JP2019207108A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 見返し部材と表示板との隙間から発光部を視認する場合でも、良好な外観を有する表示装置を提供する。【解決手段】 表示板1と、表示板1の前方に配置され、表示板1を周方向に取り囲む立壁部71を有する見返し部材7と、表示板1及び見返し部材7の後方に配設されるケース体4と、表示板1の後方に配設される光源33と、からなる表示装置100において、立壁部71は、一部が表示板1の後方に延出する垂下部72を有し、表示板1と垂下部72との間は隙間部Gを有し、光源33が発した光は、垂下部72を照明し隙間部Gから前記前方へ出射される。【選択図】 図2
Description
本開示は、表示装置に関し、例えば、表示板と筒状部との間の隙間部から照明を行うようにした表示装置に好適なものである。
従来、この種の表示装置にあっては、例えば下記特許文献1に記載されているものが知られている。この特許文献1に記載の表示装置は車両用の計器装置であって、照明用の光源を実装する基板と、回路基板の上に配置されたケース体(シェード)を有し、このケース体の手前に配置された見返し部材(アッパハウジング)に表示板(文字盤)の周囲を囲う筒状部が形成されており、この筒状部は、内周半径が手前側から奥側に向かって漸次小さくなるテーパ面状に形成され、見返し部材に形成した前面側立壁(ハウジング側立壁)と、見返し部材とは別部材(フード)に形成した背面側立壁(フード側立壁)と、を軸方向に連続して配置させて二部材で形成されている。
そして、光源から発せられる光を、筒状部の先端部などで反射し発光させて、筒状部と表示板との間の隙間から発光部を運転者は視認(間接照明)することで、表示板が浮き上がっているかのような立体感を有した表示を運転者に提供するというものであった。
しかしながら、筒状部を二部品で形成すると、二部品の境界部が運転者から視認できるので、外観を損なうといった問題点があった。
そこで、本開示は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、見返し部材と表示板との隙間から発光部を視認する間接照明において、良好な外観を有する表示装置を提供することを目的とする。
本開示は、表示板1と、前記表示板1の前方に配置され、前記表示板1を周方向に取り囲む立壁部71を有する見返し部材7と、前記表示板1の後方に配設される光源33と、からなる表示装置100において、前記立壁部71は、一部が前記表示板1の後方に延出する垂下部72を有し、前記表示板1と前記垂下部72との間は隙間部Gを有し、前記光源33が発した光は、前記垂下部72を照明し前記隙間部Gから前記前方へ出射されることを特徴とする。
本開示に係る表示装置によれば、見返し部材と表示板との隙間から発光部を視認する間接照明において、良好な外観を有する表示装置を提供することができる。
本開示の実施形態に係る表示装置を、車両用計器100を用いて、添付の図1乃至4に基づいて以下に説明する。
以下の説明において、「前面側」は、車両用計器100から車両運転席に着座した運転者を見る方向及び図1における手前側、及び図2における上側(透過パネル6側)である。「背(後)面側」は、図1における奥側、及び図2における下側(回路基板3側)を意味する。
図1に示す車両用計器100は、乗員の前方に配置され、乗員に車速等の情報を表示する装置である。車両用計器100は、中央に車速を表示するスピードメータ101が配置され、スピードメータ101の上側には、車両の状態を光源の点灯により表示するアンビエント照明部102が配置されている。
尚、アンビエント照明部102は、例えば、車両の燃費の状態に応じて発光色を変更するものである。例えば、燃費の良い状態時には背後に配設された光源33が緑色に発光し緑色に表示され、燃費の悪い状態時には光源33が白色に発光し白色に表示されるものである。
また、スピードメータ101は、速度を示す目盛及び数字などの指標部11が形成された表示板1と、この表示板1の上面を回転可能に設けられた指針2と、この指針2を作動させる指針駆動部21と、この指針駆動部21を導通装着してなる表示板1の背後に配設される回路基板3と、表示板1と回路基板3の間に配置されるケース体4と、表示板1と回路基板3とケース体4とを背後から覆うカバー体5と、表示板1の前方に配置されスピードメータ101,アンビエント照明部102を透視する透過パネル6と、表示板1と透過パネル6の間に配設され両者の間の空間を周方向に取り囲み、スピードメータ101,アンビエント照明部102を露出する立壁部71を有する見返し部材7と、からなる。
