JP2007139609A - 車両用計器 - Google Patents

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Abstract

【課題】立体感、奥行き感に富み且つ斬新な見映えが得られる車両用計器を提供する。
【解決手段】化粧カバー3にコンビネーションメータ1の奥行き方向に延びる帯状の発光部4aを設けて発光表示させた。これにより、運転者に、文字盤2と前面13dとの奥行き方向の位置の差を明瞭に認識させることができるので、立体感、奥行き感に富み且つ斬新な見映えが得られるコンビネーションメータ1を提供することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の運転席に設置されて乗員に対して各種情報を表示する車両用計器に関するものであり、たとえば自動車等に用いて好適である。
従来の車両用計器として、たとえば計測量を表示する情報表示部の周囲を取り巻くように枠状の導光体を設け、光源からの光を導いてこの導光体の前面側端面を発光させる構成のものがある(特許文献1参照)。
これは、導光体の前面側端面までの視認距離と情報表示部までの視認距離とを変え、さらに導光体の前面側端面を発光表示して、計器の奥行き感、立体感を強調することを狙ったものである。
特開平09−287980号公報
上述の従来の車両用計器においては、導光体の前面側端面までの視認距離と情報表示部までの視認距離とが異なるものの、両者の途中は一様な見映えの壁面によって構成されているため、立体感が乏しくなる、あるいは立体感を明確に認識することが困難となる可能性がある。また、導光体の前面側端面および情報表示部が発光表示されるものの、両者の途中には発光表示されるものが無いため、特に夜間においては、計器の見映えが平面的なものになり易いという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、車両用計器の構成に工夫を凝らして、立体感、奥行き感に富み且つ斬新な見映えが得られる車両用計器を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成する為、以下の技術的手段を採用する。
本発明の請求項1に記載の車両用計器は、計測量を表示する情報表示部と、情報表示部の周囲を取り巻いて情報表示部の視認方向に延びる略枠状の化粧部材とを備える車両用計器であって、化粧部材の内壁面および外壁面の少なくとも一方に光源からの光により発光表示される光輝部を備えることを特徴としている。
上述した構成によれば、情報表示部の視認方向に延びる略枠状の化粧部材により車両用計器の見映えを立体的なものにすると同時に、化粧部材の側壁に光輝部が設けられていることにより、容易に視認者に奥行き感立体感を認識させることができる。
これにより、立体感、奥行き感に富み且つ斬新な見映えが得られる車両用計器を提供することができる。
この場合、本発明の請求項2に記載の車両用計器のように、光輝部を情報表示部の視認方向に延びる略帯状に形成すれば、光輝部は、車両用計器の視認方向、すなわち奥行き方向に長手寸法を有する形状となるので、視認者に、容易且つ確実に化粧部材の奥行き感を感じさせることができる。
さらに、本発明の請求項3に記載の車両用計器のように、光輝部を情報表示部を取り囲むように複数個設ければ視認者に奥行き感を感じさせるための要素の数を増やすことになり、より確実に、立体感、奥行き感に富み且つ斬新な見映えが得られる車両用計器を実現することができる。
本発明の請求項4に記載の車両用計器は、計測量を表示する複数の情報表示部と、隣り合う2つの情報表示部を連結するように形成された化粧板とを備え、化粧板は、隣り合う2つの情報表示部の一方から他方へ近づくに連れて情報表示部の視認方向における位置が変化するように配置され、化粧板は隣り合う2つの情報表示部間に光源からの光により発光表示される光輝部を備えることを特徴としている。
このような構成においては、視認者から化粧板までの距離、つまり化粧板に対する視認距離が一様ではなく変化しているため、化粧板は、視認者から傾斜面として認識される。言い換えると奥行きを持つ部材として認識される。さらに、光輝部が設けられていることにより、視認者に容易且つ明瞭に奥行き感立体感を認識させることができる。
これにより、立体感、奥行き感に富み且つ斬新な見映えが得られる車両用計器を提供することができる。
この場合、本発明の請求項5に記載の車両用計器のように、光輝部を隣り合う2つの情報表示部の連結方向に延びる略帯状に形成すれば、光輝部は、車両用計器の視認方向、すなわち奥行き方向に長手寸法を有する形状となるので、視認者に、容易且つ確実に化粧部材の奥行き感を感じさせることができる。
本発明の請求項6に記載の車両用計器は、警告表示部を備え、警告表示部の警告表示動作中において、光輝部は通常時の発光色とは異なる色で発光表示されることを特徴としている。
上述した構成によれば、警告表示部による警告表示に加えて光輝部をも警告表示手段として利用することにより、運転者に確実に車両に何らかの異常が発生したことを知らせることができる。
以下、本発明による車両用計器を自動車に搭載されるコンビネーションメータ1に適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による車両用計器であるコンビネーションメータ1の部分正面図である。図1は、情報表示部であるタコメータTを示している。
