JPH0236712A - 配線器具用プレート枠 - Google Patents

配線器具用プレート枠

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Publication number
JPH0236712A
JPH0236712A JP63185828A JP18582888A JPH0236712A JP H0236712 A JPH0236712 A JP H0236712A JP 63185828 A JP63185828 A JP 63185828A JP 18582888 A JP18582888 A JP 18582888A JP H0236712 A JPH0236712 A JP H0236712A
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JP
Japan
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plate frame
locking
piece
side piece
wiring device
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Pending
Application number
JP63185828A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Takagi
高城 光弘
Masaaki Nakamura
正明 中村
Mikio Hirai
幹男 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、壁面等の埋込穴の開口面がわに配設される配
線器具用プレート枠に関するものである。
[従来の技術1 第20図は従来のスイッチ等の配線器具を着脱自在に取
り付ける絶縁材からなる取付枠1を示し、第21図は施
工状態を示す図である。取付枠1は合成Q(脂からなり
、中央部には配線器具8を配置する開口部2が開口しで
ある。取付枠1の上下には埋込ボックス3の取付片4の
ねじ穴4aに螺着するためのねじを挿通する長孔5が穿
孔しである。また長孔5の上下には化粧プレート6を取
り付けるためのねじ7が螺着されるねじ穴9が設けであ
る。化粧プレート6の中央部には配線器具8を露出させ
るための開口部6Bが開口しである。
図示する取付枠1は1個モジュールの大きさの配線器具
8を上下に3個配股可能な大きさとなっている。取付枠
1の一方の側片10には左右に貫通する一対の係止孔1
2が3組穿孔しである。取付枠1の他方の側片11がわ
には該側片11と平行であって側片11より下方に可撓
性を有する係止側片13が一体に形成されている。この
係上側片13のWi燈部と、中間の2箇所において架橋
片14により、取付枠1の側片11と係止側片13とが
一体に連結されている。
各架橋片14の間の係止側片13より白字型の可撓性の
係止爪15が上方に夫々一体に突設されており、中央部
の解除片15aは側片11の外側面の下部と対面し、解
除片15gの両側の段部15bは側片11の背面より背
方に位置し、この段部15bと側片11とで係止孔12
と対向する係止孔16を形成している。
ところで、取付枠1に取り付けるスイッチを構成する配
線器具8は第21図に示すように、外殻はボディ8aと
カバー8bとで構成され、このボディ8aとカバー8b
とを2つの金属製の組立枠17で組み立てて両者を結合
している。そして、組立枠17の外側には一対の係止片
18が側方に一体に突設され、この係止片18を取付枠
1の一対の係止孔12.16に挿入係止することで、配
線器具8が取付枠1に着脱自在に取り付けられることに
なる。ここで、係止側片13の係止爪15を配線器具8
の着脱時にたわませることで、配線器具8の取り付け、
取り外しを容易にすることができるようになっている。
第21図に示す別の配線器具8′においては、ハウノン
グより一体に係止片18が突設されており、この係止片
18が上記と同様にして取付枠1に取り付けられる。
しかして、配線器具8等を取付枠1に取り付けた後に、
取付枠1の背面を造営面1つの開口面内に挿入して取付
片4の前面に当接して、ねじを取付枠1の長孔5を介し
て螺着し、取付枠1を埋込ボックス3に固定する。そし
て、化粧プレート6を造営面1つの前面に当接してねじ
7を取付枠1のねじ穴9に螺着して、プレート枠20を
介して化粧プレート6を造営面19に固定する。
[発明が解決しようとする課題1 かかる従来例においでは、第22図に示すように、係止
側片13の係止爪15の段部15bに配線器具8の係止
片18が乗っているが、配線器具8を装着した後に、図
中矢印(イ)の方向に配線器具8の表面を押し付けると
、配線器具8を保持する係止側片13が図中の矢印(ロ
)の如く外側に逃げてしまう。従って、配線器具8が係
止側片13から外れ易いという問題があった。
また、取付枠1とプレート枠20とが別々になっている
ため、取付枠1にプレート枠20を介して化粧プレート
6を取り付けなければならないという問題があった。
本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、従
来の取付枠とプレート枠とを一体にしたプレート枠本体
を形成し、このプレート枠本体に配線器具を着脱自在に
装着可能とし、また、配線器具を装着する時は軽い力で
でき、且つ装着後は外れにくいようにした配線器具用プ
レート枠を提供することを目的としたものである。
1課題を解決するための手段1 本発明は、前面に化粧プレートが装着され、中央部に開
口部を有し埋込穴の開口面がわを覆う偏平なプレート枠
本体を形成し、プレート枠本体の一方の側片に配線器具
より突出した一方の一対の係止片が挿入係止される第1
の係止孔を一対穿孔すると共に、プレート枠本体の他方
の側片と該側片と平行であって長手方向の両端部が夫々
プレート枠本体に連結された可撓性を有する係止側片と
の開で配線器具の他方の一対の係止片が挿入係止される
第2の係止孔を一対形成し、この第2の係止孔を構成す
る係止側片に内側から挿入された係止片を背面方向に受
ける段部を形成し、段部が係止片を受ける箇所より外側
に溝を段部と隣接して設け、埋込穴に埋設されている埋
込ボックスへの取付手段をプレート枠本体に有している
ものである。
[作 用] 本発明は、配線器具を装着するときは係止片にて係止側
片を外側にたわませ、装着後の押し付けに対しては内側
にたわませるようにしたものである。
また、プレート枠本体の前面に耐火パネルを着脱自在に
装着できるようにしている。
更に、周囲を小さく形成したプレート枠本体の全体を化
粧プレートにより覆うようにしている。
プレート枠本体の外周部のみメッキが乗りゃすいように
している。
また、スリットの部分にリブを形成し、このリブに傾斜
面を形成して、ドライバーを挿入するだけで、係止側片
を外側にたわむようにしているものである。
更に、係止側片を内側に傾斜させて、ドライバーを挿入
するだけで係止側片を外側にたわむようにしている。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。尚、
本発明は従来の一般的な絶縁材の取付枠と絶縁材からな
るプレート枠とを一体化したような構成を特徴とするも
のであり、そのため、従来と同様な機能を有する部分に
は同一の番号を付している。また、本発明の特徴が容易
に分かるように従来の取付枠とを比較しながら説明する
第1図において、四角枠状のプレート枠本体21は絶縁
材にて各部材が一体化して形成されており、その中央部
には規格化された1個モジュールの大きさの配線器具が
3個配設可能な開口部2が設けである。開口部2の上下
方には埋込ボックスに取り付けるための取付手段である
長孔5が穿孔しである。また、プレート枠本体21の厚
さは一般的なプレート枠の厚さと晴間じにしである。
プレート枠本体21の一方の側片22には従来と同様に
一対の係止孔12が3AIL形成されている。
プレート枠本体21の他方の側片23には従来と同様の
係止孔16を形成すべく係止側片24が形成しである。
この係止側片24は第1図(c)に示すように、プレー
ト枠本体21の背面より突出し、また、係止側片24の
前面側は側片23より背方に凹設している。そして、係
止側片24の内側には第1図(b)に示すように、配線
器i4:8の係止片18が挿入される係止孔16が形成
されており、この係止孔16の下方(背方)に一対の1
