JPH0322935Y2 - - Google Patents

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JPH0322935Y2
JPH0322935Y2 JP19158984U JP19158984U JPH0322935Y2 JP H0322935 Y2 JPH0322935 Y2 JP H0322935Y2 JP 19158984 U JP19158984 U JP 19158984U JP 19158984 U JP19158984 U JP 19158984U JP H0322935 Y2 JPH0322935 Y2 JP H0322935Y2
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JP
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transparent display
display plate
chassis
protrusion
positioning
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JP19158984U
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JPS61106082U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、小型ラジオ等のスペースに余裕のな
いキヤビネツトに、チユーニング指針走行部の透
明表示板を固定する装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来第5図に示すような小型ラジオ10のチユ
ーニング指針走行部の透明表示板1を固定するに
は、第6図に示されるようにキヤビネツトと別体
の樹脂製の周波数表示部5に設けた突出部5a
を、透明表示板1の透孔1eに挿通させ突出部5
a先端を融着して固定している。従つて突出部先
端を融着する手間を要するので作業工数の点で問
題がある。
また、第7図に示されるようにキヤビネツトと
別体の樹脂製の周波数表示部5に、両面に接着剤
を塗布した両面接着シート6を貼付し、この上に
透明表示板1を貼付したものもある。この場合に
は、部品点数が多くなると共に狭い個所で両面接
着シートを貼付しなければならないので、作業性
が悪いという問題がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、上記問題点即ち作業工数が多く作業
性が悪い点と部品点数が多い点を解決し、簡単な
構造で組立の容易な透明表示板固定装置を提供す
るものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、透明表示板に突条と位置決め孔と両
端に折曲係合部を設け、シヤーシに柱部と柱部の
外周近傍の舌片により構成し、溝に透明表示板の
折曲係合部を係合し、シヤーシの位置決め凸部を
透明表示板の位置決め孔に嵌挿して仮固定した後
に、透明表示板の突条をキヤビネツトの長孔に嵌
挿して透明表示板をキヤビネツトに固定するもの
である。
(ホ) 作用 透明表示板はシヤーシの柱部と柱部の外周近傍
の舌片により形成された溝に容易に嵌挿でき、嵌
挿後は舌片により左右方向の位置決めと上下方向
の抜け止めがなされ、透明表示板の位置決め孔に
シヤーシの位置決め凸部が嵌挿されることにより
透明表示板の前後方向の位置決めがなされた状態
で仮固定される。
(ヘ) 実施例 以下本考案の一実施例を第1図〜第4図に従つ
て説明する。第1図は小型ラジオのチユーニング
指針走行部の透明表示板とシヤーシの斜視図であ
る。透明樹脂製(例えばアクリル樹脂)の透明表
示板1には、角柱状の突条1aがほぼ中央に設け
られており、位置決め孔1bが形成され、両端に
は円弧状に折曲された折曲係合部1cが設けられ
ている。
樹脂製(例えばスチロール樹脂)のシヤーシ2
には、左右両端に円柱状の柱部2aと柱部2aの
外周近傍に柱部2aより突出した円弧状の舌片2
bが柱部2a側に折曲して設けられている。舌片
2bの円弧の中心は柱部2aの円の中心と同一で
あり、従つて柱部2aの外周と円弧状の舌片2b
の内周との間には等間隔の溝2cが形成されてい
る。
2dは位置決め凸部、2eは係止段部で位置決
め凸部2dを挾んで左右に1個ずつ設けられてい
る。2fは係合爪で、プリント基板3の係合部3
aに対応して設けられている。
透明表示板1を仮固定するには、まずプリント
