JP2852694B2 - 配線器具取付施工方法 - Google Patents

配線器具取付施工方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、配線器具を壁面に設置するための取付施工
方法に関し、特に、スイッチ操作部より大形の操作板が
当該スイッチ操作部に着脱可能であって、その操作板の
反転動作によりスイッチ操作部がオン・オフする屋内配
線等に使用されるスイッチ装置及び、これと同様に壁面
に取り付けられて使用される接続器等の配線器具の取付
施工方法に係る。
[従来の技術] 従来の、この種の配線器具の取付施工方法としては、
例えば、本出願人が先に特許出願したもので、特開昭61
−277306号公報に記載されているようなものがある。
このものは、取付枠にボス部を係合させて取り付けら
れた配線器具に電気配線を接続し、前記取付枠を壁面に
取付ネジで仮設し、次いで、前記取付枠の取付ネジ頭部
を露出させる開口部を有し且つ化粧枠と一体に形成され
た補強枠を前記取付枠に締付ネジで緊締係止した後、取
付枠を壁面に固設し、更に、プレート(外装枠)を装着
すると共に配線器具のボス部に化粧表面板(操作板)を
嵌装してなることを特徴としている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、かかる従来の配線器具取付施工方法に
あっては、配線器具が取着された取付枠を壁面に取付ネ
ジで仮止めし、その取付枠に補強枠を締付ネジで緊締係
止した後、前記取付ネジを締め込むことにより取付枠を
本止めし、しかる後、プレートを装着してから配線器具
に化粧操作板を装着していた。そのため、使用されてい
るネジの数が多く、そのネジの締付回数や締付力の調整
等のネジに関する組付作業が数多く必要とされており、
従って、組立工数が多くて作業効率が悪いという問題点
があった。
また、補強枠を取付枠に締付ネジで緊締する際に、締
付ネジの締め込みが自由であったため、締付ネジを必要
以上に締め込み過ぎると補強枠に変形を生じてしまうこ
とがある。このように、ネジ止め作業によって取付枠又
は補強枠に変形が生じると、後に装着される化粧操作板
が取付枠等と擦れ合うようになることがあり、これによ
り化粧操作板の操作不良を生じるという問題点もあっ
た。
かかる従来技術の問題点に基づいて、本出願人は、そ
の問題点を解決することができる発明について先に特許
出願(特願平1−262144号)を行った。その発明は、取
付枠の開口部に配線器具を操作部を貫通し、前記取付枠
のボス受部にボス部を係合させて取着された前記配線器
具に電線を接続し、前記取付枠に前記操作部を除いた部
分を覆うように補強枠を嵌め合わせてこれら補強枠及び
取付枠を壁面に取付ネジでネジ止めし、この補強枠の上
に、前記操作部に装着される操作板が貫通する開口部を
設けた外装枠を装着し、しかる後、前記操作部に前記操
作板を装着することを特徴としている。
ところが、配線器具を取り付ける壁面の平面度があま
り高くないため、そのような凹凸の有る壁面に取付ネジ
で補強枠及び取付枠をネジ止めすると、補強枠の裏面に
当接する取付枠の複数個の当接部の押圧力が凹凸の状態
に応じて個々別々となり、取付枠に変形を生じることが
ある。このように、壁面の凹凸によって取付枠に変形が
生じると、前述したと同様に、操作板が取付枠と擦れ合
うようになることがあるため、同じく操作板の操作不良
を生じることがあるという課題があった。
本発明は、かかる先行技術の課題に鑑みてなされたも
のであり、壁面の凹凸によって取付枠に変形を生じるこ
とがないようにすることにより、上記課題を解決するこ
とを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、取付枠の開口
部に配線器具の操作部を貫通し、前記取付枠のボス受部
にボス部に係合させて取着された前記配線器具に電線を
接続し、前記取付枠に前記操作部を除いた部分を覆うよ
うに補強枠を嵌め合わせて固定ネジでネジ止めし、これ
ら補強枠及び取付枠を壁面に取付ネジでネジ止めした
後、前記補強枠の上に、前記操作部に装着される操作板
が貫通する開口部を設けた外装枠を装着し、しかる後、
前記操作部に前記操作板を装着することを特徴としてい
る。
また、上記外装枠を外枠体と内枠体とで構成し、構成
部及び取付ネジの頭部を露出させるための開口部を設け
た外枠体を補強枠の上に装着し、この外枠体の開口部
に、前記操作部を除いた部分を覆い隠す内枠体を装着し
