JPH037466Y2 - - Google Patents

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JPH037466Y2
JPH037466Y2 JP14291584U JP14291584U JPH037466Y2 JP H037466 Y2 JPH037466 Y2 JP H037466Y2 JP 14291584 U JP14291584 U JP 14291584U JP 14291584 U JP14291584 U JP 14291584U JP H037466 Y2 JPH037466 Y2 JP H037466Y2
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pieces
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JP14291584U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、建造物等の外装用パネルに関し、さ
らに詳しくは、同一構造のパネルをもつて目地あ
り、あるいは目地なしの態様、さらには両者の組
み合わせ態様をもつて配設することができる外装
用パネルの構造に関するものである。
(従来の技術) 従来この種パネル、さらに具体的には、アルミ
ニウム等の軽金属薄板を折り曲げて形成した外装
用パネルの一つとして実開昭59−94535号に開示
された構造のものがある。
従来パネルは第9図、第10図に示すように、
パネル主体1の全辺端部を略直角に折り曲げて側
面片2を連設すると共に、これら側面片2を外方
に略形に折り曲げて係止片3を連設した構造で
あつて、これの壁面等に対する取り付けは第11
図に示すように、壁面7に異形型材から成る目地
桟4をねじ着固定し、目地桟4の凹部5に上方よ
りパネル係止片3を挿入し、目地桟4の係止片6
とパネル側面片2を密接させることによつて配設
していた。
(考案が解決しよとする問題) ところが、この従来のパネルでは、目地桟4を
介することにより目地ありの態様をもつてパネル
を配設することは可能なるも、目地なしの態様を
もつて配設することは形の係止片3同志が干渉
するため不可能であるという欠点があつた。
本考案は、このような従来の欠点に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは、同一構造の
パネルによつて目地あり、目地なしのいずれかに
も、また両者の組み合わせ態様をもつて適宜に配
設することができる外装用パネルを提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段) この目的のため、本考案は、角形パネル主体1
0の全辺端部を略直角に折り曲げて側面片11を
連設し、これら側面片11の端部を内方に略直角
に折り曲げて前記パネル主体10と平行な第1抱
持片12を連設すると共に、これら第1抱持片1
2の端部を略直角に折り曲げて第2抱持片13を
連設し、さらにこれら第2抱持片13の端部を外
方に略直角に折り曲げて前記第1抱持片12と平
行にして、かつその横幅Lが第1抱持片12の横
幅よりもやや狭い第3抱持片14を連設して、、
これら第1抱持片12、第2抱持片13および第
3抱持片14で目地桟19の目地部24を抱持す
る断面略コ字形の抱持部15を形成した構成を特
徴とするものである。
(作用) 本案パネルAは目地桟19を介して目地あり、
または目地なしの配列態様をもつて壁面18等に
取り付けられているが、それの取り付け方は、目
地桟19をその取着部22,22のねじ孔よりね
じ27を螺入せしめて目的とする壁面18等にね
じ着固定する。
目地ありとする場合には、目地桟19の目地部
24の幅m′がパネルAの第1抱持片12の長さ
の倍の長nよりも広い目地桟19をねじ着固定
し、また目地なしとする場合には、目地部mの幅
がパネルAの第1抱持片12の長さの倍の長nよ
りも僅かに狭い幅の目地桟19をねじ着固定す
る。
次いで、一方のパネルAを上方より、目地部2
4と一方の係止部25に対するコ字形抱持部15
の係合をもつて挿入配置すると共に、接合する他
方のパネルAを上方より全く同様に目地部24と
他方の係止部25に対するコ字形抱持部15の係
合をもつて挿入配置すれば、第6図に示すよう
に、目地ありの態様をもつて取り付けることがで
き、また第7図に示すように、目地なしの態様を
もつて取り付けることができる。 なお、第7図
に示すように、目地なしの態様をもつて配列した
場合において、パネルAの第3抱持片14の幅L
は第1抱持片12の幅よりもやや狭くなつてい
るから、両パネルA,Aの第3抱持片14,14
間に相当の間隙ができ、目地桟19の垂直脚部2
3とは干渉しない。
また目地間隔の広い態様をもつて取り付けるに
は、第8図に示すように、目地部24の幅m″が
広い目地桟19を用いればよい。
このように、同じパネルAをもつて目地あり、
目地なしのいずれの態様にも配列することができ
ると共に、壁面18等に対する目地桟19の取着
ねじ27はパネルAによつて完全に陰蔽され、外
観上全く見えなくなる。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案に係るパネルの一例での一部切
欠の斜視図、、第2図は同上−線に沿つた一
部省略の断面図、第3図は背面図、第4図は同上
四隅部の拡大図で、本案パネルAは平面的にみて
角形であれば、その形状は特に限定されず、また
その材質も限定されないが、好ましくはアルミニ
ウム等の軽金属薄板を折り曲げて全体が方形状に
形成されている。
すなわち、方形状のパネル主体10の全辺端部
を略直角に折り曲げて側面片11を連設し、これ
ら側面片11の端部を内方に略直角に折り曲げて
パネル主体10と平行な第1抱持片12を連設す
ると共に、これら第1抱持片12の端部を略直角
に折り曲げて第2抱持片13を連設し、、さらに
これら第2抱持片13の端部を外方に略直角に折
り曲げて第1抱持片12と平行にして、かつその
横幅Lが第1抱持片12の横幅よりもやや狭い
第3抱持片14を連設して、これら第1抱持片1
2、第2抱持片13および第3抱持片14で後述
の目地桟を抱持する断面略コ字形の抱持部15を
形成してある。
