケット取付け孔の内面に給電端子を形成し、ソケット側
の導電端子がこの給電端子に接触することにより電気的
接続をなすようにした構造が考えられている。
く、単にソケット取付け孔に直線的に差し込むだけでこ
のソケットを回路基板に装着することのできるソケット
構造が検討されている。また、同時に回路基板側にはソ
ケット取付け孔の内面に給電端子を形成し、ソケット側
の導電端子がこの給電端子に接触することにより電気的
接続をなすようにした構造が考えられている。
【0010】しかしながら、既存の回路基板はソケット
取付け孔近傍の基板下面に給電端子が形成された従来タ
イプのものであるため、ソケット取付け孔の内面に形成
した給電端子に接続可能な構造にしたソケットではそれ
専用になってしまい、よって既存の構造の回路基板には
使用できないという問題が生じる。すなわち、既存の構
造の回路基板に取り付けられていた無口金電球用ソケッ
トの交換が必要になって新規なソケットと交換したい場
合、上記研究・検討中のソケットは適用できないという
不具合が生じる。
取付け孔近傍の基板下面に給電端子が形成された従来タ
イプのものであるため、ソケット取付け孔の内面に形成
した給電端子に接続可能な構造にしたソケットではそれ
専用になってしまい、よって既存の構造の回路基板には
使用できないという問題が生じる。すなわち、既存の構
造の回路基板に取り付けられていた無口金電球用ソケッ
トの交換が必要になって新規なソケットと交換したい場
合、上記研究・検討中のソケットは適用できないという
不具合が生じる。
【0011】したがって、本発明は、回動操作を伴うこ
となく回路基板に対して直線的に挿脱して取り付け可能
であるとともに、給電端子がソケット取付け孔の内面に
形成された回路基板であっても、またはソケット取付け
孔近傍の基板下面に形成された既存の回路基板であって
も、いずれの回路基板にも使用可能になる無口金電球用
ソケットおよび無口金電球装置ならびにこれを用いた照
明装置を提供しようとするものである。
となく回路基板に対して直線的に挿脱して取り付け可能
であるとともに、給電端子がソケット取付け孔の内面に
形成された回路基板であっても、またはソケット取付け
孔近傍の基板下面に形成された既存の回路基板であって
も、いずれの回路基板にも使用可能になる無口金電球用
ソケットおよび無口金電球装置ならびにこれを用いた照
明装置を提供しようとするものである。
【0012】
[発明の構成]請求項1の発明は、筒部を有し、この筒
部の一端に無口金電球が挿入されるランプ挿入孔が開口
されるとともにこの筒部の側面にフランジ部が形成され
たソケット本体と;上記筒部に添設された筒側接続片お
よび上記フランジ部に配置されたフランジ側接続片を有
し、上記筒側接続片にこの筒側接続片に対向する給電端
子と接触可能な第1の電源導入接触部が形成されている
とともに上記フランジ側接続片にこのフランジ側接続片
と対向する給電端子と接触可能な第2の電源導入接触部
が形成された導電端子と;を具備したことを特徴とする
無口金電球用ソケットである。
部の一端に無口金電球が挿入されるランプ挿入孔が開口
されるとともにこの筒部の側面にフランジ部が形成され
たソケット本体と;上記筒部に添設された筒側接続片お
よび上記フランジ部に配置されたフランジ側接続片を有
し、上記筒側接続片にこの筒側接続片に対向する給電端
子と接触可能な第1の電源導入接触部が形成されている
とともに上記フランジ側接続片にこのフランジ側接続片
と対向する給電端子と接触可能な第2の電源導入接触部
が形成された導電端子と;を具備したことを特徴とする
無口金電球用ソケットである。
【0013】請求項2の発明は、上記ソケット本体の筒
部には上記筒側接続片の側縁部が筒部の軸方向に沿って
挿入される挿入溝が形成されているとともに、フランジ
部には上記フランジ側接続片が嵌合される嵌合凹部が形
成されていることを特徴とする請求項1に記載の無口金
電球用ソケットである。
部には上記筒側接続片の側縁部が筒部の軸方向に沿って
挿入される挿入溝が形成されているとともに、フランジ
部には上記フランジ側接続片が嵌合される嵌合凹部が形
成されていることを特徴とする請求項1に記載の無口金
電球用ソケットである。
【0014】請求項3の発明は、上記筒側接続片に形成
された第1の電源導入接触部および上記フランジ側接続
片に形成された第2の電源導入接触部は、少なくとも一
方が弾性変形可能な自由端を有していることを特徴とす
る請求項1または請求項2に記載の無口金電球用ソケッ
トである。
された第1の電源導入接触部および上記フランジ側接続
片に形成された第2の電源導入接触部は、少なくとも一
方が弾性変形可能な自由端を有していることを特徴とす
る請求項1または請求項2に記載の無口金電球用ソケッ
トである。
【0015】請求項4の発明は、上記筒側接続片に形成
された第1の電源導入接触部が弾性変形可能な自由端を
有する場合、この自由端は上記第1の電源導入接触部と
筒側接続片との連設部よりもフランジ部に近い位置に設
けられていることを特徴とする請求項3に記載の無口金
電球用ソケットである。
された第1の電源導入接触部が弾性変形可能な自由端を
有する場合、この自由端は上記第1の電源導入接触部と
筒側接続片との連設部よりもフランジ部に近い位置に設
けられていることを特徴とする請求項3に記載の無口金
電球用ソケットである。
【0016】請求項5の発明は、上記ソケット本体の筒
部が回路基板に形成されたソケット取付け孔に挿入され
た場合にフランジ部の上面との間で上記回路基板を挾持
する係止突起が設けられていることを特徴とする請求項
1ないし請求項4のいずれか一に記載の無口金電球用ソ
ケットである。
部が回路基板に形成されたソケット取付け孔に挿入され
た場合にフランジ部の上面との間で上記回路基板を挾持
する係止突起が設けられていることを特徴とする請求項
1ないし請求項4のいずれか一に記載の無口金電球用ソ
ケットである。
【0017】請求項6の発明は、上記係止突起は、上記
ソケット本体に形成されていることを特徴とする請求項
5に記載の無口金電球用ソケットである。請求項7の発
明は、上記係止突起は、上記フランジ部との間で上記回
路基板を挟持するように上記導電端子に形成されている
ことを特徴とする請求項5に記載の無口金電球用ソケッ
トである。
ソケット本体に形成されていることを特徴とする請求項
5に記載の無口金電球用ソケットである。請求項7の発
明は、上記係止突起は、上記フランジ部との間で上記回
路基板を挟持するように上記導電端子に形成されている
ことを特徴とする請求項5に記載の無口金電球用ソケッ
トである。
【0018】請求項8の発明は、上記導電端子には、無
口金電球の封止部が挾持されるとともにこの封止部に添
設されたリード線が電気的に接続される挾持片が形成さ
れていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のい
ずれか一に記載の無口金電球用ソケットである。
口金電球の封止部が挾持されるとともにこの封止部に添
設されたリード線が電気的に接続される挾持片が形成さ
れていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のい
ずれか一に記載の無口金電球用ソケットである。
【0019】請求項9の発明は、請求項1ないし請求項
8のいずれか一に記載の無口金電球用ソケットと;この
ソケットのランプ挿入孔に挿入された無口金電球と;を
具備したことを特徴とする無口金電球装置である。
8のいずれか一に記載の無口金電球用ソケットと;この
ソケットのランプ挿入孔に挿入された無口金電球と;を
具備したことを特徴とする無口金電球装置である。
【0020】請求項10の発明は、上記無口金電球のリ
ード線が上記導電端子に溶接されていることを特徴とす
る請求項9に記載の無口金電球装置である。請求項11
の発明は、請求項8に記載の無口金電球用ソケットと;
このソケットのランプ挿入孔に挿入され、封止部が上記
導電端子の挾持片に挾持されているとともに、この封止
部に添設されているリード線が上記挾持片に電気的に接
続された無口金電球と;を具備したことを特徴とする無
口金電球装置である。
ード線が上記導電端子に溶接されていることを特徴とす
る請求項9に記載の無口金電球装置である。請求項11
の発明は、請求項8に記載の無口金電球用ソケットと;
このソケットのランプ挿入孔に挿入され、封止部が上記
導電端子の挾持片に挾持されているとともに、この封止
部に添設されているリード線が上記挾持片に電気的に接
続された無口金電球と;を具備したことを特徴とする無
口金電球装置である。
【0021】請求項12の発明は、請求項8ないし請求
項10のいずれか一に記載の無口金電球装置と;この無
口金電球装置におけるソケット本体の筒部が挿入される
ソケット取付け孔を有し、このソケット取付け孔の内面
に形成され前記無口金電球用ソケットの第1の電源導入
接触部が接触される第1の給電端子および上記ソケット
取付け孔近傍の下面に形成され前記無口金電球用ソケッ
トの第2の電源導入接触部が接触される第2の給電端子
のうちの少なくとも一方の給電端子を有する回路基板
と;を具備したことを特徴とする照明装置である。
項10のいずれか一に記載の無口金電球装置と;この無
口金電球装置におけるソケット本体の筒部が挿入される
ソケット取付け孔を有し、このソケット取付け孔の内面
に形成され前記無口金電球用ソケットの第1の電源導入
接触部が接触される第1の給電端子および上記ソケット
取付け孔近傍の下面に形成され前記無口金電球用ソケッ
トの第2の電源導入接触部が接触される第2の給電端子
のうちの少なくとも一方の給電端子を有する回路基板
