JP3444341B2 - 門扉戸当りの端面納め構造 - Google Patents

門扉戸当りの端面納め構造

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JP3444341B2 JP10410497A JP10410497A JP3444341B2 JP 3444341 B2 JP3444341 B2 JP 3444341B2 JP 10410497 A JP10410497 A JP 10410497A JP 10410497 A JP10410497 A JP 10410497A JP 3444341 B2 JP3444341 B2 JP 3444341B2
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裕介 武智
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、門扉戸当りの端
面納め構造に関するものである。さらに詳しくは、この
発明は、部品点数を減らしてコスト低減を図ることので
きる、新しい門扉戸当りの端面納め構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】門扉扉体の縦框端面に配設される戸当り
部材には、アルミニウム押出材が一般に用いられてい
る。この戸当り部材に使用されるアルミニウム押出材
は、長尺状に製造され、着色後に個々の戸当り部材に合
わせて切断される。切断後には切断面に材料そのものの
色が出ることから、従来では、全面塗装、端面のみの塗
装、又は天キャップの取付けによって、戸当り部材の端
面を美麗に納める工夫がなされている。
【0003】このうち、天キャップの取付けには、図
及び図に示したような端面納め構造が知られている。
に示した門扉戸当りの端面納め構造では、戸当り部
材(1)の端面(2)に一致する平面形状を有する天キ
ャップ(3)を戸当り部材(1)の端面(2)にかぶ
せ、次いで、天キャップ(3)に形成された表裏方向を
貫通する固定穴(4)から取付けネジ(5)を挿入し、
戸当り部材(1)に設けられたネジ穴(6)にその取付
けネジ(5)をねじ込み、天キャップ(3)を戸当り部
材(1)の端面(2)に取付固定するようにしている。
【0004】図に示した端面納め構造では、戸当り部
材(1)の端面(2)に一致する平面形状を有する天キ
ャップ(3)に下方に延びる取付け片(7)が1枚設け
られ、この取付け片(7)を、天キャップ(3)を戸当
り部材(1)の端面(2)上にのせた時に戸当り部材
(1)の側面上に配置し、取付け片(7)に形成された
左右方向に貫通する固定穴(4)を同じく左右方向に貫
通形成した戸当り部材(1)のネジ穴(6)に重ね合わ
せた後に、取付けネジ(5)を取付け片(7)の固定穴
(4)から挿入してネジ穴(6)にねじ込み、天キャッ
プ(3)を戸当り部材(1)に端面(2)に取付け固定
するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
及び図に代表されるような門扉戸当りの端面納め
構造には、いずれも、部品点数が多く、コスト高となっ
ているという問題がある。すなわち、図に示した端面
納め構造の場合、戸当り部材(1)の端面(2)を美麗
に納めるためには、天キャップ(3)は戸当り部材
(1)の上下に1個ずつ、そして、その各々に対して2
本の取付けネジ(5)を必要とする。また、図に示し
た端面納め構造の場合には、取付け片(7)が1枚のた
め、戸当り部材(1)の上下両端で同じ側の側面上に取
付け片(7)を配置するには天キャップ(3)は2種類
必要となる。
【0006】このように、図及び図に示される従来
の門扉戸当りの端面納め構造は、多くの部品を必要とし
ており、コスト高騰が避けられないのであった。この発
明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、
従来の門扉戸当りの端面納め構造の欠点を解消し、部品
点数を減らしてコスト低減を図ることのできる、新しい
門扉戸当りの端面納め構造を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、天キャップの2枚の取付け片に
それぞれ設けられた突起部を、門扉扉体の縦框端面に配
設された戸当り部材の上下端部に形成された固定穴に嵌
入させ、2枚の取付け片で戸当り部材を左右両側から挟
み込んで天キャップを戸当り部材の上下の端面上に取り
付ける門扉戸当りの端面納め構造であり、天キャップの
2枚の取付け片にそれぞれ設けられた突起部は、いずれ
か一方が凸状係止部で、他方は凹状係止部であり、突起
部を戸当り部材固定穴に嵌入させる時に、凸状係止部を
凹状係止部に嵌め込むことを特徴とする門扉戸当りの端
面納め構造を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿ってこの発明の門
扉戸当りの端面納め構造についてさらに詳しく説明す
る。図1は、この発明の門扉戸当りの端面納め構造の一
実施形態を示した分解斜視図である。
【0009】図1に示したように、この発明の門扉戸当
りの端面納め構造では、天キャップ(3)は取付け片
(7)を2枚備え、これら2枚の取付け片(7)の各々
に突起部(8)が設けられる。門扉扉体(9)の縦框
(10)の端面に配設される戸当り部材(1)には、そ
の上下端部に左右方向に貫通する固定穴(11)が形成
される。
【0010】そして、この発明の門扉戸当りの端面納め
構造では、天キャップ(3)を戸当り部材(1)の上下
の端面(2)上に取り付ける際に、取付け片(7)に設
けられた2つの突起部(8)を戸当り部材(1)の上下
両端部に形成された固定穴(11)に嵌入させ、図2に
示したように、2枚の取付け片(7)で戸当り部材
(1)を左右両側から挟み込む。このように、突起部
(8)は、取付け片(7)において、戸当り部材(1)
の固定穴(11)への嵌入が可能な部位に設けられてい
るのである。天キャップ(3)は、突起部(8)の固定
穴(11)への嵌入と取付け片(7)の挟込みによっ
て、天キャップ(3)は戸当り部材(1)の上下の端面
(2)上にしっかりと取付固定される。このため、従来
の門扉戸当りの端面納め構造で指摘されていた部品点数
の問題が解消される。
【0011】すなわち、この発明の門扉戸当りの端面納
め構造では、基本的に、天キャップ(3)の取付けには
取付けネジを必要としない。より強固な固定が必要され
る場合に限って、図3に示したように、天キャップ
(3)には、表裏方向に貫通する固定穴(4)が形成可
能なたとえば大面積部等の部位に形成され、ここから取
付けネジを挿入し、これを戸当り部材(1)に設けるこ
とのできる上下方向に形成されたネジ穴にねじ込むこと
ができる。しかしながら、この取付けネジはあくまで補
強の意味で使用されるのであり、その使用は高々1本程
度で済む。また、取付けネジは、たとえば図4に示した
ように、天キャップ(3)に一体的に立設されるピン
(12)で代用することができる。ピン(12)の本数
は、単数又はこの図4に示したような2本以上の複数と
することができるが、複数の場合にもピン(12)は、
天キャップ(3)の製造時に天キャップ(3)と一体的
に形成されるため、部品点数の増加を招くことはなく、
しかも補強のための取付けネジの使用を省略することが
できる。このようなピン(12)によって、天キャップ
(3)の戸当り部材(1)の端面(2)からのめくり上
がり等が防止され、天キャップ(3)は、戸当り部材
)の端面(2)上に強固に取付固定される。
【0012】また、この発明の門扉戸当りの端面納め構
造では、天キャップ(3)に設けられた取付け片(7)
は2枚であり、このため、天キャップ(3)は、戸当り
部材(1)の上下いずれの端面(2)にも装着可能であ
る。単一種の天キャップ(3)の製造のみで対応可能と
なる。また、戸当り部材(1)は、図5に示したよう
に、線対称な断面形状とすることができ、天キャップ
(3)をこの戸当り部材(1)の端面(2)の形状に一
致する平面形状に形成することができる。この場合に
は、開き勝手に対して戸当り部材(1)が左右共通とな
り、単一種の戸当り部材(1)の使用が可能となる。戸
当り部材(1)をも含めた部品点数の削減が実現され、
現場施工性の向上に寄与することにもなる。
【0013】このように、この発明の門扉戸当りの端面
納め構造によって、天キャップ取付けのための部品点数
が削減され、コスト低減が図られる。また、取付けネジ
の使用が極力抑えられ、ネジ露出のない良好な仕上がり
外観の形成も可能となる。この発明の門扉戸当りの端面
納め構造では、たとえば図1に示したように、天キャッ
プ(1)については、2枚の取付け片(7)は、本体に
対して折曲げ自在に設けることができる。好ましくは、
取付け片(7)は、その根元を天キャップ(3)の上側
端縁に接続し、ここを折り目として折曲げ自在とする。
この場合、取付け片(7)の長さを本体の高さよりも長
めにすると、天キャップ(1)の戸当り部材(1)の端
面(2)への取付け操作が容易となる。
【0014】取付け片(7)に設ける突起部(8)は、
この図1に示したように、いずれか一方を凸状係止部
(13)とし、他方を凹状係止部(14)とする。突起
部(8)にこれら2種類の凸状係止部(13)及び凹状
係止部(14)を採用することにより、天キャップ
(1)の取付けにあたって、突起部(8)を戸当り部材
(1)の上下両端部に形成された固定穴(11)に嵌入
すると同時に凸状係止部(13)を凹状係止部(14)
に嵌め込むことができる。この凸状係止部(13)と凹
状係止部(14)の嵌合は、2枚の取付け片(7)によ
る戸当り部材(1)の挟込みを確実とし、また、天キャ
ップ(3)の取付固定を簡便とする。特に、取付け片
(7)が、前述したような折曲げ自在とされる場合に効
果的である。
【0015】
【0016】さらに、この発明の門扉戸当りの端面納め
構造では、図1及び図5に各々示したように、戸当り部
材(1)の左右両側面に互いに平行な一組のリブ(1
6)を突設することができる。この場合、天キャップ
(3)の取付け片(7)はリブ(16)間に納められ
る。このリブ(16)は、門扉扉体(9)の縦框(1
0)への取付けに際してのガイドとして機能する。縦框
(10)の端面は、これら図1及び図5に示したよう
に、一般に、切欠部(17)が形成され、開放されてい
る。この切欠部(17)の両側を形成する縦框(10)
の端縁にリブ(16)を当接することで上記ガイド機能
が実現される。戸当り部材(1)の取付けが簡便とな
り、施工性の向上に寄与する。また、リブ(16)は、
戸当り部材(1)を縦框(10)に固定するビス(1
8)の取付け時に発生するおそれのある戸当り部材
(1)の変形を防止するのにも役立つ。
【0017】なお、戸当り部材(1)取付け用のビス
(18)には、頭の低い、たとえばトラスタップピンネ
ジ、トラス小ネジ等の使用が好ましい。このような頭の
低いビス(18)を使用することにより門扉扉体間のチ
リ寸法への影響を極力小さくすることができる。もちろ
んこの発明は、以上の形態によって限定されるものでは
ない。天キャップ及び戸当り部材の大きさ、形状及び構
造等の細部については様々な態様が可能であることは言
うまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、門扉戸当りの端面納めに必要な部品点数を減らす
ことができ、コスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の門扉戸当りの端面納め構造の一実施
形態を示した分解斜視図である。
【図2】戸当り部材端面への天キャップの取付固定状態
を示した要部斜視図である。
【図3】この発明の門扉戸当りの端面納め構造に適用可
能な天キャップの一形態を示した斜視図である。
【図4】この発明の門扉戸当りの端面納め構造に適用可
能な天キャップの一形態を示した斜視図である。
【図5】この発明の門扉戸当りの端面納め構造に適用可
能な戸当り部材の一形態を示した断面図である。
【図6】従来の門扉戸当りの端面納め構造の一形態を示
した分解斜視図である。
【図7】従来の門扉戸当りの端面納め構造の一形態を示
した分解斜視図である。
【符号の説明】
1 戸当り部材 2 端面 3 天キャップ 4 固定穴 7 取付け片 8 突起部 9 門扉扉体 10 縦框 11 固定穴 12 ピン 13 凸状係止部 14 凹状係止部 16 リブ 17 切欠部 18 ビス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−280849(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 11/00 - 11/08 E05F 5/00 - 5/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天キャップの2枚の取付け片にそれぞれ
    設けられた突起部を、門扉扉体の縦框端面に配設された
    戸当り部材の上下端部に形成された固定穴に嵌入させ、
    2枚の取付け片で戸当り部材を左右両側から挟み込んで
    天キャップを戸当り部材の上下の端面上に取り付ける門
    扉戸当りの端面納め構造であり、天キャップの2枚の取
    付け片にそれぞれ設けられた突起部は、いずれか一方が
    凸状係止部で、他方は凹状係止部であり、突起部を戸当
    り部材固定穴に嵌入させる時に、凸状係止部を凹状係止
    部に嵌め込むことを特徴とする門扉戸当りの端面納め構
    造。
  2. 【請求項2】 戸当り部材は線対称な断面形状を有し、
    天キャップは、この戸当り部材の上下の端面形状に一致
    する平面形状に形成されている請求項1記載の門扉戸当
    りの端面納め構造。
  3. 【請求項3】 戸当り部材の左右両側面に互いに平行な
    一組のリブが突設され、天キャップの取付け片がそのリ
    ブ間に納められる請求項1又は2記載の門扉戸当り部材
    の端面納め構造。
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