41部41を係止側片24の内側面一体に形成している
141部41の下方の内側面には配線器具8の係止片1
8を背面からの挿入時に案内するテーパー面43が形成
され、一対の141部41の内側には夫々リブ42が一
体に形成しである。第1図(b)及び第5図に示すよう
に、141部41の上面(前面)にはリブ状の段部51
が形成してあり、この段部51と係止側片24との間に
凹所51a(第1図(b))が形成しである。リブ42
の下部42aは配線器具8の係止片18を両側から案内
し、対のリブ42の上部42bによりテーパー面43を
介して係止孔16に挿入されて段部51の前面に位置し
た係止片18を位置決めするようにしている。ここで、
係止孔16は側片23の内側片23aの下面と段部51
及ゾ上部42bとで囲まれる空間にて形成されている。
プレート枠本体21の係止側片24側の側片23は空間
を介して内側片23aと外側片23bとが平行に形成さ
れ、両i部で連結されると共に、両側片23a、23b
の開に係止側片24が設けである。可撓性を有する係止
側片24の両端部は第1図(d)及び第6図に示すよう
に、中央にスリット44aを介して略U字状に曲成した
可撓性を有する薄肉の連結部44が形成されており、こ
の連結部44はスリット44aを介して薄肉に形成され
ていて、また、係止側片24の両端部は平板状に形成し
、係止側片24の剛性を下げて係止側片24をたわみ易
くしている。従って、この連結部44にスリッ)44a
を設けることで、係止側片24のたわみを竹ない易くし
て配線器具8の装着力(押し込み力)を低下させて、着
脱を容易にしている。
側片23の中央の2箇所において、内側片23aと係止
側片24、係止側片24と外側片23bとの間には夫々
支柱52.53が一体に架橋すれでいる。係止側片24
の支柱52,53付近以外及び連結部44付近以外(第
1図(a)(d)の斜線部分)は薄く形成し、配線器具
8の着脱時における係止側片24のたわみを容易にして
いる。係止側片24の連結部44付近及び支柱52.5
3付近は配線器具8の装着後の押し込み強度を上げるた
めに、薄く形成していない。このように、支柱52.5
3付近以外の部分を薄く形成することで、配線器具8の
装着時の押し込み力の均一化を図り、装着や脱着を容易
にしている。
また、外側片23bには長孔45が2つ形成してあり、
長孔45の内側を薄肉状のたわみ片46とし、このたわ
み片46と係止側片24とが支柱53により一体に架橋
されているものである。
従って、配線器具8の着脱時においては、支柱53がた
わみ片46を外方向に押して、係止側片24のたわみを
容易にしている。尚、本実施例では規格化された1個モ
ジュールの大きさの配線器具8が3側堰着できるように
なっている。
第3図は本発明の要旨を示し、11図(a)(c)及び
第3図に示すように、配線器具8の係止片18を装着す
べく段部51が係止側片24の係止板62に一対形成さ
れており、この段部51の側方であって背方側に凹むス
リット61が凹設しである。つまり、段部51で配線器
具8の係止片18を受ける位置よりも外側にスリット6
1が形成されている。第4図(、)は配線器具8の係止
片18の保持部分である係止側片24の両段部51間の
係止板62のモデル図を示し、図中矢印(イ)が配線器
J48の装着時の力の方向を示し、矢印(ロ)が装着後
の配線器具8への押し付は力の方向を示している。ここ
で、装着時には第4図(c)に示すように係止側片24
の係止板62がスリット61があるために図中の二点鎖
線に示すように外側に逃げて、係止片18の装着を容易
にしている。また、装着後の押し付は力に対しては、同
図(b)に示すように、同様にスリット61のために係
止板62が内側に変位する。従って、配線器具8の装着
後は押し付は力に対しても配線器1Jc8の係止片18
は外れにくい構造となっている。
ここで、第1図(d)に示す係上側片24の連結部44
や係止孔12を形成している側片22の支持部22aは
プレート枠本体21の背面より突出していないので、造
営材に当たる心配はない。
従来の絶縁取付枠ではコーナーが突出していた。
そして、プレート枠本体21の背面から突出しているの
は、係止側片24であり、突出部分は最小限となってお
り、穴加工の精度を必要とせず、施工性が向上するらの
である。また、係止側片24の〃イド部41のみプレー
ト枠本体21の背面から突出させていることで、プレー
ト枠本体21の全体の高さ(薄さ)を低くできるもので
ある。
また、プレート枠本体21の背面周囲は平坦面とし、プ
レート枠本体21の背面からは係止側片24を除いて突
起物が突出しないようにして、プレート枠本体21の背
面の造営面への取付施工を容易にしている。プレート枠
本体21の上下左右には前後に貫通する係合孔28が穿
孔されている。プレート枠本体21の前面は周縁より一
段背方に凹んでおり、この前面に中央部に配線器具8の
カバー8bの頭部を露出させる開口部26aを開口した
化粧プレート26が嵌着される。第2図に示すように、
化粧プレート26の背面側には6個の先端を両型とした
弾性を有する7ツク27が一体に形成しである。この7
ツク27がプレート枠本体21の係合孔28に係合して
、化粧プレート26がプレート枠本体21の前面に嵌着
されることになる。尚、化粧プレート26の大きさは、
プレート枠本体21の周縁の内側の大きさと略同じにし
てあり、化粧プレート26は見映え良くプレート枠本体
21に装着される。尚、配線器具8は第2図ではスイッ
チを用いているが、コンセントを用いても良いものであ
る。
しかして、壁面の埋込穴にプレート枠本体21を取り付
けるには以下のようにして行なう。すなわち、配線器具
8の一方の係止片18をプレート枠本体21の側片22
がわの係止孔12に挿入係止し、さらに配線器具8の他
方の係止片18を他方の側片23の係止孔16に挿入係
止する。この時、係止片18を係止孔16に挿入する時
には、まず、係止片18が〃イド部41のテーパー面4
3にそって滑って段部51を乗り越えて係止孔16内に
入るが、係止側片24は上述のようにたわみ、係止片1
8の係止孔16への挿入を容易にしでいる。係止孔16
への挿入後は、一対のリブ42の上部42bにより位置
決めされて係止片18は係止され、配線器具8がプレー
ト枠本体21に取り付けられることになる。尚、配線器
具8をプレート枠本体21かち取り外すには、係止側片
24と内側片231Lとの間のスリット47にドライバ
ーの先端などを挿入して係止側片24を外側にたわます
ことで、配線器具8の係止片18を係止側片24に形成
されている係止孔16から容易に取り外すことがでトる
。尚、第2図のYは埋込ボックスの取付ピッチを示して
いる。
次に、ねじを前面からプレート枠本体21の長孔5を介
して埋込ボックスのねじ穴に螺着固定する。この時、従
来、配線器具を取り付けた絶縁取付枠を埋込穴内に装着
していためと比べて本実施例の場合は、プレート枠本体
21の背面周囲を平坦面としているので、埋込穴の大き
さは少なくとも係止側片24を含めた配線器具8の横幅
の寸法があれば、平坦面としたプレート枠本体21の背
面周囲を造営面に当接し、ねじを長孔5を介して埋込ボ
ックスに螺着してプレート枠本体21を埋込穴の前面に
容易に取り付けることができるものである。プレート枠
本体21を造営面に取り付けた後は、上述したように、
化粧プレート26の7ツク27を係合孔28に前面から
挿入係合することで、化粧プレート26をプレート枠本
体21に挿着される。このように、配線器具8の固定が
ワンタッチで行なえ、且つ、本プレート枠本体21は従
来のプレート枠と絶縁取付枠とが一体となった構造であ
るため、従来の取付枠にプレート枠を取り付ける手間が
省け、施工性が良くなるものである。更に、従来のプレ
ート枠と取付枠とが一体となっているので、従来のプレ
ート枠と取付枠の組み合わせに比べて強度がアップする
。また、係止側片24の部分を除き、プレート枠本体2
1の背面からの出っ張りがないため、造営面の埋込穴が
小さくてもプレート枠本体21が造営面に当たって取り
付かないという心配がないものである。また、プレート
枠本体21を薄型で7ラツトに形成しているため、他の
プレート枠と比べて違和感がところで、本発明のプレー
ト枠本体21には耐火パネルを追加することができ、簡
易耐火プレートとしても展開できるようにしている。す
なわち、耐火パネル30は第8図に示すように、平板状
の金属板で形成されており、その中央部には配線器具8
を挿通させる開口窓31が7設されている。耐火パネル
30の両側の両端部には背面側に折曲した挿入片32が
夫々形成され、耐火パネル30の各辺にはU字型の切欠
部33が2つ計8つ形成されている。一方、プレート枠
本体21の両側の両端部に挿入片32が挿入される縦方
向の挿入溝35が形成されており、また、耐火パネル3
0の切欠部33を受けるリブ36が8つ設けである。ま
た、第7図に示すように、耐火パネル30の挿入片32
には切り欠き片32aが形成してあり、この切り欠き片
32aをプレート枠本体21の挿入溝35の縁部に引掛
係止するようになっている。
しかして、プレート枠本体21を簡易耐火プレートとし
て展開する場合には、耐火パネル30の挿入片32を背
面側にして該挿入片32をプレート枠本体21の挿入溝
35に挿入、して切り欠き片32aを挿入溝35の縁部
に係止すると共に、切欠部33をリブ36に夫々嵌め込
み、耐火パネル30をプレート枠本体21の前面に固定
する。
また、耐火パネル30の両側中央部には、化粧プレート
26の7ツク27を挿入する切り欠き37が形成してあ
り、耐火パネル30の装着後に、化粧プレート26の7
ツク27を切り欠き37及びプレート枠本体21の係合
孔28に挿入して、化粧プレート26をプレート枠本体
21に固定するようになっている。このように、簡単に
耐火パネル30を取り付けることができるため、簡易耐
火プレートとして容易に展開できるものである。
ところで、第9図に示すように、施工時、壁面に凹凸が
ある場合、プレート枠本体21がクロスの凸部63に乗
り、化粧プレート26との開に隙間64ができ美観を損
なうという問題が生じる。
そこで、本実施例では上記プレート枠本体21の外周の
部分を小さく形成し、化粧プレート26で全体を覆うよ
うにしている。尚、この実施例における化粧プレート2
6は先の実施例とは異なり、全体に丸みを帯び、表面も
奇麗にしてゴーノヤスな感じを与えるようにしたもので
ある。従って、第10図に示すように、プレート枠本体
21を小さく形成していることで、プレート枠本体21
がクロス65に乗らない施工ができ、プレート枠本体2
1が浮き上がることもなく、美観を損ねるということは
ない。また、プレート枠本体21の取付後にクロス65
を貼り、その後に化粧プレート26を取り付けることが
できるので、施工時間(クロス張りと電気工事のトータ
ル時間)の短縮が図れる。尚、第11図は本実施例のプ
レート枠本体21を示し、全体を小さくして、角部分は
丸く形成しである。第12図は分解斜視図を示し、配線
器具8のプレート枠本体21への取付は先の実施例と同
様であり、化粧プレート26のプレート枠本体21への
取付はプレート枠本体21の前面に嵌着するようになっ
ている。尚、先の実施例と同様に連結部にスリットを設
けるようにしても良い。
第13図は他の実施例を示し、プレート枠本体21の斜
線で示した外周部66の部分と池の部分とは別の材料で
2色成形したものである。すなわち、外周部66はメッ
キが乗りやすい材料を使い、内部は強度を重要視してメ
ッキの乗らない材料にしたものである。内部はワンタッ
チ取付枠機構を有するため、メッキが付くとたわみ部分
である係上側片24に悪影響を及ぼすからである。7レ
一ト枠本体21の外周部66には銅色または黄銅色メッ
キを施す。また、外周部66以外にメッキを施こさない
のは、イオン化傾向により造営材が金属の場合でもルー
プを発生させず、メッキを腐蝕させないことも理由のひ
とつである。このように、プレート枠本体21の外周部
66にはメッキが乗りやすい材料を使用していることで
、外周i66には容易にメッキを施こすことができるも
のである6 ところで、第14図はドライバ67をスリット47に挿
入して配線器具8を取り外す場合を示しているが、配線
器具8の係止片18を係止側片24の段部51から外す
のにドライバ67を矢印のように内側に倒して係止側片
24をたわませて行なっている。ところが、ドライバ6
7を内側に倒しすぎると、係止側片24を折ってしまう
ということが生じる。そこで、本実施例では、第15図
及び第16図に示すように、両段部51間の略中央で係
止側片24の内側面に三角形状のりプロ8を形成してい
るものである。しかも、このり168の内側面は背面側
、つまりドライバ67の挿入方向にいくに従い上昇する
傾斜面69を形成している。従って、tJIJ16図に
示すように、ドライバ67をスリット47に挿入すると
、ドライバ67かりプロ8の傾斜面69に沿って挿入す
るため、係止側片24が内側に傾くのを防止することが
できる。しかも、第16図(b)に示すようにドライバ
67をスリット47に差し込むだけで、係止側片24が
外側に逃げるため、配線器具8の係止片18を容易に外
れることになる。
第17図乃至第19図は上記と同様な理由で係止側片2
4自体を内側に折曲して、係止側片24の内側面をドラ
イバ67の挿入方向に対して傾斜させたものである。作
用は上記実施例と同じなので説明は省略する。
[発明の効果] 本発明は上述のように、前面に化粧プレートが装着され
、中央部に開口部を有し埋込穴の開口面がわを覆う偏平
なプレート枠本体を形成し、プレート枠本体の一方の側
片に配線器具より突出した一方の一対の係止片が挿入係
止される第1の係止孔を一対穿孔すると共に、プレート
枠本体の他方の側片と該側片と平行であって長子方向の
両端部が夫々プレート枠本体に連結された可視性を有す
る係止側片との間で配線器具の他方の一対の係止片が挿
入係止される#S2の係止孔を一対形成し、この第2の
係止孔を構成する係止側片に内側から挿入された係止片
を背面方向に受ける段部を形成し、段部が係止片を受け
る箇所より外側に溝を段部と隣接して設け、埋込穴に埋
設されている埋込ボックスへの取付手段をプレート枠本
体に有してものであるから、従来の取付枠とプレート枠
とを一体にしたプレート枠本体を造営面に取付手段を介
して取り付け、このプレート枠本体により配線器具の取
付が容易となり、また、段部が係止片を受ける箇所より
外側に溝を段部と隣接して設けているから、配線器具の
係止片を第2の係止孔に挿入する場合には、スリットに
上り係止側片が外側にたわんで装着しやすいものであり
、また、配線器具の装着後は、配線器具の表面の押し付
は力に対しては段部で受けているから、スリットに上り
係止側片が内側にたわんで係止片が外れに(くなる効果
を奏するものである。また、本プレート枠本体は従来の
プレート枠と絶縁取付枠とが一体となった構造であるた
め、従来の取付枠にプレート枠を取り付ける手間が省け
、施工性が良くなるものである。更に、従来のプレート
枠と取付枠とが一体となっているので、従来のプレート
枠と取付枠の組み合わせに比べて強度がアップするもの
である。
また、プレート枠本体の前面に耐火パネルを着脱自在に
装着できるようにしていることで、簡易耐火プレートと
して容易に展開できるものである。
更に、化粧プレートにより全体が覆われるプレート枠本
体の周囲を小さく形成しているから、プレート枠本体が
クロスに乗らない施工ができ、そのため、プレート枠本
体が浮き上がることがな(、美観を損なうことはない。
また、配線器具を装着してかたプレート枠本体を取り付
け、その後クロスを貼って化粧プレートを取り付けられ
るため、施工時間(クロス貼りと電気工事の合計時間)
の短縮が図れる。
プレート枠本体の外周部のみメッキが乗りやすいように
していることにより、外周部のみ容易にメッキを行なう
ことができる。
また、スリットの部分にリブを形成し、このリブに傾斜
面を形成して、ドライバーを挿入するだけで、係止側片
を外側にたわむようにしているから、ドライバを差し込
むだけで、係止側片が外側にたわんで配線器具を容易に
外すことができる。
更に、係止側片を内側に傾斜させて、ドライバーを挿入
するだけで係止側片を外側にたわむようにしていること
で、ドライバを差し込むだけで、係止側片が外側にたわ
んで配線器具を容易に外すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(、)〜(d)は本発明の実施例のプレート枠本
体の正面図、第1図(a)のA−E’ラインの横断面図
、第1図(a)のF−I’ ラインの断面とした縦断面
図及び背面図、第2図は同上の分解斜視図、第3図(a
)(b)は同上の要部平面図及び要部側面図、第4図(
a)〜(c)は同上の説明図、第5図は同上の要部拡大
断面図、第6図は同上の要部拡大斜視図、第7図(、)
(b)は同上の耐火パネルを装着できるようにした実施