と;を具備したことを特徴とする照明装置である。
【0022】[作用]請求項1の発明によれば、ソケッ
ト本体を回路基板に形成したソケット取付け孔に挿入す
ると、この回路基板がソケット取付け孔の内面に第1の
給電端子を形成してある場合は、導電端子の筒側接続片
に形成した第1の電源導入接触部が上記第1の給電端子
と接触し、また回路基板がソケット取付け孔の近傍の下
面に第2の給電端子を形成してある場合は、導電端子の
フランジ側接続片に形成した第2の電源導入接触部が上
記第2の給電端子に接触する。
ト本体を回路基板に形成したソケット取付け孔に挿入す
ると、この回路基板がソケット取付け孔の内面に第1の
給電端子を形成してある場合は、導電端子の筒側接続片
に形成した第1の電源導入接触部が上記第1の給電端子
と接触し、また回路基板がソケット取付け孔の近傍の下
面に第2の給電端子を形成してある場合は、導電端子の
フランジ側接続片に形成した第2の電源導入接触部が上
記第2の給電端子に接触する。
【0023】したがって、回路基板の給電端子が、ソケ
ット取付け孔の内面に形成されている場合(第1の給電
端子)および回路基板の下面に形成されている場合(第
2の給電端子)のいずれの場合であっても、ソケット本
体を回路基板のソケット取付け孔に直線的に挿入するこ
とにより、いずれか一方の電源導入接触部がこれに対向
する一方の給電端子に接触することになる。
ット取付け孔の内面に形成されている場合(第1の給電
端子)および回路基板の下面に形成されている場合(第
2の給電端子)のいずれの場合であっても、ソケット本
体を回路基板のソケット取付け孔に直線的に挿入するこ
とにより、いずれか一方の電源導入接触部がこれに対向
する一方の給電端子に接触することになる。
【0024】よって、ソケット本体を回路基板のソケッ
ト取付け孔に単に直線的に挿入するだけでよく、挿脱の
作業性がよくなり、回動のためのスペースも不要にな
る。請求項2の発明によれば、ソケット本体の筒部に形
成した挿入溝に上記筒側接続片の側縁部が筒部の軸方向
に沿って挿入されるとともに、フランジ部に形成した嵌
合凹部に上記フランジ側接続片が嵌合されるから、導電
端子をソケット本体に対して確実に固定することができ
る。
ト取付け孔に単に直線的に挿入するだけでよく、挿脱の
作業性がよくなり、回動のためのスペースも不要にな
る。請求項2の発明によれば、ソケット本体の筒部に形
成した挿入溝に上記筒側接続片の側縁部が筒部の軸方向
に沿って挿入されるとともに、フランジ部に形成した嵌
合凹部に上記フランジ側接続片が嵌合されるから、導電
端子をソケット本体に対して確実に固定することができ
る。
【0025】請求項3の発明によれば、筒側接続片に形
成された第1の電源導入接触部およびフランジ側接続片
に形成された第2の電源導入接触部は、少なくとも一方
が弾性変形可能な自由端を有しているから、これら電源
導入接触部の自由端部で回路基板側の給電端子と弾接す
るようになり、高い接触圧が得られる。
成された第1の電源導入接触部およびフランジ側接続片
に形成された第2の電源導入接触部は、少なくとも一方
が弾性変形可能な自由端を有しているから、これら電源
導入接触部の自由端部で回路基板側の給電端子と弾接す
るようになり、高い接触圧が得られる。
【0026】請求項4の発明によれば、筒側接続片に形
成された第1の電源導入接触部の自由端がこの電源導入
接触部と筒側接続片との連設部よりもフランジ部に近い
位置に設けられているから、ソケット本体を回路基板の
ソケット取付け孔に挿入する場合、上記第1の電源導入
接触部の自由端が挿入方向の後向きになり、この自由端
が回路基板のソケット取付け孔の内面に引っ掛かる心配
がない。
成された第1の電源導入接触部の自由端がこの電源導入
接触部と筒側接続片との連設部よりもフランジ部に近い
位置に設けられているから、ソケット本体を回路基板の
ソケット取付け孔に挿入する場合、上記第1の電源導入
接触部の自由端が挿入方向の後向きになり、この自由端
が回路基板のソケット取付け孔の内面に引っ掛かる心配
がない。
【0027】請求項5の発明によれば、ソケット本体を
回路基板のソケット取付け孔に挿入した場合に係止突起
が弾性変形してこのソケット取付け孔を通過し、この係
止突起が弾性復帰してフランジ部の上面との間で回路基
板を挾持する。したがってソケットを直線的に挿入する
だけで回路基板に取付けることができ、このことから、
ソケットを回動させる必要がなく、操作性がよいととも
に、回路基板側に大きなスペースを確保しておく必要が
ない。
回路基板のソケット取付け孔に挿入した場合に係止突起
が弾性変形してこのソケット取付け孔を通過し、この係
止突起が弾性復帰してフランジ部の上面との間で回路基
板を挾持する。したがってソケットを直線的に挿入する
だけで回路基板に取付けることができ、このことから、
ソケットを回動させる必要がなく、操作性がよいととも
に、回路基板側に大きなスペースを確保しておく必要が
ない。
【0028】請求項6の発明によれば、係止突起がソケ
ット本体に形成されているから、この係止突起とフラン
ジ部との間で回路基板を挾持することができ、固定強度
を高くすることができる。
ット本体に形成されているから、この係止突起とフラン
ジ部との間で回路基板を挾持することができ、固定強度
を高くすることができる。
【0029】請求項7の発明によれば、係止突起がフラ
ンジ部との間で回路基板を挟持するように導電端子に形
成されているから、ソケット本体に格別な成形が不要で
あり、ソケット本体の型成形が容易になる。
ンジ部との間で回路基板を挟持するように導電端子に形
成されているから、ソケット本体に格別な成形が不要で
あり、ソケット本体の型成形が容易になる。
【0030】請求項8の発明によれば、無口金電球の封
止部が導電端子に形成した挾持片により挾持されるとと
もに、これによりリード線も挾持片に接続されるから、
ソケット本体に対し無口金電球のみを挿脱することがで
きる。
止部が導電端子に形成した挾持片により挾持されるとと
もに、これによりリード線も挾持片に接続されるから、
ソケット本体に対し無口金電球のみを挿脱することがで
きる。
【0031】請求項9の発明によれば、無口金電球が装
着されたソケット本体を回動することなく回路基板側に
機械的および電気的に連結して取り付けることができ
る。請求項10の発明によれば、無口金電球のリード線
が導電端子に半田付けなどで溶接されているから無口金
電球と導電端子が一体化され、無口金電球が外れる心配
がない。
着されたソケット本体を回動することなく回路基板側に
機械的および電気的に連結して取り付けることができ
る。請求項10の発明によれば、無口金電球のリード線
が導電端子に半田付けなどで溶接されているから無口金
電球と導電端子が一体化され、無口金電球が外れる心配
がない。
【0032】請求項11の発明によれば、無口金電球の
封止部が導電端子に形成した挾持片により挾持されると
ともに、これによりリード線も挾持片に接続されるか
ら、無口金電球が点灯不能になった場合、無口金電球の
みを交換することができる。請求項12の発明によれ
ば、請求項8ないし請求項10に記載された無口金電球
装置の利点を生かした照明装置を提供することができ
る。
封止部が導電端子に形成した挾持片により挾持されると
ともに、これによりリード線も挾持片に接続されるか
ら、無口金電球が点灯不能になった場合、無口金電球の
みを交換することができる。請求項12の発明によれ
ば、請求項8ないし請求項10に記載された無口金電球
装置の利点を生かした照明装置を提供することができ
る。
【0033】
【発明の実施の態様】以下本発明について、図1ないし
図6に示す第1の実施例にもとづき説明する。図におい
て、1は無口金電球、10は無口金電球用ソケットであ
り、これら無口金電球1とソケット10が組み合わされ
て無口金電球装置が構成されている。
図6に示す第1の実施例にもとづき説明する。図におい
て、1は無口金電球、10は無口金電球用ソケットであ
り、これら無口金電球1とソケット10が組み合わされ
て無口金電球装置が構成されている。
【0034】無口金電球1は、軟質ガラスからなるバル
ブ2内にフィラメント3が収容されている。バルブ2の
一端には圧潰封止部4が形成されており、上記フィラメ
ント3に接続された一対のリード線5,5が上記圧潰封
止部4を気密に貫通してこの圧潰封止部4の端面から外
部に導出されている。
ブ2内にフィラメント3が収容されている。バルブ2の
一端には圧潰封止部4が形成されており、上記フィラメ
ント3に接続された一対のリード線5,5が上記圧潰封
止部4を気密に貫通してこの圧潰封止部4の端面から外
部に導出されている。
【0035】無口金電球用ソケット10は、ナイロンな
どのような合成樹脂からなる絶縁体にて形成されたソケ
ット本体11と、銅−ニッケル合金などのような導電性
プレートから形成された一対の導電端子30,30とで
構成されている。ソケット本体11は、略四角形をなす
筒部12と、この外周に形成されたフランジ部13を備
えており、筒部12の一端には上方に開口されたランプ
挿入孔14が形成されている。また、ソケット本体11
の他端には、上記フランジ部13よりも下方に突出した
把持部15が形成されている。把持部15は端面が閉塞
されており、かつ例えば矩形をなしている。
どのような合成樹脂からなる絶縁体にて形成されたソケ
ット本体11と、銅−ニッケル合金などのような導電性
プレートから形成された一対の導電端子30,30とで
構成されている。ソケット本体11は、略四角形をなす
筒部12と、この外周に形成されたフランジ部13を備
えており、筒部12の一端には上方に開口されたランプ