図2は、図1中のII−II線断面図である。
図3は、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する模式図である。
コンビネーションメータ1は、自動車の運転席前方の運転者から視認可能な位置に配設され、図1に示すように、情報表示部としてのタコメータTを備えると共に、図示しない他の計器や各種警告灯およびインジケータ等を備えている。タコメータTは当該自動車のエンジン回転速度を表示するものである。運転席は、図2においてコンビネーションメータ1の左側にあり、コンビネーションメータ1は、図2において左側から視認される。
文字盤2は、透光性材質からなる薄板、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等の薄板から形成されている。文字盤2は、図1に示すように、タコメータTの表示意匠である文字2aおよび目盛2bと、警告表示部である水温警告灯Bを備えている。文字2aおよび目盛2bは、共通の円弧に沿って、詳しくは後述する指針9の回転中心を中心とする円弧に沿って配列されている。文字2a、目盛2bおよび水温警告灯は、文字盤2の表面あるいは裏面に印刷あるいはホットスタンプを施して形成されている。すなわち、文字2a、目盛2bおよび水温警告灯Bを無色透明のままとする、あるいは文字2a、目盛2bおよび水温警告灯Bに透光性着色層を施すとともに、文字2a、目盛2bおよび水温警告灯Bの周囲部分である背景部に遮光性着色層を施している。本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、文字2aおよび目盛2bを透光性白色に、水温警告灯Bを透光性赤色に着色するとともに、それらの背景部を遮光性黒色に着色している。
文字盤2は、図2に示すように、その中央部に、後述するムーブメント10のシャフト10aあるいは指針9のボス部9aを挿通させるための貫通孔2cを備えている。
文字盤2の裏側(図2において右側)には、図2に示すように、文字盤2の文字2aおよび目盛2bを透過照明する光源である発光ダイオード7が配置されている。同じく文字盤2の裏側(図2において右側)には、図2に示すように、水温警告灯Bを透過照明する光源としての発光ダイオード23が配置されている。文字盤2の水温警告灯Bと発光ダイオード23との間には、図2に示すように導光部材29が配置されている。導光部材29は、透光性材料、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から棒状に形成され、その両端面、すなわち文字盤2に対向する端面および発光ダイオード23に対向する端面を除いて遮光性塗料が塗布されている。これにより、導光部材29内に発光ダイオード7からの光が入射することが阻止されるので、水温警告灯Bは、発光ダイオード23が発する光のみによって透過照明される。発光ダイオード7および発光ダイオード23は、発光色が白色の白色発光ダイオードが用いられている。
情報表示部であるタコメータTの外周、つまり文字盤2の外周を取り巻くように化粧部材である化粧カバー3が配置されている。化粧カバー3は、たとえば樹脂材料あるいは金属材料等から視認方向(図2の左右方向)に伸びる略枠状、詳しくは、図2に示すように、視認方向(図2の左右方向)に中心軸を有し且つ視認者側(図2中において左側)端部が小径部であるような円錐台状に形成されている。そして、文字盤2は、図2に示すように、円錐台状の化粧カバー3の視認者側端部に固定されている。
化粧カバー3には、図1に示すように、8個の開口孔3aが設けられている。開口孔3aは、視認方向(図2の左右方向)に伸びる帯状に、詳しくは、図1に示すように、略紡錘形に形成されている。8個の開口孔3aは、化粧カバー3の円周方向に等角度で、すなわち45°間隔で配置されている。
化粧カバー3の内側には、図2に示すように、導光体4が配置されている。導光体4は、透光性材質、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等により、化粧カバー3の内壁に密着するような環状に形成されている、導光体4の外周側表面には、図2に示すように、光輝部としての発光部4aが導光体4の外周方向に突出して形成されている。発光部4aは、図1に示すように、8個の開口孔3aに対応して8個設けられている。発光部4aは、化粧カバー3の開口孔3aにぴったり嵌合するような形状に作られており、化粧カバー3の内側に導光体4を装着すると、各発光部4aはそれぞれが各開口孔3aに嵌合する。発光部4aは、開口孔3aに嵌合した状態で、図2に示すように、化粧カバー3の外表面よりも少し出っ張るような形状に作られている。
導光体4の文字盤2と反対側の端部に対向して、図2に示すように、発光ダイオード5および発光ダイオード6が導光体4に光を入射可能に配置されている。発光ダイオード5の発光色はアンバー色(琥珀色)、発光ダイオード6の発光色は赤色である。発光ダイオード5あるいは発光ダイオード6を点灯させると、導光体4内に入射した発光ダイオード5あるいは発光ダイオード6からの光が各発光部4aから出射する。これにより、発光部4aが、アンバー色あるいは赤色で発光表示される。
文字盤2の裏側(図2において右側)には、図2に示すように、指針9を回転させるための回動内機であるムーブメント10が実装されている。ムーブメント10は、たとえば交差コイル式アクチュエータあるいはステッピングモータ等が用いられている。ムーブメント10は、外部から電圧を印加されるとトルクを発生しシャフト10aを回転させる。シャフト10aの先端には、指針9が固定されている。このシャフト10aあるいは指針9のボス部9aは、文字盤2の貫通孔2cを挿通して文字盤2の前面側に延出している。
指針9は、透光性材料、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から形成され、図2に示すように、文字盤2の表面に沿って配置されている。指針9は、ムーブメント10が駆動されてシャフト10aが回動すると、シャフト10aと一体的に回動する。指針9の裏面7aは、印刷あるいはホットスタンプ等により着色(たとえば赤色)されている。指針9の裏側(図2において右側)には、図2に示すように、指針9を照明するための発光ダイオード11が実装されている。発光ダイオード11が発する光は、図2中の矢印で示すように進行して、文字盤2の貫通孔2cを通過して指針9に入射し、指針9の反射面9cで指針9の先端方向に向けて反射され、さらにこの反射光が裏面7aで運転者の視認方向に反射される。これにより、指針9は、赤色で発光表示される。
指針9のボス部9aおよび反射面9cの前面側(図2において左側)には、図2に示すように、遮光キャップ12が装着されている。遮光キャップ12は、遮光性を有する材質、たとえば黒色樹脂または金属等から形成され、発光ダイオード11からの光が直接運転者の眼に入射することを防いでいる。
文字盤2の裏側(図2において右側)には、図2に示すように、コンビネーションメータ1の電気回路部を形成しているプリント基板8が配置されている。プリント基板8は、たとえばガラスエポキシ基盤等からなり、各発光ダイオード5、6、7、11、およびムーブメント10が実装されている。さらに、プリント基板8には、各発光ダイオード5、6、7、11の点灯・消灯制御、ムーブメント10の駆動制御を行うコントローラ17が実装されている。コントローラ17は、たとえばマイクロコンピュータ等から構成されている。
文字盤2とプリント基板8との間には、図2に示すように、遮光筒部13aおよび反射部13bが配置されている。遮光筒部13aは略円筒状に形成されて発光ダイオード11を覆うように配置され、発光ダイオード11が発する光が指針9以外の方向に漏れることを防止している。反射部13bは、発光ダイオード7が発する光を文字盤2に向けて反射して発光ダイオード7が発する光を文字2aおよび目盛2bの発光表示に有効利用するためのものである。遮光筒部13aおよび反射部13bは、後述するケーシング13と一体的に設けられている。
以上説明した、文字盤2、化粧カバー3およびプリント基板8等は、ケーシング13内に収容・固定されている。ケーシング13は、たとえば樹脂材料等から形成されている。また、化粧カバー3も、図2に示すように、ケーシング13に固定されている。
文字盤2の前面側(図2において右側)には、略枠状の見返し板14が装着されている。見返し板14は、たとえば樹脂材料から形成されている。見返し板14の視認者側端部には、図2に示すように、透明カバー15が装着されている。透明カバー15は、透明な樹脂あるいはガラス等の薄板から形成されている。見返し板14をおよび透明カバー15は、コンビネーションメータ1の見映えを整えるとともに、コンビネーションメータ1内部への埃、水分の侵入を防止している。
一方、ケーシング13の背後には、図2に示すように、ロアカバー16が装着されている。ロアカバー16は、たとえば樹脂材料から形成されている。
次に、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成およびその作動について、図3に基づいて説明する。
図3に示すように、コントローラ17には、バッテリ20から電力が常時供給されている。また、コントローラ17は、イグニッションスイッチ19が、その作動状態(ONまたはOFF)を検出可能に接続されている。
コントローラ17には、図3に示すように、各発光ダイオード5、6、7、11およびムーブメント10が接続されている。
コントローラ17には、図3に示すように、自動車のエンジンの回転速度を検出するためのエンジン回転センサ18が検出信号を入力可能に接続されている。エンジン回転センサ18は、たとえば、電磁ピックアップ型等が用いられており、エンジンのカムシャフト等の回転数を検出している。
コントローラ17には、図3に示すように、エンジン冷却水温度を検出するための水温センサ26が検出信号を入力可能に接続されている。
運転者の操作によりイグニッションスイッチ19がON状態に切り替えられると、コントローラ17はそれを検知して、コンビネーションメータ1の作動を開始する。すなわち、各発光ダイオード5、7、11を点灯させる。同時に、エンジン回転センサ18からの検出信号に基づいてエンジンの回転速度を算出し、算出した回転速度を指針9が文字盤2上に指示するようにムーブメント10を駆動する。これにより、文字盤2上で、文字2aおよび目盛2bが橙色で、指針9が赤色でそれぞれ発光表示され、指針9がムーブメント10により回動されてエンジンの回転速度を指示する。同時に、化粧カバー3外周の各発光部4aがアンバー色で発光表示される。
