JPH0116865Y2 - - Google Patents

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JPH0116865Y2
JPH0116865Y2 JP1983128376U JP12837683U JPH0116865Y2 JP H0116865 Y2 JPH0116865 Y2 JP H0116865Y2 JP 1983128376 U JP1983128376 U JP 1983128376U JP 12837683 U JP12837683 U JP 12837683U JP H0116865 Y2 JPH0116865 Y2 JP H0116865Y2
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screw
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、室内建具の建付調整装置に関する。
〔従来の技術〕
室内建具の建付調整装置としては実開昭57−
147979号公報に示すものが知られている。
つまり、左右竪框間に下框を連結具によつて連
結すると共に、下框の下面に上下動自在に嵌合さ
れる調節棧に摺動片を取付け、この摺動片の一部
を竪框の下部に上下動自在に嵌合すると共に、前
記連結具に螺合した調整ねじによつて調節桟とと
もに摺動片を竪框に沿つて上下に移動して建付調
整するように構成してある。
〔考案が解決しようとする課題〕 かかる室内建具の建付調整装置であると、調節
棧とともに摺動片が竪框に沿つて上下動するか
ら、建付調整後に竪框と摺動片との間に〓間が生
じて見栄えが悪くなつてしまう。
そこで、本考案は建付調整後に竪框と摺動片と
の間に〓間が生じることなく建付調整できるよう
にした室内建具の建付調整装置を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
下框を竪框に上下摺動自在に連結すると共に、
下框の下向凹溝内に上下動自在に嵌合した調節下
棧に摺動片を連結し、この摺動片を竪框の下部に
嵌合して固着すると共に、調節ビスを摺動片より
下框に固着したアタツチメントの縦方向のビスホ
ールに螺合した室内建具の建付調整装置であり、
これによつて調節ビスを回転することで下框を上
下動させて建付調整できる。
〔実施例〕
第1図は室内建具の概略正面図であり、室内建
具Aは左右竪框1,1と上框2と下框3とを方形
状に枠組みし、その枠内にパネル部材4、例えば
縦・横格子51,52に紙6を貼つたパネル部材を
装着してある。
そして、室内建具Aは鴨居7の溝部8と敷居9
の溝部10とに摺動自在に建て込まれている。
第2図は第1図の横断面図であり、竪框1は室
内・外側壁1a,1bと外側壁1cと中間壁1d
とにより中空部1′と内向凹溝1″とを有する断面
形状の長尺材となり、室内・外側壁1a,1bの
内面には突条1e,1eが一体形成してある。
第3図は第1図の縦断面図であり、上框2は室
内・外側壁2a,2bと連結壁2cとによつて上
向凹溝2′と下向凹溝2″とを形成する断面略H型
の長尺材となり、上向凹溝2′には調節上桟11
が上下動自在に嵌め込まれている。
該調節上桟11は、室内・外側壁11a,11
bと連結壁11cと立上り壁11dとにより断面
略H型となり、上向凹溝11′と下向凹溝11″と
を形成している。
下框3は室内・外側壁3a,3bと上壁3cと
中間壁3dとにより中空部3′と下向凹溝3″とを
形成する断面形状の長尺材となり、下向凹溝3″
内に調節下桟12が上下動自在に嵌め込まれ、該
調節下桟12は室内・室外側壁12a,12bと
連結壁12cとによつて断面略H型の長尺材とな
り、室外側壁12bには突条13が、連結壁12
cには鉤片14が相対向して一体形成されて下向
凹部15を構成している。
第4図は左右竪框1,1と下框3との連結部の
縦断面図、第5図は分解斜視図であり、下框3の
両端面にはアタツチメント13がビス14で固着
され、下框3は竪框1の内向凹溝1″内に、その
アタツチメント13が突条1eに嵌合するように
