JPH0342169Y2 - - Google Patents

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JPH0342169Y2
JPH0342169Y2 JP17929885U JP17929885U JPH0342169Y2 JP H0342169 Y2 JPH0342169 Y2 JP H0342169Y2 JP 17929885 U JP17929885 U JP 17929885U JP 17929885 U JP17929885 U JP 17929885U JP H0342169 Y2 JPH0342169 Y2 JP H0342169Y2
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ceiling
piece
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、すでに扁平な面に粗仕上げられて
いる天井板取付部位に天井板を直張りする際使用
すると、特にその施工が容易な、天井板の止め付
け金具に関するものである。
〔従来技術〕 第5図に示すような、水平上片11と水平下片
12の間が縦片13で接続されていて、それの長
さ方向に直交する縦断面の形状が倒立エ字状を呈
しており、且つ、上記縦片13の両側に形成され
た水平上片11と水平下片12間の一対の溝の部
分でもつて、一対の天井板161,162の側辺部
挿入用溝141,142が構成されている剛性材料
製の天井板の止め付け金具15は、例えば実公昭
59−7939号公報にも例示されているように、既に
公知である。
そして、このような、倒立エ字状の天井板の止
め付け金具15を使用して、天井板16を、直接
野縁に止めつけたり、或いは予め捨張りされたボ
ード等によつてすでに扁平に粗仕上げられている
天井板の取付部位に止め付けたりする際には、第
5図に示してあるように、予め、この金具15の
一方の天井板の側辺部挿入用溝141に、一方の
天井板161の一側辺部を挿入して、この金具1
5を該天井板161の一方の側辺部に例えば接着
又はビス止め(図示せず)する等して固定してお
いた上、未だ他の天井板162の側辺部が挿入さ
れていない側の天井板の側辺部挿入用溝142
構成している水平上片11の部位を、野縁又は前
記捨張りされているボード等に釘付けした上、空
いている他方の天井板の側辺部挿入用溝142に、
他の天井板162の対向側辺部を挿入すると、こ
の金具15を介して、この天井板162のこの側
の側辺部を、野縁又はすでに捨張りされているボ
ード等に止め付けることができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来公知の天井板の止め付け金
具15は、上記天井板の側辺部挿入用溝141
142の溝巾が同一大きさであるから、互いに隣
接する天井板161,162の対向している側辺部
を上記側辺部挿入用溝141,142に密に嵌合さ
せることで、つまり水平下片12の上面にそれを
係合させることで、両天井板161,162の表面
が面一に保たれるようにしていた。
したがつて、この従来の天井板止め付け金具1
5の場合には、先に天井板取付部位に固定された
天井板の止め付け金具15の、前記天井板の側辺
部挿入用溝142に、後から他の天井板162の側
辺部を挿入嵌合させる作業が、非常に困難であつ
た。
何故なら、この天井板の側辺部挿入用溝142
は、その溝巾が、これから挿入しようとする天井
板162の側辺部の巾にほぼ等しいので、該天井
板162を水平に保つておかなければ、該天井板
162の側辺部をそこに挿入できないばかりでな
く、該天井板162が長尺の場合には、板面の垂
れ下がりによる湾曲も生じるので、特にその挿入
が困難であつたのである。
この考案の目的は、上記のような困難性をなく
しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記の困難性を解消するために、
天井板の止め付け金具を次のように構成した。即
ち、実施例に対応する第1〜4図を用いて説明す
ると、この考案は、水平上片1と水平下片2の間
が縦片3で接続されていて、長さ方向に直交する
縦断面の形状が、倒立エ字状を呈しており、且
つ、上記縦片3の両側に形成された、水平上片1
と水平下片2間の一対の溝の部分でもつて、一対
の天井板の側辺部挿入用溝41,42が構成されて
いる、剛性材料製の天井板の止め付け金具5にお
いて、前記水平上片1の下面に前記縦片3に接続
された部分を境とする段差を設け、前記一対の天
井板の側辺部挿入用溝41,42の溝巾W1,W2
に差(W2>W1)をつける、という技術的手段を
講じている。
〔作用〕 この考案にしたがつた天井板の止め付け金具5
にあつては、上記各天井板の側辺部挿入用溝41
2の溝巾W1,W2間に広狭の差(W2>W1)があ
るので、各溝41,42に夫々挿入される一対の天
井板61,62の側辺部の形状が同一で、且つその
厚みS1,S2が同一であつても、溝巾W1が狭い一
方の溝41には、一方の天井板61の側辺部6b
密に挿入嵌合させると、この側辺部6bの所定の
位置に、この考案の天井板の止め付け金具5を固
定して止め付けることが容易であり、溝巾W2
広い他の溝42には、他方の天井板62の側辺部6
を、隙間を保つて挿入嵌合させることができる
ので、この天井板62の側辺部6bを、既に天井板
の取付け部位に止め付けられた天井板の止め付け
金具5の溝42に挿入嵌合させることが、非常に
容易である。
何故なら、第3図に示してあるように、天井板
2を若干傾斜させた状態においても、この天井
板62の側辺部6bを天井板の止め付け金具5の水
平上片1の下面に押しつけた状態で、該側辺部6
を溝42内に挿入すると、この天井板62の側辺
部6bを楽に該天井板の側辺部挿入用溝42に嵌合
させることができるからである。
また、この考案の天井板の止め付け金具5は、
水平上片1の下面に、縦片3に接続された部分を
境とする段差をつけることで、前記一対の天井板
の側辺部挿入用溝41,42の溝巾W1,W2間に広
狭の差(W2>W1)をつけてあるので、一方の天
井板61の他方の側辺部(図示せず)を野縁又は
捨張りボード8等に止めつけた状態においては、
上記溝42に嵌合された天井板62の側辺部6bが、
この天井板の止め付け金具5の縦片3の両側位に
おいて面一の、水平下片2に係合支持されること
になるので、両天井板61,62は、この天井板の
止め付け金具5による止め付け部位において、面
一に保たれる。
〔実施例〕
一実施例を第1〜3図について説明すると、こ
の実施例は、この考案に係る天井板の止め付け金
具5をアルミの型抜材で作つた場合に関し、この
天井板の止め付け金具5は、水平上片1と水平下
片2及び縦片3を一体に型抜き成形されて、その
長さ方向に直交する縦断面の形状を第1図に示し
てあるような倒立エ字状に形成されており、縦片
3で仕切られた水平上片1と水平下片2間の部分
でもつて、一対の、天井板の側辺部挿入用溝41
2が形成されているのであるが、この実施例の
天井板の止め付け金具5は、水平上片1の下面に
段差をつけて、第1図上の左側の溝41の溝巾W1
を、この天井板の止め付け金具5によつて天井に
止め付けようとする天井板6の側辺部を密に嵌合
せしめうる溝巾に設定し、第1図上右側の溝42
の溝巾W2を、この天井板の止め付け金具5によ
つて天井に止め付けようとする天井板6の側辺部
を緩く嵌合せしめうる溝巾(W2>W1)に設定し
てある。なお、ここに実施例として図示してある
天井板61,62は、石膏ボード製の天井板で、そ
の側辺部には、その背面に断面形状がL形の桟6
を貼着することで、前記天井板の止め付け金具
5の水平下片2の側縁部を挿入しうる溝7を夫々
形成してあるので、この実施例の天井板の止め付
け金具5にあつては、上記水平下片2が、その側
面に凹溝7を夫々有するこの天井板61,62の各
凹溝7,7に挿入される係止部を構成しており、
前記各天井板の側辺部挿入用溝41,42が、
夫々、各天井板61,62の上記凹溝7よりも背面
側の側辺部6bを嵌合させるための凹溝を構成し
ている。なお、図いおいて9,10は、水平上片
1の適所にあけてある釘穴である。
この実施例の天井板の止め付け金具5は、上記
のような構成であるから、この天井板の止め付け
金具5,5…の各溝巾が狭いW1側の天井板の側
辺部挿入用溝41,42…を、各天井板61,62
の各一側辺に夫々嵌合させた上で、それを接着材
又は前記釘穴9に通したビス20等を介して該側
辺部に固着した上、天井の取付け施工を行うと、
天井板61,62…にこの考案の天井板の止め付け
金具5が固着されている側は、これを、前記釘穴
10に通した釘21でもつて、予め捨張りされて
いる石膏ボード8の表面(下面)に張りつけるこ
とができる(第2,3図)。このようにして、天
井板61と共に天井張付け部位に止め付けられた
天井板の止め付け金具5の他方の天井板の側辺部
挿入用溝42に、次の他の天井板62の、天井板の
止め付け金具5が固着されていない側の側辺部6
を挿入嵌合すると、この溝42を構成している水
平下片2の部分によつて、該天井板62のこの側