自動車の作動中において、エンジン冷却水温度が正常な範囲を超えて上昇する(いわゆるオーバーヒート状態)と、コントローラ17は、水温センサ26からの信号によりそれを検知して、発光ダイオード23を点灯させる。これにより、文字盤2上の水温警告灯Bが赤色で発光表示される。同時に、コントローラ17は、発光ダイオード5を消灯させて替わりに発光ダイオード6を点灯させる。これにより、タコメータT外周の各発光部4aの発光色がアンバー色から赤色に切り替えられる。
ところで、水温警告灯Bの大きさは、タコメータTの文字盤2の大きさに比べて遥かに小さい。そのため、水温警告灯Bのみを赤色で発光表示した場合、運転者が水温警告灯Bの点灯を見逃してしまう可能性がある。
これに対して、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、水温警告灯Bの発光表示と同時にタコメータT外周の各発光部4aの発光色をアンバー色から赤色に切り替える。これにより、水温警告灯Bよりも格段に広い範囲で8個の発光部4aを赤色で発光表示するので、運転者にエンジンのオーバーヒートを確実に知らせることができる。
冷却水温度が正常範囲内まで低下すると、コントローラ17は、発光ダイオード23を消灯させると同時に、発光ダイオード6を消灯させ替わりに発光ダイオード5を点灯させる。これにより、水温警告灯Bが消灯し、且つタコメータT外周の各発光部4aが再びアンバー色で発光表示される。
運転者の操作によりイグニッションスイッチ19がOFF状態に切り替えられると、コントローラ17はそれを検知して、コンビネーションメータ1の作動を停止する。すなわち、各発光ダイオード5、7、11を消灯させる。同時に、指針9が文字盤2上において速度0RPM(Revolution Per Minute)を指示するようムーブメント10を駆動する。あるいは、ムーブメント10への通電を停止する。ムーブメント10への通電を停止した場合は、ムーブメント10のシャフト10aは、リターンスプリング(図示せず)の弾性力等により指針9が0RPMを指示する位置まで回転する。
次に、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の特徴である化粧カバー3の発光部4aの作用効果について説明する。
運転者が自動車を運転中にタコメータTを見る場合、図1に示すように、ケーシング13の前面13dを背景としてタコメータTの文字盤2を視認する。ケーシング13の前面13dとタコメータTの文字盤2とは、運転者からの視認距離が異なっている。つまりタコメータTの文字盤2はケーシング13の前面13dよりも運転者の眼に近い。
ここで、化粧カバー3に発光部4aが無い場合を考える。この場合、タコメータTの文字盤2とケーシング13の前面13dとの間には化粧カバー3があるものの、文字盤2と前面13dとの視認距離の違いはほとんど認識されない。このため、文字盤2と前面13dとが略同一平面上に並ぶかのように見えて、コンビネーションメータ1の見映えが立体感の無い平面的なものになってしまうという問題が生じる。
これに対して、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1のように、化粧カバー3に発光部4aを設けてこれらを発光表示させると、化粧カバー3の存在が際立って見えるようになる。さらに、発光部4aがコンビネーションメータ1の視認方向、すなわちコンビネーションメータ1の奥行き方向に延びる帯状に形成されているため、運転者は、文字盤2と前面13dとの奥行き方向の位置の差を明瞭に認識することになる。これにより、運転者に、コンビネーションメータ1の見映えを立体感、奥行き感に富むものとして認識させることができる。したがって、立体感、奥行き感に富み且つ斬新な見映えが得られるコンビネーションメータ1を提供することができる。
また、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、水温警告灯Bの発光表示に連動して発光部4aの発光色をアンバー色から赤色に切り替えている。
これにより、水温警告灯Bよりも格段に広い範囲で8個の発光部4aを赤色で発光表示するので、運転者にエンジンのオーバーヒートを確実に知らせることができる。
なお、以上説明した本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、発光部4aの個数を8個としているが、8個に限る必要はなく、いくつであってもよい。
また、以上説明した本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、情報表示部をタコメータTとしているが、タコメータTに限る必要はなく、他の種類の計器等であってもよい。たとえば、スピードメータ、燃料計、時計等であってもよい。
また、以上説明した本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、情報表示部としてタコメータTのみを例に説明しているが、タコメータTと同様の構造の他の情報表示部を複数個備える構成としてもよい。
