JPH0763284A - グロメット付プロテクタ - Google Patents

グロメット付プロテクタ

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Publication number
JPH0763284A
JPH0763284A JP5209488A JP20948893A JPH0763284A JP H0763284 A JPH0763284 A JP H0763284A JP 5209488 A JP5209488 A JP 5209488A JP 20948893 A JP20948893 A JP 20948893A JP H0763284 A JPH0763284 A JP H0763284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grommet
protector
fitting
fitting hole
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5209488A
Other languages
English (en)
Inventor
毅 ▲高▼橋
Takeshi Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP5209488A priority Critical patent/JPH0763284A/ja
Publication of JPH0763284A publication Critical patent/JPH0763284A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グロメットとプロテクタの結合の容易化と結
合強度のアップを図る。 【構成】 パネル取付孔に対する嵌合溝56を備えたグ
ロメット50をプロテクタ30に結合してなるグロメッ
ト付プロテクタにおいて、前記プロテクタ30に一端が
開放したU字状のグロメット嵌着孔40を形成し、該U
字状のグロメット嵌着孔40の内周縁に、その開放端側
から、前記グロメット50に形成した嵌着溝60をスラ
イド嵌合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グロメットの付いたワ
イヤーハーネス用プロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図2、図3は実開平3−18622号公
報に記載された従来のグロメット付プロテクタを示す。
このグロメット付プロテクタは、プロテクタ1のカバー
3に円形のグロメット嵌着孔5を設け、該グロメット嵌
着孔5に、ワイヤーハーネスWを挿通する弾性材料製の
グロメット7を嵌合し、該カバー3に対して、プロテク
タ1の本体9を係止手段11、13を用いて結合したも
のである。
【0003】このグロメット付プロテクタは、プロテク
タ1の周縁部にボルト挿通孔15、17を有し、これら
ボルト挿通孔15、17にボルト19を通して、その先
端をパネルPのねじ孔21にねじ込むことにより、パネ
ルPに固定される。そして、固定された状態で、図3に
示すようにグロメット7のフランジ部背面が、パネルP
の取付孔Paの周縁に圧接することで、グロメット7と
パネルPの隙間がシールされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、グロメット嵌着孔5が円形であったため、グロメッ
ト7を強制的に変形させながら嵌着孔5に嵌合させなけ
ればならず、装着しづらかった。また、ワイヤーハーネ
スWの先端のコネクタを円形の嵌着孔5に貫通させなけ
ればならないので、ワイヤーハーネスの本数をあまり多
くできなかった。また、装着の際にグロメット7を弾性
変形させる必要があることから、グロメット7の嵌着部
の剛性を高めて、グロメット7とプロテクタ1の結合強
度を高くすることができなかった。そのため、ボルト1
9により直接プロテクタ1をパネルPに固定せざるを得
ず、固定が面倒であった。
【0005】本発明は、上記事情を考慮し、グロメット
とプロテクタを容易に結合することができ、ワイヤーハ
ーネスの本数も増加させることができ、しかもプロテク
タの固定の簡略化を図り得るグロメット付プロテクタを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、パネル取付孔
に対する嵌合部を備えたグロメットをプロテクタに結合
してなるグロメット付プロテクタにおいて、前記プロテ
クタに一端が開放したU字状のグロメット嵌着孔を形成
し、該U字状のグロメット嵌着孔の内周縁に、その開放
端側から、前記グロメットに形成した嵌着溝をスライド
嵌合したことを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成のグロメット付プロテクタは、U字状
のグロメット嵌着孔に対してグロメットの嵌着溝をスラ
イド嵌合させているので、グロメットを大きく弾性変形
させながら嵌合する必要がない。また、ワイヤーハーネ
スを嵌着孔に貫通させる必要もなく、単に開放端側から
挿入するだけでよい。そして、プロテクタと結合したグ
ロメットの嵌合部をパネルに嵌合するだけで、プロテク
タをグロメットを介して保持することができる
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0009】図1は実施例のグロメット付プロテクタの
構成を示す図であり、図において、30はプロテクタ、
50はグロメットである。プロテクタ30は、上面が開
口し内部にワイヤーハーネスW1が収容される樋状の本
体32と、この本体32の上面開口を塞ぐカバー34と
からなり、本体32に設けた係合枠36に、カバー34
に設けた係合アーム38を係合することにより、カバー
34を閉止状態で本体32に固定することができるよう
になっている。
【0010】カバー34の長手方向端部には、端縁側が
開放したU字状のグロメット嵌着孔40が形成されてい
る。また、カバー34の端縁には、下方に折れ曲がった
ストッパ壁42が設けられている。ストッパ壁42は、
U字状のグロメット嵌着孔40の開放端の両側に位置し
ている。本体32の両側壁の端縁にも、ストッパ壁42
と同様の折曲壁44が設けられている。
【0011】また、グロメット50は、ワイヤーハーネ
スW2の外周に密着する紡錘形の縮径部52と、拡径部
54とからなる。拡径部54の外周には、パネル取付孔
に対する嵌合溝(嵌合部)56が設けられ、それよりも
端部側にはブロック状のベース部58が一体成形されて
いる。このベース部58は十分な剛性を有するよう肉厚
に形成され、前述のU字状のグロメット嵌着孔40に対
応した形状をなしている。そして、このブロック状のベ
ース部58の外周に、U字状の嵌着孔40の内周縁に嵌
合する嵌着溝60が形成され、その嵌着溝60の両端部
に、前記ストッパ壁42の当たる凹部62が形成されて
いる。
【0012】そして、プロテクタ30のU字状のグロメ
ット嵌着孔40の内周縁に、その開放端側から、グロメ
ット50の嵌着溝60をスライド嵌合し、ストッパ壁4
2を凹部62に当接させることにより、グロメット50
とプロテクタ30とが一体に結合されている。
【0013】次に、組み付けの手順を説明する。まず、
U字状のグロメット嵌着孔40を有するカバー34に、
ワイヤーハーネスW2を貫通したグロメット50を、嵌
着孔40の開放端側からスライド嵌合する。同時に、グ
ロメット50の端部を若干変形させることにより、スト
ッパ壁42が凹部62に当たるようにする。これによ
り、グロメット50はプロテクタ30に固定される。な
お、嵌着孔40と嵌着溝60の嵌合部は、特別に完全防
水である必要はない。
【0014】次いで、グロメット50とカバー34を嵌
合した後で、その組み立て品をプロテクタ30の本体3
2に嵌合する。そして、グロメット50の嵌合溝56を
パネル取付孔に嵌合し、組み付けを完了する。この場
合、プロテクタ30の端部は直接パネルに固定しない
が、グロメット50を介して確実に保持される。なお、
組み付けの順番はこれに限られるものではない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
グロメットを大きく弾性変形させながら嵌着孔に嵌合す
る必要がないので、嵌合が容易である。また、大きく弾
性変形させる必要がないため、グロメットの嵌着部の剛
性を高めることができ、グロメットとプロテクタの結合
強度を高めることができる。よって、グロメット嵌着部
の周辺では、グロメットを介してプロテクタを支持する
力が増加し、ボルトなどでプロテクタを直接パネルに固
定する必要がなくなり、取付けが容易となる。また、グ
ロメット嵌着孔がU字状をなしているので、ワイヤーハ
ーネスを嵌着孔に貫通させる必要がなく、ワイヤーハー
ネスの本数を多くすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の組み立て前の状態を示す斜
視図である。
【図2】従来例の分解斜視図である。
【図3】従来例のパネルへの取付状態を示す側断面図で
ある。
【符号の説明】
30 プロテクタ 40 U字状のグロメット嵌着孔 50 グロメット 56 嵌合溝(嵌合溝) 60 嵌着溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル取付孔に対する嵌合部を備えたグ
    ロメットをプロテクタに結合してなるグロメット付プロ
    テクタにおいて、前記プロテクタに一端が開放したU字
    状のグロメット嵌着孔を形成し、該U字状のグロメット
    嵌着孔の内周縁に、その開放端側から、前記グロメット
    に形成した嵌着溝をスライド嵌合したことを特徴とする
    グロメット付プロテクタ。
JP5209488A 1993-08-24 1993-08-24 グロメット付プロテクタ Pending JPH0763284A (ja)

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JP5209488A JPH0763284A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 グロメット付プロテクタ

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JP5209488A JPH0763284A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 グロメット付プロテクタ

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JPH0763284A true JPH0763284A (ja) 1995-03-07

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0785450A1 (en) * 1996-01-19 1997-07-23 Panduit Corporation Optical fiber junction box
EP0996017A2 (en) * 1998-10-22 2000-04-26 Bowthorpe Plc Storage tray for optical fibre cable joints
JP2021106437A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 矢崎総業株式会社 グロメット取付け構造

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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EP0996017A2 (en) * 1998-10-22 2000-04-26 Bowthorpe Plc Storage tray for optical fibre cable joints
EP0996017A3 (en) * 1998-10-22 2002-02-27 Bowthorpe Plc Storage tray for optical fibre cable joints
JP2021106437A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 矢崎総業株式会社 グロメット取付け構造

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