JP2747888B2 - システムスライディング窓 - Google Patents

システムスライディング窓

Info

Publication number
JP2747888B2
JP2747888B2 JP6209861A JP20986194A JP2747888B2 JP 2747888 B2 JP2747888 B2 JP 2747888B2 JP 6209861 A JP6209861 A JP 6209861A JP 20986194 A JP20986194 A JP 20986194A JP 2747888 B2 JP2747888 B2 JP 2747888B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sash
frame
sliding window
airtight material
plane direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6209861A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0874478A (ja
Inventor
利昭 広野
康二 宮本
文雄 藤井
宏樹 南保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
Original Assignee
WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK filed Critical WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
Priority to JP6209861A priority Critical patent/JP2747888B2/ja
Publication of JPH0874478A publication Critical patent/JPH0874478A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2747888B2 publication Critical patent/JP2747888B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、引違い窓,内動片引き
窓,外動片引き窓より成るシステムスライディング窓に
関する。
【0002】
【従来の技術】引違い窓としては特公平1−43116
号公報に示すように、サッシ枠に内障子と外障子を装着
し、内障子の上框,下框,戸先框の室外側部をサッシ枠
に装着した内障子用上下横・縦気密材に圧接して気密
し、外障子の上框,下框,戸先框の室内側部をサッシ枠
に装着した外障子用上下横・縦気密材に圧接して気密
し、外障子の召合せ框に装着した召合せ縦気密材を内障
子の召合せ框室外面に圧接して召合せ部を気密するもの
が知られている。
【0003】内動片引違い窓としては実公平1−187
94号公報に示すように、サッシ枠の面外方向室内側に
内障子を面内方向に走行自在に装着し、そのサッシ枠の
面外方向室外側に外障子を固定したものが知られてい
る。
【0004】外動片引き窓としてはサッシ枠の面外方向
室外側に外障子を面内方向に走行自在に装着し、そのサ
ッシ枠の面外方向室内側に内障子を固定したものが知ら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、引違い
窓,内動片引き窓、外動片引き窓は内・外障子の装着構
造及び気密材の装着構造がそれぞれ異なるものであり、
引違い窓の内障子,外障子を用いて内動片引き窓,外動
片引き窓を構成することができない。
【0006】例えば、引違い窓の内障子を内動片引き窓
の内障子に装着できるようにすると、その引違い窓の外
障子を外動片引き窓に装着できないし、引違い窓の外障
子を外動片引き窓の外障子に装着できるようにすると、
その引違い窓の内障子を内動片引き窓に装着できない。
【0007】このようであるから、引違い窓、内動片引
き窓,外動片引き窓より成るシステムスライディング窓
とするには引違い窓用の内障子,外障子と内動片引き窓
用の内障子,外動片引き窓用の外障子を必要とする。そ
こで、本発明は前述の課題を解決できるようにしたシス
テムスライディング窓を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】引違い窓用サッシ枠Aと
内動片引き窓用サッシ枠Bと外動片引き窓用サッシ枠C
と内障子Dと外障子Eと外固定障子Fと内固定障子Gを
備え、前記引違い窓用サッシ枠Aの上枠1Aは内上レー
ル13と外上レール14を有し、下枠2Aは内下レール
24と外下レール25を有して内障子D、外障子Eを面
内方向に走行自在に装着可能とし、前記引違い窓用サッ
シ枠Aの面内方向一側に内障子用上横気密材19と内障
子用下横気密材28と内障子用縦気密材43を装着し、
引違い窓用サッシ枠Aの面内方向他側に外障子用上横気
密材18と外障子用下横気密材29と外障子用縦気密材
33を装着し、前記内動片引き窓用サッシ枠Bの上枠1
B、下枠2Bは、前記引違い窓用サッシ枠Aの内下レー
ル13、内下レール24と同一形状の内上レール13、
内下レール24を有し、この内動片引き窓用サッシ枠B
の面外方向室内側部の形状は前記引違い窓用サッシ枠A
の面外方向室内側部の形状と同一で、前記内障子Dを面
内方向に走行自在に装着できる形状であり、この内動片
引き窓用サッシ枠Bの面外方向室外側部の面内方向他側
部の形状は外固定障子Fを固定できる形状で、前記内動
片引き窓用サッシ枠Bの面外方向一側部に内障子用上横
気密材19、内障子用下横気密材28、内障子用縦気密
材43を前記引違い窓用サッシ枠Aに装着した各内障子
用気密材と面内方向、面外方向に同一位置に装着し、前
記外動片引き窓用サッシ枠Cの上枠1C、下枠2Cは、
前記引違い窓用サッシ枠Aの外下レール14、外下レー
ル25と同一形状の外上レール14、外下レール25を
有し、この外動片引き窓用サッシ枠Cの面外方向室外側
部の形状は前記引違い窓用サッシ枠Aの面外方向室外側
部の形状と同一で、前記外障子Eを面内方向に走行自在
に装着できる形状であり、この外動片引き窓用サッシ枠
Cの面外方向室内側部の形状は前記内固定障子Gを固定
できる形状で、前記外動片引き窓用サッシ枠Cの面内方
向一側部に外障子用上横気密材18、外障子用下横気密
材29、外障子用縦気密材33を前記引違い窓用サッシ
枠Aに装着した各外障子用気密材と面内方向、面外方向
に同一位置に装着したことを特徴とするシステムスライ
ディング窓。
【0009】
【作 用】引違い窓の内障子Dを、外固定障子Fを固
定した内動片引き窓専用の内動片引き窓用サッシ枠Bの
面外方向室内側部に装着できるし、その内障子Dと内動
片引き窓用サッシ枠Bとの間を気密でき、引違い窓の外
障子Eを、内固定障子Gを固定した外動片引き窓専用の
外動片引き窓用サッシ枠Cの面外方向室外側部に装着で
きるし、その外障子Eと外動片引き窓用サッシ枠Cとの
間を気密できる。これにより、引違い窓の内障子D、外
障子Eを内動片引き窓の内障子、外動片引き窓の外障子
に共通して使用できる。したがって、引違い窓、内動片
引き窓,外動片引き窓より成るシステムスライディング
窓を、引違い窓用サッシ枠A、内動片引き窓用サッシ枠
B、外動片引き窓用サッシ枠C、1種類の内障子Dと外
障子E、外固定障子F、内固定障子Gより構成できる。
【0010】
【実 施 例】図1に示すように、引違い窓用サッシ枠
Aと内動片引き窓用サッシ枠Bと外動引き窓用サッシ枠
Cと内障子Dと外障子Eを備え、引違い窓用サッシ枠A
の面外方向室内寄りに内障子D,面外方向室外寄りに外
障子Eをそれぞれ面内方向に走行自在に装着して引き違
い窓を構成する。
【0011】内動片引き窓用サッシ枠Bの面外方向室内
寄りに前記内障子Dを面内方向に走行自在に装着すると
共に、面外方向室外寄りで面内方向一側部に外固定障子
Fを固定して内動片引き窓を構成する。
【0012】外動片引き窓用サッシ枠Cの面外方向室外
寄りに前記外障子Eを面内方向に走行自在に装着すると
共に、面外方向室内寄りで面内方向一側部に内固定障子
Gを固定して外動片引き窓を構成する。
【0013】前記引違い窓用サッシ枠A,内動引き窓用
サッシ枠B,外動片引き窓用サッシ枠Cは上枠1A,1
B,1Cと下枠2A,2B,2Cと左縦枠3A,3B,
3Cと右縦枠4A,4B,4Cにより方形枠状となり、
内障子D,外障子Eは上框5D,5Eと下框6D,6
E,と召合せ框7D,7Eと戸当り框8D,8Eを方形
状に枠組みした框組体にガラスを装着してある。
【0014】次に引違い窓の詳細について説明する。 (引違い窓用サッシ枠Aの上枠1A)図2に示すように
面内方向に向う横板10と室内側縦板11と室外側縦板
12により内面が下向凹条となり、その横板10の室内
寄りには内上レール13が一体的に設けられ、室外寄り
には外上レール14が一体的に設けてあり、その内上レ
ール13には上横凹条溝15と中間横凹条溝16と下横
凹条溝17が室外側に開口して長手方向全長に亘って形
成され、その中間横凹条溝16には外障子用上横気密材
18が装着してあり、下横凹条溝17には内障子用上横
気密材19が装着してある。
【0015】(引違い窓用サッシ枠Aの下枠2A)図2
に示すように、室内側横板20と中間縦板21と室外側
横板22により室内側が高く室外側が低い階段形状とな
った内面を有し、その室内側横板20の室内端部には室
内側立上り板23が一体的に設けられ、室外端部には内
下レール24が一体的に設けられ、室外側横板22には
外下レール25が一体的に設けてあり、前記中間縦板2
1には上横凹条溝26と下横凹条溝27が室外側に開口
して長手方向に亘って形成され、その上横凹条溝26に
は内障子用下横気密材28が装着してあり、下横凹条溝
27には外障子用下横気密材29が装着してある。
【0016】(引違い窓用サッシ枠Aの左縦枠3A)図
3に示すように面外方向に向う縦板30に室外側に開口
した縦凹条溝31と戸当り片32を設けたもので、その
縦凹条溝31には外障子用縦気密材33が装着してあ
る。
【0017】(引違い窓用サッシ枠Aの右縦枠4A)図
3に示すように面外方向に向う縦板40に室外側に開口
した縦凹条溝41を有する戸当り42が一体的に設けら
れ、その縦凹条溝41に内障子用縦気密材43が装着し
てある。
【0018】(内障子Dについて)上框5Dは図2に示
すように室内側縦板50と室外側縦板51と連結横板5
2により上向凹部53と下向凹部54を有し、その上向
凹部53内に内上レール14が突出して室外側縦板51
の上部が内障子用下横気密材19に圧接するようにして
ある。
【0019】下框6Dは図2に示すように室内側縦板6
0と室外側縦板61と連結横板62により上向凹部63
と下向凹部64を有し、戸車65が内下レール24に接
して室外側縦板61の下部が内障子用下横気密材28に
圧接するようにしてある。
【0020】召合せ框7Dは図3に示すように室内側縦
板70と室外側縦板71と連結板72により内向凹部7
3を有し、その室外側縦板70にはコ字状の補強部材7
4が一体的に設けられ、室外側縦板71には煙返し75
が一体的に設けてある。
【0021】戸当り框8Dは図3に示すように室内側縦
板80と室外側縦板81と連結板82により内向凹部8
3と外向凹部84を有し、室外側縦板81の面内方向の
端部が内障子用縦気密材43に圧接するようにしてあ
る。
【0022】(外障子Dについて)なお、内障子Dと同
一部材は符号を同一とする。上框5Eは図2に示すよう
に室内側縦板50と室外側縦板51と連結横板52によ
り上向凹部53と下向凹部54を有し、その上向凹部5
3内に外上レール14が突出していると共に、室内側縦
板50の上部に一体的に設けた内向片55の端部が外障
子用下横気密材18に圧接するようにしてある。
【0023】下框6Eは図2に示すように室内側縦板6
0と室外側縦板61と連結横板62により上向凹部63
と下向凹部64を有し、戸車65が外下レール25に接
し、室内側縦板60の下部に上突出片66と下突出片6
7が室内側に向けて一体形成され、その上突出片66が
外障子用下横気密材29に圧接するようにしてある。
【0024】召合せ框7Eは図3に示すように室内側縦
板70と室外側縦板71と連結板72により内向凹部7
3を有し、室内側縦板70には煙返し75が一体的に設
けてあると共に、第1・第2召合せ縦気密材76,77
が装着され、その第1・第2召合せ縦気密材76,77
が内障子Dの召合せ框7Dの室外側縦板71に圧接する
ようにしてある。
【0025】戸当り框8Eは図3に示すように室内側縦
板80と室外側縦板81と連結板82により内向凹部8
3と外向凹部84を有し、室内側縦板80の面内方向の
端部が外障子用縦気密材33に圧接するようにしてあ
る。
【0026】(気密材の位置関係)図4に示すように、
内障子用上横気密材19と内障子用下横気密材28は内
障子用縦気密材43の上下部とそれぞれ連続し、外障子
用上横気密材18と外障子用下横気密材29は外障子用
縦気密材33の上下部とそれぞれ連続し、内障子用上横
気密材19と外障子用上横気密材18は上召合せ気密材
90で連続し、内障子用下横気密材28と外障子用下横
気密材29は下召合せ気密材91で連続している。前記
第1・第2召合せ気密材76,77の上下部は上・下召
合せ気密材90,91と圧接するようにしてある。
【0027】内障子Dの最大持ち上げ量、つまり内上レ
ール13下部と上框5Dの上向凹部53の底部との間の
上下寸法又は内障子Dと上枠1Aの横板10との間の上
下寸法は下框6Dと下枠2Aとの上下重なり代、つま
り、内下レール24上部と室外側縦板61下部との間の
上下寸法より大きくなり、内障子Dを持ち上げて室内側
に斜めに外すことができるようにしてある。つまり、内
障子Dは内外し式となっている。
【0028】次に内動片引き窓の詳細について説明す
る。 (内動片引き窓用サッシ枠Bの上枠1B)図5に示すよ
うに面内方向に向う横板10と室内側縦板11と室外側
縦板12により内面が下向凹条となり、その横板10の
室内寄りには内上レール13が一体的に設けられ、室外
寄りには外上レール14が一体的に設けてあり、その内
上レール13には上横凹条溝15と中間横凹条溝16と
下横凹条溝17が室外側に開口して長手方向全長に亘っ
て形成され、その上横凹条溝15には外障子用上横気密
材18が横板10に圧着して装着してあり、下横凹条溝
17には内障子用上横気密材19が装着してある。つま
り、この上枠1Bは引違い窓用サッシ枠Aの上枠1Aと
同一断面形状としてある。
【0029】(内動片引き窓用サッシ枠Bの下枠2B)
図5に示すように、室内側横板20と中間縦板21と室
外側横板22により室内側が高く室外側が低い階段形状
となった内面を有し、その室内側横板20の室内端部に
は室内側立上り板23が一体的に設けられ、室外端部に
は内下レール24が一体的に設けられ、室外側横板22
には外下レール25が一体的に設けてあり、前記中間縦
板21には上横凹条溝26と下横凹条溝27が室外側に
開口して長手方向に亘って形成され、その上横凹条溝2
6には内障子用下横気密材28が装着してあり、下横凹
条溝27には外障子用下横気密材29が装着してある。
つまり、この下枠2Bは引違い窓用サッシ枠Bの下枠2
Aと同一断面形状としてある。
【0030】(内動片引き窓用サッシ枠Bの縦枠3Bと
右縦枠4B)図6に示すように面外方向に向う縦板40
に室外側に開口した縦凹条溝41を有する戸当り42が
一体的に設けられて前記引違い窓用サッシ枠Aの右縦枠
4Aと同一断面形状となり、右縦枠3Bの縦凹条溝41
に内障子用縦気密材43が装着してある。
【0031】(気密材の位置関係)図7に示すように、
内障子用上横気密材19と内障子用下横気密材28は内
障子用縦気密材43の上下部とそれぞれ連続し、外障子
用上横気密材18と外障子用下横気密材29は外障子用
縦気密材(外固定障子用縦気密材)33の上下部とそれ
ぞれ連続し、内障子用上横気密材19と外障子用上横気
密材18には上召合せ気密材90で連続し、内障子用下
横気密材28と外障子用下横気密材29は下召合せ気密
材91で連続している。
【0032】つまり、内障子用上横気密材19,内障子
用下横気密材28,内障子用縦気密材43は引違い窓用
サッシ枠Aと内動片引き窓用サッシ枠Bで共通となって
いる。また、上召合せ気密材90と外障子用上横気密材
18が上框1Bの横板10に接し、下召合せ気密材91
が下框2Bの室外側横板22に接している。
【0033】このように、内動片引き窓用サッシ枠Bの
上枠1B,下枠2B,右縦枠4Bが引違い窓用サッシ枠
Aの上枠1A,下枠2A,右縦枠4Aと同一断面形状と
なり、引違い窓用サッシ枠Aと内動片引き窓用サッシ枠
Bの面外方向室内側部が同一形状、特に面外方向室内側
部の面内方向一側部が同一形状であると共に、内障子用
上横気密材19,内障子用上横気密材28,内障子用縦
気密材43が同一、つまり内障子用気密材が同一となっ
ているので、内動片引き窓用サッシ枠Bに装着する内動
子Dを引違い窓用サッシAに装着した内障子Dと共通に
できる。
【0034】外固定障子Fの上框92は、図5に示すよ
うにその室内側上部に上取付板93が室内側に向けて一
体的に設けてあり、その上取付板93が上枠1Bの横板
10にビス止めされて上取付板93が外障子用上横気密
材18と上召合せ気密材90に圧接して外固定障子Fの
上框92と上枠1Bとの間を気密している。
【0035】外固定障子Fの下框94は図5に示すよう
に外下レール25にビス95で固定され、その下框94
の室内側には内向片96が室内側に向けて一体的に設け
てあり、この内向片96が外障子用下横気密材29に圧
接して外固定障子Fの下框94と下枠2Bとの間を気密
している。
【0036】外固定障子Fの戸先框97は図6に示すよ
うにビス98で左縦枠3Bの縦板40の室外寄りに固定
されて室内側面が外障子用縦気密材33に圧接して外固
定障子Fの戸先框97と左縦枠3Bとの間を気密してい
る。
【0037】外固定障子Fの召合せ框99の室内側面に
は図6に示すように第1・第2召合せ縦気密材76,7
7が室内側に向けて装着し、この第1・第2召合せ縦気
密材76,77が上下召合せ気密材90,91に圧接
し、かつ内障子Dを閉じた時に内障子Dの召合せ框7D
の室外側縦板71に圧接するようになって、内障子Dを
閉じた時に召合せ部を気密するようにしてある。
【0038】次に外動片引き窓の詳細について説明す
る。 (外動片引き窓用サッシ枠Cの上枠1C)図8に示すよ
うに面内方向に向う横板10と室内側縦板11と室外側
縦板12により内面が下向凹条となり、その横板10の
室内寄りには内上レール13が一体的に設けられ、室外
寄りには外上レール14が一体的に設けてあり、その内
上レール13には中間横凹条溝16が室外側に開口して
長手方向全長に亘って形成され、その中間横凹条溝16
には外障子用上横気密材18が装着してあり、この中間
横凹条溝16の面外方向位置及び上下方向位置は引違い
窓用サッシ枠Aの中間横凹条溝16の面外方向位置及び
上下方向位置と同一となって両者の外障子用上横気密材
18の面外方向位置及び上下方向位置が同一となり、外
上レール14の面外方向位置も同一となっている。
【0039】(外動片引き窓用サッシ枠Cの下枠2C)
図8に示すように、室内側横板20と中間縦板21と室
外側横板22により室内側が高く室外側が低い階段形状
となった内面を有し、その室内側横板20の室内端部に
は室内側立上り板23が一体的に設けられ、室外側横板
22には外下レール25が一体的に設けてあり、前記中
間縦板21には横凹条溝100が室外側に開口して長手
方向に亘って形成され、その横凹条溝100には外障子
用下横気密材29が装着してある。
【0040】前記横凹条溝100の面外方向位置及び上
下方向位置は前記引違い窓用サッシ枠Aの下枠2Aにお
ける下横凹条溝27と同一となって、両方の外障子用下
横気密材29は面外方向位置及び上下方向位置が同一と
なり、外下レール25の面外方向位置も同一となってい
る。
【0041】(外動片引き窓用サッシ枠Cの左縦枠3
C)図9に示すように面外方向に向う縦板30に室外側
に開口した縦凹条溝31と戸当り片32を設けたもの
で、その縦凹条溝31には外障子用縦気密材33が装着
してある。つまり、この左縦枠3Cは引違い窓用サッシ
枠Aの左縦枠3Aと同一断面形状となっている。
【0042】(外動引き窓用サッシ枠Cの右縦枠4C)
図9に示すように面外方向に向う縦板40に室内側に一
対の係合片44が一体的に形成してある。
【0043】(気密材の位置関係)図10に示すよう
に、外障子用上横気密材18と外障子用下横気密材29
は外障子用縦気密材33の上下部とそれぞれ連続し、外
障子用上横気密材18には上召合せ気密材90に接し、
外障子用下横気密材29は下召合せ気密材91に接して
いる。前記外障子Eの召合せ框7Eに装着した第1・第
2召合せ気密材76,77の上下部は外障子Eを閉じた
時に上・下召合せ気密材90,91と圧接するようにし
てある。
【0044】このように、外動片引き窓用サッシ枠Cの
面外方向室外部、特に面外方向室外部における面内方向
他側部の形状は引違いは窓用サッシ枠Aのそれと同一と
なっているし、外動片引き窓用サッシ枠Cの外障子用気
密材が引違い窓用サッシAの外障子用気密材と同一とな
っているから、外動片引き窓用サッシ枠Cに装着する外
障子Eを引違い窓用サッシ枠Aに装着する外障子Eと共
通にできる。
【0045】
【発明の効果】引違い窓の内障子Dを、外固定障子Fを
固定した内動片引き窓専用の内動片引き窓用サッシ枠B
の面外方向室内側部に装着できるし、その内障子Dと内
動片引き窓用サッシ枠Bとの間を気密でき、引違い窓の
外障子Eを、内固定障子Gを固定した外動片引き窓専用
の外動片引き窓用サッシ枠Cの面外方向室外側部に装着
できるし、その外障子Eと外動片引き窓用サッシ枠Cと
の間を気密できる。これにより、引違い窓の内障子D、
外障子Eを内動片引き窓の内障子、外動片引き窓の外障
子に共通して使用できる。したがって、引違い窓、内動
片引き窓、外動片引き窓より成るシステムスライディン
グ窓を、引違い窓用サッシ枠A、内動片引き窓用サッシ
枠B、外動片引き窓用サッシ枠C、1種類の内障子Dと
外障子E、外固定障子F、内固定障子Gより構成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】システムスライディングサッシの概略説明図で
ある。
【図2】引違い窓の縦断面図である。
【図3】引違い窓の横断面図である。
【図4】気密材の位置関係説明図である。
【図5】内動片引き窓の縦断面図である。
【図6】内動片引き窓の横断面図である。
【図7】気密材の位置関係説明図である。
【図8】外動片引き窓の縦断面図である。
【図9】外動片引き窓の横断面図である。
【図10】気密材の位置関係説明図である。
【符号の説明】
A…引違い窓用サッシ枠、B…内動片引き窓用サッシ
枠、C…外動片引き窓用サッシ枠、D…内障子、E…外
障子、18…外障子用上横気密材、19…内障子用上横
気密材、28…内障子用下横気密材、29…外障子用下
横気密材、33…外障子用縦気密材、43…内障子用縦
気密材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引違い窓用サッシ枠Aと内動片引き窓用
    サッシ枠Bと外動片引き窓用サッシ枠Cと内障子Dと外
    障子Eと外固定障子Fと内固定障子Gを備え、前記引違い窓用サッシ枠Aの上枠1Aは内上レール13
    と外上レール14を有し、下枠2Aは内下レール24と
    外下レール25を有して内障子D、外障子Eを面内方向
    に走行自在に装着可能とし、 前記引違い窓用サッシ枠A
    の面内方向一側に内障子用上横気密材19と内障子用下
    横気密材28と内障子用縦気密材43を装着し、引違い
    窓用サッシ枠Aの面内方向他側に外障子用上横気密材1
    8と外障子用下横気密材29と外障子用縦気密材33を
    装着し、前記内動片引き窓用サッシ枠Bの上枠1B、下枠2B
    は、前記引違い窓用サッシ枠Aの内下レール13、内下
    レール24と同一形状の内上レール13、内下レール2
    4を有し、この 内動片引き窓用サッシ枠Bの面外方向室
    内側部の形状前記引違い窓用サッシ枠Aの面外方向室
    内側部の形状と同一で、前記内障子Dを面内方向に走行
    自在に装着できる形状であり、この内動片引き窓用サッ
    シ枠Bの面外方向室外側部の面内方向他側部の形状は外
    固定障子Fを固定できる形状で、前記内動片引き窓用サ
    ッシ枠Bの面外方向一側部に内障子用上横気密材19、
    内障子用下横気密材28、内障子用縦気密材43を前記
    引違い窓用サッシ枠Aに装着した各内障子用気密材と
    内方向、面外方向に同一位置に装着し、前記外動片引き窓用サッシ枠Cの上枠1C、下枠2C
    は、前記引違い窓用サッシ枠Aの外下レール14、外下
    レール25と同一形状の外上レール14、外下レール2
    5を有し、この 外動片引き窓用サッシ枠Cの面外方向室
    外側部の形状前記引違い窓用サッシ枠Aの面外方向室
    外側部の形状と同一で、前記外障子Eを面内方向に走行
    自在に装着できる形状であり、この外動片引き窓用サッ
    シ枠Cの面外方向室内側部の形状は前記内固定障子Gを
    固定できる形状で、前記外動片引き窓用サッシ枠Cの面
    内方向一側部に外障子用上横気密材18、外障子用下横
    気密材29、外障子用縦気密材33を前記引違い窓用サ
    ッシ枠Aに装着した各外障子用気密材と面内方向、面外
    方向に同一位置に装着したことを特徴とするシステムス
    ライディング窓。
JP6209861A 1994-09-02 1994-09-02 システムスライディング窓 Expired - Fee Related JP2747888B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6209861A JP2747888B2 (ja) 1994-09-02 1994-09-02 システムスライディング窓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6209861A JP2747888B2 (ja) 1994-09-02 1994-09-02 システムスライディング窓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0874478A JPH0874478A (ja) 1996-03-19
JP2747888B2 true JP2747888B2 (ja) 1998-05-06

Family

ID=16579846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6209861A Expired - Fee Related JP2747888B2 (ja) 1994-09-02 1994-09-02 システムスライディング窓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2747888B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05321540A (ja) * 1992-05-18 1993-12-07 Y K K Architect Prod Kk 内外し防音サッシ
JP2554796Y2 (ja) * 1992-09-11 1997-11-17 ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社 引違いサッシの障子固定構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0874478A (ja) 1996-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6019913Y2 (ja) 開きドアの気密構造
JP2747888B2 (ja) システムスライディング窓
JP3143736B2 (ja) 引き違い窓
JP2001159277A (ja) 障子の縦横框の連結構造
JP3177910B2 (ja) 合成樹脂製の窓枠
JP4637806B2 (ja) 出入口サッシ
JP2581864Y2 (ja) 内動片引き窓の外障子固定構造
JP2691968B2 (ja) 内動片引き窓の召合せ部気密構造
JPS5938618Y2 (ja) 窓障子の引寄せ装置
JPH0715993Y2 (ja) 連窓用固定障子
JP2022045071A (ja) 建具
JP2732208B2 (ja) サッシ窓の召し合せ部気密構造
JPS6244053Y2 (ja)
JP2836011B2 (ja) 内動片引き窓の気密構造
JPH07119367A (ja) 内動片引き窓の召合せ部気密構造
JPH0335837Y2 (ja)
JPH07127339A (ja) 外動片引き窓の内召し合せ框連結構造
JP2591639Y2 (ja) 建具枠の補強構造
JPS5838142Y2 (ja) 金属製窓
JPS5922240Y2 (ja) 金属製サツシの結露防止装置
JPH027173Y2 (ja)
JPS634782Y2 (ja)
JPH0113196Y2 (ja)
JPH07635Y2 (ja) 引違い窓
JPH0738626Y2 (ja) 召合せ框の戸首部補強構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees