JP2542584Y2 - 鏡止め金具 - Google Patents

鏡止め金具

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JP2542584Y2
JP2542584Y2 JP1991018107U JP1810791U JP2542584Y2 JP 2542584 Y2 JP2542584 Y2 JP 2542584Y2 JP 1991018107 U JP1991018107 U JP 1991018107U JP 1810791 U JP1810791 U JP 1810791U JP 2542584 Y2 JP2542584 Y2 JP 2542584Y2
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JP
Japan
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mirror
fitting
piece
stopper
packing
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JP1991018107U
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Inventor
一夫 渡辺
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、鏡を壁面に取り付ける
とき用いる鏡止め金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の鏡止め金具にあっては、図7に示
すように上止め金具aと下止め金具bとで構成されてい
た。上止め金具a及び下止め金具bは、鏡の背面に沿わ
せる背面片cと、鏡の前面に係止する前面片dと、背面
片cと前面片dを連結する連結片eとで構成されてい
る。上止め金具aの背面片cには上下に長い長孔の取り
付け孔fを設けてあり、下止め金具bの背面片cには丸
孔の取り付け孔gを穿孔してある。この上止め金具a及
び下止め金具bを用いて鏡hを取り付けるにあたっては
次のように行われる。鏡hの寸法に合わせて上止め金具
a及び下止め金具bを壁面iに取り付ける。このとき取
り付け孔f,gから取り付けビスを螺入して取り付け
る。この上止め金具a及び下止め金具bの背面片cには
図8(b)に示すように必要に応じてパッキンjを貼っ
てある。上止め金具a及び下止め金具bを取り付けた状
態で鏡hの下端を下止め金具bに嵌合し、上止め金具a
を下にスライドさせて上止め金具aを鏡hの上端に嵌合
し、図8(a)に示すように鏡hを取り付ける。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
にあっては、上止め金具aをスライドさせて固定するた
め鏡hを取り付けた後でも少々の力で上止め金具aが上
にスライドし、衝撃等で鏡hが外れることがあるという
問題があり、また壁に先に上止め金具aや下止め金具b
を位置決めして取り付け、鏡hを取り付けなければなら
なく、鏡hの取り付けが複雑で施工しにくいという問題
があり、さらに上止め金具a及び下止め金具bは単に鏡
hを取り付けるだけのもので意匠的に好ましいものでな
いという問題もある。
【0004】本考案は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本考案の目的とするところは鏡が外れないよ
うに確実に取り付けることができ、しかも鏡の取り付け
が容易にでき、さらに外観上装飾性を持たすことがで
き、さらにまた種々の厚さの鏡の取り付けができる鏡止
め金具を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案鏡止め金具は、鏡1の背面側に沿わせる背面片2
と、鏡1の前面に係止する前面片3と、背面片2の一端
と前面片3の一端とを連結する連結部4とで止め金具本
体5を形成し、止め金具本体5の連結部4に前面から背
面まで貫通する金具取り付け孔6を穿孔し、背面片2の
前面片3と対向する面に板状のパッキン7を当接すると
共に背面片2のピン孔8にパッキン7の固定ピン9を嵌
合し、前面片3の前面から前方に嵌合突部10を突設す
ると共に嵌合突部10の外周にOリング11を装着し、
止め金具本体5の前面を覆う化粧キャップ12を前面片
3の前方に配置すると共に化粧キャップ12の背部に設
けた嵌合凹部13を上記嵌合突部10に嵌合して化粧キ
ャップ12を止め金具本体5に着脱自在に取着した。
【0006】
【作用】化粧キャップ12を外した状態で止め金具本体
5を鏡1の周囲の複数箇所に配置すると共に鏡1の端縁
を止め金具本体5の背面片2と前面片3との間に挿入し
て鏡1に止め金具本体5を取り付け、鏡1を壁面14に
当接して金具取り付け孔6に取り付けビス15を挿通し
て止め金具本体5を壁面14に固定する。止め金具本体
5を取り付け後、化粧キャップ12を止め金具本体5の
前面片3の前方に配置し、嵌合凹部13を嵌合突部10
に嵌合して化粧キャップ12を取り付ける。このように
して鏡1が壁面14に取り付けられ、鏡1を取り付ける
とき鏡1に止め金具本体5を取り付けてから止め金具本
体5を壁面14に取り付けるので鏡の取り付けが簡単に
でき、また止め金具本体5が動かないように固定できて
鏡1が外れないように取り付けることができ、さらに止
め金具本体5が化粧キャップ12にて覆われるので装飾
性があって外観をよくできる。この化粧キャップ12と
して複数種のデザインのものを用意しておけば化粧キャ
ップ12を交換することにより室内のインテリアに応じ
たものを取り付けて外観をよくできる。またパッキン7
は固定ピン9のピン孔8への嵌合にて着脱自在に取り付
けているのでパッキン7として複数種の厚さのものを用
意しておけば鏡1の厚さに応じた厚さのパッキン7を取
り付けることにより種々の厚さの鏡1の取り付けが同一
の金具でできる。
【0007】
【実施例】鏡止め金具は図1、図2に示すように止め金
具本体5と化粧キャップ12とで主体が構成されてい
る。止め金具本体5は、背面片2と、前面片3と、背面
片2の一端と前面片3の一端とを連結する連結部4とで
構成され、金属材料にて一体に形成してある。連結部4
には前面から背面に貫通するように金具取り付け孔6を
穿孔してある。止め金具本体5の前面には前方に突出す
るように円柱状の嵌合突部10を突設してあり、嵌合突
部10の外周にOリング11を装着してある。化粧キャ
ップ12が合成樹脂等で成形されるものであって、化粧
キャップ12の背面には円筒状のリブ16を突設してあ
り、リブ16により嵌合凹部13を形成してある。この
化粧キャップ12は図1乃至図3の例の場合、丸型であ
るが、図4に示すように角型であっても、その他の形状
であってもよい。つまり、化粧キャップ12には種々の
デザインのものを用意してある。板状のパッキン7は図
5に示すように止め金具本体5の背面片2と連結部4と
に沿うように略L字形に形成され、パッキン7の背面か
ら円柱状の固定ピン9を突設してある。止め金具本体5
の背面片2には円形のピン孔8を穿孔してあり、パッキ
ン7を背面片2及び連結部4に沿わせ、固定ピン9をピ
ン孔8に嵌合して着脱自在に取り取り付けてある。この
パッキン7としては種々の厚さのものを用意にしてあ
り、取り付ける鏡1の厚さに対応できるようになってい
る。つまり、取り付けるパッキン7の厚さを変えること
によりパッキン7と前面片3との間の隙間を鏡1の厚さ
に合わせることができるようになっている。
【0008】しかして上記のように構成せる鏡止め金具
にて鏡1を取り付けるにあたっては次のように行う。化
粧キャップ12を取り外した状態で止め金具本体5を鏡
1の周縁の複数箇所に配置し、鏡1の周縁を止め金具本
体5の背面片2と前面片3との間に挿入する。具体的に
は鏡1の上縁の左右及び下縁の左右に止め金具本体5を
取り付ける。また止め金具本体5には鏡1の厚さに応じ
たパッキン7を装着してある。鏡1に止め金具本体5を
取り付けた状態で鏡1を壁面14に配置し、金具取り付
け孔6に図6に示すように取り付けビス15を挿通して
取り付けビス15を壁面14に螺合して止め金具本体5
を固定する。これにより鏡1が外れないように壁面14
に確実に取り付けられる。このように鏡1を止め金具本
体5にて取り付けた後、止め金具本体5の前方に化粧キ
ャップ12を配置し、嵌合突部10と嵌合凹部13を対
応させ、Oリング11を介して嵌合突部10と嵌合凹部
13を嵌合する。この化粧キャップ12を取り付けると
き、取り付ける室内にインテリアに合わせたものを選択
