JPH0524611Y2 - - Google Patents

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JPH0524611Y2
JPH0524611Y2 JP1986194728U JP19472886U JPH0524611Y2 JP H0524611 Y2 JPH0524611 Y2 JP H0524611Y2 JP 1986194728 U JP1986194728 U JP 1986194728U JP 19472886 U JP19472886 U JP 19472886U JP H0524611 Y2 JPH0524611 Y2 JP H0524611Y2
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bumper cover
bumper
lower piece
arm
insertion hole
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車のボデーに設けられるバン
パアームにバンパカバーを取付けるバンパカバー
取付構造に関する。
(従来の技術とその問題点) 車両の前後位置に車幅方向に設けられるバンパ
は、通常、バンパカバーとそれを支持し、ボデー
に取付けるためのバンパアームとを備える。第3
図は従来のバンパの分解斜視図である。同図に示
すように、バンパカバー1の上部および下部がそ
れぞれ車内方向に屈曲して、上片1aおよび下片
1bを形成している。これら上片1aおよび下片
1bのそれぞれの両側部には、車幅方向に沿つた
2個の(以下「一対の」という)固着具挿通穴で
あるボルト挿通穴1c,1cが各々形成されてい
る。また、バンパカバー1を支持するバンパアー
ム2は、その上下両端に上片2aおよび下片2b
がいずれもバンパカバー1方向に突設されて略コ
の字状を形成している。これら上片2aおよび下
片2bに一対のボルト挿通穴2c,2cがそれぞ
れ形成され、更に上片2aの内面および下片2b
の内面のボルト挿通穴2cと対応する位置にナツ
ト3がそれぞれ設けられる。また、バンパアーム
2の背面2dは図示しない自動車のボデーに取付
けられる。第4図は従来のバンパカバー取付構造
を示す断面図であり、第3図の−線断面に相
当する。同図に示すように、ボデーに取り付けら
れたバンパアーム2を覆うようにバンパカバー1
を当てがい、バンパカバー1の上片1aおよび下
片1bと、バンパアーム2の上片2aおよび下片
2bとを重ね合わせ、バンパカバー1のボルト挿
通穴1cをバンパアーム2のボルト挿通穴2cに
各々位置合わせする。そして、バンパカバー1の
外側からボルト4をワツシヤ5を介してボルト挿
通穴1c,2cに通し、ナツト3に締結して、バ
ンパカバー1をバンパアーム2に取付ける。
上記したバンパカバー取付構造によると、第4
図の矢符Aに示すように車両進退方向からバンパ
を見た場合、バンパカバー1の下面に設けられて
いるボルト4の頭部が視野に入り美観が損われ
る。美観を向上するためには、黒に着色したボル
ト4を用いればよいが、その場合にはコストアツ
プにつながるという新たな問題が生じる。また、
バンパカバー1の下片1bが平面形状をなしてい
るため、バンパアーム2との連結部における強度
が弱いという問題があつた。
(考案の目的) この考案は、上記従来技術の問題点を解消し、
車両進退方向からバンパを見た場合の美観に優
れ、バンパカバー下部のバンパアームとの連結部
における強度を向上できるバンパカバー取付構造
を提供することを目的とする。
(目的を達成するための手段) 上記目的を達成するため、この考案によるバン
パカバー取付構造は、バンパカバーの下部が車内
方向に屈曲されて形成された下片に固着具挿通穴
を形成し、前記挿通穴に下方から固着具を挿通し
て前記バンパカバーをバンパアームに取付けるバ
ンパカバー取付構造において、前記下片の前記挿
通穴の周辺であつて前記下片の車内側端部領域を
下方から逆凹字状に屈曲し、前記固着具の頭部の
厚みとほぼ同じ深さの固着具隠蔽凹部を前記下片
に形成したことを特徴としている。
(実施例) 以下に、この考案の一実施例を説明するが、こ
こでは従来例と実施例との相違する点を中心に説
明することとし、従来例と同一または相当部分に
は同一符号を付してその説明を省略することとす
る。第1図はこの考案の一実施例であるバンパカ
バー取付構造を示す断面図であり、第2図はその
裏面図である。両図に示すように、このバンパカ
バー取付構造が第4図の従来例と相違する点は、
バンパカバー1の下片1bに、各ボルト挿通穴の
周辺であつて下片1bの車内側端部領域を下方か
