JP3204647B2 - 和室用戸枠 - Google Patents

和室用戸枠

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JP3204647B2
JP3204647B2 JP10614499A JP10614499A JP3204647B2 JP 3204647 B2 JP3204647 B2 JP 3204647B2 JP 10614499 A JP10614499 A JP 10614499A JP 10614499 A JP10614499 A JP 10614499A JP 3204647 B2 JP3204647 B2 JP 3204647B2
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成一 菊地
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菊地合板木工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木造建築住宅における
壁構造に埋め込み採用される和室用戸枠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木造建築住宅の壁構造に和室用戸
枠を設ける場合、住宅建築現場で、大工さんが枠材の加
工を行い、和室用戸枠を形成するようになっている。そ
して、この和室用戸枠には、障子や襖などの建具が取り
付けられるが、和室用戸枠が正確に作られていないと建
具を取り付けたときに隙間を生じることになったり、開
閉がスムーズにできなくなったりするため、熟練した技
術が必要となる。また、建具を製作するにあたり、枠の
寸法が現場毎でバラバラのため、現場での採寸が必要で
あり、規格化ができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、壁構造に形
成される和室用戸枠を予め加工したセットを用意し、建
築現場で和室用戸枠を組み立てて壁構造に取り付けるこ
とで、施工が短時間で行え、且つその取り付けも簡単で
ある和室用戸枠を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するために、本発明の和室用戸枠は、上面5の前面12
側に段部9を形成して前面12側の厚みを増した鴨居2
と、該鴨居2の両端に直角に接合され、前面18側に段
部14を形成して前面18側の厚みを増した立枠3と、
該立枠3に鴨居2と平行に接合された敷居4と、から成
る四方形状の枠体からなるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】鴨居2、立枠3、敷居4を用いて
和室サッシ腰窓引違障子戸枠1を組み立てるには、鴨居
2の嵌合凸部6を立枠3の鴨居嵌合凹部15に、敷居4
の嵌合凸部23を敷居嵌合凹部26にそれぞれ嵌合させ
て、鴨居2のネジ孔8と立枠3のネジ孔16、敷居4の
ネジ孔25と立枠3のネジ孔16に長尺ネジ(図示せ
ず)を螺合することにより四方形の和室サッシ腰窓引違
障子戸枠1が形成される。そして、組み立てられた四方
形の和室サッシ腰窓引違障子戸枠1は、鴨居2の段部9
と立枠3の段部19の幅が同寸法に形成されているた
め、組み立てられた戸枠の外側3方向には同じ幅で段部
が形成される。住宅建築現場において、壁構造に和室サ
ッシ腰窓引違障子戸枠1の幅で中間桁33及び中間柱3
4を周設し、和室サッシ腰窓引違障子戸枠1が嵌合でき
る窓32を形成する。そして、窓32以外の部分を内装
部材35及び外装部材36で覆い、前記組み立てた和室
サッシ腰窓引違障子戸枠1を和室側から前記窓32には
めこむと、前記和室サッシ腰窓引違障子戸枠1の段部
9、19が中間桁33及び中間柱34に突き当たり、和
室サッシ腰窓引違障子戸枠1の位置規制がされる。この
状態で、外側からアルミサッシ37をはめ込み、アルミ
サッシ37と和室サッシ腰窓引違障子戸枠1とをネジ
(図示せず)で固定する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。和室用戸枠として、無目枠、開戸枠、引違戸
枠、引違障子戸枠などがあるが、本発明の第一実施例と
して、和室サッシ腰窓引違障子戸枠1について説明す
