JP2802576B2 - サッシの下枠アタッチメントと召合せ竪骨の連結構造 - Google Patents

サッシの下枠アタッチメントと召合せ竪骨の連結構造

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JP2802576B2
JP2802576B2 JP29309693A JP29309693A JP2802576B2 JP 2802576 B2 JP2802576 B2 JP 2802576B2 JP 29309693 A JP29309693 A JP 29309693A JP 29309693 A JP29309693 A JP 29309693A JP 2802576 B2 JP2802576 B2 JP 2802576B2
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信太郎 菅間
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内動片引窓などの窓枠
に嵌め殺し部を設けると共に、その窓枠に可動障子を面
内方向に移動自在に装着したサッシにおける下枠アタッ
チメントと召合せ縦骨の連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】窓枠に嵌め殺し部と可動障子を設けたサ
ッシにおける嵌め殺し部としては、例えば図1に示すよ
うに窓枠Aを構成する上枠1に取付けた上枠アタッチメ
ント2と、下枠3に取付けた下枠アタッチメント4と、
縦枠5に取付けた縦枠アタッチメント6と、前記上枠ア
タッチメント2と下枠アタッチメント4に連結した召合
せ竪骨7により嵌め殺し枠8を構成し、その嵌め殺し枠
8にガラス9を装着したものが知られている。
【0003】前述の嵌め殺し枠8を構成する下枠アタッ
チメント4と召合せ竪骨7を連結する構造としては、例
えば実開平4−10693号公報に示すものが知られて
いる。すなわち、下枠アタッチメント4の端面に召合せ
竪骨7を突き当てビスにより連結し、その召合せ竪骨7
を連結金具で下枠3に固定することで嵌め殺し枠8を強
固としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる連結構造である
と、召合せ竪骨7を連結金具で下枠3に連結しているの
で、召合せ竪骨7を下枠3に連結した後に召合せ竪骨7
と下枠アタッチメント4で連結できず、下枠アタッチメ
ント4と召合せ竪骨7を連結した後に召合せ竪骨7を下
枠2に連結しており、その連結作業が面倒となる。
【0005】すなわち、長尺な下枠アタッチメント4と
長尺な召合せ竪骨7を連結したほぼL字状の部材を作業
者が手で持って取付け位置に運搬し、振れ動かないよう
に保持しながら連結金具で召合せ竪骨7を下枠3に連結
するので、その作業が面倒となる。特に面内方向の大き
な嵌め殺し部であると下枠アタッチメント4が長尺なる
から前述の作業がより一層面倒となる。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたサッシの下枠アタッチメントと召合せ竪骨の
連結構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】窓枠Aに嵌め殺し枠8を
取付けると共に、その窓枠Aに可動障子Bを面内方向に
移動自在に装着したサッシにおいて、前記嵌め殺し枠8
を構成する下枠アタッチメント4の長手方向一端面4a
に連結金具60を、その上部が下枠アタッチメント4よ
り上方に突出して取付けると共に、その下枠アタッチメ
ント4を窓枠Aを構成する下枠3に取付け、前記嵌め殺
し枠8を構成する召合せ竪骨7を、前記連結金具60が
嵌合する連結用縦空間部49を有する形状とし、この連
結用縦空間部49を連結金具60に嵌合すると共に、そ
の連結金具60と召合せ竪骨7を固着したサッシの下枠
アタッチメントを召合せ竪骨の連結構造。
【0008】
【作 用】下枠アタッチメント4に取付けた連結金具
60と召合せ竪骨7の連結用縦空間49を嵌合して固着
したので、下枠アタッチメント4と召合せ竪骨7がねじ
れ等が生じることなしに強固に連結され、召合せ竪骨7
を下枠3に連結せずに嵌め殺し枠8を強固できるから、
下枠3に下枠アタッチメント4を取付けた後に召合せ竪
骨7を下枠アタッチメント4に連結できる。
【0009】
【実 施 例】本発明の実施例を図2以降を参照して説
明する。なお、全体の構成は図1と同様であるので符号
を同一として説明する。窓枠Aを構成する上枠1は図2
に示すように、横板10の室内寄りに上レール11が一
体的に形成され、室外寄りに下向凹部12が一体的に形
成してある。
【0010】上枠アタッチメント2は図2に示すよう
に、中空部13に一体に形成した一側縦板14と中空部
13に着脱自在に取付けた他側縦板15によって下向凹
部16を有し、その下向凹部16にガラス9の上縁部が
装着してあり、その中空部13が上枠1の下向凹部12
に嵌合して横板10にビス17で固着してある。
【0011】前記下枠3は図2に示すように、階段形状
に折曲した横板18の室内寄り横部18aに下レール1
9、室内寄り縦部18bに被係止部20が一体的に形成
され、中間横部18cと室外寄り縦部18dとに亘って
L字状の底板21が一体的に設けられて中空部22を構
成している。
【0012】前記下枠アタッチメント4は図2に示すよ
うに、中空部23の上部に室内縦板24と室外縦板25
を一体的に設けて上向凹部26を有し、その中空部23
に室内側に向いた横向板27が一体形成され、この横向
板27の突出端に下横気密材28が装着され、かつ係止
片29が一体的に設けられ、前記中空部23の下部には
取付板30と当て板31が一体的に形成され、前記上向
凹部26にガラス9の下縁部が装着され、その係止片2
9を下枠3の被係止部20に係止すると共に、取付片3
0の切欠部30aを中間横部18cと室外寄り縦部18
dに当接してビス32で固着され、そのビス32は中空
部22内に突出し、下横気密材28が下枠3の室内寄り
縦部18bにおける上部に圧接している。
【0013】このように、下枠アタッチメント4の係止
片29が下枠3の横板18における室内寄り縦部18b
に形成した被係止部20に係止し、取付板30を下枠3
の横板18における室外寄り縦部18dにビス32で固
着したので、下枠3の横板18には不要な突起がなく室
外側より見た時に見栄えが良くなるし、下枠3には中空
部22があるからねじれ等に対する強度が向上する。
【0014】前記縦枠5は図3に示すように面内方向に
向う縦板32と室内横板33と室外横板34より成り、
前記縦枠アタッチメント6は室内板35と室外板36を
連結板37で一体的に連結して内向凹部38を有すると
共に、室外板36に当て板39が一体的に形成され、そ
の当て板39を縦枠5の室外横板34に当接して位置決
めし、連結板37をビス40で縦板32に固着してあ
り、その内向凹部38にガラス9の縦縁部が装着してあ
る。
【0015】前記召合せ竪骨7は図3に示すように、室
内板41と室外板42と一端板43と連結板44により
中空部45と内向凹部46を有し、その中空部45に室
内突片47と室外突片48が一体的に形成され、その室
内突片47と室外突片48と一端板43と室内板41、
室外板42によりほぼC字状の連結用縦空間部49を構
成し、前記室内板41には煙返し50が一体形成されて
いると共に、召合せ気密材51が装着してある。
【0016】次に下枠アタッチメント4と召合せ竪骨7
の連結構造を説明する。図4に示すように、下枠アタッ
チメント4の長手方向一端面4aに連結金具60が取付
ビス61で取付けられ、そのビス61は下枠アタッチメ
ント4の中空部23のビスホール62に螺合している。
前記連結金具60は図4と図5に示すように、幅狭基部
63と幅広先部64により両側面に鈎形面65を有し、
前記召合せ竪骨7の連結用縦空間部49と同一の平面ほ
ぼT字状の長尺材となり、その長手方向下部には取付用
ビス挿通孔66が形成され、上部に連結用ビス孔67が
形成され、その取付用ビス挿通孔66より取付ビス61
を中空部23のビスホール62に螺合して連結金具60
の下部を下枠アタッチメント4の長手方向一端面4aに
取付けてあり、この下枠アタッチメント4の長手方向一
端面4aと連結金具60の鈎形面65によって係合凹部
68を構成し、かつ連結金具60の上部は下枠アタッチ
メント4よりも上方に突出している。
【0017】連結金具60の上部に召合せ竪骨7の連結
用縦空間部49を上から嵌合する。前記下枠アタッチメ
ント4の室外縦板25の端部寄り、召合せ竪骨7の室内
板41、煙返し50、一端板43の室内寄り下部がそれ
ぞれ切欠きされ、下枠アタッチメント4の上向凹部26
と召合せ竪骨7の内向凹部46が連続し、召合せ堅骨7
の連結用空間部49が連結金具60の上部に嵌合し、か
つ室外突片48の室外寄り下部が前記係合凹部68に嵌
合する。これにより、図6と図7に示すように召合せ竪
骨7が下枠アタッチメント4に対してねじれないように
強固に連結され、この後に召合せ竪骨7の一端板43の
透孔68より連結用ビス69を連結金具60の連結用ビ
ス孔67に螺合してした枠アタッチメント4と召合せ竪
骨7を連結する。
【0018】図4と図5に示すように、下枠アタッチメ
ント4の横向板27の長手方向一端寄りに下部風止板7
0が取付けられ、この下部風止板70は合成樹脂材によ
り所定の長さと幅と厚さを有する矩形板状となった本体
71と、この本体71における長手方向及び幅方向一側
寄り部に取付けた複数のヒレ72より成り、そのヒレ7
2は本体71の上面より突出し、かつ本体71における
ヒレ72と長手方向反対側で幅方向一端寄りはヒレ72
よりも幅方向に突出して位置決め突部73となり、その
本体71がビス74で横向板27に取付けてある。
【0019】前記下部風止板70の位置決め突部73は
図4と図5に示すように下枠3の下レール19に形成し
た位置決め用切欠穴75に嵌合して下枠アタッチメント
4を下枠3に対して位置決めできるようにしてある。こ
のように、下枠アタッチメント4を位置決めして下枠3
に取付できるから、嵌め殺し枠8を窓枠Aの面内方向中
間部に取付ける際にその取付け作業が容易となる。
【0020】図2と図3に示すように、窓枠Aにおける
上レール11と下レール19に沿って可動障子Bが面内
方向に移動自在に装着され、これによって内動片引き窓
を構成している。
【0021】次に窓枠Aと嵌め殺し枠8を組立てる作業
を説明する。図8(a)に示すように、上枠アタッチメ
ント2と召合せ竪骨7の上部をビス80で連結し、その
状態で上枠アッチメント2を上枠1にビス17で固着す
る。図8(b)に示すように、連結金具60と下部風止
板70を取付けた下枠アタッチメント4を、その下部風
止板70の位置決め突部73を下枠3の位置決め用切欠
き穴75に嵌合して位置決めし、下枠3にビス31で取
付ける。図8(c)に示すように、召合せ竪骨7を連結
金具60に嵌合して連結用ビス69で固着し、上枠1と
下枠3を連結する。図8(d)に示すように、一方の縦
枠5を上枠1、下枠3の長手方向一端部に連結し、その
縦枠5に縦枠アタッチメント6をビス81で固定して嵌
め殺し枠7を組立て、最後に他方の縦枠を上枠1、下枠
3の長手方向他端部に連結して窓枠Aを組立てる。
【0022】
【発明の効果】下枠アタッチメント4に取付けた連結金
具60と召合せ竪骨7の連結用縦空間49を嵌合して固
着したので、下枠アタッチメント4と召合せ竪骨7がね
じれ等が生じることなしに強固に連結され、召合せ竪骨
7を下枠3に連結せずに嵌め殺し枠8を強固できる。し
たがって、下枠3に下枠アタッチメント4を取付けた後
に召合せ竪骨7を下枠アタッチメント4に連結でき、そ
の作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】窓枠に嵌め殺し部を取付けた状態の概略正面図
である。
【図2】本発明の実施例を示す縦断面図である。
【図3】本発明の実施例を示す横断面図である。
【図4】下枠に下枠アタッチメントを取付けた状態の平
面図である。
【図5】下枠、下枠アタッチメント、召合せ竪骨の分解
斜視図である。
【図6】召合せ竪骨の連結部横断面図である。
【図7】窓枠と嵌め殺し枠の組立作業説明図である。
【図8】下枠アタッチメントと召合せ竪骨の連結状態の
斜視図である。
【符号の説明】
1…上枠、2…上枠アタッチメント、3…下枠、4…下
枠アタッチメント、5…縦枠、6…縦枠アタッチメン
ト、7…召合せ竪骨、8…嵌め殺し枠、60…連結金
具、61…取付用ビス、69…連結用ビス、70…下部
風止板、72…ヒレ、73…位置決め突部、75…位置
決め用切欠き穴。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓枠Aに嵌め殺し枠8を取付けると共
    に、その窓枠Aに可動障子Bを面内方向に移動自在に装
    着したサッシにおいて、 前記嵌め殺し枠8を構成する下枠アタッチメント4の長
    手方向一端面4aに連結金具60を、その上部が下枠ア
    タッチメント4より上方に突出して取付けると共に、そ
    の下枠アタッチメント4を窓枠Aを構成する下枠3に取
    付け、 前記嵌め殺し枠8を構成する召合せ竪骨7を、前記連結
    金具60が嵌合する連結用縦空間部49を有する形状と
    し、この連結用縦空間部49を連結金具60に嵌合する
    と共に、その連結金具60と召合せ竪骨7を固着したこ
    とを特徴とするサッシの下枠アタッチメントと召合せ竪
    骨の連結構造。
JP29309693A 1993-11-24 1993-11-24 サッシの下枠アタッチメントと召合せ竪骨の連結構造 Expired - Lifetime JP2802576B2 (ja)

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JP4790282B2 (ja) * 2005-02-22 2011-10-12 株式会社Lixil 嵌め殺し部の竪骨の支持構造
JP6114969B2 (ja) * 2012-09-13 2017-04-19 株式会社Lixil 開口部装置

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