JPH0748939Y2 - 額縁取付構造 - Google Patents

額縁取付構造

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JPH0748939Y2
JPH0748939Y2 JP5498992U JP5498992U JPH0748939Y2 JP H0748939 Y2 JPH0748939 Y2 JP H0748939Y2 JP 5498992 U JP5498992 U JP 5498992U JP 5498992 U JP5498992 U JP 5498992U JP H0748939 Y2 JPH0748939 Y2 JP H0748939Y2
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JP
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frame
opening
pair
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spring
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Inventor
慎一 武智
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、額縁取付構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平4−68183号公
報に開示された額縁取付構造があり、これを図5に示
す。同図において、50はドア等の開口部で、その両側
から一対の額縁51,52が嵌合してある。また、一側
の額縁51の裏面嵌合部51aには係合凸部52を形成
したばね等の係合具53が取付けてあり、他側の額縁5
2の裏面嵌合部52aには係合凸部52に着脱可能に係
合する係合凹部54が設けてある。この額縁取付構造で
は、係合凸部52および係合凹部54の係合によりワン
タッチで取付けることができ、ビス等が露出しないので
外観が損なわれない等の利点がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、額縁5
1,52および開口部50の寸法のばらつきにより、開
口部50の内周面と裏面嵌合部52a,52bとの隙間
が大きくなってがたつくという問題点があった。したが
って、この考案の目的は、がたつくことなく容易に取付
けることができかつ外観が低下しない額縁取付構造を提
供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案の額縁取付構造
は、一対の額縁の嵌合部を開口部の両側から嵌合させて
取付けた額縁取付構造において、前記開口部の内周面に
接するように突出した突起とこの突起と反対側に突出し
た係合部とを有し一対の前記額縁の嵌合部の外面に接す
るばねを一側の前記額縁の嵌合部に取付け、前記係合部
に係脱自在に係合する被係合部を他側の前記額縁の嵌合
部に設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】この考案の構成によれば、一対の額縁の嵌合部
を開口部の両側から嵌合すると、ばねの係合部と他側の
額縁の被係合部が係合して取付けられる。係合状態にお
いては、他側の額縁の嵌合部の外面がばねに接し、一対
の額縁が一体に保持されるため、ばねに対してがたつか
ない。そして、開口部の内周面と額縁の嵌合部との隙間
が小さいときは突起は弾性変形して内周面に圧着する。
また、上記隙間が大きいときは突起は幾らか変形してま
たは変形せずに開口部の内周面に当接する。このため、
額縁、開口部に寸法のばらつきがあってもばねの突起に
よりこれを吸収し、がたつきのない状態で額縁を取付け
ることができる。また、上記のように一対の額縁を開口
部に圧入する構造なので、作業が容易であり生産性が向
上する。さらに、ばねを取付ける固着具等は露出しない
ので意匠性に優れる。
【0006】
【実施例】この考案の一実施例の額縁取付構造を図1な
いし図4に基づいて説明する。1はドア、パネル等の被
取付部材であり、開口部2が形成してある。この開口部
2の両側から一対の額縁3,4の嵌合部3a,4aを嵌
合させて取付けている。一対の額縁3,4のうち一側の
額縁3の嵌合部3aには、ばね5が取付けられる。この
ばね5は、図2に示すように、基端に取付孔8を有する
略板状で、先端側から係合部6および突起7を互いに逆
方向に突出するように形成してある。そして、図1に示
すように、突起7が開口部2の内周面2aに接するよう
に取付孔8に挿通される固着具9で嵌合部3aの外面に
取付けられる。
【0007】他側の額縁4の嵌合部4aには、係合部6
に係脱自在に係合する凹状の被係合部10が設けてあ
る。係合状態においては、他側の額縁4の嵌合部4aの
外面がばね5に接し、一対の額縁3,4が一体に保持さ
れる。また、この嵌合部4aの先端は傾斜させて案内部
11としている。また、これら一対の額縁3,4は、図
4に示すように、開口部2に沿った形状に予め枠組みさ
れ、その取付状態においては、ルーバ、格子等を支持で
きるように嵌合部3a,4aと一体になった支持部1
2,13が形成してある。
【0008】つぎに、組立手順の一例について図1に基
づいて説明する。まず、他側の額縁4を開口部2に嵌合
して仮固定し、一側の額縁3を反対側から圧入する。こ
のとき、ばね5が案内部11に案内されて、嵌合部4a
と開口部2の内周面2aの間に入り、弾性変形した係合
部6が復元して被係合部10に係合する。これにより、
一対の額縁3,4の嵌合部3a,4aがばね5に接した
状態になり、一対の額縁3,4はばね5に対してがたつ
かない。また、嵌合部3a,4aと内周面2aとの隙間
が大きくても、突起7が幾らか変形してまたは変形せず
に内周面2aに当接しているのでがたつくことはない。
また、嵌合部3a,4aと内周面2aとの隙間が小さい
場合には、図3に示すように、突起7が弾性変形して内
周面2aに圧着する。
【0009】上記のようにこの額縁取付構造では、一対
の額縁3,4、開口部2に寸法のばらつきがあってもば
ね5の突起7によりこれを吸収し、がたつきのない状態
で一対の額縁3,4を取付けることができる。また、一
対の額縁3,4を開口部2に圧入する構造なので、作業
が容易であり生産性が向上する。さらに、ばね5を取付
ける固着具9等は露出しないので意匠性に優れる。
【0010】なお、組立手順については、一対の額縁
3,4を同時に開口部2に嵌合するようにしてもよく、
実施例に限定しない。また、被係合部10は係合部6に
沿う形状にしてもよい。
【0011】
【考案の効果】この考案の額縁取付構造によれば、一対
の額縁の嵌合部を開口部の両側から嵌合すると、ばねの
係合部と他側の額縁の被係合部が係合して取付けられ
る。係合状態においては、他側の額縁の嵌合部の外面が
ばねに接し、一対の額縁が一体に保持される。そして、
開口部の内周面と額縁の嵌合部との隙間が小さいときは
突起は弾性変形して内周面に圧着し、上記隙間が大きい
ときは突起は幾らか変形してまたは変形せずに開口部の
内周面に当接する。このため、額縁、開口部に寸法のば
らつきがあってもばねの突起によりこれを吸収し、がた
つきのない状態で額縁を取付けることができる。また、
上記のように一対の額縁を開口部に圧入する構造なの
で、作業が容易であり生産性が向上する。さらに、ばね
を取付ける固着具等は露出しないので意匠性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の要部断面平面図である。
【図2】ばねの斜視図である。
【図3】この考案の一実施例の別の取付状態の要部断面
平面図である。
【図4】この考案の一実施例の正面図である。
【図5】従来例の断面側面図である。
【符号の説明】
2 開口部 2a 内周面 3,4 額縁 3a,4a 嵌合部 5 ばね 6 係合部 7 突起 10 被係合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の額縁の嵌合部を開口部の両側から
    嵌合させて取付けた額縁取付構造において、 前記開口部の内周面に接するように突出した突起とこの
    突起と反対側に突出した係合部とを有し一対の前記額縁
    の嵌合部の外面に接するばねを一側の前記額縁の嵌合部
    に取付け、前記係合部に係脱自在に係合する被係合部を
    他側の前記額縁の嵌合部に設けたことを特徴とする額縁
    取付構造。
JP5498992U 1992-08-05 1992-08-05 額縁取付構造 Expired - Fee Related JPH0748939Y2 (ja)

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JPH0616688U JPH0616688U (ja) 1994-03-04
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