JP2510056Y2 - フ―ド用幕板取付装置 - Google Patents

フ―ド用幕板取付装置

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JP2510056Y2
JP2510056Y2 JP1992088922U JP8892292U JP2510056Y2 JP 2510056 Y2 JP2510056 Y2 JP 2510056Y2 JP 1992088922 U JP1992088922 U JP 1992088922U JP 8892292 U JP8892292 U JP 8892292U JP 2510056 Y2 JP2510056 Y2 JP 2510056Y2
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curtain plate
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正峰 廣澤
伸也 中村
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Noritz Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、レンジフードの上部空
間の前面を覆う幕板の取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来例の正面図、図8はその平面
図、図9は図8の切断面線B−Bから見た断面図であ
る。
【0003】これらの図において、1はレンジフード、
0はこのレンジフード1の上部空間3の前面を覆う浅
型フード用の幕板、4,5は左右のキャビネット、6は
天井、7は梁である。
【0004】この例では、レンジフード1上部の片側
に、梁7が存在しているために、幕板20は、この梁7
に対応して上部の片側が切り欠かれており、図10の分
解斜視図に示されるように、断面L字状の長さの異なる
一対のL金具20,21、掛金具22およびルーバー1
0などを介して次のようにしてビスで取り付けられる。
【0005】すなわち、幕板20の下縁には、ルーバー
10が下方からビスで取り付けられ、また、幕板20
裏面上部には、屈曲した挿入片22aを有する掛金具2
2が取り付けられる。一対のL金具21,20は、左右
のキャビネット4,5の側板4a,5aにそれぞれ固定
される。一方のL金具20の上部に形成されている挿入
孔20aに、図9に示されるように、幕板20に取り付
けられた掛金具22の挿入片22aを挿入し、両L金具
20,21の下部に、幕板20に取り付けられたルーバ
ー10の両端がビス止されて取り付けられる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
従来例では、幕板20の上部は、掛金具2の挿入片2
aを、L金具20の挿入孔20aに挿入して固定する
構造であるので、強固に固定できないという難点があ
る。
【0007】本考案は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、幕板を強固に固定できるフード用幕板取付装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0009】すなわち、本考案は、レンジフードの上部
に形成される空間の前面を覆うフード用の幕板の取付装
置において、前記空間の両側面をそれぞれ画成する左右
の両側板の少なくとも一方の側板において空間側内面の
前部に、帯状の接続部材の幅方向ほぼ半分の領域があて
がわれた状態で取り付けられ、前記接続部材の幅方向の
残りほぼ半分の領域が前記側板の前端よりもさらに前方
に突出させられており、この突出する領域が前記側板と
直交配置される前記幕板の一側方の端面に設けられる段
差状の切欠に嵌合する状態にあてがわれてねじにより止
着されている
【0010】
【作用】本考案は、レンジフードの上部側方に配置され
るキャビネットなどの側板と、それと直交配置される幕
板とを、帯状の接続部材によりそれぞれねじ止めするこ
とにより結合している。これにより、側板に対して幕板
を強固に固定できるようになる。 そして、本考案では、
側板に対して取り付けてある接続部材の突出するほぼ半
分の領域に対して幕板の端面をあてがい、ねじにより接
続部材を幕板の端面に止着するようにしているから、こ
のねじ止め作業は、幕板で覆う内部空間側からではなく
て、外部空間側から行えるようになり、簡単にして迅速
に行えるようになる。しかも、幕板のねじ止め位置を幕
板の正面ではなく端面にしているから、レンジフードの
前方からは前記ねじ止め部分が露出せずに済むようにな
り、見栄えが良くなる。この他、幕板の一側方の端面に
設けられる段差状の切欠に接続部材を嵌合する状態に止
着しているから、正面から接続部材が見えずに済むよう
になり、この点でも見栄えが良くなる。
【0011】
【実施例】以下、図面によって本考案の実施例につい
て、詳細に説明する。
【0012】図1は本考案の一実施例の正面図、図2は
その平面図、図3は図2の切断面線A−Aから見た断面
図、図4は要部の分解斜視図であり、上述の従来例に対
応する部分には、同一の参照符号を付す。
【0013】これらの図において、1はレンジフード、
2はこのレンジフード1の上部空間3の前面を覆う浅型
フード用の幕板、4,5は左右のキャビネット、6は天
井、7は梁である。
【0014】この実施例では、上述の従来例と同様に、
レンジフード1の上部の片側に、梁7が存在しているた
めに、幕板は、この梁7に対応して上部の片側が切り
欠かれている。
【0015】この実施例では、外観を損なうことなく、
幕板2の上部を強固に固定できるようにするために、幕
板2は、図4に示される接続部材としての接続金具8、
固定部材としての一対の固定金具9および取付部材とし
てのルーバー10などを介して後述のようにしてビスで
取り付けられる。
【0016】幕板2の一方の側面には、接続金具8の取
付面に対応した切欠2aが形成されている。上下方向に
延びる接続金具8は、その中央部が屈曲されて幕板2の
切欠2aおよびキャビネット5の側板5aにそれぞれ対
応する形状に構成されており、キャビネット5の側板5
aにビス止めするためのビス孔8aを有するとともに、
幕板2の側面の切欠2aにビス止めするためのビス孔8
bを有している。
【0017】ルーバー10を介して幕板2の下部を固定
するための一対の固定金具9は、断面L字状となってお
り、左右のキャビネット4,5の側板4a,5aにそれ
ぞれビス止めするためのビス孔9aを有するとともに、
ルーバー10をビス止めするためのビス孔9bを有して
いる。
【0018】左右に延びるルーバー10は、幕板2とレ
ンジフード1との間に、消防法の規定によって空気層を
確保するためのものであり、幕板の下縁に、図3に示さ
れるように、下方からビス止めされる。このルーバー1
0は、一対の固定金具9にビス止めするためのビス孔1
0aを有している。
【0019】この実施例では、次のようにして幕板2が
取り付けられる。
【0020】すなわち、幕板2の下縁に、ルーバー10
をビスによって取り付け、左右のキャビネット4,5の
側板4a,5aの下部に、一対の固定金具9をそれぞれ
ビス止めする。次に、図5に示されるように、梁7が存
在しないキャビネット5の側板5aにおいて空間側内面
の前部に、帯状の接続金具8の幅方向ほぼ半分の領域を
あてがった状態でビス止めして取り付けることにより、
この接続金具8の幅方向の残りほぼ半分の領域を側板5
aの前端よりもさらに前方に突出させる。そして、キャ
ビネット5を開放した状態で、前記接続金具8の突出す
る領域を幕板2の側面の切欠2aにあてがいキャビネッ
ト5の側からビス止めする。最後に、ルーバー10の左
右を一対の固定金具9にビス止めして終了する。
【0021】このように、幕板2の上部側面を、接続金
具8にビス止めするように構成しているので、幕板2の
上部を強固に固定できることになり、しかも、ビス止め
部分が、正面からは見えないので、外観を損ねることも
ない。
【0022】図6は、本考案の他の実施例の要部の分解
斜視図であり、図4に対応する部分には、同一の参照符
を付す。
【0023】この実施例では、接続金具81は、上述の
実施例の接続金具8と一方の固定金具9とを一体として
構成されており、この接続金具81は、一方のキャビネ
ット5の側板5aにビス止めするためのビス孔8aを有
するとともに、幕板2の側面の切欠2aにビス止めする
ためのビス孔8bを有し、さらに、ルーバー10をビス
止めするためのビス孔8cを有している。その他の構成
は、上述の実施例と同様である。
【0024】上述の各実施例では、梁7が存在していた
ために、接続金具8,81を、一方側にのみ設け、幕板
2の上部の一方側のみをビス止めしたけれども、本考案
の他の実施例として、梁7が存在しない場合には、接続
金具8,81を両側に設けて幕板2の両側をビス止めし
てもよいのは勿論である。
【0025】上述の各実施例では、レンジフード1の上
部空間3の両側面は、キャビネット4,5の側板4a,
5aでそれぞれ画成されたけれども、本考案の他の実施
例として、一方が壁であっても本考案を同様に適用でき
るのは勿論である。
【0026】
【考案の効果】本考案は、レンジフードの上部側方に配
置されるキャビネットなどの側板と、それと直交配置さ
れる幕板とを、帯状の接続部材によりそれぞれねじ止め
することにより結合しているから、幕板を強固に固定で
きるようになる。 また、本考案では、側板に対して取り
付けてある接続部材の突出するほぼ半分の領域に対して
幕板の端面をあてがい、ねじにより接続部材を幕板の端
面に止着するようにしているから、このねじ止め作業
は、幕板で覆う内部空間側からではなくて、外部空間側
から行うことができ、簡単かつ迅速に行えるようにな
る。しかも、幕板のねじ止め位置を幕板の正面ではなく
端面にしているから、レンジフードの前方からは前記ね
じ止め部分が露出せずに済むようになり、見栄えが良く
なる。この他、幕板の一側方の端面に設けられる段差状
の切欠に接続部材を嵌合する状態に止着しているから、
正面から接続部材が見えずに済むようになり、この点で
も見栄えが良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2の切断面線A−Aから見た断面図である。
【図4】図1の実施例の要部の分解斜視図である。
【図5】図2の一部拡大図である。
【図6】本考案の他の実施例の分解斜視図である。
【図7】従来例の正面図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】図8の切断面線B−Bから見た断面図である。
【図10】従来例の要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 レンジフード 2,20 幕板 3 空間 4,5 キャビネット 8,81 接続金具 8 固定金具 10 ルーバー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンジフードの上部に形成される空間の
    前面を覆うフード用の幕板の取付装置において、 前記空間の両側面をそれぞれ画成する左右の両側板の少
    なくとも一方の側板において空間側内面の前部に、帯状
    の接続部材の幅方向ほぼ半分の領域があてがわれた状態
    で取り付けられて、前記接続部材の幅方向の残りほぼ半
    分の領域が前記側板の前端よりもさらに前方に突出させ
    られており、この突出する領域が前記側板と直交配置さ
    れる前記幕板の一側方の端面に設けられる段差状の切欠
    に嵌合する状態にあてがわれてねじにより止着されてい
    る、ことを特徴とするフード用幕板取付装置。
JP1992088922U 1992-12-25 1992-12-25 フ―ド用幕板取付装置 Expired - Fee Related JP2510056Y2 (ja)

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