JP3100574U - ミニ神殿 - Google Patents

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大平 佳樹
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株式会社神路社
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Abstract

【課題】
本考案の目的は、おまつりしているお札やご神像を格納したり、拝礼したりすることが可能で、自動車の室内や住居の窓辺等に、単に据え置くだけで、振動や風圧等によるずれ動きをほぼ確実に阻止し得る様に構成された、ずれ動き防止手段を備えたミニ神殿を提供するにある。
【解決手段】
ミニ神殿の底面に貼着又は塗布した防滑性シートと、ミニ神殿を載置する為の、表面摩擦係数の大きい多孔質弾性材料製の防滑性マットとの組み合わせからなる、ずれ動き防止手段を備えるミニ神殿において、
ミニ神殿は開閉自在の扉を有し、扉の内部に、お札又は(及び)ご神像を収納し、拝礼するときは扉を開け、お札、ご神像を拝礼可能であることを特徴とするミニ神殿。
そしてミニ神殿は、自動車、鉄道車両等の揺動力が生ずる乗り物や、住居の窓辺等の風が吹きつける場所に置く為のものである。
【選択図】   図1


Description

 本考案は、例えば、自動車や鉄道車両など乗り物の室内の様に、振動、加・減速度等の揺動力が及ぼされる場所や、風の吹き込む窓辺等でも、唯単に据え置くだけで、ほぼ確実にずれ動きを阻止することの出来るずれ動き防止手段を備え、かつミニ神殿のご本殿扉開閉により、お札やご神像を拝礼したりすることが可能なミニ神殿に関する。
 例えば、自動車における計器盤の上面等の身近な場所に、マスコット等の置物を載せて置きたくても、走行振動や加・減速度が加われば、忽ちズリ落ちてしまう。 これを防ぐには、両面粘着テープを利用したり、置物の底に真空吸引カップを取付けたり、置台の部分が鉄製であれば、磁石片を利用したり、フロントガラスにゴム製の吸引具を用い取り付け紐で吊るす等の方法が考えられる。
 然し、両面粘着テープは、用済み後や場所替え時に剥がすと跡が残るし、真空吸引カップは、簡単に置物に取付けられなかったり、取付けた状態が見苦しくなっていたりする場合が多い。 フロントガラスに吊るす方法は、運転に際して目障りであるし、簡単に落ちてしまったりする欠点がある。また、自動車の計器盤の上面は、安定的に置くのに適していない。
 一方、振動や揺動を受け易い置き場所に、品物を安定に据え置く為の、スポンジ製の防滑マットの類がかなり以前から市販されている。
 然しながら、この種の防滑マットは、マットの表面に品物が食い込む程度の重さがないと、防滑効果は期待出来ない。
 ところが、例えば、自動車の計器盤の上等に載せて置きたいマスコットの類は、極く軽量に作られている場合が多く、走行振動は勿論のこと、ドアの開閉時の風圧や、窓から吹き込む風によっても簡単にずれ動いてしまう。
 ミニ神殿等のマスコットを、自動車の車室内等の身近な場所に持ち込んでいる人が、増えつつある。 これ等のミニ神殿等は、かなり軽量なので、車室内は勿論のこと、住居における窓辺近くの机の上などに据え置きたい場合に、既述の防滑マットを利用する程度のずれ止め対策では、吹き込む風によって簡単に飛ばされてしまう。
 本考案者は、かかる現状に鑑み、ずれ動き防止手段を備えた置物を提案した(特許文献1)。然し、ミニ神殿におまつりしているお札やご神像を格納し、拝礼するときには扉を開けることを可能とする要望が提出されていた。
実登3091567号公報。
 そこで、本考案の目的は、おまつりしているお札やご神像を、扉を閉めて格納し拝礼のときは扉を開けることが可能で、自動車の室内や住居の窓辺等に、単に据え置くだけで、振動や風圧等によるずれ動きをほぼ確実に阻止し得る様に構成された、ずれ動き防止手段を備えたミニ神殿を提供するにある。
 上記の目的を達成する為の、本考案によるミニ神殿は
(1) ミニ神殿の底面に貼着又は塗布した防滑シートと、ミニ神殿を載置する為の、表面摩擦係数の大きい多孔質弾性材料製の防滑マットとの組み合わせからなる、ずれ動き防止手段を備えるミニ神殿において、
ミニ神殿は開閉自在の扉を有し、扉の内部に、お札を収納し、扉を開けたとき、お札の拝礼が可能であることを特徴とする、
(2) ミニ神殿の底面に貼着又は塗布した防滑シートと、ミニ神殿を載置する為の、表面摩擦係数の大きい多孔質弾性材料製の防滑マットとの組み合わせからなる、ずれ動き防止手段を備えるミニ神殿において、
ミニ神殿は開閉自在の扉を有し、扉の内部に、ご神像を収納し、扉を開けたとき、ご神像の拝礼が可能であることを特徴とする、
(3) (1)、(2)において、ミニ神殿は、自動車、鉄道車両等の揺動力が生ずる乗り物や、住居の窓辺等の風が吹きつける場所に飾り置く為のものであることを特徴とする、
(4) (1)において、ミニ神殿におけるお札は、印刷した紙、プラスチックシートからなることを特徴とする、
(5) (2)において、ミニ神殿におけるご神像は、大福様、恵比寿様などを模した像であることを特徴とする、
(6) (1)、(2)、(3)、(4)、(5)において、扉は中央で回転により開く観音開きであるとともに、扉の左右の端部中央を回転中心として開閉する扉であることを特徴とする、
(7) (1)、(2)、(3)、(4)、(5)において、扉の左右端部の上下に、円柱状突起を突設し、該突起を横木及び床の凹みに遊嵌し、さらに扉を横木及び床板で挟着し組み付けるとともに、扉を開閉可能としていることを特徴とする、
(8) (1)、(2)、(3)、(4)、(5)において、扉の開閉を容易にする為に、扉の左右端部の角は丸みを帯びた形状であることを特徴とする、
(9) (1)、(2)、(3)、(4)、(5)において、左右にある扉の一方の中央部は、外側にはみ出し、過剰回転防止の為の保護覆となっていることを特徴とする。
 以下に、本考案の実施例に就いて、図を参照しながら説明する。
図1に示した様に、本考案は、ミニサイズのミニ神殿1である。このミニ神殿1のご本殿2には、扉3があり、図2に示したように開けることができる。
そして、ミニ神殿1は、図1、図2に示す様に、滑り止めの為の防滑マット4の上に載せられる。またミニ神殿1の下部には、滑り止めの為の防滑シート5が貼られている。
 ミニ神殿1は、本物に似せて切削加工した多数個の木製部品を、接着剤を使って神殿の形に貼り合わせて作られている。その背丈は数センチ程度である。
 ミニ神殿1の下端部は、その底面視図としての図3に示した様に、防滑シート5を、ほぼ全面に貼着させている。 この実施例では、防滑シート5として、厚さ0.5ミリ前後の、表面摩擦係数の大きい軟質の発泡プラスチックスシートを用いている。
 然し、防滑シート5は、ポリウレタン、ポリエチレン等の発泡プラスチックスに限られず、例えば、微細な砂粒等を混入し、粘性の高いビニルポリマーを使用し、摩擦係数を著しく増大させた防滑性塗料の塗膜、ポリエステル繊維などの不織布、織編物等であってもよい。
 次に、この実施例の防滑マット4は、厚さ2〜3ミリの市販品を、裁断したものである。
 防滑マットとしては、一般に二次転移点の低い低重合度ポリマー又はオリゴマーを含有する発泡プラスチックスで得られ、代表的なものは、低重合度成分を含むポリウレタンエラストマー、架橋度の低い発泡ゴム、架橋度の低いポリウレタン発泡体、ポリエチレン発泡体等が挙げられる。
 上記のミニ神殿1を、例えば、自動車計器盤の上などの置き場所に載置するには、既述の様に、先ず、置き場所の上に、防滑マット4を載置する。
 この状態で、防滑マット4は、置き場所の上面に唯単に置いただけなのに、あたかも、この上面に吸着された様になる。
そこで、このずれ止め状態にある防滑マット4の上に、ミニ神殿1を載置すれば、自動車の走行振動や、極く普通レベルの加・減速度を受けた位では、全くずれ動かない状態になる。
 ミニ神殿1は、極く軽量であるにも拘わらず、この様な優れた制動効果が得られるのは、ミニ神殿1の裏面に取付けてある防滑シート5と、防滑マット4との夫々の接触面に形成されている微細な凹凸が互いに掛合された状態になるからである。 ミニ神殿1の裏面に、防滑シート5を設けなかった場合には、この様な優れた防滑効果は得られなかった。
 図5は、扉3の端部の斜視図である。扉3の端部には円柱状突起7があり、図4に示した横木8に設けられた凹み9に嵌め込ませて遊嵌し、扉3の上部にある横木8及び扉3の下にある床板(図示せず)により、扉3は挟持されている。
 図6は、扉3の端部の断面図である。扉3は、開閉に際して円柱状突起7を回転軸として回転するが、端部が角ばっていると、開閉に伴い、角がご本殿側面に接触し、円滑な回転が困難である。本考案では、角に丸みを帯びさせることで円滑な回転が可能となる。この場合、丸みの程度は、円柱状突起を回転軸として回転したとき、60〜80度の回転が可能な程度であることが好ましい。通常家具などの家具扉13の場合は、図8に示すように回転軸を扉の端部中央ではなく、扉の端部の端にある回転金具13に設定されている為、家具扉14の端部を丸くする必要は無いのである。すなわちミニ神殿1では、ミニ神殿の為のこの様な金具の利用ができないからである。
なお、ミニ神殿1には、千木16、かつお木17、宝珠柱18などを有し神殿を模して製作されている。
 以上の説明によって明らかな様に、本考案によるずれ動き防止手段を備えたミニ神殿は、以下に列挙した如き実用上の優れた効果を発揮する。
 (a) ミニ神殿ご本殿の扉を開き、お札、ご神像などを拝礼することが可能である為より神殿らしい外観にすることができる。また普段は、扉を閉めておくことが可能であり、お札、ご神像が汚れることが少ない。
 (b) ミニ神殿の底面に防滑シートを設け、防滑マットの上に載置することにより、防滑マットのみによっては不可能な、優れた防滑効果が得られる。
 (c) その為、例えば、自動車の計器盤の上や、住居の窓辺等、車の走行振動、加・減速度、或いは風圧を受ける所に置きたいときでも、面倒なずれ止め対策を要せずに、単に、防滑マットを敷いた上にミニ神殿を載せるだけで、ほぼ確実にずれ動きを防ぐことができる。
 (d) ミニ神殿のずれ動き防止手段は、ミニ神殿の底面に設けた防滑シートと、市販の防滑マットだけで構成されているので、ずれ止め対策に要する経費は極く僅かで足りる。
 (e) 防滑手段として、両端粘着テープを使った場合の様に、用済み後に取外しても、見苦しい跡が残らない。
 (f) 真空吸引カップを防滑手段として使った場合の様に、据置状態が見苦しくならない。
本考案の一実施例を示すもので、ミニ神殿ご本殿の扉を閉めた状態の据置状態を示す正面図である。 本考案の一実施例を示すもので、ミニ神殿ご本殿の扉を開けた状態の据置状態を示す正面図である。 同上、ミニ神殿の底面視図、及び防滑マットの斜視図である。 横木の部分斜視図である。 扉上端部の部分斜視図である。 扉端部及びミニ神殿ご本殿壁面の部分断面図である。 扉中央部の部分断面図である。 家具扉取付け部の部分断面図である。
符号の説明
1  ミニ神殿
 2  ご本殿
 3  扉
 4  防滑マット
 5  防滑シート
6  守り札
7  円柱状突起
8  横木
9  凹み
10 ご本殿壁面
11 扉の端部
12 保護覆
13 回転金具
14 家具扉
15 家具
16 千木
17 かつお木
18 宝珠柱