また、以上説明した本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、水温警告灯Bの発光表示に連動して発光部4aの発光色をアンバー色から赤色に切り替えている。つまり、発光部4aの発光色が切り替えられるのみであるが、発光部4aの点灯の仕方を同時に変えてもよい。たとえば所定のデューティ比で点滅させてもよい。この場合、より確実に運転者にオーバーヒートを知らせることができる。
また、以上説明した本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、発光部4aの発光色をアンバー色と赤色としているが、他の色の組合せとしてもよい。あるいは、発光部4aの発光色は一種類としてもよい。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1の正面図である。
図5は、図4中のV−V線断面図である。
図6は、図4中のVI−VI線断面図である。
図7は、本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する模式図である。
本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1は、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1に対して、情報表示部の数を増やすとともに化粧部材である化粧カバー3の形状を変更している。
以下に、本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1の構成について説明する。なお、第1実施形態によるコンビネーションメータ1と同じ構成部分に関しては説明を省略する。
本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1は、3個の情報表示部を備えている。すなわち、図4において左側から、2個の警告表示部を備えるワーニングクラスタW、当該自動車の走行速度を指示するスピードメータSおよび燃料タンク内の残存燃料量を指示する燃料残量計Fである。
ワーニングクラスタWには、当該自動車の前照灯がアッパービーム点灯時に発光表示されるアッパービームインジケータAおよびエンジン冷却水温度が所定値以上に上昇すると点灯表示される水温警告灯Bが設けられている。
ワーニングクラスタWは、図5に示すように、透光性材料、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等の薄板から形成される文字盤2を備え、この文字盤2にアッパービームインジケータAおよび水温警告灯Bが形成されている。アッパービームインジケータAおよび水温警告灯Bは、文字盤2の表面あるいは裏面に印刷あるいはホットスタンプを施して形成されている。すなわち、アッパービームインジケータAおよび水温警告灯Bに透光性着色層を施すとともに、アッパービームインジケータAおよび水温警告灯Bの周囲部分である背景部に遮光性黒色層を施している。アッパービームインジケータAは透光性青色に、水温警告灯Bは透光性赤色にそれぞれ着色されている。
文字盤2の裏側(図5において下側)には、アッパービームインジケータAおよび水温警告灯Bに対応して、発光ダイオード22および発光ダイオード23がそれぞれ配置されている。アッパービームインジケータAは発光ダイオード22が発する光により透過照明されて発光表示され、水温警告灯Bは発光ダイオード23が発する光により透過照明されて発光表示される。発光ダイオード22および発光ダイオード23を取り囲むように遮光壁13eが配置されている。遮光壁13eにより、アッパービームインジケータAおよび水温警告灯Bが、対応する発光ダイオード以外の光源により透過照明されて誤発光表示されることを防止している。
スピードメータSは、液晶表示器21により構成されている。すなわち、液晶表示器21の画面上に走行速度が図4に示すように数字で指示される。
燃料残量計Fは、指針9の回転角度および文字盤2の目盛2bにより燃料残量を指示する指針計器として構成されている。したがって、燃料残量計Fとしての文字盤2、指針9およびムーブメント10の構成は、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1のタコメータTと同様であり、構造説明は省略する。
燃料残量計Fは、図4に示すように、警告表示部としての燃料残量警告灯Cを備えている。燃料残量警告灯Cは、水温警告灯Bと同様に、透光性赤色に着色されている。文字盤2の裏側(図5において下側)には、燃料残量警告灯Cに対応して、発光ダイオード28が配置されている。文字盤2の燃料残量警告灯Cと発光ダイオード28との間には、図6に示すように導光部材29が配置されている。導光部材29は、透光性材料、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から棒状に形成され、その両端面、すなわち文字盤2に対向する端面および発光ダイオード28に対向する端面を除いて遮光性塗料が塗布されている。これにより、導光部材29内に発光ダイオード28以外の光源からの光が入射することが阻止され、燃料残量警告灯Cは、発光ダイオード28が発する光のみによって透過照明される。