ら逆凹字状に屈曲し、ボルト4の頭部の厚みとほ
ぼ同じ深さの固着具隠蔽凹部6を形成した点であ
る。
そして、第1図、第2図から明らかなように、
この固着具隠蔽凹部6の内側面は、車幅両側とバ
ンパカバー1側の三側面により構成され、車内側
の側面は開口している。
また、固着具隠蔽凹部6はボルト4の頭部とワ
ツシヤ5を収容し得る深さと広さとを持つてい
る。
従つて、第1図の矢符Aに示すような車両進退
方向からバンパ下部を見ても、バンパカバー1の
下端のかげとなつて固着具隠蔽凹部6は全く見え
ず、この凹部6内に収容されたボルト4の頭部も
見えない。
ところで、バンパカバー1の下片1bのバンパ
アーム2への取付けはつぎのようにして行なわれ
る。下片1bの固着具隠蔽凹部6に対応する隆起
領域1b′を、バンパアーム2の下片2bに重ね合
わせ、バンパカバー1のボルト挿通穴1cをバン
パアーム2のボルト挿通穴2cに位置合わせす
る。そして、ワツシヤ部5を備える段付きボルト
4を、バンパカバー1の下面側からボルト挿通穴
1c,2cに通し、ナツト3に締結して、バンパ
カバー1をバンパアーム2に取付ける。
このバンパカバー取付構造によれば、バンパカ
バー1の下部に設けられるボルト4の頭部がバン
パカバー1の固着具隠蔽凹部6に収容されるた
め、第1図の矢符Aに示すような車両進退方向か
らバンパ下部を見た場合にボルト4が見えず、美
観に優れる。また、固着具隠蔽凹部6を形成する
ために、バンパカバー1の下片1bが一部上方へ
凹陥されてリブ状に仕上げられるため、バンパカ
バー1下部のバンパアーム2との連結部における
強度が高められる。
なお、上記実施例においては、固着具としてボ
ルト4を用いたが、他の固着具、例えばネジ、リ
ベツト等を用いても良い。更に、固着具隠蔽凹部
6の大きさは上記に限定されることはなく。例え
ばバンパアーム2に対応する一対のボルト4をま
とめて収容できる広い固着具隠蔽凹部を形成して
も良い。また、ボルト挿通穴1c,2cの数に限
定されることもない。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によるバンパカ
バー取付構造によれば、バンパカバーの下片の固
着具挿通穴の周辺であつて下片の車内側端部領域
を下方から逆凹字状に屈曲し、固着具の頭部の厚
みとほぼ同じ深さの固着具隠蔽凹部を下片に形成
し、この固着具隠蔽凹部にバンパカバー取付用の
固着具を収容するようにしたため、車両進退方向
からバンパの下部を見た場合に固着具が見えず、
美観に優れるとともに、バンパカバー下部のバン
パアームとの連結部における強度が高くなるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例であるバンパカバ
ー取付構造を示す断面図、第2図はその裏面図、
第3図は従来のバンパカバー取付構造を示す分解
斜視図、第4図は第3図の−線断面に相当す
る組付後の断面図である。 1……バンパカバー、1b……下片、1c……
ボルト挿通穴、2……バンパアーム、4……ボル
ト、6……固着具隠蔽凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バンパカバーの下部が車内方向に屈曲されて形
    成された下片に固着具挿通穴を形成し、前記挿通
    穴に下方から固着具を挿通して前記バンパカバー
    をバンパアームに取付けるバンパカバー取付構造
    において、 前記下片の前記挿通穴の周辺であつて前記下片
    の車内側端部領域を下方から逆凹字状に屈曲し、
    前記固着具の頭部の厚みとほぼ同じ深さの固着具
    隠蔽凹部を前記下片に形成したことを特徴とする
    バンパカバー取付構造。
JP1986194728U 1986-12-18 1986-12-18 Expired - Lifetime JPH0524611Y2 (ja)

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JPS6398853U JPS6398853U (ja) 1988-06-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6066559U (ja) * 1983-10-14 1985-05-11 トヨタ自動車株式会社 自動車のバンパカバ−の取付け構造

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JPS6398853U (ja) 1988-06-27

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