なお、四隅部においては、相対向する一方返部
の各抱持片と、相対向する他方辺部の各抱持片と
が干渉しないようにするため、第3図および第4
図に示すように、相対向する一方辺部の側面片1
1には切欠16を、また相対向する他方辺部の第
1抱持片12には切欠17をそれぞれ形成して折
り曲げ形成してある。
本案パネルAは以上の構成であつて、これの壁
面18等への取り付けは第5図以下に示す如く壁
面18等にねじ着固定したアルミニウム等の軽金
属型材から成る目地桟19を介して行う。
目地桟19の断面形状は第6図に例示するよう
に、左右対称のL形段部20,20を介して階段
状に連設したコ字形部21と、このコ字形部21
の開口側両端にそれぞれ外方に向けて水平に連設
し、かつ取着ねじ孔を有する取着部22,22
と、コ字形部21の閉塞側の外側中央に連設した
垂直脚部23と、この脚部23に連設し、かつ左
右対称に延びた水平な目地部24と、この目地部
24の両端内側に連設した係止部25,25と、
コ字形部21の内側中央延出部に連設したタツピ
ングホール26を有している。
な、第6図、第7図および第8図に示すよう
に、目地桟19の両係止部25,25はパネルA
のコ字形抱持部15によつて抱持されるに充分な
幅を有すると共に、目地部24の幅は目地なしと
する場合には狭く、目地ありとする場合には広く
なつている。
すなわち、目地なしとする場合の目地部24の
幅mは、第7図に示すように、接合する2枚のパ
ネルA,Aの抱持部15,15の全体の幅n(第
1抱持片12の長さの倍の長さ)よりも僅かに狭
い幅を有し、また目地ありとする場合の目地部2
4の幅m′,m″は、第6図および第8図に示すよ
うに、2枚のパネルA,Aの抱持部15,15の
全体の幅nよりも目地分だけ広くなつている。
(考案の効果) しかして、本考案によれば、同一構造の一種類
のパネルをもつて目地あり、目地なしのいずれの
態様にも配列することができると共に、目地の有
無の組み合わせ等によつてはパネルをモザイク状
に配列することができ、また固着具たるねじは表
面に一切露呈せず、外観上全く見えないから外観
体裁がきわめて良好であり、外装用としては勿論
のこと、広告看板用としても好適である。
また本考案によれば、目地桟をねじ着固定し、
その目地部等に対するコ字形抱持部の係合をもつ
てパネルを挿入して取り付けるものであるから、
施工が容易で、かつ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパネルの一例での一部切
欠の斜視図、第2図は同上−線に沿つた一部
省略の断面図、第3図は背面図、第4図は同上四
隅部の拡大図、第5図は本案パネルの取着態様を
示す正面からみた概略説明図、第6図は同上−
線に沿つた拡大断面図、第7図は第5図の−
線に沿つた拡大断面図、第8図は目地桟の目地
部を広くした取着態様を示す断面図、第9図は従
来例を示す正面図、第10図は同上−線に沿
つた一部省略の断面図、第11図は従来パネルの
取着状態を示す断面図である。 10……角形パネル主体、11……側面片、1
2……第1抱持片、13……第2抱持片、14…
…第3抱持片、15……断面略コ字形の抱持部、
19……目地桟、24……目地部、L……第3抱
持片の幅、……第1抱持片の幅。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 角形パネル主体10の全辺端部を略直角に折り
    曲げて側面片11を連設し、これら側面片11の
    端部を内方に略直角に折り曲げて前記パネル主体
    10と平行な第1抱持片12を連設すると共に、
    これら第1抱持片12の端部を略直角に折り曲げ
    て第2抱持片13を連設し、さらにこれら第2抱
    持片13の端部を外方に略直角に折り曲げて前記
    第1抱持片12と平行にして、かつその横幅Lが
    第1抱持片12の横幅よりもやや狭い第3抱持
    片14を連設して、これら第1抱持片12、第2
    抱持片13および第3抱持片14で目地桟19の
    目地部24を抱持する断面略コ字形の抱持部15
    を形成した構成を特徴とする外装用パネルの構
    造。
JP14291584U 1984-09-20 1984-09-20 Expired JPH037466Y2 (ja)

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JP14291584U JPH037466Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

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JP14291584U JPH037466Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

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JPS6158333U JPS6158333U (ja) 1986-04-19
JPH037466Y2 true JPH037466Y2 (ja) 1991-02-25

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ID=30701227

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JP14291584U Expired JPH037466Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5306917B2 (ja) * 2009-06-24 2013-10-02 朝日ウッドテック株式会社 木質パネルの取付構造
JP5378959B2 (ja) * 2009-11-16 2013-12-25 大和ハウス工業株式会社 木質パネルの取付構造

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Publication number Publication date
JPS6158333U (ja) 1986-04-19

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