基板3の係合部3aにシヤーシ2の係合爪2fを
係合させて、シヤーシ2とプリント基板3を一体
化する。
次に、シヤーシ2両端の円柱状の柱部2aと円
弧状の舌片2bの間に形成された溝2cの間に、
透明表示板1の両端に設けた折曲係合部1cを嵌
挿し、位置決め孔1bにシヤーシ2の位置決め凸
部2dを嵌挿する。これにより透明表示板1の縁
部1dはシヤーシ2の係止段部2eにより係止さ
れ、透明表示板1はシヤーシ2に仮固定される。
透明表示板1は、シヤーシ2の左右両端に設け
た舌片2bが柱部2a側に円弧状に折曲され、こ
の舌片2bにより両端の折曲係合部1cが係合さ
れるので、左右方向(矢印A方向)の位置決めと
共に上下方向(矢印B方向)の抜け止めがなさ
れ、位置決め孔1bにシヤーシ2の位置決め凸部
2dが嵌挿されるので前後方向(矢印C方向)の
位置決めがなされる。また、シヤーシ2の係止段
部2eによつても透明表示板1の前後方向の位置
決めがなされる。
第2図はこのようにプリント基板3、シヤーシ
2及び透明表示板1を一体化した状態を示す上面
図である。次に一体化したものを、第3図に示す
ように樹脂製(例えばABS樹脂)のキヤビネツ
ト4に設けた長孔4aに、透明表示板1の突条1
aを嵌挿し図示しない螺着等の手段でキヤビネツ
ト4と一体化する。第4図はこの状態を示す要部
断面図である。
シヤーシ2の柱部2aに設けられた透孔2g
は、ダイアルロープ(図示せず)張架用のプーリ
ー(図示せず)を圧入するためのものであり、ダ
イアルロープに固定されたチユーニング指針(図
示せず)は透明表示板1とシヤーシ2の間に設け
た間隙7を走行し、透明表示板1を介して外部か
ら認識される。
尚、シヤーシの柱部を円柱以外の例えば角柱状
に形成し、舌片を柱部に沿うようコ字状に形成し
てもスペース面で若干の不利はあるが略同様の効
果をあげることができる。
(ト) 考案の効果 本考案は以上説明したように、透明表示板のシ
ヤーシへの仮固定、キヤビネツトへの固定を融着
或は接着作業なしに樹脂の弾性を利用して行なつ
ているので、部品点数が削減できると共に、作業
工数も削減され作業性も著しく改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の要部分解斜視図、第
2図は同じく上面図、第3図は同じく要部斜視
図、第4図は同じく要部断面図、第5図は小型ラ
ジオの外観図、第6図、第7図は従来装置の要部
斜視図である。 1……透明表示板、1a……突条、1b……位
置決め孔、1c……折曲係合部、2……シヤー
シ、2a……柱部、2b……舌片、2c……溝、
2d……位置決め凸部、2f……係合爪、3……
プリント基板、3a……係合部、4………キヤビ
ネツト、4a……長孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 突条と位置決め孔と両端に折曲係合部を有する
    透明表示板と、該透明表示板の折曲係合部に対応
    した位置に柱部と該柱部の外周近傍に外周との間
    に溝を形成し該柱部側に折曲された舌片を有し位
    置決め凸部と係合爪を有するシヤーシと、係合部
    を有するプリント基板と、前記突条に合致する長
    孔を有するキヤビネツトとを備え、 前記プリント基板の係合部に前記シヤーシの係
    合爪を係合し、前記透明表示板の折曲係合部を前
    記シヤーシの溝に係合し、前記透明表示板の位置
    決め孔に前記シヤーシの位置決め凸部を嵌挿して
    前記透明表示板を前記シヤーシに仮固定した後
    に、前記透明表示板の突条を前記キヤビネツトの
    長孔に嵌挿して前記透明表示板をキヤビネツトに
    固定することを特徴とする透明表示板固定装置。
JP19158984U 1984-12-18 1984-12-18 Expired JPH0322935Y2 (ja)

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JP19158984U JPH0322935Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

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JPS61106082U JPS61106082U (ja) 1986-07-05
JPH0322935Y2 true JPH0322935Y2 (ja) 1991-05-20

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