JP4708000B2 - フック部材 - Google Patents

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Description

本発明は、室内の壁面に配設されるフック部材に関する。
従来より、住居室内の壁面に写真、ポスターなどを飾ったり、洋服用ハンガーを吊したりすることが日常的に行われている。
しかしながら、最近の賃貸マンションなどでは、居住者が自由に押しピンや釘などの固定具を壁に取り付けることは禁じられている場合が多い。よって、居住者は不便を感じたり、あるいは日常生活上やむを得ず固定具を取り付け、それが原因となって貸主との間にトラブルが生じたりすることもあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、例えば賃貸物件の室内など、自由に固定具を取り付けられない壁面などにあらかじめ配設しておくことにより、簡単に写真、ポスターなどの物品を押しピンなどの固定具で固定できるとともに、洋服用ハンガーなどのハンガー類を引掛けることもできるフック部材を提供することを課題とする。
本発明のフック部材は、発泡樹脂からなり、壁面に略水平に固定される長尺なフック本体と、該フック本体の前面の少なくとも一部に貼着される化粧シートとを備え、前記フック本体の上部には、長手方向に沿う引掛部が形成されたフック部材であり、前記フック本体の前面の前記化粧シートが貼着される部分には、ビス穴が貫通形成されるとともに、前記ビス穴に埋設され、前記ビス穴を前記フック本体の前面と面一になるように塞ぐ前記発泡樹脂からなる埋め込み部材を備えることを特徴とする。
前記引掛部は、前記フック本体が壁面に固定された場合に、前記フック本体の前記上部が、前記壁面から離れるように前方に突出して形成されたことが好ましい。
前記化粧シートは、コルクシートまたは磁性シートであることが好ましい。
前記フック本体のうち前記化粧シートが貼着される部分以外の少なくとも一部には、硬質樹脂からなる被覆層が形成されていることが好ましい。
本発明のフック部材によれば、例えば賃貸物件の室内など、自由に固定具を取り付けられない壁面などにあらかじめ配設しておくことにより、簡単に写真、ポスターなどの物品を押しピンなどの固定具で固定できるとともに、洋服用ハンガーなどのハンガー類を引掛けることもできる。
以下、本発明について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態例であるフック部材10が、内装材からなる壁面Wに固定された状態を示す部分断面斜視図、図2は、図1のフック部材10の固定の状態を示す断面図である。図中符号Sは木下地である。
このフック部材10は、発泡ABSなどの発泡樹脂から押出成形により形成された長尺な板状のフック本体11を備えている。フック本体11は図示のように、後面11bが壁面Wに接するように配置された状態で、長手方向が略水平となるようにビス19により固定されるものであって、その上部が壁面Wから離れるように前方に突出して、引掛部12が形成されている。この例では、引掛部12と壁面Wとにより長手方向に沿う凹条13が形成され、この凹条13に洋服ハンガーなどのハンガー類を引掛けるようになっている。
この例のフック本体11は、全長2〜3m程度であり、その他の各部分の長さは、図3中の符号で、H=53mm、H=18mm、H=30mm、H=5mm、H=12mm、D=8mm、D=18mm、D=12mm、D=2mmとなっている。
フック本体11における前面11aの一部、この例では、引掛部12よりも下方の前面11aに、その長手方向に沿って幅30mm、厚さ1mmの帯状の化粧シート14が貼着されていて、押しピン、釘などの固定具により、写真、ポスターなどの物品を固定する掲示領域が形成されている。
一方、フック本体11の前面11aにおいて化粧シート14が貼着されていない部分と、フック本体11の上端面11cおよび下端面11dには、ASA樹脂などの硬質樹脂からなる厚さ0.5mmの被覆層15が形成されていて、表面硬度が付与されている。この例で被覆層15は、共押出成形により、フック本体11とともに成形されている。なお、図1中符号16はエンドカバーであり、フック本体11と化粧シート14の両末端に取り付けられるが、図においては一方のみを示している。また、符号17は、エンドカバー16に形成された突起と嵌合する、エンドカバー固定用の溝である。
このようなフック本体11は、図4に示すようにして壁面Wに固定できる。
まず、フック本体11を壁面Wにビス止めする。この例では、フック本体11において、後に化粧シート14が貼着される部分に複数(図4では2ヶ所)のビス穴18が貫通形成されていて、ここにビス19をねじ込んでフック本体11をビス止めする。その後、これらのビス穴18に、例えば熱可塑性エラストマー、軟質PVCなどの軟質樹脂や、フック本体11と同様の発泡樹脂からなる埋め込み部材20をそれぞれ埋設して、ビス穴18をフック本体11の前面11aと面一になるように塞ぐとともに、この部分にも物品固定用の押しピンなどの固定具が刺さるようにする。
ついで、壁面Wに固定されたフック本体11の前面11aの所定位置に、図示略の両面テープなどで化粧シート14を貼着し、掲示領域を形成するとともにビス穴18および埋め込み部材20を隠す。
その後、フック本体11とこれに貼着された化粧シート14の両末端にエンドカバー16を取り付ける。
