JP2524951Y2 - 指示計器 - Google Patents

指示計器

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JP2524951Y2
JP2524951Y2 JP1991081633U JP8163391U JP2524951Y2 JP 2524951 Y2 JP2524951 Y2 JP 2524951Y2 JP 1991081633 U JP1991081633 U JP 1991081633U JP 8163391 U JP8163391 U JP 8163391U JP 2524951 Y2 JP2524951 Y2 JP 2524951Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、文字盤に設けられて
いる文字などの情報を指示する指針の指針本体を光輝さ
せる指示計器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した多くの指示計器は指針の
中に光源を配設し、この光源に適宜な手段で電源から電
力を供給して光源を発光させ、光源からの光を指針本体
に導入させて指針本体を光輝させている。このように構
成した指示計器は、回動する指針に光源が配設されてい
るため、固定側に設けられている電源から光源に電力を
供給しなければならないので、適宜な給電機構が必要に
なるとともに、給電機構が複雑になるという不都合があ
った。
【0003】図2は上記したような不都合を解消するた
めに提案された従来の指示計器の要部を示す分解斜視図
である。図2において、1は内機を示し、ケース1aの
中に直交させた一対のクロスコイル1bが収容され、ク
ロスコイル1bの中心に回転軸を指針軸1cとして突出
させてある。2は内機1のケース1aに取り付けられる
光源基板を示し、中心部分に内機1の指針軸1cが貫通
する開口2aが設けられ、光源としての複数の発光ダイ
オード(LED)3が半田付けによって開口2aの中心
を中心とした円周上に取り付けられるものである。
【0004】4は内機1のケース1aに光源基板2を介
して取り付けられる文字盤ホルダを示し、中心部分に内
機1の指針軸1cが貫通するとともに、光源基板2に取
り付けたLED3を内部に位置させる開口4aが設けら
れ、スペーサとして機能するものである。5は文字盤ホ
ルダ4の前面に配設される文字盤を示し、光源基板2に
取り付けたLED3の光を通過させる円形の開口5aが
設けられている。
【0005】そして、この開口5aは後述する指針6の
導光部の大きさよりも小さく形成されている。6は指針
を示し、内機1の指針軸1cに取り付けられる指針袴6
aと、この指針袴6aの上に形成された導光部と、この
導光部の側面に半径方向に突出させて設けられ、導光部
の底面から入射したLED3の光が導光部の反射部分で
反射されて供給されることによって光輝する指針本体6
cと、導光部の上面および側面を覆う指針キャップ6d
とで構成されている。
【0006】図3(a),(b)は指針の分解側面図
と、導光部の底面図とである。図3において、6bは指
針袴6aの上に形成された導光部、6b1 は導光部6b
の底面の最適入射範囲を示し、この最適入射範囲6b1
から入射した光は効率よく反射部分6c11から指針本体
6cに反射される。
【0007】次に、動作について説明する。まず、内機
1のクロスコイル1bに供給される制御信号に応じた回
転角度で指針軸1cは回動するので、指針軸1cに取り
付けられた指針6も同時に回動し、指針本体6cが文字
盤5に設けられている情報(図示が省略されている。)
を指示する。そして、複数のLED3が発光しているの
で、LED3からの光は文字盤ホルダ4の開口4aおよ
び文字盤5の開口5aを通過して導光部6bの底面に到
達し、底面から導光部6bに入射して反射部分6c11
反射されて指針本体6cを光輝させる。
【0008】したがって、指針軸1cを中心として最適
入射範囲6b1 の中心が通る円周上に複数のLED3を
適当な間隔に配置することにより、指針6の回動位置に
かかわらず指針本体6cをむらなく光輝させることがで
きる。また、複数のLED3への電力は光源基板2を介
して電源から供給すればよく、電源および光源基板2は
