JPH07223490A - ドアミラーの取付構造 - Google Patents

ドアミラーの取付構造

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JPH07223490A
JPH07223490A JP3911194A JP3911194A JPH07223490A JP H07223490 A JPH07223490 A JP H07223490A JP 3911194 A JP3911194 A JP 3911194A JP 3911194 A JP3911194 A JP 3911194A JP H07223490 A JPH07223490 A JP H07223490A
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JP
Japan
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door
door mirror
mirror base
locking claw
hole
Prior art date
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Application number
JP3911194A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Aoki
良久 青木
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストで作業性よく、かつ建付精度良好に
ドアミラーをフロントドアに取付け得るドアミラーの取
付け構造を提供する。 【構成】 ドアミラー1を支持したドアミラーベース2
のドアパネル5への取付け面の前端上部および下部に基
準突起3および4を形成し、上部基準突起3は、その基
部の幅(W1)をドアパネル5に設けた基準孔6の口径
(W2)とほぼ同じに形成するとともに、その先端に、
上部基準突起3と下部基準突起4とを結ぶ線と直交し、
ドアミラーベース2の後方側へ向けて突出する係止爪部
311を形成し、その背面を基準孔6への挿通を許容す
るテーパ状とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のフロントドアにド
アミラーを取付ける取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ドアミラーをドアに取付けるには、ドア
ミラー側に基準突起を設けてこれをドア側に設けた基準
孔に挿入した後、ドアミラーをドアにねじ締めして、位
置決め固定する手段がとられている(実開平2−497
48号)。
【0003】図3は、従来のドアミラーの取付構造の代
表例を示すもので、ドアミラー1を支持した金属または
硬質樹脂のドアミラーベース2の内面の前縁に沿う上下
位置には、位置決め用の基準突起3,4が突設してあ
り、それらの中間位置には仮止め用のボス部8が突設し
てあり、ボス部8にはスクリュ9が締着している。ドア
ミラー取付け時には、スクリュ9をドアアウタパネル5
に設けたスクリュ係止孔10の大径部に挿通後、ドアミ
ラーベース2を押し下げてスクリュ9をスクリュ係止孔
10の小径部に押込み、ドアミラーベース2をドアアウ
タパネル5に係止するとともに、基準突起3、4をドア
アウタパネル5の基準孔6,7に挿入した後、ドアイン
ナパネルの作業孔よりドアミラーベース2をフロントド
アDに設けた図略の取付け基板に締着してドアミラー1
をフロントドアDに取付けていた。なお、スクリュ9に
代えてクリップを用いることもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造では、ド
アミラーの仮止め用にスクリュ9を必要とするととも
に、スクリュ9をスクリュ係止孔10に係止させた後、
基準突起3,4を基準孔6,7へ挿通するためコスト、
作業性の点で問題がある。
【0005】そこで、本発明は上記実情に鑑みてなされ
たもので、低コストで作業性よく、ドアミラーをフロン
トドアに取付け得るドアミラーの取付構造を提供するこ
とを課題としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに、ドアミラー1を支持したドアミラーベース2のド
アパネル5への取付け面の上部および前端下部に基準突
起3および4をそれぞれ形成し、上部基準突起3は、そ
の基部の幅(W1)をドアパネル5に設けた基準孔6の
口径(W2)とほぼ同じに形成するとともに、その先端
に、上部基準突起3と下部基準突起4とを結ぶ線と直交
し、ドアミラーベース2の後方側へ向けて突出する係止
爪部311を形成し、かつ係止爪部311は、その背面
を基準孔6への挿通を許容するテーパ状に形成したこと
を特徴とする。
【0007】
【作用】基準突起3,4を基準孔6,7に挿入した後、
ドアミラーベース2から手を離すと、係止爪部311が
基準孔6の開口縁に係止され、仮止めされる。ドアミラ
ーベース2をねじ締めすると、正確な位置に位置決め固
定される。
【0008】
【実施例】図1(A)に示すフロントドアDのベルトラ
インの前端のドアミラー取付部は、図1(C)に示すよ
うに、ドアアウタパネル5、ドアインナパネル8、およ
び、ドアアウタパネル5とドアインナパネル8の間に設
けたドアミラー取付け基板9とよりなる。11は、ドア
ガラスGの前縁を支持するドアサッシュである。
【0009】図1(A)において、ドアミラー1を外面
中央部に下倒可能に連結したドアミラーベース2は金属
製で、フロントドアDのドアミラー取付け部に対応する
略三角形をなし、その端縁にはドアミラーベース2の内
面を覆ってシール板22が固着している。ドアミラーベ