表示板1は、例えば透明または半透明の透光性のガラスや合成樹脂(例えば、ポリカーボネートなど)からなる薄板状の基材からなり、表裏面に透光性及び遮光性のインキが印刷されている。地色となる遮光性の黒色のインキが抜き印刷(印刷されない)されて指標部11やデジタル表示部(例えば、液晶表示器(図示せず))の開口を形成する矩形の透視部12やインジケータ表示部13等が形成される。
指針2は、透光性樹脂からなる指示部22と、遮光性樹脂からなる指針キャップ23とを有する。また、指針2は、指針駆動部21の回動軸21aに挿入固定されて回転可能に保持され、指標部11を指示部22にて指示する。
回路基板3は、例えばFR−4(Flame Retardant−4)等の平板状のガラスエポキシ系基材に配線パターンを施した硬質配線基板からなる。回路基板3は指針駆動部21,液晶表示器,各種光源(31,32,33)を駆動・制御するための指令信号を出力する制御手段,抵抗体(抵抗素子),コンデンサ等の各種回路部品が前記配線パターンに導通接続されている。
指針駆動部21は、可動磁石式駆動装置,ステッピングモータ等からなるものである。指針駆動部21は、その主要部が回路基板3の背後に装着され、且つ半田付け等の適宜導通手段により前記配線パターンに電気接続され、回転する回動軸21aが回路基板3を貫通し前方に突出する。回動軸21aには、指針2が取り付けられる。
光源31,32,33は、適宜色を発するトップビュー型(回路基板3法線方向に光を照射)のチップ型発光ダイオードチップ型発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)からなる。光源31,32は、白色の単色を発光するLEDである。光源33は、例えばRGB(RED,GREEN,BLUE)のLEDがパッケージされて、赤,緑,青色を発光する3色LEDからなる。
ケース体4は、遮光性の白色の合成樹脂(例えば、ポリプロピレン)からなり、このケース体4に表示板1,回路基板3が固定されている。また、ケース体4は、光源31,32を収納し、それらからの光を指標部11や指針2に案内する照明室R1,R2が形成されている。また、ケース体4は、見返し部材7とカバー体5により挟持固定されている。
このように形成されることにより、指標部11は、光源31が発した光により、後方から照明されて発光する。指示部22は、光源32が発した光を導光し発光する。そして、回動軸21aが車両速度に応じた所定の回転角度で回転し、指示部22が表示板1の指標部11を指示することで、スピードメータ101が計器として運転者に表示される。
カバー体5は、不透過性の白色の合成樹脂(例えば、ポリプロピレン)からなり、前方が開口した箱体形状をしており、内部に、表示板1,ケース体4,回路基板3等を収納する。
透過パネル6は、例えば透光性の合成樹脂(例えば、アクリル)からなり、表示板1の前方を覆う被覆部材としての機能を有している。また、透過パネル6は、見返し部材7とフック等で係止され固定される。
見返し部材7は、不透過性の黒色の合成樹脂(例えば、ポリプロピレン)からなり、表示板1の前方に配置される。また、見返し部材7は、カバー体5とフック等で係止され固定される。このように形成されることにより、車両用計器100は、透過パネル6と見返し部材7と、カバー体5とにより、閉じられた筐体となる。
立壁部71は、表示板1を周方向に取り囲み、アンビエント照明部102に対応する壁部の一部が表示板1の後方の回路基板3の近くまで延出した垂下部72を有する。また、見返し部材7は、立壁部71と垂下部72の境界の垂下部72の外側(車両用計器100でいう外側、または、スピードメータ101とは反対側)の面に、V字状に凹んだ溝部73を有する。また、垂下部72の板厚T2は、立壁部71の板厚T1よりも薄く形成されている。見返し部材7がケース体4へ組み付けられていない状態では、垂下部72の下端の位置は、表示板1の後述する開口部14よりも外側に形成されている。
また、見返し部材7は、垂下部72より外側の位置に第1の係止部74を有する。第1の係止部74は、矩形の断面形状で回路基板3の方へ突出し、垂下部72の下端よりも後方に長く形成される。また、垂下部72は、外側の面の先端近くの位置に第2の係止部75を有する。第2の係止部75は、断面T字状で所定の厚さを有し、前方から視認した際に垂下部72の外側の面を載置面としてTの字が立設するように形成される。