挿入孔14が形成されている。また、ソケット本体11
の他端には、上記フランジ部13よりも下方に突出した
把持部15が形成されている。把持部15は端面が閉塞
されており、かつ例えば矩形をなしている。
【0036】筒部12の側壁には180°対向する位置
に、係止突起16,16が形成されている。これら係止
突起16,16は先端部に引掛け爪17,17を有して
おり、これら引掛け爪17,17と前記フランジ部13
との間で回路基板を挾持するようになっている。本例の
係止突起16,16は上記把持部15から上方に立設さ
れており、上端部がソケット本体11の中心線と直交す
る方向へ自由に弾性変形できるようになっている。
に、係止突起16,16が形成されている。これら係止
突起16,16は先端部に引掛け爪17,17を有して
おり、これら引掛け爪17,17と前記フランジ部13
との間で回路基板を挾持するようになっている。本例の
係止突起16,16は上記把持部15から上方に立設さ
れており、上端部がソケット本体11の中心線と直交す
る方向へ自由に弾性変形できるようになっている。
【0037】また、上記筒部12の側壁には、上記一対
の係止突起16,16と交差する方向に位置して、導電
端子取付け用の開口部18,18が形成されている。こ
れら端子取り付け用の開口部18,18は筒部12の内
外を導通させるようになっており、この開口部18,1
8の側面にはソケット本体11の中心線に沿う挿入溝1
9,19が形成されている。
の係止突起16,16と交差する方向に位置して、導電
端子取付け用の開口部18,18が形成されている。こ
れら端子取り付け用の開口部18,18は筒部12の内
外を導通させるようになっており、この開口部18,1
8の側面にはソケット本体11の中心線に沿う挿入溝1
9,19が形成されている。
【0038】そして、これら開口部18,18と対向し
て前記フランジ部13には、径方向に沿って嵌合凹部2
0,20が形成されている。これら嵌合凹部20,20
はフランジ部13の上下面に亘って開口した溝形状をな
しており、側面には段部21,21が形成されている。
て前記フランジ部13には、径方向に沿って嵌合凹部2
0,20が形成されている。これら嵌合凹部20,20
はフランジ部13の上下面に亘って開口した溝形状をな
しており、側面には段部21,21が形成されている。
【0039】上記導電端子取付け用の開口部18,18
には前記導電端子30,30が取り付けられている。導
電端子30は、上記フランジ部13に設置されるフラン
ジ側接続片31と、このフランジ側接続片31から折り
曲げられて起立され上記開口部18に取り付けられた筒
側接続片32を有している。
には前記導電端子30,30が取り付けられている。導
電端子30は、上記フランジ部13に設置されるフラン
ジ側接続片31と、このフランジ側接続片31から折り
曲げられて起立され上記開口部18に取り付けられた筒
側接続片32を有している。
【0040】フランジ側接続片31は上記フランジ部1
3の嵌合凹部20に嵌め込まれ、両側縁が段部21,2
1に支承されるようになっている。そして、このフラン
ジ側接続片31の下面には、前記無口金電球1のリード
線5が添設され、半田付けまたはスポット溶接などの手
段で接合されている。すなわち、無口金電球1をソケッ
ト本体11のランプ挿入孔14に挿入すると、圧潰封止
部4がソケット本体11の把持部15に差し込まれるよ
うになり、このとき圧潰封止部4から導出されているリ
ード線5,5を上記フランジ部13の嵌合凹部20,2
0に導き出す。このようなリード線5は、上記したよう
にフランジ側接続片31の下面に半田付けまたはスポッ
ト溶接などの手段で接合されるようになっている。
3の嵌合凹部20に嵌め込まれ、両側縁が段部21,2
1に支承されるようになっている。そして、このフラン
ジ側接続片31の下面には、前記無口金電球1のリード
線5が添設され、半田付けまたはスポット溶接などの手
段で接合されている。すなわち、無口金電球1をソケッ
ト本体11のランプ挿入孔14に挿入すると、圧潰封止
部4がソケット本体11の把持部15に差し込まれるよ
うになり、このとき圧潰封止部4から導出されているリ
ード線5,5を上記フランジ部13の嵌合凹部20,2
0に導き出す。このようなリード線5は、上記したよう
にフランジ側接続片31の下面に半田付けまたはスポッ
ト溶接などの手段で接合されるようになっている。
【0041】上記フランジ側接続片31から延びる筒側
接続片32は、その両側縁がソケット本体11の導電端
子取付け用開口部18に形成した上下方向に伸びる挿入
溝19,19に嵌め込まれており、これにより筒側接続
片32はソケット本体11に係止されている。この場
合、筒側接続片32の両側縁には係止舌片32a,32
aが形成されており、これら係止舌片32a,32aが
ソケット本体11に引っ掛かって筒側接続片32が上方
に抜け出さないようになっている。よって、筒側接続片
32はソケット本体11に係止されるようになり、この
ことから実質的に導電端子30がソケット本体11に固
定される。
接続片32は、その両側縁がソケット本体11の導電端
子取付け用開口部18に形成した上下方向に伸びる挿入
溝19,19に嵌め込まれており、これにより筒側接続
片32はソケット本体11に係止されている。この場
合、筒側接続片32の両側縁には係止舌片32a,32
aが形成されており、これら係止舌片32a,32aが
ソケット本体11に引っ掛かって筒側接続片32が上方
に抜け出さないようになっている。よって、筒側接続片
32はソケット本体11に係止されるようになり、この
ことから実質的に導電端子30がソケット本体11に固
定される。
【0042】上記筒側接続片32には、第1の電源導入
接触部33が形成されている。この電源導入接触部33
は上記筒側接続片32に連設されて弾性変形可能になっ
ている。本実施例の場合、上記筒側接続片32の略中央
部を外側に向けて切り起こし、この切り起こし舌片によ
り第1の電源導入接触部33が形成されている。この第
1の電源導入接触片33は上端で筒側接続片32と一体
に連続しており、下端が自由端となっている。つまり第
1の電源導入接触部33の自由端33aは、この第1の
電源導入接触部33と筒側接続片32との連設部よりも
フランジ部13に近い位置に設けられており、この自由
端33aは、上記ソケット本体11の中心線と垂直な方
向へ、つまり筒部12の径方向に(内外方向に)弾性変
形可能となっている。自由状態では第1の電源導入接触
部33が筒部12の外郭線よりも外方の突出している。
なお、この第1の電源導入接触部33には、さらに外方
へ突出する図示しない接触突子を一体に形成してもよ
い。
接触部33が形成されている。この電源導入接触部33
は上記筒側接続片32に連設されて弾性変形可能になっ
ている。本実施例の場合、上記筒側接続片32の略中央
部を外側に向けて切り起こし、この切り起こし舌片によ
り第1の電源導入接触部33が形成されている。この第
1の電源導入接触片33は上端で筒側接続片32と一体
に連続しており、下端が自由端となっている。つまり第
1の電源導入接触部33の自由端33aは、この第1の
電源導入接触部33と筒側接続片32との連設部よりも
フランジ部13に近い位置に設けられており、この自由
端33aは、上記ソケット本体11の中心線と垂直な方
向へ、つまり筒部12の径方向に(内外方向に)弾性変
形可能となっている。自由状態では第1の電源導入接触
部33が筒部12の外郭線よりも外方の突出している。
なお、この第1の電源導入接触部33には、さらに外方
へ突出する図示しない接触突子を一体に形成してもよ
い。
【0043】一方、前記フランジ側接続片31には第2
の電源導入接触部34が形成されている。この第2の電
源導入接触部34は上記フランジ側接続片31に連設さ
れて弾性変形可能になっている。本実施例の場合、上記
フランジ側接続片31の略中央部を上側に向けて切り起
こし、この切り起こし舌片により上記第2の電源導入接
触部34が形成されている。この第2の電源導入接触部
34は外側端部でフランジ側接続片31と一体に連続し
ており、内側端部が自由端となっている。つまり、この
第2の電源導入接触部34の自由端34aは、この第2
の電源導入接触部34とフランジ側接続片31との連設
部よりも筒部12に近い位置に設けられており、この自
由端34aは、上記ソケット本体11の中心線に沿う方
向へ、つまり上下方向へ弾性変形可能となっている。自
由状態ではこの第2の電源導入接触部34の先端がフラ
ンジ部13の上面よりも上方に突出するようになってい
る。なお、第2の電源導入接触部34にも、さらに上方
へ突出する図示しない接触突子を一体に形成してもよ
い。
の電源導入接触部34が形成されている。この第2の電
源導入接触部34は上記フランジ側接続片31に連設さ
れて弾性変形可能になっている。本実施例の場合、上記
フランジ側接続片31の略中央部を上側に向けて切り起
こし、この切り起こし舌片により上記第2の電源導入接
触部34が形成されている。この第2の電源導入接触部
34は外側端部でフランジ側接続片31と一体に連続し
ており、内側端部が自由端となっている。つまり、この
第2の電源導入接触部34の自由端34aは、この第2
の電源導入接触部34とフランジ側接続片31との連設
部よりも筒部12に近い位置に設けられており、この自
由端34aは、上記ソケット本体11の中心線に沿う方
向へ、つまり上下方向へ弾性変形可能となっている。自
由状態ではこの第2の電源導入接触部34の先端がフラ
ンジ部13の上面よりも上方に突出するようになってい
る。なお、第2の電源導入接触部34にも、さらに上方
へ突出する図示しない接触突子を一体に形成してもよ