して取り付ける。
【0009】
【考案の効果】本考案鏡止め金具は叙述のように構成さ
れているので、化粧キャップを外した状態で止め金具本
体を鏡の周囲の複数箇所に配置すると共に鏡の端縁を止
め金具本体の背面片と前面片との間に挿入して鏡に止め
金具本体を取り付け、鏡を壁面に当接して金具取り付け
孔に取り付けビスを挿通して止め金具本体を壁面に固定
できるものであって、鏡を取り付けるとき鏡に止め金具
本体を取り付けてから止め金具本体を壁面に取り付ける
ことができて鏡の取り付けが簡単にできるものであり、
また止め金具本体が動かないように固定できて鏡が外れ
ないように取り付けることができるものであり、さらに
止め金具本体を取り付けた後、化粧キャップを止め金具
本体の前面片の前方に配置し、嵌合凹部を嵌合突部に嵌
合して化粧キャップを取り付けることができるものであ
って、止め金具本体が化粧キャップにて覆われるので装
飾性があって外観を向上できるものであり、また化粧キ
ャップとして複数種のデザインのものを用意しておけば
化粧キャップを交換することにより室内のインテリアに
応じたものを取り付けて外観をよくできるものであり、
さらにパッキンは固定ピンのピン孔への嵌合にて着脱自
在に取り付けているのでパッキンとして複数種の厚さの
ものを用意しておけば鏡の厚さに応じた厚さのパッキン
を取り付けることにより種々の厚さの鏡の取り付けが同
一の金具でできるものであり、さらにまた化粧キャップ
を取り付けるときOリングを介して嵌合突部に嵌合凹部
を嵌合するので、がたつきなく嵌合できて化粧キャップ
を確実に取り付けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案鏡止め金具の一実施例の分解斜視図であ
る。
【図2】同上の分解正面図である。
【図3】同上の化粧キャップの側面図である。
【図4】同上の化粧キャップの他例の斜視図である。
【図5】同上のパッキンの示すものであって、(a)
(b)は夫々異なる方向から見た斜視図である。
【図6】同上の鏡を取り付ける状態を示す分解斜視図で
ある。
【図7】従来例の上止め金具と下止め金具を示す斜視図
である。
【図8】従来例の鏡の取り付ける状態を説明する図であ
って、(a)は鏡を取り付けた状態の斜視図、(b)は
上止め金具及び下止め金具にパッキンを取り付けた状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 鏡 2 背面片 3 前面片 4 連結部 5 止め金具本体 6 金具取り付け孔 7 パッキン 8 ピン孔 9 固定ピン 10 嵌合突部 11 Oリング 12 化粧キャップ 13 嵌合凹部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡の背面側に沿わせる背面片と、鏡の前
    面に係止する前面片と、背面片の一端と前面片の一端と
    を連結する連結部とで止め金具本体を形成し、止め金具
    本体の連結部に前面から背面まで貫通する金具取り付け
    孔を穿孔し、背面片の前面片と対向する面に板状のパッ
    キンを当接すると共に背面片のピン孔にパッキンの固定
    ピンを嵌合し、前面片の前面から前方に嵌合突部を突設
    すると共に嵌合突部の外周にOリングを装着し、止め金
    具本体の前面を覆う化粧キャップを前面片の前方に配置
    すると共に化粧キャップの背部に設けた嵌合凹部を上記
    嵌合突部に嵌合して化粧キャップを止め金具本体に着脱
    自在に取着して成る鏡止め金具。
JP1991018107U 1991-03-26 1991-03-26 鏡止め金具 Expired - Lifetime JP2542584Y2 (ja)

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JPH04115471U JPH04115471U (ja) 1992-10-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3100574U (ja) * 2003-09-22 2004-05-20 株式会社神路社 ミニ神殿

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