てもよい。
[作用] スイッチ,コンセント等の配線器具が装着された取付
枠を補強枠に固定ネジでネジ止めした後、これら補強枠
及び取付枠を室内の壁,天井等に設けた配線器具取付穴
に装着して取付ネジでネジ止めし、その上から外装枠と
操作板又は外枠体と内枠体と操作板とを逐次的に装着す
ることにより、取付枠及び補強枠に変形を生じることな
く配線器具を取付工事を簡単に施工することができる。
[実施例] 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は本発明に係る主要構成部品の分解斜視図、第2図
(a),(b)は中空壁に設けた配線器具取付穴に挟持
枠等を固定した状態を示す図、第3図(a),(b)は
更に保護カバーを装着した状態を示す図、第4図
(a),(b)は取付枠に配線器具を装着した状態を示
す図、第5図(a)〜(c)は配線器具が装着された取
付枠に補強枠と外枠体を装着した状態を示す図、第6図
(a),(b)は更に内枠体を装着した状態を示す図、
第7図(a),(b)は更に操作板を装着した状態を示
す図である。
まず、構成を説明すると、第1図等に示す1は、スイ
ッチ,コンセント等の配線器具、2は、合成樹脂材によ
って形成された取付枠、3は、金属材によって形成され
た補強枠、4は外枠体、5は内枠体、6は操作板であ
り、外枠体4と内枠体5と操作板6とは合成樹脂材によ
ってそれぞれ形成されている。
本実施例に係る配線器具1は、第8図等に示すよう
に、一対の固定バンド7によって締付固定されたケース
本体8と蓋体9とを有し、これらに内蔵されたスイッチ
機構をオン・オフ動作させるため蓋体9に揺動可能に軸
支されたスイッチ操作部を構成する揺動構成10の上部
が、当該蓋体9の上面に設けた開口部を貫通して上方へ
突出している。そして、蓋体9上面の、揺動部材10の揺
動方向と交差する方向の両面中央には、当該揺動部材10
に装着される操作板6を摺動自在に支える円弧凸部9aを
設けており、両円弧凸部9aでオン・オフ操作時に操作板
6に加えられる押圧力を受けることにより揺動部材10が
容易に揺動運動できるようにしている。また、各固定バ
ンド7には、取付枠2に装着するための前記揺動方向に
突出する対をなすボス部11を設けている。
取付枠2は、第9図(a)〜(e)に示すように、配
線器具1を3個同時に貫通できる開口部12を中央部に有
し、その開口部12の幅方向両側に設けた側壁2a,2bのう
ち、左側の側壁2aには配線器具1の一方のボス部11を係
合支持するための三対の左側ボス受部13を、また、右側
の側壁2bには配線器具1の他方のボス部11を係合支持す
るための三対の右側ボス受部14を形成している。
左側ボス受部13は一方のボス部11が嵌合される受穴か
らなり、また、右側ボス受部14は他方のボス部11が載置
される切欠きからなり、その切欠きはそれ自体が弾性変
形可能な係止片15の両側に形成されていて、中央の突部
をボス部11間に介在させることにより配線器具1を係合
保持してる。さらに、取付枠2には開口部12の周囲を囲
うように枠突部2cを設け、そのうち前記揺動方向と交差
する方向に位置する2辺には、高さ及び先端の曲率半径
を前記円弧凸部9aとほぼ等しく設定した山形凸部2dを当
該円弧凹部9aと対向するように形成している。
また、取付枠2の長手方向両端の固定部2eには、幅方
向に適宜間隔あけて一対の位置決め用凸部2f,2gをそれ
ぞれ設け、その一方の凸部2gにはバカ孔15を貫通してい
る。さらに、各固定部2eの先端には、凸部2f,2gと同じ
ように補強枠3の裏面(傾斜受面22a)に当接して当該
補強枠3と取付枠2との間の相対的な位置決めをなす傾
斜面2hを形成している。19は、取付ネジ20が挿通される
長穴である。
補強枠3は、第10図(a)〜(c)に示すように、内
側を四角錐台形状に膨出させた膨出部22を有し、その膨
出部22の中央には、取付枠2の枠突部2c及びそこに装着
された3個の配線器具1の上端部が挿通される四角形の
開口部23を形成している。開口部23の長手方向両側に
は、取付ネジ20が挿通される長穴24と、前記バカ孔15と
対向する位置に設定されたネジ孔21とをそれぞれ設けて
いる。さらに、膨出部22の四隅には、外装枠4を係合固
定するための係合穴25を設けている。
なお、取付枠2を補強枠に組み付ける際には、膨出部
22の裏面に4個の前記位置決め用凸部2fg,2gが当接し、
短辺側の傾斜受面22aに取付枠2の傾斜面2cが当接す
る。
外枠体4は、第11図(a)〜(c)に示すように四角
形をなす上面板26と、この上面板26の外縁に連続した四
角形をなす側面板27とからなり、上面板26の中央には、
補強枠3の膨出部22の上面を露出させることができる開
口部28を設けている。そして、開口部28の周縁にはフラ
ンジ部29を設けると共に、そのフランジ部29の4個所に
は、内枠体5を係合固定するための凹欠部30を形成して
いる。さらに、フランジ部29の下面四隅には、補強枠3
を係合保持するため係合穴25に挿入される係合片31を設
けており、その係合片31の先端には当該係合穴25からの
抜けを防止するための突起を形成している。
内枠体5は、第12図(a)〜(c)に示すように、四
角形をなす表面板33と、この表面板33の内縁に連続した
内面板34とからなり、表面板33の中央には、補強枠3の
開口部23より若干広い部分を露出させることができる開
口部35を設けている。そして、表面板33の下面四隅に
は、外装枠4の凹欠部30にそれぞれ係合することができ
る掛止片36を設けている。かかる掛止片36を凹欠部30に
それぞれ係合することにより、内枠体5を外枠体4に着
脱自在に係合保持することができる。32は、ドライバー
等の先端が挿入される切欠きであり、この切欠き32は内
枠体5を外枠体4から取外す時に使用される。この内枠
体5と前記外枠体4とで外装枠を構成している。
操作板6は、第13図(a)〜(c)に示すように、四
角形の板状片からなり、下面の中央には、配線器具1の
揺動部材10に嵌合するための突起片37を設けている。そ
のため、突起片37には、揺動部材10に装着されている板
バネ16(第8図参照)に対して着脱自在に係合できる突
起37aを形成している。さらに、操作板6の中央には上
下面を貫通する明り窓38を設け、その明り窓38には透光
性を有するフード39を装着している。なお、操作板6の
明り窓38は、これに替えて凹凸のある識別標識としても
よい。
次に、作用について説明する。
第1〜7図に示す実施例は、3個の配線器具1をセッ
トできる取付枠2に2個の配線器具1を取付け、これを
中空壁Cに取付けて、2個のスイッチの取付装置として
使用する例を示すものである。そのため、この実施例で
は、取付枠2と補強枠3を中空壁Cに固定するために当
該補強枠3等との間で中空壁Cを挟持するための挟持枠
40と、中空壁Cに取付けられた配線器具1の電線接続部
を保護するための保護カバー42と、この保護カバー42を
中空壁Cに固定するための支持枠41とを使用している。
挟持枠40は、第14図(a),(b)に示すように、平
面形状がコの字形をなしていて、その両端部には、補強
枠3の長穴24等を貫通する取付ネジ20が螺合されるネジ
孔43と、支持枠41を貫通する止めネジが螺合されるネジ
孔44とを設けている。さらに、挟持枠40には、円弧状の
膨出部を長手方向に連続させて補強用のリブ45を形成し
ている。
支持枠41は、第15図(a),(b)に示すように、平
面形状が四角形をなしていて、挟持板40とで中空壁Cを
挟持した際に当該挟持枠40のネジ孔43と対向する位置に
貫通孔46を設け、また、ネジ孔44と対向する位置には貫
通孔47を設けている。
保護カバー42は、第16図(a)〜(c)に示すよう
に、断面形状がコの字形をなしていて、長手方向両側の
開口端部には、支持枠41に係合保持するための支持片48
を設けている。また、保護カバー42の底面には、配線ケ
ーブルを背面から挿通するための挿通部49を設けてい
る。この挿通部49は、中央部をドライバー等で叩いて取
外すことにより楕円形の孔が形成される。
本取付装置は、例えば、次のような取付工程によって
取付施工することができる。
まず、第2図(a),(b)に示すように、中空壁C
に設けた配線器具取付穴50に挟持枠40を挿入して内側に
当てがい、当該取付穴50の外側には支持枠41を当てが
う。そして、支持枠41の貫通穴47に挿通された締付ネジ
51のネジ部を挟持枠40のネジ孔44に螺合し、その締め込
みにより中空壁Cを挟むようにして支持枠41を固定す
る。
次に、第3図(a),(b)に示すように、配線器具
取付穴50に保護カバー42を挿入し、その支持片48を支持
枠41に係止することにより、保護カバー42を支持枠41に
係合保持する。
次いで、第4図(a),(b)に示すように、取付枠
2に配線器具1を係合固定する。これは、まず、取付枠
2の左側ボス受部13に配線器具1の一方のボス部11を差
し込み、次に、配線器具1の他方のボス部11を取付枠2
側に押圧し、係止片15を弾性変形させてそのボス部11を
右側ボス受部14に押し込むことにより、行われる。
次に、配線器具取付穴50に配線された電線を配線器具
1に接続する。そして、取付枠2の上面側を補強枠3の
膨出部22の凹側に嵌め合わせて配線器具1の蓋体9側を
補強枠3の開口部23に貫通し、当該配線器具1の操作部
及び取付枠2の枠突部2cを除いた部分を補強枠3で覆
う。その状態で、取付枠2の裏面側からバカ孔15に固定
ネジを差し込み、そのネジ部を補強枠3のネジ孔21に螺
合して締め込み、取付枠2を補強枠3にしっかりネジ止
めする。これにより、補強枠組立体が組み立てられる。
次いで、補強枠組立体を保護カバー42内に挿入し、取
付ネジ20を補強枠3の長穴24及び取付枠2の長穴19に貫
通し、そのネジ部を挟持枠40のネジ孔43に螺合して締め
込み、補強枠3及び取付枠2を壁面にネジ止めする。こ
れにより、配線器具取付穴50に補強枠組立体を固定する
ことができる。
この場合、取付枠2は4個の位置決め用突起2f,2g及
び両端の傾斜面2hで補強枠3の膨出部22の凹側面と接触
し、その凹側面と取付枠2上面の他の部分との間には隙
間が生じている。従って、補強枠3を強固に固定するた
めに当該補強枠3の長穴24部分に変形が生じるまで取付
ネジ20を強く締め込んだ場合にも、変形を起し難い傾斜
受面22aの近傍に突起2f,2gを当接させて確保した上記隙
間によって補強枠3の上記変形を許容することができる
ため、取付枠2に変形を生じさせることがない。また、
補強枠組立体は、補強枠3の広い範囲の接触面によって
壁面と接触するため、当該壁面に多少の凹凸が生じてい
ても従来のように取付枠2に変形を生じることがない。
そのため、常に変形を生じることなく取付枠を取付施工
することができる。
次いで、第5図(a)〜(c)に示すように、補強枠
3に外枠体4を装着する。これは、補強枠3の4個の係
合穴25に外枠体4の4個の係合片31を位置合せし、その
状態で外枠体4を補強枠3側に押圧することにより簡単
に行うことができる。
この場合、外枠体4を押圧すると、係合片31に弾性が
生じて先端の突起が係合穴25の縁を乗り越え、その係合
片31が係合穴25の縁に噛み合うようになるため、外枠体
4の組付作業を簡単に行うことができると共に、確実に
装着することができる。
続いて、第6図(a),(b)に示すように、外枠体
4に内枠体5を装着する。これは外枠体4の装着作業と
同時に、外枠体4の4個の凹欠部30に内枠体5の4個の
掛止片36を位置合せし、その状態で内枠体5を外枠体4
側に押圧することにより、掛止片36の同様な作用を経て
簡単に行うことができる。
しかる後、第7図(a),(b)に示すように、内枠
体5の開口部34a内に表わした揺動部材10に突起片37を
嵌合することにより、配線器具1の操作部に操作板3を
装着する。これにより、中空壁Cへの配線器具1の取付
施工が完了する。
この場合、先に取付施工された取付枠2には変形が生
じていないため、操作板6と取付枠2との間の所定の隙
間を確実に確保して組み付けることができ、従って、操
作板6と取付枠2との接触によるスイッチ操作不良の発
生を防止することができる。
なお、上記実施例では、中空壁Cに配線器具を取付け
る例について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、壁に埋設されたスイッチボックスに取付け
ることができることは勿論である。その場合、スイッチ
ボックスに取付ネジ用のネジ穴を設けることにより、上
述した挟持枠40と保護カバー42の使用を廃止することが
できる。
第17図(a)〜(c)は、上記実施例における外枠体
4と内枠体5を一体に形成して外装枠52とした実施例を
示すものである。
外装枠52の外観は、外枠体4と内枠体5を組合せた形
状をなしていて、外枠体4の係合片31に対応する係合片
53を具えているが、外枠体4の凹欠部30と内枠体5の掛
止片36は不要であるため取除いている。他の構成は前記
実施例と同様である。
この実施例では、構成部品の数が上記実施例の場合よ
りも1個少なくなることから、この種の取付施工作業を
より簡単に行うことができるようになると共に、構成の
簡素化を図ることができる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明は上述のとおり構成
されているので、以下に記載されるような効果を奏す
る。
請求項1の配線器具取付施工方法においては、取付枠
を補強枠にネジ止めし、その補強枠を壁面にネジ止めす
るようにしたため、取付ネジの締め込みによる取付枠の
変形を防ぐことができ、従って、操作板と取付枠との接
触によるスイッチ操作不良の発生を防止することができ
る。さらに、操作板と外装枠の取付・取外作業を簡単に
行うことができると共に、それらを取外すだけで補強枠
の全体を露出させることができ、配線器具の組立作業を
極めて簡単に行うことができる。
また、請求項2の配線器具取付施工方法においては、
操作板と外枠体と内枠体の取付・取外作業を更に間に行
うことができると共に、それらを取外すだけで補強枠の
全体を露出させることができ、配線器具の組立作業をよ
り簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第16図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図は本発明に係る主要構成部品の分解斜視図、第2図
(a),(b)は中空壁に設けた配線器具取付穴に挟持
枠等を固定した状態を示す正面図及び断面図、第3図
(a),(b)は更に保護カバーを装着した状態を示す
正面図及び断面図、第4図(a),(b)は取付枠に配
線器具を装着した状態を示す正面図及び側面図、第5図
(a),(b),(c)は配線器具が装着された取付枠
に補強枠と外枠体を装着した状態を示す正面図,縦断面
図及び横断面図、第6図(a),(b)は更に内枠体を
装着した状態を示す正面図及び底面図、第7図(a),
(b)は更に操作板を装着した状態を示す正面図及び側
面図、第8図は配線器具の斜視図、第9図(a),
(b),(c),(d),(e)は本発明に係る取付枠
の正面図,左右側面図,底面図及びX−X線断面図、第
10図(a),(b),(c)は同じく補強枠の正面図,
下半分断面側面図及び右半分断面底面図、第11図
(a),(b),(c)は同じく外枠体の正面図,下半
分断面側面図及び右半分断面底面図、第12図(a),
(b),(c)は同じく内枠体の正面図,下半分断面側
面図及び右半分断面底面図、第13図(a),(b),
(c)は同じく操作板の正面図,中央縦断面図及び背面
図、第14図(a),(b)は同じく挟持枠の正面図及び
底面図、第15図(a),(b)は同じく支持枠の正面図
及び底面図、第16図(a),(b),(c)は同じく保
護カバーの正面図,側面図及び横断面図、第17図
(a),(b),(c)は本発明の他の実施例に係る外
装枠の正面図,下半分断面側面及び右半分断面底面図で
ある。 1:配線器具、2:取付枠 2f,2g:凸部、2h:傾斜面 3:補強枠、4:外枠体 5:内枠体、6:操作板 10:揺動部材、11:ボス部 13,14:ボス受部、19,24:長穴 20:取付ネジ、22:膨出部 40:挟持枠、41:支持枠 42:保護カバー、50:配線器具取付穴 52:外装枠、C:中空壁

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付枠の開口部に配線器具の操作部を貫通
    し、前記取付枠のボス受部にボス部を係合させて取着さ
    れた前記配線器具に電線を接続し、前記取付枠に前記操
    作部を除いた部分を覆うように補強枠を嵌め合わせて固
    定ネジでネジ止めし、これら補強枠及び取付枠を壁面に
    取付ネジでネジ止めした後、前記補強枠の上に、前記操
    作部に装着される操作板が貫通する開口部を設けた外装
    枠を装着し、しかる後、前記操作部に前記操作板を装着
    することを特徴とする配線器具取付施工方法。
  2. 【請求項2】取付枠の開口部に配線器具の操作部を貫通
    し、前記取付枠のボス受部にボス部を係合させて取着さ
    れた前記配線器具に電線を接続し、前記取付枠に前記操
    作部を除いた部分を覆うように補強枠を嵌め合わせて固
    定ネジでネジ止めし、これら補強枠及び取付枠を壁面に
    取付ネジでネジ止めした後、前記補強枠の上に、前記操
    作部及び前記取付ネジの頭部を露出させるために開口部
    を設けた外枠体を装着し、この外枠体の開口部に、前記
    操作部を除いた部分を覆い隠す内枠体を装着し、しかる
    後、前記操作部に前記操作板を装着することを特徴とす
    る配線器具取付施工方法。
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