い。
【0044】図1にはプリント回路基板40が示されて
おり、このプリント回路基板40はソケット本体11の
筒部12が挿入されるソケット取付け孔41を有してい
る。このソケット取付け孔41の互いに対向する位置の
内面には、上記ソケット10の係止突起16,16が挿
通される切欠溝42,42が設けられている。さらに、
これら切欠溝42,42と交差する方向の内面には、筒
側接続片32に形成した第1の電源導入接触部34が摺
接する案内溝43,43が形成されており、これら案内
溝43,43の内面には第1の給電端子44,44が形
成されている。これら第1の給電端子44,44は、プ
リント回路基板40の下面に形成された図示しないプリ
ント配線に接続されており、このプリント配線を通じて
電源に接続されている。
おり、このプリント回路基板40はソケット本体11の
筒部12が挿入されるソケット取付け孔41を有してい
る。このソケット取付け孔41の互いに対向する位置の
内面には、上記ソケット10の係止突起16,16が挿
通される切欠溝42,42が設けられている。さらに、
これら切欠溝42,42と交差する方向の内面には、筒
側接続片32に形成した第1の電源導入接触部34が摺
接する案内溝43,43が形成されており、これら案内
溝43,43の内面には第1の給電端子44,44が形
成されている。これら第1の給電端子44,44は、プ
リント回路基板40の下面に形成された図示しないプリ
ント配線に接続されており、このプリント配線を通じて
電源に接続されている。
【0045】また、従来の既存のプリント基板などの場
合は、図3および図5に示すように、プリト回路基板4
0の下面に上記ソケット取付け孔41の周辺に近接して
第2の給電端子45,45が形成されている。
合は、図3および図5に示すように、プリト回路基板4
0の下面に上記ソケット取付け孔41の周辺に近接して
第2の給電端子45,45が形成されている。
【0046】このように形成された無口金電球装置の作
用を説明する。無口金電球装置を組み立てるには、まず
無口金電球1を、その圧潰封止部4側からソケット本体
11のランプ挿入孔14に差込み、圧潰封止部4を把持
部15の内部まで挿入する。このときリード線5,5
を、フランジ部13に形成した嵌合凹部20、20に導
き出す。
用を説明する。無口金電球装置を組み立てるには、まず
無口金電球1を、その圧潰封止部4側からソケット本体
11のランプ挿入孔14に差込み、圧潰封止部4を把持
部15の内部まで挿入する。このときリード線5,5
を、フランジ部13に形成した嵌合凹部20、20に導
き出す。
【0047】次に、導電端子30,30をソケット本体
11に取り付ける。導電端子30,30は、その筒側接
続片32の両側縁を、ソケット本体11の端子取付け用
開口部18に形成した挿入溝19,19に上方から嵌め
込み、この挿入溝19,19に沿って押し込む。この押
し下げは、この筒側接続片32の下端に折り曲げて形成
されているフランジ側接続片31がフランジ部13の嵌
合凹部20に嵌め込まれ、かつその側縁が段部21,2
1に支承され位置まで押し込む。これにより筒側接続片
32の両側縁に形成されている係止舌片32a,32a
がソケット本体11に引っ引っ掛かり、よって上がり片
32は上方に抜け出るのが阻止される。このことから、
導電端子30,30はソケット本体11に固定される。
11に取り付ける。導電端子30,30は、その筒側接
続片32の両側縁を、ソケット本体11の端子取付け用
開口部18に形成した挿入溝19,19に上方から嵌め
込み、この挿入溝19,19に沿って押し込む。この押
し下げは、この筒側接続片32の下端に折り曲げて形成
されているフランジ側接続片31がフランジ部13の嵌
合凹部20に嵌め込まれ、かつその側縁が段部21,2
1に支承され位置まで押し込む。これにより筒側接続片
32の両側縁に形成されている係止舌片32a,32a
がソケット本体11に引っ引っ掛かり、よって上がり片
32は上方に抜け出るのが阻止される。このことから、
導電端子30,30はソケット本体11に固定される。
【0048】この状態で、上記フランジ部13の嵌合凹
部20に嵌め込まれフランジ側接続片31の下面に無口
金電球1から導かれたリード線5を添設させ、これらを
半田またはスポット溶接にて接合する。
部20に嵌め込まれフランジ側接続片31の下面に無口
金電球1から導かれたリード線5を添設させ、これらを
半田またはスポット溶接にて接合する。
【0049】これにより導電端子30,30がソケット
本体11に固定されるとともに、無口金電球1と導電端
子30,30が電気的に接続され、無口金電球1がソケ
ット本体11から抜け出ることなく取着されることにな
る。
本体11に固定されるとともに、無口金電球1と導電端
子30,30が電気的に接続され、無口金電球1がソケ
ット本体11から抜け出ることなく取着されることにな
る。
【0050】すなわち、このようにして無口金電球1は
ソケット10に一体的に組み付けられるようになり、し
たがって無口金電球装置が完成する。この無口金電球装
置は、プリント回路基板40に取り付けられる。この取
り付けに際しては、ソケット本体11に形成した係止突
起16,16を回路基板40の切欠溝42,42に対向
させ、この無口金電球装置をソケット取付け孔41に差
し込む。すると、上記係止突起16,16が回路基板4
0の切欠溝42,42の内面に接触して弾性変形し、こ
の状態で引掛け爪17,17が切欠溝42,42の内面
に摺動して取り付け孔41を通過する。引掛け爪17,
17の先端が回路基板40の上面に貫通すると、係止突
起16,16が弾性復帰し、引掛け爪17,17が回路
基板40の上面に係止する。
ソケット10に一体的に組み付けられるようになり、し
たがって無口金電球装置が完成する。この無口金電球装
置は、プリント回路基板40に取り付けられる。この取
り付けに際しては、ソケット本体11に形成した係止突
起16,16を回路基板40の切欠溝42,42に対向
させ、この無口金電球装置をソケット取付け孔41に差
し込む。すると、上記係止突起16,16が回路基板4
0の切欠溝42,42の内面に接触して弾性変形し、こ
の状態で引掛け爪17,17が切欠溝42,42の内面
に摺動して取り付け孔41を通過する。引掛け爪17,
17の先端が回路基板40の上面に貫通すると、係止突
起16,16が弾性復帰し、引掛け爪17,17が回路
基板40の上面に係止する。
【0051】したがって、引掛け爪17,17とフラン
ジ部13との間でプリント回路基板40を挾むようにな
り、無口金電球装置はプリント回路基板40に機械的に
固定される。なお、この場合、係止突起16,16が切
欠溝42,42に嵌まり込んでいるから無口金電球装置
の回動が阻止される。
ジ部13との間でプリント回路基板40を挾むようにな
り、無口金電球装置はプリント回路基板40に機械的に
固定される。なお、この場合、係止突起16,16が切
欠溝42,42に嵌まり込んでいるから無口金電球装置
の回動が阻止される。
【0052】一方、上記のようにして無口金電球装置を
プリント回路基板40のソケット取付け孔41に差し込
むと、ソケット本体11の筒部12よりも外に張り出し
ている第1の電源導入接触部33,33が案内溝43,
43に進入し、案内溝43,43の内面に形成された第
1の給電端子44,44と摺接する。挿入が進むに応じ
て第1の電源導入接触部33,33は第1の給電端子4
4,44に押され、よってこれら電源導入接触部33,
33は弾性変形する。
プリント回路基板40のソケット取付け孔41に差し込
むと、ソケット本体11の筒部12よりも外に張り出し
ている第1の電源導入接触部33,33が案内溝43,
43に進入し、案内溝43,43の内面に形成された第
1の給電端子44,44と摺接する。挿入が進むに応じ
て第1の電源導入接触部33,33は第1の給電端子4
4,44に押され、よってこれら電源導入接触部33,
33は弾性変形する。
【0053】そして、上記したように引掛け爪17,1
7とフランジ部13との間でプリント回路基板40を挾
んだ状態になると、第1の電源導入接触部33,33が
第1の給電端子44,44に所定の接触圧で接触する。
これにより、回路基板40と無口金電球装置が電気的に
接続されるようになる。
7とフランジ部13との間でプリント回路基板40を挾
んだ状態になると、第1の電源導入接触部33,33が
第1の給電端子44,44に所定の接触圧で接触する。
これにより、回路基板40と無口金電球装置が電気的に
接続されるようになる。
【0054】この状態では、電源がプリント回路基板4
0の下面に形成された図示しないプリント配線、上記第
1の給電端子44,44、第1の電源導入接触部33,
33、筒側接続片32,32、フランジ側接続片31,
31、無口金電球1のリード線5,5を介して無口金電
球1のフィラメント3に接続される。
0の下面に形成された図示しないプリント配線、上記第
1の給電端子44,44、第1の電源導入接触部33,
33、筒側接続片32,32、フランジ側接続片31,
31、無口金電球1のリード線5,5を介して無口金電
球1のフィラメント3に接続される。
【0055】このような構成においては、ソケット本体
11を回路基板40のソケット取付け孔41に挿入した
場合、導電端子30,30の第1の電源導入接触部3
3,33が回路基板40のソケット取付け孔41内面に
形成された第1の給電端子44,44と接触する。した
がって、回路基板40のソケット取付け孔41内面で電
気的な接続がなされるようになり、第1の電源導入接触
部33,33と第1の給電端子44,44が大きな接触
圧で接触するようになる。