ース2内面中央部には、ねじ穴を穿設したボス部23が
一体に形成され、さらにドアミラーベース2の前縁の上
端および下端に沿う位置には、基準突起3,4が一体に
形成され、これらボス部23、基準突起3,4はシール
板22より突出している。
【0010】図1(A),図1(B),図1(C)に示
すように、基準突起3,4は共に十字断面をなしてい
る。上方の基準突起3の交差する突片31,32の内、
一方の突片31は、その面が基準突起3と基準突起4を
結ぶ線に直交しており、先端には係止爪部311が、ド
アミラーベース2の後方側へ突出させて形成してある。
一方、係止爪部311背面部は先端方向にテーパ状とし
てあり、図2(B)に示すように、基準突起3の係止爪
部311形成部の幅と基準突起3の基部の幅とは同一幅
(W1)としてある。
【0011】上記ドアミラーベース2を取付けるフロン
トドアDのドアアウタパネル5には、図1(A)に示す
ように、ドアミラーベース2に設けた基準突起3,4お
よびボス部23に対応する位置に、これらを挿入する基
準孔6,7およびボス孔51がそれぞれ形成してある。
下方の基準孔7は直径が基準突起4の外径寸法にほぼ一
致する円形であるのに対して、上方の基準孔6は基準孔
6,7間の寸法誤差を吸収するため基準孔7方向にやや
延びた長円形で、小径幅(W2)は基準突起3の幅(W
1)にほぼ一致せしめてある(図1(C))。
【0012】上記構成のドアミラーべース2をフロント
ドアDのドアミラー取付部に取付ける際には、まず、ド
アミラー取付部に形成した基準孔6,7およびボス孔5
1に、ドアミラーベース2に設けた基準突起3,4およ
びボス部23を挿入する。この場合、図2(A)に示す
ように、基準突起3は係止爪部311背面部が基準孔6
周縁に案内され基準突起4を中心に回動しながら矢印A
方向に挿入される。このように、ドアミラーベース2を
ドアアウタパネル5に仮止めした後、室内側よりドアミ
ラーベース2のボス部23をドアミラーベース取付け基
板9にねじ12にて固定する。なお、ドアインナパネル
8には、ねじ締め用の作業孔13a,13bが設けてあ
る。
【0013】上記本発明のドアミラーの取付構造によれ
ば、基準突起3,4を基準孔6,7に挿入した図2
(B)の状態の後、ドアミラーベース2をドアアウタパ
ネル5に固定する前に、ドアミラーベース2は自重によ
り下方の基準突起4を支点として後方に回動して、係止
爪部311が図2(B)において二点鎖線で示すように
基準孔6の周縁に係止されるので、基準突起3は基準孔
6より抜けることはなく、ドアミラーベース2はドアア
ウタパネル5に仮り止め保持される。そして、ねじ締め
すると、係止爪部311で係止されているドアミラーベ
ース2は基準突起3の基部が基準孔6にガタなく嵌合す
るから、正確に位置決め固定することができる。
【0014】上記のように、本発明のドアミラーの取付
構造によれば、係止爪部311の形状を基準孔6に挿通
可能でかつ挿通後基準孔6周縁内面に係止可能な形状と
したので、係止爪部311をドアミラーベース2に一体
成形すれば、ドアミラー1のフロントドアDへの位置決
めおよび仮止めが共にできる。従って、ドアミラーベー
ス2とは別体の仮止め用のスクリュ等を必要とせず、部
品点数を減少でき、コストおよび作業性の点で有利であ
る。また、仮止め状態から作業性よく、正確に位置決め
固定することができる。
【0015】上記実施例においては基準突起3を十字断
面としたが、必ずしも十字断面とする必要はない。基準
突起3先端に、その背面側をテーパ状とした係止爪部が
形成されておればよい。下方の基準突起4も十字断面と
することは必ずしも必要ではなく、例えば丸棒状でもよ
い。
【0016】
【発明の効果】しかして、本発明のフロントミラーの取
付構造によれば、低コストで作業性よく、ドアミラーを
フロントドアに取付け得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明のドアミラーの取付構造を
示す分解斜視図であり、図1(B)は本発明構造のドア
ミラーの要部を拡大した斜視図であり、図1(C)は図
1(A)のC−C線に沿う断面図である。
【図2】図2(A)は、本発明構造における基準孔への
基準突起挿入時の状態を示す図であり、図2(B)は、
本発明構造におけるドアミラーの仮止め時および取付け
完了時の状態を示す図である。
【図3】従来のドアミラーの取付構造の一例を示す分解
斜視図である。
【符号の説明】
1 ドアミラー 2 ドアミラーベース 3 上部基準突起 311 係止爪部 4 下部基準突起 5 ドアパネル 6 上部基準孔 7 下部基準孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアミラーを支持したドアミラーベース
    のドアパネルへの取付け面の上部および下部に基準突起
    を設け、ドアパネルに設けた基準孔に基準突起を挿入す
    ることにより位置決めしてドアミラーをドアに取付ける
    ドアミラーの取付構造において、上記上部基準突起およ
    び下部基準突起をそれぞれドアミラーベースの上部およ
    び前端下部に形成し、上部基準突起は、その基部の幅を
    基準孔の口径とほぼ同じに形成するとともに、その先端
    に、上部基準突起と下部基準突起とを結ぶ線と直交し、
    ドアミラーベースの後方側へ向けて突出する係止爪部を
    形成し、かつ係止爪部は、その背面を基準孔への挿通を
    許容するテーパ状に形成したことを特徴とするドアミラ
    ーの取付構造。
JP3911194A 1994-02-14 1994-02-14 ドアミラーの取付構造 Pending JPH07223490A (ja)

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