JPH0328145Y2 - - Google Patents

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JPH0328145Y2
JPH0328145Y2 JP1984088105U JP8810584U JPH0328145Y2 JP H0328145 Y2 JPH0328145 Y2 JP H0328145Y2 JP 1984088105 U JP1984088105 U JP 1984088105U JP 8810584 U JP8810584 U JP 8810584U JP H0328145 Y2 JPH0328145 Y2 JP H0328145Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、室内建具の竪框と横框とを連結する
装置に関するものである。
従来技術 竪框よりビスを横框のビスホールに螺合して連
結する装置。
竪框に補助材を設け、この補助材と横框とを連
結する装置。
金具部品を横框に取付け、この金具部品を竪框
に圧入して連結する装置。
横框に組手加工を施こして竪框に嵌合組合せて
連結する装置。
しかし、第1の装置であると竪框にビス挿入孔
を形成し、このビス挿入孔をキヤツプ等で閉塞す
る必要があるので、加工が面倒であると共に、外
観が悪くなる。
第2の装置であると、組立が複雑面倒となると
共に、コストが高くなる。
第3の装置であると竪框が変形し易く、組立て
た室内建具が不良品となることがある。
第4の装置であると、復元性が乏しいので一度
組立てた室内建具を分解することが困難である。
考案の目的 竪框にビス挿入孔を形成したり、竪框に補助材
を設けたりせずに簡単に連結できると共に、竪框
を変形することがなく、しかも復元性に優れて簡
単に分解できるようにすることを目的とする。
考案の構成 竪框1の室内側壁1aと室外側壁1b間の距離
と同一幅の縦板41と、前記横框の室内側壁3a
と室外側壁1b間の距離と同一幅の嵌合ブロツク
42を一体として連結ブロツク40とし、 この連結ブロツク40の嵌合ブロツク42を横
框の室内・外側壁3a,3b間に嵌合し、縦板4
1の孔43よりビス44を横框のビスホール45
に螺合して連結ブロ40を横框に取付け、 前記竪框1の相対向した突条1e,1e間に取
付片49を配設し、前記連結ブロツク40の孔4
7に挿入したビス48を取付片49のビス孔52
に螺合して縦板41を前記竪框1の相対向した突
条1e,1eの一側面に押しつけ、取付片49を
前記突条1e,1eの他側面に押しつけると共
に、切欠部53を前記ビス44の頭部に嵌めんで
竪框と横框を連結したもの。
実施例 第1図は室内建具の概略正面図であり、室内建
具Aは左右竪框1,1と横框となる上框2、下框
3を方形状に枠組みし、その枠内にパネル部材
4、例えば縦・横格子51,52に紙6を貼つたパ
ネル部材を装着してある。
そして、室内建具Aは鴨居7の溝部8と敷居9
の溝部10とに摺動自在に建て込まれている。
第2図は第1図の横断面図であり、竪框1は室
内・外側壁1a,1bと外側壁1cと中間壁1d
とにより中空部1′と内向凹溝1″とを有する断面
形状の長尺材となり、中間壁1dは、室内・外側
壁1a,1bの内面に一体形成した突条1e,1
eとコ字状壁1fとにより略C字状となつてい
る。
第3図は第1図の縦断面図であり、上框2は室
内・外側壁2a,2bと連結壁2cと上壁2dと
によつて中空部2′下向凹溝2″を形成し、上壁2
dは階段状に折曲している。
下框3は室内・外側壁3a,3bと上壁3cと
中間壁3dとにより中空部3′と下向凹溝3″とを
形成する断面形状の長尺材となり、下向凹溝3″
内に調節下桟12が上下動自在に嵌め込まれ、該
調節下桟12は室内・外側壁12a,12bと連
結壁12cとによつて断面略H形の長尺材とな
り、室内側壁12aには突条13が、室外側壁1
2bには突条14が相対向して一体形成されて下
向凹部15を構成している。
第4図は竪框1と下框3との連結部の縦断面
図、第5図は底面図、第6図は分解斜視図であ
り、調節下桟12の長手方向端部には摺動片20
が取着され、下框3の長手方向端部には連結ブロ
ツク40が取着してある。
前記摺動片20は、調節下桟12に取着される
嵌合ブロツク21と竪框1に取着される取付ブロ
ツク22と規制ブロツク23とを備え、嵌合ブロ
ツク21は前記下向凹部15と略同一断面形状の
直方体となり、その両側面には調節下桟12の突
条13,14が嵌合する凹溝24,24が形成し
てあると共に、上面には凹部25が長手方向に亘
つて形成してあり、長手方向両端側には小孔26
と孔27とが上下面に貫通して形成してある。
前記規制ブロツク23は竪框1の室内・外側壁
1a,1bと一対の突条1e,1eで囲まれた空
間と略同一形状となり、前記孔27と同心状の略
半円形の切欠溝28が上下に亘つて形成され、か
つ切欠溝28の下部と連続した略半円形の溝部2
9が前記凹部25に開口して形成してある。
前記取付ブロツク22は竪框1の中空部1′内
に密嵌する横断面略コ字状となり、前記規制ブロ
ツク23との間に縦スリツト30を形成し、この
縦スリツト30に竪框1のコ字状壁1fが密嵌す
るようにしてある。
31は建付調整用のビスであり、その頭部31
aは溝部29と調節下桟12の連結壁12cとで
上方の抜け出しが阻止され、かつ孔27の小径上
部に当接して抜け落ちないようにしてある。
つまり、ビス31は頭部31aを凹部25に沿
つて相対的に切欠溝28に向けて摺動し、頭部3
1aの一部を溝部29に嵌合すると共に、残りの
部分に調節下桟12の連結壁12cを当接するこ
とで取付けでき、従来の様に下方より挿入した
り、押え部材を取付けたりしなくとも良いから、
ビス31の取付けが簡単となる。32は小孔26
に下方より螺合したビスであり、戸首巾調節片3
3を凹部34に取着してある。
前記嵌合ブロツク21の一側面には凹部35が
形成され、この凹部35には下框3と調節下桟1
2の室内側壁3a,12aが嵌合し、嵌合ブロツ
ク21と規制ブロツク23との間には縦スリツト
36が形成され、この縦スリツト36には竪框1
の室外側壁1bの折曲部が嵌合している。
前記連結ブロツク40は縦板41に嵌合ブロツ
ク42を一体的に連結してあり、縦板41は下框
3の室内・外側壁3a,3b間の距離と同一幅と
なり、上部に形成した孔43よりビス44を中間
壁3dのビスホール45に螺合して取着され、嵌
合ブロツク42は室内・外側壁3a,3bの内面
間に密嵌する。
嵌合ブロツク42の一端側には一端面と下端面
とに開口した切欠部46が形成され、この底壁4
6aは斜めとなり、かつ縦板41に開口する上下
方向に傾斜した孔47が形成してあると共に、こ
の孔47に嵌合したビス48を取付片49に螺合
してある。該取付片49は中間片50と両側片5
1,51とを備え、中間片50にはビス孔52が
形成され、両側片51,51には切欠部53がそ
れぞれ形成してあり、ビス孔52にビス48が螺
合し、切欠部53にビス44が臨ませてあると共
に、取付片49は竪框1の一対の突条1e,1e
の外面に締付けられ、縦板41の一端面が前記一
対の突条1e,1eの内面に密着し、竪框1と下
框3とは連結ブロツク40とビス48と取付片4
9とで連結される。
前記連結ブロツク40には下端面に開口するビ
ス孔54が形成され、このビス孔54に前記ビス
31が下方より螺合してある。
この様であるから、竪框1にビス挿入孔を形成
することなく竪框1と下框3とを連結できると共
に、竪框1に補助材を設けることなく簡単に連結
でき、しかもコストが安くなる。
また、一対の突条1e,1eを取付片49と連
結ブロツク40とで挾持しているので、竪框1が
変形することがなく、組立てした室内建具が不良
品となることがない。
また、竪框1、下框3には何ら切欠き加工する
必要がなく、復元性が優れたものとなるから簡単
に分解できる。
第6図において、60は上連結ブロツクであ
り、上框2の中空部2′に密嵌する嵌合ブロツク
61と竪框1の中空部1′に密嵌する取付ブロツ
ク62とを備え、ビス63で上框2に固着されて
上框2と竪框1とを連結している。
以上の実施例では竪框1と下框3とを連結ブロ
ツク40と取付片49とで連結したが、竪框1と
上框2とを連結ブロツク40と取付片49とで連
結しても良い。
つまり、竪框と横框とを連結ブロツクと取付片
とによつて連結すれば良い。
なお、孔27よりドライバーを挿入してビス3
1を正・逆回転すれば摺動片20は連結ブロツク
40に対して上下移動し、調節下桟12が下框3
に対して上下に移動するから建付調整できる。
考案の効果 連結ブロツク40の縦板41を横框のビスホー
ル45に螺合したビス44で横框に取付け、その
縦板41と取付片49とで竪框1の相対向した突
条1e,1eを挾持して連結ブロツク40を竪框
1に取付けて竪框と横框を連結したから、竪框と
横框にビス挿入孔を形成したり、補助材を設けた
りせずに簡単に連結でき、外観を悪くしたり、コ
ストが高くなることがないと共に、竪框が変形す
ることがないから組立てた室内建具が不良品とな
ることもなく、さらには竪框・横框に切欠加工し
なくとも良いから復元性が優れて簡単に分解でき
る。
また、連結ブロツク40の縦板41と嵌合ブロ
ツク42が竪框1の室内・外側壁1a,1b間と
横框の室内・外側壁3a,3b間にそれぞれ嵌合
しているから、竪框1と横框を振れ動くことなし
に強固に連結できる。
また、取付片49の切欠部53がビス44の頭
部に嵌まり込んでいるから、取付片49にビス4
8を螺合、弛めする際に取付片49が回り止めさ
れてビス48の螺合、弛め操作が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は室内建
具の正面図、第2図、第3図は第1図の横断面
図、縦断面図、第4図、第5図は竪框と下框との
連結部の縦断面図、底面図、第6図は分解斜視図
である。 1は竪框、1eは突条、40は連結ブロツク、
44はビス、45はビスホール、48はビス、4
9は取付片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 竪框1と横框を方形状に連結した室内建具にお
    いて、 前記竪框1の室内側壁1aと室外側壁1bとに
    突条1eを相対向してそれぞれ一体形成し、前記
    横框の室内側壁3aと室外側壁3bを連結する中
    間壁3dにビスホール45を長手方向に亘つて形
    成し、 前記竪框1の室内側壁1aと室外側壁1b間の
    距離と同一幅の縦板41と、前記横框の室内側壁
    3aと室外側壁3b間の距離と同一幅の嵌合ブロ
    ツク42を一体として連結ブロツク40とし、前
    記縦板41の上部にビス44が挿通する孔43を
    形成し、前記縦板41と嵌合ブロツク42の上下
    中間に亘つてビス48が挿通する孔47を形成
    し、 前記連結ブロツク40の嵌合ブロツク42を横
    框の室内・外側壁3a,3b間に嵌合し、縦板4
    1の孔43よりビス44を横框のビスホール45
    に螺合して連結ブロツク40を横框に取付け、 前記竪框1の相対向した突条1e,1e間に跨
    る大きで、上下中間にビス孔52を有し、上部に
    切欠部53を有する取付片49を、前記竪框1の
    相対向した突条1e,1e間に配設し、前記連結
    ブロツク40の孔47に挿入したビス48を取付
    片49のビス孔52に螺合して縦板41を前記竪
    框1の相対向した突条1e,1eの一側面に押し
    つけ、取付片49を前記突条1e,1eの他側面
    に押しつけると共に、切欠部53を前記ビス44
    の頭部に嵌め込んだことを特徴とする室内建具の
    竪框と横框の連結装置。
JP8810584U 1984-06-15 1984-06-15 室内建具の竪框と横框との連結装置 Granted JPS615984U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8810584U JPS615984U (ja) 1984-06-15 1984-06-15 室内建具の竪框と横框との連結装置

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JP8810584U JPS615984U (ja) 1984-06-15 1984-06-15 室内建具の竪框と横框との連結装置

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Publication Number Publication Date
JPS615984U JPS615984U (ja) 1986-01-14
JPH0328145Y2 true JPH0328145Y2 (ja) 1991-06-18

Family

ID=30640932

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JP8810584U Granted JPS615984U (ja) 1984-06-15 1984-06-15 室内建具の竪框と横框との連結装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5829734U (ja) * 1981-08-23 1983-02-26 牧田 三吉 タイル保持具

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5829734U (ja) * 1981-08-23 1983-02-26 牧田 三吉 タイル保持具

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JPS615984U (ja) 1986-01-14

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