JPS5938871Y2 - 軽金属製の襖における建付け調整装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、アルミニウム等の押出し型材を使用した軽
金属製の襖における連行は調整装置に関するもので、そ
の目的は、簡単に連行は調整ができ、且つ調製後も整畦
と横部材との組合せが安定する構成を得ることにある。

以下、この考案の実施例を図面にもとすいて説明するが
、この明細書で整畦１と組合わさる上框２ａｓ下框２ｂ
、中桟２ｃは横部材２として総称することにする。

まず、整畦１は、断面Ｕ字形のチャンネル型に形成する
と共に、七の両側壁３，３間に中壁４を設け、中壁４な
底部として組立て溝５を有し、組立て溝５の開放両側縁
に襖芯材を弾力的に挾み付ける内側への反転屈曲片６，
６を設け、更に、横部材２のスクリューポケット１に対
応して戸当り壁８に連結ビス９の抜は孔１０を設け、中
壁３には通し孔１１を設け、両反転屈曲片６，６を切欠
いて横部材２の端部な組立て溝５に差し込み、中壁４０
通し孔１１より連結ビス９を横部材２のスクリューポケ
ットＩに螺入しである。

横部材２にはそれぞれ下面に前記スクリューポケット１
付の横壁１２を有するが、下框２ｂについては下部にも
別の横壁１２′を設け、その横壁１２′及び上框２ａと
中桟２ｃの横壁１２０両端部上面にそれぞれ雌ネジ金具
１３を突設し、そのネジ孔１４の向きを横部材２の長手
方向にして固定し、その固定手段として雌ネジ金具１３
に横部材２の両側壁１５．１５間に挾まれる座片１６を
設げ、座片１６を横部材２の横壁１２，１２’にビス１
７で止めである。

そして、雌ネジ金具１３には調整ビス１８を横部材２の
端方向から螺入し、整畦１には戸当り壁８と中壁４に調
整ビス１８を操作するドライバーの差込孔１９．２０を
設け、そのうち中壁４の差込孔２０を調整ビス１８の頭
部２１の径より小さく形成し、調整ビス１８を螺進方向
と逆に回転すると頭部２１が中壁４の差込孔２０の周縁
部を押し付けるようにしである。

この考案は上記の構成であるから、例えば整畦１が部屋
の柱との間に下部で間隔が生じているのを調整する場合
には、主として下框２ｂについて連結ビス９を弛める一
方、調整ビス１８をその螺進方向と逆に回転し、必要が
あれば中桟２Ｃについても同様に連結ビス９と調整ビス
１８を操作する。

このようにすると連結ビス９が一旦弛んでも調整ビス１
８の頭部２１が整畦１の中壁４の差込孔２０周縁部を外
側へ押し、その押し付げによりＭビス９の頭部に整畦１
の中壁４が圧接して連結ビス９が再び締まるので、下竪
２ｂや中桟２ｃの端と整畦１の中壁４との間に間隔Ｐが
生じても、整畦１に刈する下框２ｂ−？中桟２ｃの組合
せは安定した状態を保持する。

また、整畦１が部屋の柱との間に上部に間隔が生じてい
る場合には、王として上框２ａについて削記と同様に操
作する。

以上のように、この考案は、襖の建材は調整が簡単にで
き、建材は調整後にも整畦に対する横部材の連結ないし
組合せを安定した状態に保持でき、構造も簡単である等
の顕著な効果を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案による建材は調整装置を示す襖の一部
縦断面図、第２図は調整装置を示す襖の一部分解斜視図
、第３図は調整後の襖の一部縦断面図である。 １・・・・・・整畦、２・・・・・・横部材、４・・・
・・・整畦の中壁、１・・・・・・スクリューポケット
、８・・・・・・戸当り壁、９・・・・・・連結ビス、
１２．１２’・・・・・・横壁、１３・・・・・・雌ネ
ジ金具、１４・・・・・・ネジ孔、１８・・・・・・調
整ビス、１９．２０・・・・・・ドライバーの差込孔、
２１・・・・・・連結ビスの頭部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 整畦１より横部材２のスクリューポケット７に連結ビス
   ９を螺入した軽金属製の襖において、横部材の横壁１２
   ．１２’の両端部に雌ネジ金具１３を固着し、雌ネジ金
   具に調整ビスを横部材の端方向から螺入し、整畦の戸当
   り壁８と中量４に調整ビスな操作するドライバー差込孔
   １９．２０を設け、そのうち中壁の差込孔２０を調整ビ
   スの頭部２１の径より小さく形成し、その差込孔の周縁
   部を調整ビスの頭部が横部材の長手方向外側へ押し付け
   るように構成した連行は調整装置。