長手方向から嵌め込まれていると共に、竪框1の
下端部と調節下桟12の端部とに亘つて摺動片2
0が取付けてある。
前記摺動片20は、竪框1と調節下桟12とに
亘る巾狭なる本体21と、本体21の一端側上面
に一体形成した巾広なる取付ブロツク22と規制
ブロツク23、本体21の他端側上面に一体形成
した嵌合ブロツク24とを備え、取付ブロツク2
2は竪框1の中空部1′内に嵌合する直方体形状
となり、かつ本体21に形成した孔25に開口す
る縦穴26が形成され、この縦穴26は上端面2
2aに向けて順次小径となるテーパ状で、かつ取
付ブロツク22の内側面22bに開口した略半円
形となつている。
また、取付ブロツク22の内側面22bと規制
ブロツク23の外側面23aとは〓間27を存し
て相対向していると共に、規制ブロツク23の下
部は厚肉となり、その厚肉なる下部両側面23
b,23bには段部28,28が形成され、内側
面23cの上部には左右一対の突片29が一体形
成されていると共に、嵌合ブロツク24の上面2
4aとの間に溝部30をそれぞれ形成している。
嵌合ブロツク24は調節下桟12の下向凹部1
5内に嵌合する大きさの直方体形状となり、その
両側面24b,24bには突条13と鉤片14と
が嵌合する溝31,31がそれぞれ形成され、各
溝31には係止片32が形成してあり、突条1
3、鉤片14に形成した係止部13a,14aと
係合するようにしてある。
前記本体21の下面21aの他端部には切欠凹
部33が形成され、この切欠凹部33は本体21
の一側面21bに開口していると共に、戸首巾調
整片34が嵌め込まれ、長孔35よりビス36を
ビス孔37に螺合して固定してある。
前記本体21の中間部には、その下面21bと
嵌合ブロツク24の上面24aに開口した開口部
38が形成され、嵌合ブロツク24の上面24a
における開口部38の両側位置には一対の取付柱
391,392が立設固定してある。
前記本体21の下面21bと規制ブロツク23
の厚肉部23bの上面とに亘つて大径孔40と小
径孔41とが上下に連続して形成され、大径孔4
0より調節ビス42が小径孔41内に挿入してあ
ると共に、大径孔40の上下中間部に形成した一
対の溝43,43には補強板44が嵌め込み取着
され、この補強板44で調節ビス42が落下しな
いように保持していると共に、補強板44には孔
45が形成され、この孔45より調節ビス42を
回転操作できるようにしてある。
前記アタツチメント13は、下框3の室内・外
側壁3a,3b間と同一幅で、下框3の上壁3c
と中間壁3dとの距離よりも若干長い長さを有す
る所定厚さの板状本体46の一側面46aに一対
のビスホール47,47を幅方向に間隔を存して
形成し、板状本体46には下框3の上下ビスホー
ル3e,3fと対向した上下孔48,49が形成
してあると共に、板状本体46の両端面46b,
46bには凹溝50が上下方向に亘つてそれぞれ
形成してある。
第9図は上框2と竪框1との連結部の断面図、
第10図はその分解斜視図であり、上框2と竪框
1とは上摺動片60を介して連結してある。
つまり、上摺動片60は、本体61に下向突起
62と横向突起63とを一体形成したものであ
り、下向突起62には竪框1の中間壁1dが嵌ま
り込む溝64が形成され、横向突起63は調節上
桟11の上向凹溝11′内に嵌着する形状となり、
その上面63aには係止片65が形成され、調節
上桟11には前記係止片65と係合する係止部1
1eが形成されている。
そして、上摺動片60の下向突起62が竪框1
に嵌め込まれ、溝64に形成した半円形の孔70
と中間壁1dとの間にビス71を螺合して竪框1
に固定されると共に、横向突起63に調節上桟1
1が嵌合されて係止片65と係合部11eとが係
合し、上摺動片60と調節上桟11とが長手方向
に連結固定されると共に、上框2は竪框1の内向
凹溝1″内に突条1eに当接するまで嵌め込まれ
る。
なお、本体61の上面61aには凹部66が形
成され、この凹部66には戸首巾調整片67が嵌
め込まれ、長孔68よりビス69を螺合して固着
してある。
そして、室内建具Aを組立てるには、まずアタ