各文字盤2および液晶表示器21の背後(図5において下側)には、図5に示すように、コンビネーションメータ1の電気回路部を形成しているプリント基板8が配置されている。プリント基板8は、たとえばガラスエポキシ基盤等からなり、各発光ダイオード7、11、22、23、28、ムーブメント10および液晶表示器21が実装されている。さらに、プリント基板8には、各発光ダイオード7、11、22、23、28の点灯・消灯制御、ムーブメント10および液晶表示器21の駆動制御を行うコントローラ17が実装されている。コントローラ17は、たとえばマイクロコンピュータ等から構成されている。
各文字盤2および液晶表示器21の前面側(図5において上側)には、図5に示すように、化粧部材である化粧カバー3が配置されている。化粧カバー3は、各文字盤2および液晶表示器21を視認可能とするための3個の開口窓3bを備えている。各開口窓3bは、ワーニングクラスタW、スピードメータSおよび燃料残量計Fの輪郭を形成している。言い換えると、化粧カバー3は、隣り合う2つの情報表示部を連結するように、すなわち、ワーニングクラスタWとスピードメータSを連結し、且つスピードメータSと燃料残量計Fを連結するように形成されている。
化粧カバー3は、ワーニングクラスタWおよびスピードメータS間においては、図5に示すように、ワーニングクラスタWからスピードメータSに近づくに連れてその視認方向(図5において上下方向)における位置、つまり運転者からの視認距離が大きくなる(運転者の目から遠ざかる)ように形成されている。一方、化粧カバー3は、スピードメータSおよび燃料残量計F間においては、図5に示すように、スピードメータSから燃料残量計Fに近づくに連れてその視認方向(図5において上下方向)における位置、つまり運転者からの視認距離が小さくなる(運転者の目に近づく)ように形成されている。
化粧カバー3には、図5に示すように、ワーニングクラスタWおよびスピードメータS間、およびスピードメータSおよび燃料残量計F間において、それぞれ3個の開口孔3aが設けられている。開口孔3aは、ワーニングクラスタWおよびスピードメータSの連結方向(図4の左右方向)、およびスピードメータSおよび燃料残量計Fの連結方向(図4の左右方向)に伸びる帯状に形成されている。詳しくは、図4に示すように、略紡錘形に形成されている。3個の開口孔3aは、図4に示すように、互いに平行且つ等間隔で配置されている。
化粧カバー3の内側には、図5に示すように、2個の導光体4が配置されている。導光体4は、透光性材質、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から形成されている、導光体4の外側表面(化粧カバー3側表面)には、図5に示すように、光輝部としての発光部4aが導光体4の化粧カバー3側に突出して形成されている。各導光体4において、発光部4aは、図4に示すように、3個の開口孔3aに対応して3個設けられている。発光部4aは、化粧カバー3の開口孔3aにぴったり嵌合するような形状に作られており、化粧カバー3の内側に導光体4を装着すると、各発光部4aはそれぞれが各開口孔3aに嵌合する。発光部4aは、開口孔3aに嵌合した状態で、図5に示すように、化粧カバー3の外表面よりも少し出っ張るような形状に作られている。
導光体4の化粧カバー3と反対側の端部に対向して、図5に示すように、発光ダイオード5および発光ダイオード6が導光体4に光を入射可能に配置されている。発光ダイオード5の発光色はアンバー色(琥珀色)、発光ダイオード6の発光色は赤色である。発光ダイオード5あるいは発光ダイオード6を点灯させると、導光体4内に入射した発光ダイオード5あるいは発光ダイオード6からの光が各発光部4aから出射する。これにより、発光部4aが、アンバー色あるいは赤色で発光表示される。発光ダイオード5および発光ダイオード6は、図5に示すように、プリント基板8に実装され、且つその点灯・消灯はコントローラ17により制御される。
以上説明した、文字盤2、化粧カバー3およびプリント基板8等は、ケーシング13内に収容・固定されている。ケーシング13は、たとえば樹脂材料等から形成されている。また、化粧カバー3も、図5に示すように、ケーシング13に固定されている。
文字盤2の前面側(図5において上側)には、略枠状の見返し板14が装着されている。見返し板14は、たとえば樹脂材料から形成されている。見返し板14の視認者側端部には、図5に示すように、透明カバー15が装着されている。透明カバー15は、透明な樹脂あるいはガラス等の薄板から形成されている。見返し板14をおよび透明カバー15は、コンビネーションメータ1の見映えを整えるとともに、コンビネーションメータ1内部への埃、水分の侵入を防止している。
一方、ケーシング13の背後には、図5に示すように、ロアカバー16が装着されている。ロアカバー16は、たとえば樹脂材料から形成されている。
次に、本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成およびその作動について、図7に基づいて説明する。
図7に示すように、コントローラ17には、バッテリ20から電力が常時供給されている。また、コントローラ17は、イグニッションスイッチ19が、その作動状態(ONまたはOFF)を検出可能に接続されている。
コントローラ17には、図7に示すように、各発光ダイオード5、6、7、11、22、23、28、ムーブメント10および液晶表示器21が接続されている。
コントローラ17には、図7に示すように、燃料タンク(図示せず)の燃料液面位置を検出するフューエルセンダ24、自動車の走行速度を検出するための車速センサ25およびエンジン冷却水温度を検出するための水温センサ26がそれぞれ検出信号を入力可能に接続されている。