Claims (9)

  1.  ミニ神殿の底面に貼着又は塗布した防滑シートと、ミニ神殿を載置する為の、表面摩擦係数の大きい多孔質弾性材料製の防滑マットとの組み合わせからなる、ずれ動き防止手段を備えるミニ神殿において、
    ミニ神殿は開閉自在の扉を有し、扉の内部に、お札を収納し、扉を開けたとき、お札の拝礼が可能であることを特徴とするミニ神殿。
  2.  ミニ神殿の底面に貼着又は塗布した防滑シートと、ミニ神殿を載置する為の、表面摩擦係数の大きい多孔質弾性材料製の防滑マットとの組み合わせからなる、ずれ動き防止手段を備えるミニ神殿において、
    ミニ神殿は開閉自在の扉を有し、扉の内部に、ご神像を収納し、扉を開けたとき、ご神像の拝礼が可能であることを特徴とするミニ神殿。
  3.  請求項1、2において、ミニ神殿は、自動車、鉄道車両等の揺動力が生ずる乗り物や、住居の窓辺等の風が吹きつける場所に飾り置く為のものであることを特徴とする請求項1記載のミニ神殿。
  4.  請求項1において、ミニ神殿におけるお札は、印刷した紙、プラスチックシートからなることを特徴とするミニ神殿。
  5.  請求項2において、ミニ神殿におけるご神像は、大福様、恵比寿様などを模した像であることを特徴とするミニ神殿。
  6.  請求項1、2、3、4、5において、扉は中央で回転により開く観音開きであるとともに、扉の左右の端部中央を回転中心として開閉する扉であることを特徴とするミニ神殿。
  7. 請求項1、2、3、4、5において、扉の左右端部の上下に、円柱状突起を突設し、該突起を横木及び床の凹みに遊嵌し、さらに扉を横木及び床板で挟着し組み付けるとともに、扉を開閉可能としていることを特徴とするミニ神殿。
  8.  請求項1、2、3、4、5において、扉の開閉を容易にする為に、扉の左右端部の角は丸みを帯びた形状であることを特徴とするミニ神殿。
  9.  請求項1、2、3、4、5において、左右にある扉の一方の中央部は、外側にはみ出し、過剰回転防止の為の保護覆となっていることを特徴とするミニ神殿。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04115471U (ja) * 1991-03-26 1992-10-13 松下電工株式会社 鏡止め金具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04115471U (ja) * 1991-03-26 1992-10-13 松下電工株式会社 鏡止め金具

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