ツチメント13を下框3の両端面に当接し、上下
孔48,49よりビス14,14を上下ビスホー
ル3e,3fに螺合してアタツチメント13を固
定する。
この状態で下框3を左右竪框1,1間に長手方
向より取付ける。つまり、アタツチメント13の
凹溝50を竪框1の突条1eに嵌め込んで上下動
自在に取付ける。
つぎに、摺動片20の嵌合ブロツク24を調節
下桟12の下向凹部15内に嵌合する。これによ
り突条13、鉤片14の係止部13a,14aが
溝31の係止片32に係合して摺動片20と調節
下桟12とが連結される。
そして、摺動片20の取付ブロツク22を竪框
1の中空部1′に嵌合すると、〓間27に中間壁
1dが嵌まり込み、突条1eが段部28に当接し
て本体21のみが竪框1の端面より外部に突出
し、調節下桟12が下框3の下向凹溝3″内に嵌
まり込む。
この状態で、本体21の孔25より取付ボルト
51を縦穴26に螺合すると、取付ボルト51は
中間壁1dと縦穴26の内壁面にタツプをきりな
がら挿入していき、中間壁1dと取付ブロツク内
側面22bとが離れようとすると同時に取付ブロ
ツク22がくさび作用によつて外側壁1c側に倒
れて外側面22aを外側壁1cに押しつけるの
で、摺動片20は竪框1に強固に固着される。
つぎに、摺動片20の大径孔40より小径孔4
1内に挿入した調節ビス42をアタツチメント1
3のビスホール47に螺合する。
この調節ビス42は補強板44と、大径孔40
と小径孔41との段部40′との間で保持され、
摺動片20に対して上下動できないと共に、回転
できるように取付けてある。
この様であるから、調節ビス42を締付け、弛
め方向に回転するとアタツチメント13を介して
下框3が上下に移動するので、その下框3と接し
ているパネル部材4も左右竪框1,1に沿つて上
下に移動する。
したがつて、左右どちらか一方の調節ビス42
を回転することで下框3を右下り、又は左下りに
傾むいた状態とすれば、パネル部材4も右下り、
又は左下りに傾むいた状態となると共に、パネル
部材4は左右竪框1,1に接しているから、左右
の竪框1,1がパネル部材4により右又は左に押
されて変形し、これにより左右竪框1,1と上、
下框2,3とより成る枠が右下り、又は左下りに
変形するので、建付調整できる。なお、この変形
量は5mm程度で竪框1の長さは1800mm程度であ
り、竪框1の長さに比べて変形量は極く僅かであ
るから竪框1の弾性変形や摺動片20の弾性変形
により前述の枠変形が可能となる。
また、摺動片20は竪框1に対して上下に移動
しないので、摺動片20と竪框1との間に〓間が
生じることがなく、見栄えが良くなる。
また、第6図に示すように、ビス36を弛めて
戸首巾調整片34を切欠凹部33に沿つて移動さ
せれば、溝部10と戸首巾調整片34との〓間を
任意に調節でき、室内建具を溝部10に沿つてス
ムーズに移動できると共に、一対の室内建具の召
し合せ部の〓間を調節できる。
また、摺動片20を下方より螺合する取付ネジ
51で竪框1に強固に取付けでき、摺動片20を
竪框1の側方よりビス止めしなくとも良いから、
竪框1の外側壁1cに締付用ビスが挿通する縦溝
状の切欠部等を形成しなくとも良いので、その切
欠部を被覆するカバーを竪框に取付ける必要がな
く、見栄えが良くなると共に、コストが安くな
る。
なお、摺動片20における一対の取付柱391
392は戸車を取付けるためのものであり、戸車
の車輪は開口部38より下方に突出するようにし
てある。
また、第9図に示す上摺動片60の孔70に螺
合したビス71を弛めて上摺動片60を竪框1に
沿つて摺動可能とし、この状態で前述と同様に第
4図に示す左右の摺動片20,20の調節ビス4
2,42を弛め又は締込みして下框3を上下動す
れば、パネル部材4が上下に移動して上框2が上
摺動片60とともに竪框1に沿つて上下に移動す
るので高さ調整できる。
なお、アタツチメント13は第14図に示すよ
うに、板状体80の両側縁を鉤形に折曲して両側
フランジ81,81を形成し、下端縁には鉤片8
2を一体形成し、この鉤片82の横片82aにビ
