JPS6329822Y2 - - Google Patents

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JPS6329822Y2
JPS6329822Y2 JP14653083U JP14653083U JPS6329822Y2 JP S6329822 Y2 JPS6329822 Y2 JP S6329822Y2 JP 14653083 U JP14653083 U JP 14653083U JP 14653083 U JP14653083 U JP 14653083U JP S6329822 Y2 JPS6329822 Y2 JP S6329822Y2
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locking
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substrate
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JP14653083U
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JPS6053988U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内枠体と、戸当り部材が取り付けら
れる外枠体とを組み合わせ、結合することによ
り、建築物の開口部を簡易、迅速かつ精度よく形
成することを可能とした建築物の開口部枠装置に
係り、以下本考案がドア開口部の開口部枠装置と
して応用されたばあいを例にとり、その一実施例
を図面に基づいて説明する。
第1〜2図において本考案の建築物の開口部枠
装置(以下装置という)1は、内枠体2と外枠体
3と該外枠体3に嵌着される戸当り部材5とを具
える。
該内枠体2は、例えばアルミニウム等の軽金属
を押出成形して製作され、平行に対設される壁パ
ネルP1,P2の前端部分6,7の内側を支持す
る一対のパネル支持片9,9の中間部を継ぎ片1
0により連結するとともに、両パネル支持片9,
9の内面かつその先端から稍控えた部位に外係止
突片11,11を対向して突設し、又両パネル支
持片9,9の内面かつ継ぎ片10の後側には、該
継ぎ片10に近接させて内係止突片12,12を
対向して突設し、該内係止突片12,12と継ぎ
片10との間に内係止溝13,13を形成すると
ともに、外係止突片11,11と後述する外枠体
の基板23との間で外係止溝15,15を形成す
る。なお該内係止突片12,12は、継ぎ片10
の前側に設けてもよい。
外枠体3は、前後に比較的小さい間隔を隔てて
平行して配されその内端部17a,19aが段差
片16により連結された前板17と後板19とを
有しかつ前記内枠体2の前端開口部20および前
記壁パネルP1,P2の前端面22,22を覆う
とともに外方に稍突出する基板23の後面に、該
段差片16の両側に位置させて、前記パネル支持
片9,9の外面と当接しかつ壁パネルP1,P2
の内面と当接する一対の当接片25,25が突設
され、該基板23の両側には、断面L字状に折曲
がりかつその先端部26a,26aが壁パネルP
1,P2の外面と当接する当接部26,26が連
設されている。又前記前板17は、その内端部1
7a外方に延設されかつその先端部には前係止片
27が後板19に向けて折曲形成される一方、後
板19には該前係止片27と対向するごとく後係
止片29が突設されて、入口部が幅狭である係止
条溝30が設けられている。
なお本実施例においては、外枠体3の強度を向
上するため、後板19の内端部19aと前板17
から突出する当接片25とは、前板17と平行す
る補強片31により連結している。又第1図中3
2は、例えば上下方向に配される外枠体と横方向
に配される外枠体あるいは横枠体(図示せず)と
を結合する際に用いられるビス止め用の溝であ
る。
戸当り部材5は、例えば全体が軟質合成樹脂等
の軟質材からなり、略平坦な戸当り面33Sを有
する戸当り部33の背部に、前記係止条溝30と
略合致した形状を有る係止突条35を一体に連設
してなる。
然して、本考案の装置1を応用してドア開口部
枠を構成するには、まず、床面に墨出しされた基
準線に合わせて内枠体2を立設する。該内枠体2
の立設に際しては、第3図に示すごとき、固定片
36に、立上り片である係止部37,39を立設
した断面F字状をなす固定金具40を用いて、内
枠体2の下端部又はその上端部を床あるいは天井
に固定するのであるが、その際に、前記内係止溝
13,13、外係止溝15,15が利用される。
即ち両パネル支持片9,9間に、固定金具40
を、その固定片36を床面あるいは天井面に釘止
めして配着し、かつその係止部37,39を前記
内係止溝13,13、外係止溝15,15に夫々
嵌入することによつて内枠体2の下端部を床面
に、又その上端部を天井面に安定して固定しう
る。その後、外枠体3の両当接片25,25の内
面と内枠体2のパネル支持片9,9の外面とが当
接するごとく、外枠体3と内枠体2とを嵌合し、
かつ当接片25,25とパネル支持片9,9とを
その後端部位においてビス止めすることによつ
て、外枠体3と内枠体2とを一体化する。然る
後、当接片25,25と当接部26,26との間
に形成される嵌込溝41,41に壁パネルP1,
P2の前端部分6,7を挿入することにより、第
4図に示すごとき、ドア開口部42の開口部枠4
3を構成することができる。なお戸当り部材5
は、外枠体3の取付けに先立ち、該外枠体3に予
め嵌着しておくのがよい。
なお第2図中45は、壁パネル上に必要に応じ
て貼着されたクロス等の壁装材であり、又第2
図、第4図中46はドアである。
上述したごとく本考案の装置は、工場において
製作しうる内枠体と外枠体とを組合わせ、結合す
る結果、精度のよいしかも品質の安定した建築物
の開口部枠を能率的に形成することが可能とな
る。又外枠体3は当接片25,25を具えている
ため、外枠体3と内枠体2とを嵌合する際に、該
