JP3211058B2 - 合成樹脂製障子の補助部品取付構造 - Google Patents
合成樹脂製障子の補助部品取付構造Info
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- JP3211058B2 JP3211058B2 JP04182597A JP4182597A JP3211058B2 JP 3211058 B2 JP3211058 B2 JP 3211058B2 JP 04182597 A JP04182597 A JP 04182597A JP 4182597 A JP4182597 A JP 4182597A JP 3211058 B2 JP3211058 B2 JP 3211058B2
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- Japan
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- frame
- synthetic resin
- auxiliary component
- hollow
- mounting
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- Hinges (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製の開き
窓の合成樹脂製の障子に蝶番等の補助部品を取付ける構
造に関する。
窓の合成樹脂製の障子に蝶番等の補助部品を取付ける構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂製の上枠、下枠、左右縦枠を方
形枠状に連結して合成樹脂製の窓枠とし、合成樹脂製の
上框、下框、左右縦框を方形枠状に連結し、その内部に
ガラスを装着して合成樹脂製の障子とし、この障子の一
方の縦框と窓枠の一方の縦枠を蝶番で連結した合成樹脂
製の開き窓が知られている。
形枠状に連結して合成樹脂製の窓枠とし、合成樹脂製の
上框、下框、左右縦框を方形枠状に連結し、その内部に
ガラスを装着して合成樹脂製の障子とし、この障子の一
方の縦框と窓枠の一方の縦枠を蝶番で連結した合成樹脂
製の開き窓が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】合成樹脂製の縦框に蝶
番を取付けるには、縦框に鉄製の裏板を設け、この裏板
のビス孔にビスを螺合して蝶番を縦框に締付け固定する
のが一般的であるが、この取付け構造であると縦框の1
つの壁部分を蝶番と裏板で挾持することで蝶番を取付け
ているので、障子重量が1つの壁部分に作用し、その壁
部分が変形等することがあって、蝶番の取付強度が弱
く、障子の窓枠への取付強度も弱くなってしまう。
番を取付けるには、縦框に鉄製の裏板を設け、この裏板
のビス孔にビスを螺合して蝶番を縦框に締付け固定する
のが一般的であるが、この取付け構造であると縦框の1
つの壁部分を蝶番と裏板で挾持することで蝶番を取付け
ているので、障子重量が1つの壁部分に作用し、その壁
部分が変形等することがあって、蝶番の取付強度が弱
く、障子の窓枠への取付強度も弱くなってしまう。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした合成樹脂製障子の補助部品取付構造を提供す
ることを目的とする。
ようにした合成樹脂製障子の補助部品取付構造を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、合成樹脂製障
子の框を、補助部品取付用中空部を有する形状とし、こ
の補助部品取付用中空部内に中空枠材を嵌合し、補助部
品を挿通したビスを、補助部品取付用中空部を形成する
先端壁及び中空枠材の一端壁を貫通して中空枠材の対向
した2つの壁に螺合することで補助部品を補助部品取付
用中空部を形成する先端壁に取付けたことを特徴とする
合成樹脂製障子の補助部品取付構造である。
子の框を、補助部品取付用中空部を有する形状とし、こ
の補助部品取付用中空部内に中空枠材を嵌合し、補助部
品を挿通したビスを、補助部品取付用中空部を形成する
先端壁及び中空枠材の一端壁を貫通して中空枠材の対向
した2つの壁に螺合することで補助部品を補助部品取付
用中空部を形成する先端壁に取付けたことを特徴とする
合成樹脂製障子の補助部品取付構造である。
【0006】
【作 用】本発明によれば、中空枠材に螺合したビス
によって対向した2つの壁が若干拡開変形して補助部品
取付用中空部の対向した2つの壁に圧着するので、補助
部品は補助部品取付用中空部を形成する先端壁と対向し
た2つの壁とで支持されるし、補助部品取付用中空部が
中空枠材で補強される。
によって対向した2つの壁が若干拡開変形して補助部品
取付用中空部の対向した2つの壁に圧着するので、補助
部品は補助部品取付用中空部を形成する先端壁と対向し
た2つの壁とで支持されるし、補助部品取付用中空部が
中空枠材で補強される。
【0007】これによって、補助部品の框への取付強度
が大となって、補助部品を合成樹脂製障子に強固に取付
けできる。
が大となって、補助部品を合成樹脂製障子に強固に取付
けできる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1と図2に示すように、合成樹
脂製の上枠1、下枠2、左右縦枠3を方形枠状に連結し
て合成樹脂製の窓枠4としてある。合成樹脂製の上框
5、下框6、左右縦框7を方形枠状に連結し、その内部
にガラス8を装着して合成樹脂製の障子9としてある。
脂製の上枠1、下枠2、左右縦枠3を方形枠状に連結し
て合成樹脂製の窓枠4としてある。合成樹脂製の上框
5、下框6、左右縦框7を方形枠状に連結し、その内部
にガラス8を装着して合成樹脂製の障子9としてある。
【0009】前記上框5、下框6、縦框7は中空本体1
0の外面における見込み方向一側部に中空形状の外向突
起部11、内面における見込み方向他側部に内向突起部
12が一体的に設けてあり、前記中空本体10の内面に
おける見込み方向一側部に押縁13が取付けられてガラ
ス取付用凹部14を形成している。このガラス取付用凹
部14にガラス8が装着してある。
0の外面における見込み方向一側部に中空形状の外向突
起部11、内面における見込み方向他側部に内向突起部
12が一体的に設けてあり、前記中空本体10の内面に
おける見込み方向一側部に押縁13が取付けられてガラ
ス取付用凹部14を形成している。このガラス取付用凹
部14にガラス8が装着してある。
【0010】前述のように、上框5、下框6、縦框7は
同一断面形状であって、押縁13を外した状態で端部を
45度に切断し、突き合せて溶着等で方形枠状に連結
し、その後にガラス8を各内向突起部12にシール材1
5を介して押しつけ、押縁13を取付けて障子9を組み
立てする。
同一断面形状であって、押縁13を外した状態で端部を
45度に切断し、突き合せて溶着等で方形枠状に連結
し、その後にガラス8を各内向突起部12にシール材1
5を介して押しつけ、押縁13を取付けて障子9を組み
立てする。
【0011】前記各外向突起部11にはシール片16が
一体的に設けてあり、上枠1、下枠2、縦枠3の室外面
1a,2a,3aに圧接するようにしてある。
一体的に設けてあり、上枠1、下枠2、縦枠3の室外面
1a,2a,3aに圧接するようにしてある。
【0012】前記窓枠4の一方の縦枠3と障子9の一方
の縦框7とに亘って蝶番20が取付けてある。この蝶番
20は第1取付片21と第2取付片22をピン23で回
動自在に連結してある。第1取付片21が縦枠3の室外
面3aにビス24で取付けてある。第2取付片22が縦
框7の外向突起部11にビス25で取付けてある。前記
ビス24は縦枠3の中空部26内に設けた鉄製又はアル
ミ製の補強材27に螺合してある。
の縦框7とに亘って蝶番20が取付けてある。この蝶番
20は第1取付片21と第2取付片22をピン23で回
動自在に連結してある。第1取付片21が縦枠3の室外
面3aにビス24で取付けてある。第2取付片22が縦
框7の外向突起部11にビス25で取付けてある。前記
ビス24は縦枠3の中空部26内に設けた鉄製又はアル
ミ製の補強材27に螺合してある。
【0013】次に第2取付片22を外向突起部11(縦
框7)に取付ける具体構造を説明する。図3に示すよう
に、外向突起部11の中空部30(補助部品取付用の中
空部)内にアルミ製の中空枠材31が長手方向全長に亘
って挿入してある。なお、中空部30の内面30aには
位置決め用突片32が一体的に設けてあって、この位置
決め用突片32で中空枠材31を面内方向に位置決めし
ている。
框7)に取付ける具体構造を説明する。図3に示すよう
に、外向突起部11の中空部30(補助部品取付用の中
空部)内にアルミ製の中空枠材31が長手方向全長に亘
って挿入してある。なお、中空部30の内面30aには
位置決め用突片32が一体的に設けてあって、この位置
決め用突片32で中空枠材31を面内方向に位置決めし
ている。
【0014】ビス25はテクスビスであって、第2取付
片22の穴33を挿入して外向突起部11の先端壁11
a及び中空枠材31の一端壁31aより中空枠材31の
対向した2つの壁31bに螺合される。34は取付座金
である。
片22の穴33を挿入して外向突起部11の先端壁11
a及び中空枠材31の一端壁31aより中空枠材31の
対向した2つの壁31bに螺合される。34は取付座金
である。
【0015】このようであるから、ビス25の螺合によ
って中空枠材31の対向した2つの壁31bが若干拡開
変形して外向突起部11の中空部30の内面30aに圧
着するので、第2取付片22は外向突起部11の先端壁
11aと対向した2つの壁11bとで支持され、第2取
付片22の取付強度が大となるばかりか、外向突起部1
1が中空枠材31で補強されて障子9を窓枠4に強固に
開閉自在に取付けできる。
って中空枠材31の対向した2つの壁31bが若干拡開
変形して外向突起部11の中空部30の内面30aに圧
着するので、第2取付片22は外向突起部11の先端壁
11aと対向した2つの壁11bとで支持され、第2取
付片22の取付強度が大となるばかりか、外向突起部1
1が中空枠材31で補強されて障子9を窓枠4に強固に
開閉自在に取付けできる。
【0016】以上の実施の形態ではテクスビスを用いた
が、先端壁11a、一端壁31aに孔を形成して通常の
ビスを用いても良い。また、蝶番に限らず煽り止めアー
ム、錠等の補助部品の取付けに適用できる。
が、先端壁11a、一端壁31aに孔を形成して通常の
ビスを用いても良い。また、蝶番に限らず煽り止めアー
ム、錠等の補助部品の取付けに適用できる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、中空枠材に螺合したビ
スによって対向した2つの壁が若干拡開変形して補助部
品取付用中空部の対向した2つの壁に圧着するので、補
助部品は補助部品取付用中空部を形成する先端壁と対向
した2つの壁とで支持されるし、補助部品取付用中空部
が中空枠材で補強される。
スによって対向した2つの壁が若干拡開変形して補助部
品取付用中空部の対向した2つの壁に圧着するので、補
助部品は補助部品取付用中空部を形成する先端壁と対向
した2つの壁とで支持されるし、補助部品取付用中空部
が中空枠材で補強される。
【0018】これによって、補助部品の框への取付強度
が大となって、補助部品を合成樹脂製障子に強固に取付
けできる。
が大となって、補助部品を合成樹脂製障子に強固に取付
けできる。
【図1】本発明の実施の形態を示す合成樹脂製開き窓の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す合成樹脂製開き窓の
横断面図である。
横断面図である。
【図3】蝶番取付部の拡大図である。
1…上枠 2…下枠 3…縦枠 4…窓枠 5…上框 6…下框 7…縦框 8…ガラス 9…障子 11…外向突起部 20…蝶番(補助部品) 22…第2取付片 25…ビス 30…中空部(補助部品取付用中空部) 31…中空枠材。
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂製障子の框を、補助部品取付用
中空部を有する形状とし、この補助部品取付用中空部内
に中空枠材を嵌合し、補助部品を挿通したビスを、補助
部品取付用中空部を形成する先端壁及び中空枠材の一端
壁を貫通して中空枠材の対向した2つの壁に螺合するこ
とで補助部品を補助部品取付用中空部を形成する先端壁
に取付けたことを特徴とする合成樹脂製障子の補助部品
取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04182597A JP3211058B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | 合成樹脂製障子の補助部品取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04182597A JP3211058B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | 合成樹脂製障子の補助部品取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10238229A JPH10238229A (ja) | 1998-09-08 |
JP3211058B2 true JP3211058B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=12619068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04182597A Expired - Lifetime JP3211058B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | 合成樹脂製障子の補助部品取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3211058B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6195756B2 (ja) * | 2013-04-05 | 2017-09-13 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
JP6580235B2 (ja) * | 2018-10-26 | 2019-09-25 | 三協立山株式会社 | 建具 |
-
1997
- 1997-02-26 JP JP04182597A patent/JP3211058B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10238229A (ja) | 1998-09-08 |
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Legal Events
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