コントローラ17には、図7に示すように、前照灯がアッパービーム点灯中であることを検出するために、ライトコントロールスイッチが接続されている。
運転者の操作によりイグニッションスイッチ19がON状態に切り替えられると、コントローラ17はそれを検知して、コンビネーションメータ1の作動を開始する。すなわち、各発光ダイオード5、7、11を点灯させる。続いて、フューエルセンダ24からの検出信号に基づいて燃料タンク内の残存燃料量を算出し、算出した残存燃料量を指針9が文字盤2上に指示するようにムーブメント10を駆動する。これにより、文字盤2上で、文字2aおよび目盛2bが橙色で、指針9が赤色でそれぞれ発光表示され、指針9がムーブメント10により回動されて残存燃料量を指示する。続いて、車速センサ25からの検出信号に基づいて走行速度を算出し、算出した走行速度を液晶表示器21の画面上に表示するように液晶表示器21を駆動する。同時に、化粧カバー3の各発光部4aが発光ダイオード5からの光によりアンバー色で発光表示される。
自動車の作動中において、燃料タンク内の残存燃料量が所定量以下になると、コントローラ17は、フューエルセンダ24からの信号によりそれを検知して、発光ダイオード28を点灯させる。これにより、燃料残量計F内の燃料残量警告灯Cが赤色で発光表示される。同時に、コントローラ17は、発光ダイオード5を消灯させて替わりに発光ダイオード6を点灯させる。これにより、化粧カバー3の各発光部4aの発光色がアンバー色から赤色に切り替えられる。燃料タンクに給油されて燃料タンク内の燃料液面が上昇すると、コントローラ17は、発光ダイオード28を消灯させ且つ発光ダイオード6を消灯させて替わりに発光ダイオード5を点灯させる。これにより、燃料残量警告灯Cが消灯され、化粧カバー3の各発光部4aの発光色が赤色からアンバー色に切り替えられる。
自動車の作動中において、エンジン冷却水温度が正常な範囲を超えて上昇する(いわゆるオーバーヒート状態)と、コントローラ17は、水温センサ26からの信号によりそれを検知して、発光ダイオード23を点灯させる。これにより、ワーニングクラスタW内の水温警告灯Bが赤色で発光表示される。同時に、コントローラ17は、発光ダイオード5を消灯させて替わりに発光ダイオード6を点灯させる。これにより、化粧カバー3の各発光部4aの発光色がアンバー色から赤色に切り替えられる。冷却水温度が正常範囲内まで低下すると、コントローラ17は、発光ダイオード23を消灯させると同時に、発光ダイオード6を消灯させ替わりに発光ダイオード5を点灯させる。これにより、水温警告灯Bが消灯し、且つタコメータT外周の各発光部4aが再びアンバー色で発光表示される。
自動車の作動中において、運転者がライトコントロールスイッチ27を操作して前照灯をアッパービーム点灯状態にすると、コントローラ17は、ライトコントロールスイッチ27からの信号によりそれを検知して、発光ダイオード22を点灯させる。これにより、ワーニングクラスタW内のアッパービームインジケータAが青色で発光表示される。同時に、コントローラ17は、発光ダイオード5を消灯させて替わりに発光ダイオード6を点灯させる。これにより、化粧カバー3の各発光部4aの発光色がアンバー色から赤色に切り替えられる。運転者がライトコントロールスイッチ27を操作して前照灯のアッパービームを消灯させると、コントローラ17は、発光ダイオード22を消灯させ且つ発光ダイオード6を消灯させて替わりに発光ダイオード5を点灯させる。これにより、アッパービームインジケータAが消灯され、化粧カバー3の各発光部4aの発光色が赤色からアンバー色に切り替えられる。
ところで、アッパービームインジケータA、水温警告灯Bおよび燃料残量警告灯Cの大きさは、各文字盤2の大きさに比べて遥かに小さい。そのため、各インジケータあるいは警告灯A、B、Cのみを発光表示した場合、運転者がそれらの点灯を見逃してしまう可能性がある。
これに対して、本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1においては、アッパービームインジケータA、水温警告灯Bおよび燃料残量警告灯Cの発光表示と同時に化粧カバー3の各発光部4aの発光色をアンバー色から赤色に切り替える。これにより、各インジケータあるいは警告灯A、B、Cよりも格段に広い範囲で8個の発光部4aを赤色で発光表示するので、運転者に各インジケータあるいは警告灯A、B、Cの点灯を確実に知らせることができる。
本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1においても、第1実施形態の場合と同様に、化粧カバー3に発光部4aを設けてこれらを発光表示させることにより、コンビネーションメータ1の見映えを立体感、奥行き感に富むものとして認識させることができる。したがって、立体感、奥行き感に富み且つ斬新な見映えが得られるコンビネーションメータ1を提供することができる。
なお、以上説明した本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1においては、発光部4aの個数を6個としているが、6個に限る必要はなく、いくつであってもよい。
