JP4833869B2 - 車両用メータ装置 - Google Patents

車両用メータ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4833869B2
JP4833869B2 JP2007006148A JP2007006148A JP4833869B2 JP 4833869 B2 JP4833869 B2 JP 4833869B2 JP 2007006148 A JP2007006148 A JP 2007006148A JP 2007006148 A JP2007006148 A JP 2007006148A JP 4833869 B2 JP4833869 B2 JP 4833869B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
board
vehicle
side connector
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007006148A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008171772A (ja
Inventor
英幸 井原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Calsonic Kansei Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Kansei Corp filed Critical Calsonic Kansei Corp
Priority to JP2007006148A priority Critical patent/JP4833869B2/ja
Publication of JP2008171772A publication Critical patent/JP2008171772A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4833869B2 publication Critical patent/JP4833869B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、車両用メータ装置に関し、特に、メータ装置においてコネクタを用いて車両側と電気的な接続を行う技術に関する。
従来、車両用メータ装置において、指針を駆動させる各種ムーブメントや、表示機器を駆動させるコントローラなどと車両側とを電気的に接続するのに、基板側のコネクタと車両側のコネクタとを接続するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなコネクタが設けられているものにおいて、コネクタが複数設定されている場合、誤接続の防止が図られている。
このような誤接続の防止技術として、正しい組み合わせのコネクタ同士を他の組み合わせのものと異なる同色で形成し作業者が色で識別する技術や、メータ装置の基板側のコネクタと車両側のコネクタとで、正しい組み合わせのもの同士のみが嵌り合い、誤った組み合わせでは基板側と車体側とのコネクタが嵌り合うことの無いように形成する技術(例えば、特許文献2参照)が知られている。
特開2005−37238号公報 特開平7−201418号公報
しかしながら、上述のコネクタの組み合わせにより形状を異ならせる場合、基板側と車両機器側とのそれぞれでコネクタ形状を異ならせる必要があり、型費増によりコストアップを招く。しかも、メータ装置の製造と車両機器の製造とが異なる会社で行われることもあり、この場合、異なる会社に跨ってコネクタの形状を調整する必要があり、手間が掛かる。
一方、コネクタの色で識別する場合、形状を異ならせる場合のような型費増を招くことが無く、また、メータ装置の製造と車両機器の製造とが異なっていても色を異ならせるだけであるので、コストおよび手間の点で有利である。
しかしながら、複数のコネクタとしてそれぞれ異なる色のものを用いた場合、各色のコネクタの使用数が減ることから、全色を同じにする場合と比較すると、コストアップを招く。
本発明は、上述の従来の問題点に着目して成されたもので、コネクタの誤接続防止を安価に達成可能な車両用メータ装置を提供することを目的とするものである。
上述の目的を達成するために本発明は、メータハウジングの背面に設けられた基板と、この基板の背面側を覆うバックカバーと、前記基板の背面側に、前記バックカバーを貫通して突出された第1基板側コネクタと第2基板側コネクタと、を備え、前記第1基板側コネクタと第2基板側コネクタとに、それぞれ、異なる色で形成された車両側の第1車両側コネクタと第2車両側コネクタとが接続されて、メータ側と車両側との電気的接続が成される車両用メータ装置であって、前記第1基板側コネクタと第2基板側コネクタとが、前記バックカバーとは異なる色で同色に形成され、かつ、前記バックカバーと両基板側コネクタとの少なくとも一方が、両車両側コネクタの一方と同色に形成され、前記バックカバーに、前記第1基板側コネクタの外周を囲む周壁を備えた第1コネクタカバーと、第2基板側コネクタの外周を囲む周壁を備えた第2コネクタカバーと、が一体に形成され、前記第1コネクタカバーの周壁においてコネクタ接続時の作業者の目線方向側に、前記第1基板側コネクタの側面を露出させるコネクタ覗き見部が形成されていることを特徴とする車両用メータ装置である。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用メータ装置において、両基板側コネクタが、前記第1車両側コネクタと同色に形成されているとともに、前記バックカバーが、前記第2車両側コネクタと同色に形成されていることを特徴とする車両用メータ装置である。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の車両用メータ装置において、前記第2コネクタカバーには、前記背面方向から見て第1コネクタカバーの周壁の外周形状と異なり、外周方向に突出した凸部が形成されていることを特徴とする車両用メータ装置である。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の車両用メータ装置において、前記第2コネクタカバーの外周方向に突出した凸部において、周壁先端側端部に作業用切欠部が形成されていることを特徴とする車両用メータ装置である。
本発明では、第1基板側コネクタと第2基板側コネクタとが、それぞれバックカバーに形成された第1コネクタカバーと第2コネクタカバーとに外周を覆われており、コネクタ接続時の作業方向から見て、第1コネクタカバーの周壁に形成されたコネクタ覗き見部から、第1基板側コネクタの側面が露出されている。
したがって、作業者は、第1基板側コネクタに関しては、コネクタ覗き見部から側面を見ることができ、この第1基板側コネクタの色を認識することができる。
一方、第2基板側コネクタに関しては、外周を第2コネクタカバーで覆われていることから、色としては、第2基板側コネクタの色とは異なる第2コネクタカバー、すなわち、バックカバーの色として認識することができる。なお、この場合、第2コネクタカバーは、第2基板側コネクタの周壁の全面を囲む必要は無く、第2基板側コネクタの面積よりも第2コネクタカバーの面積の方が広く見えて、第2コネクタカバーの色を強く印象付けることができればよい。
そして、この異なる色として認識される両基板側コネクタに対して、これと同色の両車両側コネクタのうちの一方を接続する。例えば、第1車両側コネクタと両基板側コネクタとが同色である場合、第1コネクタカバーのコネクタ覗き見部から見える第1基板側コネクタの色と、この色に一致する第1車両側コネクタとを接続することで誤接続を防止し、残った第2車両側コネクタと第2基板側コネクタとを接続する。これとは逆に、第2車両側コネクタとバックカバーとが同色である場合、第2コネクタカバーの色と、この色に一致する第2車両側コネクタとを接続することで誤接続を防止し、残った第1車両側コネクタと第1基板側コネクタとを接続する。
以上のように、本発明では、車両用メータ装置に設けられた第1基板側コネクタと第2基板側コネクタとして、同色、同一形状のものを用いても、作業者に両コネクタを異なる色として認識させて誤接続を防止できるものであり、各基板側コネクタとして異なる色のものを用いるのと比較して、コストダウンを図ることが可能となる。
さらに、請求項2に記載の発明では、両基板側コネクタを第1車両側コネクタと同色に形成するとともに、バックカバーを第2車両側コネクタと同色に形成したため、第1コネクタカバーのコネクタ覗き見部から見える第1基板側コネクタの色と、この色に一致する第1車両側コネクタとを接続することで誤接続を防止し、第2基板側コネクタに、その外周を囲む第2コネクタカバーの色と同色の第2車両側コネクタを接続することで誤接続を防止する。このように、同色として認識されるコネクタ同士を接続することで、より誤接続防止を図ることができる。
加えて、請求項3に記載の発明では、第2コネクタカバーに、凸部を形成したため、両基板側コネクタを識別するのにあたり、上述の色による識別に加え、凸部の有無による形状に基づく識別も可能となり、さらに誤接続防止を図ることができるとともに、作業者は、触るだけでも両基板側コネクタの識別が可能となり、作業性が向上する。
また、請求項4に記載の発明では、第2コネクタカバーの外周方向に突出した凸部において、周壁先端側端部に作業用切欠部を形成したため、第2車両側コネクタの取り外しの際に、指先を作業用切欠部まで差し入れることが可能であり、この作業用切欠部を設けない場合と比較して、作業を行う指先と第2コネクタカバーの周壁との干渉が防止され、作業性が向上する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この実施の形態の車両用メータ装置は、メータハウジング(2,4)の背面に設けられた基板(5)と、この基板(5)の背面側を覆うバックカバー(6)と、前記基板(5)の背面側に、前記バックカバー(6)を貫通して突出された第1基板側コネクタ(51)と第2基板側コネクタ(52)と、を備え、前記第1基板側コネクタ(51)と第2基板側コネクタ(52)とに、それぞれ、異なる色で形成された車両側