また、表示板1は、垂下部72を挿通させる開口部14を有する。立壁部71及び垂下部72の内側(スピードメータ101側)において、開口部14と立壁部71及び垂下部72との間が離間した隙間部Gが形成されている。
また、ケース体4は、垂下部72の外側に位置し、垂下部72と密着するガイド部41を有する。ガイド部41は、前方側が立壁部71よりも外側に位置し、後方側が開口部14よりも内側に位置する傾斜状に形成されている。また、ケース体4は、ガイド部41と対向するように形成される反射部42を有する。反射部42は、前方側が開口部14のやや内側に位置し、後方側が前方側よりも内側に位置する傾斜状に形成されている。
また、ケース体4は、第1の係止部74に対応する位置に、第1の係止部74の挿通される矩形の第1の貫通穴43を有する。また、ガイド部41は、第2の係止部75に対応する位置に、第2の係止部75の挿通される第2の貫通穴44を有する。第2の貫通穴44は、前方側が第2の係止部75が挿入可能にTの字状に形成され、Tの字の縦棒部は後方側になるに従い長く形成されるスリット部44aを有する。
光源33は、反射部42と対向する回路基板3上に複数個が実装されている。光源33は、立壁部71及び垂下部72の正面視の形状に沿って、例えば2個配置されている。光源33が発した光は、反射部42で垂下部72の方向へ反射され、垂下部72を照明し、隙間部Gから前方へ出射され運転者に視認される。このように形成されることにより、アンビエント照明部102が構成され運転者に表示される。
見返し部材7をケース体4へ組み付ける時の、嵌合状態について説明する。
図3(a)に示すように、垂下部72がガイド部41に当接するより先に、第1の係止部74が第1の貫通穴43に挿入されて立壁部71の位置が決められる。この時、回動軸21aから垂下部72の下端までの距離D2は、回動軸21aから開口部14までの距離D1より大きい。
次に、図3(b)に示すように、垂下部72がガイド部41に当接し、第2の係止部75が、第2の貫通穴44に挿入される。その後、第2の係止部75は、スリット部44aに係止されたまま摺動する。この時、距離D2と距離D1は、近接する。
そして、図3(c)に示すように、垂下部72はガイド部41の形状に沿って変形させられ、垂下部72の下端の位置は、開口部14よりも内側に位置される。この時、距離D2は、距離D1より小さくなる。
このように形成されることにより、ガイド部41が垂下部72の下端を開口部14よりも内側に位置するように案内(変形)させるので、立壁部71と垂下部72が一体に形成され、初期的に、垂下部72の下端の位置が開口部14よりも外側に形成されていても、垂下部72が隙間部Gの後方を覆うように形成することができる。これにより、垂下部72を別部品で形成する必要がなくなり、部品コスト及び組立コストを低減することができる。
また、第1の係止部74が第1の貫通穴43に係止されるので、組立時において、立壁部71の内側への変形を防止し、垂下部72が開口部14へ干渉する虞を防止することができる。
また、第2の係止部75がスリット部44aに係止されるので、組立完了後、車両等の振動により垂下部72がガイド部41から離れて異音が発生することを防止することができる。更に、垂下部72の左右方向のズレ及びガタツキを防止することができる。
また、立壁部71と垂下部72との境界に溝部73が形成されているので、垂下部72が変形する際に溝部73から折れ曲がるので、屈曲箇所がバラつくことを防止できる。更に、垂下部72をガイド部41に沿って合わせることを容易にすることができる。
また、垂下部72の板厚T2は、立壁部71の板厚T1よりも薄く形成されているので、垂下部72が変形し易くなり、組立時の抵抗を少なくすることができる。更に、組立完成後、垂下部72の復元力により見返し部材7はケース体4から前方に抜けようとする力を低減することができる。
尚、本開示の表示装置を上記した実施形態の構成にて例に挙げて説明したが、本開示はこれに限定されるものではなく、他の構成においても、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良、並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
