JPH076461Y2 - 連窓の方立装置 - Google Patents

連窓の方立装置

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JPH076461Y2
JPH076461Y2 JP18604987U JP18604987U JPH076461Y2 JP H076461 Y2 JPH076461 Y2 JP H076461Y2 JP 18604987 U JP18604987 U JP 18604987U JP 18604987 U JP18604987 U JP 18604987U JP H076461 Y2 JPH076461 Y2 JP H076461Y2
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vertical
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projections
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JP18604987U
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JPH0190984U (ja
Inventor
貢 本沢
Original Assignee
立山アルミニウム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は連窓構造体のサッシ枠体間に方立を介設した
装置、すなわち連窓の方立装置に関するものである。
(従来の技術) 連窓の方立装置として、例えば実開昭58−55181号公報
に見られるものがある。具体的には、一対の縦枠間の室
外側に方立を嵌設し室内側に蓋部材を配し、前記方立の
嵌設固定は、両縦枠間に突出形成したフランジ片を挾み
付ける如くキャップ材を方立に螺着した構成とされてい
る。
(考案が解決しようとする課題) したがって上述の方立装置では、方立を室外側において
螺着すると共に室内側においても蓋材を螺着せねばなら
ないという煩しさがあり、また、螺着された方立も、そ
の取着面が面一になり難く、縦枠の室外表面に突出した
り、或いは凹陥したりして体裁が悪くなるという問題が
ある。
本考案は上記実情下において、方立の取付け作業が簡易
であり、且つ、その取着形態も体裁のよい連窓の方立装
置を提供する目的でなされたものである。
(課題を解決するための手段) すなわち本考案に係る連窓の方立装置は、実施例で用い
た符号を付して記すと、一対の縦枠1,2間の室外側に方
立3を嵌設し、同室内側に前記方立3を固着するための
止めピース4を嵌設してなる方立装置であって、前記両
縦枠1,2の横断面中央部に、方立3の嵌設深さを規制す
るための仕切突片11,21を相対峙状に形成すると共に同
仕切突片11,21の近傍に室内側へ突出する止めピース位
置規制用の突片14,24を形成し且つ前記両縦枠1,2の横断
面室内側端部に止めピース4の嵌設深さを規制する係止
用突片13,23を相対峙状に形成し、更に前記方立3は、
室外側片31aの左右先端部が前記両縦枠1,2の室外側端部
に当接して、嵌設された同方立3が両縦枠1,2と面一な
外表面12,22,31を形成する形状とされ、他方、前記止め
ピース4は、室外側端部に前記突片14,24と係合する凹
条42,42が形成されると共に、室内側端部には、前記係
止用突片13,23に室内側から係合する係合片41,41が張出
し状に形成され、前記方立3は、室外側に気密材6を装
着して、同気密材6の室内側における方立3と前記縦枠
間に空隙部を形成し、前記方立3が仕切突片11,21に支
えられると共に止めピース4が係止用突片13,23に支え
られて両者が螺子固定されている連窓の方立装置であ
る。
(作用) したがって、本考案装置は、両縦枠1,2を所定間隔にセ
ットし、室内側空間に止めピース4を嵌入すると共に室
外側空間に方立3を嵌入し、止めピース4と方立3とを
螺子止めして用いるのであり、ここで、螺子の螺進によ
って上記止めピース4が室外側へと引っ張られるが、同
止めピース4の係合片41が縦枠1,2の係止用突片13,23に
係合して室外側へと移行せず、この結果、方立3が室内
側へと引き寄せられて方立3と両縦枠1,2が室外側にお
いて面一な面を形成した状態に固着される。上記固着に
おいて、縦枠1,2の仕切突片11,21、突片14,24、係止用
突片13,23は、それぞれが止めピース4との間で相互の
位置決め機能を奏する。
(実施例) 以下、本考案を図面に基づいて説明する。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は横断図面、第
2図は本考案をサッシに実施した縦断面図、第3図は同
上の縦断面図、第4図は要部を拡大し且つ分解して示す
断面図である。
図において1,2は連窓のサッシ枠を形成する縦枠であ
り、本考案に係る方立装置は、大略、両縦枠1,2を接近
させて、空間部を形成し、該空間部を室外側空間Aと室
内側空間Bに二分し、室外側空間Aに方立3を、そして
室内側空間Bに止めピース4を嵌設してなるものであ
る。
具体的には、上記縦枠1,2の横断面中央部には、方立3
の嵌設深さを規制するための仕切突片11,21が相対峙状
に形成されている。すなわち方立3を仕切突片11,21に