11を回路基板40のソケット取付け孔41に挿入した
場合、導電端子30,30の第1の電源導入接触部3
3,33が回路基板40のソケット取付け孔41内面に
形成された第1の給電端子44,44と接触する。した
がって、回路基板40のソケット取付け孔41内面で電
気的な接続がなされるようになり、第1の電源導入接触
部33,33と第1の給電端子44,44が大きな接触
圧で接触するようになる。
【0056】また、この場合は、第1の給電端子44,
44はソケット取付け孔41の内面に形成されるから、
回路基板40の下面にソケット取付け孔41を囲うよう
な給電端子、つまり第2の給電端子45,45を配置す
る必要がなく、大きなスペースは要らなくなる。
44はソケット取付け孔41の内面に形成されるから、
回路基板40の下面にソケット取付け孔41を囲うよう
な給電端子、つまり第2の給電端子45,45を配置す
る必要がなく、大きなスペースは要らなくなる。
【0057】そして、上記のような無口金電球装置をプ
リント回路基板40に取り付ける場合、無口金電球装置
をソケット取付け孔41に対向させ、真っ直ぐに差し込
むだけで係止突起16,16が弾性変形することでプリ
ント回路基板40に取り付けることができる。また、同
時に、導電端子30,30の第1の電源導入接触部3
3,33が案内溝43,43に進入して第1の給電端子
44,44と電気的に接続される。したがって、従来の
ように、無口金電球装置を差し込んだ後で回すなどの操
作が不要であり、取り付け作業が容易になる。
リント回路基板40に取り付ける場合、無口金電球装置
をソケット取付け孔41に対向させ、真っ直ぐに差し込
むだけで係止突起16,16が弾性変形することでプリ
ント回路基板40に取り付けることができる。また、同
時に、導電端子30,30の第1の電源導入接触部3
3,33が案内溝43,43に進入して第1の給電端子
44,44と電気的に接続される。したがって、従来の
ように、無口金電球装置を差し込んだ後で回すなどの操
作が不要であり、取り付け作業が容易になる。
【0058】また、回動操作が不要であることから、回
動を許すためのスペースが不要であり、複数の無口金電
球装置を近接して配置する場合などには隣接する無口金
電球装置が相互に干渉する等の不具合がなくなり、無口
金電球装置相互を接近して配置することもでき、設置ス
ペースを小さくすることができる。
動を許すためのスペースが不要であり、複数の無口金電
球装置を近接して配置する場合などには隣接する無口金
電球装置が相互に干渉する等の不具合がなくなり、無口
金電球装置相互を接近して配置することもでき、設置ス
ペースを小さくすることができる。
【0059】そして、上記実施例の場合、導電端子3
0,30は、その筒側接続片32をソケット本体11の
開口部18に形成した挿入溝19,19に嵌め込むこと
でソケット本体11に固定されているから、導電端子3
0,30の取り付けが容易である。また、筒側接続片3
2の下端に形成されているフランジ側接続片31とラン
プ側のリード線5をフランジ部13に設けた上下面が開
放されている嵌合凹部20内で接合したから、両者の半
田付けまたはスポット溶接などの接合が外部からの操作
で行え、接合作業がやり易くなる。
0,30は、その筒側接続片32をソケット本体11の
開口部18に形成した挿入溝19,19に嵌め込むこと
でソケット本体11に固定されているから、導電端子3
0,30の取り付けが容易である。また、筒側接続片3
2の下端に形成されているフランジ側接続片31とラン
プ側のリード線5をフランジ部13に設けた上下面が開
放されている嵌合凹部20内で接合したから、両者の半
田付けまたはスポット溶接などの接合が外部からの操作
で行え、接合作業がやり易くなる。
【0060】さらに、第1の電源導入接触部33の自由
端33aがこの電源導入接触部33と筒側接続片32と
の連設部よりもフランジ部13に近い位置に設けられて
いるから、ソケット10を回路基板40のソケット取付
け孔41に挿入する場合、上記電源導入接触部33の自
由端33aが挿入方向の後向きになり、この自由端33
aがソケット取付け孔41の内面に引っ掛かる心配がな
い。
端33aがこの電源導入接触部33と筒側接続片32と
の連設部よりもフランジ部13に近い位置に設けられて
いるから、ソケット10を回路基板40のソケット取付
け孔41に挿入する場合、上記電源導入接触部33の自
由端33aが挿入方向の後向きになり、この自由端33
aがソケット取付け孔41の内面に引っ掛かる心配がな
い。
【0061】また、第1の電源導入接触部33の自由端
33aが、図5で示す矢印のように、ソケット本体11
の中心線と垂直な方向に移動可能であるから、第1の電
源導入接触部33,33が第1の給電端子44,44に
大きな接触圧で接触し、良好な通電状態を維持すること
ができる。
33aが、図5で示す矢印のように、ソケット本体11
の中心線と垂直な方向に移動可能であるから、第1の電
源導入接触部33,33が第1の給電端子44,44に
大きな接触圧で接触し、良好な通電状態を維持すること
ができる。
【0062】そしてまた、従来の既存のプリント回路基
板などの場合は、図3および図5に示すように、回路基
板40の下面に、ソケット取付け孔41の周辺に近接し
て第2の給電端子45,45が形成されている。このよ
うな回路基板40に対しても上記無口金電球装置を取り
付けることができる。
板などの場合は、図3および図5に示すように、回路基
板40の下面に、ソケット取付け孔41の周辺に近接し
て第2の給電端子45,45が形成されている。このよ
うな回路基板40に対しても上記無口金電球装置を取り
付けることができる。
【0063】すなわち、下面に第2の給電端子45,4
5が下面に形成されている回路基板40の場合は、上記
無口金電球装置をプリント回路基板40のソケット取付
け孔41に差し込むと、上記の場合と同様に、引掛け爪
17,17とフランジ部13との間でプリント回路基板
40を挾持する。この場合、ソケット本体11のフラン
ジ部13から上面に突出されている第2の電源導入接触
部34,34が回路基板40の下面に形成されている第
2の給電端子45,45に所定の接触圧で接触する。こ
れにより、回路基板40と無口金電球装置が電気的に接
続されるようになる。
5が下面に形成されている回路基板40の場合は、上記
無口金電球装置をプリント回路基板40のソケット取付
け孔41に差し込むと、上記の場合と同様に、引掛け爪
17,17とフランジ部13との間でプリント回路基板
40を挾持する。この場合、ソケット本体11のフラン
ジ部13から上面に突出されている第2の電源導入接触
部34,34が回路基板40の下面に形成されている第
2の給電端子45,45に所定の接触圧で接触する。こ
れにより、回路基板40と無口金電球装置が電気的に接
続されるようになる。
【0064】この状態では、電源がプリント回路基板4
0の下面に形成された上記第2の給電端子45,45、
第2の電源導入接触部34,34、フランジ側接続片3
1,31、無口金電球1のリード線5,5を介してフィ
ラメント3に接続される。
0の下面に形成された上記第2の給電端子45,45、
第2の電源導入接触部34,34、フランジ側接続片3
1,31、無口金電球1のリード線5,5を介してフィ
ラメント3に接続される。
【0065】このような場合も、無口金電球装置をソケ
ット取付け孔41に対向させ、真っ直ぐに差し込むだけ
で係止突起16,16が弾性変形するからプリント回路
基板40に取り付けることができ、かつ同時に、導電端
子30,30の第2の電源導入接触部34,34が基板
の下面に形成されている第2の給電端子45,45と電
気的に接続されるから、従来のように、無口金電球装置
を差し込んだ後で回すなどの操作が不要であり、取り付
け作業が容易になる。
ット取付け孔41に対向させ、真っ直ぐに差し込むだけ
で係止突起16,16が弾性変形するからプリント回路
基板40に取り付けることができ、かつ同時に、導電端
子30,30の第2の電源導入接触部34,34が基板
の下面に形成されている第2の給電端子45,45と電
気的に接続されるから、従来のように、無口金電球装置
を差し込んだ後で回すなどの操作が不要であり、取り付
け作業が容易になる。
【0066】このようなことから、上記実施例の無口金
電球装置であれば、回路基板40の形成したソケット取
付け孔41の内面に給電端子44,44が形成されてい
る回路基板であっても、または回路基板の下面に給電端
子45,45が形成されている他の回路基板であって
も、いずれにも取り付けることができる。よって、既存
の回路基板に対しても取付け可能になり、使用勝手が拡
大する。
電球装置であれば、回路基板40の形成したソケット取
付け孔41の内面に給電端子44,44が形成されてい
る回路基板であっても、または回路基板の下面に給電端
子45,45が形成されている他の回路基板であって
も、いずれにも取り付けることができる。よって、既存
の回路基板に対しても取付け可能になり、使用勝手が拡
大する。
【0067】図7は本発明の第2の実施例を示す。この
実施例で第1の実施例と異なる点は、無口金電球1の支
持構造が異なることである。すなわち、第1の実施例の
場合、無口金電球1のリード線5を導電端子30のフラ
ンジ側接続片31に半田付けなどの手段で溶接して両者
を一体化したが、図7に示す第2の実施例の場合は、無
口金電球1を導電端子30,30に対し脱着可能に取り
付ける構造にしてある。
実施例で第1の実施例と異なる点は、無口金電球1の支
持構造が異なることである。すなわち、第1の実施例の
場合、無口金電球1のリード線5を導電端子30のフラ