例えば、照明手段である光源31,32,33としてLEDを用いていたが、他の照明手段であってもよい。また、第1の係止部74は、矩形の断面であったが、ケース体4に係止されればよいので、その形状(断面丸形状など)や個数は任意である。また、第2の係止部75は、断面T字状であったが、ガイド部41に係止されればよいので、その形状(L字状など)や個数は任意である。
また、開口部14は、表示板1に設けられていたが、表示板1とは別の部材であってもよいし、図5に示すように、見返し部材7と一体の開口部77を形成するものであってもよい。
また、溝部25は立壁部71の外側であったが、内側であってもよい。表側の場合、運転者から視認できるので外観を損なうが、垂下部72を内側へ折れ曲がり易くすることができる。また、開口部14と垂下部72との境界部は凹んだ溝部73であったが、板厚が異なる場合は、単純に段差(段部)が形成されるだけでもよい。段差であっても垂下部72を内側へ折れ曲がり易くすることができる。
本開示は、表示装置に関し、例えば、自動車やオートバイ、あるいは農業機械や建設機械を備えた移動体に搭載される車両用の表示装置に適用することができる。
1 表示板
14 開口部
33 光源
4 ケース体
41 ガイド部
7 見返し部材
71 立壁部
72 垂下部
73 溝部
74 第1の係止部
75 第2の係止部
100 表示装置
G 隙間部
T1 板厚
T2 板厚
14 開口部
33 光源
4 ケース体
41 ガイド部
7 見返し部材
71 立壁部
72 垂下部
73 溝部
74 第1の係止部
75 第2の係止部
100 表示装置
G 隙間部
T1 板厚
T2 板厚
Claims (6)
- 表示板と、
前記表示板の前方に配置され、前記表示板を周方向に取り囲む立壁部を有する見返し部材と、
前記表示板の後方に配設される光源と、からなる表示装置において、
前記立壁部は、一部が前記表示板の後方に延出する垂下部を有し、
前記表示板と前記垂下部との間は隙間部を有し、
前記光源が発した光は、前記垂下部を照明し前記隙間部から前記前方へ出射されることを特徴とする表示装置。 - 前記表示板及び前記見返し部材の後方に配設されるケース体を有し、
前記ケース体は、前記垂下部の下端を前記表示板側に位置するように変形させるガイド部を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記見返し部材は、前記ケース体と嵌合し、前記立壁部の変形を防止する第1の係止部を有することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
- 前記見返し部材は、前記ガイド部と嵌合し、前記垂下部の変形を防止する第2の係止部を有することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
- 前記見返し部材は、前記立壁部と前記垂下部との境界に、溝部を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記垂下部の板厚は、前記立壁部の板厚よりも薄く形成され、
前記見返し部材は、前記立壁部と前記垂下部との境界に、段部を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018101186A JP2019207108A (ja) | 2018-05-28 | 2018-05-28 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018101186A JP2019207108A (ja) | 2018-05-28 | 2018-05-28 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2018101186A Pending JP2019207108A (ja) | 2018-05-28 | 2018-05-28 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2018
- 2018-05-28 JP JP2018101186A patent/JP2019207108A/ja active Pending
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