到るまで嵌合した場合に、方立3の外表面31と縦枠1,2
の外表面12,22とが一致して面一となるように構成され
ている。
また、上記縦枠1,2の横断面室内側端部には止めピース
4の嵌設深さを規制する係止用突片13,23が相対峙状に
形成され、この係止用突片13,23の形成に対応して、止
めピース4の室内側端部には、上記係止用突片13,23に
係合する係合片41,41が張り出し状に形成されている。
14,24は上記仕切突片11,21の室内側に突設した位置規制
用突片であって、該位置規制用突片14,24の形成に対応
して止めピース4の室外側端部には、上記位置規制用突
片14,24に係合する凹条42,42が形成されている。
前記方立3は、室外側片31aの左右先端部が前記両縦枠
1,2の室外側端部に当接して、嵌設された同方立3が両
縦枠1,2と面一な外表面12,22,31を形成する形状とされ
ている。
32は方立3の室内側端部中央に形成された螺子穴で、3
は止めピース43に形成された螺子挿通孔であり、5は上
記螺子穴32及び螺子挿通孔43に挿入使用される螺子を示
す。
従って本考案装置は、両縦枠1,2を接近させ、止めピー
ス4の凹条42,42に位置規制用突片14,24を係合させて両
縦枠1,2の位置決めを行い、室外側空間Aに方立3を配
置し、更に適宜気密材6を室外側空間Aに介設し、この
状態下に螺子5を螺子挿通孔43及び螺子穴32に挿入し、
両縦枠1,2、方立3及び止めピース4を一体的に固定す
る。このとき、気密材6の室内側における方立3と前記
縦枠間に空隙部が形成される。そして室内側に露出して
いる止めピース4の係合片41に、適宜弾性材からなるキ
ャップ7を嵌着し室内側の外観体裁を整える。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、組立作業が1回
の螺子止めで済み、方立3と縦枠1,2とが必ず面一な面
を形成していて外観体裁がよい。
とりわけ本考案の場合は、仕切突片11,21の近傍に室内
側へ突出する止めピース位置規制用の突片14,24を形成
しているので、この突片14,24が止めピース4の位置を
規制することによって同時に両縦枠1,2の間隔規制がな
され、その結果、方立3と両縦枠1,2との面一な外表面1
2,22,31の実現が確実になされる。そしてこの面一な外
表面12,22,31は所謂メタルタッチとよばれる金属同士の
接合であり、方立3・両縦枠1,2間の気密材6が隠蔽さ
れて外部からは見えないので、良好な外観を呈する。更
にこの気密材6によって方立3・両縦枠1,2間の雨仕舞
が図られ、しかも気密材6の室内側における方立3と前
記縦枠間に空隙部が形成されているので、気密材周りに
毛細管現象により侵入する雨水が、この空隙部の存在に
よりここで遮断され、室内側への侵入が阻止される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は横断面図、第
2図は本考案をサッシに実施した縦断面図、第3図は同
上の縦断面図、第4図は要部を拡大し且つ分解して示す
断面図である。 1,2…縦枠、11,12…仕切突片 12,22…外表面 13,23…係止用突片 3…方立、31…外表面 4…止めピース、41…係合片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の縦枠1,2間の室外側に方立3を嵌設
    し、同室内側に前記方立3を固着するための止めピース
    4を嵌設してなる方立装置であって、前記両縦枠1,2の
    横断面中央部に、方立3の嵌設深さを規制するための仕
    切突片11,21を相対峙状に形成すると共に同仕切突片11,
    21の近傍に室内側へ突出する止めピース位置規制用の突
    片14,24を形成し且つ前記両縦枠1,2の横断面室内側端部
    に止めピース4の嵌設深さを規制する係止用突片13,23
    を相対峙状に形成し、更に前記方立3は、室外側片31a
    の左右先端部が前記両縦枠1,2の室外側端部に当接し
    て、嵌設された同方立3が両縦枠1,2と面一な外表面12,
    22,31を形成する形状とされ、他方、前記止めピース4
    は、室外側端部に前記突片14,24と係合する凹条42,42が
    形成されると共に、室内側端部には、前記係止用突片1
    3,23に室内側から係合する係合片41,41が張出し状に形
    成され、前記方立3は、室外側に気密材6を装着して、
    同気密材6の室内側における方立3と前記縦枠間に空隙
    部を形成し、前記方立3が仕切突片11,21に支えられる
    と共に止めピース4が係止用突片13,23に支えられて両
    者が螺子固定されていることを特徴とする連窓の方立装
    置。
JP18604987U 1987-12-08 1987-12-08 連窓の方立装置 Expired - Lifetime JPH076461Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0190984U JPH0190984U (ja) 1989-06-15
JPH076461Y2 true JPH076461Y2 (ja) 1995-02-15

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