このようなフック部材10によれば、フック本体11に、その上部が壁面Wから離れるように前方に突出した引掛部12が形成されていて、引掛部12と壁面Wとにより長手方向に沿って形成された凹条13にハンガー類を引掛けられるようになっているので、これを壁面にあらかじめ配設しておくことにより、図5に示すように、新たに壁面Wに釘などを打つことなく、容易かつ安定に洋服用ハンガー30などのハンガー類を引掛けることができる。
また、このようなフック部材10によれば、フック本体11が発泡樹脂から形成されているので、物品固定用の固定具31を容易に刺せるとともにこれを安定に保持できる。よって、その前面11aの一部に形成された掲示領域に、容易かつ安定に写真、ポスター32などの物品を固定することもできる。また、発泡樹脂は軽量で取扱性に優れ、切断も容易であるため、このフック部材10を配設する壁面Wの大きさなどに応じて、使用者がフック本体10を適宜所望の長さに切断したうえで壁面Wに配設することもできる。
発泡樹脂の種類としては、ABSの他、PVC、ASA、PSなどが使用できる。
発泡樹脂の発泡倍率には特に制限はないが、固定具が容易に刺さり、かつ、安定に保持されることから2〜3倍が好ましい。また、発泡倍率が3倍を超えると、押しピンなどの固定具を刺すことは容易となるが、フック本体11をビス止めする際の保持力が弱くなる。
また、このようなフック部材10によれば、その前面11aの一部には化粧シート14が貼着され、固定具31で物品を固定するための掲示領域が形成されているので、意匠性に優れるとともに、固定具31を抜いた跡も目立たない。
化粧シート14としては特に制限はないが、押しピンなどの固定具31を抜いた跡が特に目立ちにくいことから、コルクシートや、磁性シートなどが好適である。磁性シートとしては、ゴムなどの樹脂中に鉄粉などの磁性粉体が分散した層を備えたシートを例示でき、このような磁性シートを使用することによって、意匠性や固定具31の跡を目立たなくする効果に加えて、マグネット部材を使用して掲示領域に物品を固定することもできる。なお、ここで磁性シートとしては、磁石を備えたマグネット部材が吸着するもの、または磁性シート自身が磁石のように作用するものであってもよい。
さらに、このようなフック部材10によれば、フック本体11の前面11aにおいて化粧シート14が貼着されていない部分や、フック本体11の上端面11cおよび下端面11dには、硬質樹脂による被覆層15が形成されているので、ハンガー類を引掛けたり取り外したりする際などに傷が付きにくい。
硬質樹脂の種類としては、ここでは耐光性の観点からASAを選択しているが、その他、フック本体11に使用されるABS、PVC、PSなども使用できる。
なお、フック本体11に形成される引掛部12の形状には特に制限はなく、フック本体11の上部に長手方向に沿うように、ハンガー類を引掛けられるように形成されたものであればよい。具体的には、図6(a)および(b)に示すように、図1〜4に例示のフック本体11と同様に、引掛部12と壁面Wとにより長手方向に沿う凹条13が形成され、この凹条13にハンガー類を引掛ける形態のものや、図7に示すように、フック本体11の上端面に長手方向に沿う凹条が設けられて引掛部12とされた形態のものも例示できる。
また、フック本体11の製造方法としては、押出成形が簡便であり、硬質樹脂による被覆層15が形態されたものの場合には特に共押出成形が好適であるが、その製造方法には制限はなく、いかなる方法であってもよい。
本発明の一例であるフック部材を、壁面に固定した状態を示す斜視図である。 図1に示したフック部材の固定の状態を示す断面図である。 図1に示したフック部材における各部分の長さを説明する説明図である。 フック部材を図1のように壁面に固定する方法の説明図である。 図1のフック部材に洋服用ハンガーを引掛け、ポスターを固定した状態を示す正面図である。 本発明のフック部材の他の一例を示す断面図である。 本発明のフック部材の他の一例を示す断面図である。
符号の説明
10 フック部材
11 フック本体
12 引掛部
14 化粧シート
15 被覆層
W 壁面

Claims (4)

  1. 発泡樹脂からなり、壁面に略水平に固定される長尺なフック本体と、該フック本体の前面の少なくとも一部に貼着される化粧シートとを備え、前記フック本体の上部には、長手方向に沿う引掛部が形成されたフック部材であり、
    前記フック本体の前面の前記化粧シートが貼着される部分には、ビス穴が貫通形成されるとともに、前記ビス穴に埋設され、前記ビス穴を前記フック本体の前面と面一になるように塞ぐ前記発泡樹脂からなる埋め込み部材を備えることを特徴とするフック部材。
  2. 前記引掛部は、前記フック本体が壁面に固定された場合に、前記上部が、前記壁面から離れるように前方に突出して形成されたことを特徴とする請求項1に記載のフック部材。
  3. 前記化粧シートは、コルクシートまたは磁性シートであることを特徴とする請求項1または2に記載のフック部材。
  4. 前記フック本体のうち前記化粧シートが貼着される部分以外の少なくとも一部には、硬質樹脂からなる被覆層が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のフック部材。
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