の第1車両側コネクタ(71)と第2車両側コネクタ(72)とが接続されて、メータ側と車両側との電気的接続が成される車両用メータ装置であって、前記第1基板側コネクタ(51)と第2基板側コネクタ(52)とが、前記バックカバー(6)とは異なる色で同色に形成され、かつ、前記バックカバー(6)と両基板側コネクタ(51,52)との少なくとも一方が、両車両側コネクタ(71,72)の一方と同色に形成され、前記バックカバー(6)に、第1基板側コネクタ(51)の外周を囲む周壁(63,63b,63c)を備えた第1コネクタカバー(63)と、第2基板側コネクタ(52)の外周を囲む周壁(64a,64b,64c)を備えた第2コネクタカバー(64)と、が一体に形成され、前記第1コネクタカバー(63)の周壁においてコネクタ接続時の作業者の目線方向側に、前記第1基板側コネクタ(51)の側面(51a)を露出させるコネクタ覗き見部(65)が形成されていることを特徴とする車両用メータ装置である。
以下に、図1〜図5に基づいて、この発明の最良の実施の形態の実施例1の車両用メータ装置Aについて説明する。
まず、構成から説明すると、実施例1の車両用メータ装置Aは、図4の斜視図に示すように、フロントカバー1、アッパハウジング2、目盛盤3、ロアハウジング4、基板5、バックカバー6を備えており、目盛盤3をメータハウジングとしてのアッパハウジング2とロアハウジング4との間に支持し、また、基板5をロアハウジング4の背面(車両設置時に乗員を向く側であって図4で現れている側の面を正面とし、その反対側の面を背面とする)側に支持し、この基板5の背面をバックカバー6で覆った状態で図5の側面図に示すように組み付けられる。
なお、目盛盤3は、例えば、ポリカーボネート樹脂などの透明な薄板に、不透光性の着色層と透光性を有した透光部とを設けることで、図4に示すように、速度計用の目盛3a、回転計用の目盛3b、燃料計用の目盛3c、冷却水温用の目盛3dや、その他のインジケータ3eなどが表示されている。
アッパハウジング2は、樹脂製のもので、本実施例1では、黒色のものが用いられている。 ロアハウジング4は、樹脂製のもので、本実施例1では、白色のものが用いられている。
なお、車両用メータ装置Aの組付状態では、フロントカバー1、アッパハウジング2、バックカバー6のそれぞれに一体に形成された複数の係合爪1a,2a,6aを、ロアハウジング4に形成された係合穴4aに係合させることで、これらが一体的に結合されている。
基板5は、例えば、ガラスエポキシなどの樹脂で形成された薄板であり、指針a,bを駆動させるムーブメント(図示省略)や、文字盤照明用発光ダイオードなどを駆動させるコントローラ(図示省略)が実装されているとともに、回路がプリントされており、その複数個所を、図示を省略したねじでロアハウジング4に固定されている。
さらに、基板5には、図1および図5に示すように、第1基板側コネクタ51および第2基板側コネクタ52が基板5の背面側から突出した状態で実装されている。これら第1基板側コネクタ51および第2基板側コネクタ52は、車両側の図示を省略した電気機器に接続された第1車両側コネクタ71および第2車両側コネクタ72と接続することで、車両側の電気機器と基板5に設けられたムーブメントやコントローラとの電気的な接続がなされる。
第1基板側コネクタ51および第2基板側コネクタ52は、箱状に形成された樹脂成形品の内部に各車両側コネクタ71,72に設けられたピン(図示省略)を差し込むピン接続孔511,512(図3参照)が複数設けられたもので、同一形状かつ同色のものが用いられている。なお、本実施例1では、両基板側コネクタ51,52として白色のものが用いられている。
第1車両側コネクタ71および第2車両側コネクタ72も、箱状に形成された樹脂成形品の内部に、上述のピン接続孔511,512に差し込む複数のピンが突設されたもので、両者は同一形状に形成されているが、異なる色に形成されおり、本実施例1では、第1車両側コネクタ71として白色のものが、第2車両側コネクタ72として、黒色のものが用いられている。なお、両車両側コネクタ71,72の側面には、ロック操作部711,721が設けられており、このコネクタロック部711,721を外側から押圧すると、各基板側コネクタ51,52との接続時のロックを解除することができる周知の構造となっている。
バックカバー6は、樹脂製のもので、本実施例1では、両基板側コネクタ51,52とは異なる色であり、かつ、第2車両側コネクタ72と同色の黒色のものが用いられている。そして、バックカバー6には、図2に示すように、基板5に設けられた図示を省略したムーブメントやコントローラなどを収容する収容用凹部6b,6b,6b,6bが、背面方向に突出されている。
さらに、バックカバー6には、第1基板側コネクタ51と第2基板側コネクタ52とをそれぞれ貫通させる第1コネクタ貫通穴61と第2コネクタ貫通穴62とが開口されている。
そして、第1コネクタ貫通穴61の周囲には、組付状態で第1基板側コネクタ51の外周を囲う第1コネクタカバー63が一体に形成されている。なお、この第1コネクタカバー63は、周壁としての上側壁63a、横側壁63b,63b、下側壁63cにより略長方形の筒状に形成されている。
また、第2コネクタ貫通穴62の周囲には、組付状態で第2基板側コネクタ52の外周を囲う第2コネクタカバー64が一体に形成されている。なお、この第2コネクタカバー64は、周壁としての上側壁64a、横側壁64b,64b、下側壁64cにより略長方形の筒状に形成されている。
第1コネクタカバー63において、矢印UP方向側の上側壁63aにはコネクタ覗き見部65が形成されている。このコネクタ覗き見部65は、上側壁63aの幅方向中間部において、上側壁63aの先端から基端まで高さ方向全長に亘って形成されている。
一方、第2コネクタカバー64において矢印UP方向の上側壁64aには、第2基板側コネクタ52を基板5に固定するねじ(図示省略)を受ける図1、図3に示すボス部52b,52bとの干渉を回避すべく外周方向に突出された凸部66が形成されているとともに、この凸部66において、上側壁64aの先端部に作業用窓(作業用切欠部)66aが開口されている。
なお、この作業用窓66aは、第2基板側コネクタ52と第2車両側コネクタ72との接続作業時に第2車両側コネクタ72を摘む指先、および接続解除作業時にロック操作部721を押圧する指先が第2コネクタカバー64と干渉するのを回避することのできる寸法に形成されている。
また、第1コネクタカバー63では、コネクタ覗き見部65を開口することで上側壁63aとボス部51b,51bとの干渉が防止されているとともに、上述のロック操作部711を押圧する指先が第1コネクタカバー63と干渉するのを回避することができるようになっている。なお、第1コネクタ貫通穴61の周縁には、図3に示すように、このボス部51b,51bとの干渉を防止する円弧状の切欠部61b,61bが形成されている。
次に、実施例1の車両用メータ装置の作用を説明する。
車両用メータ装置Aの組付状態において、作業者がこの車両用メータ装置Aを上方から見下ろした場合、図1に示すように見える。
この場合、第1基板側コネクタ51は、バックカバー6の第1コネクタカバー63の上側壁63aに形成されたコネクタ覗き見部65を通してその側面51aが、上側壁63aの略全長に亘って大きく見えている。すなわち、黒色の第1コネクタカバー63の上側壁63aでは、第1基板側コネクタ51の白色の側面51aが見えており、作業者は、これを「白色のコネクタ」と認識することができる。
そこで、作業者は、この「白色のコネクタ」として認識される第1基板側コネクタ51に、これと同色である白色の第1車両側コネクタ71を接続する。
一方、第2基板側コネクタ52は、その側面が、黒色のバックカバー6の第2コネクタカバー64でほとんど囲われており、作業者は、第2基板側コネクタ52を、第2コネクタカバー64で囲われた「黒色のコネクタ」として認識することができる。
そこで、作業者は、この「黒色のコネクタ」として認識される第2基板側コネクタ52に、これと同色である黒色の第2車両側コネクタ72を接続する。
このように、本実施例1では、白色の第1車両側コネクタ71を、これと同色の「白色のコネクタ」として認識される第1基板側コネクタ51に接続させ、黒色の第2車両側コネクタ72を、「黒色のコネクタ」として認識される第2基板側コネクタ52に接続させるのにあたり、それぞれ同色と認識されるコネクタ同士を接続するようにしたため、誤接続を防止することができる。
しかも、第1基板側コネクタ51と第2基板側コネクタ52として白色のものを共用して用い、既存のバックカバー6に一体に形成された第1コネクタカバー63と第2コネクタカバー64との造形に基づいた両基板側コネクタ51,52の見え具合の差異により、両基板側コネクタ51,52を「白色」と「黒色」とに認識させるようにしているため、両基板側コネクタ51,52として色の異なる2種類のものを用いるのに比べてコストダウンを図ることが可能となり、かつ、新たな付属部品を付加して実際の色とは異なる色に認識させるのと比較してもコストダウンが可能となる。
加えて、本実施例1では、第2コネクタカバー64に凸部66を形成し、形状でも両コネクタカバー63,64、すなわちその内側の両基板側コネクタ51,52の識別ができるようにしたため、誤接続防止性能がさらに高まるとともに、この形状の差異により、作業者は、目視だけでなく、触った感触でも両基板側コネクタ51,52の識別が可能となり、作業性が向上する。
また、この凸部66は、第2基板側コネクタ52を基板5に固定するのに用いるボス部52b,52bとの干渉を防止する形状を利用して形成しているため、第2コネクタカバー64をできるだけ小型化しながら上記の形状の差異を設定することができる。
さらに、本実施例1では、第2基板側コネクタ52を第2コネクタカバー64で囲い隠すのにあたり、上側壁64aの全面積で囲い隠すのではなく、上側壁64aに作業用窓66aを設け、両コネクタ52,72の接続作業ならびに接続解除作業時に、第2車両側コネクタ72を摘む指先およびロック操作部721を押圧する指先が、第2コネクタカバー64と干渉するのを回避するようにしたため、良好な作業性を確保することができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態および実施例1を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態および実施例1に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、実施例1では、第1車両側コネクタ71の色(白色)と両基板側コネクタ51,52の色とを一致させ、第2車両側コネクタ72の色(黒色)とバックカバー6との色とを一致させた例を示したが、少なくとも、第1車両側コネクタ71の色と両基板側コネクタ51,52との色と、第2車両側コネクタ72の色とバックカバー6との色と、の少なくとも一方が一致していれば、一致する色どうしを接続させることで、誤接続を防止することができるもので、もう一方の色は、必ずしも同色でなくてもよい。
また、上記の色を一致させる場合も、用いる色は、実施例で示した「白色」と「黒色」に限定されるものではなく、他の色を用いてもよい。
また、本発明で、第1基板側コネクタと第2基板側コネクタの「第1」と「第2」は、2つのコネクタを区別するためのものであり、2つのコネクタのいずれを第1としてもよく、要は、2つの基板側コネクタの一方が、車両側コネクタと一方、あるいはバックカバーと同色であればよい。
また、実施例1では、第1コネクタカバー63にコネクタ覗き見部65を形成するのにあたり、上側壁63aの先端から基端の突出方向全長に亘って形成した例を示したが、これに限定されるものではなく、要は、作業者の目視方向の壁に、その内側に配置された第1基板側コネクタ51の側面を見ることができる開口があれば、形状は丸、四角、三角、半円など、どのように形成してもよいし、その大きさも、壁の中間部に穴を開けたり、壁の基端側から中間部に形成したりというように、実施例1で示したものに限定されることはなく、その数も、実施例1で示したように、1つの上側壁63aに1つのコネクタ覗き見部65を形成するだけでなく、1つの壁(例えば、上側壁63a)に複数形成してもよいし、複数の壁(例えば、上側壁63aと横側壁63b)に跨って、あるいは各壁のそれぞれに形成してもよい。
本発明の最良の実施の形態の実施例1の車両用メータ装置Aを上方から視た平面図である。 実施例1の車両用メータ装置Aのバックカバー6を背面側から見た斜視図である。 実施例1の車両用メータ装置Aを示す背面図である。 実施例1の車両用メータ装置Aを示す分解斜視図である。 実施例1の車両用メータ装置Aを示す側面である。
符号の説明
2 アッパハウジング(メータハウジング)
3 目盛盤
4 ロアハウジング(メータハウジング)
5 基板
6 バックカバー
51 第1基板側コネクタ
51a 側面
52 第2基板側コネクタ
63 第1コネクタカバー
63a 上側壁(周壁)
63b 横側壁(周壁)
63c 下側壁(周壁)
64 第2コネクタカバー
64a 上側壁(周壁)
64b 横側壁(周壁)
64c 下側壁(周壁)
65 コネクタ覗き見部
66 凸部
71 第1車両側コネクタ
72 第2車両側コネクタ
A 車両用メータ装置

Claims (4)

  1. メータハウジングの背面に設けられた基板と、
    この基板の背面側を覆うバックカバーと、
    前記基板の背面側に、前記バックカバーを貫通して突出された第1基板側コネクタと第2基板側コネクタと、を備え、
    前記第1基板側コネクタと第2基板側コネクタとに、それぞれ、異なる色で形成された車両側の第1車両側コネクタと第2車両側コネクタとが接続されて、メータ側と車両側との電気的接続が成される車両用メータ装置であって、
    前記第1基板側コネクタと第2基板側コネクタとが、前記バックカバーとは異なる色で同色に形成され、かつ、前記バックカバーと両基板側コネクタとの少なくとも一方が、両車両側コネクタの一方と同色に形成され、
    前記バックカバーに、前記第1基板側コネクタの外周を囲む周壁を備えた第1コネクタカバーと、第2基板側コネクタの外周を囲む周壁を備えた第2コネクタカバーと、が一体に形成され、
    前記第1コネクタカバーの周壁においてコネクタ接続時の作業者の目線方向側に、前記第1基板側コネクタの側面を露出させるコネクタ覗き見部が形成されていることを特徴とする車両用メータ装置。
  2. 両基板側コネクタが、前記第1車両側コネクタと同色に形成されているとともに、前記バックカバーが、前記第2車両側コネクタと同色に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用メータ装置。
  3. 前記第2コネクタカバーには、前記背面方向から見て第1コネクタカバーの周壁の外周形状と異なり、外周方向に突出した凸部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用メータ装置。
  4. 前記第2コネクタカバーの外周方向に突出した凸部において、周壁先端側端部に作業用切欠部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用メータ装置。
JP2007006148A 2007-01-15 2007-01-15 車両用メータ装置 Expired - Fee Related JP4833869B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007006148A JP4833869B2 (ja) 2007-01-15 2007-01-15 車両用メータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007006148A JP4833869B2 (ja) 2007-01-15 2007-01-15 車両用メータ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008171772A JP2008171772A (ja) 2008-07-24
JP4833869B2 true JP4833869B2 (ja) 2011-12-07

Family

ID=39699652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007006148A Expired - Fee Related JP4833869B2 (ja) 2007-01-15 2007-01-15 車両用メータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4833869B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6650609B2 (ja) * 2014-04-14 2020-02-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 充電コネクタ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07117982B2 (ja) * 1983-03-18 1995-12-18 株式会社日立製作所 パタ−ン認識方式
JPS6199383A (ja) * 1984-10-22 1986-05-17 Hitachi Ltd 容量式変位センサ
JP2739628B2 (ja) * 1993-12-28 1998-04-15 矢崎総業株式会社 コネクタハウジングのグロメットへの組付け機構
JP2000091035A (ja) * 1998-09-10 2000-03-31 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
JP2003109706A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Jiyaruko:Kk 多チャンネルスピーカ用ターミナルとスピーカケーブル用プラグ
JP2005037238A (ja) * 2003-07-14 2005-02-10 Denso Corp 車両用指針計器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008171772A (ja) 2008-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5276999B2 (ja) ケースの固定構造
EP2518452B1 (en) Display device
JP5406007B2 (ja) 計器装置
JP4706898B2 (ja) 表示装置
JP4977413B2 (ja) 指針装置
JP4833869B2 (ja) 車両用メータ装置
JP4712461B2 (ja) 表示パネル用接続ケーブルの保護構造及び車両用計器の組付方法
JP4492505B2 (ja) 車両用表示装置
JP4894371B2 (ja) 車両用表示装置
JP5382339B2 (ja) 表示装置
JP5324842B2 (ja) 計器装置の調光部材の取付構造
JP4592331B2 (ja) 車両用表示装置
JP5265478B2 (ja) 部品の固定構造
JP4844810B2 (ja) 計器装置における組み付け構造
JP5305087B2 (ja) 計器装置
JP5007946B2 (ja) スイッチ操作装置
JP3735859B2 (ja) 表示装置
JP2009128198A (ja) 計器装置
JP2021076560A (ja) 計器装置
JPH0711504Y2 (ja) 計器用ケース
JP4217642B2 (ja) 車両用計器
JP2019207108A (ja) 表示装置
JP2020148638A (ja) 配線部材の保持構造
JP2009036612A (ja) 計器装置
JP6776853B2 (ja) 車両用表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110920

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110922

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4833869

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees