JP4492505B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の運転席に設置され、乗員に対して各種情報を表示す車両用表示装置に関するものである。
近年、車両用表示装置で表示される情報の個数が増加しているが、車両用表示装置が設置されるダッシュボードには、車室内空調装置やエアバッグ等が搭載され、これら機器や装置の種類が増加する傾向にある。このため、限られたスペースで多くの情報を表示できる車両用表示装置が、要望されている。
例えば、指針計器を備え、指針計器の前面側(視認者側)に所望の情報を表示する液晶パネル等の表示手段を設け、少なくとも指針計器の指針の一部が表示手段の周囲に露出するように構成した表示装置がある(特許文献1参照)。
具体的に、この表示装置は、指針計器と表示手段に加えて、光源と、この光源が実装された電気配線板と、導光手段と、表示手段と導光手段とを収納するケーシングとを備える。光源は、表示段を透過照明するものであり、導光手段は、この光源の発する光を表示手段の裏面へ導くものである。
この表示装置では、所望の情報を表示する表示手段を、指針計器の指針の回転中心側に設けることにより、車両用表示装置の表示用スペースの有効利用を図っている。
特開2003−344118号公報
しかし、特許文献1では、電気配線板と導光手段と表示手段の組み付け構造についての記載がなく、これらの組み付け構造によっては、即ち、これらの組み付けスペースによっては、表示用スペースを、充分に確保できない恐れがある。
特に、電気配線板の組み付けスペースにより、表示用スペースを、充分に確保できない恐れがある。これは、電気配線板が、一般に、ネジ固定されるためであり、これにより、組み付け作業が煩雑化されると共に、表示用スペースがネジ固定部により制限されるためである。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、指針計器と、この前面側に配置された表示手段と、これを透過照明する光源が実装された電気配線板とを備え、この電気配線板がネジ固定されない車両用表示装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成する為、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の車両用表示装置は、文字盤と文字盤の前面に沿って回転する指針とを有する指針計器と、指針の回転中心側であって指針計器の前面側に配置され且つ所望の情報を表示する表示手段と、表示手段を透過照明する光源と、光源が実装された電気配線板と、光源の発する光を表示手段の裏面へ導く導光手段と、弾性部を有し且つ表示手段と電気配線板と導光手段とを収納するケーシングとを備え、電気配線板が、電気配線板の板厚方向において導光手段とケーシングとによりはさまれ、且つ、電気配線板の面方向の一方向において導光手段と弾性部とによりはさまれて、ケーシングに固定され、弾性部が、面方向の一方向へ弾性を有するように構成されている構成とする。
この構成では、電気配線板が、電気配線板の板厚方向において導光手段とケーシングとによりはさまれ、且つ、電気配線板の面方向の一方向において、その方向へ弾性を有する弾性部と導光手段とによりはさまれて、ケーシングに固定される。これにより、電気配線板を、ネジ固定しないで、電気配線板の板厚方向と電気配線板の面方向の一方向において位置決めしつつ、そのガタツキを押さえてケーシングに固定することができる。
この結果、この電気配線板がネジ固定されない車両用表示装置を提供することができる。
請求項2に記載の車両用表示装置は、電気配線板が、文字盤に対して略垂直に配置され、弾性部が、この垂直方向に弾性を有し、電気配線板が、この垂直方向において導光手段と弾性部とによりはさまれてケーシングに固定されるように構成されている構成とする。
この構成では、電気配線板が、文字盤に対して略垂直な方向において導光手段と弾性部とによりはさまれてケーシングに固定される。この車両用表示装置では、表示手段が指針計器の前面側に配置され構成であるため、電気配線板を固定するスペースを、この垂直な方向において容易にとることができる。これにより、この車両用表示装置の表示用スペースを、より有効に利用することができる。
この結果、上述の効果を得つつ、表示用スペースを、より有効に利用することができる。
請求項3に記載の車両用表示装置は、導光手段が、電気配線板と電気配線板の板厚方向に当接する第1当接面と、電気配線板と電気配線板の面方向の一方向に当接する第2当接面とを、光源の発する光を入射する入射面の近傍に有する構成とする。
この構成では、第1当接面と第2当接面と入射面を近接して配置する。一方、入射面は、必然的に電気配線板(光源)と近接して配置されるため、第1当接面と第2当接面が、電気配線板と近接して配置されることとなる。これにより、上述の効果を、コンパクトに簡易な構成で実現できる。
請求項4に記載の車両用表示装置は、導光手段またはケーシングが、電気配線板を電気配線板の面方向において一方向と垂直な方向へ位置決めする位置決め手段を、備える構成とする。
この構成では、導光手段またはケーシングが、垂直な方向へ位置決めする位置決め手段を備える。これにより、上述の効果を得つつ、電気配線板を、電気配線板の面方向において垂直な方向へ簡易な構成で位置決めすることができる。
以下、本発明による車両用表示装置を、自動車に搭載されるコンビネーションメータ1に適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
(構成)
図1は、本発明の一実施形態による車両用表示装置であるコンビネーションメータ1の部分正面図である。
図2は、図1中のII−II線断面図である。
図3は、図2に示す表示ユニット10の拡大断面図である。
図4は、図3に示す電気配線板であるプリント基板13の平面図である。
図5(a)は、図3に示す導光手段である導光板14の平面図であり、図5(b)は、図5(a)中のVB−VB線断面図である。
図6(a)は、図3に示すケーシング16の上面図であり、図6(b)は、ケーシング16の底面図であり、図6(c)は、図6(a)中のVIB−VIB線断面図である。
図7(a)は、図3においてカバー17と見返し板18等を取り外した状態のVIIA矢視図であり、図7(b)は、図7(a)中のVIIB−VIIB線断面図である。
図8は、本発明の一実施形態による車両用表示装置であるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する回路構成図である。
コンビネーションメータ1は、自動車の運転席前方の運転者から視認可能な位置に配設され、自動車に関する各種情報を表示するものである。本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、図1に示すように、当該自動車の走行速度を指示する指針計器である速度計A、当該自動車の累積走行距離および区間走行距離を示す距離計B、および、当該自動車のドアの開閉状態を指示するドアインジケータCを備える。
速度計Aは、指針3の回動角度により速度を指示する指針計器として構成される。速度計Aは、指針3の回動位置を運転者に視認させるための文字盤2を備える。
文字盤2は、透光性材質、たとえば透明なポリカーボネート等の薄板から形成される。文字盤2は、図1と図2に示すように、その中央部に円形の凹部が設けられ、視認方向において、凹部の底面2bとその外周側の一般面2aとの二段に構成される。また、底面2bは、後述するムーブメント4のシャフト4aと同心上に形成される。底面2bには、図1に示すように、文字2cと目盛2dが形成される。一般面22には、文字2cのみが形成される。文字2cと目盛2dは、後述する指針3とともに当該自動車の速度を指示するためのものであり、図1に示すように、それぞれ円弧上且つシャフト4aと同心上に配置される。
文字2cと目盛2dは、文字盤2の表面(図2において左側の面)あるいは裏面(図2において右側の面)に印刷あるいはホットスタンプ等を施すことにより形成される。すなわち、文字2cと目盛2d以外の部分に不透光性着色層あるいは半透光性着色層を設けると共に、文字2cと目盛2dを透明なままとする、あるいは半透光性着色層を設ける等の処理を施す。後述する、文字盤2の裏側に配置される発光ダイオード5bが点灯されると、それが発する光により文字盤2は透過照明されて、文字2cと目盛2dが発光表示される。
文字盤2の裏側(図2において右側)には、プリント基板6が配置される。プリント基板6には、文字盤2を透過照明する発光ダイオード5bおよび後述する指針3を発光表示させる発光ダイオード5aが実装される。
また、プリント基板6には、ムーブメント4が実装される。ムーブメント4は、ステッピングモータ、あるいは交差コイル式回転機等の電気アクチュエータからなり、外部からの電気信号(本実施形態では自動車の速度信号)に対応した角度だけシャフト4aを回動させるものである。ムーブメント4のシャフト4aは、文字盤2の外方(図2において左方向)へ延出し、その先端には指針3が固定される。
指針3は、透光性材料、たとえばアクリル樹脂等により形成され、プリント基板6上に実装される発光ダイオード5aが発する光により発光表示される。また、プリント基板6には、両発光ダイオード5a、5bの点灯・消灯制御およびムーブメント4の駆動制御を行なう制御装置8(図8)が実装される。制御装置8は、たとえばマイクロコンピュータ等から構成されている。
以上説明した、文字盤2、プリント基板6等は、アッパケース21とロアケース22とから構成されるケース内に収容保持される。
文字盤2の前面側(図2において左側)には、文字盤2の端部を覆う意匠板23が装着され、意匠板23の先端部には透明カバー24が装着される。意匠板23は、たとえば樹脂材料から形成され、透明カバー24は、透明な樹脂の薄板あるいはガラス等から形成される。
アッパケース21とロアケース22は、樹脂材料から成形され、アッパケース21は、リフレクタとしての機能を有し、発光ダイオード5aからの光を指針3へ導き、発光ダイオード5bからの光を文字盤2へ導く。
一方、情報である累積走行距離および区間走行距離を示す距離計B、および、情報であるドアの開閉状態を指示するドアインジケータCは、表示手段である液晶パネル11上に、それぞれ画像として形成される。
液晶パネル11は、指針3の回転中心側であって指針計器の前面側(図2において左側)に配置され、即ち、速度計Aの中央部且つ視認方向において視認者側(図2中において左側)に配置される。この結果、液晶パネル11は、指針計器である速度計Aと視認方向(図2中において左右方向)に重なって配置される。液晶パネル11は、複線でフレキシブルなリードワイヤ11aを介してプリント基板6と電気的に接続される。
液晶パネル11の背後(図3において右側)には、液晶パネル11を透過照明する光源である発光ダイオード12と、発光ダイオード12が実装された電気配線板であるプリント基板13と、発光ダイオード12の発する光を液晶パネル11の裏面(図2において右側の面)へ導く導光手段である導光板14とが配置される。液晶パネル11とプリント基板13と導光板14は、ケーシング16内に収容保持される。
導光板14は、透明なアクリル樹脂等で形成され、その裏面(図3において右側の面)には、微小の凹凸を有するシボ面14gが形成される。シボ面14gは、導光板14に入射した発光ダイオード12からの光を液晶パネル11の裏面へ反射するものである。また、ケーシング16は、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂等から形成される。
液晶パネル11の前面側(図3において左側)には、開口部18aを有する見返し板18が配置され、開口部17aを有するカバー17が、図3の左側からケーシング16に図示しない引っ掛け等により固定される。カバー17と見返し板18は、共に、ABS樹脂等から形成される。
導光板14とケーシング16の間には、導光板14に入射した発光ダイオード12からの光を液晶パネル11の裏面へ反射する反射板15aが配置される。反射板15aは、ポリカーボネート樹脂等から形成され、反射率の高い白色を有する。
導光板14と液晶パネル11の間には、導光板14からの反射光を液晶パネル11の裏面へ均一に導く拡散板15bが配置される。拡散板15bは、ポリカーボネート樹脂等から形成され、光拡散処理が施されている。
カバー17と見返し板18の間には、液晶パネル11を保護する透明板15cが配置される。透明板15cは、透明なアクリル樹脂等で形成され、その表面(図3において左側の面)には、微小の凹凸を有するシボ面形成される。シボ面は、太陽光等の外来光が透明板15cにより反射して液晶パネル11が見辛くなることを防止するものである。
表示ユニット10の組み付け手順は、先ず、プリント基板13、反射板15a、導光板14、拡散板15b、および液晶パネル11を、この順にケーシング16内に挿入する。
その後、透明板15cを見返し板18内に装着し、カバー17を、この見返し板18が、図3において左側から液晶パネル11に密着するように、液晶パネル11をケーシング16に対して図3において右方向へ押さえつけるようにして、図示しない引っ掛けによりケーシング16に固定する。このようにして、表示ユニット10の組付けを、ネジを用いないで完了する。
ケーシング16は、ネジ穴16bが形成されたボス部16aを2個備え(図6(b)を参照)、図2に示すように、ネジ7をネジ穴16bに差し込んで締め付けることによって、ボス部16aをアッパケース21に対して固定する。即ち、表示ユニット10をアッパケース21に対して固定する。この際、同時に、プリント基板6もアッパケース21に対して固定する。
尚、開口部18aは、図1に示す形状であって図3に示すように液晶パネル11より小さい形状を有し、開口部17aは、開口部18aより大きい形状を有する。これにより、液晶パネル11、すなわち距離計BおよびドアインジケータCの画像は、開口部18aの内側に視認される。
以下、本発明の特徴である、プリント基板13のケーシング16対する固定構造について説明する。プリント基板13は、ネジ固定されないで、導光板14とケーシング16を利用してケーシング16対して固定される。
プリント基板13は、図4に示すように、略長方形の形状を有し、切り欠き部13aが、図中において上側の両端に形成される。プリント基板13上には、6個の発光ダイオード12と電流調整用などの素子と端子13bが実装され、複線でフレキシブルなリードワイヤ13cが、端子13bを介して発光ダイオード12とプリント基板6とを電気的に接続する。また、液晶パネル11が温度環境により作動電圧制御が必要なドットマルチ式LCDなどの表示器の場合、コントラストなどの表示品質を保持するため、プリント基板13が近接しているので、サーミスタなどの温度検知素子を設置しても良い。
導光板14は、図5(a)に示すように、その4端部がカットされた略正方形の形状を有し、図中において下側の両端間に凹部(14b、14e)が形成される。この凹部には、入射面14bと位置決め手段である位置決め面14eが設けられ、この凹部の両側は、突起部14aを構成する。突起部14aには、図5(b)に示すように、第2当接面14dが設けられ、図中において第2当接面14dの下側には、第1当接面14cが設けられる。
導光板14のシボ面14gは、図中において左側から右側に向かって上側へ傾斜する。これは、左側から入射面14bに入射した発光ダイオード12の発する光が、シボ面14gにより上側(液晶パネル11)へ反射できるようにするためである。尚、シボ面14g上には、導光板14をケーシング16に対して位置決めさせるピン14fが2個形成される。
ケーシング16には、図6(b)に示すボス部16aに加えて、図6(a)に示すように、支持部16c、弾性部16d、および、導光板14のピン14fが挿入される位置決め穴16eが形成される。支持部16cは、プリント基板13を、導光板14の第1当接面14cとにより、プリント基板13の板厚方向においてはさむものである。また、弾性部16dは、プリント基板13を、導光板14の第2当接面14dとにより、プリント基板13の面方向の一方向(図6(c)において左右方向)においてはさむものである。爪16d部は、図6(c)において左右方向へ弾性を有するように形成される。
プリント基板13のケーシング16に対する固定は、導光板14の突起部14aを、図7に示すように、プリント基板13の切り欠き部13aにはめることにより行なう。
具体的に、プリント基板13と反射板15aを、ケーシング16内に、この順に挿入した後、導光板14を、プリント基板13が、図3に示すように、その板厚方向(図中において上下方向)において、ケーシング16の支持部16cと導光板14の第1当接面14cとによりはさまれるようにケーシング16に挿入する。また、導光板14を、プリント基板13が、その面方向の一方向(図7(b)において上下方向)において、この方向へ弾性を有するケーシング16の弾性部16dと導光板14の第2当接面14dとによりはさまれるようにケーシング16に挿入する。
この際、導光板14は、そのピン14fをケーシング16の位置決め穴16eに挿入することにより、ケーシング16に対して位置決めする。
この後、拡散板15b、および液晶パネル11を、この順にケーシング16内に挿入する。その後、透明板15cを見返し板18内に装着し、カバー17を、この見返し板18が、図3において左側から液晶パネル11に密着するように、これをケーシング16に対して図3において右方向へ押さえつけるようにして、図示しない引っ掛けによりケーシング16に固定する。このようにして、表示ユニット10の組付けを、ネジを用いないで完了する。
即ち、導光板14の位置決め面14eは、プリント基板13をケーシング16に対して、その面方向において一方向と垂直な方向(図7(a)と図7(b)において左右方向)へ位置決めし、導光板14の第1当接面14cとケーシング16の支持部16cは、その板厚方向(図3と図7(a)において上下方向)へ位置決めする。
また、導光板14の第2当接面14dとケーシング16の弾性部16dは、プリント基板13をケーシング16に対して、その面方向において一方向(図7(b)において上下方向)へ位置決めする。この際、プリント基板13は、ケーシング16に対して、カバー17が見返し板18や液晶パネル11等を介して導光板14をその面方向の一方向(図7(b)において下方向)へ押さえる力と、この方向へ弾性を有する弾性部16dの図7(b)において上方向へ押し上げる力とにより、この方向において弾性力により固定される。
これにより、プリント基板13を、ネジ固定しないで、その板厚方向とその面方向の一方向において位置決めしつつ、そのガタツキを押さえてケーシング16に固定することができる。この結果、これらの組み付けスペースをコンパクトにすることができ、表示用スペースを、有効に利用することができる。
尚、本実施形態では、プリント基板13を、図3に示すように、文字盤2に対して略垂直に配置するため、プリント基板13をケーシング16に固定するスペースがよりコンパクトになり、上述の効果を得つつ、表示用スペースを、より有効に利用することができる。
また、本実施形態では、第1当接面14cと第2当接面14dと入射面14bとを近接して配置する。一方、入射面14bは、必然的にプリント基板13(発光ダイオード12)と近接して配置されるため、第1当接面14cと第2当接面14dが、プリント基板13と近接して配置されることとなる。これにより、上述の効果を、コンパクトに簡易な構成で実現できる。
また、ケーシング16の支持部16cは、ケーシング16の樹脂成型用の型の抜き勾配の関係より、図6(c)において支持部16cの左側が下側へ若干傾斜する。これにより、プリント基板13も、図3において左側が下側へ若干傾斜するため、発光ダイオード12からの光が、図3において左側へ若干傾斜する。このため、発光ダイオード12からの光は、導光板14のより先端側(図3において上側)へ到達し易くなり、液晶パネル11をより均一に透過照明することができる。
以上説明した、本実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成について、図8に基づいて説明する。
制御装置8には、バッテリ28から電力が常時供給されている。また、制御装置8は、イグニッションスイッチ12が、その作動状態(オンまたはオフ)を検出可能に接続されている。
また、制御装置8には、各種のセンサ類が検出信号を入力可能に接続されているとともに、ムーブメント4や液晶パネル11や発光ダイオード5a、5b、12等が制御装置8により駆動されるように接続されている。
各種センサ類としては、当該自動車の走行速度を検出する速度センサ25、当該自動車の各ドアの半ドア状態を検出するドアセンサ26がある。なお、半ドア状態とは、乗員が正常な閉位置にない、つまりドアの係止機構が完全な係止位置にない状態のことである。また、ドアセンサ26は、運転席、助手席、後席右側、後席左側の各ドアの半ドア状態を検出するものである。
速度計Aおよび距離計Bは、速度センサ25の検出信号に基づき表示される。また、ドアインジケータCは、ドアセンサ26の検出信号に基づき駆動される。
イグニッションスイッチ27がオンされると、制御装置8はイグニッションスイッチ27がオンされたことを検知して、制御装置8は発光ダイオード5a、5b、12を点灯させる。これにより、速度計Aの文字盤2および指針3が発光ダイオード表示されるとともに、液晶パネル11が透過照明される。
発光ダイオード12からの光は、図2と図3に示す光路Pに従って、導光板14の入射面14bから導光板14内へ入射し、導光板14のシボ面14gと反射板15aにより拡散板15bへ反射される。この反射光は、拡散板15bで均一化されて、液晶パネル11を透過照明する。
また、制御装置8は、速度センサ25からの検出信号に基づきムーブメント4を駆動して、シャフト4aを所定角度、すなわち当該自動車の走行速度に対応する角度に回動させる。また、制御装置8は、液晶パネル11を駆動して、当該自動車の走行距離を距離計B部に表示し、且つ速度センサ25からの検出信号に基づき表示データを更新する。また、制御装置8は、液晶パネル11を駆動して、ドアセンサ26の検出信号に基づき各ドアの閉止状態をドアインジケータC部に表示する。
以上説明したように、本発明の一実施形態による車両用表示装置であるコンビネーションメータ1においては、文字盤2と文字盤の前面に沿って回転する指針3とを有する指針計器である速度計Aと、指針3の回転中心側であって指針計器Aの前面側に配置され且つ所望の情報を表示する表示手段である液晶パネル11と、液晶パネル11を透過照明する光源である発光ダイオード12と、発光ダイオード12が実装された電気配線板であるプリント基板13と、発光ダイオード12の発する光を液晶パネル11の裏面へ導く導光手段である導光板14と、弾性部16dを有し且つ液晶パネル11とプリント基板13と導光板14とを収納するケーシング16とを備え、プリント基板13が、プリント基板13の板厚方向において導光板14とケーシング16とによりはさまれ、且つ、プリント基板13の面方向の一方向において導光板14と弾性部16dとによりはさまれて、ケーシング16に固定され、弾性部16dが、面方向の一方向へ弾性を有するように構成されている。
これにより、このプリント基板13がネジ固定されないコンビネーションメータ1を提供することができる。
