JPH0219114Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0219114Y2
JPH0219114Y2 JP6535885U JP6535885U JPH0219114Y2 JP H0219114 Y2 JPH0219114 Y2 JP H0219114Y2 JP 6535885 U JP6535885 U JP 6535885U JP 6535885 U JP6535885 U JP 6535885U JP H0219114 Y2 JPH0219114 Y2 JP H0219114Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side plate
pin
paper
mounting
cutting board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6535885U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61181598U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6535885U priority Critical patent/JPH0219114Y2/ja
Publication of JPS61181598U publication Critical patent/JPS61181598U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0219114Y2 publication Critical patent/JPH0219114Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は化粧室等に設けられ、ロールペーパー
を保持するためのペーパーホルダの改良に関す
る。
[従来技術] 従来のペーパーホルダとして、第5図及び第6
図に示すものがある。第5図に示す例は、ホルダ
本体側板部50の上端にビス51が通過しうるバ
カ穴52をあけると共に、紙切板53の上端両側
部に雌ねじ54を螺設し、ビス51によつて紙切
板53を取付けるものである。
また、第6図は紙切板53の上端両側部にピン
55a及び55bを設け、この各々のピンが嵌入
可能な貫通孔57をホルダ本体側板部56に設け
るようにしたものである。紙切板53の取付けに
際しては、側板部56を外側に押し拡げてピン5
5a,55bを貫通孔57に挿入することによつ
て行う。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、従来のペーパーホルダにあたつては、
前者の場合、ねじ止めを必要とするために、組立
てに時間がかかるほか、紙切板53にねじ切り加
工を施す必要があり製作作業性に劣る不都合があ
る。更には、ビスの頭が露出するため見栄えが悪
くなる。
また、後者の場合、紙切板53の取付けに際
し、側板部56を押し拡げる作業を伴い、この作
業は腕力を必要とするため作業性が悪いばかりか
疲労を招く不具合がある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、紙切板を有するペーパーホルダにお
いて、紙切板を保持するためのピン及び該ピンの
保持部を一体に樹脂成形し、このピン保持部にピ
ンの長手方向の可撓性を具有させたものである。
[作用] 本考案においては、ピン保持部がピンの長手方
向に可撓性を有するように形成したので、紙切板
の取付穴への挿入が容易に行われる。また、ピン
及びその取付部が樹脂により一体成形されている
ので、部品数を1品にすることができる。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例を示す組立分解斜視
図である。本体1は壁面等に固定される取付部2
と、該取付部2の両側に「コ」の字状に形成され
て互いに対面する側板部3a及び3bとより成
る。この本体1は合成樹脂により一体に成形され
ている。また、側板部3a,3bの内部は中空に
され、ロールペーパーの芯材中空部に挿入される
支持部材4a,4bの各々がセツトされている。
側板部3a及び3bの中空部には、支持部材4
a及び4bを位置決め並びに固定するための支持
部材固定具5a及び5bが挿入されている。支持
部材固定具5a,5bは、側板部3a,3bへ嵌
入されるボツクス部6と、該ボツクス部6に一体
に樹脂成形されて、取付部2の背面に対し面一に
セツトされる背面部7とより構成される。ボツク
ス部6の先端には、支持部材4a,4bの下部両
端に設けられた回転軸8a,8bのうちの一方8
aを軸支するための軸穴9が設けられている(回
転軸8bは側板部3の前部に設けられた図示せぬ
軸穴に軸支される)。なお、支持部材4a,4b
の上端にはストツパ10が一体に設けられ、側板
部3a,3b及び挿入後の支持部材固定具5a,
5bのブロツク部6の内側面に係止される。ま
た、支持部材4a及び4bは、図示せぬ弾性部材
によつて後部よりペーパー側に常時押圧付勢され
ている。
支持部材固定具5a,5bの背面部7の上端に
は、紙切板を固定するためのピン11a,11b
がピン保持部13と共に設けられる。これらのピ
ン11a,11b及びピン保持部13も、背面部
7及びボツクス部6と一体に樹脂成形されてい
る。ピン保持部13は、第2図及び第3図にも示
すように、背面部7の上端に水平に設けられた切
欠き12によつて、背面部7と隔別されている。
また、ピン保持部13は、その途中からL字形に
ボツクス6側に折曲されている。そして、L字形
の先端部分にピン11a,11bが突出形成され
ており、ピン11a,11bは互いに向き合つて
いる。
このように、L字形に成形されたピン保持部1
3はピン11a,11bの長手方向へ撓むため、
ピン11a,11bは、互いに離反する方向へ弾
性的に後退可能である。
なお、支持部材固定具5a,5bを側板部3
a,3bに嵌入した際に、ピン11a及び11b
が側板部3a,3b及び取付部2より露出可能な
ように開口14a及び14bが、側板部3a,3
bと取付部2とのコーナ部(隅角部)に設けられ
ている。
第1図において、ペーパーホルダの組立てを行
う場合には、先ず側板部3a,3b内に支持部材
4a,4bを配設(回転軸8bを軸穴に挿入し、
ストツパ10の一方を側板部3aの内壁に係止)
し、次いで支持部材固定具5a,5bを取付部2
の裏側より嵌入し、軸穴9を回転軸8a,8bに
嵌め込むことにより、第4図のように本体側が完
成する(第4図)。次に、側板部3a,3bの内
側壁面より突出するピン11a,11bに向かつ
て紙切板20を挿入し、ピン穴21へピン11a
及び11bを嵌入させる。紙切板20を押し込む
際、ピン11a,11bはピン保持部13を押圧
し、該ピン保持部13は板ばねとして機能するた
め、紙切板20を容易かつ円滑に装着することが
できる。
なお、以上の構成においては、ピン11及びピ
ン保持部13を支持部材固定具5に形成するもの
としたが、ピン11及びピン保持部13が紙切板
20の枢支位置に確保されるならば、どの部材に
形成してもよい。また、ピン11とピン保持部1
3のみを設けた専用の部材を設けるようにしても
よい。
[効果] 以上より明らかなように本考案によれば、紙切
板を軸支するピン及びその保持部を弾性的に後退
可能な形状に樹脂成形したため、紙切板を簡単か
つ短時間に本体に装着することができる。しかも
紙切板にピン穴を設けるだけで良く製造が容易で
ある。更に、紙切板の素材の種類を問うこともな
い。また、ねじ頭等の露出物が無いため、見栄え
を良くすることができる。更には、合成樹脂によ
る一体成形により、部品点数を減らすこともでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図及び第3図は本考案に係るピン及びピン保
持部を示す正面図及び側面図、第4図は第1図に
示した実施例の組立状態を示す斜視図、第5図及
び第6図は従来のポーパーホルダを示す斜視図で
ある。 1……本体、2……取付部、3a,3b……側
板部、4a,4b……支持部材、5a,5b……
支持部材固定具。6……ボツクス部、7……背面
部、11a,11b……ピン、12……切欠き、
13……ピン保持部、14a,14b……開口、
20……紙切板、21……ピン穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 壁面等に止着される取付部と、該取付部の両
    側に対面設置されたロールペーパー挟持用の側
    板部とを有し、ロールペーパーをカツトするた
    めの紙切板が、側板部付根上端位置から対面側
    に突出するピンによつて枢着されているペーパ
    ーホルダにおいて、 該ピンをピン保持部と一体的に樹脂成形し、
    かつこのピン保持部にピンの長手方向の可撓性
    を具有せしめたことを特徴とするペーパーホル
    ダ。 (2) 前記側板部には、ロールペーパー芯材中空部
    に挿入される支持部材が、側板部の板面から、
    弾性部材によつて付勢されて突出している実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載のペーパーホ
    ルダ。 (3) 前記支持部材の固定具が側板部に取付部裏側
    から嵌挿されており、前記ピン保持部は該支持
    部材固定具と一体に樹脂成形され、取付部と側
    板部とのコーナ部分にはピン露出用の開口が設
    けられている実用新案登録請求の範囲第2項に
    記載のペーパーホルダ。
JP6535885U 1985-05-01 1985-05-01 Expired JPH0219114Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6535885U JPH0219114Y2 (ja) 1985-05-01 1985-05-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6535885U JPH0219114Y2 (ja) 1985-05-01 1985-05-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61181598U JPS61181598U (ja) 1986-11-12
JPH0219114Y2 true JPH0219114Y2 (ja) 1990-05-28