例の分解断面図及び断面図、第8図は同上の分解斜視図
、第9図(a)(b)は同上の不都合を示す正面図及び
断面図、第10図は同上のプレート枠本体の周囲を小さ
く形成した場合の施工状態を示す断面図、第11図(a
)〜(c)は同上のプレート枠本体の正面図、背面図及
び断面図、第12図は同上の分解斜視図、第13図は同
上のプレート枠本体の外周部のみメッキが乗りやすい材
料で成形した場合の正面図、第14図は同上のドライバ
を挿入した場合の説明図、第15図(a)〜(d)は同
上の係止側片のリブを形成した場合のプレート枠本体の
正面図、第15図(a)のF〜工′ラインの断面とした
縦断面図、背面図及びg!一部拡大断面図、第16図(
、)(b)は同上の説明図、第17図は同上の係止側片
を傾斜させた場合のプレート枠本体の断面図、第18図
は同上の要部拡大断面図、第19図は同上の説明図、第
20図(、)〜(e)は従来例の絶縁材で形成した取付
枠の正面図、断面図及び平面図、第21図は従来例の施
工状態を示す分解斜視図、第22図は同上の要部断面図
である。 2は開口部、8は配線器具、12は第1の係止孔、16
は第2の係止孔、18は係止片、21はプレート枠本体
、22は側片、23は側片、23aは内側片、23))
は外側片、24は係止側片、26は化粧プレート、30
は耐火パネル、51は段部、61はスリット、66は外
周部、67はドライバ、68はリブ、69は傾斜面であ
る。 第1図 代理人 弁理士 石 1)長 七 第4図 第5図 第6図 第7図 第10図 第11説 (a) 第17図 第19図 第15図 (b) (C) 第20図 (b) (C)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)前面に化粧プレートが装着され、中央部に開口部
    を有し埋込穴の開口面がわを覆う偏平なプレート枠本体
    を形成し、プレート枠本体の一方の側片に配線器具より
    突出した一方の一対の係止片が挿入係止される第1の係
    止孔を一対穿孔すると共に、プレート枠本体の他方の側
    片と該側片と平行であって長手方向の両端部が夫々プレ
    ート枠本体に連結された可撓性を有する係止側片との間
    で配線器具の他方の一対の係止片が挿入係止される第2
    の係止孔を一対形成し、この第2の係止孔を構成する係
    止側片に内側から挿入された係止片を背面方向に受ける
    段部を形成し、段部が係止片を受ける箇所より外側に溝
    を段部と隣接して設け、埋込穴に埋設されている埋込ボ
    ックスへの取付手段をプレート枠本体に有して成る配線
    器具用プレート枠。
  2. (2)プレート枠本体の前面に耐火パネルを着脱自在に
    装着可能な装着手段をプレート枠本体に設けた請求項1
    記載の配線器具用プレート枠。
  3. (3)プレート枠本体の前面に装着する化粧プレートよ
    りプレート枠本体の周囲を小さく形成し、この小さく形
    成したプレート枠本体の全体を化粧プレートにより覆っ
    た請求項1記載の配線器具用プレート枠。
  4. (4)プレート枠本体の外周部と内部とを異なる材料で
    2色成形し、外周部はメッキが乗りやすい材料を用い、
    内部はメッキが乗らず強度のある材料を用いた請求項1
    記載の配線器具用プレート枠。
  5. (5)側片と係止側片との間の空間を配線器具を取り外
    すためのドライバー挿入用のスリットとし、このスリッ
    トに対面する係止側片の内側面にリブを突設し、ドライ
    バーの挿入方向にいくに従い上昇傾斜する傾斜面を形成
    した請求項1記載の配線器具用プレート枠。
  6. (6)側片と係止側片との間の空間を配線器具を取り外
    すためのドライバー挿入用のスリットとし、ドライバー
    の挿入方向の背方が内側になるように係止側片を傾斜さ
    せた請求項1記載の配線器具用プレート枠。
JP63185828A 1988-07-26 1988-07-26 配線器具用プレート枠 Pending JPH0236712A (ja)

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