固定側に位置するため、給電手段が簡単になる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】従来の指示計器は、以
上のように構成されているので、複数のLED3を光源
基板2の最適入射範囲6b1 に対応させた円周上に適当
な間隔で位置決めして半田付けする必要がある。しか
し、複数のLED3を光源基板2の最適入射範囲6b1
に対応させた円周上に適当な間隔で位置決めして半田付
けするのはむずかしいため、複数のLED3を光源基板
2に取り付ける作業性が悪く、LED3に位置ずれが発
生して指針本体6cに輝度むらが発生するという不都合
があった。
【0010】この考案は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、複数の光源を位置決めして
取り付ける作業性を向上させ、指針本体に輝度むらが発
生しないようすることのできる指示計器を提供するもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本考案においては、計測量に応じて回動する内機の指
針軸に固着した指針にその導光部から光源の光を導入し
て文字盤の情報を指示する指針の指針本体を光輝させる
指針計器において、内機及び文字盤の間に設けられ、指
針軸が貫通する開口が形成されていると共に複数の光源
の端子を接続するための接続孔が形成された光源基板
と、文字盤及び光源基板の間に位置するように光源基板
と共に内機に取り付けられる文字盤ホルダとを有し、文
字盤ホルダには、指針軸が貫通する開口と、文字盤ホル
ダが光源基板と共に内機に取り付けられた際接続孔に連
通し光源端子を接続孔に導出する挿通孔と、光源の外形
に沿うような形状でなり複数の光源を、指針の導光部に
対応する位置に位置決めすると共に光源端子が挿通孔に
入る位置に位置決めする位置決め部とを形成するように
する。
【0012】
【作用】本考案における指示計器においては、文字盤ホ
ルダに形成された位置決め部によって、複数の光源が指
針の導光部に対応する位置に位置決めされると同時に光
源端子が挿通孔を介して光源基板上の接続孔に導入され
る位置に位置決めされる。この結果複数の光源を容易か
つ高精度に所望の位置に配置し得ると共に、複数の光源
を光源基板に接続する際の作業性を向上し得る。
【0013】
【実施例】以下、この考案の実施例を図に基づいて説明
する。図1(a)はこの考案の一実施例による指示計器
に使用する文字盤ホルダの平面図、図1(b)は図1
(a)のA−A線による断面図であり、図2と同一また
は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。なお、
図1(b)には、光源基板も断面として示してある。
【0014】図1において、2bは光源基板2に設けた
挿通孔を示し、LED3の端子(配線)3aが挿通され
るものである。そして、光源基板2には、従来例と同様
な開口(2a)が設けられている。4Aはスペーサとし
て機能する文字盤ホルダを示し、中心部分に開口4aが
設けられ、この開口4aの中心を中心として前方に開放
した円形の凹部4bが設けられ、この凹部4bの内周部
分で、開口4aに連接させた状態で複数のLED3を位
置決めする位置決め部4cが設けられ、LED3の端子
3aが挿通される複数の挿通孔4dが光源基板2の挿通
孔2bに連通するように設けられている。なお、複数の
位置決め部4cは、前述した導光部6bの最適入射範囲
6b1 の中心が通る円周上に適当な間隔で設けられてい
る。
【0015】次に、動作は従来例と同様なので、その説
明は省略し、LEDの取り付けについて説明する。ま
ず、LED3の端子3aを文字盤ホルダ4Aの挿通孔4
dに挿通させて複数のLED3をそれぞれの位置決め部
4cに位置決めする。そして、LED3の端子3aをそ
れぞれ光源基板2の挿通孔2bに連通させ、端子3aを
光源基板2にそれぞれ半田付けして一体化した光源基板
2および文字盤ホルダ4を、従来例と同様に、内機のケ
ースに取り付ける。
【0016】上述したように、この実施例によれば、文
字盤ホルダ4Aの複数の位置決め部4cに複数のLED
3をそれぞれ位置決めすることにより、図3に示す導光
部6bの最適入射範囲6b1 に対応させた円周上に複数
のLED3を適当な間隔で配置することができる。した
