JP2562221Y2 - キャビネットへの照明カバーの取付構造 - Google Patents

キャビネットへの照明カバーの取付構造

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JP2562221Y2
JP2562221Y2 JP5880792U JP5880792U JP2562221Y2 JP 2562221 Y2 JP2562221 Y2 JP 2562221Y2 JP 5880792 U JP5880792 U JP 5880792U JP 5880792 U JP5880792 U JP 5880792U JP 2562221 Y2 JP2562221 Y2 JP 2562221Y2
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JP
Japan
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locking
cabinet
opening
piece
lighting cover
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JP5880792U
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隆一 木下
浩二 宇城
知浩 萩野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ミラーキャビネットな
どキャビネットに設けた照明器具を覆うように照明カバ
ーを取り付ける構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ミラーキャビネットなどキャビネット4
にはその上部に照明器具が設けてあり、この照明器具を
覆うようにキャビネット4の前面に照明カバー1が取り
付けてある。そして照明カバー1をキャビネット4に取
り付けるにあたって従来は、図2あるいは図3のように
しておこなっていた。
【0003】すなわち図2のものは、図2(a)のよう
にミラーキャビネット4の上端部に形成した照明器具取
付用凹所11の上縁部と下縁部にそれぞれ係止開口孔5
を設け、図2(b)のように背面が開口する照明カバー
1の後端部の上縁と下縁にそれぞれ背方へ係止片2を突
出して設けると共に上縁の係止片2の上面と下縁の係止
片2の下面にそれぞれ係止突部3を設け、そして各係止
片2を各係止開口孔5に差し込んで各係止片2の係止突
部3を各係止開口孔5の開口縁に係止させることによっ
て、照明カバー1をキャビネット4に取り付けるように
したものである。
【0004】また図3のものはミラーキャビネット4の
上端部に形成した照明器具取付用凹所11の開口上縁と
開口下縁にそれぞれ係止バネ6を設け、照明カバー1の
後端部の上縁と下縁にそれぞれ背方へ係止片2を突出し
て設けると共に上縁の係止片2の下面と下縁の係止片2
の上面にそれぞれ係止突部3を設け、そして各係止片2
を照明器具取付用凹所11内に差し込んで各係止突部3
に係止バネ6を弾性的に係止させることによって、照明
カバー1をキャビネット4に取り付けるようにしたもの
である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、図2のもので
は、照明カバー1の上下の各係止片2の係止突部3をキ
ャビネット4の上下の各係止開口孔5の開口縁に係止さ
せるようにしているために、係止片2の上下の間隔寸法
Lが係止開口孔5の上下の間隔に正しく合うように寸法
精度が要求されることになり、特に係止片2の上下間隔
寸法Lが係止開口孔5の上下間より小さ目であると照明
カバー1が落下するおそれがあるために、照明カバー1
を樹脂成形して作成した後に治具等を用いて係止片2の
上下間隔Lを調整し直す必要がある等の問題があった。
【0006】また図3のものでは、係止バネ6の弾性変
形で寸法誤差を吸収できるためにこのような問題はない
が、照明カバー1を取り外したときにはこの係止バネ6
が外部に露出することになり、特に柔らかいデザインで
まとめる商品ではこのような機械的な構造部品の露出で
商品の品位を下げるおそれがあるという問題があった。
【0007】本考案は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、照明カバーに設けた係止片の寸法精度を高く必要
とすることがなく、しかも係止バネ等が外部に露出する
ことがないキャビネットへの照明カバーの取付構造を提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案に係るキャビネッ
トへの照明カバーの取付構造は、背面が開口する照明カ
バー1の後端部の上縁と下縁にそれぞれ背方へ係止片2
a,2bを突出して設けると共に各係止片2a,2bに
それぞれ係止突部3a,3bを設け、キャビネット4の
前面に上下で対となった係止開口孔5a,5bを表裏に
開口させて設け、キャビネット4の裏側において上下で
対の係止開口孔5a,5bのうち一方の係止開口孔5a
の近傍に係止バネ6を取り付けると共に他方の係止開口
部5bの近傍に押さえ金具7を取り付け、照明カバー1
の上縁と下縁の各係止片2a,2bを上下で対の各係止
開口孔5a,5bに表側から差込み、一方の係止片2a
の係止突部3aに係止バネ6を弾性的に係止させると共
に、他方の係止片2bの係止突部3bと反対側の面に押
さえ金具7を当接させてこの係止片2bの係止突部3b
を係止開口孔5bの開口縁に係止させて成ることを特徴
とするものである。
【0009】
【作用】照明カバー1の上縁と下縁の各係止片2a,2
bをキャビネット4に設けた上下で対の各係止開口孔5
a,5bに表側から差込み、一方の係止片2aの係止突
部3aに係止バネ6を弾性的に係止させると共に、他方
の係止片2bの係止突部3bと反対側の面に押さえ金具
7を当接させてこの係止片2bの係止突部3bを係止開
口孔5bの開口縁に係止させるようにしているために、
一方の係止片2aの係止突部3aは係止バネ6に弾性的
に係止され、また他方の係止片2bの係止突部3bは押
さえ金具7で押されて係止開口孔5bの開口縁に係止さ
れているものであり、係止片2a,2bの寸法精度が高
くなかっても照明カバー1を取り付けることができる。
またキャビネット4の裏側において上下で対の係止開口
孔5a,5bのうち一方の係止開口孔5aの近傍に係止
バネ6を取り付けると共に他方の係止開口部5bの近傍
に押さえ金具7を取り付けるようにしているために、係
止バネ6や押さえ金具7はキャビネット4の裏側に隠さ
れて露出することがなくなる。
【0010】
【実施例】以下本考案を実施例によって詳述する。ミラ
ーを取り付けてミラーキャビネットとして形成されるキ
ャビネット1は樹脂の薄板成形品として作成してあり、
その上端部には前面が開口する照明器具取付用凹所11
が凹設してある。照明器具取付用凹所11には図1のよ
うに照明器具12が取り付けてある。この照明器具取付
用凹所11の開口上縁と開口下縁にはキャビネット1の
表裏に開口する係止開口孔5a,5bが設けてある。係
止開口孔5a,5bはスリット状に形成されるものであ
り、上下で対になるように設けられるものである。
【0011】照明カバー1は背面を開口させて乳白色等
の樹脂成形品で作成してあり、その後端部の開口上縁と
開口下縁にそれぞれ係止片2a,2bが一体に突出して
設けてある。係止片2a,2bは上下で対になるように
設けられるものである。また上下で対の係止片2a,2
bのうち、上縁側の係止片2aの上面と下縁側の係止片
2bの下面にそれぞれ略三角形状の係止突部3a,3b
が突設してある。
【0012】係止バネ6は金属バネ板で作成されるもの
であり、その先端の弾性凸曲片13が上の係止開口孔5
aの背面側に近接するようにキャビネット4内において
その天井面にビスやリベットなどの固着具14で取り付
けてある。また押さえ金具7はその先部の下面に後方へ
向けて下り傾斜するガイド傾斜面15を設けて形成され
るものであり、ガイド傾斜面15が下の係止開口孔5b
の背面側に近接するようにキャビネット4内においてそ
の照明器具取付用凹所11の下面にビスやリベットなど
の固着具14で取り付けてある。
【0013】照明カバー1をキャビネット4に取り付け
るにあたっては、図1に示すように、照明カバー1の上
縁と下縁の各係止片2a,2bをキャビネット4の各係
止開口孔5a,5bに表側から差込む。すると上の係止
片2aの係止突部3aに係止バネ6の弾性凸曲片13が
弾性的に係止されると共に、下の係止片2bの上面に押
さえ金具7が当接してこの係止片2bの係止突部3bが
係止開口孔5bの開口縁に係止されることになり、これ
らの係止によって照明カバー1をキャビネット4に取り
付けることができるものである。ここで、上の係止片2
aの係止突部3aは係止バネ6に係止されるために、係
止片2aの寸法精度が悪くても係止バネ6が弾性変形す
ることによって寸法誤差は吸収される。また下の係止片
2bの係止突部3bは押さえ金具7のガイド傾斜面15
にガイドされて下方へ係止片2bが押圧された状態で係
止開口孔5bの下縁に係止されるために、係止片2bの
寸法精度が悪くても押さえ金具7による押さえ付けで係
止突部3bを係止開口孔5bに確実に係止させることが
できる。このように、上下の係止片2a,2bの間隔寸
法に誤差があっても、ほぼ同じ強度の係合力で照明カバ
ー1をキャビネット4に取り付けることができるもので
ある。そして、照明カバー1をキャビネット4から取り
外しても、係止バネ6や押さえ金具7はキャビネット4
の裏面側に設けられているために露出することがなく、
係止バネ6や押さえ金具7で外観を損ねることもないも
のである。
【0014】
【考案の効果】上記のように本考案は、照明カバーの上
縁と下縁の各係止片をキャビネットに設けた上下で対の
各係止開口孔に表側から差込み、一方の係止片の係止突
部に係止バネを弾性的に係止させると共に、他方の係止
片の係止突部と反対側の面に押さえ金具を当接させてこ
の係止片の係止突部を係止開口孔の開口縁に係止させる
ようにしたので、一方の係止片の係止突部は係止バネに
弾性的に係止され、また他方の係止片の係止突部は押さ
え金具で押されて係止開口孔の開口縁に係止されるもの
であり、係止片の寸法精度が高くなかっても各係止片の
係止突部を係止させて照明カバーをキャビネットに取り
付けることができるものである。またキャビネットの裏
側において上下で対の係止開口孔のうち一方の係止開口
孔の近傍に係止バネを取り付けると共に他方の係止開口
部の近傍に押さえ金具を取り付けるようにしたので、係
止バネや押さえ金具はキャビネットの裏側に隠されて露
出することがなくなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部の断面図である。
【図2】従来例を示すものであり、(a)は分解斜視
図、(b)は照明カバーの拡大した側面図である。
【図3】他の従来例の一部の分解側面図である。
【符号の説明】
1 照明カバー 2a 係止片 2b 係止片 3a 係止突部 3b 係止突部 4 キャビネット 5a 係止開口孔 5b 係止開口孔 6 係止バネ 7 押さえ金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−24442(JP,U) 実開 平4−61703(JP,U) 実開 平1−159311(JP,U) 実開 平2−120706(JP,U) 実開 平1−100312(JP,U) 実開 昭61−116011(JP,U) 実開 昭61−85014(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面が開口する照明カバーの後端部の上
    縁と下縁にそれぞれ背方へ係止片を突出して設けると共
    に各係止片にそれぞれ係止突部を設け、キャビネットの
    前面に上下で対となった係止開口孔を表裏に開口させて
    設け、キャビネットの裏側において上下で対の係止開口
    孔のうち一方の係止開口孔の近傍に係止バネを取り付け
    ると共に他方の係止開口部の近傍に押さえ金具を取り付
    け、照明カバーの上縁と下縁の各係止片を上下で対の各
    係止開口孔に表側から差込み、一方の係止片の係止突部
    に係止バネを弾性的に係止させると共に、他方の係止片
    の係止突部と反対側の面に押さえ金具を当接させてこの
    係止片の係止突部を係止開口孔の開口縁に係止させて成
    るキャビネットへの照明カバーの取付構造。
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JP4522988B2 (ja) * 2006-12-26 2010-08-11 株式会社Inax カバー取付構造

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