ンジ側接続片31に半田付けなどの手段で溶接して両者
を一体化したが、図7に示す第2の実施例の場合は、無
口金電球1を導電端子30,30に対し脱着可能に取り
付ける構造にしてある。
【0068】本実施例は、それぞれの導電端子30,3
0に、筒側接続片32の側端から延長して互いに対向さ
れた挾持片38,38を形成してある。これら挾持片3
8,38は無口金電球1の封止部4を弾性的に挾持する
ようになっている。この場合、無口金電球1の封止部4
には、リード線5が折り曲げて添設されてなる受電端子
5aが形成されている。本例の受電端子5aはリード線
5をU字形に折り曲げて形成されている。また、図示し
ないが、一対のリード線5からなる各受電端子5aは封
止部4のそれぞれの面に、互いに対角位置となるように
配置されている。なお、この実施例で第1の実施例と同
じ部材は同一番号を付して説明を省略する。
0に、筒側接続片32の側端から延長して互いに対向さ
れた挾持片38,38を形成してある。これら挾持片3
8,38は無口金電球1の封止部4を弾性的に挾持する
ようになっている。この場合、無口金電球1の封止部4
には、リード線5が折り曲げて添設されてなる受電端子
5aが形成されている。本例の受電端子5aはリード線
5をU字形に折り曲げて形成されている。また、図示し
ないが、一対のリード線5からなる各受電端子5aは封
止部4のそれぞれの面に、互いに対角位置となるように
配置されている。なお、この実施例で第1の実施例と同
じ部材は同一番号を付して説明を省略する。
【0069】このような構成の場合、導電端子30,3
0は前記第1の実施例と同様に、その筒側接続片32の
両側縁がソケット本体11の導電端子取付け用開口部1
8に形成した挿入溝19,19に嵌め込まれ、この筒側
接続片32の両側縁に形成した係止舌片32a,32a
がソケット本体11に引っ引っ掛かるから上方に抜け出
るのが阻止され、このため導電端子30,30はソケッ
ト本体11に固定される。
0は前記第1の実施例と同様に、その筒側接続片32の
両側縁がソケット本体11の導電端子取付け用開口部1
8に形成した挿入溝19,19に嵌め込まれ、この筒側
接続片32の両側縁に形成した係止舌片32a,32a
がソケット本体11に引っ引っ掛かるから上方に抜け出
るのが阻止され、このため導電端子30,30はソケッ
ト本体11に固定される。
【0070】この状態で、無口金電球1をソケット本体
11のランプ挿入孔14に差込むと、封止部4が上記導
電端子30,30に形成した挾持片38,38間に進入
し、これら挾持片38,38を押し開く。これら挾持片
38,38は弾性復帰し、この弾性力で封止部4を挾持
する。同時に、封止部4に添設されている受電端子5a
がいずれかの挾持片38に接触する。したがって、無口
金電球1は導電端子30,30に機械的に係止され、同
時に電気的に接続されるようになる。
11のランプ挿入孔14に差込むと、封止部4が上記導
電端子30,30に形成した挾持片38,38間に進入
し、これら挾持片38,38を押し開く。これら挾持片
38,38は弾性復帰し、この弾性力で封止部4を挾持
する。同時に、封止部4に添設されている受電端子5a
がいずれかの挾持片38に接触する。したがって、無口
金電球1は導電端子30,30に機械的に係止され、同
時に電気的に接続されるようになる。
【0071】このような構成の場合は、無口金電球1が
断線などの原因で点灯不能になったり支障が生じた場
合、無口金電球1のみを脱着できるから、無口金電球1
のみを交換することができる。
断線などの原因で点灯不能になったり支障が生じた場
合、無口金電球1のみを脱着できるから、無口金電球1
のみを交換することができる。
【0072】図8および図9は本発明の第3の実施例を
示す。この実施例で第1の実施例と異なる点は、図9か
ら判るように、導電端子30の第1の電源導入接触部3
3が筒側接続片32の上端から折り曲げられて下方に伸
びているとともに、第2の電源導入接触部34もフラン
ジ側接続片31の外端から折り曲げられて内側に伸びて
いる点である。なお、この第3の実施例で第1の実施例
と同じ部材は同一番号を付して説明を省略する。
示す。この実施例で第1の実施例と異なる点は、図9か
ら判るように、導電端子30の第1の電源導入接触部3
3が筒側接続片32の上端から折り曲げられて下方に伸
びているとともに、第2の電源導入接触部34もフラン
ジ側接続片31の外端から折り曲げられて内側に伸びて
いる点である。なお、この第3の実施例で第1の実施例
と同じ部材は同一番号を付して説明を省略する。
【0073】このようにしても、第1の実施例と同様な
作用効果を奏する。さらに、図10および図11は本発
明の第4の実施例を示す。この実施例で第1の実施例と
異なる点は、図11から判るように、導電端子の構造が
異なる。すなわち、本例の導電端子130は、第1の実
施例と同様なフランジ側接続片131にこれから折り曲
げて延長された筒側接続片132が一体に形成されてい
る。この筒側接続片132の左右側縁には上下に位置し
て複数の摺動片135…が形成されており、これら摺動
片135…はソケット本体11の導電端子取付け用開口
部18に形成した挿入溝19,19に嵌め込まれるよう
になっている。筒側接続片132には、その途中を弯曲
させて第1の電源導入接触部133が形成されており、
この第1の電源導入接触部133には接触突子136が
形成されている。そして、フランジ側接続片131の外
端からも第2の電源導入接触部134が折り曲げて形成
されており、この第2の電源導入接触部134は内側に
伸びている。
作用効果を奏する。さらに、図10および図11は本発
明の第4の実施例を示す。この実施例で第1の実施例と
異なる点は、図11から判るように、導電端子の構造が
異なる。すなわち、本例の導電端子130は、第1の実
施例と同様なフランジ側接続片131にこれから折り曲
げて延長された筒側接続片132が一体に形成されてい
る。この筒側接続片132の左右側縁には上下に位置し
て複数の摺動片135…が形成されており、これら摺動
片135…はソケット本体11の導電端子取付け用開口
部18に形成した挿入溝19,19に嵌め込まれるよう
になっている。筒側接続片132には、その途中を弯曲
させて第1の電源導入接触部133が形成されており、
この第1の電源導入接触部133には接触突子136が
形成されている。そして、フランジ側接続片131の外
端からも第2の電源導入接触部134が折り曲げて形成
されており、この第2の電源導入接触部134は内側に
伸びている。
【0074】このような構成の場合、ソケットを回路基
板に取り付けて第1の電源導入接触部133の接触突子
136が回路基板側の第1の給電端子44に押されると
この第1の電源導入接触部133が押され、筒側接続片
132の摺動片135……が挿入溝19,19に沿って
図11に示す矢印Aのように上下に摺動し、これにより
第1の電源導入接触部133が矢印Bで示すようにソケ
ット本体11の中心軸と垂直方向に弾性変形する。この
弾性復帰力により接触突子136が第1の給電端子44
に所定の接触圧で接触することになる。
板に取り付けて第1の電源導入接触部133の接触突子
136が回路基板側の第1の給電端子44に押されると
この第1の電源導入接触部133が押され、筒側接続片
132の摺動片135……が挿入溝19,19に沿って
図11に示す矢印Aのように上下に摺動し、これにより
第1の電源導入接触部133が矢印Bで示すようにソケ
ット本体11の中心軸と垂直方向に弾性変形する。この
弾性復帰力により接触突子136が第1の給電端子44
に所定の接触圧で接触することになる。
【0075】この場合、第1の電源導入接触部133の
自由端133aは、筒側接続片132の上端となり、矢
印Aのようにソケット本体11の中心線に沿う方向へ移
動可能であるから、第1の電源導入接触部133と回路
基板の第1の給電端子44が接触する際、第1の電源導
入接触部133の変形応力を中心線方向に逃がすことが
でき、適度な圧接力が得られる利点がある。
自由端133aは、筒側接続片132の上端となり、矢
印Aのようにソケット本体11の中心線に沿う方向へ移
動可能であるから、第1の電源導入接触部133と回路
基板の第1の給電端子44が接触する際、第1の電源導
入接触部133の変形応力を中心線方向に逃がすことが
でき、適度な圧接力が得られる利点がある。
【0076】図12および図13は本発明の第5の実施
例を示す。この実施例は、フランジ部13との間で回路
基板40を挾持する係止突起116を、導電端子230
に形成したものである。つまり、この実施例の導電端子
230は、第1の実施例と同様なフランジ側接続片23
1に筒側接続片232…を折り曲げて形成し、この筒側
接続片232…を分離して左右にそれぞれ引掛け爪11
7を有する一対の係止突起116,116を設け、かつ
これら係止突起116,116間に第1の電源導入接触
部233を形成してある。この導電端子230は、上記
筒側接続片232…をソケット本体11の挿入溝19,
19に嵌め込むことによりソケットに取着され、この場
合係止突起116,116が筒部12の外方向に対向す
る。フランジ側接続片231には第1の実施例と同様
な、しかしながら外向きに伸びる第2の電源導入接触部
234が形成されており、この第2の電源導入接触部2
34はフランジ部13の上面から突出している。
例を示す。この実施例は、フランジ部13との間で回路
基板40を挾持する係止突起116を、導電端子230
に形成したものである。つまり、この実施例の導電端子
230は、第1の実施例と同様なフランジ側接続片23
1に筒側接続片232…を折り曲げて形成し、この筒側