がって、複数のLED3を位置決めして取り付ける作業
性が向上し、指針本体6cに輝度むらが発生しなくな
る。
【0017】なお、上記した実施例では、3つのLED
3を適当な間隔で取り付ける例で説明したが、例えばL
ED3の数を3つ以上として指針6の回動範囲内に等間
隔で配置すれば、指針本体6cに輝度むらを発生させな
くすることができる。また、光源をLED3とした例で
説明したが、光源はLED3の他、電球などであっても
よい。
【0018】さらに、光源を取り付ける前の光源基板2
と文字盤ホルダ4とを別々にした例で説明したが、光源
を取り付ける前に光源基板2と文字盤ホルダ4とを一体
化することにより、光源の各配線は一度で挿通孔2b,
4dを挿通させることができるので、光源の取付作業の
作業性が一層向上する。そして、図3(b)に示す位置
に最適入射範囲6b1 を設けた例で説明したが、最適入
射範囲6b1 は図3(b)に示す位置に限定されるもの
ではない。
【0019】
【考案の効果】以上のようにこの考案によれば、計測量
に応じて回動する内機の指針軸に固着した指針にその導
光部から光源の光を導入して文字盤の情報を指示する指
針の指針本体を光輝させる指針計器において、内機及び
文字盤の間に設けられ、指針軸が貫通する開口が形成さ
れていると共に複数の光源の端子を接続するための接続
孔が形成された光源基板と、文字盤及び光源基板の間に
位置するように光源基板と共に内機に取り付けられる文
字盤ホルダとを有し、文字盤ホルダには、指針が貫通
する開口と、文字盤ホルダが光源基板と共に内機に取り
付けられた際接続孔に連通し光源端子を接続孔に導出す
る挿通孔と、光源の外形に沿うような形状でなり複数の
光源を、指針の導光部に対応する位置に位置決めすると
共に光源端子が挿通孔に入る位置に位置決めする位置決
め部とを形成するようにしたことにより、複数の光源を
容易かつ高精度に所望の位置に配置し得ると共に、複数
の光源を光源基板に接続する際の作業性を向上し得、か
くして指針全体に輝度むらが発生しないような指示計器
を容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの考案の一実施例による指示計器に
使用する文字盤ホルダの平面図、(b)は(a)のA−
A線による断面図である。
【図2】従来の指示計器の要部を示す分解斜視図であ
る。
【図3】(a),(b)は指針の分解側面図と、導光部
の底面図とである。
【符号の説明】
1 内機 1c 指針軸 2 光源基板 2a 開口 2b 挿通孔 3 発光ダイオード 3a 端子 4A 文字盤ホルダ 4a 開口 4b 凹部 4c 位置決め部 4d 挿通孔 5 文字盤 6 指針 6b 導光部 6b1 最適入射範囲 6b11 反射部分 6c 指針本体

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計測量に応じて回動する内機の指針軸に
    固着した指針にその導光部から光源の光を導入して文字
    盤の情報を指示する前記指針の指針本体を光輝させる指
    針計器において、前記内機及び前記文字盤の間に設けられ、前記指針軸が
    貫通する開口が形成さ れていると共に複数の前記光源の
    端子を接続するための接続孔が形成された光源基板と、
    前記文字盤及び前記光源基板の間に位置するように前記
    光源基板と共に前記内機に取り付けられる文字盤ホルダ
    とを有し、 当該文字盤ホルダには、前記指針軸が貫通する開口と、
    当該文字盤ホルダが前記光源基板と共に前記内機に取り
    付けられた際前記接続孔に連通し前記光源端子を前記接
    続孔に導出する挿通孔と、前記光源の外形に沿うような
    形状でなり前記複数の光源を、前記指針の導光部に対応
    する位置に位置決めすると共に前記光源端子が前記挿通
    孔に入る位置に位置決めする位置決め部とが形成されて
    いる ことを特徴とする指示計器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の指示計器において、 前記文字盤ホルダと前記光源基板とは一体に固着されて
    いることを特徴とする指示計器
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