る。第一実施例の和室サッシ腰窓引違障子戸枠1は、図
1に示すように、鴨居2と、該鴨居2の両端に直角に接
合された立枠3と、該立枠3に鴨居2と平行に接合され
た敷居4と、から成る四方形状の枠体からなる。
【0007】前記鴨居2は、図2に示すように、上面5
を立枠3の厚みだけ延長して両端に嵌合凸部6を有して
おり、該嵌合凸部6の両側方の端面7にはネジ孔8が形
成され、該嵌合凸部6は立枠3の上端に設けた鴨居嵌合
凹部15と嵌合される。さらに、鴨居2は、図3の断面
図に示すように、上面5の前面12側(和室側)に段部
9を形成して前面12側(和室側)の厚みを増してお
り、また前記鴨居2の下面10には、障子(図示せず)
が滑動するための上溝11が2本並列に形成されてい
る。なお、鴨居2の目に見える個所、上面5の段部9、
前面12、下面10、後面13には化粧板14が貼られ
ている。
【0008】前記立枠3は、鴨居2の左右に設けられる
ので左右対称形であり、図4には左側立枠3を横にした
状態で示しているが、使用時には図1の如く縦にして使
用するものである。立枠3の上部には、図5に示すよう
に、鴨居2の嵌合凸部6が嵌合する鴨居嵌合凹部15が
設けられ、鴨居嵌合凹部15の両側の側面にはネジ孔1
6が形成されている。また、立枠3の下部には、図6に
示すように、敷居4の嵌合凸部23が嵌合する敷居嵌合
凹部26が形成され、敷居嵌合凹部26の両側の側面1
7にはネジ孔16が形成されている。さらに、前記立枠
3の前面18側(和室側)には、図7の断面図に示すよ
うに、段部19が形成され、前面18側(和室側)の厚
みを増しており、さらに立枠3の上部に段部19を延長
して突出部分20を設けている。そして、立枠3を戸枠
に組み立てるときには、図1に示すように、段部19が
外側に来るようにして組み立てる。なお、立枠3の目に
見える個所、段部19、前面18、側面17、後面21
には化粧板14が貼られている。
【0009】前記敷居4は、前記鴨居2とは対称的に、
図8に示すように、下面22を立枠3の厚みだけ延長し
て両端に嵌合凸部23を有しており、該嵌合凸部23の
両側方の端面24にはネジ孔25が形成され、該嵌合凸
部23は立枠3の下端に設けた敷居嵌合凹部26と嵌合
される。さらに、敷居4は、図9の断面図に示すよう
に、上面27には、障子(図示せず)が滑動するための
下溝28が2本並列に形成され、該下溝28の底部には
合成樹脂製の滑走部材29が貼り付けられている。な
お、敷居4の目に見える個所、上面27、前面30、後
面31には化粧板11が貼られている。
【0010】そして、これらの鴨居2、立枠3、敷居4
と長尺ネジ(図示せず)8本を1セットにして分解した
状態で運搬し、住宅建築現場で戸枠に組み立てることが
できる。次に、これら鴨居2、立枠3、敷居4を用いて
和室サッシ腰窓引違障子戸枠1を組み立てるには、鴨居
2の嵌合凸部6を立枠3の鴨居嵌合凹部15に、敷居4
の嵌合凸部23を敷居嵌合凹部26にそれぞれ嵌合させ
て、鴨居2のネジ孔8と立枠3のネジ孔16、敷居4の
ネジ孔25と立枠3のネジ孔16に長尺ネジ(図示せ
ず)を螺合することにより四方形の和室サッシ腰窓引違
障子戸枠1が形成される。そして、組み立てられた四方
形の和室サッシ腰窓引違障子戸枠1は、鴨居2の段部9
と立枠3の段部19の幅が同寸法に形成されているた
め、組み立てられた戸枠の外側3方向には同じ幅で段部
が形成される。
【0011】次に、第一実施例の和室サッシ腰窓引違障
子戸枠1の使用法について、図10及び図11の断面図
に基づいて述べると、住宅建築現場において、壁構造に
和室サッシ腰窓引違障子戸枠1の幅で中間桁33及び中
間柱34を周設し、和室サッシ腰窓引違障子戸枠1が嵌
合できる窓32を形成する。そして、窓32以外の部分
を内装部材35及び外装部材36で覆い、前記組み立て
た和室サッシ腰窓引違障子戸枠1を和室側から前記窓3
2にはめこむと、前記和室サッシ腰窓引違障子戸枠1の
段部9、19が中間桁33及び中間柱34に突き当た
り、和室サッシ腰窓引違障子戸枠1の位置規制がされ
る。この状態で、外側からアルミサッシ37をはめ込
み、アルミサッシ37と和室サッシ腰窓引違障子戸枠1
とをネジ(図示せず)で固定する。したがって、和室サ
ッシ腰窓引違障子戸枠1の段部9、19が和室側に突き
出したような形で取付される。なお、長押付の場合は、