の側辺部6bを係止せしめ、両天井板61,62
表面(下面)をこの金具5によつて面一に保持さ
せることができる(第2図)。そしてその挿入操
作は、天井板62を若干傾斜させた状態において
も可能である(第3図)。
なお、上記実施例においては、この考案に係る
天井板の止め付け金具5をアルミの型抜材で作つ
たが、たの実施例においては、この考案の天井板
の止め付け金具5を、鋼板の成形品で作つて、例
えば第4図に示してあるような断面形状に形成し
てもよい。
また、この考案に係る天井板の止め付け金具5
の長さは、天井板61,62の側辺部の全長に亘る
長さのものであつても、複数個の天井板の止め付
け金具を天井板61,62の側辺部の適所に配し、
各天井板の止め付け金具間にそれぞれ適宜の間隔
を与えて使用すればよいようにした、短い長さの
ものであつても、その何れでもよい。
〔考案の効果〕
この考案に係る天井板の止め付け金具には、水
平上片の下面に、縦片に接続された部分を境とす
る段差を設けてあり、該段差によつて、一対の天
井板の側辺部挿入用溝の溝巾間に広狭の差(W2
>W1)をつけてあるので、同一規格の天井板で
も、各天井板の一側辺部に、この天井板の止め付
け金具の、溝巾が狭い側の天井板の側辺部挿入用
溝の部分を夫々嵌合させて、該天井板の側辺部に
固着した上、これらの天井板の張り付け施工を行
うならば、作用の項において詳述したように、こ
れらの天井板は、各天井板の両側辺部の厚みが同
一規格であつても、後から張り付ける天井板の側
辺部を、先に張り付けられた天井板の側辺部に固
定されている、天井板の止め付け金具の溝巾が広
い側の天井板の側辺部挿入用溝に、楽に挿入し
て、天井取付部位に張ることができる。
特に、天井板を張り付けようとする天井部分
が、既に扁平であるため、後から張りつける天井
板を該天井部分に直張りする際には、後から張り
付けようとする天井板を水平に保つて、該天井部
分に先に固着されている天井板の止め付け金具の
天井板の側辺部挿入用溝に挿入しなければならな
かつた、従来の天井板の止め付け金具に比較する
と、この考案の止め付け金具の場合には、溝巾が
広い側の天井板の側辺部挿入用溝に、後から張り
つけようとする天井板の側辺部を、該天井板を若
干傾けた状態に保持して楽に挿入することができ
るから、該天井板が耐火ボードのような重い天井
板であつても、その施工を極めて容易に行うこと
ができ、その張付作業を非常に能率よく行うこと
ができる。すなわち、この考案の天井板の止め付
け金具によると、耐火ボードの二重張り(直張
り)による耐火性に優れた天井の施工を、非常に
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る天井板の止め付け金具
の一実施例を示した正面図、第2図はその使用例
の一例を示した一部切欠斜視図、第3図はその施
工時の一状態を示した縦断正面図、第4図はこの
考案の他の実施例を示した平井板の止め付け金具
の正面図、第5図は従来の天井板の止め付け金具
の使用状態を示した正面図である。 1……水平上片、2……水平下片、3……縦
片、41,42……天井板の側辺部挿入用溝、5…
…天井板の止め付け金具、W1,W2……溝巾。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 水平上片1と水平下片2の間が縦片3で接続
    されていて、長さ方向に直交する縦断面の形状
    が、倒立エ字状を呈しており、且つ、上記縦片
    3の両側に形成された、水平上片1と水平下片
    2間の一対の溝の部分でもつて、一対の天井板
    の側辺部挿入用溝41,42が構成されている、
    剛性材料製の天井板の止め付け金具5であつ
    て、前記水平上片1の下面に、前記縦片3に接
    続された部分を境とする段差を設けてあり、前
    記一対の溝41,42の溝巾W1,W2に広狭の差
    (W2>W1)をつけてあること、を特徴とする
    天井板の止め付け金具。 2 前記水平下片2が、側面に凹溝7を有する天
    井板6の、該凹溝7部分に挿入される係止部を
    構成し、前記各天井板の側辺部挿入用溝41
    2が、夫々、上記天井板6の上記凹溝7より
    も背面側の側辺部6bを嵌合させるための凹溝
    を構成している、実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載の天井板の止め付け金具。
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