接続片232…を分離して左右にそれぞれ引掛け爪11
7を有する一対の係止突起116,116を設け、かつ
これら係止突起116,116間に第1の電源導入接触
部233を形成してある。この導電端子230は、上記
筒側接続片232…をソケット本体11の挿入溝19,
19に嵌め込むことによりソケットに取着され、この場
合係止突起116,116が筒部12の外方向に対向す
る。フランジ側接続片231には第1の実施例と同様
な、しかしながら外向きに伸びる第2の電源導入接触部
234が形成されており、この第2の電源導入接触部2
34はフランジ部13の上面から突出している。
【0077】したがって、この場合も無口金電球1を装
着したソケット10を回路基板40のソケット取付け孔
41に挿入れば、係止突起116,116とフランジ部
13の間で回路基板40を挾持し、かつ第1の電源導入
接触部233が第1の給電端子44と電気的に接続され
る。また、基板の下面に第2の給電端子が形成されてい
る場合は、第2の電源導入接触部234が第2の給電端
子45に接続される。
着したソケット10を回路基板40のソケット取付け孔
41に挿入れば、係止突起116,116とフランジ部
13の間で回路基板40を挾持し、かつ第1の電源導入
接触部233が第1の給電端子44と電気的に接続され
る。また、基板の下面に第2の給電端子が形成されてい
る場合は、第2の電源導入接触部234が第2の給電端
子45に接続される。
【0078】この場合も、無口金電球1を装着したソケ
ット10を回路基板40のソケット取付け孔41に真っ
直ぐに挿入すればよく、回動操作が不要であるから脱着
作業が容易になる。
ット10を回路基板40のソケット取付け孔41に真っ
直ぐに挿入すればよく、回動操作が不要であるから脱着
作業が容易になる。
【0079】そして、このような構成の場合は、係止突
起116,116を導電端子230に形成したから、ソ
ケット本体11の構造が簡素化し、通常型成形されるソ
ケット本体11の成形が容易になる。また、導電端子2
30は導電金属プレートから切り出されてプレス成形さ
れるものであるから、導電端子230に係止突起11
6,116を形成しても工数が大幅に増加せず、安価に
製造できるようになる。なお、この実施例の場合、係止
突起116と第1の電源導入接触部233とを兼用して
もよい。
起116,116を導電端子230に形成したから、ソ
ケット本体11の構造が簡素化し、通常型成形されるソ
ケット本体11の成形が容易になる。また、導電端子2
30は導電金属プレートから切り出されてプレス成形さ
れるものであるから、導電端子230に係止突起11
6,116を形成しても工数が大幅に増加せず、安価に
製造できるようになる。なお、この実施例の場合、係止
突起116と第1の電源導入接触部233とを兼用して
もよい。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、回路基板の給電端子がソケット取付け孔の内面に
形成されている場合は、ソケット本体を回路基板のソケ
ット取付け孔に挿入すると、導電端子の筒側接続片に形
成した第1の電源導入接触部が上記ソケット取付け孔の
内面に形成された第1の給電端子と接触する。また、回
路基板の給電端子がソケット取付け孔の近傍の下面に形
成されている場合は、ソケット本体を回路基板のソケッ
ト取付け孔に挿入すると、導電端子のフランジ側接続片
に形成した第2の電源導入接触部が上記回路基板の下面
に形成された第2の給電端子と接触する。
れば、回路基板の給電端子がソケット取付け孔の内面に
形成されている場合は、ソケット本体を回路基板のソケ
ット取付け孔に挿入すると、導電端子の筒側接続片に形
成した第1の電源導入接触部が上記ソケット取付け孔の
内面に形成された第1の給電端子と接触する。また、回
路基板の給電端子がソケット取付け孔の近傍の下面に形
成されている場合は、ソケット本体を回路基板のソケッ
ト取付け孔に挿入すると、導電端子のフランジ側接続片
に形成した第2の電源導入接触部が上記回路基板の下面
に形成された第2の給電端子と接触する。
【0081】したがって、回路基板の給電端子がソケッ
ト取付け孔の内面に形成されている場合および回路基板
の下面に形成されている場合のいずれの場合であって
も、単にソケット本体を回路基板のソケット取付け孔に
直線的に挿入することにより、いずれか一方の電源導入
接触部をこれと対向する給電端子に接触させることが可
能になる。
ト取付け孔の内面に形成されている場合および回路基板
の下面に形成されている場合のいずれの場合であって
も、単にソケット本体を回路基板のソケット取付け孔に
直線的に挿入することにより、いずれか一方の電源導入
接触部をこれと対向する給電端子に接触させることが可
能になる。
【0082】よって、ソケットの回動操作を伴うことな
く回路基板に対して直線的に挿脱して取り付けるのが可
能になるとともに、給電端子がソケット取付け孔の内面
に形成された回路基板またはソケット取付け孔近傍の基
板下面に形成された既存の回路基板のいずれであっても
使用可能になる。
く回路基板に対して直線的に挿脱して取り付けるのが可
能になるとともに、給電端子がソケット取付け孔の内面
に形成された回路基板またはソケット取付け孔近傍の基
板下面に形成された既存の回路基板のいずれであっても
使用可能になる。
【0083】請求項2の発明によれば、ソケット本体の
筒部に形成した挿入溝に筒側接続片の側縁部が筒部の軸
方向に沿って挿入されるとともに、フランジ部に形成し
た嵌合凹部にフランジ側接続片が嵌合されるから、導電
端子をソケット本体に対して確実に固定することができ
る。
筒部に形成した挿入溝に筒側接続片の側縁部が筒部の軸
方向に沿って挿入されるとともに、フランジ部に形成し
た嵌合凹部にフランジ側接続片が嵌合されるから、導電
端子をソケット本体に対して確実に固定することができ
る。
【0084】請求項3の発明によれば、筒側接続片に形
成された第1の電源導入接触部およびフランジ側接続片
に形成された第2の電源導入接触部は、少なくとも一方
が弾性変形可能な自由端を有しているから、これら電源
導入接触部の自由端部で回路基板側の給電端子と弾接す
るようになり、高い接触圧が得られる。
成された第1の電源導入接触部およびフランジ側接続片
に形成された第2の電源導入接触部は、少なくとも一方
が弾性変形可能な自由端を有しているから、これら電源
導入接触部の自由端部で回路基板側の給電端子と弾接す
るようになり、高い接触圧が得られる。
【0085】請求項4の発明によれば、筒側接続片に形
成された第1の電源導入接触部の自由端がこの電源導入
接触部と筒側接続片との連設部よりもフランジ部に近い
位置に設けられているから、ソケット本体を回路基板の
ソケット取付け孔に挿入する場合、上記第1の電源導入
接触部の自由端が挿入方向の後向きになり、この自由端
が回路基板のソケット取付け孔の内面に引っ掛かる心配
がない。
成された第1の電源導入接触部の自由端がこの電源導入
接触部と筒側接続片との連設部よりもフランジ部に近い
位置に設けられているから、ソケット本体を回路基板の
ソケット取付け孔に挿入する場合、上記第1の電源導入
接触部の自由端が挿入方向の後向きになり、この自由端
が回路基板のソケット取付け孔の内面に引っ掛かる心配
がない。
【0086】請求項5の発明によれば、ソケット本体を
回路基板のソケット取付け孔に挿入した場合に係止突起
が弾性変形してこのソケット取付け孔を通過し、この係
止突起が弾性復帰してフランジ部の上面との間で回路基
板を挾持する。したがってソケットを直線的に挿入する
だけで回路基板に取付けることができ、このことから、
ソケットを回動させる必要がなく、操作性がよいととも
に、回路基板側に大きなスペースを確保しておく必要が
ない。
回路基板のソケット取付け孔に挿入した場合に係止突起
が弾性変形してこのソケット取付け孔を通過し、この係
止突起が弾性復帰してフランジ部の上面との間で回路基
板を挾持する。したがってソケットを直線的に挿入する
だけで回路基板に取付けることができ、このことから、
ソケットを回動させる必要がなく、操作性がよいととも
に、回路基板側に大きなスペースを確保しておく必要が
ない。
【0087】請求項6の発明によれば、係止突起がソケ
ット本体に形成されているから、この係止突起とフラン
ジ部との間で回路基板を挾持することができ、固定強度
を高くすることができる。
ット本体に形成されているから、この係止突起とフラン
ジ部との間で回路基板を挾持することができ、固定強度
を高くすることができる。
【0088】請求項7の発明によれば、係止突起がフラ
ンジ部との間で回路基板を挟持するように導電端子に形
成されているから、ソケット本体に格別な成形が不要で
あり、ソケット本体の型成形が容易になる。
ンジ部との間で回路基板を挟持するように導電端子に形
成されているから、ソケット本体に格別な成形が不要で
あり、ソケット本体の型成形が容易になる。
【0089】請求項8の発明によれば、無口金電球の封
止部が導電端子に形成した挾持片により挾持されるとと
もに、これによりリード線も挾持片に接続されるから、
ソケット本体に対し無口金電球のみを挿脱することがで
きる。
止部が導電端子に形成した挾持片により挾持されるとと
もに、これによりリード線も挾持片に接続されるから、
ソケット本体に対し無口金電球のみを挿脱することがで
きる。
【0090】請求項9の発明によれば、無口金電球が装
着されたソケット本体を回動することなく回路基板側に
機械的および電気的に連結して取り付けることができ
る。請求項10の発明によれば、無口金電球のリード線
が導電端子に半田付けなどで溶接されているから無口金
