JP2519742Y2 - 音場パネルの取付構造 - Google Patents

音場パネルの取付構造

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JP2519742Y2
JP2519742Y2 JP8392190U JP8392190U JP2519742Y2 JP 2519742 Y2 JP2519742 Y2 JP 2519742Y2 JP 8392190 U JP8392190 U JP 8392190U JP 8392190 U JP8392190 U JP 8392190U JP 2519742 Y2 JP2519742 Y2 JP 2519742Y2
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恭平 山下
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、防音室等の内装材として用いられる音場パ
ネルの取付構造に関するものである。
[従来の技術] 一般に、防音室等の内装材として吸音及び反響性能を
備えた音場パネルが取り付けられる。この音場パネルを
取り付けるには従来第3図に示すように、内壁面aに胴
縁bをビスcで固定し、金属又は合成樹脂で形成した取
付具dをビスeで取り付け、この取付具dに音場パネル
fを嵌め込むようにしている。
[考案が解決しようとする課題] 上記のような従来の取付構造によると、音場パネルf
の取付後にガタツキが生じ易く、取付具dの固定用ビス
eが露出していて体裁が悪く、取付具自体も装飾性に欠
ける等の問題点がある。また、音場パネルfと内壁面a
との間隔が狭いため、音のエネルギー除去範囲が高音域
に限られ低音域までコントロールすることは出来ない。
本考案は、このような従来の不都合を全て解消するた
めになされ、音場パネルの設置後のガタツキを無くし、
固定用ビスを露出させず、かつ音のエネルギーの除去範
囲が低音域にまで及ぶようにした音場パネルの取付構造
を提供することを課題としたものである。
[課題を解決するための手段] この課題を技術的に解決するための手段として本考案
は、内壁面に取り付けられた胴縁に、受止段部を設けた
面棒受けをその受止段部をビス止することにより固定
し、前記面棒受けに音場パネルを嵌め込んで前記受止段
部に当接させることにより前記内壁面との間に所定の隙
間を保持し、前記面棒受けの前面に、係止縁片を設けた
化粧面棒を嵌着して前記音場パネルを固定したことを要
旨とするものである。
[作用] 音場パネルは面棒受けに嵌め込んで受止段部に当接さ
せると共に、その面棒受けの前面側に嵌着した化粧面棒
の係止縁片で押し付け固定したので、取付後のガタツキ
を未然に防止することが出来、面棒受けの固定用ビスは
音場パネルに隠されて露出せず、周囲は化粧面棒で縁取
られるので装飾性に優れ、しかも受止段部によって音場
パネルと内壁面との間に所定の間隔が保持され、吸音コ
ントロールの範囲が低音域にまで及ぶことになる。
[実施例] 以下、図示の実施例により本考案を更に詳しく説明す
る。
第1図において、1は面棒受けであり、その内側の前
面に受止段部1aが形成されると共に、後面に係止段部1b
が形成され、かつ前端面には嵌合用の溝1cが形成されて
いる。この面棒受け1は、防音室等の内壁面2にビス3
等で取り付けられた胴縁4に前記係止段部1bを係止して
位置決め所定、前記受止段部1aを前面側からビス5で固
定することにより額縁状に取り付けられる。6は化粧面
棒であり、前面に爪状の係止縁片6aが形成され、後面に
は前記面棒受け1の溝1cに嵌着する差込片6bが形成され
ている。この化粧面棒6は、音場パネル7を前記面棒受
け1の受止段部1aに当接させるようにして嵌め込むと同
時に、前記差込片6bを面棒受け1の溝1cに嵌着すると、
前記係止縁片6aで音場パネル7の縁部を押さえ込んで固
定出来るようにしてある。この時、音場パネル7と前記
内壁面2との間には所定の間隔lが保持されるようにな
っている。
本考案に係る音場パネルの取付構造は、上記のように
額縁状に取り付けられた面棒受け1にぴったり嵌め込ん
でその受止段部1aに受止させ、面棒受け1に嵌着した化
粧面棒6の係止縁片6aで周囲を押さえ付けるようにした
ので、取付状態が堅固であってガタツキが生じることが
ない。面棒受け1は前記のように受止段部1aがビス5で
固定され、このビス5は音場パネル7により隠されて外
部から見えなくなるので体裁が良好になる。また、化粧
面棒6は音場パネル7の押さえ部材としての機能だけで
なく、音場パネル7の周囲を縁取る化粧枠としての機能
をも有するので見栄えが非常に良くなる。更に、音場パ
ネル7を面棒受け1に嵌めたとき、受止段部1aによって
音場パネル7と内壁面2との間に前記所定の間隔lが保
持出来るように設定されているので、低音域の吸音作用
をも十分期待することが出来る。
尚、面棒受けと化粧面棒は合成樹脂等で一体に成形
し、化粧面棒の係止縁片の或る程度の弾性を利用して音
場パネルを嵌め込むようにして取り付けることも可能で
ある。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、音場パネルは
面棒受けに嵌め込んで受止段部に当接させると共に、そ
の面棒受けの前面側に嵌着した化粧面棒で押さえ付けて
固定したので、取付後のガタツキを未然に防止すること
が出来、面棒受けの固定用ビスは音場パネルに隠されて
露出せず、周囲は化粧面棒で縁取られるので装飾性に優
れ、しかも受止段部によって音場パネルと内壁面との間
に所定の間隔が保持され、吸音コントロールの範囲が低
音域にまで及ぶ等の優れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図は面棒受
けに化粧面棒を嵌着した状態での一部の断面斜視図、第
3図従来例を示す断面図である。 1…面棒受け、1a…受止段部 1b…係止段部、1c…溝 2…内壁面、3…ビス 4…胴縁、5…ビス 6…化粧面棒、6a…係止縁片 6b…差込片、7…音場パネル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内壁面に取り付けられた胴縁に、受止段部
    を設けた面棒受けをその受止段部をビス止することによ
    り固定し、前記面棒受けに音場パネルを嵌め込んで前記
    受止段部に当接させることにより前記内壁面との間に所
    定の隙間を保持し、前記面棒受けの前面に、係止縁片を
    設けた化粧面棒を嵌着して前記音場パネルを固定したこ
    とを特徴とする音場パネルの取付構造。
JP8392190U 1990-08-08 1990-08-08 音場パネルの取付構造 Expired - Lifetime JP2519742Y2 (ja)

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JPH0441007U JPH0441007U (ja) 1992-04-07
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