尚、上述の例では、プリント基板13の動きを図7(a)と図7(b)において左右方向で位置決めする位置決め手段を、導光板14に形成された位置決め面14eとして形成したが、ケーシング16側に形成することができる。
また、上述の例に限らず、種々の変形例が考えられる。
図1は、本発明の一実施形態による車両用表示装置であるコンビネーションメータ1の部分正面図である。 図2は、図1中のII−II線断面図である。 図3は、図2に示す表示ユニット10の拡大断面図である。 図4は、図3に示す電気配線板であるプリント基板13の平面図である。 図5(a)は、図3に示す導光手段である導光板14の平面図であり、図5(b)は、図5(a)中のVB−VB線断面図である。 図6(a)は、図3に示すケーシング16の上面図であり、図6(b)は、ケーシング16の底面図であり、図6(c)は、図6(a)中のVIB−VIB線断面図である。 図7(a)は、図3においてカバー17と見返し板18等を取り外した状態のVIIA矢視図であり、図7(b)は、図7(a)中のVIIB−VIIB線断面図である。 図8は、本発明の一実施形態による車両用表示装置であるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する回路構成図である。
符号の説明
1 コンビネーションメータ(車両用表示装置)
2 文字盤、2a 一般面、2b 底面、2c 文字、2d 目盛
3 指針、4 ムーブメント、4a シャフト
5a、5b 発光ダイオード、6 プリント基板、7 ネジ、8 制御装置
10 表示ユニット、11 液晶パネル(表示手段)、11a リードワイヤ
12 発光ダイオード(光源)
13 プリント基板(電気配線板)、13a 切り欠き部、13b 端子
13c リードワイヤ
14 導光板(導光手段)、14a 突起部、14b 入射面
14c 第1当接面、14d 第2当接面、14e 位置決め面(位置決め手段)
14f ピン、14g シボ面
15a 反射板、15b 拡散板、15c 透明板
16 ケーシング、16a ボス部、16b ネジ穴
16c 支持部、16d 弾性部、16e 位置決め穴
17 カバー、17a 開口部、18 見返し板、18a 開口部
21 アッパケース、22 ロアケース、23 意匠板、24 透明カバー
25 速度センサ、26 ドアセンサ
27 イグニッションスイッチ、28 バッテリ
A 速度計(指針計器)、B 距離計(情報)、C ドアインジケータ(情報)

Claims (4)

  1. 文字盤と該文字盤の前面に沿って回転する指針とを有する指針計器と、
    前記指針の回転中心側であって前記指針計器の前面側に配置され、且つ、所望の情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段を透過照明する光源と、
    前記光源が実装された電気配線板と、
    前記光源の発する光を前記表示手段の裏面へ導く導光手段と、
    弾性部を有し、且つ、前記表示手段と前記電気配線板と前記導光手段とを収納するケーシングとを備え、
    前記電気配線板は、該電気配線板の板厚方向において前記導光手段と前記ケーシングとによりはさまれ、且つ、該電気配線板の面方向の一方向において該導光手段と前記弾性部とによりはさまれて、前記ケーシングに固定され、
    前記弾性部は、前記一方向へ弾性を有するように構成されていることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記電気配線板は、前記文字盤に対して略垂直に配置され、
    前記弾性部は、前記垂直方向に弾性を有し、
    前記電気配線板は、前記垂直方向において前記導光手段と前記弾性部とによりはさまれて前記ケーシングに固定されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記導光手段は、前記電気配線板と、該電気配線板の板厚方向において当接する第1当接面と、該電気配線板と、該電気配線板の面方向において前記一方向に当接する第2当接面とを、前記光源の発する光を入射する入射面の近傍に有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記導光手段または前記ケーシングは、前記電気配線板を該電気配線板の面方向において前記一方向と垂直な方向へ位置決めする位置決め手段を、備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
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