JP2554796Y2 - 引違いサッシの障子固定構造 - Google Patents
引違いサッシの障子固定構造Info
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- JP2554796Y2 JP2554796Y2 JP6369892U JP6369892U JP2554796Y2 JP 2554796 Y2 JP2554796 Y2 JP 2554796Y2 JP 6369892 U JP6369892 U JP 6369892U JP 6369892 U JP6369892 U JP 6369892U JP 2554796 Y2 JP2554796 Y2 JP 2554796Y2
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- sash
- frame
- upper frame
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、引違いサッシの上枠に
障子の上框を固定する構造に関する。
障子の上框を固定する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】引違いサッシとしては、上枠と下枠と左
右縦枠を方形状に枠組みしたサッシ枠に内外障子を面内
方向に走行自在に建込んだ両引きサッシと、外障子をサ
ッシ枠に固定して内障子を面内方向に走行自在に建込ん
だ片引きサッシが知られている。前述の外障子をサッシ
枠に固定する構造としては、実開昭61−206081
号公報に示すように外障子の縦框をサッシ枠の縦枠にビ
ス等で固定するものが知られている。
右縦枠を方形状に枠組みしたサッシ枠に内外障子を面内
方向に走行自在に建込んだ両引きサッシと、外障子をサ
ッシ枠に固定して内障子を面内方向に走行自在に建込ん
だ片引きサッシが知られている。前述の外障子をサッシ
枠に固定する構造としては、実開昭61−206081
号公報に示すように外障子の縦框をサッシ枠の縦枠にビ
ス等で固定するものが知られている。
【0003】また、片引きサッシとしては実公昭63−
40636号公報に示すように、堅中骨を上枠と下枠と
に亘ってビスで連結し、この堅中骨と一方の縦枠と上枠
と下枠とに亘ってガラスを装着して固定障子としたもの
が知られている。
40636号公報に示すように、堅中骨を上枠と下枠と
に亘ってビスで連結し、この堅中骨と一方の縦枠と上枠
と下枠とに亘ってガラスを装着して固定障子としたもの
が知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前者の片引きサッシで
あるとすると、障子の縦框をサッシ枠の縦枠にビス止め
して障子をサッシ枠に固定するので、サッシ枠の面内方
向中間部に障子を固定できない。後者の片引きサッシで
あると、通常の障子をサッシ枠に固定できないし、サッ
シ枠も特殊な形状となって両引きサッシのサッシ枠を利
用できない。
あるとすると、障子の縦框をサッシ枠の縦枠にビス止め
して障子をサッシ枠に固定するので、サッシ枠の面内方
向中間部に障子を固定できない。後者の片引きサッシで
あると、通常の障子をサッシ枠に固定できないし、サッ
シ枠も特殊な形状となって両引きサッシのサッシ枠を利
用できない。
【0005】そこで、本考案は前述の課題を解決できる
ようにした引違いサッシの障子構造を提供することを目
的とする。
ようにした引違いサッシの障子構造を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】サッシ枠1を構造する上
枠2の上レールに取付アタッチメント17を、その上レ
ールを狭持するように取付け、障子の上框16を前記取
付アタッチメント17が嵌合する上向凹部29を有する
形状とし、その上向凹部29を取付アタッチメント17
に嵌合すると共に、上框16よりビス18を取付アタッ
チメント17に螺合して上框16を上枠2に固定して成
る引違いサッシの障子固定構造。
枠2の上レールに取付アタッチメント17を、その上レ
ールを狭持するように取付け、障子の上框16を前記取
付アタッチメント17が嵌合する上向凹部29を有する
形状とし、その上向凹部29を取付アタッチメント17
に嵌合すると共に、上框16よりビス18を取付アタッ
チメント17に螺合して上框16を上枠2に固定して成
る引違いサッシの障子固定構造。
【0007】
【作 用】上框16を上枠2の上レールに固定して障
子をサッシ枠1に固定したから、サッシ枠1の面内方向
中間部に障子を固定できるし、通常の障子を両引きサッ
シのサッシ枠に固定でき、しかも上枠2の上レールに取
付アタッチメント17を狭持して取付け、その取付アタ
ッチメント17に上框16を嵌合してビス18で固着し
たので、その取付アタッチメント17をサッシ枠1の内
部より取付けできるし、上框16を強固に上枠2に固定
できる。
子をサッシ枠1に固定したから、サッシ枠1の面内方向
中間部に障子を固定できるし、通常の障子を両引きサッ
シのサッシ枠に固定でき、しかも上枠2の上レールに取
付アタッチメント17を狭持して取付け、その取付アタ
ッチメント17に上框16を嵌合してビス18で固着し
たので、その取付アタッチメント17をサッシ枠1の内
部より取付けできるし、上框16を強固に上枠2に固定
できる。
【0008】
【実 施 例】図1,図2に示すようにサッシ枠1は上
枠2と下枠3と左右縦枠4,4を方形枠状に枠組みして
成り、このサッシ枠1内に内外障子5,6が装着されて
いる。前記上枠2は横板10に内上レール11と外上レ
ール12を一体的に設けて成り、下枠3は横板13に内
下レール14と外下レール15を一体的に設けて成り、
内障子5は内上レール11と外下レール15に沿って面
内方向に走行自在に装着され、外障子6の上框16が外
上レール15に取付けた取付アタッチメント17にビス
18で固定してある。
枠2と下枠3と左右縦枠4,4を方形枠状に枠組みして
成り、このサッシ枠1内に内外障子5,6が装着されて
いる。前記上枠2は横板10に内上レール11と外上レ
ール12を一体的に設けて成り、下枠3は横板13に内
下レール14と外下レール15を一体的に設けて成り、
内障子5は内上レール11と外下レール15に沿って面
内方向に走行自在に装着され、外障子6の上框16が外
上レール15に取付けた取付アタッチメント17にビス
18で固定してある。
【0009】前記取付アタッチメント17は図3,図4
に示すように、一側片20と他側片21と連結片22で
上向き溝部23を有する上向きコ字状で、かつその一側
片20に係合突片24が他側片21に向けて一体的に設
けてあり、この取付アタッチメント17は合成樹脂によ
って製作してある。前記上枠2の外上レール12には前
記取付アタッチメント17の係合突片24が係合する係
合穴25が形成され、取付アタッチメント17は一側片
20と他側片21との間の上向き溝23を外上レール1
2に押し込んで係合突起24を係合穴25に係合して取
付けられる。このようであるから、取付アタッチメント
17はサッシ枠1の内部より上枠2に取付できる。
に示すように、一側片20と他側片21と連結片22で
上向き溝部23を有する上向きコ字状で、かつその一側
片20に係合突片24が他側片21に向けて一体的に設
けてあり、この取付アタッチメント17は合成樹脂によ
って製作してある。前記上枠2の外上レール12には前
記取付アタッチメント17の係合突片24が係合する係
合穴25が形成され、取付アタッチメント17は一側片
20と他側片21との間の上向き溝23を外上レール1
2に押し込んで係合突起24を係合穴25に係合して取
付けられる。このようであるから、取付アタッチメント
17はサッシ枠1の内部より上枠2に取付できる。
【0010】前記上框16は一側縦片26と他側縦片2
7と横片28で上向凹部29を有する上向きコ字状の本
体30と、その他側縦片27に取付けた押え片31とよ
りなり、前記取付アタッチメント17に上向凹部29を
下から上に向けて嵌合し、ビス18を横片28より取付
アタッチメント17の連結片22に螺合して連結され
る。
7と横片28で上向凹部29を有する上向きコ字状の本
体30と、その他側縦片27に取付けた押え片31とよ
りなり、前記取付アタッチメント17に上向凹部29を
下から上に向けて嵌合し、ビス18を横片28より取付
アタッチメント17の連結片22に螺合して連結され
る。
【0011】図5と図6は取付アタッチメント17の第
2実施例を示し、取付アタッチメント17は取付材40
と押え材41より成り、取付材40は長尺な縦片42の
上下中間に一対の中間横片43を長手方向に間隔を置い
て一体形成し、かつ縦片42の下端部に下部横片44を
長手方向に連続して一体形成し、縦片42の下端寄りに
凹部45を長手方向に連続して形成してある。前記押え
材41は長尺な縦片46と長尺な横片47でL字状とな
り、その縦片46に一対の穴48,48が長手方向に間
隔を置いて前記一対の中間横片43と対向して形成さ
れ、この穴48は中間横片43の先端厚肉部43aが挿
通するほぼ長方形状の一側穴部48aと中間横片43の
基端薄肉部43bが挿通するほぼ長方形状の他側穴部4
8bによって長方形状となっている。前記上枠2の外上
レール12には一対の穴49が長手方向に間隔を置いて
形成され、この穴49は前記中間横片43が挿通する大
きさの長方形状となっている。
2実施例を示し、取付アタッチメント17は取付材40
と押え材41より成り、取付材40は長尺な縦片42の
上下中間に一対の中間横片43を長手方向に間隔を置い
て一体形成し、かつ縦片42の下端部に下部横片44を
長手方向に連続して一体形成し、縦片42の下端寄りに
凹部45を長手方向に連続して形成してある。前記押え
材41は長尺な縦片46と長尺な横片47でL字状とな
り、その縦片46に一対の穴48,48が長手方向に間
隔を置いて前記一対の中間横片43と対向して形成さ
れ、この穴48は中間横片43の先端厚肉部43aが挿
通するほぼ長方形状の一側穴部48aと中間横片43の
基端薄肉部43bが挿通するほぼ長方形状の他側穴部4
8bによって長方形状となっている。前記上枠2の外上
レール12には一対の穴49が長手方向に間隔を置いて
形成され、この穴49は前記中間横片43が挿通する大
きさの長方形状となっている。
【0012】次に取付アタッチメント17を上枠2の外
上レール12に取付ける動作を説明する。取付材40の
一対の中間横片43を外上レール12の一対の穴49に
挿入し、押え材41の一側穴部48aを中間横片43に
挿入して横片47を凹部45に挿入し、押え材41を長
手方向に移動して他側穴部48bを中間横片43の基端
薄肉部48bに嵌合して取付材40と押え材41を外上
レール12に取付ける。このようであるから、取付アタ
ッチメント17をサッシ枠1の内部より上枠2に取付で
きる。この後に上框16の上向凹部30を取付アタッチ
メント17に嵌合して横片28よりビス18を下部横片
44に螺合して上框16を取付アタッチメント17に固
定する。
上レール12に取付ける動作を説明する。取付材40の
一対の中間横片43を外上レール12の一対の穴49に
挿入し、押え材41の一側穴部48aを中間横片43に
挿入して横片47を凹部45に挿入し、押え材41を長
手方向に移動して他側穴部48bを中間横片43の基端
薄肉部48bに嵌合して取付材40と押え材41を外上
レール12に取付ける。このようであるから、取付アタ
ッチメント17をサッシ枠1の内部より上枠2に取付で
きる。この後に上框16の上向凹部30を取付アタッチ
メント17に嵌合して横片28よりビス18を下部横片
44に螺合して上框16を取付アタッチメント17に固
定する。
【0013】
【考案の効果】上框16を上枠2の上レールに固定して
障子をサッシ枠1に固定したから、サッシ枠1の面内方
向中間部に障子を固定できるし、通常の障子を両引きサ
ッシのサッシ枠に固定できる。上枠2の上レールに取付
アタッチメント17を狭持して取付け、その取付アタッ
チメント17に上框16を嵌合してビス18で固着した
ので、その取付アタッチメント17をサッシ枠1の内部
より取付けできるし、上框16を強固に上枠2に固定で
きる。
障子をサッシ枠1に固定したから、サッシ枠1の面内方
向中間部に障子を固定できるし、通常の障子を両引きサ
ッシのサッシ枠に固定できる。上枠2の上レールに取付
アタッチメント17を狭持して取付け、その取付アタッ
チメント17に上框16を嵌合してビス18で固着した
ので、その取付アタッチメント17をサッシ枠1の内部
より取付けできるし、上框16を強固に上枠2に固定で
きる。
【図1】片引きサッシの縦断面図である。
【図2】片引きサッシの横断面図である。
【図3】上框取付部の第1実施例を示す縦断面図であ
る。
る。
【図4】上框取付部の分解斜視図である。
【図5】上框取付部の第2実施例を示す縦断面図であ
る。
る。
【図6】上框取付部の分解斜視図である。
1…サッシ枠、2…上枠、5…内障子、6…外障子、1
1…内上レール、12…外上レール、16…上框、18
…ビス、17…取付アタッチメント、23…上向溝部、
24…係合突起、25…係合穴、29…上向凹部。
1…内上レール、12…外上レール、16…上框、18
…ビス、17…取付アタッチメント、23…上向溝部、
24…係合突起、25…係合穴、29…上向凹部。
Claims (1)
- 【請求項1】 サッシ枠1を構成する上枠2の上レール
に取付アタッチメント17を、その上レールを狭持する
ように取付け、障子の上框16を前記取付アタッチメン
ト17が嵌合する上向凹部29を有する形状とし、その
上向凹部29を取付アタッチメント17に嵌合すると共
に、上框16よりビス18を取付アタッチメント17に
螺合して上框16を上枠2に固定して成る引違いサッシ
の障子固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6369892U JP2554796Y2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 引違いサッシの障子固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6369892U JP2554796Y2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 引違いサッシの障子固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0628172U JPH0628172U (ja) | 1994-04-15 |
JP2554796Y2 true JP2554796Y2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=13236862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6369892U Expired - Fee Related JP2554796Y2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 引違いサッシの障子固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554796Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010053655A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2747888B2 (ja) * | 1994-09-02 | 1998-05-06 | ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社 | システムスライディング窓 |
-
1992
- 1992-09-11 JP JP6369892U patent/JP2554796Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010053655A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0628172U (ja) | 1994-04-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |