JPS5843250Y2 - 木製側板を有する音響機器の箱体 - Google Patents

木製側板を有する音響機器の箱体

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Publication number
JPS5843250Y2
JPS5843250Y2 JP12317379U JP12317379U JPS5843250Y2 JP S5843250 Y2 JPS5843250 Y2 JP S5843250Y2 JP 12317379 U JP12317379 U JP 12317379U JP 12317379 U JP12317379 U JP 12317379U JP S5843250 Y2 JPS5843250 Y2 JP S5843250Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side plate
plate
locking protrusion
metal
front panel
Prior art date
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Expired
Application number
JP12317379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5640694U (ja
Inventor
賢治 小浜
Original Assignee
日本マランツ株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP12317379U priority Critical patent/JPS5843250Y2/ja
Publication of JPS5640694U publication Critical patent/JPS5640694U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、木製側板を有する音響機器の箱体に関するも
のである。
例えば、プリメインアンプ、チューナ等の音響機器の箱
体として、第1図に示す如く、金属製シャーシ1と、金
属製化粧用前面パネル2と、金属製天板3と、木製側板
4とからなるものがあるが、その組立ては、例えば各木
製側板4を予め天板3における各側面板3aの外面に接
着剤にて一体的に接着しておき、天板3の各側面3aを
シャーシ1の下部における各側面板1aに当てがって、
各側板4の外面から天板3の各側面板3aを介してシャ
ーシ1の各側面板1aにねじ5を螺合し固定していた。
なお、シャーシ1の前面には予め金属製化粧用前面パネ
ル2がねし止めされているものとする。
前述の如く、天板3と共に各側板4がシャーシ1にねし
止めされるのであるが、この場合、前面パネル2の寸法
と天板3の寸法とにバラツキがあると、前面パネル2の
各側端面と、各側板4の前端面内側における切欠き縦溝
4aとの間に間隙か生じてしまい、外観を著しく損ない
、商品価値が低下する。
前記前面パネル2と天板3との寸法のバラツキは、前面
パネル2および天板3の成形上進は難く、この種箱体組
立ての隘路になっていた。
本考案は、かくの如き従来の隘路を解決するようにした
ものであって、その実施例を第2図、第3図に基づき以
下に説明する。
第2図、第3図に示す如く、各木製側板4の内面上部に
、側板4の幅全長にわたる横溝4bを設け、この横溝4
b内に挿入される係止突片6aを上端に有し、側板4の
内面に衝合される係止突片6bを下端に有し、板面に座
付きねじ挿通孔6Cおよび雌ねじ孔6dを有するコ字形
状の固定金具6を、各側板4の内面に、横溝4b内に固
定金具6における上端の係止突片6aを挿入し、かつ固
定金具6における下端の係止突片6bを側板4の内面に
衝合して座付きねじ7にて仮止めしておく。
この場合、固定金具6における上端の係止突片6aの先
端と横溝4bの内壁面との間には所要の間隙が存してい
る。
また前記固定金具6の取付は位置は、各側板4の内面上
部における前方−個所だけで充分足りるが、後方にも取
付けてもよい。
そして各側板4を、前面に金属製化粧用前面パネル2を
ねし止めしである金属製シャーシ1の下部における各側
面板1aにそれぞれねじ5により固定すると共に、各側
板4における前端面内側の切欠き縦溝4a内に前面パネ
ル2の各側端部を嵌合する(第4図参照)。
次いで各側板4の横溝4b内に、金属製天板3の両側に
おける下向き直角折曲片3aを側板4の後部から前記固
定金具6における上端の係止突片6aの先端と横溝4b
の内壁面との間隙中に嵌挿する(第3図、第4図参照)
なお、天板3の両側における下向き直角折曲片3aの高
さは、前記各側板4における横溝4bの高さよりも若干
低く目にしておくと共に、両側の下向き直角折曲片3a
の外面の幅は、シャーシ1に取付けた各側板4の横溝4
bにおける内壁面間の幅よりも若干短か目にしておく。
また前記固定金具6における上端の係止突片6aの先端
縁を、天板3の両側における下向き直角折曲片3aが前
記横溝4b内にスムーズに嵌挿できるよう、第2図に示