スホール83を形成すると共に、板状体80に孔
84を形成し、この孔84よりビス85を下框3
のビスホール3e,3fに螺合してアタツチメン
ト13を下框3の端面に固着し、両側フランジ8
1,81と下框3の室内・外側壁3a,3bとの
間に溝86を形成するようにしても良い。
〔考案の効果〕
調節ビス42を締付け、弛め方向に回転すると
アタツチメント13を介して下框3が上下に移動
するので、パネル部材も下框3により上下に移動
する。
したがつて、左右どちらか一方の調節ビス42
を回転することで下框3・パネル部材は右下り、
又は左下りに傾むいた状態となり、これにより左
右竪框1,1と上・下框2,3とより成る枠が右
下り・又は左下りに変形するので、建付調整でき
る。
また、摺動片20は竪框1に対して上下に移動
しないので、建付調整後に摺動片20と竪框1と
の間に〓間が生じることがなく、見栄えが良くな
る。
また、下框3の両端面に縦方向のビスホールを
有するアタツチメント13をそれぞれ固着したの
で、下框3に縦方向のビスホールを形成する必要
がなく下框3は通常の押し出し、又は引き抜き加
工によつて製造できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は室内建
具の概略正面図、第2図及び第3図は第1図の横
断面図及び縦断面図、第4図は竪框と下框との連
結部の縦断面図、第5図は分解斜視図、第6図は
第4図の−線断面図、第7図、第8図は摺動
片の平面図、底面図、第9図、第10図は竪框と
上框との連結部の断面図、分解斜視図、第11
図、第12図は上摺動片の平面図、正面図、第1
3図は第11図の−線断面図、第14図
はアタツチメントの他の実施例を示す斜視図であ
る。 1は竪框、2は上框、3は下框、4はパネル部
材、12は調節下桟、13はアタツチメント、2
0は摺動片、42は調節ビス、47はビスホー
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下向凹溝3″を有する下框3の長手方向両端面
    に縦方向のビスホールを有するアタツチメント1
    3をそれぞれ固着すると共に、該下框3の長手方
    向両端部を左右竪框1,1の内向凹溝1″内に上
    下摺動自在に嵌め込み、前記下框3の下向凹溝
    3″内に嵌合する形状の調節下棧12の長手方向
    両端部に摺動片20をそれぞれ連結すると共に、
    この摺動片20を竪框1の下部に固着して竪框1
    と調節下棧12を連結し、かつ調節下棧12を下
    框3の下向凹溝3″内に嵌合させ、前記摺動片2
    0に設けた調節ビス42を前記下框3に固着した
    アタツチメント13のビスホールに螺合したこと
    を特徴とする室内建具の建付調整装置。
JP12837683U 1983-08-22 1983-08-22 室内建具の建付調整装置 Granted JPS6037581U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12837683U JPS6037581U (ja) 1983-08-22 1983-08-22 室内建具の建付調整装置

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JP12837683U JPS6037581U (ja) 1983-08-22 1983-08-22 室内建具の建付調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS6037581U JPS6037581U (ja) 1985-03-15
JPH0116865Y2 true JPH0116865Y2 (ja) 1989-05-17

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JPS6113668Y2 (ja) * 1981-03-14 1986-04-26

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