立枠3の上部の突出部分20を現場でカットすることに
なる。
【0012】本発明の第二実施例として、和室押入引違
戸枠38は、図12に示すように、鴨居2と敷居4との
間に天敷居(中鴨居)39を設けたもので、その他の構
成は前記和室サッシ腰窓引違戸枠1と同一である。
【0013】本発明の第三実施例として、和室出入口・
押入兼用引違戸枠40は、図13に示すように、立枠3
の間に中立枠41を設けたもので、その他の構成は前記
和室サッシ腰窓引違戸枠1と同一である。なお、図13
の場合は、押入が左側、出入口が右側となり、手前の長
溝42に2枚の襖が、奥の短溝43に1枚の襖がはめこ
まれ、合計3枚の襖が使用される。
【0014】
【効果】このように、本発明の和室用戸枠は、あらかじ
め建具加工が施されて分解した状態で運搬でき、長尺ネ
ジで固定するだけの簡単な作業で戸枠を組み立てること
ができると共に、和室用戸枠の段部により鴨居及び立枠
に簡単に位置決めすることができる。また、本発明の和
室用戸枠は、壁構造に設けられた中間桁や中間柱の空間
に嵌入させるだけで、和室用戸枠を保持することができ
るので、戸枠の枠組施工が短時間で行え、且つその取り
付けも簡単である。なお、本発明の和室用戸枠は、建具
を規格化し、現場での採寸を不用にするため、正確な枠
材が必要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の斜視図である。
【図2】本発明の第一実施例の鴨居の斜視図である。
【図3】本発明の第一実施例の鴨居の断面図である。
【図4】本発明の第一実施例の立枠の斜視図である。
【図5】本発明の第一実施例の立枠の上部部分平面図で
ある。
【図6】本発明の第一実施例の立枠の下部部分平面図で
ある。
【図7】本発明の第一実施例の立枠の断面図である。
【図8】本発明の第一実施例の敷居の斜視図である。
【図9】本発明の第一実施例の敷居の断面図である。
【図10】本発明の第一実施例の和室用戸枠を取り付け
た状態の縦断面図である。
【図11】本発明の第一実施例の和室用戸枠を取り付け
た状態の横断面図である。
【図12】本発明の第二実施例の斜視図である。
【図13】本発明の第三実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 和室サッシ腰窓引違障子戸枠 2 鴨居 3 立枠 4 敷居 5 上面 6 嵌合凸部 7 端面 8 ネジ穴 9 段部 10 下面 11 上溝 12 前面 13 後面 14 化粧板 15 鴨居嵌合凹部 16 ネジ孔 17 側面 18 前面 19 段部 20 突出部分 21 後面 22 下面 23 嵌合凸部 24 端面 25 ネジ孔 26 敷居嵌合凹部 27 上面 28 下溝 29 滑走部材 30 前面 31 後面 32 窓 33 中間桁 34 中間柱 35 内装部材 36 外装部材 37 アルミサッシ 38 和室押入引違戸枠 39 天敷居 40 和室出入口・押入兼用引違戸枠 41 中立枠 42 長溝 43 短溝

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の横幅の鴨居と左右の立枠と敷居と
    によって四方形状の枠体を形成する和室用戸枠におい
    て、 鴨居は長手方向の両端面には立枠との嵌合凸部をそれぞ
    れ設けるとともに、嵌合凸部の両側方の端面にネジ孔を
    設け、前面には鴨居本体の厚みより厚い段部を設けて成
    り、 左右の立枠は上下の両端面には前記鴨居と後記敷居の嵌
    合凸部が嵌合する嵌合凹部を設けるとともに、該嵌合凹
    部の両側の側面に鴨居と後記敷居の前記ネジ孔に当接す
    るネジ孔を設け、前面には鴨居における前記段部と同じ
    厚さの段部を設けて成り、 敷居は長手方向の両端面には立枠下端面の嵌合凹部に嵌
    合する嵌合凸部を設けるとともに、該嵌合凸部の両側方
    の端面に立枠の前記ネジ孔に当接するネジ孔を設けて成
    り、 前記ネジ孔をそれぞれ当接し長尺ネジで組みつけること
    により、前記各段部が戸枠を周囲の壁材へ嵌入時に壁材
    に係止し位置決めすることを特徴とした和室用戸枠。
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