す如く円弧にしておくが゛よい。
しかして、各側板4に穿っであるねじ挿通孔4Cから前
記固定金具6における雌ねじ孔6dにねじ8を螺合する
ことにより、固定金具6が側板4の内面側へそれぞれ引
き寄せられ、それによって各横溝4b内における天板3
の各下向き直角折曲片3aに対し、各固定金具6の上端
の係止突片6aが強力に衝合されるので、各側板4相互
が内方へ引き寄せられることになり、従って各側板4に
おける前端面内側の切欠き縦溝4aと前面パネル2の各
側端面とを完全に密着させることができると共に、側板
4間に天板3を確固に取付けることができる。
以上述べた如く、本考案によれば、シャーシ1の前面に
取付けである化粧用前面パネル2の各側端部に、各側板
4の前端内側における切欠き縦溝4aを嵌合すると共に
、各側板4をシャーシ1の下部における各側面板1aに
それぞれねし止めし、そのねじ止めされた各側板4の横
溝4b間にわたって天板3の両側における各下向き直角
折曲片3aを所要の嵌挿間隙を存して嵌挿できるので、
両側の下向き直角折曲片3aの外面間の幅に若干のバラ
ツキがあっても、天板3を、各側板4の横溝4b間に余
裕をもって嵌挿することができると共に、各側板4の内
面に仮止めしである固定金具6を、各側板4の外面から
螺合したねじ8によってそれぞれ側板4の内面側へ引き
寄せて、固定金具6における上端の係止突片6aを下向
き直角折曲片3aに対して強力に衝合させるので、各側
板4相互が内方へ引き寄せられることになり、従って各
側板4における前端面内側の切欠き縦溝4aと前面パネ
ル2の各側端面とを完全に密着させることができ、かつ
側板4間に天板3を確固に取付けることができる。
また従来の如く天板の両側面板と各側板とを接着剤によ
って接着する必要がないので、接着に要する煩雑な手間
および乾燥時間等が省け、生産性の向上に寄与できると
共に、天板における足の長い両側面板が不用となるので
、材料コストの低減にも寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は音響機器の箱体の従来例を示す分解斜視図、第
2図は本考案における木製側板とコ字形状の固定金具の
分解斜視図、第3図は木製側板と金属製天板との取付は
状態を示す要部の縦断面図、第4図は組立てた音響機器
の箱体の斜視図である。 1・・・・・・金属製シャーシ、1a・・・・・・側面
板、2・・・・・・金属製化粧用前面パネル、3・・・
・・・金属製天板、3a・・・・・・下向き直角折曲片
、4・・・・・・木製側板、4a・・・・・・前端面内
側の縦溝、4b・・・・・・内面上方の横溝、6・・・
・・・コ字形状の固定金具、6a・・・・・・上端の係
止突片、6b・・・・・・下端の係止突片、6C・・・
・・・座付きねヒ挿通孔、6d・・・・・・雌ねじ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製シャーシ1と、金属製化粧用前面パネル2と、金
    属製天板3と、木製側板4とからなる音響機器の箱体に
    おいて、前端面内側に切欠き縦溝4aを有する木製の各
    側板4の内面上部に、側板4の幅全長にわたる横溝4b
    を設け、前記横溝4b内に挿入される係止突片6aを上
    端に有し、側板4の内面に衝合される係止突片6bを下
    端に有し、板面に座付きねじ挿通孔6Cおよび雌ねじ孔
    6dを有するコ字形状の固定金具6を、各側板4の内面
    に、横溝4b内に固定金具6における上端の係止突片6
    aを挿入し、かつ固定金具6における下端の係止突片6
    bを側板4の内面に衝合して座付きねじ7にて仮止めし
    、前面に金属製化粧用前面パネル2を取付けた金属製シ
    ャーシ1の下部における各側面板1aにそれぞれ前記側
    板4をねし止めすると共に、各側板4における前端面内
    側の切欠き縦溝4a内に前面パネル2の各側端部を嵌合
    し、各側板4の横溝4b内に、金属製天板3の両側にお
    ける下向き直角折曲片3aを側板4の後部から前記固定
    金具6における上端の係止突片6aに係合させて嵌挿し
    、かつ各側板4の外面から固定金具6の板面における雌
    ねじ孔6dにねじ8を螺合して、各固定金具6における
    上端の係止突片6aを、前記横溝4b内における天板3
    の両側の下向き直角折曲片3aに強力に衝合し、側板4
    間に天板3を一体的に固定するようにした木製側板を有
    する音響機器の箱体。
JP12317379U 1979-09-06 1979-09-06 木製側板を有する音響機器の箱体 Expired JPS5843250Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5640694U JPS5640694U (ja) 1981-04-15
JPS5843250Y2 true JPS5843250Y2 (ja) 1983-09-30

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