Family

ID=30597285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6535885U Expired JPH0219114Y2 (ja) 1985-05-01 1985-05-01

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0219114Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5360880B2 (ja) * 2009-02-12 2013-12-04 河淳株式会社 ロールペーパーホルダーおよびロールペーパーホルダー組立セット

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61181598U (ja) 1986-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0219114Y2 (ja)
JPS5927099Y2 (ja) プリント基板取付装置
JPH0211814Y2 (ja)
JPH02106892U (ja)
JPH0266152U (ja)
JP2525540Y2 (ja) パイプフアイル
JPH0436696Y2 (ja)
JPS6014982Y2 (ja) 枢着機構
JP2503755Y2 (ja) 目地カバ―取付具
JPS6226945Y2 (ja)
JPS5844626Y2 (ja) 電気部品取付装置
JPH019761Y2 (ja)
JPS607541Y2 (ja) アンテナ受け
JPH0345379Y2 (ja)
JPH056694Y2 (ja)
JP2542584Y2 (ja) 鏡止め金具
JPH01133587U (ja)
KR940005195Y1 (ko) 액자의 받침판 고정구조
JPH03112108U (ja)
JPS61112983U (ja)
JPS61100804U (ja)
JPS62204389U (ja)
JPH01171039U (ja)
JPS61129207U (ja)
JPS59145897U (ja) トイレツトペ−パ−ホルダ−