当接片25,25を案内片として作用させること
ができ、両者の嵌合を円滑化する。しかも当接片
25,25と内枠体2のパネル支持片9,9とが
密着し二重構造を形成することから、剛性の大き
い開口部枠を構成しうることとなる。又戸当り部
材は、その戸当り部が軟質材を用いてなることか
ら、緩衝性、室の気密保持性に優れる。さらに該
戸当り部材は、その係止突条35を、外枠体の段
差部に設けられた係止条溝30に係着させること
によつて外枠体に取付け可能としたため、該取付
けを簡易に行なうことができ、しかも安定した戸
当りを形成しうることとなる。
なお本考案の装置において、当接部26は基板
23の両側に、壁パネルの外面と全面に亘り密着
するごとく設けてもよい。さらに当接片25,2
5の幅は、前記したごとく外枠体3と内枠体2と
を嵌合させるに際して、該当接片25,25が案
内片としての機能を果たす程度でありさえすれ
ば、パネル支持片9の幅より小さいものであつて
もよい。なお実施例で示したごとく、当接片25
の幅をパネル支持片9の幅と等しい程度に長くす
るばあいには、外枠体3を内枠体2に、一層安定
させて取付けることができるとともに、前記した
ごとく内枠体2と外枠体3との固定は、そのパネ
ル支持片9と当接片25とをビス止めすることに
よつて行ないうるため、開口部枠の外観美を損な
うこともない。
又本考案の装置は、開口部の縦枠に対してのみ
ならず横枠に対しても採用することができ、その
際、水平方向に配される内枠体と上下方向に配さ
れる内枠体との結合は、前記と同様、内係止溝、
外係止溝と係合する係止部を具える固定金具を用
いて行ないうる。
なお本考案の装置は、実施例で示したドア開口
部を構成するための開口部枠装置としての他、広
く建築物の開口部枠を構成するために採用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図はその断面図、第3図は固定金具をその使
用状態とともに示す斜視図、第4図は本考案の装
置を用いて形成されたドア開口部を示す斜視図で
ある。 2……内枠体、3……外枠体、5……戸当り部
材、6,7……壁パネルの前端部分、9……パネ
ル支持片、10……継ぎ片、11……外係止突
片、12……内係止突片、13……内係止溝、1
5……外係止溝、16……段差片、17……前
板、19……後板、20……前端開口部、21,
22……壁パネルの前端面、23……基板、25
……当接片、26……当接部、27……前係止
片、29……外係止片、30……係止条溝、33
……戸当り部、35……係止突条、37,39…
…係止部、40……固定金具、P1,P2……壁
パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内枠体2と、外枠体3と、該外枠体3に嵌着さ
    れる戸当り部材5とを具え、該内枠体2は、対向
    する壁パネルP1,P2の前端部分6,7の内側
    を支持する一対のパネル支持片9,9の中間部を
    継ぎ片10により連結するとともに、両パネル支
    持片9,9の内面かつその先端から稍控えた部位
    には外係止突片11,11を対設する一方、両パ
    ネル支持片9,9の内面かつ継ぎ片10の一側に
    は該継ぎ片10と間隔を隔てて内係止突片12,
    12を対設し該内係止突片12,12と継ぎ片1
    0との間に内係止溝13,13を形成してなり、
    前記外枠体3は、前後に平行して配されその内端
    部17a,19aが段差片16により連結された
    前板17と後板19とを有しかつ前記内枠体2の
    前端開口部20および前記壁パネルP1,P2の
    前端面21,22を覆う基板23の後面に、該段
    差部16の両側に位置させ、前記パネル支持片
    9,9の外面と当接しかつ壁パネルP1,P2の
    内面と当接する一対の当接片25,25を突設
    し、又該基板23の両側には、壁パネルP1,P
    2の外面と当接する当接部26,26を設ける一
    方、前記前板17をその内端部17a外方に延設
    しかつその先端部に前係止片27を後板19に向
    けて折曲形成するとともに、後板19には該前係
    止片27と対向するごとく後係止片29を突設す
    ることによつて係止条溝30を形成してなり、前
    記内係止溝13,13、および外係止突片11,
    11と基板23との間に形成される外係止溝1
    5,15には、内枠体2の固定に伴なつて用いら
    れる固定金具40の係止部37,39を係合可能
    とし、又前記戸当り部材5は、軟質材からなる戸
    当り部33に前記係止条溝30と係着しうる係止
    突条35を設けたことを特徴とする建築物の開口
    部枠装置。
JP14653083U 1983-09-20 1983-09-20 建築物の開口部枠装置 Granted JPS6053988U (ja)

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JP14653083U JPS6053988U (ja) 1983-09-20 1983-09-20 建築物の開口部枠装置

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JP14653083U JPS6053988U (ja) 1983-09-20 1983-09-20 建築物の開口部枠装置

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Publication Number Publication Date
JPS6053988U JPS6053988U (ja) 1985-04-16
JPS6329822Y2 true JPS6329822Y2 (ja) 1988-08-10

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