電球と導電端子が一体化され、無口金電球が外れる心配
がない。
着されたソケット本体を回動することなく回路基板側に
機械的および電気的に連結して取り付けることができ
る。請求項10の発明によれば、無口金電球のリード線
が導電端子に半田付けなどで溶接されているから無口金
電球と導電端子が一体化され、無口金電球が外れる心配
がない。
【0091】請求項11の発明によれば、無口金電球の
封止部が導電端子に形成した挾持片により挾持されると
ともに、これによりリード線も挾持片に接続されるか
ら、無口金電球が点灯不能になった場合、無口金電球の
みを交換することができる。請求項12の発明によれ
ば、請求項8ないし請求項10に記載された無口金電球
装置の利点を生かした照明装置を提供することができ
る。
封止部が導電端子に形成した挾持片により挾持されると
ともに、これによりリード線も挾持片に接続されるか
ら、無口金電球が点灯不能になった場合、無口金電球の
みを交換することができる。請求項12の発明によれ
ば、請求項8ないし請求項10に記載された無口金電球
装置の利点を生かした照明装置を提供することができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例を示す無口金電球装置お
よび回路基板の斜視図。
よび回路基板の斜視図。
【図2】同実施例の無口金電球装置の分解した斜視図。
【図3】同実施例の無口金電球装置の側面図。
【図4】同実施例の無口金電球装置の正面図。
【図5】同実施例の無口金電球装置の一方向の断面図。
【図6】同実施例の無口金電球装置の他方向の断面図。
【図7】本発明の第2の実施例を示す無口金電球装置の
分解した斜視図。
分解した斜視図。
【図8】本発明の第3の実施例を示す無口金電球装置お
よび回路基板の斜視図。
よび回路基板の斜視図。
【図9】同実施例の無口金電球装置の分解した斜視図。
【図10】本発明の第4の実施例を示す無口金電球装置
の斜視図。
の斜視図。
【図11】同実施例の導電端子の斜視図。
【図12】本発明の第5の実施例を示す無口金電球装置
の斜視図。
の斜視図。
【図13】同実施例の導電端子の斜視図。
1…無口金電球
2…バルブ 3…フィラメント
4…封止部 5…リード線
10…ソケット
11…ソケット本体 12…筒部
13…フランジ部 14…ランプ挿入孔
15…把持部
16…係止突起 17…引掛け爪
18…開口部 19…挿入溝
20…嵌合凹部 21…段部
30…導電端子
31…フランジ側接続片
32…筒側接続片
32a…係止舌片
33…第1の電源導入接触部
33a…自由端部
34…第2の電源導入接触部
38…挾持片
5a…受電端子
40…プリント回路基板
41…取付け孔
42…切欠溝
43…案内溝
44…第1の給電端子
45…第2の給電端子
130,230…導電端子
131,231…フランジ側接続片
132,232…筒側接続片
133,233…第1の電源導入接触部
134,234…第2の電源導入接触部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平2−183982(JP,A)
実開 昭58−78585(JP,U)
実開 昭61−162979(JP,U)
実開 昭61−117478(JP,U)
実開 昭61−75087(JP,U)
実開 昭55−164787(JP,U)
実開 平1−19839(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01R 33/18
F21V 19/00 310
Claims (12)
- 【請求項1】 筒部を有し、この筒部の一端に無口金電
球が挿入されるランプ挿入孔が開口されるとともにこの
筒部の側面にフランジ部が形成されたソケット本体と;
上記筒部に添設された筒側接続片および上記フランジ部
に配置されたフランジ側接続片を有し、上記筒側接続片
にこの筒側接続片に対向する給電端子と接触可能な第1
の電源導入接触部が形成されているとともに上記フラン
ジ側接続片にこのフランジ側接続片と対向する給電端子
と接触可能な第2の電源導入接触部が形成された導電端
子と;を具備したことを特徴とする無口金電球用ソケッ
ト。 - 【請求項2】 上記ソケット本体の筒部には上記筒側接
続片の側縁部が筒部の軸方向に沿って挿入される挿入溝
が形成されているとともに、フランジ部には上記フラン
ジ側接続片が嵌合される嵌合凹部が形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の無口金電球用ソケット。 - 【請求項3】 上記筒側接続片に形成された第1の電源
導入接触部および上記フランジ側接続片に形成された第
2の電源導入接触部は、少なくとも一方が弾性変形可能
な自由端を有していることを特徴とする請求項1または
請求項2に記載の無口金電球用ソケット。 - 【請求項4】 上記筒側接続片に形成された第1の電源
導入接触部が弾性変形可能な自由端を有する場合、この
自由端は上記第1の電源導入接触部と筒側接続片との連
設部よりもフランジ部に近い位置に設けられていること
を特徴とする請求項3に記載の無口金電球用ソケット。 - 【請求項5】 上記ソケット本体の筒部が回路基板に形
成されたソケット取付け孔に挿入された場合にフランジ
部の上面との間で上記回路基板を挾持する係止突起が設
けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4
のいずれか一に記載の無口金電球用ソケット。 - 【請求項6】 上記係止突起は、上記ソケット本体に形
成されていることを特徴とする請求項5に記載の無口金
電球用ソケット。 - 【請求項7】 上記係止突起は、上記フランジ部との間
で上記回路基板を挟持するように上記導電端子に形成さ
れていることを特徴とする請求項5に記載の無口金電球
用ソケット。 - 【請求項8】 上記導電端子には、無口金電球の封止部
が挾持されるとともにこの封止部に添設されたリード線
が電気的に接続される挾持片が形成されていることを特
徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一に記載の
無口金電球用ソケット。 - 【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれか一に
記載の無口金電球用ソケットと;このソケットのランプ
挿入孔に挿入された無口金電球と;を具備したことを特
徴とする無口金電球装置。 - 【請求項10】 上記無口金電球のリード線が上記導電
端子に溶接されていることを特徴とする請求項9に記載
の無口金電球装置。 - 【請求項11】 請求項8に記載の無口金電球用ソケッ
トと;このソケットのランプ挿入孔に挿入され、封止部
が上記導電端子の挾持片に挾持されているとともに、こ
の封止部に添設されているリード線が上記挾持片に電気
的に接続された無口金電球と;を具備したことを特徴と
する無口金電球装置。 - 【請求項12】 請求項8ないし請求項10のいずれか
一に記載の無口金電球装置と;この無口金電球装置にお
けるソケット本体の筒部が挿入されるソケット取付け孔
を有し、このソケット取付け孔の内面に形成され前記無
口金電球用ソケットの第1の電源導入接触部が接触され
る第1の給電端子および上記ソケット取付け孔近傍の下
面に形成され前記無口金電球用ソケットの第2の電源導
入接触部が接触される第2の給電端子のうちの少なくと
も一方の給電端子を有する回路基板と;を具備したこと
を特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23837195A JP3467357B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 無口金電球用ソケットおよび無口金電球装置ならびにこれを用いた照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23837195A JP3467357B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 無口金電球用ソケットおよび無口金電球装置ならびにこれを用いた照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0982435A JPH0982435A (ja) | 1997-03-28 |
JP3467357B2 true JP3467357B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=17029198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23837195A Expired - Fee Related JP3467357B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 無口金電球用ソケットおよび無口金電球装置ならびにこれを用いた照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3467357B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-18 JP JP23837195A patent/JP3467357B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0982435A (ja) | 1997-03-28 |
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