また、以上説明した本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1においては、情報表示部をワーニングクラスタW、スピードメータSおよび燃料残量計Fの3個としているが、3個に限る必要はなく、2個以上幾つでもよい。表示内容も、ワーニングクラスタW、スピードメータSおよび燃料残量計Fに限定する必要はなく、他の種類の計器等であってもよい。たとえば、スピードメータ、燃料計、時計等であってもよい。
また、以上説明した本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1においては、情報表示部の一つに液晶表示器21を用いているが、必ず液晶表示器21を用いる必要はない。あるいは、全ての情報表示部を液晶表示器21から構成してもよい。
また、以上説明した本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1においては、アッパービームインジケータA、水温警告灯Bおよび燃料残量警告灯Cの発光表示に連動して発光部4aの発光色をアンバー色から赤色に切り替えている。つまり、発光部4aの発光色が切り替えられるのみであるが、発光部4aの点灯の仕方を同時に変えてもよい。たとえば所定のデューティ比で点滅させてもよい。この場合、より確実に運転者にオーバーヒートを知らせることができる。
また、以上説明した本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、発光部4aの発光色をアンバー色と赤色としているが、他の色の組合せとしてもよい。あるいは、発光部4aの発光色は一種類としてもよい。
本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の部分正面図である。 図1中のII−II線断面図である。 本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する模式図である。 本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1の正面図である。 図4中のV−V線断面図である。 図4中のVI−VI線断面図である。 本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する模式図である。
符号の説明
1 コンビネーションメータ(車両用指針計器)
2 文字盤
2a 文字
2b 目盛
2c 貫通孔
3 化粧カバー(化粧部材)
3a 開口孔
3b 開口窓
4 導光体
4a 発光部(光輝部)
5 発光ダイオード(光源)
6 発光ダイオード(光源)
7 発光ダイオード
8 プリント基板
9 指針
9a ボス部
9b 裏面
9c 反射面
10 ムーブメント(回動内機)
10a シャフト
11 発光ダイオード
12 遮光キャップ
13 ケーシング
13a 遮光筒部
13b 反射部
13c 貫通孔
13d 前面
13e 遮光壁
14 見返し板
15 透明カバー
16 ロアカバー
17 コントローラ
18 エンジン回転センサ
19 イグニッションスイッチ
20 バッテリ
21 液晶表示器
22 発光ダイオード
23 発光ダイオード
24 フューエルセンダ
25 車速センサ
26 水温センサ
27 ライトコントロールスイッチ
28 発光ダイオード
29 導光部材
A アッパービームインジケータ(警告表示部)
B 水温警告灯(警告表示部)
C 燃料残量警告灯(警告表示部)
F 燃料残量計(情報表示部)
S スピードメータ(情報表示部)
T タコメータ(情報表示部)
W ワーニングクラスタ(情報表示部)

Claims (6)

  1. 計測情報を表示する情報表示部と、
    前記情報表示部の周囲を取り巻いて前記情報表示部の視認方向に延びる略枠状の化粧部材とを備える車両用計器であって、
    前記化粧部材の内壁面および外壁面の少なくとも一方に光源からの光により発光表示される光輝部を備えることを特徴とする車両用計器。
  2. 前記光輝部は前記情報表示部の視認方向に延びる略帯状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用計器。
  3. 前記光輝部は前記情報表示部を取り囲むように複数個設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用計器。
  4. 計測情報を表示する複数の情報表示部と、
    隣り合う2つの前記情報表示部を連結するように形成された化粧板とを備え、
    前記化粧板は、隣り合う2つの前記情報表示部の一方から他方へ近づくに連れて前記情報表示部の視認方向における位置が変化するように配置され、
    前記化粧板は隣り合う2つの前記情報表示部間に光源からの光により発光表示される光輝部を備えることを特徴とする車両用計器。
  5. 前記光輝部は隣り合う2つの前記情報表示部の連結方向に延びる略帯状に形成されたことを特徴とする請求項4に記載の車両用計器。
  6. 警告表示部を備え、
    前記警告表示部の警告表示動作中において、前記光輝部は通常時の発光色とは異なる色で発光表示されることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の車両用計器。
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