JP2767624B2 - 配線器具取付装置及びその取付施工方法 - Google Patents

配線器具取付装置及びその取付施工方法

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JP2767624B2
JP2767624B2 JP1262144A JP26214489A JP2767624B2 JP 2767624 B2 JP2767624 B2 JP 2767624B2 JP 1262144 A JP1262144 A JP 1262144A JP 26214489 A JP26214489 A JP 26214489A JP 2767624 B2 JP2767624 B2 JP 2767624B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、配線器具を壁面に設置するための取付装置
及びその取付施工方法に関し、特に、スイッチ操作部よ
り大形の操作板が当該スイッチ操作部に着脱可能であっ
て、その操作板の反転動作によりスイッチ操作部がオン
・オフする屋内配線等に使用されるスイッチ装置及び、
これと同様に壁面に取付けられて使用される接続器等の
配線器具の取付装置及びその取付施工方法に係る。
[従来の技術] 従来の、この種の配線器具の取付施工方法としては、
例えば、本出願人が先に特許出願したもので、特開昭61
−277306号公報に記載されているようなものがある。
このものは、取付枠にボス部を係合させて取付けられ
た配線器具に電気配線を接続し、前記取付枠を壁面に取
付ネジで仮設し、次いで、前記取付枠の取付ネジ頭部を
露出させる開口部を有し且つ化粧枠と一体に形成された
補強枠を前記取付枠に締付ネジで緊締係止した後、取付
枠を壁面に固設し、更に、プレート(外装枠)を装着す
ると共に配線器具のボス部に化粧表面板(操作板)を嵌
装してなることを特徴としている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、かかる先行技術に係る配線器具の取付
施工方法にあっては、まず、電気配線が接続された配線
器具を有する取付枠を壁面に取付ネジで仮止めし、化粧
枠と一体に形成された補強枠を前記取付枠に締付ネジで
緊締係止してから取付枠を前記取付ネジで本止めし、し
かる後、プレートを装着してから配線器具に化粧操作板
を装着していた。そのため、使用されているネジの数が
多く、そのネジの締付回数や締付力の調整等のネジに関
する組付工程が数多く必要とされていたことから、組立
工数が多くて作業効率が悪いという課題があった。
また、他の従来例の配線器具取付施工方法にあって
は、取付ネジの締込みが自由であったため、取付ネジを
必要以上に締込み過ぎると取付枠に変形を生じてしま
い、後に装着される化粧操作板が取付枠と擦れ合うよう
になることがあり、これにより化粧操作板の操作不良を
生じるという課題もあった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたもので
あり、必要なネジの数を少なくしてネジ締め等のネジに
関連する工程を削減すると共に、取付ネジの過大な締込
みを防止できる構造とすることにより、上記課題を解決
することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本出願に係る配線器具取
付装置は、操作板が着脱可能に装着される操作部を有し
且つ電線が接続される配線器具と、前記操作部が貫通す
る開口部と配線器具のボス部が係合されるボス受部とを
有しボス受部でボス部を係止することにより当該配線器
具を着脱可能に固定できる取付枠と、前記操作部が貫通
する開口部を有し且つ前記取付枠を覆うように設置され
て取付ネジにより壁面に固定される補強枠と、この補強
枠に設けた係合穴に着脱可能に係合される係合片と前記
操作部が貫通し他の部分を覆い隠す外装枠とを備えたこ
とを特徴としている。
上記外装枠は、補強枠に設けた係合穴に着脱可能に係
合される係合片と前記操作部及び前記取付ネジの頭部が
露出される開口部とを有する外枠体と、この外枠体に設
けた凹欠部に着脱可能に係合される掛止片を有し且つ当
該外枠体の開口部を覆い隠す内枠体とで構成することが
できる。
さらに、取付枠には、補強枠のネジ止め時に当該補強
枠の裏面に当接する当接部を設けることが好ましい。
そして、当接部は、弾性変形可能な構成にするとよ
い。
また、本出願に係る配線器具取付施工方法は、取付枠
の開口部に配線器具の操作部を貫通し、前記取付枠のボ
ス受部にボス部を係合させて取着された前記配線器具に
電線を接続し、前記取付枠に前記操作部を除いた部分を
覆うように補強枠を嵌め合わせてこれら補強枠及び取付
枠を壁面に取付ネジでネジ止めし、この補強枠の上に、
前記操作部に装着される操作板が貫通する開口部を設け
た外装枠を装着し、しかる後、前記操作部に前記操作板
を装着することを特徴としている。
上記補強枠の上に、操作部及び取付ネジの頭部を露出
させるために開口部を設けた外枠体を装着し、この外枠
体の開口部に、前記操作部を除いた部分を覆い隠す内枠
体を装着してもよい。
[作用] 上述のように構成することにより、スイッチ,コンセ
ント等の配線器具が装着された取付枠を補強枠と共に取
付ネジで室内の壁,天井等に設けた配線器具取付穴に取
付け、その上から外装枠と操作板又は外枠体と内枠体と
操作板とを逐次的に装着することにより、配線器具の取
付工事を簡単に施工することができる。
また、取付枠に当接部又は弾性当接部を設けることに
より、これら当接部で取付ネジによる過剰な締付力を受
けて補強枠等の変形を防止し、締付力の調整を簡単に行
うことができて操作板の操作不良を防止することができ
る。
[実施例] 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は本発明に係る主要構成部品の分解斜視図、第2図
(a),(b)は中空壁に設けた配線器具取付穴に挟持
枠等を固定した状態を示す図、第3図(a),(b)は
更に保護カバーを装着した状態を示す図、第4図
(a),(b)は取付枠に配線器具を装着した状態を示
す図、第5図(a)〜(c)は配線器具が装着された取
付枠に補強枠と外枠体を装着した状態を示す図、第6図
(a),(b)は更に内枠体を装着した状態を示す図、
第7図(a),(b)は更に操作板を装着した状態を示
す図である。
まず、構成を説明すると、第1図等に示す1は、スイ
ッチ,コンセント等の配線器具、2は、合成樹脂材によ
って形成された取付枠、3は、金属材によって形成され
た補強枠、4は外枠体、5は内枠体、6は操作板であ
り、外枠体4と内枠体5と操作板6とは合成樹脂材によ
ってそれぞれ形成されている。
本実施例に係る配線器具1は、第8図等に示すよう
に、一対の固定バンド7によって締付固定されたケース
本体8と蓋体9とを有し、これらに内蔵されたスイッチ
機構をオン・オフ動作させるため蓋体9に揺動可能に軸
支されたスイッチ操作部を構成する揺動部材10の上部
が、当該蓋体9の上面に設けた開口部を貫通して上方へ
突出している。各固定バンド7には、揺動方向の外側に
突出する対をなすボス部11を設けている。
取付枠2は、第9図(a)〜(e)に示すように、配
線器具1を3個同時に貫通できる開口部12を中央部に有
し、その開口部12の幅方向両側に設けた側壁2aには、配
線器具1のボス部11を係合支持するため三対のボス受部
13,14を形成している。一方のボス受部13は一方のボス
部11が挿入される受穴からなり、また、他方のボス受部
14は他方のボス部11が載置される切欠きからなり、その
切欠きはそれ自体が弾性変形可能な係止片15により形成
されている。
取付枠2の長手方向両端に設けた突部2bには幅方向両
側に突出するアーム部16を設け、各アーム部16の先端に
は上方に突出する円錐形をなす当接部17を形成してい
る。アーム部16は突部2bより薄く形成して弾性変形可能
としており、これにより当接部17に弾性を付与してい
る。さらに、各突部2bの先端には、補強枠3の裏面に当
接して当該補強枠3と取付枠2との間の相対的な位置決
めをなす傾斜面2cを形成している。なお、18は、突部2b
の上面に突出して設けた位置決め用の凸部である。ま
た、19は、取付ネジ20が挿通される長穴、21はネジ穴で
ある。
補強枠3は、第10図(a)〜(c)に示すように、内
側を四角錐台形状に膨出させた膨出部22を有し、その膨
出部22の中央には、取付枠2に装着された3個の配線器
具1の上端部が挿通される四角形の開口部23を形成して
いる。開口部23の長手方向両側には、取付ネジ20が挿通
される長穴24を設け、また、幅方向両側には、外装枠4
を係合固定するための係合穴25を設けている。膨出部22
の内側の高さB(第10図(b)参照)は、取付枠2の突
部2bの下面から弾性押圧部17の頂点までの高さA(第9
図(d)参照)より若干低くなるように設定する(A>
B)。
なお、膨出部22の裏面側の傾斜面22aに取付枠2の傾
斜面2cが当接するように形成されていて、これら傾斜面
2c,22a間の係合作用と、同じく膨出部22に設けた透孔22
bと取付枠2の凸部18との嵌め合いにより、補強枠3と
取付枠2との間の位置決めを行っている。
外枠体4は、第11図(a)〜(c)に示すように、四
角形をなす上面板26と、この上面板26の外縁に連続した
四角形をなす側面板27とからなり、上面板26の中央に
は、補強枠3の膨出部22の上面を露出させることができ
る開口部28を設けている。そして、開口部28の周縁には
フランジ部29を設けると共に、そのフランジ部29の一部
には、内枠体5を係合固定するための凹欠部30を形成し
ている。さらに、フランジ部29の下面には、補強枠3を
係合保持するため先端に突起を形成した係合片31を設け
ている。32は、ドライバー等の先端が挿入される切欠き
であり、この切欠き32は外枠体4を補強枠3から取外す
時に使用される。
内枠体5は、第12図(a)〜(c)に示すように、四
角形をなす表面板33と、この表面板33の内縁に連続した
内面板34とからなり、内面板34の中央に設けた開口部34
aの長手方向両側には、スイッチ操作時に加えられる操
作力を受けて操作板6を支えるための山形突起35を形成
している。さらに、表面板33の下面には、外枠体4の凹
欠部30にそれぞれ係合することができ且つそれにより内
枠体5を外枠体4に係合保持するための掛止片36を設け
ている。33aは、ドライバー等の先端が挿入される切欠
きであり、この切欠き33aは内枠体5を補外枠体4から
取外す時に使用される。
操作板6は、第13図(a)〜(c)に示すように、四
角形の板状片からなり、下面の中央には、配線器具1の
揺動部材10に嵌合するための突起片37を設けている。そ
のため、突起片37には、揺動部材10に装着されている板
バネ10a(第8図参照)に着脱可能に係合するための突
起38を形成している。39は、上下面を貫通する長穴に透
光性のフードを装着して設けた明り窓である。
次に、作用について説明する。
第1〜7図に示す実施例は、3個の配線器具1をセッ
トできる取付枠2に2個の配線器具1を取付け、これを
中空壁Cに取付けて、2個のスイッチの取付装置として
使用する例を示すものである。そのため、この実施例で
は、取付枠2と補強枠3を中空壁Cに固定するために当
該補強枠3等との間で中空壁Cを挟持するための挟持枠
40と、中空壁Cに取付けられた配線器具1の電線接続部
を保護するための保護カバー42と、この保護カバー42を
中空壁Cに固定するための支持枠41とを使用している。
挟持枠40は、第14図(a),(b)に示すように、平
面形状がコの字形をなしていて、その両端部には、補強
枠3の長穴24等を貫通する取付ネジ20が螺合されるネジ
孔43と、支持枠41を貫通する止めネジが螺合されるネジ
孔44とを設けている。さらに、挟持枠40には、円弧状の
膨出部を長手方向に連続させて補強用のリブ45を形成し
ている。
支持枠41は、第15図(a),(b)に示すように、平
面形状が四角形をなしていて、挟持板40とで中空壁Cを
挟持した際に当該挟持枠40のネジ孔43と対向する位置に
貫通孔46を設け、また、ネジ孔44と対向する位置には貫
通孔47を設けている。
保護カバー42は、第16図(a)〜(c)に示すよう
に、断面形状がコの字形をなしていて、長手方向両側の
開口端部には、支持枠41に係合保持するための支持片48
を設けている。また、保護カバー42の底面には、配線ケ
ーブルを背面から挿通するための挿通部49を設けてい
る。この挿通部49は、中央部をドライバー等で叩いて取
外すことにより楕円形の孔が形成される。
本取付装置は、例えば、次のような取付工程によって
取付施工することができる。
まず、第2図(a),(b)に示すように、中空壁C
に設けた配線器具取付穴50に挟持枠40を挿入して内側に
当てがい、当該取付穴50の外側には支持枠41を当てが
う。そして、支持枠41の貫通穴47に挿通された締付ネジ
51のネジ部を挟持部40のネジ孔44に螺合し、その締め込
みにより中空壁Cを挟むようにして支持枠41を固定す
る。
次に、第3図(a),(b)に示すように、配線器具
取付穴50に保護カバー42を挿入し、その支持片48を支持
枠41に係止することにより、保護カバー42を支持枠41に
係合保持する。
次いで、第4図(a),(b)に示すように、取付枠
2に配線器具1を係合固定する。これは、まず、取付枠
2の一方のボス受部13に配線器具1の一方のボス部11を
差し込み、次に、配線器具1の他方のボス部11を取付枠
2側に押圧し、係止片15を弾性変形させて他方のボス部
11をボス受部14に押し込むことにより、行われる。
次に、配線器具取付穴50に配線された電線を配線器具
1に接続する。そして、配線器具1の蓋体9側を補強枠
3の開口部23に貫通し、その状態で当該配線器具1の背
面側を保護カバー42内に挿入し、取付穴50に補強枠組立
体をセットする。次いで、取付ネジ20を補強枠3の長穴
24から取付枠2の長穴19に貫通してその先端を挟持枠40
のネジ穴43に螺合し、これを締め込むことにより補強枠
組立体を配線器具取付穴50に固定する。
この場合、取付ネジ20を締め込む前の自由状態では、
補強枠3の膨出部22の凹み側の深さB(第10図(b))
が取付枠2の突部2bの背面から当接部17の頂点までの高
さA(第9図(d))よりも若干低くなるように設定
(A>B)されているため、中空壁Cに取付枠2の背面
を接触させて当接部17の頂点に膨出部22の凹み側を接触
させると、補強枠3の背面と中空壁Cの表面との間に隙
間が生じる。
従って、取付ネジ20を締め込んでいくことにより、補
強枠3に締付力が作用するようになるまで、即ちアーム
部16に弾性変形が生ずるまで取付ネジ20の締込作業は抵
抗なく進行するが、その締付力が当接部17に作用するよ
うになるとアーム部16に弾性変形が生じるようになり、
その弾性変形による抵抗が逆に作用して締付作業に対す
る負荷を増加させる。そのため、このような負荷の増加
により、作業者は補強枠3に締付力が作用し始めたこと
を知ることができる。
更に取付ネジ20を締め込むことにより補強枠3の背面
が中空壁Cの表面に接触すると、締付作業に対する負荷
が急激に増大し、それ以上の締付力を加えると補強枠3
に変形が生じるようになる。そのため、このような負荷
の急激な増加を感じることにより、補強枠3の締付力が
限界に達したことを知ることができ、従って、取付ネジ
20の過剰な締め込みによる補強枠3の変形等を防止する
ことができる。また、万一、取付ネジ20の過剰な締め込
みによって補強枠3に変形が生じた場合にも、補強枠3
と取付枠2との間には隙間が設定されているため取付枠
2を変形させるおそれがなく、従って、取付枠2と操作
板6との接触によるスイッチ操作不良を防止することが
できる。
次いで、第5図(a)〜(c)に示すように、補強枠
3に外枠体4を装着する。これは、補強枠3の4個の係
合穴25に外枠体4の4個の係合片31を位置合せし、その
状態で外枠体4を補強枠3側に押圧することにより、簡
単に行うことができる。この場合、外枠体4を押圧する
と、係合片31に弾性が生じて先端の突起が係合穴25の縁
を乗り越え、その係合片31が係合穴25の縁に噛み合うよ
うになるため、外枠体4の組付作業を簡単に行うことが
できると共に、確実に装着することができる。
続いて、第6図(a),(b)に示すように、外枠体
4に内枠体5を装着する。これは外枠体4の装着作業と
同様に、外枠体4の4個の凹欠部30に内枠体5の4個の
掛止片36を位置合せし、その状態で内枠体5を外枠体4
側に押圧することにより、掛止片36の同様な作用を経て
簡単に行うことができる。
しかる後、第7図(a),(b)に示すように、内枠
体5の開口部34a内に表われた揺動部材10に突起片37を
嵌合し、配線器具1の操作部に操作板6を装着する。こ
れにより、中空壁Cへの配線器具1の取付施工が完了す
る。
なお、上記実施例では、中空壁Cに配線器具を取付け
る例について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、壁に埋設されたスイッチボックスに取付け
ることができることは勿論である。その場合、スイッチ
ボックスに取付ネジ用のネジ穴を設けることにより、上
述した挟持枠40と保護カバー42の使用を廃止することが
できる。
第17図(a)〜(c)は、上記実施例における外枠体
4と内枠体5を一体に形成して外装枠52とした実施例を
示すものである。
外装枠52の外観は、外枠体4と内枠体5を組合せた形
状をなしていて、外枠体4の係合片31に対応する係合片
53と、内枠体5の山形突起35に対応する山形突起54とを
具えているが、外枠体4の凹欠部30と内枠体5の掛止片
36は不要であるため取除いている。他の構成は前記実施
例と同様である。
この実施例では、構成部品の数が上記実施例の場合よ
りも1個少なくなることから、この種の取付施工作業を
より簡単に行うことができるようになると共に、構成の
簡素化を図ることができる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明は上述のとおり構成
されているので、以下に記載されるような効果を奏す
る。
請求項1の配線器具取付装置においては、配線器具の
取付けに使用されているネジが補強枠と取付枠を同時に
締結する取付ネジの1種類であって、外装枠を補強枠に
装着する手段は、外装枠の係合片と補強枠の係合穴との
係合によって行われているため、必要なネジ数を最小限
にしてそのネジの締付回数や締付力の調整等のネジに関
する組付工程を減少させることができる。従って、構造
が簡単であって、組立の作業性に優れた配線器具取付装
置を提供することができる。
上記効果に加えて、内枠体を設けたことによって意匠
的効果の向上を図ることができる。
また、ネジ止め時に取付枠の当接部が補強枠の裏面に
当接するため、取付ネジによる過剰な締込みを防いで補
強枠及び取付枠の変形を抑制することができると共に、
万一、取付ネジを過剰に絞め込んで補強枠に変形を生じ
させたような場合にも、補強枠と取付枠との間に隙間を
設定して補強枠の変形を許容し得るようにしたため取付
枠の変形を防ぐことができ、従って、取付枠と操作板と
の接触等によるスイッチ操作不良の発生を防止すること
ができる。
また、請求項2の配線器具取付施工方法においては、
操作板と外装枠の取付・取外作業を簡単に行うことがで
きると共に、それらを取外すだけで補強枠の全体を露出
させることができ、配線器具の組立作業を極めて簡単に
行うことができるという効果が得られる。
更に、操作板と外枠体と内枠体の取付・取外作業を簡
単に行うことができると共に、それらを取外すだけで補
強枠の全体を露出させることができ、配線器具の組立作
業を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第16図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図は本発明に係る主要構成部品の分解斜視図、第2図
(a),(b)は中空壁に設けた配線器具取付穴に挟持
枠等を固定した状態を示す正面図及び断面図、第3図
(a),(b)は更に保護カバーを装着した状態を示す
正面図及び断面図、第4図(a),(b)は取付枠に配
線器具を装着した状態を示す正面図及び側面図、第5図
(a),(b),(c)は配線器具が装着された取付枠
に補強枠と外枠体を装着した状態を示す正面図,縦断面
図及び横断面図、第6図(a),(b)は更に内枠体を
装着した状態を示す正面図及び底面図、第7図(a),
(b)は更に操作板を装着した状態を示す正面図及び側
面図、第8図は配線器具の斜視図、第9図(a),
(b),(c),(d),(e)は本発明に係る取付枠
の正面図,左右側面図,底面図及びX−X線断面図、第
10図(a),(b),(c)は同じく補強枠の正面図,
下半分断面側面図及び右半分断面底面図、第11図
(a),(b),(c)は同じく外枠体の正面図,下半
分断面側面図及び右半分断面底面図、第12図(a),
(b),(c)は同じく内枠体の正面図,下半分断面側
面図及び右半分断面底面図、第13図(a),(b),
(c)は同じく操作板の正面図,中央縦断面図及び背面
図、第14図(a),(b)は同じく挟持枠の正面図及び
底面図、第15図(a),(b)は同じく支持枠の正面図
及び底面図、第16図(a),(b),(c)は同じく保
護カバーの正面図,側面図及び横断面図、第17図
(a),(b),(c)は本発明の他の実施例に係る外
装枠の正面図,下半分断面側面図及び右半分断面底面図
である。 1:配線器具、2:取付枠 2b:突部、2c:傾斜面(当接部) 3:補強枠、4:外枠体 5:内枠体、6:操作板 10:揺動部材(スイッチ操作部) 11:ボス部、12:開口部 13,14:ボス受部、15:係止片 16:アーム部、17:当接部 19:長穴、20:取付ネジ 23:開口部、24:長穴 25:係合穴、28:開口部 30:凹欠部、31:係合片 34a:開口部、36:掛止片 40:挟持枠、41:支持枠 42:保護カバー、48:支持片 50:配線器具取付穴、52:外装枠 53:係合片、C:中空壁

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作板が着脱可能に装着される操作部を有
    し且つ電線が接続される配線器具と、前記操作部が貫通
    する開口部と配線器具のボス部が係合されるボス受部と
    を有しボス受部でボス部を係止することにより当該配線
    器具を着脱可能に固定し且つ補強枠のネジ止め時に当該
    補強枠の裏面に当接する弾性変形可能に設けられた当接
    部を有する取付枠と、前記操作部が貫通する開口部を有
    し且つ前記取付枠を覆うように設置されて取付ネジによ
    り壁面に固定される補強枠と、前記操作板が着脱可能に
    装着される前記操作部及び前記取付ネジの頭部が露出さ
    れる開口部とを有し他の部分を覆い隠し前記補強枠に設
    けた係合穴に着脱可能に係合される係合片が設けられた
    外枠体と、前記外枠体に設けた凹欠部に着脱可能に係合
    される掛止片を有し且つ前記外枠体の開口部を前記操作
    板が着脱可能に装着される操作部を除いて覆い隠す内枠
    体とを備えるか、又は前記外枠体及び内枠体に代えて両
    者を一体に形成してなる外装枠を備えたことを特徴とす
    る配線器具取付装置。
  2. 【請求項2】取付枠の開口部に配線器具の操作部を貫通
    し、前記取付枠のボス受部にボス部を係合させて取着さ
    れた前記配線器具に電線を接続し、前記取付枠に前記操
    作部を除いた部分を覆うように補強枠を嵌め合わせて補
    強枠を壁面に取付ネジでネジ止めし、且つ、当該補強枠
    を壁面に取付ネジでネジ止めすることにより、前記取付
    枠に設けられた補強枠の裏面に当接する弾性変形可能に
    設けられた当接部を介して取付枠が壁面に固定され、こ
    の補強枠の上に、前記操作部及び前記取付ネジの頭部を
    露出させるために開口部を設けた外枠体を装着し、この
    外枠体の開口部に、前記操作部を除いた部分を覆い隠す
    内枠体を装着するか、又は前記外枠体及び内枠体に代え
    て両者を一体に形成してなる外装枠を装着し、しかる
    後、前記操作部に前記操作板を装着することを特徴とす
    る配線器具取付施工方法。
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